JPS58120581A - 無機硬化体の製法 - Google Patents
無機硬化体の製法Info
- Publication number
- JPS58120581A JPS58120581A JP13632481A JP13632481A JPS58120581A JP S58120581 A JPS58120581 A JP S58120581A JP 13632481 A JP13632481 A JP 13632481A JP 13632481 A JP13632481 A JP 13632481A JP S58120581 A JPS58120581 A JP S58120581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curing
- inorganic cured
- emulgene
- cured body
- manufacture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
この発明はエトリンガイトを含む無機硬化体の諸物性の
改良を行うことを目的とする。
改良を行うことを目的とする。
(2)従来例
セメント類とエトリンガイトえと成分とする無機硬化体
く建築用板など)ないしその製法はすでに知られている
。たとえばエトリンガイトのプレカーサ(前駆体)とし
てカルシウムアルミネートモノサルフェートハイドレー
ト、以下MSHと云う) 、CA等を用い、これと適量
の石膏をセメント類に混合して水硬硬化させ、セメント
マトリックス中にエトリンガイトを生成せしめると共に
、硬化体を得る方法がすでに本件出願人により出願され
ている。この発明はかかる製法を前提とし、これの一層
改良された方法を一提供するものである(3)発明の構
成 この発明はグリーンシート表面に水溶性樹脂エマルジー
ンを塗布し、ついで室温養生し、つぎに室熱養生する工
程を含むことを特徴とする。
く建築用板など)ないしその製法はすでに知られている
。たとえばエトリンガイトのプレカーサ(前駆体)とし
てカルシウムアルミネートモノサルフェートハイドレー
ト、以下MSHと云う) 、CA等を用い、これと適量
の石膏をセメント類に混合して水硬硬化させ、セメント
マトリックス中にエトリンガイトを生成せしめると共に
、硬化体を得る方法がすでに本件出願人により出願され
ている。この発明はかかる製法を前提とし、これの一層
改良された方法を一提供するものである(3)発明の構
成 この発明はグリーンシート表面に水溶性樹脂エマルジー
ンを塗布し、ついで室温養生し、つぎに室熱養生する工
程を含むことを特徴とする。
セメント類にMSHと石膏を加えて、シート状に賦形し
、室熱養生を行って硬化させる場合、必ずしも充分な湿
度を保てるわけではな(、大抵70〜80%RHぐらい
であり、このためTSH化に必要な水分が確保できない
のが実情であっ°た。グリーンシート表面に水溶性樹脂
を塗布するのはかかる水分を確保するためである。
、室熱養生を行って硬化させる場合、必ずしも充分な湿
度を保てるわけではな(、大抵70〜80%RHぐらい
であり、このためTSH化に必要な水分が確保できない
のが実情であっ°た。グリーンシート表面に水溶性樹脂
を塗布するのはかかる水分を確保するためである。
この発明で製造する無”機硬化体はセメン[11として
ポルトランドセメント、高炉セメン) (A。
ポルトランドセメント、高炉セメン) (A。
BSC,種)のほかにエトリンガイトが硬化体固形分当
り5〜50%ふくまれる系を前提とするものである。
り5〜50%ふくまれる系を前提とするものである。
ここで用いる水溶性樹脂エマルジーン塗料としては、特
に限定するものではないが、通常はアクリルエマルジー
ン、スチレンアクリルエマルジーン、エチレン−酢酸ビ
ニルエマルジ譜ンナトカ使用される。!l!!布置は固
形分換算で20〜1 ’00 g/dが好ましい。
に限定するものではないが、通常はアクリルエマルジー
ン、スチレンアクリルエマルジーン、エチレン−酢酸ビ
ニルエマルジ譜ンナトカ使用される。!l!!布置は固
形分換算で20〜1 ’00 g/dが好ましい。
つぎにけう室颯養生は、10〜40℃で2〜10時間行
うのが好ましい、室部養生は70%以上の湿度、40〜
100℃で行うのがこのましい。
うのが好ましい、室部養生は70%以上の湿度、40〜
100℃で行うのがこのましい。
しかる後は、通常の如く自然養生、乾燥工程をへて製品
を得るのである。
を得るのである。
なお、賦形は注型法、抄造法などでおこなう。
従ってセメント類、MSH,石膏等を水と共に、さらに
ようすれば補強用の繊維、骨材等を配合してスラリーを
作り賦形に供するのである。
ようすれば補強用の繊維、骨材等を配合してスラリーを
作り賦形に供するのである。
(4)実施例、比較例
実施例
高炉セメント(0種) 75wt%MSH1
8% 石膏(2水) 6%パルプ
5% 耐アルカリガラス繊維 1% 上記配合で、7%濃度のスラリーを作り、抄造法でグリ
ーンシートをえた。含水率35%であった。この上にア
クリルエマルジーン(20%濃度)を固形分で60g/
−塗布したのち、室温下(25℃、70%RH)で5時
間養生した後、室部養生(70℃、95%RH,10時
間)および自然養生(25℃、70%RH,3日間)を
行った、このようにして厚さ12mm、比重1.0の無
機硬化板を得た。
8% 石膏(2水) 6%パルプ
5% 耐アルカリガラス繊維 1% 上記配合で、7%濃度のスラリーを作り、抄造法でグリ
ーンシートをえた。含水率35%であった。この上にア
クリルエマルジーン(20%濃度)を固形分で60g/
−塗布したのち、室温下(25℃、70%RH)で5時
間養生した後、室部養生(70℃、95%RH,10時
間)および自然養生(25℃、70%RH,3日間)を
行った、このようにして厚さ12mm、比重1.0の無
機硬化板を得た。
比較例1
実施例と同様にしてグリーンシートを得゛た。そしてし
て同様にアクリルエマルジーンを塗布し、つぎに直ちに
、実施例と同様な室部養生、自然養生をおこなった。そ
して同様な板をえた。
て同様にアクリルエマルジーンを塗布し、つぎに直ちに
、実施例と同様な室部養生、自然養生をおこなった。そ
して同様な板をえた。
比較例2
実施例と同様であるが、アクリルエマルジーンの塗布を
自然養生の終了後おこなった。塗布後は100℃で40
分乾燥した。そして同様な板を得た。
自然養生の終了後おこなった。塗布後は100℃で40
分乾燥した。そして同様な板を得た。
以上で得た板をASTM−B法にもとづき、凍結−融解
サイクル試験をおこなうた。結果は次表の通りであった
。
サイクル試験をおこなうた。結果は次表の通りであった
。
50サイクル 100サイクル
実 外観 変化なし 変化なし施 厚み膨潤
率 094 1〜2%例 比 外観 変化なし 変化なし較 厚み膨潤
率 0〜1% 2〜5%比 外観 無数のク
ララ 表層t mm1i度較 り発生、押
す が剥離、内部の例 と水が滲む ク
ラックが著し2い 厚み膨潤率 3〜10% 15〜30%(5)効果 この発明はエトリンガイトを含む無機効果体の製法に於
て、グリーンシート表−に水溶性樹脂エマルジーンを塗
布し、ついで室温養生し、つぎに室部養生する工程を含
むことを特徴とするので実用状態において厚み膨潤が少
ないと云う効果を特徴する 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏九(ほか2名) 手続補正書 昭和57年 2月19日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和56年 特許間 第 136324号2、発明の名
称 無機硬化体の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代表者 神 前 善 −4、代
理人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
6、補正の対象 昭和57年 3月16日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和56年 特許間 第 136324号2、発明の名
称 無機硬化体の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代表者 小 林 郁4、代理人 住 所 大阪府門真市大字門真l048番地
特許請求の範囲および発明の詳細な説明欄7、補正の内
容 別紙の通り 補正の内容 特許請求の範囲を以下のように訂正する。
率 094 1〜2%例 比 外観 変化なし 変化なし較 厚み膨潤
率 0〜1% 2〜5%比 外観 無数のク
ララ 表層t mm1i度較 り発生、押
す が剥離、内部の例 と水が滲む ク
ラックが著し2い 厚み膨潤率 3〜10% 15〜30%(5)効果 この発明はエトリンガイトを含む無機効果体の製法に於
て、グリーンシート表−に水溶性樹脂エマルジーンを塗
布し、ついで室温養生し、つぎに室部養生する工程を含
むことを特徴とするので実用状態において厚み膨潤が少
ないと云う効果を特徴する 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏九(ほか2名) 手続補正書 昭和57年 2月19日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和56年 特許間 第 136324号2、発明の名
称 無機硬化体の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代表者 神 前 善 −4、代
理人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
6、補正の対象 昭和57年 3月16日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和56年 特許間 第 136324号2、発明の名
称 無機硬化体の製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地
名 称(583)松下電工株式会社 代表者 小 林 郁4、代理人 住 所 大阪府門真市大字門真l048番地
特許請求の範囲および発明の詳細な説明欄7、補正の内
容 別紙の通り 補正の内容 特許請求の範囲を以下のように訂正する。
「(1)エトリンガイトを含む無機硬化体の製法に於て
、グリーンシート表面に水溶性樹脂エマルシロンを塗布
し、ついで室温養生し、つぎに湿熱養生する工程を含む
ことを特徴とする無機硬化体の製法。」 明細書第2頁第10行目、同第12行目、第3頁第10
行目、第4頁第9行目、同第17行目および第6頁第5
行目に記載されているr室部養生」を「湿熱養生」に訂
正する。
、グリーンシート表面に水溶性樹脂エマルシロンを塗布
し、ついで室温養生し、つぎに湿熱養生する工程を含む
ことを特徴とする無機硬化体の製法。」 明細書第2頁第10行目、同第12行目、第3頁第10
行目、第4頁第9行目、同第17行目および第6頁第5
行目に記載されているr室部養生」を「湿熱養生」に訂
正する。
以上
Claims (1)
- (1)エトリンガイトを含む無機硬化体の製法に於て、
グリーンシート表面に水溶性樹脂エマルジーンを塗布し
、ついで室温養生し、つぎに室熱養生する工程を含むこ
とを特徴とする無機硬化体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13632481A JPS58120581A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 無機硬化体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13632481A JPS58120581A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 無機硬化体の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58120581A true JPS58120581A (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=15172557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13632481A Pending JPS58120581A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 無機硬化体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58120581A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5534292A (en) * | 1991-09-17 | 1996-07-09 | Mitsuo; Koji | Method for producing and curing hydraulic material |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP13632481A patent/JPS58120581A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5534292A (en) * | 1991-09-17 | 1996-07-09 | Mitsuo; Koji | Method for producing and curing hydraulic material |
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