JPS5841756A - 無機硬化体の製法 - Google Patents
無機硬化体の製法Info
- Publication number
- JPS5841756A JPS5841756A JP56137625A JP13762581A JPS5841756A JP S5841756 A JPS5841756 A JP S5841756A JP 56137625 A JP56137625 A JP 56137625A JP 13762581 A JP13762581 A JP 13762581A JP S5841756 A JPS5841756 A JP S5841756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tsh
- paraffin
- latex
- coated
- curing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/10—Coating or impregnating
- C04B20/1018—Coating or impregnating with organic materials
- C04B20/1029—Macromolecular compounds
- C04B20/1044—Bituminous materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の目的
本発明は高炉スラグを成分として含む無機質硬化体の諸
物性の、特に吸湿した場合、あるいは凍結融解のくり返
される雰囲気変化めあった場合の板の膨潤の低下を図る
ためになされたものである。
物性の、特に吸湿した場合、あるいは凍結融解のくり返
される雰囲気変化めあった場合の板の膨潤の低下を図る
ためになされたものである。
膨潤を少なくすることは板の歪の発生することを防ぐの
に役立つ。
に役立つ。
(2)従来例
エトリンガイト〔以下丁8Hと称す)を含む無機硬化体
を製造する場合に限らないが、養生を行なろ場合通常、
グリーンシートを多段に積み重ねて行なうのが通常であ
る。このような養生Kmいては周囲からの加熱に対して
、周辺部と内部とに相当大きな温度差が生じ、製品の性
能のバラツキの原因となっていた。とりわけ膨潤性は、
このバラツキにより大きく左右され、対策を請じる必要
があった。
を製造する場合に限らないが、養生を行なろ場合通常、
グリーンシートを多段に積み重ねて行なうのが通常であ
る。このような養生Kmいては周囲からの加熱に対して
、周辺部と内部とに相当大きな温度差が生じ、製品の性
能のバラツキの原因となっていた。とりわけ膨潤性は、
このバラツキにより大きく左右され、対策を請じる必要
があった。
(3) 発明の構成
本発明はスラグセメントあるいは高炉スラグを主成分と
する無機硬化体を製造する場合に、TSH脱水物粒子全
表面を、パラフィンで被覆し、ついでラテックスで被覆
したものを、予め配合してお(ことを特徴とする。
する無機硬化体を製造する場合に、TSH脱水物粒子全
表面を、パラフィンで被覆し、ついでラテックスで被覆
したものを、予め配合してお(ことを特徴とする。
本発明の対象となる無硬化体は硬化過程にセいて硫黄分
の発生するスラグセメント、高炉スラグ(硬化剤を配合
して使用するものとする)など。
の発生するスラグセメント、高炉スラグ(硬化剤を配合
して使用するものとする)など。
あるいはこれらにエトリンガイト(以下Ta1lという
)を混在させた系をマトリックスとする硬化体である。
)を混在させた系をマトリックスとする硬化体である。
これらは、マトリックス成分を必要に応じて配合する補
強材、骨材等と共に水と混合し、スラリー状となし、注
型法、抄造法などの賦形手段を用いて、グリーンシート
となし、これを複数枚積み重ねて養生する工程を経て製
造される。
強材、骨材等と共に水と混合し、スラリー状となし、注
型法、抄造法などの賦形手段を用いて、グリーンシート
となし、これを複数枚積み重ねて養生する工程を経て製
造される。
本発明は以上の場合に、TSH脱水物粒子の被覆体を併
用゛するのである。TSHは大量の結晶水を含んでいる
が100℃以、上の高温下ではそのほとんどが脱水され
る。’IJH脱水物が吸水をすると、再び結晶水を確保
すると共に大量の熱を放出する本発明はかかる性質を有
効に利用しようとするものである。
用゛するのである。TSHは大量の結晶水を含んでいる
が100℃以、上の高温下ではそのほとんどが脱水され
る。’IJH脱水物が吸水をすると、再び結晶水を確保
すると共に大量の熱を放出する本発明はかかる性質を有
効に利用しようとするものである。
TSH脱水粒子の被覆体は以下の手順で行なわれる。も
つとも以下の方法は例示にすぎない。
つとも以下の方法は例示にすぎない。
■ TSHの脱水
TSHを100℃以上の雰囲気中に放置して、完全番ζ
脱水させる。
脱水させる。
■ TSH脱水物の粒子調整
TSH脱水物を直径数−程度に粒度調整する。
■ 表面被覆
TSHをそのま一吸水させると短時間のうちに発熱が完
了するので、グリーンシートの養生期間中−々に発熱が
進行するよ引こ表面をパラフィン初よびラテックスでコ
ーティングする。
了するので、グリーンシートの養生期間中−々に発熱が
進行するよ引こ表面をパラフィン初よびラテックスでコ
ーティングする。
コーティングはマイクロカプセルを造る装置を用いて行
なう。たとえば二重円筒内に融解したパラフィンを入れ
内部円筒を回転させる。円筒中心部゛にTSH脱水物粒
子を投入すると遠心効果で外部円筒側に移行し、取出口
から採取できる。さら番こ同様の方法番こよってラテッ
クスにより二重被覆を施こす。
なう。たとえば二重円筒内に融解したパラフィンを入れ
内部円筒を回転させる。円筒中心部゛にTSH脱水物粒
子を投入すると遠心効果で外部円筒側に移行し、取出口
から採取できる。さら番こ同様の方法番こよってラテッ
クスにより二重被覆を施こす。
■ 被覆粒子の乾燥
採取した被覆粒子を常温(50’e以下)で乾燥する。
■ 以上のよ引こして得た被覆粒子は、理想的にはTS
H脱水物粒子を第一層としてのパラフィン層が囲み、そ
の上にラテックス層が形成され二重の被覆構造をしてい
る。被覆材料としてパラフィンとラテックスを選んだ理
由は、以下に述べる通りである。
H脱水物粒子を第一層としてのパラフィン層が囲み、そ
の上にラテックス層が形成され二重の被覆構造をしてい
る。被覆材料としてパラフィンとラテックスを選んだ理
由は、以下に述べる通りである。
の 被覆が容易である。
Oラテックスはスラグ中の硫黄と反応して機械的強度を
増し、また液状水に対しては不透明であるが、蒸気に対
しては透過性を持つからTSH脱水物を養生期間中に徐
々に発熱する効果を持つ。
増し、また液状水に対しては不透明であるが、蒸気に対
しては透過性を持つからTSH脱水物を養生期間中に徐
々に発熱する効果を持つ。
θ ラテックスはエマルジョンであ&)!接78Hとの
接触を避けるため第1層にパラフィンを用いる。パラフ
ィンは養生中、養生温度(60〜80℃口どよって融解
し、発熱が円滑に進行する。
接触を避けるため第1層にパラフィンを用いる。パラフ
ィンは養生中、養生温度(60〜80℃口どよって融解
し、発熱が円滑に進行する。
(4)実施例、比較例
以下の配合で、抄造法でグリーンシートを製造した。
高炉セメント(0種> 70 wt%
TSH脱水物 24 1パルプ
51 ガラスせんい ll但し、TS
H脱水物は以下の内容のものを各種個々番ζ用いて比較
した。
TSH脱水物 24 1パルプ
51 ガラスせんい ll但し、TS
H脱水物は以下の内容のものを各種個々番ζ用いて比較
した。
1)被覆をしていないもの(以下A)
i)パラフィンを一層コーティングしたもの(以下B)
i)パラフィンで被覆した上にラテックス(住友化学製
PARATEX)を被覆したもの(以下C) 以上のグリーンシートを70℃、80%RH。
PARATEX)を被覆したもの(以下C) 以上のグリーンシートを70℃、80%RH。
1’0時間の湿熱養生を施こし、ついで3日間の自然養
生を施こした後、60℃で恒量番どなるまで乾燥して硬
化体を得た。
生を施こした後、60℃で恒量番どなるまで乾燥して硬
化体を得た。
硬化体をASTM−B法で凍結、融解試験を行なった。
サンプルは5X12X1.2C1,密度1.OF/dで
あった。試験結果は次表の通りであった。
あった。試験結果は次表の通りであった。
(5)効果
本発明は高シスラグを成分として含む無機硬化体の製造
において、エトリンガイト脱水物粒子全表面をパラフィ
ンで、ついでラテックスで被覆したものを予め配合して
グリーンシートを造り、養生硬化せしめることを特徴と
するので、実用中の厚み膨潤の少ない無機硬化板が得ら
れた。
において、エトリンガイト脱水物粒子全表面をパラフィ
ンで、ついでラテックスで被覆したものを予め配合して
グリーンシートを造り、養生硬化せしめることを特徴と
するので、実用中の厚み膨潤の少ない無機硬化板が得ら
れた。
特許出願人
松下電工株式会社
代理人弁理士 竹 元 敏 丸
(ほか2名)
Claims (1)
- (1)高炉スラグを成分として含む無機硬化体の製造に
おいて、エトリンガイト脱水物粒子全表面をパラフィン
で、ついでラテックスで被覆したものを予め配合してグ
リーンシートを造り、養生硬化せしめることを特徴とす
る無機硬化体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56137625A JPS5841756A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 無機硬化体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56137625A JPS5841756A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 無機硬化体の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5841756A true JPS5841756A (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=15203031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56137625A Pending JPS5841756A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 無機硬化体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841756A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017137788A1 (en) * | 2016-02-11 | 2017-08-17 | Services Petroliers Schlumberger | Delayed-expansion cement and cementing operations |
CN109987866A (zh) * | 2019-04-15 | 2019-07-09 | 山东大学 | 利用钢渣生产低碱度、新矿物体系硫铝酸盐水泥的方法及系统 |
US10526523B2 (en) | 2016-02-11 | 2020-01-07 | Schlumberger Technology Corporation | Release of expansion agents for well cementing |
US10941329B2 (en) | 2016-04-08 | 2021-03-09 | Schlumberger Technology Corporation | Slurry comprising an encapsulated expansion agent for well cementing |
US11130899B2 (en) | 2014-06-18 | 2021-09-28 | Schlumberger Technology Corporation | Compositions and methods for well cementing |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP56137625A patent/JPS5841756A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11130899B2 (en) | 2014-06-18 | 2021-09-28 | Schlumberger Technology Corporation | Compositions and methods for well cementing |
WO2017137788A1 (en) * | 2016-02-11 | 2017-08-17 | Services Petroliers Schlumberger | Delayed-expansion cement and cementing operations |
US10526523B2 (en) | 2016-02-11 | 2020-01-07 | Schlumberger Technology Corporation | Release of expansion agents for well cementing |
US10941329B2 (en) | 2016-04-08 | 2021-03-09 | Schlumberger Technology Corporation | Slurry comprising an encapsulated expansion agent for well cementing |
CN109987866A (zh) * | 2019-04-15 | 2019-07-09 | 山东大学 | 利用钢渣生产低碱度、新矿物体系硫铝酸盐水泥的方法及系统 |
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