JPS583804A - 人工化粧単板の製造方法 - Google Patents
人工化粧単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS583804A JPS583804A JP10249681A JP10249681A JPS583804A JP S583804 A JPS583804 A JP S583804A JP 10249681 A JP10249681 A JP 10249681A JP 10249681 A JP10249681 A JP 10249681A JP S583804 A JPS583804 A JP S583804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- wood
- sliced
- pigment layer
- flitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多数枚の単板を積層するとと−に各単板を圧締
接着して得られたフリッチを複数枚の単板を通る切断面
でスライスし、スライスして切断面にあられれる各スラ
イス単板の接続線で木目（年輪）を表現する人工化粧単
板の製造方法に−するものである。
接着して得られたフリッチを複数枚の単板を通る切断面
でスライスし、スライスして切断面にあられれる各スラ
イス単板の接続線で木目（年輪）を表現する人工化粧単
板の製造方法に−するものである。
第１図は丸太（船の側面図を示し、この丸太（６）をス
ライスしてスライス単板（４どを作成する。１６）はス
ライス単板（ｄの木表面である。そして、天然木の杉な
どの針Ｊｌｌ！樹材の木目部分はいわゆる夏材部（イ）
と春材部（ハ）とから成り、通常丸太（！ｉ）の外側に
当る前記木表面は価値があるものとされている。ｆ８２
図は天然木をスライスし九スライス単板（４どの側面図
と平ｆ図を示しており、（ｉ′）が夏材部、Ｏが春材部
を示す。この夏材部（イ）と春材部（ハ）との間には移
行部分０９があり、シャープな夏材部（−Ｏに対して少
しぼけているのが常である。
ライスしてスライス単板（４どを作成する。１６）はス
ライス単板（ｄの木表面である。そして、天然木の杉な
どの針Ｊｌｌ！樹材の木目部分はいわゆる夏材部（イ）
と春材部（ハ）とから成り、通常丸太（！ｉ）の外側に
当る前記木表面は価値があるものとされている。ｆ８２
図は天然木をスライスし九スライス単板（４どの側面図
と平ｆ図を示しており、（ｉ′）が夏材部、Ｏが春材部
を示す。この夏材部（イ）と春材部（ハ）との間には移
行部分０９があり、シャープな夏材部（−Ｏに対して少
しぼけているのが常である。
従来の人工化粧板のスライス単板（４Ｙ′においては、
６１３図に示すように、春材部Ｏを染色してぼけたよう
に形成し、夏材部（イ）を顔料層にて形成していた。即
ち、定尺ものの単板を多数枚積層してフリッチを形成し
、このフリッチをスライスしてスライス単板１４ｒを形
成するわけであるが、シャープな夏材部（イ）を表現す
るため、単板の表面に転写するなどして顔料層を設けて
いたが、主として比重の軽い低級木材を用いていたり染
色等の処理を施してｉたりしたため、顔料層か他の単板
の表面に写り、第３図や第４図の口に示すように外側へ
影が拡がって陰影となって現われ、木裏表現となって木
目忠実度を低下させるという問題があった。
６１３図に示すように、春材部Ｏを染色してぼけたよう
に形成し、夏材部（イ）を顔料層にて形成していた。即
ち、定尺ものの単板を多数枚積層してフリッチを形成し
、このフリッチをスライスしてスライス単板１４ｒを形
成するわけであるが、シャープな夏材部（イ）を表現す
るため、単板の表面に転写するなどして顔料層を設けて
いたが、主として比重の軽い低級木材を用いていたり染
色等の処理を施してｉたりしたため、顔料層か他の単板
の表面に写り、第３図や第４図の口に示すように外側へ
影が拡がって陰影となって現われ、木裏表現となって木
目忠実度を低下させるという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、特に
杉など針葉樹材の木目部（夏材部）周辺の木目表現の忠
実度を向上することを目的とした人工化粧単板の製造方
法を提供するものである。
杉など針葉樹材の木目部（夏材部）周辺の木目表現の忠
実度を向上することを目的とした人工化粧単板の製造方
法を提供するものである。
以下本発明の実施例を図面により詳述する。原木よりス
ライスされて定尺にカットされた単板１１）の−面を染
色して染色単板とする。この染色は単板１１）の全１ｆ
ｔＫ亘ってなされるものであり、夏材部（イ）から春材
部（ハ）にかけて生じる移行部分０９の埋けた状態を表
現するものである。次に染色した単板１１］の表面全体
に亘って顔料層（りを転写する。この顔料層（りにて夏
材部（イ）を表現する。更に顔料層（りの上面の全面に
亘って金属箔（３）を接着する。金属箔（８）の材料と
じてはアルミニウム、スズ、亜鉛などの金属の箔状物を
用い、を九顔料としては有機顔料或は無機顔料を用いて
いる。こうして形成された単板１１） ＶＣ接着剤を塗
布して多数枚を積層する。こうして積層したものを圧締
して接着するのであるが、この時型版に自由曲面を有す
るものを用いて湾曲したフリッチを形成し、これをスラ
イスして第５図に示すようなスライス単板（４）を得る
。
ライスされて定尺にカットされた単板１１）の−面を染
色して染色単板とする。この染色は単板１１）の全１ｆ
ｔＫ亘ってなされるものであり、夏材部（イ）から春材
部（ハ）にかけて生じる移行部分０９の埋けた状態を表
現するものである。次に染色した単板１１］の表面全体
に亘って顔料層（りを転写する。この顔料層（りにて夏
材部（イ）を表現する。更に顔料層（りの上面の全面に
亘って金属箔（３）を接着する。金属箔（８）の材料と
じてはアルミニウム、スズ、亜鉛などの金属の箔状物を
用い、を九顔料としては有機顔料或は無機顔料を用いて
いる。こうして形成された単板１１） ＶＣ接着剤を塗
布して多数枚を積層する。こうして積層したものを圧締
して接着するのであるが、この時型版に自由曲面を有す
るものを用いて湾曲したフリッチを形成し、これをスラ
イスして第５図に示すようなスライス単板（４）を得る
。
こうして得たスライス単板は各素材単板の境界線が木目
模様となった人工化粧単板として使用される。この夏材
部（イ）として表現する顔料層（２）は金属箔（３）の
ために、移行部分０９とは反対側Ｉ／Ｃｍ影が現われず
夏材部（イ）がシャープに表現できる。
模様となった人工化粧単板として使用される。この夏材
部（イ）として表現する顔料層（２）は金属箔（３）の
ために、移行部分０９とは反対側Ｉ／Ｃｍ影が現われず
夏材部（イ）がシャープに表現できる。
以下に具体実施例を示す。アガチス材１．０ｆｌ厚０−
タリー単板を杉春材色忙酸性染料にて染色した後片面に
杉移行部色になるように酸性染料にて捺染を施す。更に
その捺染面に杉夏材部色の有機顔料層を転写により設け
、その上に更にアルミニウム箔（厚さ５声ｍ）を接着し
、出来上った複合単板を積層して湿気硬化型接着剤によ
り集成接着してフリッチを形成する。こうして出来たフ
リッチを０．４１１１１ Ｋスライスして形成されたス
ライス単板は、転厚部の陰影本なく天然杉の龜つシャー
プな夏材部とぼけた移行部分とが忠実度よ〈現わされた
。この結果を１ｇ６図に示す、横軸にスライス単板（１
）の巾をとり、縦軸に明るさＬをとっている。第６図（
１）は天然杉の場合を示し、同図（ｂ）は従来例を示し
、同図（Ｃ）は本実施例を示す。図中（イ）は夏材部、
Ｏは春材部、０９は移行部分である。同図の）において
は口のところに陰影が現われているが、同図（Ｃ）にお
いては陰影が見られず天然杉く類似した特性となってい
る。
タリー単板を杉春材色忙酸性染料にて染色した後片面に
杉移行部色になるように酸性染料にて捺染を施す。更に
その捺染面に杉夏材部色の有機顔料層を転写により設け
、その上に更にアルミニウム箔（厚さ５声ｍ）を接着し
、出来上った複合単板を積層して湿気硬化型接着剤によ
り集成接着してフリッチを形成する。こうして出来たフ
リッチを０．４１１１１ Ｋスライスして形成されたス
ライス単板は、転厚部の陰影本なく天然杉の龜つシャー
プな夏材部とぼけた移行部分とが忠実度よ〈現わされた
。この結果を１ｇ６図に示す、横軸にスライス単板（１
）の巾をとり、縦軸に明るさＬをとっている。第６図（
１）は天然杉の場合を示し、同図（ｂ）は従来例を示し
、同図（Ｃ）は本実施例を示す。図中（イ）は夏材部、
Ｏは春材部、０９は移行部分である。同図の）において
は口のところに陰影が現われているが、同図（Ｃ）にお
いては陰影が見られず天然杉く類似した特性となってい
る。
本発明は上述のように１木質の単板を染色し、その表面
全体に亘って顔料層を転写し、この顔料層の上面全面に
亘って金属箔を接着せしめ、これら金属箔を接着した多
数の単板を接着剤にて積層した後に圧締して接着固定し
たフリッチを形成し、このフリッチをスライスしてスラ
イス単板を形成するようにしたので、夏材部を表現する
顔料層からは金属箔のために陰影が阻止され、従来のよ
うに顔料層が陰影となって写ることがなく、シャープな
夏材部を表現することができ、また夏材部から春材部へ
の移行部分にお匹ても適度にぼけさせて表現でき、天然
木の木目表現忠実度の向上を図ることができる効果を奏
する。
全体に亘って顔料層を転写し、この顔料層の上面全面に
亘って金属箔を接着せしめ、これら金属箔を接着した多
数の単板を接着剤にて積層した後に圧締して接着固定し
たフリッチを形成し、このフリッチをスライスしてスラ
イス単板を形成するようにしたので、夏材部を表現する
顔料層からは金属箔のために陰影が阻止され、従来のよ
うに顔料層が陰影となって写ることがなく、シャープな
夏材部を表現することができ、また夏材部から春材部へ
の移行部分にお匹ても適度にぼけさせて表現でき、天然
木の木目表現忠実度の向上を図ることができる効果を奏
する。
＋８１図は原木である丸太の側面図、第２図（ａ）（ｂ
）は夫々同上のスライス単板の側面図、平面図、第３図
（ａ） （ｂ）は夫々従来例のスライス単板の側面図、
平面図、第４図は同上の平面図、第５図（ａ） （ｂ）
は夫々本発明の実施例のスライス単板の側面図、平面図
、第６図（ａ）は同上の天然杉の場合のスライス単板の
特性図、同図中）は従来例のスライス単板の特性図、同
図（Ｃ）は本実施例のスライス単板の特性図で、＋１１
は単板、（２）は顔料層、（３）は金属箔、（４）はス
ライス単板である。 代理人 弁理士 石 １）長 七 「０ ｏ −Ｏｗ＆−
一 第４図 第６図
）は夫々同上のスライス単板の側面図、平面図、第３図
（ａ） （ｂ）は夫々従来例のスライス単板の側面図、
平面図、第４図は同上の平面図、第５図（ａ） （ｂ）
は夫々本発明の実施例のスライス単板の側面図、平面図
、第６図（ａ）は同上の天然杉の場合のスライス単板の
特性図、同図中）は従来例のスライス単板の特性図、同
図（Ｃ）は本実施例のスライス単板の特性図で、＋１１
は単板、（２）は顔料層、（３）は金属箔、（４）はス
ライス単板である。 代理人 弁理士 石 １）長 七 「０ ｏ −Ｏｗ＆−
一 第４図 第６図
Claims (1)
- Ｉｌｌ 木質の単板を染色し、その表面全体に亘って
顔料層を転写し、この顔料層の上面全ＩＩＫ亘って金属
箔を接着せしめ、これら金属箔を接着した多数の単板を
接着剤にて積層し死後に圧締して接着固定したフリッチ
を形成し、このフリッチをスライスしてスライス単板を
形成して成る人工化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249681A JPS583804A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 人工化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249681A JPS583804A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 人工化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583804A true JPS583804A (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14329017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10249681A Pending JPS583804A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 人工化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583804A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60262606A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | 大平洋機工株式会社 | 積層式パンタイプミキサによるコンクリ−ト製造方法 |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP10249681A patent/JPS583804A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60262606A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | 大平洋機工株式会社 | 積層式パンタイプミキサによるコンクリ−ト製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS583804A (ja) | 人工化粧単板の製造方法 | |
| JPS58168401U (ja) | 面縁材 | |
| JPS60199602A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS5971806A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS5842810B2 (ja) | 人工木質単板の製法 | |
| JPS61242803A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS6018305B2 (ja) | 人工木質単板化粧板とその製法 | |
| JPS6018342A (ja) | 化粧板の製法 | |
| JPS5812704A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS58188604A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS5844046B2 (ja) | 人工銘木の製造方法 | |
| JPS59194801A (ja) | 人工木目化粧単板の製造方法 | |
| JPS5931105A (ja) | 集成化粧単板とその製造法 | |
| JPS5824308U (ja) | 面取り銘木材 | |
| JPH025163B2 (ja) | ||
| JPS6211647B2 (ja) | ||
| JPS59136203A (ja) | 化粧合板の製造方法 | |
| JPS63221006A (ja) | 木葉柄人工化粧単板の製造方法 | |
| JPS58136333U (ja) | 複合合板 | |
| JPS59129102A (ja) | 化粧板の製法 | |
| JPS5825956A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS6176306A (ja) | 化粧単板シ−トおよびその製造方法 | |
| JPS5874302A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
| JPS58175607A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS5829602A (ja) | 人工杢目化粧単板の製造方法 |