JPS5837404Y2 - 収納ケ−スの底蓋装置 - Google Patents

収納ケ−スの底蓋装置

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JPS5837404Y2
JPS5837404Y2 JP5976980U JP5976980U JPS5837404Y2 JP S5837404 Y2 JPS5837404 Y2 JP S5837404Y2 JP 5976980 U JP5976980 U JP 5976980U JP 5976980 U JP5976980 U JP 5976980U JP S5837404 Y2 JPS5837404 Y2 JP S5837404Y2
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JP
Japan
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case
plate
lid
opening
roll
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JP5976980U
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JPS56160559U (ja
Inventor
正之 伊藤
七郎 小林
彰 前場
Original Assignee
文化シヤツタ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として防煙用垂れ壁装置に用いられる収
納ケースの底蓋装置に関し、具体的には、垂れ壁の壁材
をなすカーテンのロールを収納するための長箱形ケース
の底蓋装置に関するものである。
火災初期の火勢が屋内気の対流によって煽られることは
良く知られる処であって、このような対流を遮断させる
ために手段に垂れ壁装置が実用されている。
しかして本考案に係る底蓋装置の構造技術は、垂れ壁装
置の構成におけるケース開閉蓋の具体化に有用なもので
あって、初めに、第1図ないし第3図を参照して、上記
垂れ壁装置の概要を説明する。
建物の天井材1の防煙区画境界線に当る部分には、長手
方形の切落しが室間されると共に、その切落しくごは、
長箱形の装置ケース2が下端の開口面を臨ませていて、
同ケース2は、天井裏の図示しない構造物に取付られる
と共に、ケース2の左右各端部には、箱型アングル材よ
りなるガイドレール3の上部が内接の上溶着されて下方
に張出し、がつ床上の適当な高さに達している。
なお、各レール3は、内向面の中央部が折込まれて縦溝
3aを開口させると共に、レール3の下端は底板3bで
閉塞されている。
次に、ケース2の上板下面の奥行き寄りには、断面り形
のビーム4が全長に亙り棚状に展設されると共に、ケー
ス3の下端開口面には、つば付きの開閉蓋5が適当な手
段で取付けられていて、かつ図示しない機構で閉成位置
に保持されている。
そのほか、ケース2の左右の端部寄りと中間の適所の複
数個所においては、ケース2の上面に断面コ形のブラケ
ット6が立設されると共に、各ブラケット6の立板間に
は、遊動するベルトローラー7が軸支されており、また
、ビーム4とケース2後板との間には、断面り形の取付
金物8が溶着されていて、同金物8の床面には、フック
9がナツト10で締着されている。
ところで、端部のベルトタング11を介して夫々のフッ
ク9に引掛けられた各巻上げベルト12は、ウェビング
で形成されてかなりの表面摩擦性を有し、かつ各ベルト
12は、ケース2内で袋状に上向きに折返された後、ブ
ラケット6底部の貫通孔を通ってローラー7に掛は回さ
れ、かつその先端は、タング13およびバックル14を
介し、直接または間接に巻取機15の牽引ロープ16A
に結着されており、すなわち、図示中間部のベルト12
の場合には、継ロープ16Bを介し圧着スリーブ17で
結着され、また図示左端のベルト12の場合には、ケー
ス2上板のブラケット18に取付けられたスイベル滑車
19に通された継ロープ16Cを介し圧着スリーブ17
で結着されている。
次に、これらのベルト12の袋状の折返し部分の内面に
は、ケース2の内空を全通するカーテンロール20が、
その下半用を自重により圧接させた状態で重力担持され
ており、従って巻上げベルト12は、ロール20とロー
ラー7との間で張力により90°捩れており、その張力
は、ロール20の重量荷重のほは士に相当することは言
うまでもない。
しかしてカーテンロール20は、芯筒21と、該芯筒2
1に巻付けられた不燃性カーテン22とにより形成され
ていて、同カーテン22の内端は、芯筒21のスリット
から筒内に入った後、袋部22 aに挿通されたパイプ
23で抜止めさせており、また、カーテン22の上方引
出し端は、ビーム4の内空に入った後、袋部22 bに
挿通されたパイプ24で抜止めされ、これによりカーテ
ン22の引出し端はケース2に固定されている。
一方、巻取機15と、同機15に付属された操作器25
とは、夫々建物の適当な場所に設置されていて、巻取機
15は、牽引ロープ16Aを巻込み、送出し作動する手
動式あるいは電動(常用)および手動(停電時用)併用
式の回転ドラムと、同ドラムに付設されてラチェット等
を用いた送出しロック機構とにより形成されている。
また、操作器25は、電動式の場合の駆動モータ用操作
スイッチと、上記ロック機構を機械伝動部材を介して直
接解放させる操作把手と、通電によりロック機構を電磁
的に解放させる操作スイッチとにより形成されると共に
、その通電回路には、該スイッチに並列して、天井材1
の適所に取付けられた図示しない煙感知器からの検出出
力が入力されている。
このように構成された提案装置の操作、作動は、第1図
および第2図に示す状態では、牽引ロープ16Aにロー
ル20の重量荷重に基づく上記負荷がかかつているが、
巻取機15がロック態位にあることから、ロール20は
、ベルト20の担持作用により図示した収納位置に保持
されている。
しかして火災発生時には、煙感知器の検出出力あるいは
操作器の操作通電により、自動的あるいは操作的に巻取
機15のロックが解放されることから、牽引ロープブ1
6Aが負荷力により引出されてベルト12が降下し、こ
れによりロール20は、ベルト12の降下速度の士の速
度でレール縦溝3aに沿い降下するが、この時、ロール
20下半周面のカーテン22とウェビングベルト12と
の摩擦により、ロール20が連れ回りすることから、カ
ーテン22の垂下部分にゆるみや無理な張力が生じる虞
れがなく、従って、カーテン22は、均斉かつ円滑に芯
筒21から巻出されながら、ロール20の降下につれて
展張される。
最後に、ロール20の両側端がガイドレール3の底板3
bに当ってロール20が該底板に支えられた第3図の状
態では、ベルト12にかかる張力が消滅して、巻取機1
5が自動的に停止し、この時点では、カーテン22の略
全長が芯筒21から巻出されて、隔室空間の上部に横幕
状の垂れ壁を形成している。
次に、垂れ壁を天井に収納させる場合には、先ずロック
操作により巻取機15を逆転止めのロック態位とした後
、手動あるいは操作電動により巻取機15を巻込側に回
動させれば、ベルト12の上昇につれて、ロール20が
カーテン22を巻付けながら引上げられ、かつ、ケース
2内の収納位置に戻った時点で巻取機15が停止するこ
とにより、自動的に牽引ロープブ16Aがロックされる
ところで、本考案は、上記垂れ壁装置におけるケースの
底蓋に関し、すなわち、本考案の目的は、カ−テンロー
ル昇降時における底蓋の開閉作動が自動的に行われるよ
うにした収納ケースの底蓋装置を提供することにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例の底蓋装置30は、第4図および第5図に示すよ
うに、片側すなわち図面右方のケース側板31の長手方
向に沿う適当な複数個所の下部内面に、ねじ32で締着
された複数のブラケット33と、同ブラケット33に支
軸34を介して枢支された1枚の蓋板35とにより形成
されているほが、他側のケース側板36の適当な複数個
所の下部内面には、断面り形のストッパ金物37が溶着
されている。
しかして蓋板35は、ケース2の下端開口の内のり面積
より若干小さいつば35 a付きの長板で形成されてい
るが、図面では側板31側のつばの表記は省略されてい
る。
更に、蓋板35のブラケット33に対接する端部には、
ケース内に立上る端板38と台板39とがL形に一体化
されて戊る部材の台板39が溶着されると共に、該部材
の隅部の両側には、耳板40が溶着されていて、同耳板
40には、支軸34が貫通する受孔40 aが開けられ
ている。
次に、ブラケット33は、断面コ形の板で形成されると
共に、両側の張出部の下端の突出33 aには、支軸3
4の受孔33 bが開けられている。
そのほか、ブラケット33の中央部には、弾性体として
の板ばね41の上半基部が重合して締着されていて、同
板ばね41の下半部は、途中から浮上った板面41 a
をなして端板38の基部に弾力で圧接している。
このように構成された実施例の底蓋装置の作動は、カー
テンロール20が収納位置にある第4図の状態では、ば
ね41の板面41 aが支軸34に対し直交した方向に
あって端板38に圧接していることから、底蓋35を水
平に保持する作用を行っており、かつ底蓋35は、スト
ッパ金物37で水平に位置決めされている。
次に、垂れ壁の展張始動に基づいてロール20が降下す
ると、第6図aに示すように、ロール20の下半周面が
台板39を下圧することがら、ばね41の保持弾力に抗
して蓋板35が図面反時計周りの開成方向に回動し、更
に第6図すに示すように、蓋板35が思案点Aを乗超え
た時点では、板面41 aの押圧による回動付勢方向が
反時計用りに逆転することから、台板29がロール20
から離れて蓋板35は図示垂下方向の開成態位に弾力で
保持され、これにより、ロール20の降下通路から退出
する。
次で、垂れ壁の収納始動に基づいてロール20が上昇す
ると、上昇の途中においてロール20の上半周面が端板
38を押上げることから蓋板35を時計方向に回動させ
、蓋板35は、思案点Aを逆方向に乗超えて元の開成態
位に戻る。
以上述べたように、本考案に係る収納ケースの底蓋装置
を用いて垂れ壁装置を形成させれば、実施例の装置が、
弾性体の付勢により蓋板を開、閉何れかの態位に保持さ
せると共に、昇降するカーテンロールの押動により蓋板
に対し思案点を乗超えさせるように構成されているので
、カーテンの展張および収納作動に対応して自動的に底
蓋を開、閉動させることが可能となり、これにより、垂
れ壁装置の操作性と使用性を高める実用上の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は、垂れ壁装置の正面図、第2図は、第1図のI
I−II線における拡大断面図、第3図は、第1図の側
断面の作動図、第4図は、本考案の一実施例を示す収納
ケースの底蓋装置の断面図、第5図は、第4図の要部斜
視図、第6図aおよび第6図すは、第4図の作動図であ
る。 2・・・・・・ケース、20・・・・・・ロール、30
・・・・・・底蓋装置、31・・・・・・側板、35・
・・・・・蓋板、38・・・・・・端板、41・・・・
・・弾性体としての板ばね、41a・・・・・・板面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井部に設けられ下面が開口とされる横方向に長いケー
    スであって、該ケースの左右側板間には上端縁が天井部
    に係止されるカーテンロールが収納され、該カーテンロ
    ールは該ロールが巻戻されつつ前記ケースの下面開口よ
    り下降すると共に巻上げられつつ前記ケース内に収納さ
    れるようにした収納ケースの前記下面開口を開閉する底
    蓋装置において、前記ケースの下面開口を覆う蓋体は、
    その片側長手辺が、ケース側板の内面に枢支されており
    、更に蓋板の前記枢支端部には、該蓋板の水平閉鎖位置
    においてケース内に立上り且つ垂直開放位置においてケ
    ース下面開口の前記カーテンロール通過路内に突出する
    端板が突設されると共に、同端板の基部には、ケース側
    板の内壁に取付けられた弾性体の板面で押圧されていて
    、該蓋板は、上記押圧に基づくクリック作用により、水
    平な閉成態位、または垂直な閉戊態の何れがの態位に弾
    力で保持されるように形成されていることを特徴とする
    収納ケースの底蓋装置。
JP5976980U 1980-05-02 1980-05-02 収納ケ−スの底蓋装置 Expired JPS5837404Y2 (ja)

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JPS56160559U JPS56160559U (ja) 1981-11-30
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JP2014148841A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置

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