JPS5837547Y2 - 工作機械のクランプ装置 - Google Patents
工作機械のクランプ装置Info
- Publication number
- JPS5837547Y2 JPS5837547Y2 JP12090379U JP12090379U JPS5837547Y2 JP S5837547 Y2 JPS5837547 Y2 JP S5837547Y2 JP 12090379 U JP12090379 U JP 12090379U JP 12090379 U JP12090379 U JP 12090379U JP S5837547 Y2 JPS5837547 Y2 JP S5837547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- machine tool
- clamp arm
- tool
- clamp body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、工作機械（金属加工又は切削加工機械をいう
）に工具等（工具又は被加工物をいう）を固定するクラ
ンプ装置に関し、クランプ腕や支点ピンが破損しても工
具等を保持し得るようにすることを目的とする。
）に工具等（工具又は被加工物をいう）を固定するクラ
ンプ装置に関し、クランプ腕や支点ピンが破損しても工
具等を保持し得るようにすることを目的とする。
本出願人は先に、クランプ腕を油圧シリンダでクランプ
側へ押圧する形式のもので、しかも油圧漏洩時の安全装
置としてクランプ腕を機械式に拘束する形式のもの（特
願昭５３−９５７５１）を提案した。
側へ押圧する形式のもので、しかも油圧漏洩時の安全装
置としてクランプ腕を機械式に拘束する形式のもの（特
願昭５３−９５７５１）を提案した。
しかし、これでも、工具等に異常に過大な衝撃力が作用
し、クランプ腕や支点ピン自体が破損する場合には工具
等のクランプが脱落し、工具等が落下したり又持上った
りして、機物の破損や人体の傷損の事故につながる。
し、クランプ腕や支点ピン自体が破損する場合には工具
等のクランプが脱落し、工具等が落下したり又持上った
りして、機物の破損や人体の傷損の事故につながる。
本考案は、これを解決するためにクランプ腕のクランプ
作用点部分の横側にこれとは別構造の安全ストッパーを
クランプ本体に固設することを特徴とするものである。
作用点部分の横側にこれとは別構造の安全ストッパーを
クランプ本体に固設することを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図に基き説明する。
図中、符号１はクランプ本体を示し、そのＴ形脚部２が
工作機械（例えば、プレス機械・旋盤・フライス盤）の
工具等３の取付台４のＴ溝５に進退可能に固定される。
工作機械（例えば、プレス機械・旋盤・フライス盤）の
工具等３の取付台４のＴ溝５に進退可能に固定される。
６はクランプ腕で゛あり、その中間部に支点部の支点孔
７、右端の力点部８の下面に力点面８ａ、左端の作用点
部９の下面に作用点面９ａ、左寄下面にアンクランプ受
動面１０が形成される。
７、右端の力点部８の下面に力点面８ａ、左端の作用点
部９の下面に作用点面９ａ、左寄下面にアンクランプ受
動面１０が形成される。
このクランプ腕６は、この両側のクランプ本体１の左半
上に固着立設の一対の枢支ブラケット１１の支点孔１１
ａに両端を内嵌の支点ピン１２を支点孔７に内嵌し揺
動自在に枢支され、力点面８ａは単動式油圧シリンダ１
３で右上りのクランプ側に押上げ駆動され、作用面９ａ
は工具等３に押下げ圧接され、アンクランプ受動面１０
はアンクランプバネ１４でアンクランプ側へ押上げ弾撥
される。
上に固着立設の一対の枢支ブラケット１１の支点孔１１
ａに両端を内嵌の支点ピン１２を支点孔７に内嵌し揺
動自在に枢支され、力点面８ａは単動式油圧シリンダ１
３で右上りのクランプ側に押上げ駆動され、作用面９ａ
は工具等３に押下げ圧接され、アンクランプ受動面１０
はアンクランプバネ１４でアンクランプ側へ押上げ弾撥
される。
安全ストッパー１５はクランプ腕６の作用点部６と略同
程度にクランプ本体１の端面１ａから突出させて枢支ブ
ラケット１１と一体に形成し、この下面の係止面１５ａ
は作用面９ａのストローク分だけ工具等３から離間して
形成する。
程度にクランプ本体１の端面１ａから突出させて枢支ブ
ラケット１１と一体に形成し、この下面の係止面１５ａ
は作用面９ａのストローク分だけ工具等３から離間して
形成する。
クランプ本体１の上面の左部にバネ組込室１６を、右半
部にシリンダ組込室１７を凹設し、背面中央には油路１
８を油圧シリンダ１３の油圧室１９に連通させて凹設し
、この油路１８に油路管２０を接続して油圧装置に連通
ずる。
部にシリンダ組込室１７を凹設し、背面中央には油路１
８を油圧シリンダ１３の油圧室１９に連通させて凹設し
、この油路１８に油路管２０を接続して油圧装置に連通
ずる。
油圧シリンダ１３はシリンダ組込室１７に螺合させて装
着するためにそのシリンダ上端壁１３ａは平面六角形状
に形成される。
着するためにそのシリンダ上端壁１３ａは平面六角形状
に形成される。
なお、符号２１は封止具、２２は摩擦ブレーキ、２３は
フ゛レーキバネ、２４はフ゛レーキ固定ネジ、２５はア
ンクランプ力調整ネジ、２６は支点ピン１２の止輪であ
る。
フ゛レーキバネ、２４はフ゛レーキ固定ネジ、２５はア
ンクランプ力調整ネジ、２６は支点ピン１２の止輪であ
る。
次に、その作用を説明する。
クランプ腕６は、アンクランプバネ１４でアンクランプ
状態に弾撥された状態から、油圧シリンダ１３を作動さ
せて、右上りのクランプ状態にすると、その作用面９ａ
で工具等３を取付台４に押圧固定する。
状態に弾撥された状態から、油圧シリンダ１３を作動さ
せて、右上りのクランプ状態にすると、その作用面９ａ
で工具等３を取付台４に押圧固定する。
この状態における工作中に工具等３に異常衝撃力が加わ
った場合、その衝撃力は安全ストッパー１５には伝播せ
ずにクランプ腕６に伝播する。
った場合、その衝撃力は安全ストッパー１５には伝播せ
ずにクランプ腕６に伝播する。
そしてクランプ腕６又は支点ピン１２が万一破壊しても
、工具等３はこれと安全ストッパー１５の係止面１５
ａ間の間隙分だけ変位した後この係止面１５ ａに接当
して抑止される。
、工具等３はこれと安全ストッパー１５の係止面１５
ａ間の間隙分だけ変位した後この係止面１５ ａに接当
して抑止される。
本考案は上記のように構成され、作用するから次の効果
を奏する。
を奏する。
クランプ本体（ζ固設の安全ストッパーが、クランプ腕
の作用点部の横側に、工具等から僅かに離れて位置する
。
の作用点部の横側に、工具等から僅かに離れて位置する
。
従って衝撃力が加わってクランプ腕や支点ピンが破壊し
た場合、その破壊が衝撃エネルギーを吸収するので丈夫
に形成された安全ストッパーが破壊されることはなく、
安全ストッパーが工具等を受は止めるので、工具等の落
下や持上りが防止される。
た場合、その破壊が衝撃エネルギーを吸収するので丈夫
に形成された安全ストッパーが破壊されることはなく、
安全ストッパーが工具等を受は止めるので、工具等の落
下や持上りが防止される。
図は本考案の実施例を示し、第１図は縦断面図、第２図
は平面図、第３図は正面図。 １・・・・・・クランプ本体、１ａ・・・・・・クラン
プ本体の端面、６・・・・・・クランプ腕、７・・・・
・・支点孔、８・・・・・・力点部、９・・・・・・作
用点部、１３・・・・・・油圧シリンダ、１５・・・・
・・安全ストッパー。
は平面図、第３図は正面図。 １・・・・・・クランプ本体、１ａ・・・・・・クラン
プ本体の端面、６・・・・・・クランプ腕、７・・・・
・・支点孔、８・・・・・・力点部、９・・・・・・作
用点部、１３・・・・・・油圧シリンダ、１５・・・・
・・安全ストッパー。
Claims (1)
- クランプ腕６に支点部７、力点部８及び作用点部９を形
成し、その支点部７をクランプ本体１に枢支し、力点部
８を油圧シリンダ１３の力でクランプ側に押圧可能にし
、作用点部９をクランプ本体１の端面１ａ外に突出させ
、クランプ腕６の作用点部９の横でクランプ本体１の端
面１ａ外に安全ストッパー１５を位置させ、この安全ス
トッパー１５をクランプ本体１に固設したことを特徴と
する工作機械のクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12090379U JPS5837547Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 工作機械のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12090379U JPS5837547Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 工作機械のクランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638748U JPS5638748U (ja) | 1981-04-11 |
| JPS5837547Y2 true JPS5837547Y2 (ja) | 1983-08-24 |
Family
ID=29353069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12090379U Expired JPS5837547Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 工作機械のクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837547Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008120284A1 (ja) * | 2007-02-27 | 2008-10-09 | Oks Co., Ltd. | クランプ装置 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12090379U patent/JPS5837547Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638748U (ja) | 1981-04-11 |
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