JPS583829Y2 - クレ−ンのフツク移動防止装置 - Google Patents

クレ−ンのフツク移動防止装置

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JPS583829Y2
JPS583829Y2 JP1979176118U JP17611879U JPS583829Y2 JP S583829 Y2 JPS583829 Y2 JP S583829Y2 JP 1979176118 U JP1979176118 U JP 1979176118U JP 17611879 U JP17611879 U JP 17611879U JP S583829 Y2 JPS583829 Y2 JP S583829Y2
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JP
Japan
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boom
hook
tip
sheep
crane
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Expired
Application number
JP1979176118U
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English (en)
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JPS5692672U (ja
Inventor
上原猛司
Original Assignee
株式会社 ユニツク
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブーム起伏によりブーム先端部に吊下したフッ
クが上下移動するクレーンの、該移動の防止装置に関す
るものである。
例えば第1図は、1はコラム、2はブーム、3はブーム
2の起伏シリンダ、4はコラム内に設けたウィンチドラ
ムで、このウィンチドラム4より繰り出し繰り込1れる
ワイヤロープ5をコラムに設けたスライドシープ6、ブ
ーム先端部に設けたトップシーブ7により案内し、さら
にフック8及びトップシープ7に掛回した後その端末を
フック8に係止し、これによりフック8を吊下する、ク
レーンである。
い1このクレーンのブームを第2図のように起した場合
、フック8が上に移動し、フック8とブーム先端部間の
距離が変化する。
これはスライドシープ6とトップシープ7との中心間距
離がブーム起こしにより長くなり、その分だけフック8
を吊下しているワイヤロープ5の長さが短くなるためで
ある。
この場合のフック8の移動量tは次式により得られる。
t=IX1−X2■/ワイヤロープ掛数 但し、Xl :ブーム角度θ1におけるスライドシー
プ6の中心点Pとトップシー プ7の中心点Qとの距離。
X2 :プーム角度θ2におけるスライドシープ6の
中心点Pとトップシー プ7の中心点Qとの距離。
なお、スライドシープ6とトップシープ7との中心間距
離Xは、任意のブーム角θの際次式により得られる。
但し、L:ブーム枢支点Oと点Rとの間の距離。
(点Rはブーム枢支点Oを通りブーム 軸線方向の直線とトップシーブIの中 心点Qを通り前記直線におろした垂線 との交点) a、b=ニスライドシープの中心点Pのブーム枢支点O
からの水平及び垂直方向の距 離。
C:点Rと点Qとの間の距離 このようにブームの起伏によりフックの上下移動が生ず
る場合、例えば第5図に示すようクレーン付清掃車(図
示せず)にち−いて、ダストボックス11をフックで吊
り上げている時、ブーム起伏によりフックが上下移動す
るとダストボックスのフタが開き、中のゴミが落下する
等の事故が生じる場合があった。
従って本考案の目的とするところは、かかるフックの移
動を防止しようとするものである。
第3図は本考案にかかるフック移動防止装置を施したク
レーンを示すもので、トップシープ7の上方にシーブ9
を追加し、ブーム先端部又はフックに係止されていた(
第1図に訃いてはフックに係止されているため3本掛と
なっている)ワイヤロープ5の端末を、この追加シーブ
9に掛回した後ブーム上面側に導きコラム1の背面部に
設けたブラケットに止着Tしたものである。
すなわち第3図に示すクレーンのブームを第4図のよう
に起こした場合、追加シープ9と中心点Sとワイヤロー
プ5の端末Tとの距離Yは短くなる。
なおこの距離Yは、任意のブーム角θの際次式により得
られる。
但し、f:点Rと点Sとの距離(シーブ9の中心点Sは
説明の便宜上、点R,Qを通る 直線上に設けた) d、e:ワイヤロープ5の端末Tのブーム枢支点Oから
水平及び垂直方向の距離。
すなわちここで任意のブーム角θに対し、X+Y=:=
一定 となるよう前記d 、e 、fを設定すればフックの移
動をほとんどなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件考案に係るフック移動防止装置を取付けて
いないクレーンの正面図、第2図は第1図の作動状態図
、第3図は本件考案の正面図、第4図は第3図の作動状
態図、第5図はクレーンの1つの作業態様を示す説明図
である。 5・・・・・・ワイヤロープ、7・・・・・・トップシ
ープ、9・・・・・・シープ、10・・・・・・ブラケ
ット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コラムに設けたウィンチドラムにより繰り出し繰り込1
    れる巻上げ巻下げ用ワイヤローブがブーム下面側を通過
    するよう構成してなるクレーンにおいて、ブーム先端部
    にシーブ9を追加し、前記ウィンチドラムからのワイヤ
    ロープ5の端末を、ブーム先端部のトップシーブ7、フ
    ック8、前記シープ9の順に掛回した後ブーム上面側で
    かつ後方に導き、コラムよりその先端がブームの後方で
    かつ上面側に位置するよう突設したブラケット10のそ
    の先端部に係止Tし、これによりブーム起伏にかかわら
    ずフックとブーム先端部間の距離が一定となるよう構成
    したことを特徴とするクレーンのフック移動防止装置。
JP1979176118U 1979-12-18 1979-12-18 クレ−ンのフツク移動防止装置 Expired JPS583829Y2 (ja)

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JP1979176118U JPS583829Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 クレ−ンのフツク移動防止装置

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JPS5692672U JPS5692672U (ja) 1981-07-23
JPS583829Y2 true JPS583829Y2 (ja) 1983-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7322528B2 (ja) * 2019-06-11 2023-08-08 コベルコ建機株式会社 ジブ係留装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061304U (ja) * 1992-06-12 1994-01-11 株式会社トキメック ゴミ圧縮装置

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JPH061304U (ja) * 1992-06-12 1994-01-11 株式会社トキメック ゴミ圧縮装置

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JPS5692672U (ja) 1981-07-23

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