JP2003253857A - 玄関パン - Google Patents
玄関パンInfo
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- JP2003253857A JP2003253857A JP2002053256A JP2002053256A JP2003253857A JP 2003253857 A JP2003253857 A JP 2003253857A JP 2002053256 A JP2002053256 A JP 2002053256A JP 2002053256 A JP2002053256 A JP 2002053256A JP 2003253857 A JP2003253857 A JP 2003253857A
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
立、施工でき、寸法的な自由度があるため寸法等が異な
る個々の玄関への対応が容易な体裁の良い玄関パンを提
供する。 【解決手段】 基板の表面に化粧シート1bが貼着され
た方形の平面形状を有する底板1の三辺に、底板1から
立ち上がる枠材2を取付け、底板1のコーナー部におい
て枠材2同士をコーナー部材3により連結すると共に、
底板1の残りの一辺に縁材4を取付けた構成の玄関パン
とする。底板1の縦横の寸法、枠材2や縁材4の長さ寸
法を変更するだけで、規格外の玄関に対応できる玄関パ
ンを簡単に組立てることができ、化粧シート1bが貼着
されているため体裁が良い。化粧シートの表面に防滑用
の凸部1cや、縦横に交差する溝部1dを形成すると、
滑って転倒する危険性がなくなる。
Description
敷設して施工される玄関パンに関する。
は、個々の玄関の寸法や形状に対応してモルタル仕上げ
を行ったり、あるいは、合成樹脂で一体成形された規格
サイズの玄関パンを敷設することによって施工されてい
る。
ル仕上げをする場合は、職人の技量によって仕上がりの
程度が左右されるという問題があった。
敷設する場合は、職人の技量によって仕上がりの程度が
左右されないという利点を有する反面、寸法や形状が異
なる規格外の玄関に対応することができず、対応させる
ためには新たな金型を用いて特注サイズの玄関パンを製
造しなければならないためコスト高になるという問題が
あった。また、合成樹脂製の玄関パンは滑りやすく、見
た目に安っぽい印象を受け、固定用のビスの頭が露出す
るため外観もあまり良くないという問題があった。
もので、その目的とするところは、職人の技量に左右さ
れることなく簡単に施工でき、寸法的な自由度があるた
め寸法等が異なる個々の玄関への対応が容易であり、滑
って転倒する危険性がなく、外観が良好で安っぽい印象
を受けることもない玄関パンを提供することにある。
め、本発明の請求項1に係る玄関パンは、基板の表面に
化粧シートが貼着された方形の平面形状を有する底板の
三辺に、底板から立ち上がる枠材を取付け、底板のコー
ナー部において枠材同士をコーナー部材により連結する
と共に、底板の残りの一辺に縁材を取付けたことを特徴
とするものである。
横寸法、枠材や縁材の長さ寸法を変更することによっ
て、間口や奥行きが種々異なる玄関に対応可能な大きさ
に組立てることができる。しかも、組立作業が簡単であ
るから、熟練した職人でなくても容易に施工することが
可能であり、職人の技量によって仕上がりの程度が左右
される心配もない。そして、基板表面に化粧シートが貼
着された底板を使用するため、外観が良好で見た目に美
しく、安っぽい印象を与えることもない。
は、上記請求項1の玄関パンにおいて、その化粧シート
が表面に防滑用の凸部を無数に形成した合成樹脂製のシ
ートであることを特徴とするものである。
シート表面の防滑用凸部によって滑止め作用が発揮され
るため、滑って転倒する危険性が大幅に減少する。
は、上記請求項1又は2の玄関パンにおいて、その化粧
シートの表面に、縦横に交差する溝部が形成されている
ことを特徴とするものである。
に水がこぼれた場合でも、排水溝の役目をする溝部に流
れ込んで化粧シートの表面に溜まらないため、滑止め効
果が更に向上する。
は、上記請求項1の玄関パンにおいて、その底板の端縁
と枠材との隙間にコーキング材が充填されていることを
特徴とするものである。
って防漏性が向上するため、底板の化粧シート表面に水
がこぼれた場合でも、底板と枠材との隙間から水が漏れ
出すことはない。
は、上記請求項1の玄関パンにおいて、その枠材の下部
の片面に、底板の端縁を支える支持片と、底板の端縁を
覆う被覆片が一体形成され、この支持片と被覆片の間に
底板の端縁が挿入されて、支持片のビス挿通孔からねじ
込まれたビスで固定されていることを特徴とするもので
ある。
覆片との間に底板の端縁を挿入してビスで固定すること
により、枠材を底板の端縁に簡単かつ確実に取付けるこ
とができるので、組立、施工性が良好である。しかも、
底板の端縁は枠材の被覆片によって端仕舞いされ、支持
片のビス挿通孔からねじ込まれたビスも外部から全く見
えないので、施工仕上がりの程度も良好である。
は、上記請求項5の玄関パンにおいて、そのコーナー部
材が、枠材と同じ高さを有する直角に折れ曲がった壁板
部と、この壁板部の両端に一体形成された枠材接続部
と、これら壁板部および枠材接続部の内側に一体形成さ
れた、底板のコーナー部および枠材の被覆片端部を覆う
被覆片とを備えた合成樹脂成形品であり、壁板部の下部
のビス挿通孔からねじ込まれたビスで底板のコーナー部
に固定されていることを特徴とするものである。
においてコーナー部材両端の枠材接続部に枠材の端部を
接続すると共に、ビスでコーナー部材を底板に固定する
ことによって、コーナー部材の取付けと枠材同士の連結
を簡単かつ確実に行うことができるので、組立、施工性
が良好である。そして、コーナー部材の被覆片によって
底板のコーナー部が被覆され、上方から見た場合にはビ
スも見えないので、施工仕上がりの程度も良好である。
体的な実施形態を詳述する。
の平面図、図2は同玄関パンの拡大正面図、図3は図1
のA−A線拡大断面図、図4は図1のB−B線拡大断面
図、図5は同玄関パンの分解斜視図、図6は同玄関パン
の枠材の断面図、図7は同玄関パンのコーナー部材の平
面図、図8は図7のC−C線断面図、図9は図7のD−
D線断面図、図10は同玄関パンの組立手順の説明図、
図11は同玄関パンの納まり図、図12は図11のE−
E線断面図である。
の平面形状を有する底板1と、この方形の三辺に取付け
られる三つの枠材2と、底板1の二つのコーナー部にお
いて枠材2同士を連結する二つのコーナー部材3と、底
板1の残りの一辺に取付けられる一つの縁材4と、底板
1の裏面に敷かれる敷板5とからなる組立式の玄関パン
である。
表面に、ビニル系樹脂やオレフィン系樹脂等の比較的軟
質の熱可塑性合成樹脂からなる化粧シート1bを接着剤
で貼着一体化した体裁の良い複合板であって、図1,図
5に示すように、化粧シート1bの表面には無数の小さ
な防滑用の凸部1cが形成されており、また、縦横に交
差する複数の浅い溝部1dが形成されている。
は、ブラックアルマイト仕上げされたアルミニウムその
他の金属製の型材からなるものであって、図6に示すよ
うに、真直ぐに立ち上がる壁板部2aと、その下部の片
面(内側面)から水平に突き出す支持片2b及び被覆片
2cとを備えた断面形状が逆「F」字形の枠材である。
bは底板1の端縁を支えるものであり、被覆片2cは底
板1の端縁を被覆して美しく端仕舞いをするものであっ
て、これらの支持片2b及び被覆片2cはいずれも枠材
2(壁板部2a)の全長に亘って形成されている。ま
た、この支持片2bには、図6に示すように、ビス挿通
孔2dが間隔をあけて数箇所穿設されており、更に、支
持片2bと被覆片2cとの間の壁板部2aの内側面に
は、二本の水平な凸条2eが平行して形成されている。
この凸条2eは、底板1の端縁が支持片2bと被覆片2
cとの間に挿入されたときに底板1の端面を当止し、底
板1の端面と枠材2の壁板部2aとの間にコーキング材
充填用の隙間を確保するものである。
は、ABS樹脂等の硬質の合成樹脂を用いて射出成形さ
れた樹脂成形品であって、図5,図7〜図9に示すよう
に、直角に折れ曲がった壁板部3aと、この壁板部3a
の両端に一体形成された枠材接続部3bと、これら壁板
部3a及び枠材接続部3bの内側へ突出して一体形成さ
れた平面形状が「L」字形の被覆片3cを具備してい
る。この被覆片3cは、底板1のコーナー部を被覆して
美しくコーナー処理するものである。
部3aは、上記枠材2の壁板部2aと同じ高さを有する
ものであって、その下部の内側面には上記枠材2の凸条
2eと同様の凸条3eが平行して二本形成されており、
この二本の凸条3eの間を貫通するようにビス挿通孔3
dが形成されている。
は、板枠材2の壁板部2aの厚み分だけ内側へ偏って被
覆片3cよりも上側に形成されており、この枠材接続部
3bの上端には、折返し状の係止耳部3fが形成されて
いる。従って、後述するように、この枠材接続部3bを
枠材2の端部の内側に重ねると共に、係止耳部3fを枠
材端部の壁板部2a上端に係止させると、枠材2の壁板
部2aとコーナー部材3の直角の壁板部3aとを同じ高
さで、且つ、段差なく面一に接続できるようになってい
る。
は、アルミニウムその他の金属製のL型材からなるもの
で、その縦板部4aには複数のビス挿通孔4cが間隔を
あけて穿設されている。そして、この縁材4の水平板部
4bの両端には切欠き4dが形成され、水平板部4bの
両端が枠材2の被覆片2cと当たらないようにしてい
る。
1に大きい荷重が作用したときに底板1の撓みを防止す
るものであって、木製合板等が使用される。なお、この
敷板5は、枠材2の支持片2bの厚みと実質的に同様の
厚みを有し、且つ、縦横の寸法が少なくとも該支持片2
bの突出寸法だけ小さいものであることは言うまでもな
い。
2、コーナー部材3、縁材4、敷板5を次の要領で一体
に組立てたものである。
し、基板1aの表面に化粧シート1bを貼着して底板1
を作製する。そして、底板1の裏面に敷板5を貼着す
る。この敷板5は枠材2を取付けた後、底板1の裏面に
貼着してもよい。
との間の壁板部2aの内側面に、アルミシール用の変性
シリコーン系等のコーキング材(不図示)を付着させ
て、図10(a),(b)に示すように,枠材2の支持
片2bと被覆片2cとの間に底板1の端縁を挿入する。
そして、図10(b),図3に示すように、枠材2の支
持片2bのビス挿通孔を通して下方からビス6を底板1
の端縁にねじ込むことにより、底板1のコーナー部を除
いた三辺の端縁に枠材2を水密的に取付け固定する。
3の直角に折れ曲がった壁板部3aの下部内側面に上記
と同じコーキング材(不図示)を付着させ、図10
(b),(c)に示すように、底板1のコーナー部にお
いてコーナー部材3を双方の枠材2の端部間に配置し、
コーナー部材3の両端の枠材接続部3bを双方の枠材2
の壁板部2aの端縁に内側から重ねると共に、枠材接続
部3b上端の係止耳部3fを枠材2の上端に係止させ
る。このようにすると、双方の枠材2の壁板部2aとコ
ーナー部材3の直角の壁板部3aが同じ高さで、且つ、
段差なく面一に連なった状態で、双方の枠材2を連結す
ることができる。そして、コーナー部材3のビス挿通孔
3dを通してビス6を外側から底板1のコーナー部にね
じ込むことにより、底板1の二つのコーナー部にコーナ
ー部材3を水密的に取付け固定する。
ねて配置し、その縦板部4aのビス挿通孔4cからビス
6を底板1の端面にねじ込んで縁材4を取付け固定する
と、玄関パンが完成する。尚、縁材4の取付けは、底板
1の三辺に枠材2を取付ける前に行ってもよく、また、
枠材2を取付けた後、コーナー部材3を取付ける前に行
ってもよい。
ンは、図11、図12に示すように玄関の木枠7の内側
に嵌め込まれて下地材8の上に設置され、更に、玄関パ
ンの枠材2の上部を覆う断面L形の化粧用枠9が木枠7
に取付けられて、施工が完了する。
は、熟練した職人でなくても上記の要領で簡単に組立、
施工できるため、職人の技量によって仕上がりの程度が
左右される心配がなく、しかも、底板1の縦横寸法、枠
材2や縁材4の長さ寸法を変更することによって、間口
や奥行きが種々異なる玄関に合致する大きさの玄関パン
を組立てることができるので、規格外の玄関への対応が
容易である。
貼着された底板1を用いるため、この玄関パンは外観が
良好で見た目に美しく、安っぽい印象を与えることもな
い。そして、この化粧シート1bの表面に無数に形成さ
れた防滑用凸部1cによって良好な滑止め作用が発揮さ
れるため、滑って転倒する危険性が大幅に減少する。ま
た、この化粧シート1aの表面に水がこぼれても、排水
溝の役目をする溝部1dに流れ込んで化粧シート1の表
面に水が溜まらないため、滑止め効果が一層顕著にな
り、このように水がこぼれても、底板1の端縁と枠材2
との隙間に充填されたコーキング材(不図示)によっ
て、水が漏れ出すこともない。
の玄関パンは、職人の技量に左右されることなく簡単に
組立、施工でき、寸法的な自由度があるため規格外の玄
関への対応が容易であり、外観が良好で安っぽい印象を
受けることがなく、滑って転倒する危険性や漏水の心配
もない等、多くの顕著な効果を奏する。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】基板の表面に化粧シートが貼着された方形
の平面形状を有する底板の三辺に、底板から立ち上がる
枠材を取付け、底板のコーナー部において枠材同士をコ
ーナー部材により連結すると共に、底板の残りの一辺に
縁材を取付けたことを特徴とする玄関パン。 - 【請求項2】化粧シートが、その表面に防滑用の凸部を
無数に形成した合成樹脂製のシートである請求項1に記
載の玄関パン。 - 【請求項3】化粧シートの表面に、縦横に交差する溝部
が形成されている請求項1又は請求項2に記載の玄関パ
ン。 - 【請求項4】底板の端縁と枠材との隙間にコーキング材
が充填されている請求項1に記載の玄関パン。 - 【請求項5】枠材の下部の片面に、底板の端縁を支える
支持片と、底板の端縁を覆う被覆片が一体形成され、こ
の支持片と被覆片の間に底板の端縁が挿入されて、支持
片のビス挿通孔からねじ込まれたビスで固定されている
請求項1に記載の玄関パン。 - 【請求項6】コーナー部材が、枠材と同じ高さを有する
直角に折れ曲がった壁板部と、この壁板部の両端に一体
形成された枠材接続部と、これら壁板部および枠材接続
部の内側に一体形成された、底板のコーナー部および枠
材の被覆片端部を覆う被覆片とを備えた合成樹脂成形品
であり、壁板部の下部のビス挿通孔からねじ込まれたビ
スで底板のコーナー部に固定されている請求項5に記載
の玄関パン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002053256A JP3902486B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 玄関パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002053256A JP3902486B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 玄関パン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003253857A true JP2003253857A (ja) | 2003-09-10 |
JP3902486B2 JP3902486B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=28664730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
JP (1) | JP3902486B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012157508A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Lixil Corp | 浴槽の水返し構造 |
CN113863485A (zh) * | 2021-10-26 | 2021-12-31 | 广州市天作建筑规划设计有限公司 | 一种建筑与挡土结构间连接板结构及其施工方法 |
-
2002
- 2002-02-28 JP JP2002053256A patent/JP3902486B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113863485A (zh) * | 2021-10-26 | 2021-12-31 | 广州市天作建筑规划设计有限公司 | 一种建筑与挡土结构间连接板结构及其施工方法 |
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JP3902486B2 (ja) | 2007-04-04 |
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