JPS5840016Y2 - 包装用容器 - Google Patents
包装用容器Info
- Publication number
- JPS5840016Y2 JPS5840016Y2 JP1980083659U JP8365980U JPS5840016Y2 JP S5840016 Y2 JPS5840016 Y2 JP S5840016Y2 JP 1980083659 U JP1980083659 U JP 1980083659U JP 8365980 U JP8365980 U JP 8365980U JP S5840016 Y2 JPS5840016 Y2 JP S5840016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- nonwoven fabric
- fibers
- thickness
- containers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は包装用容器の改良に関するものである。
従来、透明性のプラスチックシートを使用して数多くの
包装用容器が作られているが、こうしたものは中身が見
えるという利点はあるが、光が入り過ぎて中に入ったも
のが傷んだり、かえって安っぽく見えたりすることもあ
る。
包装用容器が作られているが、こうしたものは中身が見
えるという利点はあるが、光が入り過ぎて中に入ったも
のが傷んだり、かえって安っぽく見えたりすることもあ
る。
そこでプラスチックシートにいわゆるマット加工をして
粗面状にすれば半透明性にできるが、成形加工前にマッ
ト加工したものを熱くして成形すれば、右マツI・加工
の効果が薄れたり局部的に消えたりするし、成形加工後
のマット加工には手数もか・るし、またいずれにしても
強度も落ちる。
粗面状にすれば半透明性にできるが、成形加工前にマッ
ト加工したものを熱くして成形すれば、右マツI・加工
の効果が薄れたり局部的に消えたりするし、成形加工後
のマット加工には手数もか・るし、またいずれにしても
強度も落ちる。
又、発泡体シートに不織布を貼ったもので容器を作るも
のもあるが、発泡体を使用しているために不織布の特徴
を生ずことができず、未だ満足の行くものが少い。
のもあるが、発泡体を使用しているために不織布の特徴
を生ずことができず、未だ満足の行くものが少い。
本考案は、上記の点に鑑み、二軸延伸ポリスチレンシー
トに特殊の不織布を組合せ、接着したものを成形するこ
とにより新規な包装用容器を提供するものである。
トに特殊の不織布を組合せ、接着したものを成形するこ
とにより新規な包装用容器を提供するものである。
以下実施例について述べれば、不織布1には合成繊維系
、再生繊維系その他各種のものを使用することができ、
通例0.5〜5テ゛ニ一ル程度の太さの繊維を使って約
10〜60 g /m”’1rWの密度を有するものが
使用されているが、実験によれば、太さl〜2.5テ゛
ニールで平均20〜40cm程の長さの長繊維を用い約
15〜30g/m2程度の薄手のものが特に好ましいこ
とが多かった。
、再生繊維系その他各種のものを使用することができ、
通例0.5〜5テ゛ニ一ル程度の太さの繊維を使って約
10〜60 g /m”’1rWの密度を有するものが
使用されているが、実験によれば、太さl〜2.5テ゛
ニールで平均20〜40cm程の長さの長繊維を用い約
15〜30g/m2程度の薄手のものが特に好ましいこ
とが多かった。
上記ポリスチレンシート2は延伸してあり、通常0.2
〜1mm厚程度のものから用途によって適当に選んで、
上記不織布1と重ね合されるが、圧空成形によって成形
する前に溶剤系接着剤で貼り合せたり、ポリエチレン等
のパウダーをバインダーとして使用し加熱して貼り合せ
たりすることもあるが、成形の際に両者を重ね合せ、そ
の間に上記ボッエチレンパウダー等を介在させて、成形
と同時的に両者を貼り合せるようにして一体的にするこ
ともある。
〜1mm厚程度のものから用途によって適当に選んで、
上記不織布1と重ね合されるが、圧空成形によって成形
する前に溶剤系接着剤で貼り合せたり、ポリエチレン等
のパウダーをバインダーとして使用し加熱して貼り合せ
たりすることもあるが、成形の際に両者を重ね合せ、そ
の間に上記ボッエチレンパウダー等を介在させて、成形
と同時的に両者を貼り合せるようにして一体的にするこ
ともある。
また上記両者を一体化するとき、プラスチック延伸シー
トの表面をサンドロール等をかけて粗面状にしておけば
、一層確実に一体化することができる。
トの表面をサンドロール等をかけて粗面状にしておけば
、一層確実に一体化することができる。
例工ば、1.5デニールの太さで、平均30〜40 c
mの長さのポリエステル長繊維をランダムに配列させポ
リプロ系の接着剤で約20 g/m2の密度をもつ薄手
の不織布を、二軸方向に延伸したポリスチレンシート(
opsシート)の約0.5mmの厚さをもつものの一面
にサンドロールをかけて粗面3にし、ポリエチレン溶剤
系接着剤4を塗って貼り合せたものでは、両者はよく一
体化している。
mの長さのポリエステル長繊維をランダムに配列させポ
リプロ系の接着剤で約20 g/m2の密度をもつ薄手
の不織布を、二軸方向に延伸したポリスチレンシート(
opsシート)の約0.5mmの厚さをもつものの一面
にサンドロールをかけて粗面3にし、ポリエチレン溶剤
系接着剤4を塗って貼り合せたものでは、両者はよく一
体化している。
上記接着シートを圧空成形機にかけ、熱と圧力を加えて
成形すると、この不織布接着シートは容器の形状に引伸
ばされるが、この不織布を構成する繊維は細くて20〜
40 cmもの長いものであるし、この不織布が接着さ
れているシートは二軸延伸ポリスチレンシート(ops
シート)で、これには強い張りと剛性があるから、硬い
不織布の繊維も容器の複雑な形状にも沿うように、充分
に引張るようにして成形が為され、また不織布の繊維が
opsシートの中にもぐり込んでしまうこともないから
、上記の如き薄い不織布を使用しても充分に繊維の外観
と手触りを保持することができ、更に不織布は上記の如
き長い繊維によって作られているから、繊維が毛羽立っ
たり、抜けたりして収納物の中に混り込むようなことも
なく衛生的で、半透明性になっている価値高い容器とな
る。
成形すると、この不織布接着シートは容器の形状に引伸
ばされるが、この不織布を構成する繊維は細くて20〜
40 cmもの長いものであるし、この不織布が接着さ
れているシートは二軸延伸ポリスチレンシート(ops
シート)で、これには強い張りと剛性があるから、硬い
不織布の繊維も容器の複雑な形状にも沿うように、充分
に引張るようにして成形が為され、また不織布の繊維が
opsシートの中にもぐり込んでしまうこともないから
、上記の如き薄い不織布を使用しても充分に繊維の外観
と手触りを保持することができ、更に不織布は上記の如
き長い繊維によって作られているから、繊維が毛羽立っ
たり、抜けたりして収納物の中に混り込むようなことも
なく衛生的で、半透明性になっている価値高い容器とな
る。
又、不織布の接着されているopsシートの表面はサン
ドロールで粗面状としているので、上記不織布の接着が
確実に行われるのは勿論のこと、その凹凸が不織布と保
合状態にあることによって上記不織布の繊維を一層確実
に伸長して、opSシートと不織布の間に剥れを生ずる
こともない。
ドロールで粗面状としているので、上記不織布の接着が
確実に行われるのは勿論のこと、その凹凸が不織布と保
合状態にあることによって上記不織布の繊維を一層確実
に伸長して、opSシートと不織布の間に剥れを生ずる
こともない。
第1図、第2図に示すものは、水羊嚢の容器としたもの
で、内容物は直接ポリスチレン延伸シートに接するので
衛生的であり、外面に位置する不織布は内容物の透視を
防いでいる。
で、内容物は直接ポリスチレン延伸シートに接するので
衛生的であり、外面に位置する不織布は内容物の透視を
防いでいる。
なお、蓋5は上面から見られるように透明性のものとし
ている。
ている。
第3図に示すものは、ハンカチ、ストッキング、小間物
、キャンデーなどを入れる容器としたもので、蓋5の上
面には不織布の上から模様6が箔押ししである。
、キャンデーなどを入れる容器としたもので、蓋5の上
面には不織布の上から模様6が箔押ししである。
7は紐掛けの段部である。この容器は、不織布の鳴る方
が内側になるようにす6?ともあり、第4図のように金
属箱等の中仕切容器8とすれば不織布のある方に品物が
接するようになる。
が内側になるようにす6?ともあり、第4図のように金
属箱等の中仕切容器8とすれば不織布のある方に品物が
接するようになる。
本案品は上記の他種々の品物を包装する為に広く使用で
きる。
きる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜面図、第2図
は断面図、第3図、第4図は他の例の斜面図である。
は断面図、第3図、第4図は他の例の斜面図である。
Claims (1)
- 0.2〜1mm厚の二軸延伸ポリスチレンシートの一面
をサンドロールで粗面とし、0.5〜5テ゛ニルの太さ
、20〜40cm程度の長さの繊維で構成され10〜6
0 g/m2の密度を有する薄手の不織布を上記粗面側
に接着し、圧空成形によって成形した包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980083659U JPS5840016Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980083659U JPS5840016Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS579711U JPS579711U (ja) | 1982-01-19 |
JPS5840016Y2 true JPS5840016Y2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=29445977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980083659U Expired JPS5840016Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840016Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009132028A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Kyoraku Co Ltd | 表皮付きプラスチック成形体並びにその製造方法及びその回収方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737542A (en) * | 1980-08-07 | 1982-03-01 | Teijin Ltd | Plastic vessel on which fiber sheet is pasted |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523933U (ja) * | 1978-08-03 | 1980-02-15 |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP1980083659U patent/JPS5840016Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523933U (ja) * | 1978-08-03 | 1980-02-15 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009132028A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Kyoraku Co Ltd | 表皮付きプラスチック成形体並びにその製造方法及びその回収方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS579711U (ja) | 1982-01-19 |
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