JPS6136145A - 上塗壁材の製造方法 - Google Patents

上塗壁材の製造方法

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Publication number
JPS6136145A
JPS6136145A JP15829984A JP15829984A JPS6136145A JP S6136145 A JPS6136145 A JP S6136145A JP 15829984 A JP15829984 A JP 15829984A JP 15829984 A JP15829984 A JP 15829984A JP S6136145 A JPS6136145 A JP S6136145A
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JP
Japan
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water
zeolite
polymer
weight
colored
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Pending
Application number
JP15829984A
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English (en)
Inventor
秀雄 鈴木
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B14/00Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B14/02Granular materials, e.g. microballoons
    • C04B14/04Silica-rich materials; Silicates
    • C04B14/042Magnesium silicates, e.g. talc, sepiolite

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゼオライトは、結晶性含水アルミノケイ酸塩で、その構
造上の特徴は、構造単位の多様な連結方式によって空洞
構造を形成した細孔性物質になっていることである。そ
して、この細孔は他の分子やイオンを取り入れる性質が
強く、特に水分の吸着性が強く、加熱によりその吸着水
分を放出するが、冷却により再び可逆的に吸湿するとい
う特性を有している。そして、この細孔のためにカサ比
重が約0.7〜0.8という天然の軽量材である。
さて、ゼオライトは後述の実施例で示したように、染料
や顔料による着色性能が他の骨材に比べて非常に優れて
いることが実験によって確認された。このことは、ゼオ
ライトの細孔性空洞構造により着色材が均一に取り入れ
られた効果であると考えることができる。
本発明は、このゼオライトの細孔特性による均一な着色
性と軽量性に着目して、これを化粧用の上塗壁材の細骨
材として利用したものである。そして、本発明に係る染
料や顔料によって着色されたゼオライトを[着色ゼオラ
イト」と略記することとした。
本発明の壁材は、この着色ゼオライトの細管材を主成分
として、これに対して保水性を有して作業性を改善する
「のりjとしての高分子材料(以下高分子A材料と略記
する)と、下地との付着性の増強と耐水性を付与するた
めの高分子材料(以下高分子B材料と略記する)と、水
とを練り混ぜて使用することを特徴としたものである。
そして、これらの高分子材料が自然乾燥により透明な皮
膜を形成して、壁材の固結材として作用することを狙っ
たものである。このように従来のような水硬性又は気硬
性の無機固結材を一切含まないために、ポルトランドセ
メントの呈するエフロレッセンスによる表面汚染や収縮
亀裂の問題と石灰系プラスターによる「ふけJと言われ
る未消石灰による突起物の生成等の心配がないという利
点を有している。
ここで、高分子人材料には、海草のり、でん粉のり等の
天然産やメチルセルローズ、カルボキシメチルセルロー
ズ、ポリビニールアルコール等の化学合成物があり、こ
れらの材料は、乾燥して皮膜を形成するが耐水性が劣り
、水分により再び軟化するために耐水性を必要とする場
所には不適である0次に高分子B材料には、酢酸ビニル
、アクリル酸エステル、スチレン/アクリル酸エステル
共重合等の樹脂エマルシ目ンとスチレンブタジェン、ア
クリロニトリルブタジェン/スチレンブタジェン共重合
等のゴムラテックスがあり、その固形分が約40〜50
%になっている。
このような高分子材料の分類のために、本発明の壁材の
組合せは次の2種類になる。即ち、(1)耐水性を必要
としない場所に対しては、着色ゼオライトと高分子A材
料の組合せと、(2)耐水性を必要とする場所に対して
は、着色ゼオライトと高分子A材料と、高分子B材料の
組合せに分類して使用することができる。
又、これらの高分子材料の使用量は、各独自の性能の差
異に加えて、壁下地の問題、四季の寒暖の差、適用場所
の所要耐水性等の要因に応じて変化させることが必要で
ある。
本発明による上塗壁材の諸物件を列挙すると次のように
なる。即ち、(1)軽量材のために塗壁作業中の垂れや
剥落が見られない。(2)細孔特性より保温性、暖熱性
、結露防止性、消音性の諸物件を有する。(3)過熱時
に吸湿水分や結晶水の放出による防火性。(4)水硬性
又は気硬性の固結材を含まないために表面汚染がない。
(5)着色性に優れ1色調査かな化粧材を調整すること
ができる等の壁材としての必要な諸条件を具備した従来
に類例を見ない斬新な上塗壁材を製造することに成功し
たものである。
次に実施例を示す。
ただし、各実施例中での使用材料は次の通りである。
天然ゼオライト:モルデナイト型の粒径、20〜30メ
ツシユ 川     砂:        粒径、20〜30メ
ツシユ 黄 色 染 料:レヴアセル・ファースト・イエロー 黄色顔料: Fe、0. 86〜87%下地用型枠:木
製型枠(内法60o X 900 X 200閣−)の
底部の石こうボードを下地として、下塗8−■(石こう
プラスター1重量部、川砂1重量部)に、中塗6■−(
石こうプラスター1重量部、川砂1.5重量部)を処理
したものを上塗壁材の下地としての縦長方向を鉛直にし
て設置した。
実施例 I A、B、C,Dの200ccのビーカー4個のうち。
AとBにゼオライト20gを、CとDに川砂20.を用
意した。先づ、水100重量部に黄色染料1重量部を溶
解した着色液の100ccづつをAとCのビーカーに加
えて24時間放置し、後50〜60℃で乾燥してゼオラ
イトと川砂の染料による着色性を比較した。
次に黄色染料の0−6gttBとDに入れて、2分間手
動による混合処理をして、ゼオライトと川砂の顔料によ
る着色性を比較した。この目視による結果は何れの場合
もゼオライトは均一に着色されたが、川砂では濃淡を生
じて均一着色が不可能であった。
実施例 2 ■水100重量部に黄色染料1重量部を溶解した着色液
の10(1重量部にゼオライト100重量部を24時間
浸漬した0次に水洗後50〜60℃で表乾状態として着
色ゼオライトを調整した。
■メチルセルローズ0.3重量部を水20重量部に溶解
して高分子A材料を調整した。
■上記の着色ゼオライト800gと、高分子A材料16
2gと適量の水とを練り混ぜて下地用型枠に上塗りした
。その結果は、とて伸びの作業性に優れ、薄塗り可能な
良好な性状を示した。
■塗壁4週間後の指触及び目視試験の結果は、退色、亀
裂、表面汚染等の欠陥は見られなかった。
しかし1表面上に設定した箇所への散水試験では数分後
に壁材は軟化して耐水性のないことを示した。
実施例 3 ■メチルセルローズ0.3重量部を水20重量部に溶解
して調整した高分子A材料に対して、アクリル酸エステ
ルエマルション(固形公約50%)の高分子B材料1.
5重量部を混合して、高分子A材料と高分子B材料の混
合液を調整した。
■実施例2の1で調整した着色ゼオライト800gと上
記の高分子A材料と高分子B材料の混合液175gと適
量の水とを練り混ぜて下地用型枠に上塗りした。その結
果は、実施例2と同様に良好な性状を示した。
■塗壁4週間後の指触及び目視試験の結果は、固結性も
良好で何等の異常も認められなかった。
更に表面上に設定した箇所への散水試験では、5時間経
過後も何等の異常も詔められず、付着性と耐水性に優れ
ていることが確認された。
実施例 4 ■ゼオライト100重量部と黄色顔料3.5重量部を混
合して顔料による着色ゼオライトを調整した。
■上記の1の着色ゼオライト800gと実施例3の1の
高分子A材料と高分子B材料の混合液175gと適量の
水とを練り混ぜて、下地用型枠に上塗りした結果は、実
施3と同様に良好な結果を示した。
以上述べたように、本発明法によれば従来に類例を見な
い斬新な上塗壁材の製造に有効な手段を提供することの
できるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色ゼオライトの細骨材と、保水性を有する高分
    子材料と、水とを練り混ぜて使用することを特徴とした
    上塗壁材の製造方法。
  2. (2)着色ゼオライトの細骨材と、保水性を有する高分
    子材料と、付着と耐水性を付与する高分子材料と、水と
    を練り混ぜて使用することを特徴とした上塗壁材の製造
    方法。
JP15829984A 1984-07-28 1984-07-28 上塗壁材の製造方法 Pending JPS6136145A (ja)

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JP15829984A JPS6136145A (ja) 1984-07-28 1984-07-28 上塗壁材の製造方法

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JP15829984A JPS6136145A (ja) 1984-07-28 1984-07-28 上塗壁材の製造方法

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JPS6136145A true JPS6136145A (ja) 1986-02-20

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ID=15668578

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JP15829984A Pending JPS6136145A (ja) 1984-07-28 1984-07-28 上塗壁材の製造方法

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JP (1) JPS6136145A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5774558A (en) * 1980-10-29 1982-05-10 Aisin Seiki Multi-cylinder refrigerating plant
EP0964040A3 (en) * 1998-06-09 2000-03-01 Julien Verrijkt Wall finishing product
JP2009235125A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Chubu Electric Power Co Inc ゼオライトパウダー顔料及びゼオライトパウダー顔料入りコンクリート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5774558A (en) * 1980-10-29 1982-05-10 Aisin Seiki Multi-cylinder refrigerating plant
EP0964040A3 (en) * 1998-06-09 2000-03-01 Julien Verrijkt Wall finishing product
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