JPS5840166Y2 - バルコニ−の連結根太 - Google Patents
バルコニ−の連結根太Info
- Publication number
- JPS5840166Y2 JPS5840166Y2 JP6220079U JP6220079U JPS5840166Y2 JP S5840166 Y2 JPS5840166 Y2 JP S5840166Y2 JP 6220079 U JP6220079 U JP 6220079U JP 6220079 U JP6220079 U JP 6220079U JP S5840166 Y2 JPS5840166 Y2 JP S5840166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joist
- deck
- joists
- mounting
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、バルコニーの間柱と建物に固定された取付
材とを連結し、テ゛ツキを載置させる連結根太に関する
ものである。
材とを連結し、テ゛ツキを載置させる連結根太に関する
ものである。
一般に、間口の大きいバルコニーにおいては、デツキの
荷重に対する梁の補強のために、前梁の中央に間柱を立
設し、また、この間柱と建物側に固定された取付材との
間に、バルコニー全体の堅牢性向上とデツキの連結及び
デツキ荷重の支持のための連結根太が懸架される。
荷重に対する梁の補強のために、前梁の中央に間柱を立
設し、また、この間柱と建物側に固定された取付材との
間に、バルコニー全体の堅牢性向上とデツキの連結及び
デツキ荷重の支持のための連結根太が懸架される。
ところで、この連結根太には、曲げ、ひねりなどの大き
な応力が加わるが、従来の連結根太はこれに対する強度
が必ずしも充分でない。
な応力が加わるが、従来の連結根太はこれに対する強度
が必ずしも充分でない。
また、連結根太に支持された左右のデツキの端部に生じ
る隙間を塞ぐため、目板が装着されるのが通例であるが
、従来は、この目板の幅方向両端からねじを下方に貫通
し、各デ゛ツキの端部にねじ込むことにより、目板を固
定していたから、各デツキのテ゛ツキボードの肢行的な
撓みによりねじが抜けたり、折れたりして、目板がテ゛
ツキ面より浮立ち、歩行者が爪づいたり、怪我すること
があった。
る隙間を塞ぐため、目板が装着されるのが通例であるが
、従来は、この目板の幅方向両端からねじを下方に貫通
し、各デ゛ツキの端部にねじ込むことにより、目板を固
定していたから、各デツキのテ゛ツキボードの肢行的な
撓みによりねじが抜けたり、折れたりして、目板がテ゛
ツキ面より浮立ち、歩行者が爪づいたり、怪我すること
があった。
この考案は、加わる曲げ応力及びひねり力に対して充分
な強度を備え、かつ、目板を簡単に、しかも確実に固定
できるようにした連結根太を提供することを目的とする
。
な強度を備え、かつ、目板を簡単に、しかも確実に固定
できるようにした連結根太を提供することを目的とする
。
次に、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は金属製バルコニーの一例の正面図であり、デツ
キ部Aは左右の柱Bl、B2と間柱Cにより支持されて
いる。
キ部Aは左右の柱Bl、B2と間柱Cにより支持されて
いる。
この考案は第1図に円りで示された部分において間柱C
及び建物躯体に固定される取付材との間に間柱に対して
直角水平に懸架固定されてデツキ部Aの荷重を受けかつ
デツキボードを固定するための連結根太に係るものであ
る。
及び建物躯体に固定される取付材との間に間柱に対して
直角水平に懸架固定されてデツキ部Aの荷重を受けかつ
デツキボードを固定するための連結根太に係るものであ
る。
第2図に示したように、地面に立設した前記間柱Cの建
物側の側面に、前記デツキ部を取付ける高さにおいて、
背面部1aと一対の側面部1b、1bとを一体に有する
ブラケット1が、前記背面部1aにおいて間柱Cの側面
に密着させてボルトナラ)b、、b、により固着されて
いる。
物側の側面に、前記デツキ部を取付ける高さにおいて、
背面部1aと一対の側面部1b、1bとを一体に有する
ブラケット1が、前記背面部1aにおいて間柱Cの側面
に密着させてボルトナラ)b、、b、により固着されて
いる。
このブラケット1の下部には、背面部1aに対して直角
方向にネジ受けlc、lcが一体に設けられている。
方向にネジ受けlc、lcが一体に設けられている。
このブラケット1の下側にはまた、断面倒立り字状の支
持金具2が、その垂直部2bにおいてボルトb2により
固着されている。
持金具2が、その垂直部2bにおいてボルトb2により
固着されている。
支持金具2の水平部2a′の上面と前記ブラケット1の
ネジ受1c、lcの下面との間には後述される連結根太
3の肉厚とほぼ等しい間隙が設けられている。
ネジ受1c、lcの下面との間には後述される連結根太
3の肉厚とほぼ等しい間隙が設けられている。
なお、2C92Cは支持金具の水平部2aの耐垂直荷重
強度を補強する補強壁である。
強度を補強する補強壁である。
そして、前記ブラケットの側面部1b、lbは垂直面に
沿って平行に延び、かつ、その垂直面に対して直角な直
線上に軸心を有する孔1d、ldが設けられ、各取付部
の内壁面に前記孔と軸心を共通するナツ) nl、n工
が固着しである。
沿って平行に延び、かつ、その垂直面に対して直角な直
線上に軸心を有する孔1d、ldが設けられ、各取付部
の内壁面に前記孔と軸心を共通するナツ) nl、n工
が固着しである。
また、前記支持金具2の水平部2aにも、垂直方向の軸
線を有する孔が形成され、その対応上部のネジ受け1C
1Cにもナツトn2.n2があらかじめ設けである。
線を有する孔が形成され、その対応上部のネジ受け1C
1Cにもナツトn2.n2があらかじめ設けである。
3は本考案の連結根太であって、前記ブラケット1の側
面部1b、lbの両外側面距離とほぼ等しい幅を有する
底部3aと、その底部の幅方向両端部から直角上方に、
前記側面部1bの高さよりもわずかに高く延びる側部3
b、3bと、両側部の上端部から内側に対向してわずか
に延びるテ゛ツキ受部3c、3c’とからなる断面形状
がほぼ上方開口コ字状をなす根太本体を有し、かつ底部
と同一平面上を左右両外側に突出し端部においてわずか
上方に新曲する取付兼補強縁3f、3f’とを一体に有
している。
面部1b、lbの両外側面距離とほぼ等しい幅を有する
底部3aと、その底部の幅方向両端部から直角上方に、
前記側面部1bの高さよりもわずかに高く延びる側部3
b、3bと、両側部の上端部から内側に対向してわずか
に延びるテ゛ツキ受部3c、3c’とからなる断面形状
がほぼ上方開口コ字状をなす根太本体を有し、かつ底部
と同一平面上を左右両外側に突出し端部においてわずか
上方に新曲する取付兼補強縁3f、3f’とを一体に有
している。
前記底部3aの中央上面に全長にわたって延び、上方に
末広状に開口するねし受は溝3dを形成する突縁3e、
3eが設けである。
末広状に開口するねし受は溝3dを形成する突縁3e、
3eが設けである。
そして、この根太3には一端すなわち間柱C側に前記ブ
ラケット1の孔1d、ldに対応して側部3b、3bに
孔3g、3gが、前記支持金具2の水平部2aの孔に対
応して孔3 h 、3 hが形成され、他端、すなわち
後記取付材4に連結される側において第3図に示すよう
に両取付兼補強縁3f、3f′にそれぞれ根太長手方向
に対して直角な方向に開口する切欠孔3i、3iが形成
されている。
ラケット1の孔1d、ldに対応して側部3b、3bに
孔3g、3gが、前記支持金具2の水平部2aの孔に対
応して孔3 h 、3 hが形成され、他端、すなわち
後記取付材4に連結される側において第3図に示すよう
に両取付兼補強縁3f、3f′にそれぞれ根太長手方向
に対して直角な方向に開口する切欠孔3i、3iが形成
されている。
前記根太3の一端部を間柱C側に、他端部−を後記取付
材4側にそれぞれ向けて、前記一端部の底部3aを前記
支持金具2の水平部2aの上面に載置しブラケット1を
根太3の一端内部に嵌合させ、前記側面部1b、lbの
孔1d、ldと根太3の孔3g、3gとを合致させると
共に水平部2aの孔と根太3の底部3aに形成された孔
3 h 、3 h及びネジ受け1c、1cのナツトn2
.n2とを合致させる。
材4側にそれぞれ向けて、前記一端部の底部3aを前記
支持金具2の水平部2aの上面に載置しブラケット1を
根太3の一端内部に嵌合させ、前記側面部1b、lbの
孔1d、ldと根太3の孔3g、3gとを合致させると
共に水平部2aの孔と根太3の底部3aに形成された孔
3 h 、3 h及びネジ受け1c、1cのナツトn2
.n2とを合致させる。
取付材4は第3図に示すように、垂直面部4aとこの長
手方向に対して直角方向に全長にわたって設けられた水
平面を有する受部4bとから断面はぼL字状に形成され
ており、受部4bには上面に開口する断面角形C字状の
溝4Cが全長にわたって形成され、その溝には、頭部を
逆にしたボルトb4.b4が摺動自在に溝端部より挿入
しである。
手方向に対して直角方向に全長にわたって設けられた水
平面を有する受部4bとから断面はぼL字状に形成され
ており、受部4bには上面に開口する断面角形C字状の
溝4Cが全長にわたって形成され、その溝には、頭部を
逆にしたボルトb4.b4が摺動自在に溝端部より挿入
しである。
そして、取付材は垂直面部4aにおいてコーチスクリュ
ーS1.Slにより建物躯体に固定される。
ーS1.Slにより建物躯体に固定される。
こうして、前記連結根太の他端部を前記取付材4の受部
4b上に載置すると共に前記切欠孔3i、3iと溝4C
とを合致させる。
4b上に載置すると共に前記切欠孔3i、3iと溝4C
とを合致させる。
この状態において、前記間柱C側の合致された各孔1d
、1d、3g、3g及び水平部2aの孔と3hにボルト
b2゜b2、b3.b3を挿通して、その先端を前記各
ナツトn1.nl、n2.n2にねじ込むことにより、
根太3の一端を固定し、取付材4側の溝4Cに一致した
切欠孔3i、3iに、倒立ボルトb4.b4を呼び込ん
で合致させ、該ボルトb4.b4に対してナツトn4.
n4を締付けることにより根太3の他端を固定する。
、1d、3g、3g及び水平部2aの孔と3hにボルト
b2゜b2、b3.b3を挿通して、その先端を前記各
ナツトn1.nl、n2.n2にねじ込むことにより、
根太3の一端を固定し、取付材4側の溝4Cに一致した
切欠孔3i、3iに、倒立ボルトb4.b4を呼び込ん
で合致させ、該ボルトb4.b4に対してナツトn4.
n4を締付けることにより根太3の他端を固定する。
このようにして、根太3は間柱Cと取付材4との間に掛
は渡された状態で連結固定される。
は渡された状態で連結固定される。
ナツ)n4の回転は水平面に沿って行なわれるから、取
付棒の上方空間が狭い場合においてもナツト締付作業を
容易にできる。
付棒の上方空間が狭い場合においてもナツト締付作業を
容易にできる。
このボルトb4とナツトn4との関係は反対に溝4C中
にナツトとして作用する四角形ネジ受けを摺動自在に端
部より挿入し、それに対して上部からボルトによりネジ
込む方式にし、根太3と取付材4とを固定するようにし
てもよい。
にナツトとして作用する四角形ネジ受けを摺動自在に端
部より挿入し、それに対して上部からボルトによりネジ
込む方式にし、根太3と取付材4とを固定するようにし
てもよい。
上述のように、連結根太は根太本体Eの下側部に左右両
外側に突出する取付兼補強縁3f、3f’を一体に設け
たものであるから根太3を用いることにより、曲げ及び
ねじれに対して強靭なものとなり、後にこの上にテ゛ツ
キを載置しても絶対に曲ったり、ねじれたりすることが
ない。
外側に突出する取付兼補強縁3f、3f’を一体に設け
たものであるから根太3を用いることにより、曲げ及び
ねじれに対して強靭なものとなり、後にこの上にテ゛ツ
キを載置しても絶対に曲ったり、ねじれたりすることが
ない。
また、この両取付兼補強縁3f、3f’が根太本体底部
3aと同一平面となっていることにより、取付材4の受
部4bとの接触支持面積が大となるから、根太3は取付
材4に対しても一層堅固に固着される。
3aと同一平面となっていることにより、取付材4の受
部4bとの接触支持面積が大となるから、根太3は取付
材4に対しても一層堅固に固着される。
上記根太3の断面形状は上述のものに限定されるもので
なく、第4a図のように根太本体の下側部に、底部3a
に対して段差を有して左右両側に突出する取付兼補強縁
3f、3f’を設ける構造としてもよく、この場合も曲
がり及びねじれに対して強靭なものとなる。
なく、第4a図のように根太本体の下側部に、底部3a
に対して段差を有して左右両側に突出する取付兼補強縁
3f、3f’を設ける構造としてもよく、この場合も曲
がり及びねじれに対して強靭なものとなる。
さらに、根太3を曲がり及びねじれに対してより強靭な
ものとするときには、第4b図に示すように、根太本体
の左右両側の下側部に、それぞれ左右両側に突出する取
付兼補強縁3f、3f’を、上側部に左右両外側に延出
してデツキ受部3c、3c’を一体に設ける。
ものとするときには、第4b図に示すように、根太本体
の左右両側の下側部に、それぞれ左右両側に突出する取
付兼補強縁3f、3f’を、上側部に左右両外側に延出
してデツキ受部3c、3c’を一体に設ける。
この場合、根太本体の外側にも延出してテ゛ツキ受部3
c、3c’が設けられているので、曲がり及びねじれに
対してなお一層強化構造となっている。
c、3c’が設けられているので、曲がり及びねじれに
対してなお一層強化構造となっている。
従って、上下側部に取付兼補強縁3f、3f’及びデツ
キ受部3c、3c’を設けて上下二段とすることにより
、根太の曲がり及びねじれは全くなくなり強靭なものと
なり、また、根太は取付材4に対して一層強固に固着さ
れるものである。
キ受部3c、3c’を設けて上下二段とすることにより
、根太の曲がり及びねじれは全くなくなり強靭なものと
なり、また、根太は取付材4に対して一層強固に固着さ
れるものである。
このようにして、間柱Cと取付材4の間に懸架された根
太3のテ゛ツキ受部3 c 、3 c’の上面に、左右
のデツキボード6.6′の端部が載置される。
太3のテ゛ツキ受部3 c 、3 c’の上面に、左右
のデツキボード6.6′の端部が載置される。
テ゛ツキボードは根太3の長手方向に対して直角な方向
に延長するものであり、根太の長手方向に多数枚連設さ
れ、バルコニーのデツキ部を構成する。
に延長するものであり、根太の長手方向に多数枚連設さ
れ、バルコニーのデツキ部を構成する。
そして、デツキボード6.6′の隣接する端部の上側に
、根太3の長手方向と平行に延長する目板7がデツキボ
ード6.6′にまたがって載置され、各テ゛ツキボード
の端部及びその間の隙間を隠蔽する。
、根太3の長手方向と平行に延長する目板7がデツキボ
ード6.6′にまたがって載置され、各テ゛ツキボード
の端部及びその間の隙間を隠蔽する。
目板7には幅方向中央において孔7aが形成され、その
孔にボルトb6を挿通し、かつ、デツキボード6.6′
の間を下方に延長して、ボルトb6の下端部を前記溝3
d内にねじ込むことにより、突縁3eが各ボルトを根太
3に挟圧固定する。
孔にボルトb6を挿通し、かつ、デツキボード6.6′
の間を下方に延長して、ボルトb6の下端部を前記溝3
d内にねじ込むことにより、突縁3eが各ボルトを根太
3に挟圧固定する。
前記テ゛ツキボード6は第6図に示すように上面に開口
する溝6aを多数有しているため、デツキ部に降った雨
は、それぞれ溝6a内に集められ、テ゛ツキボード端部
から、前記根太3内に流れ落ちる。
する溝6aを多数有しているため、デツキ部に降った雨
は、それぞれ溝6a内に集められ、テ゛ツキボード端部
から、前記根太3内に流れ落ちる。
従って、根太3の底部には前記間柱Cに近い位置におい
て、排水孔3jを設けるとともに、その排水孔から上端
部を排水孔3jを通って根太3の底部に係止したチェー
ンなど8を垂下させて、根太3内に溜った水を飛散させ
ずにチェーン8で地上に誘導するようになっている。
て、排水孔3jを設けるとともに、その排水孔から上端
部を排水孔3jを通って根太3の底部に係止したチェー
ンなど8を垂下させて、根太3内に溜った水を飛散させ
ずにチェーン8で地上に誘導するようになっている。
9は溝6aのカバーである。
上述したように、間柱Cと支持金具2及びブラケット1
との結合、ブラケット1及び支持金具2に対する根太3
の結合、並びに目板7と根太3との結合、根太3と取付
材4の受部4bとの結合は、いずれもボルトにより行う
から、これらの結合を簡単迅速に行うことができる。
との結合、ブラケット1及び支持金具2に対する根太3
の結合、並びに目板7と根太3との結合、根太3と取付
材4の受部4bとの結合は、いずれもボルトにより行う
から、これらの結合を簡単迅速に行うことができる。
特に、根太3と取付材4の受部4bとの結合は、根太3
の他端を取付材4の垂直面部4aに当接すれば根太3の
左右両外側に突出する取付兼補強縁3f、3f’に形成
された切欠孔3 d 、3 dと受部4bの溝4Cに簡
単に一致し、溝4Cの端部より挿入しである頭部を逆に
して上方にぬけないようにしたボルトb3(また、上述
するようにナツトの如きネジ受けでもよい)を切欠孔3
d 、3 dに合致させ、上方よりナツトn4(また
は、上記ネジ受けに対してボルト)を締着することによ
り自然な姿勢で、非常に能率的に根太3と取付材4との
連結を行うことができる。
の他端を取付材4の垂直面部4aに当接すれば根太3の
左右両外側に突出する取付兼補強縁3f、3f’に形成
された切欠孔3 d 、3 dと受部4bの溝4Cに簡
単に一致し、溝4Cの端部より挿入しである頭部を逆に
して上方にぬけないようにしたボルトb3(また、上述
するようにナツトの如きネジ受けでもよい)を切欠孔3
d 、3 dに合致させ、上方よりナツトn4(また
は、上記ネジ受けに対してボルト)を締着することによ
り自然な姿勢で、非常に能率的に根太3と取付材4との
連結を行うことができる。
従って、現場での施工が著しく簡略化される。
そして、連結根太3と取付材4との接合も受部4bに取
付兼補強縁3f、3f’を有する根太3の他端が全面的
に接触して固定されているから、連結根太と間柱及び取
付材との連結強度構造も非常に大きくなる。
付兼補強縁3f、3f’を有する根太3の他端が全面的
に接触して固定されているから、連結根太と間柱及び取
付材との連結強度構造も非常に大きくなる。
以上述べたように本考案によれば、根太本体の下部に左
右両外側に延出する取付兼補強縁を一体に設けたから、
間柱及び取付材又はデツキから加わる曲げ応力、ひねり
力などに対して充分に耐えうる強度を備えているととも
に、底部中央上面にねし受は溝を設けたから、目板の中
央に貫通したボルトの下端をそのねじ受は溝にねじ込む
ことにより、目板を固定することかで゛き、ボルトは強
固にねし止めされるから、デツキが破折的に撓んでも、
目板が弾性変形して逃げることがあっても、撓みが復旧
すれば目板も復元することができ、従って、ボルトが容
易に抜けたり、折損することがない。
右両外側に延出する取付兼補強縁を一体に設けたから、
間柱及び取付材又はデツキから加わる曲げ応力、ひねり
力などに対して充分に耐えうる強度を備えているととも
に、底部中央上面にねし受は溝を設けたから、目板の中
央に貫通したボルトの下端をそのねじ受は溝にねじ込む
ことにより、目板を固定することかで゛き、ボルトは強
固にねし止めされるから、デツキが破折的に撓んでも、
目板が弾性変形して逃げることがあっても、撓みが復旧
すれば目板も復元することができ、従って、ボルトが容
易に抜けたり、折損することがない。
第1図は金属製バルコニーの一例の正面図、第2図以下
第6図はこの考案の一実施例を示すものであり、第2図
は根太を連結する前の斜視図、第3図(′、を根太の他
端部の連結部を示す斜視図、第4図は連結終了状態にお
ける取付材側を仮想線で示す間柱側の裏面図、第5図は
連結終了状態における間柱側の縦断面図、第6図はデツ
キボードの端部と根太の一部の構成を示す一部破断斜視
図である。 C・・・・・・間柱、E・・・・・・根太本体、3・・
・・・・根太、4・・・・・・取付材、3c、3c’・
・・・・・デツキ受部、3f、3f’・・・・・・取付
縁、3d・・・・・・ねじ受は溝、4a・・・・・・底
部、4b・・・・・・受部、4C・・・・・・溝、b3
・・・・・・ボルト、n4・・・・・・ナツト。
第6図はこの考案の一実施例を示すものであり、第2図
は根太を連結する前の斜視図、第3図(′、を根太の他
端部の連結部を示す斜視図、第4図は連結終了状態にお
ける取付材側を仮想線で示す間柱側の裏面図、第5図は
連結終了状態における間柱側の縦断面図、第6図はデツ
キボードの端部と根太の一部の構成を示す一部破断斜視
図である。 C・・・・・・間柱、E・・・・・・根太本体、3・・
・・・・根太、4・・・・・・取付材、3c、3c’・
・・・・・デツキ受部、3f、3f’・・・・・・取付
縁、3d・・・・・・ねじ受は溝、4a・・・・・・底
部、4b・・・・・・受部、4C・・・・・・溝、b3
・・・・・・ボルト、n4・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)断面形状が上方開口コ字状をなし、両側上端にそ
れぞれ左右のデツキの端部を載置するデツキ受部を有す
る根太本体に、該本体底部下面と平行に左右側外側に延
出する取付兼補強縁を一体に設け、 (ロ)前記根太本体の底部中央に全長にわたって延び、
上方に開口するねし受は溝を形成してなり、(ハ)前記
ねし受は溝には前記両テ゛ツキ受部に載置されたデツキ
端部上面に載置した目板に貫通したボルトの下端をねじ
込みうろことを特徴とするバルコニーの連結根太。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220079U JPS5840166Y2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | バルコニ−の連結根太 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220079U JPS5840166Y2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | バルコニ−の連結根太 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162603U JPS55162603U (ja) | 1980-11-21 |
JPS5840166Y2 true JPS5840166Y2 (ja) | 1983-09-09 |
Family
ID=29296199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6220079U Expired JPS5840166Y2 (ja) | 1979-05-10 | 1979-05-10 | バルコニ−の連結根太 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840166Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-10 JP JP6220079U patent/JPS5840166Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162603U (ja) | 1980-11-21 |
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