JP2002208341A - 回路しゃ断器における付属スイッチのスイッチカバー - Google Patents
回路しゃ断器における付属スイッチのスイッチカバーInfo
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
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- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回路しゃ断器に内装した付属スイッチの寸法公
差，実装高さのばらつきを吸収し、スイッチカバーを定
位置に安定保持できるようして製品の信頼性向上を図
る。 【解決手段】回路しゃ断器の付属スイッチとしてケース
１に組み込んだ切換スイッチ４の操作部４ａに装着し、
ケースカバー２に開口したスイッチ操作窓２ａを内側か
ら覆うようにした操作つまみ付きのスイッチカバーにお
いて、カバープレート７の下面側に切換スイッチとの連
結脚を兼ねた撓み性を有する環状の弾性支持脚７ｃを設
けてスイッチの操作部４ａに連結させ、この弾性支持脚
で切換スイッチ４の実装高さのばらつきを吸収してカバ
ープレート７ａをしゃ断器のケースカバー２に押しつ
け、スイッチ操作窓２ａに異物侵入の原因となる隙間が
生じるのを確実に防ぐようにする。
差，実装高さのばらつきを吸収し、スイッチカバーを定
位置に安定保持できるようして製品の信頼性向上を図
る。 【解決手段】回路しゃ断器の付属スイッチとしてケース
１に組み込んだ切換スイッチ４の操作部４ａに装着し、
ケースカバー２に開口したスイッチ操作窓２ａを内側か
ら覆うようにした操作つまみ付きのスイッチカバーにお
いて、カバープレート７の下面側に切換スイッチとの連
結脚を兼ねた撓み性を有する環状の弾性支持脚７ｃを設
けてスイッチの操作部４ａに連結させ、この弾性支持脚
で切換スイッチ４の実装高さのばらつきを吸収してカバ
ープレート７ａをしゃ断器のケースカバー２に押しつ
け、スイッチ操作窓２ａに異物侵入の原因となる隙間が
生じるのを確実に防ぐようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏電しゃ断器など
を対象とする回路しゃ断器に装備した付属スイッチに適
用するスイッチカバーの構造に関する。
を対象とする回路しゃ断器に装備した付属スイッチに適
用するスイッチカバーの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】漏電しゃ断器の付属スイッチとして、漏
電感度や動作時間を切り換える切換スイッチをそのスイ
ッチカバーと組合せてしゃ断器ケースに内装したものが
公知であり、その従来構造を図５(a) 〜(d) に示す。図
において、１は漏電しゃ断器の本体ケース、２はそのケ
ースカバー、３はしゃ断器の開閉操作ハンドル、４は本
体ケース１に組み込んだ付属スイッチとしてのスライド
操作式切換スイッチ、５は切換スイッチ４の操作部（つ
まみ）４ａに装着したスイッチカバー（樹脂成形品）で
ある。
電感度や動作時間を切り換える切換スイッチをそのスイ
ッチカバーと組合せてしゃ断器ケースに内装したものが
公知であり、その従来構造を図５(a) 〜(d) に示す。図
において、１は漏電しゃ断器の本体ケース、２はそのケ
ースカバー、３はしゃ断器の開閉操作ハンドル、４は本
体ケース１に組み込んだ付属スイッチとしてのスライド
操作式切換スイッチ、５は切換スイッチ４の操作部（つ
まみ）４ａに装着したスイッチカバー（樹脂成形品）で
ある。
【０００３】ここで、切換スイッチ４はスイッチカバー
５の上面側に突き出した操作つまみ５ａがケースカバー
２に開口したスイッチ操作窓２ａに臨むような位置に設
置し、この組立状態でスイッチカバー５の操作つまみ５
ａを外部から矢印Ｐ方向にスライドして切換スイッチ４
を開閉，切換え操作し、またスイッチカバー５がスイッ
チ操作窓２ａを内側から塞いで外部からケース内にゴミ
などの異物などが侵入して主回路接点の導通，動作不良
が生じるのを防止している。また、スイッチカバー５は
その裏面に角穴状の凹部５ｂが形成してあり、(c) 図で
示すように凹部５ｂを切換スイッチ４の操作部４ａに軽
く圧入してスイッチカバー５を切換スイッチ４に連結す
るようにしている。
５の上面側に突き出した操作つまみ５ａがケースカバー
２に開口したスイッチ操作窓２ａに臨むような位置に設
置し、この組立状態でスイッチカバー５の操作つまみ５
ａを外部から矢印Ｐ方向にスライドして切換スイッチ４
を開閉，切換え操作し、またスイッチカバー５がスイッ
チ操作窓２ａを内側から塞いで外部からケース内にゴミ
などの異物などが侵入して主回路接点の導通，動作不良
が生じるのを防止している。また、スイッチカバー５は
その裏面に角穴状の凹部５ｂが形成してあり、(c) 図で
示すように凹部５ｂを切換スイッチ４の操作部４ａに軽
く圧入してスイッチカバー５を切換スイッチ４に連結す
るようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した構
造になる付属スイッチのスイッチカバーには次記のよう
な問題点がある。すなわち、回路しゃ断器の組立状態で
は、スイッチカバー５がしゃ断器ケースのケースカバー
２に殆ど隙間なく密着してスイッチ操作窓２ａを閉塞し
ていることが要求される。これに対して、従来構造では
スイッチカバー５は切換スイッチ４の操作部４ａに直結
していることから、スイッチカバー５はしゃ断器ケース
内に組付けた切換スイッチ４の実装高さにより直接影響
を受ける。
造になる付属スイッチのスイッチカバーには次記のよう
な問題点がある。すなわち、回路しゃ断器の組立状態で
は、スイッチカバー５がしゃ断器ケースのケースカバー
２に殆ど隙間なく密着してスイッチ操作窓２ａを閉塞し
ていることが要求される。これに対して、従来構造では
スイッチカバー５は切換スイッチ４の操作部４ａに直結
していることから、スイッチカバー５はしゃ断器ケース
内に組付けた切換スイッチ４の実装高さにより直接影響
を受ける。
【０００５】このために、図６(a),(b) で表すように、
フレーム６に取付けてしゃ断器ケース内に組み込んだ切
換スイッチ４の実装高さｈにばらつきがあると、スイッ
チカバー５の高さ位置も変わり、その実装高さが定位置
よりも低い場合には図示のようにケースカバー２を被せ
た状態で、スイッチカバー５の上面Ａとケースカバー２
の内面Ｂとの間の隙間ｇが生じてスイッチカバー５の機
能が十分に果たせなくなるほか、スイッチカバー５の操
作つまみ５ａがスイッチ操作窓２ａから奥に引っ込んで
外部から操作し難くなる。
フレーム６に取付けてしゃ断器ケース内に組み込んだ切
換スイッチ４の実装高さｈにばらつきがあると、スイッ
チカバー５の高さ位置も変わり、その実装高さが定位置
よりも低い場合には図示のようにケースカバー２を被せ
た状態で、スイッチカバー５の上面Ａとケースカバー２
の内面Ｂとの間の隙間ｇが生じてスイッチカバー５の機
能が十分に果たせなくなるほか、スイッチカバー５の操
作つまみ５ａがスイッチ操作窓２ａから奥に引っ込んで
外部から操作し難くなる。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決し、回路しゃ断器に内装
した付属スイッチの寸法公差，実装高さのばらつきを吸
収して、スイッチカバーを所定の高さ位置に保持できる
ように改良した回路しゃ断器における付属スイッチのス
イッチカバーを提供することにある。
り、その目的は前記課題を解決し、回路しゃ断器に内装
した付属スイッチの寸法公差，実装高さのばらつきを吸
収して、スイッチカバーを所定の高さ位置に保持できる
ように改良した回路しゃ断器における付属スイッチのス
イッチカバーを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、回路しゃ断器の付属スイッチとし
てしゃ断器ケース内に組み込んだスライド操作式の切換
スイッチの操作部に装着してしゃ断器のケースカバーに
開口したスイッチ操作窓を覆うスイッチカバーであり、
前記スイッチ操作窓を内側から塞ぐスイッチカバーのカ
バープレートに操作つまみを設け、該操作つまみをスイ
ッチ操作窓に臨ませて外部から切換スイッチを操作する
ようにしたものにおいて、前記カバープレートと切換ス
イッチとの間に、切換スイッチの実装高さのばらつきを
吸収してカバープレートをしゃ断器のケースカバーに押
しつける高さ調整用部材を設けるものとし（請求項
１）、その高さ調整用部材は次記のような態様で構成す
る。
に、本発明によれば、回路しゃ断器の付属スイッチとし
てしゃ断器ケース内に組み込んだスライド操作式の切換
スイッチの操作部に装着してしゃ断器のケースカバーに
開口したスイッチ操作窓を覆うスイッチカバーであり、
前記スイッチ操作窓を内側から塞ぐスイッチカバーのカ
バープレートに操作つまみを設け、該操作つまみをスイ
ッチ操作窓に臨ませて外部から切換スイッチを操作する
ようにしたものにおいて、前記カバープレートと切換ス
イッチとの間に、切換スイッチの実装高さのばらつきを
吸収してカバープレートをしゃ断器のケースカバーに押
しつける高さ調整用部材を設けるものとし（請求項
１）、その高さ調整用部材は次記のような態様で構成す
る。
【０００８】(1) 高さ調整部材を、切換スイッチとの連
結脚を兼ねてカバープレートからその裏面側へ引出した
撓み性を有する弾性支持脚で構成する（請求項２）。 (2) 前項(1) において、弾性支持脚は切換スイッチの操
作部を挟んでその操作方向の両側に並ぶ一対の環状の脚
片から構成し、該脚片を撓ませた状態でスイッチカバー
を付属スイッチの上面としゃ断器のケースカバーとの間
に介装して定位置に装着する（請求項３）。
結脚を兼ねてカバープレートからその裏面側へ引出した
撓み性を有する弾性支持脚で構成する（請求項２）。 (2) 前項(1) において、弾性支持脚は切換スイッチの操
作部を挟んでその操作方向の両側に並ぶ一対の環状の脚
片から構成し、該脚片を撓ませた状態でスイッチカバー
を付属スイッチの上面としゃ断器のケースカバーとの間
に介装して定位置に装着する（請求項３）。
【０００９】上記の構成によれば、回路しゃ断器の付属
スイッチとしてしゃ断器ケース内に組付けた切換スイッ
チのスイッチカバーは、ばね性のある弾性支持脚を介し
てしゃ断器のケースカバーに押しつけら、該カバーに開
口したスイッチ操作窓を閉塞する。また、この場合に切
換えスイッチの実装高さにばらつきがあっても、そのば
らつきは弾性支持脚の撓み性で吸収するので、スイッチ
カバーは切換えスイッチの実装高さのばらつきの影響を
受けることなく、所定位置に保持される。
スイッチとしてしゃ断器ケース内に組付けた切換スイッ
チのスイッチカバーは、ばね性のある弾性支持脚を介し
てしゃ断器のケースカバーに押しつけら、該カバーに開
口したスイッチ操作窓を閉塞する。また、この場合に切
換えスイッチの実装高さにばらつきがあっても、そのば
らつきは弾性支持脚の撓み性で吸収するので、スイッチ
カバーは切換えスイッチの実装高さのばらつきの影響を
受けることなく、所定位置に保持される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
〜図４に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例
の図中で図５，図６に対応する部材には同じ符号を付し
てその説明は省略する。すなわち、図示実施例において
は、図４(a) 〜(c) で示すような構造のスイッチカバー
７を切換スイッチ４の上に装着して回路しゃ断器の本体
ケース１に組付け、そのケースカバー２に開口したスイ
ッチ操作窓２ａをケースカバー５で塞ぐようにしてい
る。
〜図４に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例
の図中で図５，図６に対応する部材には同じ符号を付し
てその説明は省略する。すなわち、図示実施例において
は、図４(a) 〜(c) で示すような構造のスイッチカバー
７を切換スイッチ４の上に装着して回路しゃ断器の本体
ケース１に組付け、そのケースカバー２に開口したスイ
ッチ操作窓２ａをケースカバー５で塞ぐようにしてい
る。
【００１１】ここで、スイッチカバー７は樹脂成形品に
なり、ケースカバー２のスイッチ操作窓２ａを内側から
塞ぐ平板状のカバープレート７ａの上面中央には操作つ
まみ７ｂが突出し、また下面側にはカバープレート７ａ
の側縁に連なる二組の弾性支持脚７ｃがスイッチ操作方
向（矢印Ｐ）に並べて一体形成されている。この弾性支
持脚７は図４(c) で表すように偏平な異形環状を呈して
その高さ方向（図示矢印）に撓み性を持たせた形状にな
り、その底部からスイッチ操作方向に脚片７ｄが延びた
構造になる。
なり、ケースカバー２のスイッチ操作窓２ａを内側から
塞ぐ平板状のカバープレート７ａの上面中央には操作つ
まみ７ｂが突出し、また下面側にはカバープレート７ａ
の側縁に連なる二組の弾性支持脚７ｃがスイッチ操作方
向（矢印Ｐ）に並べて一体形成されている。この弾性支
持脚７は図４(c) で表すように偏平な異形環状を呈して
その高さ方向（図示矢印）に撓み性を持たせた形状にな
り、その底部からスイッチ操作方向に脚片７ｄが延びた
構造になる。
【００１２】また、前記構造のスイッチカバー７を切換
スイッチ４に装着するには、切換スイッチ４の上に突き
出た操作部４ａを前記した二股状の支持脚７ｃで挟み込
み、その脚片７ｄをスイッチの上面に当てがって支え
る。なお、スイッチカバー７の装着は、切換スイッチ４
をフレーム６に取付けてしゃ断器ケースに組み込んだ状
態で行う。
スイッチ４に装着するには、切換スイッチ４の上に突き
出た操作部４ａを前記した二股状の支持脚７ｃで挟み込
み、その脚片７ｄをスイッチの上面に当てがって支え
る。なお、スイッチカバー７の装着は、切換スイッチ４
をフレーム６に取付けてしゃ断器ケースに組み込んだ状
態で行う。
【００１３】そして、切換スイッチ４にスイッチカバー
７を装着した状態でしゃ断器ケースにケースカバー２を
被せると、スイッチカバー７の弾性支持脚７ｃが多少撓
んでカバープレート７ａがケースカバー２の内面と密着
するように押しつけられ、その上面側に設けた操作つま
み７ｂがケースカバー２に開口したスイッチ操作窓２ａ
の中に突き出すようになる。なお、図１(c),(d) では、
フレーム６に取付けた切換スイッチ４の実装高さとケー
スカバー２の間の間隔Ｈが規定の組立寸法通りである場
合を示している。
７を装着した状態でしゃ断器ケースにケースカバー２を
被せると、スイッチカバー７の弾性支持脚７ｃが多少撓
んでカバープレート７ａがケースカバー２の内面と密着
するように押しつけられ、その上面側に設けた操作つま
み７ｂがケースカバー２に開口したスイッチ操作窓２ａ
の中に突き出すようになる。なお、図１(c),(d) では、
フレーム６に取付けた切換スイッチ４の実装高さとケー
スカバー２の間の間隔Ｈが規定の組立寸法通りである場
合を示している。
【００１４】次に、しゃ断器ケースに内装した切換スイ
ッチ４の実装高さにばらつきある場合の組立状態を図
２，図３に示す。まず、図２(a),(b) は切換スイッチ４
の実装高さとケースカバー２との間の間隔Ｈ1 が図１に
おける間隔Ｈよりも狭い場合を示しており、この場合に
はスイッチカバー７の弾性支持脚７ｃの撓み量が増して
スイッチ実装高さのばらつきを吸収する。これにより、
図１と同様にスイッチカバー７のカバープレート７ａが
ケースカバー２に密着してスイッチ操作窓２ａを閉塞し
ている。
ッチ４の実装高さにばらつきある場合の組立状態を図
２，図３に示す。まず、図２(a),(b) は切換スイッチ４
の実装高さとケースカバー２との間の間隔Ｈ1 が図１に
おける間隔Ｈよりも狭い場合を示しており、この場合に
はスイッチカバー７の弾性支持脚７ｃの撓み量が増して
スイッチ実装高さのばらつきを吸収する。これにより、
図１と同様にスイッチカバー７のカバープレート７ａが
ケースカバー２に密着してスイッチ操作窓２ａを閉塞し
ている。
【００１５】一方、図３(a),(b) は図２とは逆に切換ス
イッチ４の実装高さとケースカバー２との間の間隔Ｈ2
が広がった場合を示しており、この場合にはスイッチカ
バー７の弾性支持脚７ｃの撓み量が減ってスイッチ実装
高さのばらつきを吸収する。これにより、スイッチカバ
ー７のカバープレート７ａとケースカバー２との間に図
６で述べたように隙間ｇが発生することがなく、スイッ
チ操作窓２ａがスイッチカバー７で確実に塞がれる。
イッチ４の実装高さとケースカバー２との間の間隔Ｈ2
が広がった場合を示しており、この場合にはスイッチカ
バー７の弾性支持脚７ｃの撓み量が減ってスイッチ実装
高さのばらつきを吸収する。これにより、スイッチカバ
ー７のカバープレート７ａとケースカバー２との間に図
６で述べたように隙間ｇが発生することがなく、スイッ
チ操作窓２ａがスイッチカバー７で確実に塞がれる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、次記の効果を奏する。 (1) 回路しゃ断器に内装する付属スイッチの寸法公差，
組立精度などによりスイッチ実装高さにばらつきがあっ
ても、そのばらつきを吸収してスイッチカバーをしゃ断
器のケースカバーに押しつけて、そのスイッチ操作窓に
隙間が生じるを防ぐことができる。これにより、しゃ断
器ケース内にごみなどの異物が侵入して主回路接点の導
通，動作不良を引き起こすトラブルを回避して回路しゃ
断器の信頼性を向上できる。
ば、次記の効果を奏する。 (1) 回路しゃ断器に内装する付属スイッチの寸法公差，
組立精度などによりスイッチ実装高さにばらつきがあっ
ても、そのばらつきを吸収してスイッチカバーをしゃ断
器のケースカバーに押しつけて、そのスイッチ操作窓に
隙間が生じるを防ぐことができる。これにより、しゃ断
器ケース内にごみなどの異物が侵入して主回路接点の導
通，動作不良を引き起こすトラブルを回避して回路しゃ
断器の信頼性を向上できる。
【００１７】(2) また、付属スイッチの実装高さのばら
つきに影響されることなく、しゃ断器のケースカバーに
開口したスイッチ操作窓に対してスイッチカバーの操作
つまみが定位置に保持されるので、安定したスイッチ操
作性が確保できる。 (3) さらに、前記のように付属スイッチの実装高さのば
らつきをスイッチカバーで吸収できるようにしたこと
で、製品に要求される部品の寸法公差，組立精度を緩和
して生産性の向上が可能となる。
つきに影響されることなく、しゃ断器のケースカバーに
開口したスイッチ操作窓に対してスイッチカバーの操作
つまみが定位置に保持されるので、安定したスイッチ操
作性が確保できる。 (3) さらに、前記のように付属スイッチの実装高さのば
らつきをスイッチカバーで吸収できるようにしたこと
で、製品に要求される部品の寸法公差，組立精度を緩和
して生産性の向上が可能となる。
【図１】本発明の実施例に係る構成図で、(a) は回路し
ゃ断器全体の平面図、(b) は(a) における付属スイッチ
組付け部分の拡大図、(c),(d) はそれぞれ(b) の縦断正
面図および縦断側面図
ゃ断器全体の平面図、(b) は(a) における付属スイッチ
組付け部分の拡大図、(c),(d) はそれぞれ(b) の縦断正
面図および縦断側面図
【図２】図１(c),(d) に対して付属スイッチとケースカ
バーの間の間隔が狭まった場合の組立状態を表す図であ
り、(a),(b) はそれぞれ図１(b) の縦断正面図および縦
断側面図
バーの間の間隔が狭まった場合の組立状態を表す図であ
り、(a),(b) はそれぞれ図１(b) の縦断正面図および縦
断側面図
【図３】図１(c),(d) に対して付属スイッチとケースカ
バーの間の間隔が広がった場合の組立状態を表す図であ
り、(a),(b) はそれぞれ図１(b) の縦断正面図および縦
断側面図
バーの間の間隔が広がった場合の組立状態を表す図であ
り、(a),(b) はそれぞれ図１(b) の縦断正面図および縦
断側面図
【図４】図１におけるスイッチカバーの構造図で、(a)
は平面図、(b) は正面図、(c)は側面図
は平面図、(b) は正面図、(c)は側面図
【図５】回路しゃ断器の付属スイッチに装着したスイッ
チカバーの従来例の構成図で、(a) は回路しゃ断器全体
の平面図、(b) は(a) における付属スイッチ組付け部分
の拡大図、(c) は付属スイッチとスイッチカバーの分解
状態の正面図、(d) はスイッチカバーの平面図
チカバーの従来例の構成図で、(a) は回路しゃ断器全体
の平面図、(b) は(a) における付属スイッチ組付け部分
の拡大図、(c) は付属スイッチとスイッチカバーの分解
状態の正面図、(d) はスイッチカバーの平面図
【図６】図５の構成で付属スイッチの実装高さのばらつ
きからしゃ断器のケースカバーとスイッチカバーとの間
に隙間が生じた状態を表す図で、(a),(b) はそれぞれ図
５(b) の縦断正面図および縦断側面図
きからしゃ断器のケースカバーとスイッチカバーとの間
に隙間が生じた状態を表す図で、(a),(b) はそれぞれ図
５(b) の縦断正面図および縦断側面図
１ 回路しゃ断器の本体ケース ２ ケースカバー ２ａ スイッチ操作窓 ４ 切換スイッチ（付属スイッチ） ５ａ 操作部 ７ スイッチカバー ７ａ カバープレート ７ｂ 操作つまみ ７ｃ 弾性支持脚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０５Ｋ 7/12 Ｈ０５Ｋ 7/12 Ｔ // Ｈ０１Ｈ 15/02 Ｈ０１Ｈ 15/02 Ｅ Ｆターム(参考） 4E353 AA02 AA17 AA18 BB03 CC01 CC13 CC16 CC25 CC32 DD05 DR08 DR13 DR15 DR34 DR36 DR49 GG09 GG24 GG31 4E360 AB04 AB13 BA08 BA15 BC06 BC07 BD03 BD05 EA13 EA18 ED03 ED17 ED23 ED27 FA08 GA22 GA35 GA46 GA53 GB93 5G010 KF01 5G025 AA15 BA07 CA01 EA02 5G030 AB00 BA05 XX00 YY03
Claims (3)
- 【請求項１】回路しゃ断器の付属スイッチとしてしゃ断
器ケース内に組み込んだスライド操作式の切換スイッチ
の操作部に装着してしゃ断器のケースカバーに開口した
スイッチ操作窓を覆うスイッチカバーであり、前記スイ
ッチ操作窓を内側から塞ぐスイッチカバーのカバープレ
ートに操作つまみを設け、該操作つまみをスイッチ操作
窓に臨ませて外部から切換スイッチを操作するようにし
たものにおいて、前記カバープレートと切換スイッチと
の間に、切換スイッチの実装高さのばらつきを吸収して
カバープレートをしゃ断器のケースカバーに押しつける
高さ調整用部材を設けたことを特徴とする回路しゃ断器
における付属スイッチのスイッチカバー。 - 【請求項２】請求項１記載のスイッチカバーにおいて、
高さ調整部材が、切換スイッチとの連結脚を兼ねてカバ
ープレートからその裏面側へ引出した撓み性を有する弾
性支持脚としてなることを特徴とする回路しゃ断器にお
ける付属スイッチのスイッチカバー。 - 【請求項３】請求項２記載のスイッチカバーにおいて、
弾性支持脚が切換スイッチの操作部を挟んでその操作方
向の両側に並ぶ一対の環状の脚片からなり、該脚片を撓
ませた状態でスイッチカバーを付属スイッチの上面とし
ゃ断器のケースカバーとの間に介装して定位置に装着し
たことを特徴とする回路しゃ断器における付属スイッチ
のスイッチカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001005348A JP2002208341A (ja) | 2001-01-12 | 2001-01-12 | 回路しゃ断器における付属スイッチのスイッチカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001005348A JP2002208341A (ja) | 2001-01-12 | 2001-01-12 | 回路しゃ断器における付属スイッチのスイッチカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002208341A true JP2002208341A (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=18873404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001005348A Pending JP2002208341A (ja) | 2001-01-12 | 2001-01-12 | 回路しゃ断器における付属スイッチのスイッチカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002208341A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005166274A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 回路遮断器 |
| WO2008049504A2 (de) * | 2006-10-25 | 2008-05-02 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Baugruppe |
| WO2011018870A1 (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-17 | 富士電機機器制御株式会社 | 回路遮断器 |
| US9786447B2 (en) | 2015-01-08 | 2017-10-10 | General Electric Company | Mounting assembly for a circuit breaker mechanism |
-
2001
- 2001-01-12 JP JP2001005348A patent/JP2002208341A/ja active Pending
Cited By (6)
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