JPS5837359Y2 - 組立て浴槽 - Google Patents

組立て浴槽

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Publication number
JPS5837359Y2
JPS5837359Y2 JP1914279U JP1914279U JPS5837359Y2 JP S5837359 Y2 JPS5837359 Y2 JP S5837359Y2 JP 1914279 U JP1914279 U JP 1914279U JP 1914279 U JP1914279 U JP 1914279U JP S5837359 Y2 JPS5837359 Y2 JP S5837359Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bathtub
apron
front plate
adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP1914279U
Other languages
English (en)
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JPS55118692U (ja
Inventor
順一 小川
Original Assignee
株式会社小川建美
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小川建美 filed Critical 株式会社小川建美
Priority to JP1914279U priority Critical patent/JPS5837359Y2/ja
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Publication of JPS5837359Y2 publication Critical patent/JPS5837359Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自然石とくに大理石を板状にして組立てた浴
槽に関するものである。
大理石等の自然石が、外観の美麗、豪華であること、耐
久力、保温力に優れていること、しかも、湯垢による汚
れがつかないことなど優れた利点があるのは周知である
しかし、製作、運搬が困難であり、極めて高価なため、
一般には普及していない。
また、従来の浴槽の上端部、またはエプロン上面は、通
常平坦なため、水滴が付着したまま残存して、あとにし
みかつきやすい。
本考案は、大理石を用いて、運搬、施工が容易であり、
美観、耐久性、保温性に富み、かつ、衛生的でエプロン
にじみのつかない安価な浴槽を提供することを目的とす
るものである。
以下、本考案の詳細を、実施例である図面に基づいて説
明する。
まず、本考案に係る浴槽は、板状の前板1、後板2、左
板3、右板4、底板5、釦よび額縁状のエプロン6から
構成される。
上記各板およびエプロンは、大理石を材料とするが、花
崗岩等の自然石、模造大理石、コンクリート、硬質合成
樹脂などを材料とすることも可能である。
前板1と後板2とは同形状であり、画板とも一方の端辺
(図面では左側端辺)は、入浴者の背をもたせるため浴
槽内側に傾斜して嵌着する左板3にあわせて内側に傾斜
させる。
ただし、該傾斜は任意である。
該前板1と後板2との各内側両端部には両端辺に平行に
縦溝1a、1bと2a、2bをそれぞれ凹設する。
さらに、画板の各内側上下端に後述する下部受嵌溝5a
、上部受嵌溝6fに挿嵌する突条を形成する。
左板3と右板4との各内側上下左右端部にも、下部受嵌
溝5a、上部受嵌溝6fに挿嵌する突条をそれぞれ形成
する。
つき゛に、底板5の上面外縁部には、前記前板1、後板
2、左板3、および右板4の各突条を受嵌する井形状の
下部管嵌溝5aを凹設する。
なお、5bは排水口である。
エプロン6は、前縁板6a、後縁板6b、左縁板5c、
>よび右縁板6dから構成され、各縁板上面は浴槽内に
向う下降斜面6eを有する。
したがって、エプロン全体は額縁状を呈し、かつ、エプ
ロン上面は内側に下降傾斜していることになる。
さらに、各縁板底面には、前記前板、後板、左板、およ
び右板の各突条を受嵌する溝な有するので、エプロンの
底面には長方形の上部受液溝6fが形成される。
したがって、前板と後板の縦溝1a、1bと2a 、2
bとに左板3と右板4との各左右端突条を、底板の下部
管嵌溝5aに前板、後板、左板、および右板の各下端突
条を接着剤によりそれぞれ嵌着固定する。
ついで、エプロンの上部管嵌溝6fに前板、後板、左板
、および右板の各上端突条な接着剤によりそれぞれ嵌着
固定する。
接着剤としては、耐熱性に富むエポキシ樹脂系を用いる
な卦、各板および各縁板の接合面も接着剤により固定す
れば一段の強度が得られるのは勿論である。
また、各板との接合により形成される接合線、および各
板とエプロンで形成される接合線のうち、少くとも浴槽
内部の接合線には、接着剤の熱による劣化防止、防水の
ため、シリコン系コーキング剤を塗布しておく。
上述の実施例では、前板1と後板2とに縦溝を凹設した
が、第9図の如く、左板3と右板4とに縦溝3a、3b
と4a、4bを凹設し、前板と後板とに形成した突条を
該縦溝に嵌着することも可能である。
なお、浴槽を設置した床面とエプロン下面との間に断熱
材を充填し、床面上の浴槽外周面を大理石板で囲うと、
保温力、剛性、美観を一段と増すことになる。
本考案は上述の如く構成されているので、施工現場まで
板状の大理石を運び、現場で組立てることができる。
したがって、運搬に便であり、組立ても極めて容易であ
るので、大理石を用いても安価に製作できる。
さらに、耐久力、保温力に優れているため、燃料費が節
減されるばかりか、湯垢がつきにくいので衛生的であり
、掃除にも手数を要しない。
加えて、エプロン上面が内側に向う下降斜面を有するの
で、従来見られたようにエプロン上にしみがつかず、い
つまでも美麗であるなど、実用上の効果が犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は平面図、第
4図は底板の平面図、第5図はエプロンの底面図、第6
図は第1図のA −A拡大端面図、第7図と第8図は第
3図のそれぞれB−B拡大端面図とC−C拡大端面図、
第9図は他の実施例を示す第1図のA−A拡大端面図で
ある。 1・・・前板、1a、1b・・・縦溝、2・・・後板、
2a。 2b・・・縦溝、3・・・左板、3 a 、3 b・・
・縦溝、4・・・右板、4 a t 4 b・・・縦溝
、5・・・底板、5a・・・下部管嵌溝、6・・・エプ
ロン、6e・・・下降斜面、6f・・・上部管嵌溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前板1と後板2との各内側両端部に凹設した縦溝1a、
    1bと2a 、2bに左板3と右板4との各両端部を、
    または、左板3と右板4との各内側両端部に凹設した縦
    溝3a、3bと4a、4bに前板1と後板2との各両端
    部を、底板5上面に凹設した下部管嵌溝5aに前板1、
    後板2、左板3、釦よび右板4の各下端部を、それぞれ
    接着剤により嵌着篩ξするとともに、浴槽内に向う下降
    斜面6eを上面に有する額縁状エプロン6の底面に凹設
    した上部受液溝6fに、前記前板1、後板2、左板3、
    釦よび右板4の各上端部を接着剤により嵌着固定してな
    る組立て浴槽。
JP1914279U 1979-02-17 1979-02-17 組立て浴槽 Expired JPS5837359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1914279U JPS5837359Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 組立て浴槽

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JP1914279U JPS5837359Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 組立て浴槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55118692U JPS55118692U (ja) 1980-08-22
JPS5837359Y2 true JPS5837359Y2 (ja) 1983-08-23

Family

ID=28847694

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JP1914279U Expired JPS5837359Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17 組立て浴槽

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JPS55118692U (ja) 1980-08-22

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