JPS5838673Y2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPS5838673Y2
JPS5838673Y2 JP11153679U JP11153679U JPS5838673Y2 JP S5838673 Y2 JPS5838673 Y2 JP S5838673Y2 JP 11153679 U JP11153679 U JP 11153679U JP 11153679 U JP11153679 U JP 11153679U JP S5838673 Y2 JPS5838673 Y2 JP S5838673Y2
Authority
JP
Japan
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hook
hook lever
lever support
switch
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP11153679U
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English (en)
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JPS5629554U (ja
Inventor
秀夫 戸津
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電話機の改良、さらに詳しくはフックスイッ
チ機構の改良に関する。
電話機のフックスイッチ機構は、フックボタン、フック
レバー、フックスプリングあるいはフックスイッチおよ
びこれら部材の支持手段などから構成される。
従来このフックスイッチ機構は、例えば実公昭38−5
816号電話機用フックスイッチに開示された電話機筐
体上部に組立てられたフックスイッチ機構、あるいは実
開昭53−113386号フックスイッチに開示された
フックボタンを除く他の構成部材が電話機筐体下部に組
立てられたフックスイッチ機構が知られている。
前者機構は、極めて複雑なフックスイッチ機構の組立を
電話機上部筐体に施こした後、下部筐体に設けた回路基
板との電気的接続を行なわなければならない。
これに対して後者フックスイッチ機構は他の電話機構成
部品のほとんどが組立てられる下部筐体上にフックスイ
ッチ機構も組立てるものであるから組立の合理化が大幅
に向上される。
しかしながらこのフックスイッチ機構もまだまだ複雑で
あり、さらに部品点数の削減あるいは組立工程の合理化
をはがる必要がある。
したがって、本考案は例えばフックスイッチ機構の支持
手段を電話機筐体と一体に形成し、またその合理的設計
をはかり、もって組立工程の大幅な合理化をはかったと
ころの電話機を提供するものである。
この目的を達成した本考案に係る電話機は下部筐体を合
成樹脂材料によって成形するとともにこれにフックレバ
ー支持部およびスプリング掛止部を一体に形威し、合戊
脂材料で成形したフックレバーを前記支持部に回動自在
に支持するとともにスプリング掛止部を一体に形成し、
この掛止部と前記下部筐体の掛止部間に張架した引張ス
プリングの作用力によってフックレバーの一端はフック
レバーを押上げまたは他端はフックスイッチを押圧する
如く構成したものである。
以下、本考案について図面に示した実施例によって詳細
に説明する。
この実施例電話機の筐体は、共に合成樹脂材料によって
成形された上部筐体1と下部筐体2とに分割形成されて
いる。
上部筐体1には詳細を省略するダイヤル3が組込まれ、
また送受話器4が載置される。
また、この上部筐体1の送受話器載置部に穿設された一
対の孔5には、それぞれフックボタン6が図面上、下方
向に昇降自在として組付けられている。
このフックボタン6は合成樹脂材料によって全体板状に
成形され、その側面には前記上部筐体1に組付けた状態
において、ストッパーの機能を奏する突片7が突設され
るとともに下端には半円突部のフックレバー作動部8が
形成されている。
下部筐体2の底壁10上には、一対のフックレバー支持
部11,12、スプリング掛止部13および複数個の回
路基板取付スタッド14が一体に突設されている。
第1図および第2図に詳細を示すフックレバー支持部1
1.12は、全体略々柱状を呈し、その対向側面に下部
筐体前方(第1図左方)に開口する略U字状のフックレ
バー支持溝111,121が形成されている、すなわち
各フックレバー支持部11.12は、柱状の基部112
,122と、その上面の外側に位置する断面逆り字状の
立壁113,123および内側に位置し上縁が筐体前方
に向ってなだらかな曲縁に形成された立壁114,12
4とから構成され、これら立壁113.114.123
.124が互いに協働して前方および内方が開放された
U字状のフックレバー支持溝111,121が構成され
るのである。
これらフックレバー支持部11.12の中心線上の下部
筐体2の後方部に鉤形をなす前記スプリング掛止部13
が立設されている。
前記回路基板取付スタッド14は、その上端に凹所を形
成してこれにナツト15を収容し、止めねじ16によっ
て回路基板17を下部筐体2の底壁10上に組付けるの
である。
この回路基板17上には図示を省略するが電話機回路を
構成する電気諸部品が実装され、また一端には前記ナラ
l−15、止めネジ16を利用して端子18が無半田接
続されるとともに他端にはフックスイッチを構成するマ
イクロスイッチ1つが実装されている。
このマイクロスイッチ19は、その作動杆が押圧された
時、電話機回路が閉成する。
20はフックレバーで、合成樹脂材料によって成形され
ている。
フックレバー20は、全体略T字状であって、その基部
21はその幅が前記フックレバー支持部11.12の対
向間隔よりもやや小寸法とされ、この基部21の中央よ
りやや前方寄りの両側縁には錠孔状の支点軸22 、2
3が突設されている。
またこれら支点軸22.23に対応して基部21の下面
には枠状のスプリング掛止部24が形成されるとともに
、基部21の一端25はフックスイッチ作動部としてま
た他端26はフックボタン受部として構成されている。
フックレバー20は、前記フックレバー支持部11.1
2に揺動自在に支持される。
すなわち、フックレバー20はフックレバー支持部11
.12の前方より、前記フックレバー支持溝111,1
21にそれぞれ支点軸22 、23を係合することによ
って支持されるのである。
そして、このフックレバー20のスプリング掛止部24
と底壁10のスプリング掛止部13との間に、引張スプ
リング27を張架する。
これによって、フックレバー20は第1図反時計方向の
回動習性が付与され、そのフックボタン受部26はフッ
クボタン6のフックレバー作動部8に当接してこれに上
向き方向の作用力を与えるとともに、スイチ作動部25
はマイクロスイッチ19の作動杆を押圧する。
ここで、前記引張スプリング27のフックレバー20に
対する作用力は、送受話器4をフックボタン6上に載置
した時のフックボタン6、換言すれは゛フックレバー2
0に対する作用力よりも小さい。
したか゛つて、第1図に示すようにフックレバー20は
全体時計方向に回動され、その支点軸22.23の水平
部がフックレバー支持溝111,121の上縁に衝合し
て係止され、スイッチ作動部25とマイクロスイッチ1
9とは離間保持されている。
この状態において、送受話器4を取上げると、フックレ
バー20は、引張スプリング27の作用力によって時計
方向へと回動し、そのスイッチ作動部25がマイクロス
イッチ19を押圧して、電話機回路が閉成される。
第3図および第4図は他の実施例を示す。
上記第1の実施例では、フックレバー20はやや剛性を
もって成形されており、その先端のスイッチ作動部25
が直接マイクロスイッチ19の作動杆を押圧するよう構
成されている。
したがって、マイクロスイッチ19が動作させるためフ
ックレバー20の動作量について注意を要することにな
る。
このため、第2の実施例では、フックレバー支持部30
とフックレバー40に若干の改良が施こされている。
すなわち、フックレバー支持部30はその基部31の前
方に張出部32が設けられており、他の構成は上記第1
の実施例と同一とされる。
第4図は詳細を示すフックレバー40は、全体略T字状
であり、その基部41の中央よりやや前方寄りの両側縁
に支点軸42.43が設−けられ、この支点軸に対応し
て基部下面にスプリング掛止部44が突設されている。
以上の構成については、第1の実施例と同様であるが、
このフックレバー40は基部41の前方部に互いに平行
でかつ前記フックレバー支持部30の張出部32に対応
するストッパ一部45.46および細幅部47を介して
スイッチ作動部48が形成される点において異にしてい
る。
なお、49はフックボタン受部である。
しかして、フックレバー40が引張スプリング27の作
用力によって回動した時、前記ストッパ一部45.46
が張出部32に当接してこのフックレバー40は係止さ
れる。
この時スイッチ作動部48は、マイクロスイッチ19を
押圧するが、前記細幅部47は若干弾性変形する。
しかして、構成各部材の寸法誤差あるいは振動、衝撃等
が加えられても、スイッチ作動部48はマイクロスイッ
チ19を確実に保持するのである。
なお、本考案は上記第1、第2の実施例以外にも種々展
開されるものである。
例えば、フックレバー支持部は柱状の基部の上面に一対
の立壁を設けてこれら立壁の組合せによってU字状のフ
ックレバー支持溝を構成したが、これは下部筐体が側壁
を有するため型抜きを考慮しなければならず、金型が複
雑となることを防止するためであり、例えば下部筐体を
板状とした場合には、柱状基部の側面に直接U字状溝を
刻設しても金型構造は比較的簡易である。
以上詳細に説明したように本考案によれば、構成部品も
極めて少く、かつ構造も簡単であることから極めて廉価
で、故障の少ない電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は不考案に係る電話機の一実施例を示す電話機本
体の要部縦断面図、第2図は同分解斜視図、第3図は他
の実施例の要部断面図、第4図はそのフックレバーの平
面図である。 1・・・・・・上部筐体、2・・・・・・下部筐体、3
・・・・・・ダイヤル、4・・・・・・送受話器、6・
・・・・・フックボタン、10・・・・・・底壁、11
.12.30・・・・・・フックレバー支持部、111
,121・・・・・・フックレバー支持溝、13・・・
・・・スプリング掛止部、17・・・・・・回路基板、
19・・・・・・マイクロスイッチ、20゜40・・・
・・・フックレバー、22,23,42.43・・・・
・・支点軸、24゜44・・・・・・スプリング掛止部
、25.48・・・・・・スイッチ作動部、26.49
・・・・・・スイッチ作動部、26.49・・・・・・
フック受部、27・・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製下部框体の底壁上にそれぞれ水平方向の略U
    字状の溝がそれぞれ設けられた柱状の一対のフックレバ
    ー支持部およびこのフックレバー支持部の中心線上に位
    置してスプリング掛止部とを一体に形成し、合成樹脂製
    フックレバーはその略中央両側縁に前記フックレバー支
    持部の溝に係合する支点軸をまた下面にはスプリング掛
    止部を一体に形成するとともに一端はフックボタン受部
    他端はスイッチ作動部として構成され、前記下部筐体お
    よびフックレバーの掛止部間に引張スプリングを張架し
    、このスプリングの作用力によってフックレバーの前記
    フックボタン受部はフックボタンを押上げ、スイッチ作
    動部はフックスイッチを押圧する如く構成したことを特
    徴とした電話機。
JP11153679U 1979-08-15 1979-08-15 電話機 Expired JPS5838673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153679U JPS5838673Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153679U JPS5838673Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5629554U JPS5629554U (ja) 1981-03-20
JPS5838673Y2 true JPS5838673Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=29343987

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JP11153679U Expired JPS5838673Y2 (ja) 1979-08-15 1979-08-15 電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646037Y2 (ja) * 1987-10-01 1994-11-24 株式会社東芝 電話機のスイッチ装置

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JPS5629554U (ja) 1981-03-20

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