JPS5839768A - 導電用アルミニウム又はアルミ合金の製造方法 - Google Patents

導電用アルミニウム又はアルミ合金の製造方法

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JPS5839768A
JPS5839768A JP13812881A JP13812881A JPS5839768A JP S5839768 A JPS5839768 A JP S5839768A JP 13812881 A JP13812881 A JP 13812881A JP 13812881 A JP13812881 A JP 13812881A JP S5839768 A JPS5839768 A JP S5839768A
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JP
Japan
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wire
aluminum
rough
rolling
electrically conductive
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JP13812881A
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Kenichi Sato
謙一 佐藤
Takeshi Miyazaki
健史 宮崎
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電用アルミニウム又はアルミ合金(以下、
アルミと称す)の製造方法に関するもので、特に導電率
の像上と、冷間カロエ時の焼付防止を目的とする方法に
関する。
近年、省エネルギーの要請に答えて、アルミの製造に連
続鋳造圧延方式が採用されており、電気抵抗ロスを減少
させるための導電率向上が要望されている。
この導電率の向上のためには、焼鈍することによりアル
ミニウム中の不純物を析出させ、その目的を達すること
が考えられるが、例えば400°Cでの焼鈍では強度の
低下が著しく、使用できない。
従って焼鈍の′ための適当な温度範囲を探求する必要が
ある。
又一方、圧延された荒引線表面に圧延潤滑油の存在した
状態で焼鈍を施すと、潤滑油とアルミニウム表面の反応
により、伸線時に焼付き現象が多発し、伸線が不可能と
なるので、圧延後圧延潤滑油を除去することが不可欠で
ある。
本発明は、上述の問題点を解決するため成されたもので
、圧延後圧延潤滑油を有効に除去してその後の冷間加工
時の規付きを防止すると同時に、導電率を向上し得る導
電用アルミニウム又はアルミ合金の製造方法を提供せん
とするものである。
本発明者らは種々のアルミ−を種々の温度条件で焼鈍し
、その後冷間加工して特性を調査した結果、荒引線のコ
イルの状態で150°〜300℃の温度で6時間以上焼
鈍することにより、強度を大幅に低下させることなく、
導電率の向上が得られることる際の荒引線の温度を15
0℃以下にすることにより、荒引線のコイルの状態で焼
鈍を施しても、潤滑油が殆んど存在しないため、焼鈍時
の潤滑油とアルミニウムの反応による潤滑油の焼付きが
ないばかりか、荒引線表面に酸化被膜を形成し、伸線時
の表面潤滑特性が非常にすぐれ、アルミの連続鋳造圧延
材に認められる焼付き現象が全くないと言う効果が得ら
れることを見出した。
本発明は、導電用アルミニウム又はアルミ合金を連続鋳
造圧延した後、圧延機出口より巻取機の間において、荒
引線に流水中を通過せしめて、圧延時の潤滑油を除去す
ると共に、該荒引線の温度を150°C以下にして巻取
り、しかる後上記荒引線に150°〜300℃の温度で
6時間以上の焼鈍を施し、さらに加工度70%以上の冷
間加工を施すことを特徴とする導電用アルミニウム又は
アルミ合金の製造方法である。
本発明に用いられる導電用アルミニウム又はアルミ合金
は、導電用に用いられる、電気用アルミニウム、これに
例えばZr、 Fe、 Si、 Mg、 Cu、 Sb
、 Ti。
B等の元素全添加した非熱処理型、熱処理型、耐熱型、
高力型等のアルミ合金で、Fe、 Si、 Ti、 M
n。
V、 Cu等の不可避的な不純物の存在は何等差支えな
い。
又本発明における連続鋳造圧延は、プロペルチ法、SC
R法、セシム法、ヘズレー法等のいずれの方法によって
も良い。
本発明において、荒引線の温度全150°C以下にして
巻取るのは、150°Cを越えると、巻取った荒引線の
コイルの中心部と外周部で特性のバラツキが大きく、品
質均一のものが製造できなくなり、特に最近の荒引線の
コイルは単重が1.5〜2 tonにも及び、コイルの
部位による特性の変化が大きくなるので、150°C以
下に抑える必要があるためである。
又本発明において、荒引線に150’〜aoo’cで6
時間以上の焼鈍を施すのは、150°C未満では導電率
向上と焼付き防止の効果がなく、8oo′cを越えると
強度の低下が著しいからであ91強度と導電率、伸線性
のバランスを考えると、2oo〜250 ’Cが好まし
い。又焼鈍時間が6時間未満では、近来の大型コイルに
おいては、コイル中心と外部との焼鈍条件が変化して、
特性にばらつきを与えるので好ましくない。
又本発明にお−で、焼鈍後加工度70%以上の冷間加工
を施すのは、通常の導電用アルミニウム線の強度と同一
レベルの強度を得るためである。
実施例: 表1に示す種々の組成のアルミを溶解し、断面積360
0MItの回転銅鋳型と無端ベルトよシ成る連続鋳造機
に連続的に鋳造し、引続き470□40℃の温度範囲で
圧延を開始し、9.5m/まで圧延した。
圧延機出口の荒引線温度は250°〜340℃であった
圧延機出口よシ巻取機の間において、荒引線に流水中音
通過せしめて、表面の圧延潤滑油を除去すると共に、荒
引線の温度1150℃以下に冷却した。セして荒引1l
iIを1.5〜2トンのコイルに巻取っ几。
ため、同様の組成のアルミラ従来の連続鋳造圧延法によ
り荒引線とし、表2に示す加工度の冷間伸線加工を加え
、アルミ線を作成し九。
伸線性、得られたアルミ線の引張強さおよび導電率は弐
2に示す通りである。
表     1 表     2 表2より、本発明によるものは伸線性が極めて良好で、
又比較例に比べ、引張強さを殆んど低下させずに、導電
率が向上していることが分る。
州 これに対し比較魂は、いずれも伸線性が悪く、焼付きを
生じるか、断線を生じた。
以上述べたように、本発明方法は、導電用アルミニウム
又はアルミ合金を連続鋳造圧延した後、圧延機出口より
巻取機の間において、荒引線に流水中を通過せしめて、
圧延時の潤滑油を除去すると共に、該荒引線の温度を1
50°C以下にして巻取るため、爾後焼鈍を施しても、
潤滑油が殆んど存在しないため、焼鈍時の潤滑油とアル
ミニウムの反応による潤滑油の焼付きがないばかりか、
荒引線表面に酸化被膜を形成し、これが冷間加工時の表
面潤滑特性が非常にすぐれるので、冷間加工時従来のア
ルミの連続鋳造圧延材に認められる焼付き現象が全く無
くなり、伸線性が極めて良好であり、父上記荒引線を1
50u〜300°Cの温度で6時間以上の焼鈍を施すた
め、強度を殆んど低下させずに、導電率が向上し、さら
に加工度7096以上の冷間加工を施すため、通常の導
電用アルミニウム線の強度と同等の強度が得られる効果
があり、冷間加工時の焼付き防止と、導電率の向上を可
能にする導電用アルミニウム又はアルミ合金の製造方法
−37′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電用アルミニウム又はアルミ合金を連続鋳造圧
    延した後、圧延機出口よシ巻取機の間において、荒引線
    に流水中を通過せしめて、圧延時の潤滑油を除去すると
    共に、該荒引線の温度′f:15’0℃以下にして巻取
    り、しかる後上記荒引線に150°〜300℃の温度で
    6時間以上の焼鈍を施し、さらに加工度7096以上の
    冷間加工を施すことを特徴とする導電用アルミニウム又
    はアルミ合金の製造方法。
JP13812881A 1981-09-01 1981-09-01 導電用アルミニウム又はアルミ合金の製造方法 Granted JPS5839768A (ja)

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JPS6357496B2 JPS6357496B2 (ja) 1988-11-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609865A (ja) * 1983-06-28 1985-01-18 Sumitomo Electric Ind Ltd NiTi合金の伸線方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609865A (ja) * 1983-06-28 1985-01-18 Sumitomo Electric Ind Ltd NiTi合金の伸線方法
JPH0116303B2 (ja) * 1983-06-28 1989-03-23 Sumitomo Electric Industries

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JPS6357496B2 (ja) 1988-11-11

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