JPS6021841A - セメント成形品用組成物 - Google Patents
セメント成形品用組成物Info
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- JPS6021841A JPS6021841A JP12981383A JP12981383A JPS6021841A JP S6021841 A JPS6021841 A JP S6021841A JP 12981383 A JP12981383 A JP 12981383A JP 12981383 A JP12981383 A JP 12981383A JP S6021841 A JPS6021841 A JP S6021841A
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- Japan
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- irwin
- water
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- slurry
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、屋根月などとして用いられるセメント成形品
用組成物に関するものである。
用組成物に関するものである。
セメシト成形品を製造するにあたって、湿式抄造法と加
圧成形法とで製造を行なうことが従来より一般的である
。そして湿式抄造法は、第1図に示すような装置を用い
て製造が行なわれる。すなわち、石綿とガラス繊維、じ
二0.7繊維などの補強繊維、及びバルブなどの少量の
抄造助剤を解綿して水を加えてスラリー状になし、これ
にさらにセメント、微粒珪砂などの無機質充槙材を混合
(1;1(2)において混合混練することによりセメン
トスラリーfi+を調製し、このセメントスラリ−il
+を第1図(a)のように抄造バ・ソト(3)に供給し
て丸網抄造シ(4) す、7り)によりセメシトスラリーfil中の固型分を
抄き上げて、無限帯状に形成され0−ル(14)によっ
て走行駆動されるフェルト5)上に抄き上げた抄造マッ
トを転写させ、さらにフェルト(5)上の抄造マットを
メー十yジ0−ル(6)に所定厚みになるまで巻き付け
て積層させ、所定厚みになった時点でメー牛ンジ0−ル
(6)よりグリーンシート(7)として切り出す。次で
このグリーンシート(7)を第1図(b)のようにプレ
ス盤(8)でプレスすることによって脱水すると共に、
必要に応じて波付けを行ない、次で第1図(C) (d
)のように脱水セメント板(9)を積載して蒸気養生に
よる一次養生、及び室内保管による二次養生を経て切断
、塗装などの仕上げ加工を施し、製品として仕上げるの
である。そしてこのような湿式抄造法にあって、セメン
トとしては普通ポルトランドセメントが一般に用いられ
るが、普通ボルトランドセメフトは強度の発現が比較的
緩やかであり、早期に高強度を得ることができず、また
省資源上高炉水砕スラリやフライア・リシュがセメント
スラリーに混合して用いられるが、この場合には一層強
度発現が遅れる。従って脱水セメント板(9)を養生に
供してから仕上げ加工の工程に投入するまで通常7日以
上の期間を置く必要があり、すなわち養生日数が長期間
必要となり、生産性のうえで問題があり、また製品の軽
量化のために低比重で多孔質の無機質充填材を使用した
場合には強度低下が著しくなり、さらには乾燥によって
内部分の水分が逃げる際に製品の寸法収縮が太き(発生
するという問題もあった。
圧成形法とで製造を行なうことが従来より一般的である
。そして湿式抄造法は、第1図に示すような装置を用い
て製造が行なわれる。すなわち、石綿とガラス繊維、じ
二0.7繊維などの補強繊維、及びバルブなどの少量の
抄造助剤を解綿して水を加えてスラリー状になし、これ
にさらにセメント、微粒珪砂などの無機質充槙材を混合
(1;1(2)において混合混練することによりセメン
トスラリーfi+を調製し、このセメントスラリ−il
+を第1図(a)のように抄造バ・ソト(3)に供給し
て丸網抄造シ(4) す、7り)によりセメシトスラリーfil中の固型分を
抄き上げて、無限帯状に形成され0−ル(14)によっ
て走行駆動されるフェルト5)上に抄き上げた抄造マッ
トを転写させ、さらにフェルト(5)上の抄造マットを
メー十yジ0−ル(6)に所定厚みになるまで巻き付け
て積層させ、所定厚みになった時点でメー牛ンジ0−ル
(6)よりグリーンシート(7)として切り出す。次で
このグリーンシート(7)を第1図(b)のようにプレ
ス盤(8)でプレスすることによって脱水すると共に、
必要に応じて波付けを行ない、次で第1図(C) (d
)のように脱水セメント板(9)を積載して蒸気養生に
よる一次養生、及び室内保管による二次養生を経て切断
、塗装などの仕上げ加工を施し、製品として仕上げるの
である。そしてこのような湿式抄造法にあって、セメン
トとしては普通ポルトランドセメントが一般に用いられ
るが、普通ボルトランドセメフトは強度の発現が比較的
緩やかであり、早期に高強度を得ることができず、また
省資源上高炉水砕スラリやフライア・リシュがセメント
スラリーに混合して用いられるが、この場合には一層強
度発現が遅れる。従って脱水セメント板(9)を養生に
供してから仕上げ加工の工程に投入するまで通常7日以
上の期間を置く必要があり、すなわち養生日数が長期間
必要となり、生産性のうえで問題があり、また製品の軽
量化のために低比重で多孔質の無機質充填材を使用した
場合には強度低下が著しくなり、さらには乾燥によって
内部分の水分が逃げる際に製品の寸法収縮が太き(発生
するという問題もあった。
また、加圧成形法でセメント成形品を得るにあたっては
、セメント、細骨材、水及び減水剤などよりなるスラリ
ーを型においてプレス成形し、これを移載して前養生し
たのち蒸気養生して脱型し、さらに塗装を施して仕上げ
ることにより行なわれる。この加圧成形法にあって、セ
メント成形品の強度発現に影響する要因としては、水−
セメント比、骨材−セメント比、スラリー混純時間、前
養生時間、蒸気養生時の昇温速度や保持時間などが挙げ
られるが、中でも水−セメント比は要因が太き(、水−
セメント比は小さいほど成形品の強度を太き(すること
ができる。しかしながら水−セメシト比を小さくする(
すなわち水の量を少な(する)とスラリーの流動性が悪
くなって成形性が著しく低下するために現実には水−セ
メシト比をあまり小さくすることができないという問題
があった。また普通ポルトランドセメントや高炉セメシ
ト1フライアツシユtメシトなどの混合セメシトにおけ
る強度発現が遅いという湿式抄造法の問題もそのまま有
しており、養生開始から塗装製品化までに長時間を要す
るという問題があった。
、セメント、細骨材、水及び減水剤などよりなるスラリ
ーを型においてプレス成形し、これを移載して前養生し
たのち蒸気養生して脱型し、さらに塗装を施して仕上げ
ることにより行なわれる。この加圧成形法にあって、セ
メント成形品の強度発現に影響する要因としては、水−
セメント比、骨材−セメント比、スラリー混純時間、前
養生時間、蒸気養生時の昇温速度や保持時間などが挙げ
られるが、中でも水−セメント比は要因が太き(、水−
セメント比は小さいほど成形品の強度を太き(すること
ができる。しかしながら水−セメシト比を小さくする(
すなわち水の量を少な(する)とスラリーの流動性が悪
くなって成形性が著しく低下するために現実には水−セ
メシト比をあまり小さくすることができないという問題
があった。また普通ポルトランドセメントや高炉セメシ
ト1フライアツシユtメシトなどの混合セメシトにおけ
る強度発現が遅いという湿式抄造法の問題もそのまま有
しており、養生開始から塗装製品化までに長時間を要す
るという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、製造
過程において強度を早期に発現させることができて養生
期間を短縮することができるセメント成形品用組成物を
提供することを主たる目的とするものである。。
過程において強度を早期に発現させることができて養生
期間を短縮することができるセメント成形品用組成物を
提供することを主たる目的とするものである。。
しかして本発明に係るセメント成形品用組成物は、セメ
シトを主成分とすると共にカルシウムアルミネートスル
ホネートが配合され、セメントとカルシウムアル三ネー
トスルホネートとの& it fatに対して力11ノ
シウムアル三ネートスルボネートが2〜15重量%配合
されて成ることを特徴とするもので、以下本発明の詳細
な説明する。
シトを主成分とすると共にカルシウムアルミネートスル
ホネートが配合され、セメントとカルシウムアル三ネー
トスルホネートとの& it fatに対して力11ノ
シウムアル三ネートスルボネートが2〜15重量%配合
されて成ることを特徴とするもので、以下本発明の詳細
な説明する。
本発明においては、セメントスラリーにカルシウムアル
三ネートスルホネー)(一般にアーウィンと称される)
を配合するようにするもので、アーウィンは3 CaU
、 A/203.3 Ca5O4U)化学組成を有し
、CaSO4も含有されている。そして湿式抄造法にお
いてはせメジトスラリ−は、石綿とカラス繊維やし二〇
−、I繊維など補強繊維を5〜15重里%、微粒シリカ
、パーライト粒子、火山灰など無機充填材を5〜15重
承%、セメントとアーウィンとを70〜85重量%配合
し、これを水に分散させることによって調製される。こ
こで、セメントとしては普通ポルトランドセメント、高
炉セメント、フライア・ソシュセメシトなど任窓のもの
を用いることができ、アーウイyとしては粉末度が50
00 m72以上のものが好ましい。またアーウィンの
配合量は、セメントとアーウィンとの合計量の2〜15
重量%、好ましくは2〜10重量%である。
三ネートスルホネー)(一般にアーウィンと称される)
を配合するようにするもので、アーウィンは3 CaU
、 A/203.3 Ca5O4U)化学組成を有し
、CaSO4も含有されている。そして湿式抄造法にお
いてはせメジトスラリ−は、石綿とカラス繊維やし二〇
−、I繊維など補強繊維を5〜15重里%、微粒シリカ
、パーライト粒子、火山灰など無機充填材を5〜15重
承%、セメントとアーウィンとを70〜85重量%配合
し、これを水に分散させることによって調製される。こ
こで、セメントとしては普通ポルトランドセメント、高
炉セメント、フライア・ソシュセメシトなど任窓のもの
を用いることができ、アーウイyとしては粉末度が50
00 m72以上のものが好ましい。またアーウィンの
配合量は、セメントとアーウィンとの合計量の2〜15
重量%、好ましくは2〜10重量%である。
しかして、上記のようなセメントスラリーを第1図など
周知の湿式抄造装置を用いて抄造を行ない、さらにプレ
ス脱水、蒸気による一次養生、室内保管による二次養生
を経て切断、塗装などの加工を施し、最終製品に仕上げ
るのである。そしてこのものにあって、アーウィンは水
を介してセメント中のカルシウムアルミネート相(3C
aO,AA’z03 、4 CaO、Al2O3、Fe
ze3)と反応し、ニトリシフコイト(3Ca(J 、
A/203 、3 CaSO4,32H20)を生成
することになり、セメシトの反応を促進すると共にセメ
ント粒子間の自由水をエトリンガイトの結晶水(上記式
中の32H20)として固定する。従ってセメントマト
リックス組織は早期に密実化されて、早期に強度が発現
されると共にセメント粒子間の空隙減少により寸法収縮
が低減されることになるものである。このことを図に示
して説明すると、アーウィンを配合しない場合には第2
図(a)に示すようにセメント水和物+1111で囲ま
れるセメント粒子(11)の間に自由水0カが存在し、
早期に強度は発現されないが、アーウィンの水和反応生
成物であるエトリンj5イト03)が自由水を結晶水と
して固定して第2図(b)のようにセメント粒子(11
)の間に充填されるため、早期に強度が発現されると共
に水がXへ発する際に生じる寸法収縮が低減されるので
ある。ここでアーウィンがセメシトとアーウィンとの合
計欧の2重量%未満であると、効果が不十づ〕であり、
逆に100爪爪、特に15爪爪%を超えるとエトリンフ
コイトの生成が多R1になりすぎ、セメントマトリック
スに膨張作用を及ぼして組織がかえfづアになり、強度
が低下する(長期11律で特に著しい)と共に耐凍害性
が低下することになる。
周知の湿式抄造装置を用いて抄造を行ない、さらにプレ
ス脱水、蒸気による一次養生、室内保管による二次養生
を経て切断、塗装などの加工を施し、最終製品に仕上げ
るのである。そしてこのものにあって、アーウィンは水
を介してセメント中のカルシウムアルミネート相(3C
aO,AA’z03 、4 CaO、Al2O3、Fe
ze3)と反応し、ニトリシフコイト(3Ca(J 、
A/203 、3 CaSO4,32H20)を生成
することになり、セメシトの反応を促進すると共にセメ
ント粒子間の自由水をエトリンガイトの結晶水(上記式
中の32H20)として固定する。従ってセメントマト
リックス組織は早期に密実化されて、早期に強度が発現
されると共にセメント粒子間の空隙減少により寸法収縮
が低減されることになるものである。このことを図に示
して説明すると、アーウィンを配合しない場合には第2
図(a)に示すようにセメント水和物+1111で囲ま
れるセメント粒子(11)の間に自由水0カが存在し、
早期に強度は発現されないが、アーウィンの水和反応生
成物であるエトリンj5イト03)が自由水を結晶水と
して固定して第2図(b)のようにセメント粒子(11
)の間に充填されるため、早期に強度が発現されると共
に水がXへ発する際に生じる寸法収縮が低減されるので
ある。ここでアーウィンがセメシトとアーウィンとの合
計欧の2重量%未満であると、効果が不十づ〕であり、
逆に100爪爪、特に15爪爪%を超えるとエトリンフ
コイトの生成が多R1になりすぎ、セメントマトリック
スに膨張作用を及ぼして組織がかえfづアになり、強度
が低下する(長期11律で特に著しい)と共に耐凍害性
が低下することになる。
次に加圧成形法の場合について説明すると、このものに
あってはセメントスラリーは、普通ホルトランドセメシ
ト、高炉セメント、フライアッシュセメントなどのセメ
ントにアーウィン、砕石や火山れきなどの細骨材、有機
単繊維などの補強材やニジニンスルホン酸などの減水剤
を必要に応じて配合し、これを水に分散させて調製され
る。ここで、アーウィンはセメシトとアーウィンとの合
計星に対して2〜15重爪%、好ましくは5〜15重量
%配合され、粉末度が5000cig以上のものを用い
るのがよい3.また、水−セメント比(水/セメント)
は03〜0.6、骨材−セメシト比(骨材/lメシト)
はアーウィンをセメシトとして含んで1.0〜8.0が
好ましく、さらに細骨材は粗粒率が2,3〜3.】のも
のが好ましい。セメントスラリーのに周製にあたっては
、セメシト、アーウィン、細骨材その他補強材などを5
十す−で空練りすることによって予備混合し、こののち
所定の水−セメント比となるように水と減水剤とを添加
して混線することによって行なうようにするのがよい。
あってはセメントスラリーは、普通ホルトランドセメシ
ト、高炉セメント、フライアッシュセメントなどのセメ
ントにアーウィン、砕石や火山れきなどの細骨材、有機
単繊維などの補強材やニジニンスルホン酸などの減水剤
を必要に応じて配合し、これを水に分散させて調製され
る。ここで、アーウィンはセメシトとアーウィンとの合
計星に対して2〜15重爪%、好ましくは5〜15重量
%配合され、粉末度が5000cig以上のものを用い
るのがよい3.また、水−セメント比(水/セメント)
は03〜0.6、骨材−セメシト比(骨材/lメシト)
はアーウィンをセメシトとして含んで1.0〜8.0が
好ましく、さらに細骨材は粗粒率が2,3〜3.】のも
のが好ましい。セメントスラリーのに周製にあたっては
、セメシト、アーウィン、細骨材その他補強材などを5
十す−で空練りすることによって予備混合し、こののち
所定の水−セメント比となるように水と減水剤とを添加
して混線することによって行なうようにするのがよい。
そしてこのセメシトスラリーを周知のように型において
プレスすることにより脱水成形し、これを室内で3〜4
時間置装て前養生し、次で昇温20℃以下程度、50〜
60℃の温度保持、湿度90%R1iの条件で蒸気養生
しtコのち、成形品を脱型して塗装など仕上げ加工を施
して製品となすものである。この場合にあっても、上記
湿式抄造法の場合と同様にしてアーウィンによって成形
品の強度を早期に発現させることができることになり、
さらにこのものでは水−セメント比を高くしてセメント
スラリーの流動性を向上させるようにした場合にあって
も、アーウィンによって養生時に水分はニトリ−)j3
イトの結晶水として固定され、養生以降では水−セメシ
ト比を低下させて成形品の強度の低下を抑える仁とがで
きることになる。ここで、上記湿式抄造法の場合と同様
な理由により、アーウィン成分の配合風がアーウィンと
セメシトとの合計丼に対して5重M(%未満、特に2重
量%未満では効果が不十分であり、逆に15重量%を超
えるとエトリンフコイトの生成量が多くなりすぎて強度
低下、耐凍害性低下が生じることになる。
プレスすることにより脱水成形し、これを室内で3〜4
時間置装て前養生し、次で昇温20℃以下程度、50〜
60℃の温度保持、湿度90%R1iの条件で蒸気養生
しtコのち、成形品を脱型して塗装など仕上げ加工を施
して製品となすものである。この場合にあっても、上記
湿式抄造法の場合と同様にしてアーウィンによって成形
品の強度を早期に発現させることができることになり、
さらにこのものでは水−セメント比を高くしてセメント
スラリーの流動性を向上させるようにした場合にあって
も、アーウィンによって養生時に水分はニトリ−)j3
イトの結晶水として固定され、養生以降では水−セメシ
ト比を低下させて成形品の強度の低下を抑える仁とがで
きることになる。ここで、上記湿式抄造法の場合と同様
な理由により、アーウィン成分の配合風がアーウィンと
セメシトとの合計丼に対して5重M(%未満、特に2重
量%未満では効果が不十分であり、逆に15重量%を超
えるとエトリンフコイトの生成量が多くなりすぎて強度
低下、耐凍害性低下が生じることになる。
次に本発町を実施例によって例証する。
実施例1
第1表の配合量の原料を水に分散してセメントスラリー
を調製し、第1図に示す装置で抄造を行ない、メー+ン
ジ0−ルに抄造マットを5重に巻き付けたのちこれをメ
ー牛ンジ0−ルより切り出し、次でこれを85Kg’c
ul、15秒の条件でプレス脱水したのち50℃、95
96R818時間の条件で一次養生した。そして材令3
日まで室内養生したのちアクリルエマルジョン塗料で塗
装仕上げを行なってセメント板を得た。
を調製し、第1図に示す装置で抄造を行ない、メー+ン
ジ0−ルに抄造マットを5重に巻き付けたのちこれをメ
ー牛ンジ0−ルより切り出し、次でこれを85Kg’c
ul、15秒の条件でプレス脱水したのち50℃、95
96R818時間の条件で一次養生した。そして材令3
日まで室内養生したのちアクリルエマルジョン塗料で塗
装仕上げを行なってセメント板を得た。
実施例2
セメントスラリーを第1表の配合で調製するようにした
他は、実施例1と同様にしてセメント板を得た。
他は、実施例1と同様にしてセメント板を得た。
比較例
アーウィンをセメントとアーウィンとの会話1量に対し
て22重量%使用する第1表の配合でセメントスラリー
を調製するようにした他は実施例1と同作にしてセメシ
ト板を得た。
て22重量%使用する第1表の配合でセメントスラリー
を調製するようにした他は実施例1と同作にしてセメシ
ト板を得た。
従来例1,2
セメントスラリーを第1表の配合で調製するようにした
他は、実施例1と同様にしてセメシト板を得た。
他は、実施例1と同様にしてセメシト板を得た。
第 1 表 (重量%)
上記実施例1,2、比較例、従来例1.2で得た20c
rn×20σのサ−)づルについて曲げ強度を測定した
。結果を第2表に示す。曲げ強度はサンつルにおいて抄
造方向(Aで示す)及び抄造方向と垂直な方向(Bで示
す)で測定した。また寸法収縮及び比重についても測定
し、結果を第2表に示す。さらにセメント硬化体組織の
遊離Ca(011)+量をアセト酢酸エステル法で測定
し、吸水速度を測定した。結果を第2表に示す。吸水速
度はすyづルを水中に浸漬して1時間当りの重量増加を
測定することにより行なった。
rn×20σのサ−)づルについて曲げ強度を測定した
。結果を第2表に示す。曲げ強度はサンつルにおいて抄
造方向(Aで示す)及び抄造方向と垂直な方向(Bで示
す)で測定した。また寸法収縮及び比重についても測定
し、結果を第2表に示す。さらにセメント硬化体組織の
遊離Ca(011)+量をアセト酢酸エステル法で測定
し、吸水速度を測定した。結果を第2表に示す。吸水速
度はすyづルを水中に浸漬して1時間当りの重量増加を
測定することにより行なった。
(第 2 表)
第2表の結果より、アーウィンを配合した実施例1,2
及び比較例のものにおける材令2日の強度は、配合して
いない従来例1,2のものにおける材令14日の強度と
ほぼ同等であり、早期に強度が発現されることが確認さ
れる。また寸法収縮もアーウィンを配合した実施例1の
ものは配合していない従来例1のものより小さいことが
W認される。そし゛Cアーウィンを配合した実施例1の
ものは配合していない従来例1のものよりJfiilt
Caυ■1)2が減少しており、日華の原因となる遊m
Fca(OH)2を低減させて商品品質を向上させるこ
とができるものである。さらに多孔°P(無機充填材で
ある火山灰を用いた実施例2のものにあっても強度を向
上させることができることが確認される。
及び比較例のものにおける材令2日の強度は、配合して
いない従来例1,2のものにおける材令14日の強度と
ほぼ同等であり、早期に強度が発現されることが確認さ
れる。また寸法収縮もアーウィンを配合した実施例1の
ものは配合していない従来例1のものより小さいことが
W認される。そし゛Cアーウィンを配合した実施例1の
ものは配合していない従来例1のものよりJfiilt
Caυ■1)2が減少しており、日華の原因となる遊m
Fca(OH)2を低減させて商品品質を向上させるこ
とができるものである。さらに多孔°P(無機充填材で
ある火山灰を用いた実施例2のものにあっても強度を向
上させることができることが確認される。
まjコ、実施例1,2、比較例、従来例1,2のものに
ついてASTM C−666Aに基づいて耐凍害性を測
定した。−+1果を第3表に示す。
ついてASTM C−666Aに基づいて耐凍害性を測
定した。−+1果を第3表に示す。
(第 3 表)
第3表の結果より、アーウィンを配合した実施例1,2
のものは耐凍害性に問題がないが、アーウィンが過剰に
配合された比較例のものでは耐凍害性に低下が生じるこ
とが確認される。
のものは耐凍害性に問題がないが、アーウィンが過剰に
配合された比較例のものでは耐凍害性に低下が生じるこ
とが確認される。
実施例3
3種高炉セメントと、8m高炉セメントとアーウィンと
の合計量に対して10重量%のアーウィンと、粗粒率2
.80の砕石とをスラリー原料とし、砕石/セメント(
アーウィン含む)を1.5の比で配合して10分間空練
りした。そしてこれに減水剤として」士ジカルボン酸を
減水剤/セメント(アーウィン含む)が0.Olの比と
なるように配合すると共に水/セメント(アーウィン含
む)が0.4の比となるように水を配合し、これを5分
間混合することによってセメントスラリーを調製した。
の合計量に対して10重量%のアーウィンと、粗粒率2
.80の砕石とをスラリー原料とし、砕石/セメント(
アーウィン含む)を1.5の比で配合して10分間空練
りした。そしてこれに減水剤として」士ジカルボン酸を
減水剤/セメント(アーウィン含む)が0.Olの比と
なるように配合すると共に水/セメント(アーウィン含
む)が0.4の比となるように水を配合し、これを5分
間混合することによってセメントスラリーを調製した。
このセメントスラリーを60 Kf/cdの圧力でプレ
スして賦型したのち、室温で3時間前養生し、さらに1
時間当り15℃の昇温率で昇温させたのち60℃、90
%RH14時間の条件で蒸気養生した。さらに材令2日
の時点でアクリルエマルジョy塗料によって塗装するこ
とにより、第3図に示すようなセメント成形品(71’
1=333門、12=278鰐、13=97鱈、厚み1
4潤)を(−1だ。
スして賦型したのち、室温で3時間前養生し、さらに1
時間当り15℃の昇温率で昇温させたのち60℃、90
%RH14時間の条件で蒸気養生した。さらに材令2日
の時点でアクリルエマルジョy塗料によって塗装するこ
とにより、第3図に示すようなセメント成形品(71’
1=333門、12=278鰐、13=97鱈、厚み1
4潤)を(−1だ。
実施例4
砕石の替りに火山れきを用い、水/セメントの比を0.
5に設定すると共に骨材/セメントの比を1.0に設定
し、さらにスラリーの混合時間を10分に設定しtこ池
は実施例3と同様にしてセメシト成形品を得tこ。
5に設定すると共に骨材/セメントの比を1.0に設定
し、さらにスラリーの混合時間を10分に設定しtこ池
は実施例3と同様にしてセメシト成形品を得tこ。
従来例3
アーウィンを配合せずにセメシトスラリーを調製した他
は実施例3と同様にしてセメント成形品をfOjこ。
は実施例3と同様にしてセメント成形品をfOjこ。
上記実施例3,4及び従来例3によって得たものについ
て、破壊強度の測定、遊離Ca(O)02の定量、吸水
速度の測定、耐凍害性試験を行なった。
て、破壊強度の測定、遊離Ca(O)02の定量、吸水
速度の測定、耐凍害性試験を行なった。
結果を第4表に示す。
(第 4 孝)
第4表の結果より、アーウィyを配合した実施例3,4
のものは材令2日で高い強度が発現されていることが確
認され、また吸水速度は実施例3のものが従来例3のも
のより遅く、アーウィンを配合した実施例3のものは組
織が緻密であること度が同等であり、強度の向上の効果
が#認される。そしてアーウィンを配合した実施例凸の
ものは配合していない従来例凸のものより遊tlRCa
(01[)2が越少しており、白華の原因となるii
摩Ca(0)1)zを低減させて商品品質を向上させる
ことができるものである。
のものは材令2日で高い強度が発現されていることが確
認され、また吸水速度は実施例3のものが従来例3のも
のより遅く、アーウィンを配合した実施例3のものは組
織が緻密であること度が同等であり、強度の向上の効果
が#認される。そしてアーウィンを配合した実施例凸の
ものは配合していない従来例凸のものより遊tlRCa
(01[)2が越少しており、白華の原因となるii
摩Ca(0)1)zを低減させて商品品質を向上させる
ことができるものである。
上述のように本発明によれば、アーウィンを配合したこ
とによって強度を早期に発現させることができ、容土日
数を短縮することができて生産効率を向上させることが
できるものであり、また火山れきや火山灰などの低比重
、多孔質の無機充填材を(HJj用しても、強度の低下
をアーウイyの配合によって補うことができるものであ
る。さらに加圧成形法にあって水/セメシト比を大きく
してセメントスラリーの流動性を向上させるようにして
も、水分はアーウィンによるエトリンノjイトの結晶水
として固定させることができ、水/セメント比を大きく
しても強度低下を抑えることができるものである。
とによって強度を早期に発現させることができ、容土日
数を短縮することができて生産効率を向上させることが
できるものであり、また火山れきや火山灰などの低比重
、多孔質の無機充填材を(HJj用しても、強度の低下
をアーウイyの配合によって補うことができるものであ
る。さらに加圧成形法にあって水/セメシト比を大きく
してセメントスラリーの流動性を向上させるようにして
も、水分はアーウィンによるエトリンノjイトの結晶水
として固定させることができ、水/セメント比を大きく
しても強度低下を抑えることができるものである。
(b)はアーウィンの作用を示す拡大図、第3図はセメ
ント成形品の斜視図であって、(11)はセメント粒子
、α3)はエトリン)Uイトである。
ント成形品の斜視図であって、(11)はセメント粒子
、α3)はエトリン)Uイトである。
代理人 弁理士 石 FII 長 七
特許庁長官殿
1.事件の表示
昭和58年特叶…第12981凸り
2、発 明の名称
セメント成形品用組成物
3、補正をする者
事イ11との関係 惜d「出願人
性 所 大阪府門真市大字門真1048番地名 称 (
583)松下電工株式会社 代表者小 林 郁 4、代理人 削除し、rl、5秒」倉仲人しまT0
583)松下電工株式会社 代表者小 林 郁 4、代理人 削除し、rl、5秒」倉仲人しまT0
Claims (1)
- (1)セメシトを主成分とすると共にカルシウムアル三
ネートスルホネートが配合され、セメシトと力11/シ
ウムアル三ネートスルホネートとの合計量に対してカル
シウムアル三ネートスルホネートが2〜15重量%配合
されて成ることを特徴とするセメント成形品用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12981383A JPS6021841A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | セメント成形品用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12981383A JPS6021841A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | セメント成形品用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021841A true JPS6021841A (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=15018852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12981383A Pending JPS6021841A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | セメント成形品用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021841A (ja) |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP12981383A patent/JPS6021841A/ja active Pending
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