JPS5838023A - 第1および第2の2進数の2進減算を行うデジタルフイルタを含む装置 - Google Patents

第1および第2の2進数の2進減算を行うデジタルフイルタを含む装置

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JPS5838023A
JPS5838023A JP57137134A JP13713482A JPS5838023A JP S5838023 A JPS5838023 A JP S5838023A JP 57137134 A JP57137134 A JP 57137134A JP 13713482 A JP13713482 A JP 13713482A JP S5838023 A JPS5838023 A JP S5838023A
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発、明の関連する技術分野〕 この発明はデジタルフィルタ回路、特にオーバーフロー
誤差やアンダーフロー誤差なしにデジタル化テレビジョ
ン信号を処理するのに有利なデジタルフィルタ回路に関
する。
〔従来技術〕
テレビ受像機におけるビデオ信号のデジタル処理では、
検波されたアナログビデオ信号がアナログ・デジタル(
AD)変換器によシデジタルビデオ信号に変換される。
AD変換器は一般にアナログ信号のダイナミックレンジ
に実質的に等しいダイナミックレンジに亘って量子化さ
れた出力信号を生ず今。例えば、アナログ信号のダイナ
ミックレンジが1ボルトのとき、8ピツ) A D変換
器は信号を約4ミリボルトと分解能で可能な256レベ
ルに量子化する。従って1ピツトの増加は4ミリボルト
に等しい。変換過程で入力信゛号のダイナミックレンジ
を維持することによシ、デジタル信号処理中画像解像度
が最大に保たれる。
ビデオ信号を一旦デジタル形式に変換すると、これt櫛
型濾波によシ輝度成分Yとクロミナンス成分工およびQ
に分離してさらに処理することができる。このとき垂直
細部情報を櫛型濾波された輝度信号と再結合して輝度情
報信号を完全に回復することができる。その上櫛型濾波
された輝度信号に余分の細部情報を付は戻して「ピーキ
ン−グ」輝度信号を生成することもできる。この余分の
細部情報は視聴者がその量を制御して公称量の細部情報
を持つ画像よシ「明快な」画像を得ることができるが1
回復された輝度信号に余分の細部情報成分を加えると受
像機のデジタル処理回路の過負荷を起すことがある。デ
ジタルフィルタのパルス応答すなわちステップ応答は、
故意のピーキングがなくても、もとの量子化範囲の外側
のデジタル数で表されるオーバーシュートを持つことが
ある。
例えばビデオ信号が第250番目の量子化レベルにある
とすると、7量子化レベルの大きさまたはそれ以上のピ
ーキング信号が信号に加えられれば、その信号を含む8
ビツトレジスタがオーバーフローしてその信号範囲の他
端のレベルまで「周回」する。例えば7レベル信号によ
シ増大した第250番目のレベルの信号によシ、レジス
タがその信号範囲の第ルベルの信号を含むようになる。
すなわち、2進値11111001(10進値249)
の信号は2進値’111(’10進値7)の信号に加え
るとレジスタの値を256レベル範囲の第ルベルの2進
値ooooooooo (10進値O)にする。オーバ
ーフローは再生画像内でそれ自身を黒白または白黒の鋭
い遷移として表示し、テレビジョン表示面の目障シなス
ポットとして見ることができる。同様にアンダーフロー
誤差はレジスタが最低レベルから最高レベルまで飛んだ
ときに起る。
オーバーフローはまた遅延ビデオ信号に重み付けして組
合せて所要の応答特性を作るデジタルフィルタでも起る
ことがある。(ここで信号の組合せに用いる梯子構体内
の)中間信号組合せが上記と同形式のオーバーフローと
アンダーフローを起すこと可能である。フィルタ内のレ
ジスタはその信号のダイナミックレンジの他端まで一時
周回することができる。
このレジスタのオーバーフローまたはアンダー70−は
レジスタを今1ビットだけ延長して、上述のオーバーフ
ローによフ2進値01111100m(10進値249
)が2進値100000000 (2進値256)に進
むようにすることによ)防ぐことができるが、これは一
般に後続のレジスタの延長も要するため、装置の価格と
複雑さを増すことになる。
オーバーフローとアンダー70−を防り他の技法I/i
AD変換器の全範囲よシ小さいダイナミックレンジに亘
って信号を量子化するものである。例えばAD変換器の
上端30レベルと下端30レベルを普請使用せず、この
レベルへの後述のオーバーフローやアンダーフローを許
容することができる。
しかしこの技法は信号処理の最初にその信号のグイナミ
多りレンジを制限するため好ましくない。
最後にオーバーフローやアンダーフローの状態の発生を
検知するには過負荷検知器を用いることができる。この
検知器は普通オーバーフローやアンダーフローに応動し
てデジタル信号を公称レベルに固定するが、この固定さ
れた信号は一般にグレーの色合に対応し、白または黒の
画像中にスポットとして見える。
〔発明の開示〕
この発明の原理による装置はデジタルフィルタによシ第
1および第2の2進数の2進減算を行うもので、その第
1の2進数を桁すらし2の補数化する第1の手段と、上
記第2の2進数を桁すらし2の補数化すると共に2の補
数化する第2の手段と、上記桁すらし2の補数化された
第1の2進数と上記桁すらし2の補数化されると共に2
の補数化された第2の2進数を加算する手段とを含んで
いる。
他の実施例としてデジタルフィルタがあるが、このフィ
ルタはそのダイナミックレンジの中央に信号を集中する
ことによジオ−バーフローやアンダーフローを防止する
。これはデータワードを処理中のワードの最高位ビット
を反転することによシ桁すらし2の補数形式に変換する
ことによって達せられる。このデータワードはその最高
位ビットを再反転して直線的2進形式に再変換すること
ができる。桁すらし2の補数型のデータワードは(その
重み付けのため)データレジスタの最下位ビット位置を
通ってデータビットをシフトし、空いている最高位ピッ
ト位置に最高位ビットを再現することによシ値を減する
ことができる。フィルタ内の2つの桁すらし2の補数デ
ータワードが加算的に結合されると1桁送シビットはア
ンダーフローやオーバーフローを生ずることなく無視す
ることができる。
この発明の他の実施例では、デジタルフィルタ内のデー
タワードが副回路によυ2進型または桁すらし2の補数
型で加算されるように加算的に結合され、桁すらし2の
補数型で減算されるように減算的に結合される。
この発明のさらに他の特徴として、正に重み付けされた
ワードが2進加算器の第1の梯子回路で正の向きに組合
され、負に重み付けされたワードが2進加算器の第2の
梯子回路で正の向きに組合される。この2つの梯子回路
の出力はさらに桁すらし2の補数型に変換され、今毛つ
の加算器で第2の梯子回路の変換出力を2の補数化する
ことによ)減算的に組合される。このフィルタ回路Fi
2つの梯子回路の出力に1つしか減算段階を要しない利
点を有する。
〔発明の実施例〕
第1図はデジタルフィルタをブロック図で略伝遅延段1
2.14.16.18を通過する。段12の出力は係数
乗算器220入力にも印加され、ここで係数C1を乗ぜ
られる。遅延段18の出力は第2の係数乗算器24の入
力に印加され、ここで係数02を乗ぜられる。係数乗算
器22.24の出力は組合せ回路2oの両入力に一印加
され、ここで減算的に結合される。
この発明の詳細な説明するため、3角波形信号8がフィ
ルタの入力端子10に印加されて量子化処理されると仮
定する。段12の出力にはこの信号の遅延したもの人が
現れてこの例では%の値を持つ重み係数C工を乗ぜられ
る。また段18の出力にはさらに遅延した信号Bか現れ
、この例で/dkの値を持つ重み係数02を1乗ぜられ
る。組合せ回路20の出力信号は段12.18の出力の
遅延信号A、Bに対して(A/2−B/4)の形になっ
ている。
第2図は量子化された波形A、Bを示す。
形8に応じて得られる。従って波形Aはその最大値の2
進数1111から最小値ooooまで低下し、同時に波
形Bは2進値o oooから1111まで上昇する。こ
の例では4ビツトワード系の全ダイナミックレンジに亘
多量子化さ九、16クロンクサイクルの全範囲に亘って
逓増または逓減されている。
こ、の量子化方式は最小値2進0000から最大値2進
1111までを範囲とする4ビツト直線型2進ワード方
式であることが判る。
第3図は第2図の波形A、Hに対する第1図のフィルタ
の動作を表わす波形を例示する。波形Aはそのレベルの
値を表わす2進ワードを1ビツト位置右ヘシフトして最
高位ビットをOで置換することによシ%を乗ぜられる。
この値を4ピツト系内に拘束するため、4ピントワード
範囲の右にシフトされた端数2進値を持つビットは捨て
られる。
この手順によって2進値0111 (1111を右に1
ビツトシフトしたもの)のレベルから始まって第15ク
ロツクサイクルで2進値0000まで低下する第3図の
波形A/2が得られる。シフトではみ出たビットを捨て
ることによ)生ずる丸め誤差のだめ、このA/2信号/
d2クロックサイクルごとに1逓増レベル低下している
。すなわち、2進値1111.1110を右に1ビント
シクトするとどちらのワードでも2進値0111が得ら
れる。
波形Bのワードはそれぞれ同様に右に2位置シフトする
ことによシヌを乗ぜられる。この場合得られた波形B/
4は丸め誤差によシ4クロックサイクルごとにしかレベ
ルを変えない。すなわち、2進ワードoooo、000
1.0010.0011は2位置右にシフトされるとそ
れぞれ2進値0000になる。
次に波形A/2とB / 4が減算的に組合されて所要
の結果(A/2−B/4)を生ずる。このA/2からB
/4の減算けB/ 4データワードを2の補数化した後
その2の補数化されたワードを対応するA/2ワードに
加えることによシ行われる。2進数を(直線的2進また
は桁すらし2の補数において)2の補数化することは、
もとの2進数の値の負の値を持つ2進数を発生する方法
である。2進法では10進法のように第1の数を第2の
数から減することけ第1の数の負の値を第2の数ニ勉え
る演算と同じで、どちらの方法も同じ結果を生む。2の
補数化は(データワードの1の補数として公知のように
)データワードの全ピットを反転した後その反転したデ
ータワードを1だけ逓増することによシ達、せられる。
例えば、最初の4クロツクサイクルにおけるB/4の値
I/′12進のooooであるが、この値を2の補数化
するにはまずこのワードを反転して2進値・1111を
得、次にこの反転ワードを1だ語逓増して2液値100
00を得る。この2の補数化されたワードは5ビツトワ
ードで、その最高位ピットである第5ビツトの1がオー
バーフローしていることが判る。この値を次に最初の4
クロツクサイクルのAl1の値0111.0110 K
加えてクロックサイクル期間1〜2と3〜4における(
Al1−B/4)の2進値10111と10110をそ
れぞれ得る。
Al1、B/4および出力(Al1−B/4)の値を表
1に示すと共に第3図に示す。(Al1−B/4 )の
出力値は波形32(細い実線)で示すが、クロックサイ
クル期間11.12の2進値booo ’r4で低下し
ていることが判る。これらの値は表1の5ビツト出力ワ
ードの所要の4ビツト範囲からのオーバーフローピット
である最高位ピットを無視することによシ得られる。ク
ロックサイクル期間13の始めに一出力波形32けその
4ビツト範囲の殆んど全部を飛び越えてooooから1
110まで遷移することが判る。以後この波形はクロン
クサイクル16の最終値1101まで以前のように続く
表   1 クロックサイクル期間13の始めに信号32が示す不連
続性はこの′方式のダイナミックレンジを4ビツトに制
限してクロックサイクル1〜12の間のオ、(−フロー
ピットを無視したためである。ダイナミックレンジを第
3図の上方の破線30で示すように5ビツトに拡大する
と、出力値は太い実線の波形34で示すよう、にプロッ
トすることができ、この場合はオーバーフローピットが
考慮されている。
この拡張範囲方式では(シ2−B/4)9d;2進値1
0111から01101まで円滑に変化する波形である
ことが判る。これが所要の出力波形であるが、これはこ
の方式のダイナミックレンジを5ピントに拡大して2倍
にする以外得られない。第3図の波形32が4ビツト範
囲の一端が白に向う信号を表わし、・第・3図の波形3
2の不都合な不連続性は第1図のフィルタに桁すらし2
の補数方式として公知の量子化方式を用いることにより
4ビツト系のダイナミックレンジを拡大せずに防ぐこと
ができる。第2図の縦軸に沿って示される直線型2進方
式を各2進ワードの最高位ビットを反転して第4図の縦
軸に沿って示される量子化方式に達することによって桁
すらし2の補数方式に変換する。この変換したものはも
との2進系の中央にO値があシ、この上下の正負の値が
対称分布する量子化方式である。桁すらし2の補数のデ
ータワードの値DoTcは次式で表される。
ここでNけそのワード内のビット数、Trけ第1番目の
ビットでOまたは1である。
第4図の波形A、Bをこの桁すらし2の補数方式で量子
化して第1図のフィルタに印加すると、第5図の波形が
得られる。波形A/lt第4図の波形Aのデータワード
を1ビツト位置右にシフトして(前述のように)空いた
最高位ビット位置に最高位ビットを再生することによシ
得られ、波形B / 4は波形Bのデータワードを同様
に2ビット位ロックサイクル5のB波形ワード1100
を2ビツト位置右にシフトすると最高位2ビット位置が
空くから゛、これをもとのデータワード1100の最高
位2ビツト11で埋めるとB / 4データワードとし
て1111が得られる。この手順は最高位ビットが0で
もlでも同様である。
第5図の波形は第3図の波形の場合のように2クロツク
サイクルごとにレベルを変え、B/4の波形は丸め誤差
のため4クロツクサイクルごとにレベルを変える。
出力波形(A/2−B/4)は第5図でも第3図と同様
の手順で得られる。すなわちB / 4のデータワード
を2の補数化してA/2のデータワードに加える。A/
2.B/4.2の補数化され九B/ 4 (B / 4
1TC)および(A/2−B/4)の出力値を表2に示
す、関数(A/2−B/4 )の出力値は最初の2クロ
ツクサイクル期間の2進値0101から最後の2クロツ
クサイクル期間の1ollまで円滑に低下していること
が判る。@5図の波形(A/2−B/4 )は第3図の
波形34と同形であるが、4ビット桁ずらし2の補数方
式のダイナミックレンジから脱することがない。
表2と第5図はまた桁すらし2の補数フィルタの他の特
性すなわち量子化方式の1ビツト拡大を要すると思われ
るフィルタのオーバーフロービットを安全に無視するこ
とができることを示している。例えば表2のクロックサ
イクル期間9〜16に生ずる゛出力ワードはすべて5ビ
ツトワードであるが、その最高位ビット(オーバーフロ
ービット)は無視され、第5図には残シの4ビツトだけ
が所要の(A/2−B/4)の波形の生成に有効なビッ
トとしてプロットさ九ている。
表   2 第5図は桁すらし2の補数フィルタの顕著な性質を示す
。図示の3波形は対称型入力信号状態において量子化方
式のO値中央点の上下に対称に配置されていることが判
る。従って信号は平均してオーバーフローやアンダーフ
ローが起るまでに量子、化方式の中央点の上下のダイナ
ミックレンジの半分に亘って変化することができる。
この性質の原理を第6図および第7図にボす。
図には親羽を容易にするため滑らかなアナログ波形が示
されているが、第6図では波形が縦軸に沿う9つの利用
可能2進レベルに量子化されている。
図示のように2進入力信号ABはこの2進量子化声式の
全ダイナミックレンジすなわち2進値1000から00
0まで全域に亘って変化する。入力信号BBは図示され
ていないが、入力信号ABと同振幅でこれから180’
離相している。この2つの入力信号は係数%、%によシ
重み付けを行うと図示の波形AB /2、BB / 4
になる。この2つの信号を減算的に組合せると、(A/
2−B/4 )の形の信号が得られる。この信号は図示
のように時点t工、t2間とt3.14間で量子化系か
らアンダーフローする。この期間中にその信号はレジス
タを周回して40.42で示すように図の上部に現れる
。これは入力信号AB、BBと中間波形のAB/2、B
B / 4がすべてこの量子化方式のダイナミックレン
ジの一端のOOOを基準にしているためである。この基
準レベルOooから下降しようとする信号はこのように
周回してグイ矢ミックレンジの他端からその量子化方式
に侵入する。
この桁すらし2の補数方式で量子化された同様の波形を
第7図に示す。この入力信号AOT、BoT(図示せず
)もこの方式のダイナミックレンジ全域を占め、互すに
180°離相している。図示のように中間波形AoT/
2、BOT/4は中央値OOOに関して対称的に変化し
、これから導かれる波形(AOT/ 2− BOT /
 4 )も中央値oooの両側に変化するが、第6図の
場合と異シ、量子化方式のダイナミックレンジの限界か
らはみ出ることはない。従ってこの波形は不連続性を示
さず、時点t1、t2、t3、t4において中央値00
0を基準とすることが判る。
第8図は直線位相デジタル余弦フィルタのブロック図で
ある。このフィルタはすべて長さが21段で中央タップ
に関して対称的に重み付けされたタップを持つ8個の並
列シフトレジスタ50を含んでいる。このフィルタの周
波数応答、特性はその対称的1重み付き出力タップから
引出され余弦関数の和で、そのタップの信号は余弦級数
の各項を表わすように組合される。シフトレジスタの段
11の中央タップム応答特性に対する振幅偏移を与える
周波数領域中の定数に対応するその級数の項を与える。
8ビット信号x(n)がシフトレジスタ500Å力に印
加され、その各ピッ)bo−b7がそれぞれ各並列シフ
トレジスタに印加される。8つの第1段1の各出力タッ
プ(B)は重み付は関数回路61の入力に並列に結合さ
゛れでいる。(第8図では、幅広の矢印か複数の並列信
号路を表わす。)同様に各段5(C)、9(A)%11
 (K)、13 (B)、17 (D) 、 21(F
’)もそれぞれ重み付は関数回路62.63.52.6
4.65.66の各入力に結合されている。重み付は関
数回路63.64の出力の重み付き信号は出力を加算器
56の入力に結合した加算器70の入力に印加される。
重み付は関数回路′62.65の出力は出力を加算器5
8の入力に結合した加算器72の入力に結合され、重み
付′け関数回路61.66の出力は出力を加算器58の
第2の入力に結合した加算器74の入力に結合されてい
る。加算器58の出力は出力を加算器54の入力に結合
した加算器56の第2の入力に結合され、中央タップ重
み付は関数回路52の出力は加算器54の第2の人力に
結合されている。最後の加算器54の出力に濾波出力信
号が生ずる。
動作時には逐次遅延されたデータワードがそれぞれ遅延
された各段で抽出され、重み付けされ、加算器の梯子型
回路網に印加されて組合される。
中央段11に関して対称位置のタップの信号は同じ重み
付けられてこの梯子型回路の同じ第1の加算器に印加さ
れる。例えば、段位置9.13の信号A。
Bはどちらも係数5/16の重み付けをされ、その重み
付は信号(5/16)A、 (5/16)Bはどちらも
加算器70に印加されて和信号(5/l 6 ) (A
十B )を生成する。信号C%D、B、F%Kにも同様
の重み付けが行われる。中央タップ11の両側で抽出さ
れて重み付けされたすべての信号は、そのタップ位置と
重みに依存する規準化フィルタ応答特性を示す加算器5
6の出力で最終的に加算される。この規準化応答は加算
器54で中央タップの重み値によシ偏〜移されて所要の
出力応答特性を生ずる。
タップの間隔と重みの値が対称性を有するため、第8図
の重み付は関数回路61〜66の数を減することができ
る。すなわち、第8図の各加算器70.72.74に接
続された2つの抽出信号路がそれぞれ同じ値の(例えば
5/l 6、−7/64または3/64 )重みを有す
るため、各抽出信号を組合せてからその和に重みをつけ
てもよい。例えば第9図に示すように抽出信号を直接加
算器70に印加して和信号(’A+B)を生成し、次に
この和信号に重み付けをして第8図の回路で得られたの
と同じ所要信号関数5/16(A+B)を生成するこ七
もできる。同様に第9図では信号Cとり、E(!−F’
が加算器72. ’74で組合された後、その和信号(
C+D)、(E+F’ ”)に重みが付けられる。
第8図の有限インパルス応答(FIR)フィルタでは重
み関数値がすべて2の負軍の倍数であることが判るが、
これによって重み付は関数回路をシフト加算式乗算器と
して構成することができる。
この乗算器では和信号をまずシフトしてこれを畦の適当
な苓で割シ、これを加算または減算して所要の重み付は
関数を形成する。例えば重み付は関数回路63、・64
の値5/16は信号(A十B )を4と16で割シ、シ
フトされた信号を加えると得られる。
すなわち、(V4) (A十B )+(1/16) (
A+B )=(猛+1/16)(A十B )=(5/1
6)(A、+B )で、所要の結果を得る。
第8図の梯子回路はシフト加算式乗算器を用いた第9図
の実施例にブロック図で示されている。
信号A、 BIri加算器70に印加されて和信号(A
十B)を生ずる。この信号(A十B)I/i%除算器除
算器上116除算器82に印加され、両除算器81.8
2の出力は加算器83に印加さhて(5/16 ) (
A十B )の形の出力信号になる。加算器83の出力は
桁すらし2の補数(OTC)変換回路89を介して加算
器56の入力に印加される。
信号C%DIIi加算器72で加算され、その出力は回
路80の入力に印加されてここで信号(C十D)が桁す
らし2の補数型に変換さ九る。変換回路80の出力は%
除算器84と1/64除算器85の各入力に印加される
。除算器85の出力II′i1の補数回路86の人力に
印加され、除算器84とlの補数回路86の出力が加算
器87の入力に印加される。加算器87の出力は出力を
加算器58の入力に結合した第2の1の補数回路88の
入力に印加さh、る。
信号E、Fは加算器74で加算され、その和信号は第3
の桁すらし2の補数回路93の入力に印加される。この
回路90の出力は1/16除算器91およびl/64除
算器92の各入力に結合されている。また1/64除算
器92の出力が1の補数回路93の入力に結合され、除
算器91の出力と1の補数回路93の出力が加算器94
の入力に結合され、その加算器94の出力が加算器58
の第2の入力に結合さ九ている。
加算器58の出力は加算器56のgI!J20入力に結
合され、加算器56の桁はずし2の補数出力はこれを2
進凰に変換する回路96を介して加算器54の入力に結
合されてい″る。加算器54の第2の入カt/Cfd%
除算器52を介して信号Kが印加され、その出力には出
力信号y(n)が生ずる。
重み付き関数(−7/64 ) (C+D )は和信号
(C+D)から2段処理で生成される。まず除算器84
によシ(%)(C十D)を作シ、とhを加算器87で(
1/64 )(C十D ) K加える。後項は除算器8
5にょシ和信号(C十D ”)を64で割シ、この結果
を1の補数回路86と加算器87のキャリーインピット
にょ−シ2の補数化することによh j%られる。加算
器のキャリーインビットに1を入力すると被加数と加数
がさらに1だけ逓増される。1の補助化動作と1だけ逓
増する動作の組合せが上述の2の補数化動作になる。第
9図に示すように加算器87のキャリーイン人力(CI
)はlに等しい。(刷新の表示がない限シすべての加算
器のキャリーイン人力Iri。
に等しい。)このとき加算器87の出力信号は(7/6
4 ) (C十D)の形を持つ。次にとの出力信号を加
算器58において1の補数回路88とその加算器58の
キャリーインビットを用いて加算器94の出方から減じ
、加xi580出力信号が(−’7/64)(C十D)
の形の項を含むようにする。
同様に関数(3/64)(E+F) /′i加算器94
で(除算器91により生成された)(1/16)(E十
F)と(除算器92.1の補数回路931?よび加算器
94のキャリーインビットによシ生成された) (−1
/64)(E十F)を組合せることにょシ得られる。こ
の信号は次に加算器i8に印加される。
加算器58は和(C十D)、(E+F)の相対値に依存
して正負側れかの出方信号な生成する。例えば(C+D
)=(E十F’)  ならば、(−7/64)(C+D
)i/′i負の値で正の値(3/64 ) (E十F 
)よシ絶対値が大きいため、加算器58の出力は (−7764)(C+D)+(3/64)(E十F)=
(−4764)(C十D)=(−4/640E十F) となる。
第2の例として(E十F )が(C+D )の3倍とす
ると、加算器58の出力は (−7/64)(C十D)+3(3/64)(C十D)
=(2/64XC+D)で、これは正の値である。
加算器58は出力信号の符号が入力データの大きさに依
存して定まらないため、桁すらし2の補数を用いて動作
させ、2進数で生ずるアンダー70−とこれによる数基
の周回を防ぐ。従って桁すらし2の補数変換回路80.
90は加算器58に導入される2つの信号路においてそ
の加算器よシ前に結合されている。図示のように変換−
回路80.901iこ−れも減算を行う加算器87.9
4の前に結合されているが、この加算器の出力信号の符
号は定まっているためこの加算器には不要である。これ
は両顎算器への信号路が何れも共通のデータワードから
発生し、常に大きい値から小さい値が差引かれるためで
ある。例えば加算器87は常に1Mc+D)−(1/6
4)(C十D)という演算をするが、被減数(”/5)
(C+D)が常に減数(1/64 ) (C十D )よ
シ大きい。同様に加算器94も常に(1/16) (E
十F) −(1/64)(E十F)という演算をするが
、この場合も被減数(1716) (E十F )が常に
減数(1/64XE十F)よシ大きい。従ってこれらの
加算器には桁ずらし2の補数化は必要ないが、データワ
ードを加算器58の正しい動作に必要とする形にするた
め必要に応じて用いることもできる。
しかし第9図のフィルタ全体に桁すらし2の補数化した
数を使用することは好ましくない。例えば加算器70.
72.74はそれぞれ2つの8ビツト数を加算するが、
2つの和のワードがその最大値またはその近傍にあると
きのオーパーラローを防ぐため、搏られた和は9ビツト
数でなけhばならない。これはそのワードが桁すらし2
の補数ワードでも2進ワードでも同じである。ワードが
桁すらし2の補数形式のときは、その加算に人力ワード
の長さが出力ワードの長さに等しいかこれよシ大きいこ
とを要求されるため、加算器の人力ワードを最高位ビッ
ト(MSB )反復によシ9ビットに拡張する必要があ
る。これには加算器70.72.74が9ビツトの人力
ワードを受入れ得ることを要するが、加算器は通常4ビ
ツトの倍数のものしかない。
この実施例で用いられるような代表的な加算器は2つの
8ビツト入力を受けてMSBとして桁上げされるビット
を含めて9個の出力ビツトを生成する。
従って加算器7δ、72.74は直線型2進数で動作す
るとき通常の8ビツト加算器でよく、2つの8ビツト入
カワードを加算して9ビツトの出力ワードを生成する。
この9ビツトは各加算器の通常利用し得る「桁上げ」出
力から引出される。従って桁すらし2の補数ワードの代
シに直線型2進数を使用すると、加算器70.72.7
4のハードウェアの節約になる。
加算器54を桁すらし2の補数化数の代シに直線型2進
数で働らかさせても同様にハードウェアの節約ができる
。従って加算器56は出方を2進変換器96で2進表記
に戻されるため、2つの2進ワードを加算して8ビツト
の出力ワードを生成する。
この8ビツト出力ワードが加算器54で7ビツトのに/
2ワードと加算されるとき、この加算器のオーバーフロ
ー防止のため9ビツト出力が必要である。
従って加算器54に2進データを用いると、その加算器
を桁ずらし2の補゛数ワードで働らかしたときのような
9ビツトの入力ワードを受入れるための加算器54の拡
張の必要がなくなる。
この実施例の加算器56はぞの出力が6ビツトにオーバ
ーフローするのを防ぐため桁すらし2の補数化数を用い
て動作させる必要がある。こhは加算器58の出力か桁
すらし2の補数型で、データワードが7ピツトワード系
の中央に対して心出しされているためである。加算器5
8の出方を2進形式に変換すると、すべての出方ワード
の最小値がその2進木の零基準レベルよシ上になり、そ
のワードが必要な絶対値よシ大□きくなる。加算器83
の2進出力に加えると、その出力ワードは9ビツト系に
オーバーフローして、8ビツト系では周回を生ずる。こ
のオーバーフローは加算器83の出力を桁すらし2の補
数型に変換して、加算器56の出力が決して8ビツト長
のワードを超えないようにすることによシ防止される。
第9図の回路配置に第10a図および第1ob図に略示
する。第10a図でIiaビットのデータワードC,D
が加算器72に印加されてその出力Σ。〜Σ。0に9ビ
ツトの和のワード(C十D )を生ずる。ここでΣ。。
は桁上シビットである。この和のワードは加算器87の
下位人力a。−a5に6つの上位ビットΣ3〜Σcoだ
けを印加することにょシ8で除算される。
最高位ビットΣ’coはインバータ80にょシ反転され
、そのワードを桁すらし2の補数表記に変換する。
和のワード(C+D)r/i加算器87の下位ピッ)b
〜b2に3つの上位ビットΣ6〜ΣCOだけを印加する
ことによシロ4で除算される。この加算器87の入力ワ
ードb。−b2は桁すらし2の補数型に変換され、イン
バータ86.86によシビットΣ6、Σ7を反転し、最
高位ビットΣ。0を反転しないことにょシ減算のため1
の補数化さ九る。最高位ビットΣ。0は正規の桁すらし
2の補数加算のため加算器87の入力b3、b4、b5
に反復される。この加算器のキャリーイン入力CIには
論理「1」レベルが印加されて1の補数化されたワード
を2の補数化ワードに変換する。従ッテ加算W87I/
i(”A ) (C十D ) −(x/64) (C十
D)の演算を行って(7/64 ) (C十D )の形
の出力ワードを生成する。この出力ワードは、7/64
が9ビツトワード(C+D )の%よシ小さ、いため。
加算器87の下位6つの出方ビットΣ〜Σに拘束す5 れる。
加算器74け加算器72と同様に動作−して8ビットワ
ードE、Fを加算し、9ピツトの和のワード(B+F 
)を生ずる。この和のワード(E十F)の52の上位ビ
ットが加算器94の入力a。−a4に印加され、最高位
ビットがインバータ9oで反転されて(1/16)(E
+F)を桁すらし2の補数形式で生成する。(E十F 
>ワードの3つの上位ビットも加算器94に印加され、
(1/64 ) (E十F )の形のワードを生成する
。このワードはインバータ93,93’によるビットΣ
6、Σ7の反転によシこれを2の補数化し、加算器94
のCI大入力論理「1」レベルを印加することによシそ
/の加算器94で(1/住も) (E十F )から減じ
られる。最高位ビットΣ、。は、2の補数化ワードが桁
すらし2の補数型になるように反転されない。加算器9
4の入力b2に印加された最高位ビットは正規の桁すら
し2の補数加算のため高次の入力部、b4に反復される
。従って加算器94Fi(1/・・16)(E十F) 
−(1/a4)(E十F)の演算を行って(3/64 
) (E十F )の形の出力ワードを生成する。
3764は9ビツトワード(E+F )の1/16よシ
小さいため、この出力ワードは加算器94の下位5つの
出力ビットΣ。〜Σ4に含まれる。
次に加算器58を用いて(3/64 ) (E十F )
から(ワ/64 ) (C十D )が減算され、重み付
は関数項(−7764)にマイナスの符号が与えられる
。加算器87の出力ワードはインバータ88と加算器5
8の入力CIK印加された論理「1」レベルのキャリー
インビットによシ2の補数化される。最高位ビットは加
算器58の入力a6に反復される。加算器94の出力ワ
ードは最高位ビットを入力b5、b6に反復して加算器
58のb入力に印加される。加算器58は(−7/64
)(C十D)+(3/64)(E+F)の形の出力ワー
ドを生成する。この出力は9ビツトワードの17/64
1と13/641の和で9ビツトワードの10/64に
等しいため、7つの出力ビットΣ。−Σ6に含まれる。
110/641け%よシ小さいため、このワードは決し
て7ビツトを超えない。この出力ワードは第10b図の
加算器56のb入力に印加される。
第10b図では加算器70がワードA、Bを加算して和
のワード(A十B )を生成する。この和のワードの7
つの上位ビットは加算器酷の入力a。−a6K”印加さ
れてこの入力に1)(A+B)を形成する。
同様に和のワード(A+B )の5つの上位ビットが加
算器830入力bo−b4に印加さtてそのb入力に(
1/16)(A十B)を形成する。この加算は直線2進
式で桁すらし2の補数式ではないため、最高位ビットa
7とb5、b6、b7にはOが挿入される。この2つの
2進ワードか加算されて(5/16)(A十B)のm7
F) 8ビツト出力ワードを生成する。この出力ワード
はインバータ89で最高位ビットΣ7を挿入することに
よシ桁すらし2の補数型に変換され、さらにこれが加算
器56で加算器58からの2進ワードに加えら九て「余
弦和」と呼ばれる8ビツト出力ワードを生成する。この
ワードI/′i9ビットワードのj5/1,6ト1−1
7154 l+l 3/641 ”= I30/a4g
の和であるから8ビツトに含まれる。30764I/i
%よシ小さいため、この余弦和ワードは9ビツトワード
の%の8ビツトに含まれる。
□ この8ビツトの余弦和ワードはインバータ96によ
υ加算器56の″最高位ビットΣ7を反転することによ
って2進形式に変換される。この2進ワードはさらに加
算器54でその人力a。−a7にその余弦和ワードを印
加し、その入力す。−b6にワードにの7つの上位ビッ
トを印加することによシ、0%)Kに加算される。余弦
和ワードは8ビツトワードの中点(で桁すらし2の補数
の8ビツトワードの中央)である9ビツトワード系の腫
プラス130/641または116/641+(%) 
+30/641 =131/6410歳最大値%の最大
値を有し得るため、上記加算で得られた出力ワードy(
n)lc9ビット内に含まれる。
8ビツトワードには2で割らi、このようにして8ビツ
ト数範囲の%の最大値を持つことができる。
従って出カワ、−ドy(n)の最大値は9ビツト数範囲
の1317641+116/641= 147/641
に等しい。
47、/64 け%よシ大きいため、y(n)出力ワー
ドには9ビツトが必要である。
@8図の有限インパルス応答(FIR)フィルタに代る
実施例を$11図にブロック図によって示す。
この実施例では重み関数値か第9図の回路で行われたよ
うに%の畢の和で構成される。この重み関数値を正負の
各組に分け、正値の全部と負値の全部をそれぞれ合計す
る。この和算は何れも2進表記で行うことができる0次
にこの2つの和を桁すら、し2の補数型に変換し、正値
の和から負値の和を減じてフィルタの出力信号を生成す
る。
!11図では第9図の場合のように加算器?0.72.
74が信号AとB%Cとり、EとFをそれぞfi2進形
式で受ける。出力信号y(n)はここでも次の形になる
y(n)−’+A(A+B)−−(C十D)十−CB+
F)2 16    64    64 この式をさらに%のマの関数に分解すると次のようにな
る。
1 y(n)=−+−(A+B)+−(A十B)−−(C+
D)2 4    16      B 正負の項を各別にまとめると。
となる。これがこのフィルタの最後の加算器で行われる
減算である。フィルタをこのように構成すると、そのフ
ィルタにおける唯一の減算を行う最後の加算器の入力で
しか桁すらし2の補数変換の必要がない。
第11図の実施例では除算器81.82と加算器83が
和のワード(A十B)を受けて、第9図の場合のように
(5/16)(A十B)の形の出力信号を生成する。
ここでも和のワード(C十D)を除算器84.85でそ
れぞれ8および64で割ル、和のワード(E十F )を
除算器91.92でそれぞワ16および64で割る。除
算器84.92は最終出力信号に負の項を生ずるため、
その出力を任意の加算器116で加算して(1/8)(
C+D)+(1/64)(E+F)の形の出力を生成す
る。
除算器85.91で生成された正の項を加算器114で
加算して、(1/a4)(C+D)+(171a)(E
十F)の形の出力を生成する。加算器114の出力を加
算器112の入力に印加し、ここで正の項(5/16)
(A十B)に加算する。この加算器112の出力を加算
器110の入力に印加し、ここでに/2に加算する。加
算器110の出力はフィルタの正項の全部を含み、に等
しい。
次にフィルタの負項の和を含む加算器116の出力を加
電器100の正項の和から減する。加算器11o。
116の出力をそれぞれ回路102,104 Kよシ桁
すらし2の補数型に変換する。回路104の出力をイン
バータ106によシ1の補数化し、キャリーイン入力「
1」と共に加算器100に印加して2の補数化する。ま
た回路102の出力を加算器100の入力に印加し、最
後に1つだけ減算を行って桁すらし2の補数型の出力信
号y(n )を生成する。
第11図の回路配置は第12a図、@12b図および第
12c図に略伝されている。第12a図では加算器72
が8ビツトワ一ドC%Dを加算して9ビツトの和のワー
ド(C十D )を生成し、この和のワード(C+D)の
上位6ビツトが加算器116の8人力の下位6ビツトに
印加されて実効上この加算器に(%)(C十D)を印加
し、上位3ビツトが加算器114のa入力の下位3ビツ
トに印加されて実効上この加算器に(1/64)(C+
D)を印加する。
加算器’74は8ビットワードE、Fを加算して9ビツ
トの和のワード(E+F ’)を生成し、この和のワー
ド(E十F )の上位3ビツトが加算器116のb入カ
ッ下位3ビットに印加されて(1/64)(E+F)の
形の入力ワードを生成する。従って加算器116は((
1/l4)(C+D)+(1/aa)(E十F))の形
の7ピツト出力ワードを生成する。
和のワード(E十F )の上位5ピントは加算器114
のb入力の下位5ビツトに印加され、その加算器は((
1/64 )(C十D)+(1/64 ) (E+F、
) )の形の6ビツト出力ワードを生成する。
第’12b図では加算器’70.83が第’LOb図と
同様に結合され、加算器83の出力に(5716) (
A十B )の形の8ビツト出力ワードを生成する。加算
器83の出力は加算器112のa入力に、加算器114
の出力は加算器112のb入力の下位6ビツトにそれぞ
れ結合されている。加算器112は(5/16 ) (
A十B )+(1/64)(C+D)+(1/16)(
E十F)の形の8ビツト出力ワードを生成する。
第12c図では加算器110がその8人力に加算器1↓
2の8ビツト出力ワードを、入力bo−bヮにワードに
の上位7ビツトを受け、正のフ、イルタ関数の和でに/
2+(5/16)(A+B)+(1/84)(C十D)
+(1/16)(E′−+F)の形の9ビツト出力ワー
ドを生成する。この加算器110の9ビツト出力ワード
の最高位ビットΣ はインバータ’102で反転されて
このO ワードを桁すらし2の補数型に変換する。インバータ1
02の出力は9ビツト加算器100の入力a8に結合さ
れ、加算器110の出力Σ。〜Σ7はそれぞれ加算器1
00の入力aO” a7に結合されている。
加算器116の出力Σ。〜Σ5はインバータ’106を
介して加算器1000入力す。−b5に結合されている
加算器116の出力の最高位ビットΣ6は加算器100
の入力b6に直結され、加算器がそのb入力に加算器1
16の出力の1の補数型を桁すらし2の補数表記で受け
るように生っている。加算を桁すらし2の補数方式で行
うため最高位ビットΣ6が加算器10〇の入力b7、b
8にも反復されている。加算器100のキャリジイン入
力には論理「1」レベルが印加され、減算のために加算
器116の1の補数化出力を2の補数化する。このよう
にして加算器100は次の所要形式の出力ワードy(n
)を生成する。
(K/2+(5/l 6 ) (A+B )+(’ l
/64 ) (C+D )+(]y46)(E+、F)
) −(1,4%)(C十D)+(1/64)(E+F
))=に/2+(5/16)(A十B)+(7/a4)
(C十D) 。
+(3/64 )(E+F” ) 正負の項を各別に正の向きに合計して得られた2つの和
を減算する第12a図、@ 12b図および第12c図
の回路配置I′i第10a図および第mob図の回路配
置に9個の加算器と14個のインバータを用いたのに対
し9個の加算器と7個のインバータしか用いないことが
判る。要すれば第12c図の9ビツト加算器100をそ
の2つの入力ワードを8ビツトに切捨てるすなわち丸め
ることによシ通常の8ビツト加算器に置換することがで
きる。
第8図ないし第12図の有限イノパルス応答フィルタは
シフトレジスタ50を約14.3MHzに固定すると@
13図のような一応答特性を示す。この応答特性はNT
SC方式のテレビ受像機の低域輝度または垂直細部フィ
ルタの特性として好ましい約1.8MHzと、5.3M
Hzの6dB点を示している。この応答特性は余弦和項
をに7′2項と減算的に組合せることにより NTSC
クロミナンス帯域フィルタの所要応答に簡単に女換する
ことができる。これを行うには上述の桁すらし2の補数
型で余弦和項の2の補数を用いて第8図、第9図または
第1ob図の加算器54でに//2項から加算器56の
出力を減ずればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明に用いるデジタルフィル
タのブロック図、第2回および第3図は直線2進型デー
タワードを用いる第1図のフィルタの動作を説明する波
形図、第4図および第5図は最高位ビットを反転した(
桁すらし2の補数型)データワード゛を用いる第1図の
フィルタの動作を説明する波形図、第6図および第7図
はアンダーを説明する正弦波形図、第8図は余弦有限イ
ンパルス応答フィルタを示すブロック図、第9図はこの
発明の原理によって構成された第8図の余弦インパルス
応答フィルタの一部を示すブロック図。 第10a図および第10b図/Ii′に9図の余弦有限
インパルス応答フィルタを示す略図、第11図はこの発
明の原理によって構成された第8図の余弦有限イーンパ
ルス応答フィルタの一部の代替構成を示すブロック図、
第12a図、第12b図および第12c図は第11図の
余弦有限インパルス応答フィルタの一部の略図、第13
図は第8図ないし第12図の余弦有限インパルス応答フ
ィルタの応答特性を示す図である。 20・・・第3の手段、22・・・第1の手段、24・
・・第2の手段。 特許出願人  アールシーニー コーポレーション代 
理 人  清  水  哲 ほか2名ケ1(21 ′1′2図 りpツツ すイクル 1234567J1910111213旧516りυツ
クサイクル クロック サイクル クロツクサイクIし オ6図 オフ図 才8I2I 才q図 111図 y(nl

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、第1の2進数を桁すらし2の補数化する第1の
    手−と、第2の2進数を桁すらし2の補数化すると共に
    2の補数化する第2の手段と、上記桁すらし2の補数化
    した第1の2進数と上記桁すらし2の補数化すると共に
    2の補数化した第2の2進数とを加算する第3の手段と
    を含む第1および第2の2進数の2進減算を行うデジタ
    ルフィルタを含む装置。
JP57137134A 1981-08-06 1982-08-05 第1および第2の2進数の2進減算を行うデジタルフイルタを含む装置 Pending JPS5838023A (ja)

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