JPS58120583A - 無機質建築用板の製法 - Google Patents

無機質建築用板の製法

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Publication number
JPS58120583A
JPS58120583A JP21518581A JP21518581A JPS58120583A JP S58120583 A JPS58120583 A JP S58120583A JP 21518581 A JP21518581 A JP 21518581A JP 21518581 A JP21518581 A JP 21518581A JP S58120583 A JPS58120583 A JP S58120583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curing
temperature
board
manufacture
cement
Prior art date
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Pending
Application number
JP21518581A
Other languages
English (en)
Inventor
健一 松井
保 赤阪
康志 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS58120583A publication Critical patent/JPS58120583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐凍害性および強度に優れた無機質硬化体、
特に外装材として用ψる無機質建築用板を製造する目的
でなされた。
従来、外装材、屋根材などの無機質建築用板としては、
水硬性セメント類に、石綿、パルプ、ガラス1lI11
11!、木質lll維などの輔強材を加えて、抄造方式
により成形し、これを適当な条件下で促進養生し、硬化
させて製品としていた。しかしこれらは寒冷地で使用さ
れた場合は、凍結、融解のくに返し条件下に曝されるた
め凍害現象が発生した。
すなわち硬化体の微細な空隙に入り込んだ水分が凍結し
、この際の体積膨張によりマトリックスが徐々に破壊さ
れ甚だしい場合にti塗膜、の剥離、基材かものふくれ
、jlf!4といった現象が生じる。
このような凍害現′iは、マトリックス強度、マトリッ
クス中の空隙量、空隙の大きさ、吸水性状などkより影
暢されると考えられるが、理論的には不明な点が多φ。
以上のような凍害現象は、幾分でも水分を吸収するよう
な多孔質材料である以上社、避けられない。そして前記
の凍害を生じる要因を左右する条件として最も大きな−
のに、鋏造時?養生温度を挙けることがで龜る。すなわ
ち促進養生する場合Ktl−品の品温の上昇、降下を急
激にしないような配慮がなされるべ禽である。よって通
常のセメント製品では1〜3時間の前養生を行なった俵
、徐々に昇温させるようKして−る。
本発明者らは以上のような点をさらに検討して本発゛明
に到達したのである。すなわち促進養生としてsoN@
o℃程度の雰囲気で養生する場合、養生直前のグリーン
シートの品温か86〜115℃そのような条件を達成す
る手段として例えば抄造時のスラリ一温度11ON40
℃にするのである場合に鰻も耐凍害性に良−結果をもた
らすことを見出したのである。さらに養生中にエトリン
ガイトを生成させるべく配慮された系において前記のよ
うな濃度111!IKすると一層効果が大き−ことが認
められた。
前記のように配慮された系としては、エトリンガイトの
前駆体としてカルシウムアル瑠ネート毫ノサル7x−)
ハイドレート(BCaO−A1g03@Da50asl
JHiO,以下MSi(と称する〕と石コウを用いて、
これらを養生工程において反応させてエトリンガイトと
なすようにした系を意味している。すなわちマトリック
スが単に普通ポルトランドセメントだけからなる糸より
もエトリンガイシを含t−するべくなされた糸がさらに
その上に普通ポルトランドセメントの一部または全部を
高炉水砕スラグと置換えた糸が一層効果が大きいのであ
る。
エトリンガイトIfi賛通ポルトランドセメント中にも
存在し、セメンシアル間で大きな針状結晶を生成させる
ため、強度向上、軽量化のため、に役立つが、反面、セ
メント中のケイ酸カルシウム水和物が生成した後にJ妥
トリックス内部で、ニトリガイドの結晶が大きく成長す
る場合には組繊破壌が生じるため好ましくないと言われ
ている。
従ってエトリンガイトを大量に生成するような糸におい
ては、養生中の温度条件の股廖が麺かしく、養生途中に
エトリンガイトの急激な結晶成長を起こしたり、あるー
は養生完結後にまだエトリンガイドを生成させるような
未反応物質を残しておくことは好ましくない。
以上の点を考慮して本発明者らは濃度条件を検討した結
果、成形直後に、50〜80℃の促進養生を行なう場合
には、予めグリーンシート温度を養生に入る直前にお≠
て16−8SiCに艙持しておき、養生した場合に最も
耐凍層性が向上することを見出したのである。
グリーンシート濃度が!6℃よりも低い場合には、−品
の耐凍害性が好ましくな−と同時に、促進養生炉内で品
温Oバラツキ(特に板の中央部と端部)が大きくなり、
特に端部は養生炉に入った時点で急激な温度上昇が起こ
るため端部の耐凍害性が着るしく悪化する傾向にある。
また品温自体も上昇しにくく、充分温度が上がらな一壕
\で養生工程を終了するような場合も考えられる0そし
て不充分な硬化しかしな−のでそのt−製品となる恐れ
もある。
一方、グリーンシート温度が8s℃以上になると成形す
る以前にセメント智質の反応が起こり返って一品強度の
低下をもたらす原因となる。
本発明が適用される糸は、すでに述べたように通常水硬
性セメンFに補強用のl1llIIA類が使用される糸
であればよい。しかし特にエトリンガイトの生成する糸
が好ましい糸であり、これにより比重が0.8〜11の
範囲に調整されるような場合に効果が一層大きくなるの
である。補強用suiとして社、耐アルカリガーラス繊
維のチ冒ツブトストランドを使用し、これをマトリック
ス中ではある程度解繊して均一に配向した方が良い場合
に社、スラリ温度が高いため、スラリー中で都合よく解
繊させることができるのである。
グリーンシートの温度調整を行なうための、最も好まし
い手段&’してのスラリ一温度の1M葺手段については
特に限定するものではなく、スラリー混線時の供給水を
温水として使用しても良いし、抄造ゾーン内に蒸気を通
じて加温してもよい。何れの場合でも*Viスラリー瀉
度を80〜40℃の範[Kして抄造し、その結果促進養
生炉に入る時点での品温か5iNsh℃程度に維持され
ておれによいのである。
つぎに実施例、比較例を表にまとめて示す。
表にも明らかなように本発明により耐凍害性が改良され
た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水硬性セメントと補強用繊維類を有効成分として
    なるスリラーを用いて抄造法により製板しついで50〜
    80℃での加熱養生により硬化さぜる工程を経て無機質
    建築用板を製造する方法であって前記養生直前の板の温
    度を86〜86℃に保つことを特徴とする無機質建築用
    板の製法。
  2. (2) 水硬性セメントが普通ポル)ランドセメントと
    高炉水砕スラグと石コウとカルシウムアルミネートモノ
    サル7エートハイドレートを含むものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の製法。 13)  補強用繊維として水溶性集束剤を用−たガラ
    ス繊維を含むものを用いることを特徴とする特許、請求
    の範囲第1項または第2項記載の製法◎
JP21518581A 1981-12-29 1981-12-29 無機質建築用板の製法 Pending JPS58120583A (ja)

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JP21518581A JPS58120583A (ja) 1981-12-29 1981-12-29 無機質建築用板の製法

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JPS58120583A true JPS58120583A (ja) 1983-07-18

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JP (1) JPS58120583A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4798628A (en) * 1984-10-30 1989-01-17 Blue Circle Industries Plc Settable mineral clinker compositions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4798628A (en) * 1984-10-30 1989-01-17 Blue Circle Industries Plc Settable mineral clinker compositions

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