JPS5838389Y2 - 穀粒乾燥機 - Google Patents
穀粒乾燥機Info
- Publication number
- JPS5838389Y2 JPS5838389Y2 JP1977093012U JP9301277U JPS5838389Y2 JP S5838389 Y2 JPS5838389 Y2 JP S5838389Y2 JP 1977093012 U JP1977093012 U JP 1977093012U JP 9301277 U JP9301277 U JP 9301277U JP S5838389 Y2 JPS5838389 Y2 JP S5838389Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- air chamber
- plate
- chamber
- grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、熱気室の下壁の上面に沿って直線的に風を
流すことにより、この下壁にたまった、或はたまらうと
するほこりを除去するものである。
流すことにより、この下壁にたまった、或はたまらうと
するほこりを除去するものである。
熱風室の左右の側壁は、多孔板の内側通気板で構成され
て、その外側を穀粒が落下する。
て、その外側を穀粒が落下する。
ここに、穀粒を乾燥するための熱風は、内から外に向っ
て吹き出されたり、吸い出されたりしているが、この多
孔板の外面に沿って流下する穀粒は、この多孔板の孔の
角で研削作用がほどこされ、表面が削り取られてほこり
が発生し、これが上記の風に逆って一部が熱気室内に入
り込み、下壁上にたまる。
て吹き出されたり、吸い出されたりしているが、この多
孔板の外面に沿って流下する穀粒は、この多孔板の孔の
角で研削作用がほどこされ、表面が削り取られてほこり
が発生し、これが上記の風に逆って一部が熱気室内に入
り込み、下壁上にたまる。
そして、火炉から吹き出されたカーボンが火種となって
、このほこりに引火し、火災に発展することがある。
、このほこりに引火し、火災に発展することがある。
この考案は、そのほこりを風を利用して除去することに
より、上記の火災の原因を防止するものである。
より、上記の火災の原因を防止するものである。
つぎに、この考案を施した穀粒乾燥機を図面に基いて説
明すると、1は、熱気室で、機体の中央部に設けられ、
背面部に火炉2と、正面に遮板3が設けられ、左右の側
壁が多孔板による内側通気板4゜4で出来、下壁が平板
5で形成されている。
明すると、1は、熱気室で、機体の中央部に設けられ、
背面部に火炉2と、正面に遮板3が設けられ、左右の側
壁が多孔板による内側通気板4゜4で出来、下壁が平板
5で形成されている。
6,6は、排気室で、熱気室1の左右に設けられ、その
内壁が多孔板による外側通気板7,7で形成され、これ
らの内側通気板4,4と外側通気板7,7との間に穀粒
流下路8,8が形成されている。
内壁が多孔板による外側通気板7,7で形成され、これ
らの内側通気板4,4と外側通気板7,7との間に穀粒
流下路8,8が形成されている。
9は、集気筒で、遮板3の前面に設けられ、基部の左右
が排気室6,6に連り、内蔵された排気ファン10の回
転で、火炉2から出た熱気を熱気室1、穀粒流下路8,
8および排気室6,6をこの順に通し。
が排気室6,6に連り、内蔵された排気ファン10の回
転で、火炉2から出た熱気を熱気室1、穀粒流下路8,
8および排気室6,6をこの順に通し。
て集めて排出するように出来ている。
11は、連通口で、遮板3の下部に設けられ、排気ファ
ン10で吸引される空気の一部が熱気室1の下壁の平板
5上を通って直線的に吸い込まれるように出来ている。
ン10で吸引される空気の一部が熱気室1の下壁の平板
5上を通って直線的に吸い込まれるように出来ている。
12は、調節板で、レバー13を有する軸14でもって
、上記の連通口11の近くに軸着され、その回動でもっ
て、口の大きさを調節するように出来ている。
、上記の連通口11の近くに軸着され、その回動でもっ
て、口の大きさを調節するように出来ている。
なお、図中15は貯溜室、16は集穀室、17j7は繰
出ロータ、18はオーガ゛を示す。
出ロータ、18はオーガ゛を示す。
この穀粒乾燥機は、上記のように構成されているので、
貯溜室15および穀粒流下路8,8内に穀粒が充満され
、繰出ロータ17,17の回転がこれで一定の速度で下
方に繰り出される。
貯溜室15および穀粒流下路8,8内に穀粒が充満され
、繰出ロータ17,17の回転がこれで一定の速度で下
方に繰り出される。
そして、この穀粒流下路8,8を通過する際、火炉2で
加温されて、熱気室1内から穀粒流下路8,8を通って
排気室6.6に流れる空気を浴び、主として表面が乾燥
されて集穀室16に達し、オーガ18で機側に送られ、
エレベータ(図示省略)で貯溜室15内に送り返され、
この貯溜室15内をゆるやかに流下して再度穀粒流下路
8,8に達するまでに調質作用が行なわれて、各穀粒中
の水分が均平化し、時間当り約1%程度の割合で乾燥が
行なわれる。
加温されて、熱気室1内から穀粒流下路8,8を通って
排気室6.6に流れる空気を浴び、主として表面が乾燥
されて集穀室16に達し、オーガ18で機側に送られ、
エレベータ(図示省略)で貯溜室15内に送り返され、
この貯溜室15内をゆるやかに流下して再度穀粒流下路
8,8に達するまでに調質作用が行なわれて、各穀粒中
の水分が均平化し、時間当り約1%程度の割合で乾燥が
行なわれる。
そして、穀粒流下路8,8内を流下する際、内側通気板
4,4に接触している穀粒は、この内側通気板4.4が
多孔板で構成されているので、その孔の角に当って表面
が切削されるような作用が当えられてほこりが発生し、
このほこりの大半は、上記の乾燥用の空気とともに排気
室6,6内に吸い取られるが、その一部は、これに逆ら
って、内側通気板4,4の網目から熱気室1の平板5上
に落下し、堆積しようとするが、この平板5上には、連
通口11から排気ファン10に向う空気の流れが出来て
いて、このほこりは、その空気の流れに乗って機外に排
出され、堆積しない。
4,4に接触している穀粒は、この内側通気板4.4が
多孔板で構成されているので、その孔の角に当って表面
が切削されるような作用が当えられてほこりが発生し、
このほこりの大半は、上記の乾燥用の空気とともに排気
室6,6内に吸い取られるが、その一部は、これに逆ら
って、内側通気板4,4の網目から熱気室1の平板5上
に落下し、堆積しようとするが、この平板5上には、連
通口11から排気ファン10に向う空気の流れが出来て
いて、このほこりは、その空気の流れに乗って機外に排
出され、堆積しない。
なお、調節板12の操作で連通口11を小さくしたり閉
じて用いて、はこりが平板5上に堆積した場合には、連
通口11を開いて平板5上に強い風を流すことにより、
このほこりを吸い取ることが出来る。
じて用いて、はこりが平板5上に堆積した場合には、連
通口11を開いて平板5上に強い風を流すことにより、
このほこりを吸い取ることが出来る。
これを要するに、この考案は、機体中央部の熱気室1と
その左右の排気室6,6を備え、熱気室1にはその背面
と正面とに火炉2と遮板3とが設けられるとともに左右
の両側壁と下壁とがそれぞれ内側通気板4,4と平板5
とで構成され、排気室6は内壁が外側通気板7,7で構
成されてこれらの通気板4,4・6,6間に穀粒流下路
8,8が形成され、遮板3の前面には排気ファン10を
備えて集気筒9が設けられて遮板3の下部にはこれらの
熱気室1の下部と集気筒9とを直線的に連通させて連通
口11が設けられていることを特徴とする穀粒乾燥機で
あるから、穀粒流下路8,8を流下する際に内側通気板
4,4の孔の角で削られて発生してその孔から熱気室1
内に入り込み、平板5上に堆積した或はしようとするほ
こりは、この平板5の上面を通って連通口1Cから集気
筒9に至る空気で吸い去られ、この平板5上が清掃され
るから、火の付いたカーボンが火炉2から飛び込んで来
ても、これが火種となってほこりに燃移るおそれがない
特徴がある。
その左右の排気室6,6を備え、熱気室1にはその背面
と正面とに火炉2と遮板3とが設けられるとともに左右
の両側壁と下壁とがそれぞれ内側通気板4,4と平板5
とで構成され、排気室6は内壁が外側通気板7,7で構
成されてこれらの通気板4,4・6,6間に穀粒流下路
8,8が形成され、遮板3の前面には排気ファン10を
備えて集気筒9が設けられて遮板3の下部にはこれらの
熱気室1の下部と集気筒9とを直線的に連通させて連通
口11が設けられていることを特徴とする穀粒乾燥機で
あるから、穀粒流下路8,8を流下する際に内側通気板
4,4の孔の角で削られて発生してその孔から熱気室1
内に入り込み、平板5上に堆積した或はしようとするほ
こりは、この平板5の上面を通って連通口1Cから集気
筒9に至る空気で吸い去られ、この平板5上が清掃され
るから、火の付いたカーボンが火炉2から飛び込んで来
ても、これが火種となってほこりに燃移るおそれがない
特徴がある。
第1図はこの考案を施した穀粒乾燥機の切断正面図、第
2図はその一部を切開した下半の側面図、第3図はその
切断平面図である。 なお、図中の符号は、つぎの通り。 1・・・・・・熱気室、2・・・・・・火炉、3・・・
・・・遮板、4・・・・・・内側通気板、5・・・・・
・平板、6・・・・・・排気室、7・・・・・・外側通
気板、8・・・・・・穀粒流下路、9・・・・・・集気
筒、10・・・・・・排気ファン、11・・・・・・連
通口、12・・・・・・調節板、13・・・・・・レバ
ー、14・・・・・・軸、15・・・・・・貯溜室、1
6・・・・・・集穀室、17・・・・・・繰出ロータ、
18・・・・・・オーガ。
2図はその一部を切開した下半の側面図、第3図はその
切断平面図である。 なお、図中の符号は、つぎの通り。 1・・・・・・熱気室、2・・・・・・火炉、3・・・
・・・遮板、4・・・・・・内側通気板、5・・・・・
・平板、6・・・・・・排気室、7・・・・・・外側通
気板、8・・・・・・穀粒流下路、9・・・・・・集気
筒、10・・・・・・排気ファン、11・・・・・・連
通口、12・・・・・・調節板、13・・・・・・レバ
ー、14・・・・・・軸、15・・・・・・貯溜室、1
6・・・・・・集穀室、17・・・・・・繰出ロータ、
18・・・・・・オーガ。
Claims (1)
- 機体中央部の熱気室とその左右の排気室を備え、熱気室
には背面と正面とに対応して火炉と遮板とが設けられる
とともに左右の両側壁と下壁が内側通気板と平板とで構
成され、排気室は内壁が外側通気板で構成されてこれら
の内側通気板と外側通気板との間に穀粒流下路が形成さ
れ、遮板の前面には排気ファンを備えた集気筒が設けら
れて遮板の下部には熱気室の下部と集気筒とを直線的に
連通させて連通口が設けられていることを特徴とする穀
粒乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977093012U JPS5838389Y2 (ja) | 1977-07-12 | 1977-07-12 | 穀粒乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977093012U JPS5838389Y2 (ja) | 1977-07-12 | 1977-07-12 | 穀粒乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5420277U JPS5420277U (ja) | 1979-02-09 |
JPS5838389Y2 true JPS5838389Y2 (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=29023712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977093012U Expired JPS5838389Y2 (ja) | 1977-07-12 | 1977-07-12 | 穀粒乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838389Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5677402A (en) * | 1979-11-27 | 1981-06-25 | Kowa Kasei | Sound insulating device for track |
JPS59195086A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-06 | 井関農機株式会社 | 穀粒乾燥機の熱風放出装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4861054U (ja) * | 1971-11-17 | 1973-08-03 | ||
JPS5034375U (ja) * | 1973-07-18 | 1975-04-12 |
-
1977
- 1977-07-12 JP JP1977093012U patent/JPS5838389Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5420277U (ja) | 1979-02-09 |
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