JPH0465338A - 炭素繊維補強コンクリート又はその類似組成物の製造方法 - Google Patents

炭素繊維補強コンクリート又はその類似組成物の製造方法

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JPH0465338A
JPH0465338A JP17453990A JP17453990A JPH0465338A JP H0465338 A JPH0465338 A JP H0465338A JP 17453990 A JP17453990 A JP 17453990A JP 17453990 A JP17453990 A JP 17453990A JP H0465338 A JPH0465338 A JP H0465338A
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幸村 憲衛
Chihiro Kato
千博 加藤
Yoshihiro Honda
義博 本田
Hiroshi Otani
博 大谷
Tokuhisa Ooka
督尚 大岡
Keisuke Takahashi
啓介 高橋
Moriyasu Nakamura
守康 中村
Akira Shiraki
白木 明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野1 本発明は、セメント等の水硬性材料に炭素繊維を混練し
て補強したコンクリート又はその類似組成物の製造方法
に関する。
[従来の技術1 これまで、炭素am補強コンクリートを製造する場合は
、セメントへの炭素繊維の分散性を良くするために、特
殊ミキサー(オムこミキサー)を使用したり、或いは強
制練りミキサーを用いていた。
[発明が解決しようとする課題1 しかしながら、オムニミキサーは、これを保有している
施工業者またはPC(ブレ年ヤスト)製品製造業者が少
なく、かつこの種の特殊ミキサーは高価であるため、炭
素繊維補強コンクリート製品や構築物が普及する一Lで
障害になっていた。
また、強制練りミキサーは、これを保有して5・る業者
は上記オムニミキサーはど少なくないが、特に地方の業
者には傾胴型のミキサーしか保有していない場合が多く
、炭素繊維補強コンクリートの普及が遅れている原因に
なっていた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、炭素繊維補強コンク
リート等の組成物を特に傾胴型ミキサーにより簡易かつ
安価にli!遺することができるだけでなく、炭素繊維
の分散性や性状が良くて高品質の製品や構築物を製造す
ることができる炭素繊維補強コンクリート又はその類似
組成物の製造方法を提供することにある。
1課題を解決するための手段1 すなわち、本発明は、水硬性材料中に炭素繊維を混合分
散させてコンクリート又はその組成物を製造する方法に
おいて、炭素繊維として引張弾性率が15 ton/−
va2以上のものであって、30〜12.000本のモ
ノフィラメントが集束された状態にある短繊維状の炭素
繊維束を用い、外殻が回転する混合機の中で水硬性材料
、炭素m維束およゾ水を混練するにあたり、まず水を投
入し、次いで水硬性材料および炭素繊維を一括して投入
して混練し、かつ水硬性材料、炭素繊維束および水の合
計容量が前記混合機の内容積の75vol%以下とする
ことを特徴とする。
本発明方法において使用される水硬性材料としては、建
築および土木構築物を構築するために使用される無機系
の各種水硬性材料が用いられ、例えば、ポルトランドセ
メント、高炉セメント、アルミナセメント、ケイ酸力ル
シワム、天然石こう、合成石こう等が含まれる。
また、本発明方法において使用される炭素繊維としては
、公知の炭素繊維であればいずれのものでもよく、例え
ば、コールタールピッチ、石油系ピッチ、石炭液化物、
ポリアクリミニトリル、セルロース、ポリビニルアルコ
ール等を原料とした炭素繊維を用いる。
特に、光学的異方性相を含むピッチから作られる炭素繊
維、即ちメソ7エーχピツチ系炭素繊維は、繊維自体の
引張強度や引張弾性率が入さいことにより強度や剛性が
大きいコンクリート等の組成物が得られる。
さらに、」二元メソ7エーズビノチ系炭素繊維のうち、
引張強度が100 Kg、’mn″以上、及び/又は引
張弾性率が15 ton/噛1以上のものを用いると、
得られる組成物の物性は一層良くなる。
本発明で用いる集束した炭素繊維束を製造するには種々
の方法がある。
例えば、上記原料を紡糸して得られる原料繊維に集束剤
を付着して原料繊維束を得た後、これを不融化処理ある
いは耐炎化処理して炭化し、さらに必要に応じて黒鉛化
して炭素繊維束を得る。この場合、集束剤の種類、付着
量、付着方法等を適宜選択して決定することにより、所
望の炭素繊維束を得ることができる。
尚、本発明では黒鉛化処理して得られた黒鉛化繊維束も
炭素am束に含めるものとする。
上記の集束剤としては、例えば、ポリノメチルシロキサ
ン、アミ/変性ポリツメチルシロキサン等のポリツメチ
ルシロキサン通導体、ポリエチレングリフール、ポリプ
ロピレングリコール等のポリアルキレングリコール誘導
体、機械油、タービン油、灯油などの鉱物油、脂肪酸エ
ステル化合物、スルフィド基含有化合物、パーフルオロ
アルキル基含有化合物の内の1種またはそれらの2種以
上の混合物を使用する。
上記集束剤には、公知の静電防止剤、平滑剤、及び界面
活性剤等を添加して使うことができ、更に繊維への付着
を均一かつ繊維への抵抗を少なくするために、水、ケロ
シン、ツメチルシリコンダイマー等、公知の希釈剤で希
釈してもよい。
集束剤の原料繊維に対する付着量は、通常0゜1〜20
重量%の範囲であり、特に0.2〜10重量%が好まし
い。
付着量が0.1重量%より少ないと、得られる炭素繊維
束がばらけ易く、水硬性材料と混合する際にモノフィラ
メント同士が絡み合ったり、毛玉状の7フイバーボール
ができて、均一に混合分散できない恐れがある。
一力、20重量%以上となると、不融化処理あるいは耐
炎化処理の際に付着した集束剤の揮散が不十分となって
繊維上に残存し、不融化処理あるいは耐炎化処理の反応
を阻害する原因となったり、繊維から発生する低分子物
ガスの飛散が十分に行えないため、炭素繊維の物性を低
下させる原因となる。
集束剤を原料繊維に付着させる方法としては、スプレー
により吹き付ける方法、ローラーや〃イドに付けて接触
させる方法、浸漬させる方法などがある。
集束剤が付着されて、集束された原料繊維束は、周知の
方法にしたがって、不融化処理ある(・は耐炎化処理お
よび炭化処理が行われる。不融化処理もしくは耐炎化処
理は、原料繊維を酸素、オゾン、空気、窒素酸化物、ハ
ロゲン、亜硫酸がス等の酸化性雰囲気のもとで、150
〜400℃の温度に5分〜10時間程度加熱することに
よって行われる。
また、炭化処理は、L主処理によって得られた繊維を窒
素、アルゴン等の不活性〃ス雰囲気のもとで、SOO〜
2,000°Cの温度に0.5分〜10時間程度加熱す
ることによって行われる。
さらに黒鉛化処理を行う場合には、2,000〜3.0
00℃の温度に1秒〜1時間程度加熱する。
さらにまた別の方法としては、原料繊維束に集束剤を付
着し、不融化処理あるいは耐炎化処理して得られた不融
化繊維あるいは耐炎化繊維に、再度集束剤を付着して集
束し、炭化し、さらに必要に応じて黒鉛化して目的の炭
素繊維束を得ることができる。
これら不融化繊維あるいは耐炎化繊維に対する具体的な
集束剤の種類、付着量、付着方法などは、上述の原料繊
維の場合と同様に実施することができ、さらに炭化処理
および黒鉛化処理も、上記原料繊維の場合と同様に実施
することができる。
また別の方法としては、上述の原料繊維および/または
不融化繊維あるいは耐炎化繊維の段階で集束剤を付着し
て製造した炭素am束、あるいは通常の方法で製造した
炭素繊維にサイソング剤を付着して目的の集束した炭素
繊維束を得ることができ、サイソング剤の種類、付着量
、付着方法などを適宜調節することにより、炭素繊維束
が得られる。
上記サイソング剤としては、例えば、ポリビニルアルコ
ール(PVA)系として、未ケン化のポリ酢酸ビニル、
部分ケン化p V A、完全ケン化PVA、および変性
PVAとしてイタフン酸変性、7タール酸変性、アクリ
ル酸変性PVA等がある。
また、酢酸ビニルとエチレン、マレイン酸、クロトン酸
、またはアクリル酸との共重合物、メチルセルロース、
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、コーン
スターチ、可溶性デンプン等のデンプン誘導体、ポリア
クリル酸ンーグ、ポリアクリルアマイド等のアクリル系
重合体も使用される。
さらに、ゴムラテックス、硬化剤を含まない軟化点が4
0°C以上のエポキシ樹脂、ポリウレタンも使用するこ
とができる。これらのポリマーの内で特にカチオン性を
示すものはセメントとのi理性を向上させるのに有効で
、例えば、カチオン変性PVA、カチオン性ポリ酢酸ビ
ニル、カチオン性ゴムラテックス、カチオン化ポリウレ
タン等が使用される。
以上のサイソング剤は水溶液、エマルノgン、あるいは
溶剤に溶解した溶液の状態で、一種または二種以上の混
合物として炭素繊維に付着し、その後、乾燥または脱溶
剤処理して、集束した炭素繊維束を得る。
サイジング剤の炭素繊維への付着量は、通常0゜1〜2
0重量%である。0.1重量%未満では集束性が不足し
、水硬性材料に均一に混合分散できない。また、20重
量%を超えると集束が過度に強固になり、水硬性材料中
での分散度が劣り、コンクリート等の組成物の物性が低
下したり、サイジング剤理する際に、ローラーに繊維束
がとられたりして製造が困難となる等の難点がある。サ
イソング剤が、ポリビニルアルフール(PVA)系の未
ケン化のポリ酢酸ビニル、部分ケン化PVA、完全ケン
化PVA、およびそれらのカチオン性変性物等の場合に
は、0.3〜10重量%、より好ましくは0.5〜2重
量%の付着量とする。
サイジング剤の付着方法としては、スプレーにより吹外
付ける方法、ローラーや〃イドに付けて接触させる方法
、浸漬させる方法などがある。
さらに、本発明方法に用いられる炭素繊維としては、前
述の方法に従って炭化あるいは黒鉛化処理した後に気相
あるいは液相での酸化や電解処理などの表面処理を行っ
たもの、さらにその後にサイジング剤で処理したものも
使用することができる。
本発明では、このようにして得られる炭素繊維束を構成
するモノフィラメント数は30〜12゜000本である
ことが適当で、好ましくは50〜6.000本であるこ
とが望ましい。
30本未満のものは、集束した繊維束を製造する際の生
産性が悪いなどの問題があり、一方、12.000本を
越えると一束状に集束するのが困難となったり、水硬性
材料中での分散性が悪くなったりして不都合である。
上記モノフィラメントの直径は、3〜50ミクロンであ
ることが、均一に分散させる上で好まし本発明方法では
、炭素繊維束は短*[状にして水硬性材料と混合される
が、該短繊維とする方法としては、既に集束した長繊維
束を切断したもの、あるいは既に短繊維状にしたものを
集束したもののいずれもが使用できる。
上記切断の方法としては、通常実施される方法が可能で
、例えば、ギロチン式カッター、σ−ピングカッター、
あるいはダイレクトスプレー機の7ズルがン等を用いて
切断することが可能である。
既に集束した長繊維束を切断する時には過度の切断衝撃
などにより集束した束がばらけ過ぎないようにする。
短繊維束の長さは1〜100mmであるのが好ましい。
11未満では水硬性材料との混合時の分散性は良いが十
分な補強性能は得られず、一方1 fl Ommを越え
ると逆に補強性は得られるものの、分散性が悪く均一な
製品が得られない。
本発明方法て°用いる混合機は、外殻が回転する混合機
として、傾胴型コンクーリートミキサー回転ドラムミキ
サーなどがある。
本発明方法において、最も重要なことは、混合機には、
まず水を投入することである。
続いて、上記水硬性材料と炭素繊維を一括して投入する
。コンクリート又はその類似組成物中の炭素繊維の配合
量は、通常0.1〜20容量%であり、0.1%未満で
は補強効果が乏しく、一方20%を越えると混合がしに
くかったり、均一に分散て゛きなかったりするなど、好
ましくない。
また、砂、ケイ砂、砂利、砕石、シラスバルーン、フラ
イアッシュ、超微粉シリカなどの骨材は、予め水硬性材
料と混合しておくのが望ましい。尚、上記炭素繊維を入
れたものは、一般に空気量が多くなる傾向にあるので、
そのような場合には消泡剤を添加してもよい。
本発明で用いる集束した短a紺状の炭素繊維束は、水硬
性材料中で単独で用いられることは勿論、本発明以外の
炭素繊維、石綿、〃ラスwLJ#、金属wL維、有機W
1.紺、鉄系補強材などの、他の補強材とも併用て゛き
る。
水硬性材料、炭素繊維束および水の合計容量は、上記混
合機の内容積の75vol%以下とする。
炭素繊維を配合したコンクリート又はその組成物は、建
築および土木構築物の構築の際に通常実施される各種の
成形法、例えば、撃込成形、押出成形、遠心成形、沈漬
成形などの方法により成形し、養生、固化される。
及1鮭Y 傾胴型ミキサー(MARU1社製MrC−109−0−
102型54N容量)に、まず水及び減水剤(合計で6
1重量部)を投入し、次いで短繊維のピッチ系高強度・
高弾性炭素繊維束(三菱化成社製炭素繊維ダイアリード
)(5,1重量部)、早強ポルトランドセメン)(10
0重量部)、軽量骨材(66重量部)及びメチルセルロ
ース(0゜3重量部)を投入し、4分30抄開混線した
。混線量は13.5f(ミキサー内容積の25vol%
)とした。
混練後、板状のテストピース(長さ32cm、幅4c+
n、厚み2 cm)を成型し、気中養生(温度20°C
1相′N湿度65%)し、炭素繊維強化コノクリート(
CFRC)を得た。
そして、材令7B1の曲げ強度を一点載荷曲げ試験法(
スパン26cm)により測定し、テストピース3個の乎
均値を第1表に示した。
なお第1表に混練直後のまだ固まらないCFRCの70
−値(JIS R5201に準する)、空気量(JIS
 A 1128に準する)をあわせて示した。
また第2表には、使用した炭素繊維の性能を示した。
スJLIζ 実施例1と同じミキサーを用い、混線量を実施例ゴの2
倍(271、ミキサー内容積の50vol%)にして、
CFRCの調整を行った。
まず水および減水剤(合計で61重量部)を上記ミキサ
ーに投入し、次いて゛炭素#I&維束(5,1,−@1
部)、早強ボルトランドセメン)(100ii部)、軽
量骨材(66重量部)、メチルセルロース(0゜3重量
部)及1消泡剤を投入し、4分30秒間混練した。
引き続き、実施例1と同じくして得られたCFRCのテ
ストピースの曲げ強度および混線直後のまだ固まらない
CFRCの70−値、空気量を第1表にした。
叉ffi 実施例2と同様に上記ミキサーを用い、混線量を実施例
1の2倍(271!、ミキサーの内容積の50vol%
)にして、CFRCの調整を行った。
まず水および減水剤(合計で61重量部)をL記ミキサ
ーに投入し、次いで炭素繊維束(5,1重量部)、早強
ポルトランドセメン)(100重量部)、軽量骨材(6
6重量部)及びメチルセルロース(0,3重量部)を投
入し、3分間、さらに消泡剤を加え1分30秒間混練し
た。
引き続き、実施例1と同じくして得られたCFRCのテ
ストピースの曲げ強度および混線@後のまだ固まらない
CFRCの70−値、空気量を第1表に示した。
比較例1 実施例1の上記ミキサーを用い、混線量を実施例1の3
.2倍(43,2n、ミキサーの内容積の8(Lvol
%)にして、CFRCの調整を試みた。
混合材料および投入手順は実施例3に準して行った。引
き続き、実施例1と同じくして得られたCFRCのテス
トピースの曲げ強度および混練直後のまだ固まらないC
FRCの70−値、空気量を第1表に示した。
#tJ1表に示す様に混線量をミキサーの内容積の80
vol%にすると曲げ強度は者しく小さくなった。これ
は混線時のミキサーの傾斜が大きくなって混線の効率が
悪くなり、炭素mi束の繊維が分散しなかったことによ
る。
埼暫鮭玄 実施例1の上記ミキサーを用い、混線量を実施例1の2
倍(27N、ミキサーの内容積の50v。
%)にして、CFRCの調製を特開昭63−1.625
59号公報に記載されている方法に準じて行った。
上記ミキサーに炭素繊維束(5,1重量部)、早強ポル
トランドセメン)(100重量部)、軽量骨N(66重
量部)及びメチルセルロース(0、3重量部)を投入し
、1分間乾式混合した後、水及び減水剤(合計で61重
量部)を加え3分30秒間混練した。
実施例1と同じくして得られたCFRCのテストピース
の曲げ強度および混線直後のまだ固まらないCFRCの
7C:l−値、空気量を第1表に示した。
(以下、余白) [発明の効果1 (1)外殻が回転する混合機を用いて炭素繊維補強コン
クリートを製造すると、従来のオムニミキサーや強制練
りミキサーに比べて、繊維を折ったり、毛玉状になった
りすることがなく、高品質の炭素繊維補強コンクリート
を得ることができる。
(2)混合機に水を先行して投入し、繊維を投入した直
後に混練りするため、水溶性の粘着剤が良くほどけ、繊
維がバラバラになり易い。
(3)傾胴型ミキサーを有する大多数の生フン業者やP
C業者が炭素繊維補強コンクリートを製造することが可
能となった。
(4)本発明方法により、事務所ビル、ホテル等の外装
カーテンウオール、フリーアクセスフロア−モルタル外
壁、土木構造物等の商品化が可能となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水硬性材料中に炭素繊維を混合分散させてコンクリ
    ート又はその組成物を製造する方法において、炭素繊維
    として引張弾性率が15ton/mm^2以上のもので
    あって、30〜12,000本のモノフィラメントが集
    束された状態にある短繊維状の炭素繊維束を用い、外殻
    が回転する混合機の中で水硬性材料、炭素繊維束および
    水を混練するにあたり、まず水を投入し、次いで水硬性
    材料および炭素繊維を一括して投入して混練し、かつ水
    硬性材料、炭素繊維束および水の合計容量が前記混合機
    の内容積の75vol%以下とすることを特徴とする炭
    素繊維補強コンクリート又はその類似組成物の製造方法
    。 2、消泡剤を添加することを特徴とする請求項1に記載
    の炭素繊維補強コンクリート又はその類似組成物の製造
    方法。 3、炭素繊維束の長さが1〜100mmであることを特
    徴とする請求項1または2に記載の炭素繊維補強コンク
    リート又はその類似組成物の製造方法。 4、炭素繊維束を構成するモノフィラメントの直径が3
    〜50ミクロンであることを特徴とする請求項1ないし
    3に記載の炭素繊維補強コンクリート又はその類似組成
    物の製造方法。 5、炭素繊維束が原料繊維を集束する際に集束剤を付着
    させ、次いで不融化処理または耐炎化処理を行い、さら
    に炭化処理して得られたものであることを特徴とする請
    求項1ないし4に記載の炭素繊維補強コンクリート又は
    その類似組成物の製造方法。 6、炭素繊維束が原料繊維を不融化処理または耐炎化処
    理を行い、次いで集束剤を付着させた後、炭化処理して
    得られたものであることを特徴とする請求項1ないし5
    に記載の炭素繊維補強コンクリート又はその類似組成物
    の製造方法。 7、炭素繊維束が原料繊維を不融化処理または耐炎化処
    理した後、炭化処理を行い、次いでサイジング剤を付着
    して集束して得られるものであることを特徴とする請求
    項1ないし5に記載の炭素繊維補強コンクリート又はそ
    の類似組成物の製造方法。
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