JPS5842255Y2 - カ−トンケ−スから細長い紙袋包装体を取り出す装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は備差を収納した細長い円筒形の紙袋包装体を横
置収容したカートンケースを相接してコンベヤーにより
水平方向に搬送し、該搬送されてきた最先のカートンケ
ースから包装体を取り出す装置に関する。

上記細長い円筒形の紙袋包装体は備品用の円形の備差を
多数積み重ねて円筒形状になし、これを備差の直径より
可成り大きい直径の円筒形の紙袋に収納し、端部を閉じ
てでき上る。

この包装体はカートンケース内に多列多段、例えば５個
並列に横置し、その上に仕切りの厚板紙をのせて、その
上（こ５個並列に横置して５列、２段積みの如く収容さ
れ、備品充填業者のところＱこ送られる。

ここでは、カートンケースから包装体を取り出し、その
包装体から備差を取り出して、備差巻締め機に供給する
。

備差巻締め機は、毎分１００罐位のものから１０００罐
以上のものまで種々あるが、高速機の場合には、上記の
備差の供給作業をすべて人手で行うときには、少くとも
１名の専属作業者が必要である。

コストダウンの必要からすべての作業に省力化の要求が
あり、この作業についても省力化が望まれている。

本考案はこの要望（こ応えてなされたものである。

連語や瓶詰等を多数収容したカートンケースが所定位置
に至ったときに、把持爪が下降してきて１段Ｇこ整置さ
れている多数の瓶詰等を一斉に同時に保持して上昇し、
その上昇位置のまま移行してカートンケース外の所定位
置に至り、下降して保持した瓶詰等を全部−斉に放置す
る装置は多々あるが、本考案は、カートンケース内（こ
収容される物品を細長い円筒形の紙袋包装体に限定し、
この包装体の紙袋を孤持して該包装体を吊り上げた時に
、該孤持が所定通りなされていることを検知する装置を
具備していることと、コンベヤー上に相接して進行して
くるカートンケースの最先のカートンケースを所定個所
に位置させて、収容している包装体を取り出し、該取り
出しが終了後、空のカートンケースをコンベヤー上から
排除し、次のカートンケースを所定位置にまで進めて位
置させるという作業を自動的に繰り返すために、コンベ
ヤー上の２番目のカートンケースを所定個所にある最先
のカートンケースから離れた所定位置に停止待機させる
装置を具備しているところに特徴がある。

詳細には、コンベヤーにより搬送されてきた上面が開放
されているカートンケース内に１段又は多数に収容され
ている多数の物品を、保持装置で一段に収容されている
物品全部を同時に保持して、カートンケースから上方に
吊り上げ、移動させてカートンケース外の区域に降す装
置において、該コンベヤーが自転するコロを並列に多数
設けた水平コンベヤーであり、該コンベヤー上にあって
相接して搬送されてくる２番目のカートンケースが所定
位置に至ったことを検知する検知器からの指令により上
昇して該２番目のカートンケースの進行方向側底面に接
しカートンケースの進行方向側底面を持ち上げて該２番
目カートンケース以降のカートンケースの搬送を停止さ
せ、１番目のカートンケースから全物品の取り出しが終
り該１番目のカートンケースが上記コンベヤー上から排
出された後、上記進行方向側底面が持ち上げられていた
カートンケースをコンベヤー上に降してカートンケース
以降のカートンケースの搬送を可能にする搬送制御装置
と、前記物品が横置されている細長い円筒形の紙袋包装
体であり、前記物品保持装置が該包装体１個について紙
袋の上側部分を長手方向の２個所でそれぞれ猟持する猟
持片を備えていて、カートンケース内に並列横置されて
いる複数個の包装体を同時に孤持するように作動する装
置であって、上記の２個所を孤持して吊り上げたときに
は、該猟持間の包装体部分Ｏこより押し上げられ適の信
号を発し、上記２個所のうちの１個所でも猟持しないと
きには、包装体で押し上げられず否の信号を発する孤持
適否検知装置とを具備していることを特徴とするカート
ンケースから細長い紙袋包装体を取り出す装置である。

本考案の具体例を図面について説明する。

第１図は本考案の具体例装置の全体斜視図、第２図はコ
ンベヤー上のカートンケースの前進を停止させる停止装
置を、カートンケース進行路に直交する面から見た部分
断面図、第３図は猟持検知装置の作動部分を示す側面図
、第４図は猟持片作動説明図である。

第１図においてＡはカートンケース３ａ、３ｂ’。

３ｃ・・・・・・を水平方向に搬送するコンベヤーで、
側板１，１′に回転自在に支承されているコロ２を多数
並列に設けてあり、該コロ２は駆動チェノ（図示せず）
により同速で同方向に自転させられ、このコロ２上に載
置されている物品を、該コロの自転によって進行させる
形式の周知のコンベヤーを用いた。

５はコロを１本取り除いてできた間隙６のところから上
昇し、下降するカートンケース停止装置Ｆ（このカート
ンケース停止装置については後で詳説する）の停止装置
エヤーシリンダーであり、７はコロを夫々１本除去して
できた間隙８．９のところから上昇して、該間隙８，９
を跨いでコンベヤー上に載置されている収容物品が全部
取り出されて空函になったカートンケースを、コンベヤ
ー外に（第１図の手前側に）排出するカートンケース排
出装置の排出エヤーシリンダーである。

Ｂは、コンベヤーＡの端部に接してコンベヤーＡと直交
する方向にのびいて、カートンケースから取り出された
物品を支持する物品支持台又は搬送する物品搬送コンベ
ヤー（以下物品支持台という）で、１１は枠台、１２は
談合に設けた物品支持板、又は物品搬送コンベヤー面（
以下物品支持板という）である。

ＣはコンベヤーＡ上の最先のカートンケース内から、カ
ートンケースに収容された物品を保持して吊り上げ、上
記物品支持板１２上に移動して、支持板上Ｏこ載置する
運搬装置で、コンベヤーＡが接する物品支持台Ｂの側面
と反対の側面に固定された固定支脚２１、コンベヤーＡ
を直角に跨いで該固定支脚２１と対面する跨架支脚２２
、該固定支脚２１と跨架支脚２２（こ架設されＬ型部品
２５゜２５′（図示せず）２６．２６’により固定され
コンベヤーＡの上方（こ、水平方向にのびコンベヤーＡ
と平行な２本の案内レール２３，２４、該案内レール２
４の外側（案内レール２３と対面しない側）に該外側面
に沿って設けてあり該レール２４のほぼ全長に等しい長
さの水平エヤーシリンダー２７、該水平エヤーシリンダ
ー２７の両端を案内レール２４に固定する固定板２８．
２８’、該案内レール２３．２４に案内され、該エヤー
シリンダー２７によって水平方向に往復動させられる物
品移動装置Ｄ１及び、コンベヤーＡ上の物品取り出しの
所定個所にある最先のカートンケースの上方にあり、前
記案内レール２３の外側（案内レール２４と対面しない
側）に固定された仕切板除去装置Ｅとからなる。

そして物品移動装置りは、上記案内レール２３゜２４に
案内され、エヤーシリンダー２７の往復動部品（図示せ
ず）（こ固装されている被案内部品４０、該被案内部品
４０に抱持され、垂直方向（こ作動する垂直エヤシリン
ダー４１、該エヤシリンダー４１から下方に突している
２本の突出作動棒４２、以下は第３図も参照して該突出
作動棒４２の下端に固定されている固定板４３、該固定
板４３に張りスプリング４４を介して４本のボルト４５
により弾性的に吊持されている吊持板４６、該吊持板４
６の下面に固定された所望偶数（本具体例では１０個）
の孤持装置４７、物品長手方向と平行方向にある２個の
猟持装置の間にあり該吊持板４６の下面に固定された物
品机持吊り上げ検知装置４８とからなる。

前記仕切板除去装置Ｅは案内レール２３の外側面Ｇこ固
定された支持板６１、該支持板６１に固定された回動手
段６２、該回動手段の回動軸６３に固定されている腕６
４、該腕６４の下端部分に、ブロック６６により固定さ
れている小型垂直エヤーシリンダー６５及び該小型垂直
エヤーシリンダー６５のピストンロンドロ８の先端Ｑこ
固定されている吸引板６７とからなる。

上記猟持吊り上げ検知装置４８は、吊持板４６の下面に
固定された吊下部品７１の中空円筒状部品７２に上下動
自在に挿入されているピン７３、該ピン７３の下端の水
平円板７４、該中空円筒状部品７２に近接して設けてあ
り該ピン７３の上下動によって作動させられるレバー７
６をもつマイクロスイッチ７５、該マイクロスイッチ７
５が支持固定される固定板７７とを具備し、上記ピン７
３の上下方向の動きを可能とし、下方位置を決めるため
に、中空円筒状部品７２（こは長孔の窓７８が設けてあ
り、該窓７８内にありピン７３に直交し、該ピン７３に
植設又は嵌設した小ピン７９をもつ。

又、前記したカートンケース停止装置Ｆは、第２図に示
すように、コンベヤーＡの側板１，１′にそれぞれ固定
されたアングル板９１．９１’に渡した平板９２、該平
板９２の下面側に固定垂下したエヤーシリンダ５、該平
板９２の上面側に固定した門型部品９３、該門型部品９
３の水平部分９４を貫通する２本の垂直ロッド９５，９
５’ 。

該垂直ロンド９５．９５’の下端部を連結する丁連結板
９６、該垂直ロンド９５．９５’の上端部を連結する上
連結横棒９７、該下連結板９６と、前記平板９２を貫通
して上方にのびている固定垂下エヤーシリンダー５のピ
ストンロンド９８とを連結する連結部品９９とを具備し
ている。

尚前記孤持装置４７は市販品を使用したがその構造は第
４図に示してあり、エヤーシリンダーの外筒１０１、該
外筒１０１の内室１０２内に摺動自在に挿入されている
ピストン１０３、該ピストンの下面側（こ加圧空気を導
く通路１０４、該通路１０４と空気配管（図示せず）と
を結ぶ導入口１０５、ピストン１０３の上面と内室１０
２の頂面１０６との間に設けた圧縮スプリング１０７、
外筒の下端から更らに垂下し対面する垂下片１０８゜１
０８’（図示せず）、該垂下片１０８，１０８’の間に
あり、垂下片の固定ピン１０９，１０９’に回動自在に
装着され、前記ピストン１０３と１体でありピストン１
０３の中心部分から垂下する突出片１１０に関し左右対
称の逆側り字形部品１１１．１１１’、該逆側り字形部
品１１１゜１１１′の横方向延出部分に設けである横Ｕ
字形の切込み１１３，１１３’（図示せず）と係合する
上記突出片１１０の下端部分に設けた保合ピン１１２、
及び逆側り字形部品ｉｉｉ、ｉｉｉ’のそれぞれ（こ固
着した孤持片１１４，１１４’とからなる。

そこで導入口１０５から加圧空気が導入されると、ピス
トン１０３をスプリング１０７の圧力（こ抗して上昇さ
せることとなり、係合ピン１１２が上昇して逆側り字形
部分１１１を固定ピン１０９のまわり（こ反時計方向に
回動じ、１１１′を固定ピン１０９′のまわりに時計方
向に回動し猟持片１１４，１１４’を対面接触させる。

従って猟持片１１４，１１４’の間（こある物品を圧挟
することになる。

導入口１０５から加圧空気を吸引するときにはピストン
１０３はスプリングの張力により下降させられそして猟
持片１１４，１１４’は第４図の位置に復する。

本具体例の装置は次のように作動する。

コンベヤーＡ上に載置されたカートンケースは、第１図
の右から左に向って進行させられる。

最先のカートンケース３ａが停止位置よりも所定間隔前
に至ったことを適宜周知手段（光学的手段、電気的手段
）により検知し、該検知した信号により停止装置の固定
垂下シリンダー５が作動して、コロ２よりも突出してい
なかった上連結横棒９７をコンベヤーの間隙６のところ
から上昇させてコロ２よりも上方に突き出して２番目の
カートンケース３ｂの進行方向側底面と接してカートン
ケースを押し上げる。

そこでカートンケースの反進行方向側端部底面のみがコ
ロと接することになりカートンケース３ｂは進行を停止
し、後続のカートンケース３ｃ以降も停止する。

尚カートンケース上面は、コンベヤーに載置された時に
開口しである。

最先のカートンケース３ａは尚前進し、コンベヤーＡの
最先端に設けた周知の適宜な検知器（図示せず）と接す
る。

この検知によりカートンケース３ａ挾持手段（図示せず
）でカートンケースの前後を挾持すると共に、上方にあ
った物品移動装置りの垂直エヤーシリンダ−４１が作動
させられ、突出作動棒４２より下方にある部分全体がカ
ートンケース３ａ内に横置並列して収容されている長さ
が約８０（１７７１の５個の円筒形の紙袋包装体４に向
って下降し、１個の包装体の紙袋を長手方向に約１５の
位間隔をへだててその中央より均等に隔たった位置付近
で２個の猟持装置４７でもって孤持し、５個の包装体を
同時に孤持した後、垂直エヤーシリンダー４１に指令が
与えられて机持装置４７は上昇し、包装体がカートンケ
ースから上方に出て所定高さになったところで停止し、
次に水平エヤーシリンダー２７に指令が出されて物品移
動装置りは包装体５個を猟持吊り下げたまま、第１図に
示す位置に至り停止し垂直エヤーシリンダー４１の作動
により下降し、孤持を解き包装体を物品支持台１２上に
おく。

一方ではカートンケース内に包装体が２段又は２段以上
に積まれて収容され各段の間（こ仕切厚板紙が挿置され
ているときには、物品移動装置りが第１図に示す位置に
至った時に、横方向にあった腕６４が回動手段６２４こ
より回動されて第１図の垂直位置に至り次に小型垂直エ
ヤ・−シリンダー６５により吸引板６７が下降させられ
仕切厚板紙と接し、吸引し次にカートンケースよりも高
く仕切板を上昇させた後、回動手段により腕６５が横方
向に回動させられ、そこで腕は停止させられ、吸引板は
吸引を中止して、仕切厚板紙を解放する。

この作動は物品移動装置りが、所定位置に停止している
最先のカートンケース上に復動してくる間に行われる。

カートンケース内の２段目の５個の包装体は１段目のと
きと同様にして、物品支持台１２上に移される。

包装体全部が取り出されたカートンケース３ａはコンベ
ヤーＡの下側に設けたエヤーシリンダー７が作動し、こ
のエヤーシリンダーの作動によりコンベヤーの間隙８，
９から傾斜バーが突出し、カートンケース３ａをコンベ
ヤーＡ外に辷り落し排出する。

カートンケース３ａの排出の信号を受けて、停止装置Ｆ
のエヤーシリンダー５が作動しカートンケース３ｂを下
降して底面全体をコロと接触させ、従って３ｂ以下のカ
ートンケースは前進を開始する。

こうして本具体例装置は、それぞれの部署の装置が時間
の流れに従い前の作動が終った後に次の作動を行ない。

次々とカートンケース内の包装体が取り出され移される
。

本考案の装置は、上述の通り、カートンケースを順次進
め、カートンケース内から包装体を取り出し移す作動を
自動的（こ確実に繰返し行い、人手を全く除くことがで
きるのであるが、唯一つ包装体の紙袋の猟持のみが必ず
確実に行われるという保証がない。

これは、コンベヤーＡ上に載置されるカートンケースの
位置（巾方向）に２〜３ｃｒｆＬ位のずれが生じること
、及び包装体の収容が容易なようにカートンケース内に
並置される包装体の横方向の５個の合計中よりもカート
ンケースの内申が若干広くなっていることから、各所持
装置の真下に各包装体が常にあるとは限らず、すれたと
ころに位置することがあり、このずれている場合に紙袋
の所持ができないことがあるからである。

そして１個の包装体を所持すべき２個の所持装置が何れ
も所持しないときにはこの１個がカートンケース内Ｏこ
残り、次に下の段の包装体を所持するため（こ下降の際
（ここの残った包装体に下降を阻害された所持装置が破
損することになり、又包装体内の物品を甚しく傷つける
ことになる。

又２個の担持装置のうち１個のみが所持しない場合には
、包装体は１個の所持装置で所持され傾いて吊り上げら
れ、そこで傾斜下側の包装体が、カートンケースから上
方に出す、物品移動装置りが移動時にカートンケースの
側壁と衝突して移動が阻止され、所持された紙袋が破れ
、紙袋内の物品が散乱することｌこなる。

これらの状態の発生を防止するため（こ、本考案の装置
は、前記の所持吊り上げ検知装置４８を具備している。

この検知装置は次のように作動する。

第３図を参照して２個の所持装置４７．４７’が包装体
の紙袋を所持したときに、包装体に円板７４が接して所
持片１１４，１１４’の高さまで上昇させられる。

そこでピン７３が上昇して、鎖線で示す７３′の位置ま
で上昇させられ、このピンの上昇でマイクロスイッチ７
５のレバー７６が第３図の右方に移動させられスイッチ
が作動する。

一方所持装置４７の所定上昇位置を検知する手段（図示
せず、例：吊持板と接し作動させられるマイクロスイッ
チ）が作動し、前記各包装体により作動するマイクロス
イッチ７５のすべてと該検知手段が共に作動した場合に
は、正常の場合であり、以後の作動は順次行われる。

しかし５個の包装体のうちの１個の包装体の２個のうち
の１個でも所持がなされず、ピン７３が上昇させられな
いときには警報を発し、以後の作動は、停止させられる
。

この場合、警報により、カートンをコンベヤーにのせて
いる作業員が２個所の所持の何れか、又は両者がなされ
てない包装体を手作業で装置から取り出し物品支持台上
Ｏこ移したのち、本考案装置に作動を再開させる信号を
与えて以後の作動を継続させる。

本考案装置は従来作業者１名を必要としていたカートン
ケースから包装体を支持台上Ｏこ整置する作業を全部自
動的に行うことができ、省力化に寄与する装置である。

この作業を全部自動的に行うために、コンベヤー上に載
置した最先のカートンケースをコンベヤーの最先個所で
所定位置に停止した時に、２番目のカートンケースを最
先のカートンケースと適宜間隔をあけた位置に停止させ
ておく装置として、コンベヤーのコロの間から突出して
２番目のカートンケースの進行方向側底面と接しカート
ンケースを持ち上げる停止装置を設けたので、最先のカ
ートンケースと接して進行中の２番目のカートンケース
の進行を停止させることができ、最先のカートンケース
と間隔をあけることができ、従って最先のカートンケー
スを下から持ち上げ傾けるのみでコンベヤー外に排出で
きた。

更らに多数の所持装置のうちの１個でも所持に失敗した
ときには、その失敗自体によって、作動する所持検知装
置を具備したので所持に失敗したものが１個でもあると
きにはこれを、物品移動装置が移動する前に確実に検知
できるので、包装体の破損、傷つきや装置が破損するこ
とを防止できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の具体例装置の全体斜視図、第２図はコ
ンベヤー上のカートンケースの前進を停止させる停止装
置を、カートンケース進行路（こ直交する面から見た部
分断面図、第３図は所持検知装置の作動部分を示す側面
図、第４図は所持片作動説明図である。 図中、Ａは水平コンベヤー、Ｂは物品支持台、Ｃは運搬
装置、Ｄは物品移動装置、Ｅは仕切板除去装置、Ｆはカ
ートンケース停止装置、３ａ。 ３ｂ 、 ３ｃ 、・・・・・・はカートンケース、４
は紙袋包装体、５ 、７ 、２７ 、４１はエヤーンリ
ンダ−４７は所持装置、４８は所持吊り上げ検知装置、
１１４．１１４’は担持片である。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンベヤーにより搬送されてきた上面が開放されている
   カートンケース内に１段又は多段Ｏこ収容されている多
   数の物品を、保持装置で一段に収容されている物品全部
   を同時（こ保持して、カートンケースから上方に吊り上
   げ、移動させて、カートンケース外の区域に降す装置に
   おいて、 該コンベヤーが自転するコロを並列に多数説けた水平コ
   ンベヤーであり、該コンベヤー上にアラて相接して搬送
   されてくる２番目のカートンケースが所定位置に至った
   ことを検知する検知器からの指令により上昇して該２番
   目のカートンケースの進行方向側底面に接しカートンケ
   ース進行方向側底面を持ち上げて該２番目カートンケー
   ス以降のカートンケースの搬送を停止させ、１番目のカ
   ートンケースから全物品の取り出しが終り該１番目のカ
   ートンケースが上記コンベヤー上から排出された後、上
   記進行方向側底面が持ち上げられていたカートンケース
   をコンベヤー上に降して該カートンケース以降のカート
   ンケースの搬送を可能にする搬送制御装置と、 前記物品が横置されている細長い円筒形の紙袋包装体で
   あり、前記物品保持装置が、該包装体１個について紙袋
   の上側部分を長平方向の２個所でそれぞれ猟持する猟持
   片を備えていて、刀−トンケース内に並列横置されてい
   る複数個の包装体を同時に孤持するように作動する装置
   であって、上記の２個所を猟持して吊り上げたときには
   、該孤持間の包装体部分により押し上げられ適の信号を
   発し、上記２個所のうちの１個所でも孤持しないときに
   は、包装体で押し上げられず否の信号を発する猟持適否
   検知装置とを具備していることを発徴とするカートンケ
   ースから細長い紙袋包装体を取り出す装置。