JPH0330543Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330543Y2 JPH0330543Y2 JP2684384U JP2684384U JPH0330543Y2 JP H0330543 Y2 JPH0330543 Y2 JP H0330543Y2 JP 2684384 U JP2684384 U JP 2684384U JP 2684384 U JP2684384 U JP 2684384U JP H0330543 Y2 JPH0330543 Y2 JP H0330543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- shoji
- tip
- winding drum
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 32
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 33
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は外倒し窓の開閉装置に関する。
外倒し窓は換気並びに排煙効果が大きいので高
所窓に賞用されている。従来高所の外倒し窓の開
閉は床上適度の高さにて手動操作できるか、遠隔
操作で電動装置で開閉できるものが通常であり、
火災発生時等の急速な排煙のために煙感知器を備
え電動の開閉装置を連動して外倒し障子を開くも
のもある。然し、火災発生時は停電の可能性も高
く、電動の開閉装置のみでは不安である。
所窓に賞用されている。従来高所の外倒し窓の開
閉は床上適度の高さにて手動操作できるか、遠隔
操作で電動装置で開閉できるものが通常であり、
火災発生時等の急速な排煙のために煙感知器を備
え電動の開閉装置を連動して外倒し障子を開くも
のもある。然し、火災発生時は停電の可能性も高
く、電動の開閉装置のみでは不安である。
非常用手動式排煙窓においては近年増々ワンタ
ツチ開放が強く要望されている。
ツチ開放が強く要望されている。
外倒し窓においては、窓の自重によつて自然に
開放するまでのある角度までは、何らかの方法で
押し出してやる必要が有る。
開放するまでのある角度までは、何らかの方法で
押し出してやる必要が有る。
第1図はかかる従来例の内部側より見る斜視図
である。開口枠1の下枠に枢着された外倒しのガ
ラス障子2の上筐には障子金具3が固定され、障
子金具3には巻掛伝導媒体のベルト4の一端が係
止されている。巻掛伝導媒体はワイヤロープの場
合もある。ベルト4の他端は開口枠1の上枠に固
定したケース5に枢着された窓に沿つた水平軸6
に固定された巻取りドラムに係止して該巻取りド
ラムに下側からくり出すように巻付けてある(第
1図には見えない)。該ドラムの水平軸6にはラ
イン軸7が連結されている。ガラス障子2は左右
に並列するが同様に構成されており、ライン軸7
の回転によりケース5中の巻取りドラムは左右共
に同時に動作し複数のガラス障子2は同時に開閉
されるものである。8はステーダンパであつて筒
内にロツドが挿入されて筒とロツドが軸方向移動
可能となつており、筒端がガラス障子2の堅框に
枢着され、ロツド端が開口枠1の堅枠に枢着され
ている。
である。開口枠1の下枠に枢着された外倒しのガ
ラス障子2の上筐には障子金具3が固定され、障
子金具3には巻掛伝導媒体のベルト4の一端が係
止されている。巻掛伝導媒体はワイヤロープの場
合もある。ベルト4の他端は開口枠1の上枠に固
定したケース5に枢着された窓に沿つた水平軸6
に固定された巻取りドラムに係止して該巻取りド
ラムに下側からくり出すように巻付けてある(第
1図には見えない)。該ドラムの水平軸6にはラ
イン軸7が連結されている。ガラス障子2は左右
に並列するが同様に構成されており、ライン軸7
の回転によりケース5中の巻取りドラムは左右共
に同時に動作し複数のガラス障子2は同時に開閉
されるものである。8はステーダンパであつて筒
内にロツドが挿入されて筒とロツドが軸方向移動
可能となつており、筒端がガラス障子2の堅框に
枢着され、ロツド端が開口枠1の堅枠に枢着され
ている。
ステーダンパ8の筒内には筒とロツドを伸長方
向に附勢するばねが収容されている。これはばね
入り油圧ダンパの場合もある。ステーダンパ8は
ガラス障子2の開き始めにガラス障子2を外部側
へ附勢する機能を有する。
向に附勢するばねが収容されている。これはばね
入り油圧ダンパの場合もある。ステーダンパ8は
ガラス障子2の開き始めにガラス障子2を外部側
へ附勢する機能を有する。
開口枠1を仕切る方立9の上部には操作ボツク
ス10が固定さている。11は通常開閉用ボール
チエン、12はワンタツチ開放用引手である。1
3は引手12と操作ボツクス10を結ぶロープで
ある。ボールチエン11の左側を引くことにより
ガラス障子2は連続して開き、ボールチエンの右
側を引くことによりガラス障子2は連続して閉じ
る方向に移動し、自在な開度を得ることができ
る。ガラス障子2が閉まつている状態もしくは部
分開放の状態において引手12を引くとガラス障
子2は全開するものである。
ス10が固定さている。11は通常開閉用ボール
チエン、12はワンタツチ開放用引手である。1
3は引手12と操作ボツクス10を結ぶロープで
ある。ボールチエン11の左側を引くことにより
ガラス障子2は連続して開き、ボールチエンの右
側を引くことによりガラス障子2は連続して閉じ
る方向に移動し、自在な開度を得ることができ
る。ガラス障子2が閉まつている状態もしくは部
分開放の状態において引手12を引くとガラス障
子2は全開するものである。
第1図のようなステーダンパを備えることはそ
の数が多く、又ステーダンパを揃えて取付けるこ
をが難かしく、不揃いとなり美観上好まれるもの
ではない。そして取付工事においては指定された
開放角度に従つてステーの取付け位置を変えなけ
れならない不便さが有り、さらには窓の両サイド
に同じ物を付けなければならないわずらわしさ等
が有る。このため、ステーダンパを一つの障子に
ついて左右揃えねばならないばかりでなく、ライ
ン軸7で結合されている連窓の各障子についてス
テーダンパ8の位置を揃えねばならず、その位置
決め、及び障子の筐及び開口枠へのねじ穴あけ等
に多大の施工工数を要している。従つて結局ステ
ーダンパの数も多く工数も多いので高価となつて
いる。
の数が多く、又ステーダンパを揃えて取付けるこ
をが難かしく、不揃いとなり美観上好まれるもの
ではない。そして取付工事においては指定された
開放角度に従つてステーの取付け位置を変えなけ
れならない不便さが有り、さらには窓の両サイド
に同じ物を付けなければならないわずらわしさ等
が有る。このため、ステーダンパを一つの障子に
ついて左右揃えねばならないばかりでなく、ライ
ン軸7で結合されている連窓の各障子についてス
テーダンパ8の位置を揃えねばならず、その位置
決め、及び障子の筐及び開口枠へのねじ穴あけ等
に多大の施工工数を要している。従つて結局ステ
ーダンパの数も多く工数も多いので高価となつて
いる。
本考案は安価でかつ徹底的に工事のやり易い外
倒し窓の傾倒附勢手段を提供しようとするもので
ある。
倒し窓の傾倒附勢手段を提供しようとするもので
ある。
本考案は外倒し窓の障子を押し出す装置と、該
障子に一端が係止され他端が巻取りドラムに巻取
られるベルトと、開口枠に取付けた巻取ドラム
と、該巻取ドラムの回転制御手段を備えたものに
おいて、外倒し窓の障子を押し出す装置が巻取ド
ラムの附近において開口枠に対して固設して一端
が開口枠の水平部材に平行して枢着され、他端が
先端アームの一端に開口枠の水平部材に平行して
枢着され障子を閉めた位置において下方を向いた
根本アームと、その先端が障子を閉めた位置にお
いて上方を向き先端アームを巻取ドラムのベルト
に案内させる案内部材を設けた該先端アームと、
根本アームが外部側に向つて回動するように附勢
する根本アームと固設部分間に設けたばね部材
と、根本アームと先端アームの枢軸を中心にして
両者間を開く方向に附勢する両者間に設けたばね
部材と、先端アームの先端を制止する障子に固定
したアームストツパとからなる外倒し窓の障子加
圧装置である。
障子に一端が係止され他端が巻取りドラムに巻取
られるベルトと、開口枠に取付けた巻取ドラム
と、該巻取ドラムの回転制御手段を備えたものに
おいて、外倒し窓の障子を押し出す装置が巻取ド
ラムの附近において開口枠に対して固設して一端
が開口枠の水平部材に平行して枢着され、他端が
先端アームの一端に開口枠の水平部材に平行して
枢着され障子を閉めた位置において下方を向いた
根本アームと、その先端が障子を閉めた位置にお
いて上方を向き先端アームを巻取ドラムのベルト
に案内させる案内部材を設けた該先端アームと、
根本アームが外部側に向つて回動するように附勢
する根本アームと固設部分間に設けたばね部材
と、根本アームと先端アームの枢軸を中心にして
両者間を開く方向に附勢する両者間に設けたばね
部材と、先端アームの先端を制止する障子に固定
したアームストツパとからなる外倒し窓の障子加
圧装置である。
以下図面に従つてこの考案の実施例を説明す
る。第2図は第1図のベルト4の部分に相当する
内外部方向の縦断面図であつて障子加圧装置20
を含むものである。そして第1図においてステー
ダンパ8は備えない。第3図は第2図の右側(内
部側)より見る正面図である。
る。第2図は第1図のベルト4の部分に相当する
内外部方向の縦断面図であつて障子加圧装置20
を含むものである。そして第1図においてステー
ダンパ8は備えない。第3図は第2図の右側(内
部側)より見る正面図である。
水平軸6には巻取ドラム14が固定されてい
る。水平軸6には更に根本アーム15の一端が回
動自在に嵌入し、根本アーム15の他端はピン1
6により先端アーム17の根本が枢着されてい
る。水平軸6に挿入された巻ばね19の一端はケ
ース5に固定したピン18に係止され、巻ばね1
9の他端は根本アーム15の室内側の外面に当接
し、根本アーム15を第2図において水平軸6を
中心にして時計方向に回動するように附勢してい
る。ピン16には巻ばね21が挿入され、巻ばね
21の両端は夫々根本アーム15と先端アーム1
7の互に対向している面を圧し、根本アームと先
端アーム17をピン16を中心にして口を開くよ
うに附勢している。
る。水平軸6には更に根本アーム15の一端が回
動自在に嵌入し、根本アーム15の他端はピン1
6により先端アーム17の根本が枢着されてい
る。水平軸6に挿入された巻ばね19の一端はケ
ース5に固定したピン18に係止され、巻ばね1
9の他端は根本アーム15の室内側の外面に当接
し、根本アーム15を第2図において水平軸6を
中心にして時計方向に回動するように附勢してい
る。ピン16には巻ばね21が挿入され、巻ばね
21の両端は夫々根本アーム15と先端アーム1
7の互に対向している面を圧し、根本アームと先
端アーム17をピン16を中心にして口を開くよ
うに附勢している。
先端アーム17の先端にはピン22によりロー
ラ23が回転自在に取付けられており、ローラ2
3外周と間隔をおいてピン22と平行にピン24
が固定されている。ローラ23とピン24の間に
は巻取ドラム14の下側からくり出されたベルト
4が挿通し、ベルト4の先端に圧着した止金具2
5がガラス障子2の上筐26に固定された台金2
7の溝に嵌入し、台金27に固定したL形のアー
ムストツパ28と台金27に挟持固定されてい
る。アームストツパ28の隅にはローラ23が入
り込み、ローラ23はアームストツパ28を圧し
ている。
ラ23が回転自在に取付けられており、ローラ2
3外周と間隔をおいてピン22と平行にピン24
が固定されている。ローラ23とピン24の間に
は巻取ドラム14の下側からくり出されたベルト
4が挿通し、ベルト4の先端に圧着した止金具2
5がガラス障子2の上筐26に固定された台金2
7の溝に嵌入し、台金27に固定したL形のアー
ムストツパ28と台金27に挟持固定されてい
る。アームストツパ28の隅にはローラ23が入
り込み、ローラ23はアームストツパ28を圧し
ている。
根本アーム15は断面薄形であつてこの溝内に
先端アーム17が入り込んでおり、ベルト4は根
本アーム15の溝底を切取つた位置で該溝内をと
おり、先端アーム17の先端の溝底を切つた部分
をとおつて止金具25に向つている。
先端アーム17が入り込んでおり、ベルト4は根
本アーム15の溝底を切取つた位置で該溝内をと
おり、先端アーム17の先端の溝底を切つた部分
をとおつて止金具25に向つている。
29は開口枠1の下枠とガラス障子2の下筐を
連結するヒンジであつて軸のみを示してある。
連結するヒンジであつて軸のみを示してある。
従つてガラス障子2が閉つている状態において
開放方向にガラス障子2は常に附勢されているも
のである。
開放方向にガラス障子2は常に附勢されているも
のである。
上述した構成からなる障子加圧装置の作動につ
いて以下説明する。
いて以下説明する。
ガラス障子2は閉まつている状態から開くとき
は障子加圧装置20の根本アーム15が第2図に
おいて時計方向に回動し、先端アーム17がピン
16を中心に反時計方向に回動して外部側へ伸長
しようとする力によりガラス障子2は押し出さ
れ、該ガラス障子2はヒンジ29を中心に外側へ
回動する。そしてガラス障子2の重心をとおる垂
線がヒンジ29を過ぎるとガラス障子2の重量に
基づく外倒しのモーメントが加わる。根本アーム
15は時計方向に附勢され、先端アーム17はピ
ン16を中心に反時計方向に回動するからローラ
23はピン22上で回転し乍らアームストツパ2
8から外れることなくアームストツパ28を押圧
してガラス障子2が第2図の位置Aになるまで移
動する。ここで根本アーム15の根本側は巻ばね
19により回動させられる限度位置で図示されな
いケース5に固定したストツパにより回動を止め
られる。先端アーム17の根本アーム15に対す
る回動は第2図のガラス障子2が図示Aの位置に
おいてピン16の周辺において図示されないスト
ツパにおいて両者の開きが限度となるようになつ
ている。これらの根本アーム15、先端アーム1
7の回動限度位置はストツパによらず巻ばね1
9,21の弛んだ位置で根本アーム15、先端ア
ーム17の重量に基づく夫々水平軸6、ピン16
の回りに回動モーメントとおおよそ釣合うように
しておいてもよい。
は障子加圧装置20の根本アーム15が第2図に
おいて時計方向に回動し、先端アーム17がピン
16を中心に反時計方向に回動して外部側へ伸長
しようとする力によりガラス障子2は押し出さ
れ、該ガラス障子2はヒンジ29を中心に外側へ
回動する。そしてガラス障子2の重心をとおる垂
線がヒンジ29を過ぎるとガラス障子2の重量に
基づく外倒しのモーメントが加わる。根本アーム
15は時計方向に附勢され、先端アーム17はピ
ン16を中心に反時計方向に回動するからローラ
23はピン22上で回転し乍らアームストツパ2
8から外れることなくアームストツパ28を押圧
してガラス障子2が第2図の位置Aになるまで移
動する。ここで根本アーム15の根本側は巻ばね
19により回動させられる限度位置で図示されな
いケース5に固定したストツパにより回動を止め
られる。先端アーム17の根本アーム15に対す
る回動は第2図のガラス障子2が図示Aの位置に
おいてピン16の周辺において図示されないスト
ツパにおいて両者の開きが限度となるようになつ
ている。これらの根本アーム15、先端アーム1
7の回動限度位置はストツパによらず巻ばね1
9,21の弛んだ位置で根本アーム15、先端ア
ーム17の重量に基づく夫々水平軸6、ピン16
の回りに回動モーメントとおおよそ釣合うように
しておいてもよい。
巻取ドラム14の回動によりベルト4が更にく
り出されるガラス障子2は更に外倒しとなり、ア
ームストツパ28はローラ23から離れる。巻取
ドラム14からくり出された直線部分のベルト4
は下方に回動するように位置を変えるのでベルト
4はピン24を介して先端アーム17端を押えて
先端アーム17、根本アーム15を水平軸6を中
心に反時計方向に回動させる。
り出されるガラス障子2は更に外倒しとなり、ア
ームストツパ28はローラ23から離れる。巻取
ドラム14からくり出された直線部分のベルト4
は下方に回動するように位置を変えるのでベルト
4はピン24を介して先端アーム17端を押えて
先端アーム17、根本アーム15を水平軸6を中
心に反時計方向に回動させる。
ガラス障子2が全開された位置においてガラス
障子2、先端アーム17、根本アーム15は図示
B位置となる。該位置ではベルト4の巻取ドラム
14への巻数は零であり、ベルト4とヒンジ29
によりガラス障子2は支持される。
障子2、先端アーム17、根本アーム15は図示
B位置となる。該位置ではベルト4の巻取ドラム
14への巻数は零であり、ベルト4とヒンジ29
によりガラス障子2は支持される。
図示B位置から巻取ドラム14がベルト4を巻
取るとガラス障子2はヒンジ29を中心に時計方
向に回動する。ガラス障子2と巻取ドラム14間
に緊張されているベルト4は巻取ドラム14を中
心にして時計方向に移動するように回動し乍ら、
緊張部分の長さが短かくなり、先端アーム17、
根本アーム15はベルト4のかゝる移動に追従す
るので先端アーム17、根本アーム15はガラス
障子2が図示A位置の水平軸6を中心に時計方向
に回動し、ローラ23はアームストツパ28に当
る。ここまでのベルト4はガラス障子2の重量に
基づく外倒しのモーメントに抗して巻取られてい
るものである。つづくベルト4の巻取りによりA
位置から先端アーム17、根本アーム15の間は
開きが小さくなり、根本アーム15は水平軸6を
中心に反時計方向に回動するので巻ばね19と巻
ばね21及びガラス障子2の重力による外倒しの
モーメントに抗してベルト4は巻取られることに
なる。
取るとガラス障子2はヒンジ29を中心に時計方
向に回動する。ガラス障子2と巻取ドラム14間
に緊張されているベルト4は巻取ドラム14を中
心にして時計方向に移動するように回動し乍ら、
緊張部分の長さが短かくなり、先端アーム17、
根本アーム15はベルト4のかゝる移動に追従す
るので先端アーム17、根本アーム15はガラス
障子2が図示A位置の水平軸6を中心に時計方向
に回動し、ローラ23はアームストツパ28に当
る。ここまでのベルト4はガラス障子2の重量に
基づく外倒しのモーメントに抗して巻取られてい
るものである。つづくベルト4の巻取りによりA
位置から先端アーム17、根本アーム15の間は
開きが小さくなり、根本アーム15は水平軸6を
中心に反時計方向に回動するので巻ばね19と巻
ばね21及びガラス障子2の重力による外倒しの
モーメントに抗してベルト4は巻取られることに
なる。
ガラス障子2が閉まると第2図の実線の位置と
なる。
なる。
以上のようにこの考案は外倒し窓の障子の加圧
装置と、該障子に一端が係止され他端が巻取り不
ドラムに巻取られるベルトと、開口枠に取付けた
巻取ドラムと、該巻取ドラムの回転制御手段を備
えたもにおいて、外倒し窓の障子の加圧装置が巻
取ドラムの附近において開口枠に対して固設して
一端が枢着され、他端が先端アームの一端に枢着
され障子を閉めた位置において下方を向いた根本
アームと、その先端が障子を閉めた位置において
上方を向き先端アームを巻取ドラムのベルトに案
内させる案内部材を設けた該先端アームと、根本
アームが外部側に向つて回動するように附勢する
根本アームと固設部分間に設けたばね部材と、根
本アームと先端アームの枢軸を中心にして両者間
を開く方向に附勢する両者間に設けたばね部材
と、先端アームの先端を制止する障子に固定した
アームストツパとからなるようにしたから、外倒
し窓の開放初期の外倒し力を簡易な手段で与える
ことができる。取付が極めて簡単である。即ち、
根本アーム15の根本は巻取ドラム14と共にケ
ース5中に有り、ケース5を開口枠1の上筐に取
付け、ベルト4を先端アーム17のローラ23と
ピン24を挿通してガラス障子2の上筐に固定す
るだけであり、寸法決め位置決めの必要がない。
装置と、該障子に一端が係止され他端が巻取り不
ドラムに巻取られるベルトと、開口枠に取付けた
巻取ドラムと、該巻取ドラムの回転制御手段を備
えたもにおいて、外倒し窓の障子の加圧装置が巻
取ドラムの附近において開口枠に対して固設して
一端が枢着され、他端が先端アームの一端に枢着
され障子を閉めた位置において下方を向いた根本
アームと、その先端が障子を閉めた位置において
上方を向き先端アームを巻取ドラムのベルトに案
内させる案内部材を設けた該先端アームと、根本
アームが外部側に向つて回動するように附勢する
根本アームと固設部分間に設けたばね部材と、根
本アームと先端アームの枢軸を中心にして両者間
を開く方向に附勢する両者間に設けたばね部材
と、先端アームの先端を制止する障子に固定した
アームストツパとからなるようにしたから、外倒
し窓の開放初期の外倒し力を簡易な手段で与える
ことができる。取付が極めて簡単である。即ち、
根本アーム15の根本は巻取ドラム14と共にケ
ース5中に有り、ケース5を開口枠1の上筐に取
付け、ベルト4を先端アーム17のローラ23と
ピン24を挿通してガラス障子2の上筐に固定す
るだけであり、寸法決め位置決めの必要がない。
このような取付に用いられる小ねじ孔は最初に
説明した従来のステーダンパでは多数例えば16
ケ所必要であるがこの考案のためにのみの小ねじ
孔は必要がない。寸法に融通性があり、外倒し窓
の当初のみ作用すればよいので一種類で大小の外
倒し窓に適用できる。従来のステーダンパに比べ
て数が半減するから美観が向上する。
説明した従来のステーダンパでは多数例えば16
ケ所必要であるがこの考案のためにのみの小ねじ
孔は必要がない。寸法に融通性があり、外倒し窓
の当初のみ作用すればよいので一種類で大小の外
倒し窓に適用できる。従来のステーダンパに比べ
て数が半減するから美観が向上する。
尚、実施例は根本アーム15を水平軸6に枢着
したが、根本アームは水平軸以外の水平軸近傍で
水平軸に平行な軸を別に設けて枢着してもよいも
のである。根本アームを外方に向つて附勢するの
に水平軸に挿入した巻ばねを用いているばね部材
はケースに一端が係止されて他端が根本アームに
係止された引張ばねでもよく、又根本アームの根
本を延長して開口枠と根本アームの延長部に圧縮
ばねを挿入するようにしてもよい。根本アームと
先端アーム17間を開かせるには両者間に圧縮ば
ねを間挿してもよい。先端アームをベルト4が張
られた部分においてベルト4に沿つて案内される
部材として先端アームのローラ23とピン24を
用いたが限定されるものではない。例えばベルト
4に対して根本アーム、先端アームを壁面に沿つ
て水平方向(見付方向)に隣接して設け、先端ア
ーム側面にベルト4に案内される部材を設けても
よいのである。即ち、ベルト4とこの考案の装置
は窓の見付方向において一致するか隣接する配置
を取り得るのである。
したが、根本アームは水平軸以外の水平軸近傍で
水平軸に平行な軸を別に設けて枢着してもよいも
のである。根本アームを外方に向つて附勢するの
に水平軸に挿入した巻ばねを用いているばね部材
はケースに一端が係止されて他端が根本アームに
係止された引張ばねでもよく、又根本アームの根
本を延長して開口枠と根本アームの延長部に圧縮
ばねを挿入するようにしてもよい。根本アームと
先端アーム17間を開かせるには両者間に圧縮ば
ねを間挿してもよい。先端アームをベルト4が張
られた部分においてベルト4に沿つて案内される
部材として先端アームのローラ23とピン24を
用いたが限定されるものではない。例えばベルト
4に対して根本アーム、先端アームを壁面に沿つ
て水平方向(見付方向)に隣接して設け、先端ア
ーム側面にベルト4に案内される部材を設けても
よいのである。即ち、ベルト4とこの考案の装置
は窓の見付方向において一致するか隣接する配置
を取り得るのである。
第1図は外倒し窓の斜視図、第2図はこの考案
の実施例の内外部方向の縦断面図、第3図は第2
図の正面図である。 1…開口枠、2…ガラス障子、3…障子金具、
4…ベルト、5…ケース、6…水平軸、7…ライ
ン軸、8…ステーダンパ、9…方立、10…操作
ボツクス、11…ボールチエン、12…引手、1
3…ロープ、14…巻取ドラム、15…根本アー
ム、16…ピン、17…先端アーム、18…ピ
ン、19…巻ばね、20…加圧装置、21…巻ば
ね、22…ピン、23…ローラ、24…ピン、2
5…止金具、26…上框、27…台金、28…ア
ームストツパ、29…ヒンジ。
の実施例の内外部方向の縦断面図、第3図は第2
図の正面図である。 1…開口枠、2…ガラス障子、3…障子金具、
4…ベルト、5…ケース、6…水平軸、7…ライ
ン軸、8…ステーダンパ、9…方立、10…操作
ボツクス、11…ボールチエン、12…引手、1
3…ロープ、14…巻取ドラム、15…根本アー
ム、16…ピン、17…先端アーム、18…ピ
ン、19…巻ばね、20…加圧装置、21…巻ば
ね、22…ピン、23…ローラ、24…ピン、2
5…止金具、26…上框、27…台金、28…ア
ームストツパ、29…ヒンジ。
Claims (1)
- 外倒し窓の障子を押し出す装置と、該障子に一
端が係止され他端が巻取りドラムに巻取られるベ
ルトと、開口枠に取付けた巻取ドラムと、該巻取
ドラムの回転制御手段を備えたものにおいて、外
倒し窓の障子を押し出す装置が巻取ドラムの附近
において開口枠に対して固設して一端が開口枠の
水平部材に平行して枢着され、他端が先端アーム
の一端に開口枠の水平部材に平行して枢着され障
子を閉めた位置において下方を向いた根本アーム
と、その先端が障子を閉めた位置において上方を
向き先端アームを巻取ドラムのベルトに案内させ
る案内部材を設けた該先端アームと、根本アーム
が外部側に向つて回動するように附勢する根本ア
ームと固設部分間に設けたばね部材と、根本アー
ムと先端アームの枢軸を中心にして両者間を開く
方向に附勢する両者間に設けたばね部材と、先端
アームの先端を制止する障子に固定したアームス
トツパとからなる外倒し窓の障子加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2684384U JPS60138981U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 外倒し窓の障子加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2684384U JPS60138981U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 外倒し窓の障子加圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138981U JPS60138981U (ja) | 1985-09-13 |
JPH0330543Y2 true JPH0330543Y2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=30523230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2684384U Granted JPS60138981U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 外倒し窓の障子加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138981U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5770489B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2015-08-26 | 学校法人ものつくり大学 | 昼光利用ブラインド |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP2684384U patent/JPS60138981U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60138981U (ja) | 1985-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4744403A (en) | Retrofittable insulating system for solar rooms | |
US4128120A (en) | Tambour door and housing assembly | |
US5775400A (en) | Instant screen door | |
WO1998017888A1 (fr) | Store a systeme d'equilibrage et dispositif d'equilibrage | |
JP7084161B2 (ja) | 開放支援装置及び開口部装置 | |
JPH0330543Y2 (ja) | ||
US10597925B1 (en) | Mechanical mono-fold door | |
JPH03194086A (ja) | 片引きサッシ | |
JPH0972174A (ja) | シャッタ | |
JP2002147148A (ja) | シャッター装置 | |
JP2601691Y2 (ja) | スラットカーテンの出入口構造 | |
KR20220082210A (ko) | 장력 조절이 가능한 주름 방충망 | |
KR200249676Y1 (ko) | 건물 창문용 스크린 장치 | |
JPH0527946Y2 (ja) | ||
JP3213781B2 (ja) | 天窓装置 | |
JP2003003733A (ja) | 上げ下げ窓 | |
JPH0242869Y2 (ja) | ||
KR102344579B1 (ko) | 스마트 프라이버시 버튼 블라인드의 개폐손잡이 | |
JP2703654B2 (ja) | スクリーン付き採光部の構造 | |
JPH0215978Y2 (ja) | ||
JPH0715989Y2 (ja) | 窓開閉装置 | |
JP2536833Y2 (ja) | 倒回窓の開閉装置 | |
JPS6227651Y2 (ja) | ||
JPH0539180Y2 (ja) | ||
JPS626229Y2 (ja) |