JPS5837282B2 - 二燐誘導体含有殺菌性組成物 - Google Patents

二燐誘導体含有殺菌性組成物

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JPS5837282B2
JPS5837282B2 JP50034241A JP3424175A JPS5837282B2 JP S5837282 B2 JPS5837282 B2 JP S5837282B2 JP 50034241 A JP50034241 A JP 50034241A JP 3424175 A JP3424175 A JP 3424175A JP S5837282 B2 JPS5837282 B2 JP S5837282B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6564Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms
    • C07F9/6571Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms having phosphorus and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07F9/6574Esters of oxyacids of phosphorus
    • C07F9/65746Esters of oxyacids of phosphorus the molecule containing more than one cyclic phosphorus atom
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
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    • A01N57/36Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus as a ring member

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規の環式二燐化合物に係る。
更に詳しくは本発明は植物の菌病抑制のための使用に適
し、且つ以下の一般式: (式中RとR′は同一でも又は異なってもよ《、水素原
子或いは1〜5個の炭素原子をもつ任意にノ・ロゲン化
されたアルキル基を表わすが、しかしRとR′が同時に
水素を表わすことはない。
〕のいずれかに相当する新規の環式二燐化合物に関する
更に又、本発明は植物の菌病抑制のための使用に適し、
且つその活性物質として上記式(I)又は(■)〔式中
RとR/は同じでも異なってもよく、水素原子又は1〜
5個の炭素原子を有する任意にハロゲン化されたアルキ
ル基を表わす。
〕の化合※※物を少なくとも1種含有する殺菌性組成物
に関する。
これらの化合物は最も単純なもの( R =R’=H)
のみが周知であるが、種々の方法で製造され得る。
これらの方法の1つは無水α−グリコールをジクロロメ
タン溶液中で無水三塩化燐と反応させて、以下の式によ
り環式グリコールクロロフオスファイトを生或させるこ
とがら或る。
反応が高発熱性であるため反応混合物を冷却する必要が
ある。
約1時間半後溶媒を蒸留して除去し、次に生或物を減圧
で蒸留する。
** 第2段階ではジオキサン溶液中の
クロロフオスファイトに水を加えて以下の反応式により
加水分解させる。
常温と減圧を維持することにより塩酸の遊離が促進され
る。
この方法によりRがメチル基でありR都水素原子である
式■及び■の化合物を得ることが可能であった。
このテスト条件下でこれらの生成物が約85%で残部が
2−ヒドロキシ−4−メチル1・〔33・2−ジオキサ
フオスフオランである混合物が得られる。
混合物の成分の特性及び夫々の比率はNMR一分光写真
法により決定された。
第2の方法に於いてはα−グリコールを低分子量アルコ
ール( AOH )の存在下で三塩化燐と以下の式によ
り反応させる。
及び/又は R=R’=Hの場合に相当する2・7−ジヒドロー2・
7−ジオキソ−1・3・6・8・2・7−テトラオキサ
ジフオスファデカン(化合物1)がこの方法により製造
された。
エチレングリコール31(0.5モル)トメタノール1
6グ(0.5モル)の混合物に68.81(0.5モル
)の三塩化燐を加え30分間攪拌する。
混合物を1時間放置し常温に戻す。
次に混合物を減圧下で攪拌することにより塩化メチレン
及び塩酸の残留痕跡を除去する。
以下の特性の溶液が541即ち0.25モルの収率で得
られる。
nド:1.485 b,p.:97゜C/0.25關Hg この構造は核磁気共鳴(NMR)分光写真により確認さ
れる。
内部参照としてテトラメチルシランをもつヘキサジュー
テリウムを含有するDMSO内に、スペクトルが6 0
m c / sで形成された。
陽子の同定は単位がppmの磁気変位δにより示される
※陽子(a):δ−4.2〜4.4 5 ppm間の狭
い固体バンド 陽子(b):二重線 δ−7 ppm J l), c : 7 1 8 c/ s同じ方法
により1・2−7ロパンジオール、三塩化燐及びメタノ
ールから2・7−ジヒドロ−2・7−ジオキソ−4、1
0−ジメチル−1・3・6・8・2・7−テトラオキサ
ジフオスファデカン及び2・7−ジヒドロ−2・7−ジ
オキソ−4・9ジメチル−1・3・6・8・2・7−テ
トラオキサジフオスファデカンが得られる。
2異性体の混合物(化合物2)が90%の収率で得られ
る。
nV: L 4 6 9 b,p,: 76℃/ 0. 0 2 5 mmHgこ
の方法により同種の他の化合物、 特に R=CH2CI R’=H (化合物3)R=R
’=CH3 (化合物4)が得られる。
上記方法に類似した方法で、環式グリコールクロロフオ
スファイトを塩化メチル中でメタノール等の低級アルコ
ールと反応させる方法がある。
オストワルド(OSTWALD)により発表された第3
の方法(カナディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー( Can .J , Chem )第37巻195
9年)に於いて、α−グリコールを等モル比のジアルキ
ル亜燐酸塩と混合させてエステル交換反応が行なわれて
いる。
エチレングリコールとジエチル亜燐酸塩の場合混合物は
120〜150關Hgの圧力下で130140℃に加熱
される。
エタノールが完全に脱離されると反応生成物が減圧で分
離する。
以下の式により化合物1が収率56%で得られる。
これらの方法により得られる環式化合物は貯蔵中に粘性
を帯びる特性を有し、これは以下の水素結合による分子
の会合により説明される。
生成物が蒸留されて流体である留出物が数時間後に再び
粘性を帯びるとこれらの結合は破壊される。
更にこれらの化合物はその形態に関係なく加水分解が可
能で、任意に置換されたモノ−2−ヒドロキシエチルフ
オスフオネート又はこれらの塩(フランス特許出願73
−37994参照)並びに亜燐酸及び亜燐酸塩(フラン
ス特許出願734308]参照)等のそれ自身殺菌性の
ある化合物となる。
本発明に係る化合物は以下の実施例で示されるように顕
著な殺菌特性を示す。
実施例 1 菌糸戒長の試験管内テスト 本発明に係る生或物について以下の菌類の菌糸或長に対
する作用をテストした: 一茎腐病菌属ソラ= ( Rhizoctonia
solani ) ;顆部の癌腫病の病因 一フサリウム属オキシスポラム( Fusariumo
xysporum ) : 気管糸状菌症の病因 一フサリウム属ニバル( Fusarium niva
le ) ;穀物の苗木の立枯れ病の病因 一フサリウム属ロゼウム( Fusarium ro
seum );穀物のフザリオシス( fusario
sis )の病因スクレロチニア属マイナー( S c
lerotiniaminor ) : スクレロチニオシス( S clerotiniosi
s )の病因スクレロチニア属スクレロチオラム ( Sclerotinia sclerotior
um ) ;スクレロチニオシス( scleroti
niosis )の病因ピチウム ド バリアナム(
Pythium de13aryanum ) : 苗木の立枯れ病の病因 フオモプシス属ビチコラ( PhomopsisVit
icola) ; エクスコリオシス( excoriosis )の病因
セプトリア属ノドラム( Septoria nod
orum) :穀物のセプトリオシス( septor
iosis )の病因ヘルミントスポリウム属( He
1 m inthosponum):ヘルミントスポ
リオシス ( helminthosporiosis )の病因
ベルチシリウム属( Verticillium )
:ベルチシリオシス( verticilliosis
)の病因セルコスポラ属ベチコラ( C ercos
porabeticola ) : セルコスポリオシス( cercosporiosis
)の病因各テストにいわゆる寒天プレート希釈法を使
用した。
ゲロースとアセトン溶液又は被験活性物質をo.25?
/l:濃度含有する湿潤性粉末との混合物を約50℃の
温度でペトリ皿に入れる。
湿潤性粉末は以下の要素をブレードミルで約1分間混合
して作られる。
被験活性物質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・20%解膠剤(リ
グノ硫酸カルシウム)・・・・・・・・・ 5%湿潤剤
(アルキルアリール硫酸ナトリ・・・ 1%ウム) 充填剤(珪酸アルミニウム)・・・・・・・・・・・・
・・・74%次に湿潤性粉末を1回の適用量に十分な量
の水と混合する。
ゲロース含有混合物を放置し硬化して菌の菌糸培養ディ
スクをその上に載置する。
前記と同様のペトリ皿でゲロース含有培養基に活性物質
を含まないものを比較対照として使用する。
2 0 ’Cで4日間経過後、観察された抑制ゾーンの
表面積を測定し感染表面部に対する百分率で表示した。
実施例 2 生体内実験: トマトベト病菌の試験(フイトフオラ インフェスタン
ス( Phytophora infestans
) )胞子約sooooユニツ}/cc含有懸濁液と、
不溶性生成物の場合実施例1に記載の湿潤性粉末と同じ
組成の湿潤性粉末を適宜に希釈した懸濁液又はアセトン
溶液との混合液を1滴、切りたてのトマト薄片に滴下す
る。
この条件下で生成物2は0.5?/lで完全に防護する
実施例 3 植物中のプラスモパラ ビチコラ ( P lasmopara viticola )
の生体内実験(a) 予防処理 鉢植ツル植物〔ガーメー(Gamay)種〕の葉に下方
から噴霧器を用いて所定量の被験活性物質を含有する所
定の希釈液中に以下の(重量)組成; 被験活性物質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・20%解膠剤(リグノ硫
酸カルシウム)・・・・・・ 5%一湿潤剤(ナトリウ
ムアルキルア・・・・・・・・・ 1%リルスルフオネ
ート) −4tJ剤(珪酸アルミニウム)・・・・・・・・・・
・・74%を有する湿潤性粉末の懸濁液を散布する。
各実験を2回繰り返した。
48時間後、約sooooユニット/ccの菌類胞子を
含有する水性懸濁液を葉の下方から噴霧して汚染する。
その後鉢を20℃/100%の相対湿度下で48時間培
養器内に配置する。
菌蔓延 9日後に植物を検査する。
この条件下で化合物1〜4は0.5P/lで完全に防護
する。
更に実験した生成物はいずれも植物毒性の微候を全く示
さなかったことを指摘しておく。
(b) 汚染後の処理 植物をまず汚染し、次に被験活性物質で処理する以外は
上記(a)に記載の方法と同様に行ない、汚染の9日後
に検査する。
この条件下で11/lの化合物1、2、3はツル植物の
ベト病の蔓延を完全に抑止することが判明した。
(C) 根茎吸収による浸透実験 バーミキュル石と栄養液とを収容した容器に1個ずつ配
置した数個のツル植物(ガーメ一種)根茎に、O.Fl
’/lの被験物質を含む溶液40ccを噴霧する。
2日後100000胞子/ccのプラスモパラ ビチコ
ラを含む水性懸濁液でツル植物を汚染した。
その後相対湿度20℃/100%の室内で48時間培養
する。
約40ccの蒸留水を噴霧して菌類の蔓延している比較
対照と比較しながら蔓延の程度を約9日後に調べる。
この条件下で根茎から吸収された化合物1、2、3、4
はツル植物をベト病から完全に防護し、従ってこれらの
化合物の浸透性が明確に証明された。
実施例 4 ツルベト病の葉柄吸収による浸透実験 きれいな土と砂の混合物を収容した容器に1個ずつ配置
したツル植物(ガーメ一種)の7枚の葉を処理対象とす
る。
下方の4枚の葉に2.5P/Jの被験活性物質を含む湿
潤性粉末を散布する。
2日後約100000胞子/CCのプラスモパラビチコ
ラを含む水性懸濁液でツル植物を汚染する。
その後相対湿度20℃/100%の室内で48時間培養
する。
蒸留水で処理した比較対照と上方の5〜7枚目の葉とを
比較することにより約9日後に蔓延の程度を調べる。
この条件下で化合物1、2、3はツル植物の上方の葉を
ベト病から完全に防護することが判明した。
実施例 5 ツルベト病の野外実験 〉1 ツ
ル株(ガーメ一種)群を八月初旬に多量の降雨と頻繁な
散水の後自然に菌を蔓延させる。
その後夫々8日、14日、23日後に活性物質として夫
々化合物(1)、マンガンエチレン−1・2−ビスジチ
オカルバメート〔マネーベ( manebe ) )及
びこの種の化合物の混合物を含む50%の湿潤性粉末を
これらのツル株群に散布処理する。
最終処理から夫々28,8日、20日、35日、45日
後に検査した結果を下記の表に示す。
結果は処理を施さずに汚染した比較対照に対する防護百
分率で示されている。
この表から次のことが明らかに証明される。
第1に化合物(1)が優れた直接的効果を有すること、
第2に混合物の持続性が顕著でありマネーベのみで使用
する場合より優れていること、第3に化合物(1)がツ
ル植物に毒性を全く残さないことである6実施例 6 タバコの実験 5本のタバコ植物(PB91)の畑地に6月15日に活
性物質として1方は80%のマネーベを1 6 0 ?
/.e1他方は50%の化合物(2)を2 0 0 ?
/l含有する湿潤性粉末で処理を施す。
1区画は比較対照として未処理のま工残す。
48時間後この植物を〔ペロノスポラ タバシナ( P
eronospora tabacina) 〕で人
為的に汚染し燻蒸する。
その後この処理を週に1度繰り返す68月12日に検査
を行ない各区画毎のベト病に冒された部分の数を数える
その結果を次の表に示す。
他の実験から本発明の化合物はとのベト病に対する治癒
処理に於いても有効であり浸透作用を有することが証明
された。
実施例 7 アボカド実験 フイトフトラ シナモミ( Phytophtorac
innamom i )で汚染した土壌に若いアボカド
植物〔ベルセア インデイカ( Persea in
dica ) )を植樹し、その後この土壌に3?/l
:の化合物扁2を含有する溶液を噴霧する。
数本の木を比較対照として未処理のまS残す。
この条件下で比較対照の根は20日後に全滅したが処理
植物の根の90%は健全であることが判明した。
実施例 8 パイナップル実験 パイナップル植物をフイトフトラ パラシチカ( Py
tophtora parasitica)で汚染し
、その48時間後に0. 5 ?/73の化合物/I6
.2を含有する溶液を噴霧処理する。
30日後処理植物では菌類が完全に抑制されているが、
比較対照では蔓延していることが判明した。
実施例 9 いちご実験 10本のいちご植物〔シュプリゼ ド アル( Sup
rise des Halles )種〕を0.2%
の化合物2を含有する水溶液中に1時間浸漬処理して乾
燥させ、6月14日にフイトフトラ カクトラム(Ph
ytophtora cactorum)で人為的に
汚染した土壌に移植する。
その直後及び8日毎に7月18日までこの植物に各植物
につき合計0.Flの活性物質の適用量に相当する同一
溶液を噴霧する。
比較対照として使用する植物を水に浸漬し散水処理を施
す。
この条件下で7月24日にこのいちご植物は完全に防護
されているが、比較対照の76%は枯死していることが
判明した。
実施例 10 ピーマン実験 苗床から抜いた10本のピーマン(ヨロ ワンダー(
Yolo wonder )種)をフィ}7ト−y
カプシシ( Phytophtora capsic
i )で人為的に汚染した土壌の鉢に6月27日に移植
する。
その直後及び8日毎に7月18日までこの植物に化合物
2を含有する水溶液を噴霧して各植物につき化合物2を
合計0.5?適用する。
比較対照として使用する植物には散水を施す。
この条件下で8月末にこの植物は健全であるが比較対照
は7月25日までに全部枯死したことが判明した。
以上の実施例は全て本発明の化合物の顕著な殺菌活性、
即ち一方ではツル植物中の菌の進展を予防し且つ抑止さ
せる浸透性抗ペト病活性、他方では更に或る種のフイト
フトラ( phyto phtora )に対する抗
菌活性を実証している。
又、本発明の化合物は他のタイプの寄生菌類、例えばツ
ル植物中のガイグナルディア ビドウェリ( Guig
nardia bidwellii )、ホップ、市
場向、野菜栽培特にいちご、とうがらし、玉葱、ししと
うがらし、トマト、いんげん豆等の温帯又は熱帯栽培植
物、及びパイナップル、大豆、柑橘類、カカオの木、コ
コやしの木、アマゾンゴム等の観賞植物中のプシュード
ペロノスポラ フムリ( Pseudoperonos
pora humuli )、プレミアラクツカx
( Bremia lactucae )、ペロノス
ポラ精( Peronospora sp . )、
フイトフトラ パルミボラ(Phytophtora
palmivora)、フィトフトラ ファセオリ(
Phytophtora phaseoli )、
フイトフトラ メガスペルマ( P hytophto
ramegasperma )、フイトフトラ ドレク
ステリ( Phytophtora drechst
eri )及び他のフイトフトラ精( Phytoph
tora sp. )に対しても非常に効果的である
ことが判明した。
従って本発明の化合物は植物中の菌病、特に前述の野菜
類、より広範には農業、樹木栽培、園芸、市場向野菜栽
培、より特殊にはぶどう栽培に於げる藻菌類及びノウ子
菌類を原因とする菌類の予防又は治癒処理に使用するの
に特に適している。
本発明の化合物の活性範囲を完全にするために、又はそ
の持続性を増大させるために本発明の化合物を相互にあ
るいは他の公知の殺菌剤、例えば金属ジチオカルバメー
ト〔マネーベ、ジネーベ( zinebe )、マンコ
ゼーベ( mancozebe ) 〕、銅の塩基性塩
又は水酸化物(オキシクロリド、オキシサルフエート)
、(テトラヒドロ)フタルイミド( phthalim
ides ) (カプテーン( captane )、
カブタフオル( captafol )、フオルペル(
folpel ) )、メチルN一(1−プチル カ
ーバモイル)−2−ベンツイミダゾル ( benzi m idazole )カルバメート
〔ベノミル( benomyl ) )、■、2−ジ−
(3−メトキシ又はエトキシ)−2−カルボニル チオ
ウレイドベンゼン( thioureido ben
zenes ) (チオファネート( thiopha
nates) )、メチル2−ベンツイミダゾル カル
バメート等々とを混合して使用すると有効である。
又、フランス特許出願73−01803、733799
4、73−43081及び73−45627に夫々記載
されるように、本発明の化合物は他の殺菌性抗ベト病燐
誘導体、特に任意にハロゲン化された2−ヒドロキシー
1・3・2ジオキサフオスフオラン、亜燐酸及び亜燐酸
塩、フオスフオニツクモノエステル及びこれらの塩と混
和し得ることも判明した。
本発明の化合物の使用量は広範囲内で変化してよく、菌
類と毒性と気候条件とによる。
一般に0.01〜52/lの活性物質量が適している。
実際に使用する場合、本発明の化合物を単独で適用する
ことは稀れであり、通例、本発明の活性物質以外に担体
及び/又は界面活性剤を含む配合物の一部を形成するこ
とが多い。
本発明の記載に於いて1担体“とは天然又は合成、有機
又は無機物質であり、これと活性物質とを配合して植物
、種子又は土壌への適用を容易にし、あるいは運搬や取
り扱いを簡易化する。
この担体は固体(粘土、天然又は合成珪酸塩、樹脂、ワ
ックス、固型肥料・・・・・・・・・)でもよいし、液
体(水、アルコール、ケトン、石油留分、塩素化炭火水
素、液化ガス)であってもよい。
界面活性剤はイオン性又は非イオン性の乳化剤、分散剤
又は湿潤剤でもよい。
適当な界面活性剤の例としてはポリアクリル酸の塩、リ
グニンスルフオン酸、エチレンオキサイドと脂肪族アル
コール、脂肪酸又は脂肪族アミンとの縮音物がある。
本発明の化合物は湿潤性粉末、可溶性粉末、塵状粉末、
粒子、溶液、乳化性濃縮物、乳濁液、懸濁濃縮物及びエ
アロゾール等のいずれの形状にも製造され得る。
湿潤性粉末は通例20〜95重量%の活性物質を含有す
るように製造され、通常、固体担体の他に0〜5重量%
の湿潤剤、3〜10重量%の分散剤、及び必要な場合は
0〜10重量%の1種以上の安定剤及び/又は浸透剤、
粘着剤又は抗塊化剤、着色剤等の他の添加剤を含有する
湿潤性粉末の組成の1例を以下に示す。
活性物質・・・・・・・・・・・・・・ ・・
・・・・・・・・・・・50%ーリグノ硫酸カルシウム
(解膠剤)・・・・・・・・・ 5%−陰イオン性湿潤
剤・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・
1%抗塊性シリか・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5%カオリ
ン(充填剤)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・39%水溶性粉末は20〜95重量%
の活性物質と、O〜10重量%の抗塊性充填剤と、O〜
1重量%の湿潤剤と、残部が通常、塩である水溶性充填
剤とを混合して得られる。
以下に水溶性粉末の組成の1例を示す。
活性物質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一
・・・・・・・・・・・・・・・・・・70 %一陰イ
オン性湿潤剤・・・・・・・・・・・・・−・・・・・
・・・・・・・・ 0.5%一抗塊性シリが・・・・・
・・・・・・・・・・ ・・・ 5 %硫酸ナ
トリウム(可溶性充填剤)・−・・・・24.5%本発
明の湿潤性粉末又は乳化性濃縮物を水で希釈して得られ
る組成物、例えば水性分散剤及び乳化剤は本発明の範囲
に含まれる。
これらの乳化剤は水中油タイプ又は油中水タイプでもよ
く、ゝマヨネーズ“と類似した高い粘稠度を有するもの
でもよい。
本発明の組成物は例えば保護コロイド、粘着剤又はシツ
クナー、チキソトロピー剤、安定剤、又は抗凝固剤なら
びに他の公知の抗菌剤、特に壁蟲駆虫剤又は殺虫剤等の
他の要素を含有してもよい。
本発明の実施態様のい《つかの例を以下に列記する。
(1)以下の一般式: 及び 〔式中R及びR′は水素原子又は1〜5個の炭素原子を
もつ任意にハロゲン化されたアルキル基を示すが、しか
しRとR′が同時に水素原子を示すことはない。
〕のいずれかに相当する新規な環式二燐誘導体。
(2)Rが水素でありR′がメチル基又はハロメチル基
であることを特徴とする前項(1)に記載の化合物。
(3)RとR′とが両方共メチル基であることを特徴と
する前項(1)に記載の化合物。
(4)以下の式: 及び/又は によりα−グリコールを低分子量アルコール( AOH
)の存在下で三塩化燐と反応させることから成る環式
二燐誘導体の製法。
(5)式(I)又は(■)〔式中RとR′は同じでも異
なってもよく、水素原子又は1〜5個の炭素原子を有す
る任意にハロゲン化されたアルキル基を示す。
〕の化合物を活性物質として含有する植物の菌病を防護
する殺菌性組成物。
(6)活性物質が(I)又は(III)式中RとR′が
水素を示す化合物であることを特徴とする特許請求の範
囲1又は前項(5)に記載の組成物。
(7)活性物質が(I)又は(II)式中Rがメチル基
であり、R′が水素を示す化合物であることを特徴とす
る特許請求の範囲1又は前項(5)に記載の組成物。
(8)特許請求の範囲1及び前項(5)〜(7)のいず
れかに記載のタイプの組成物を植物に適用することから
成る植物の抗菌処理方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: 〔式中、RとR′は同一でも又は異なってもよく、水素
    原子、メチル基又は任意にハロゲン化されたメチル基を
    示す〕の化合物を少なくとも1つ活性物質として含有す
    る植物の菌病を防護する殺菌性組成物。
JP50034241A 1974-03-22 1975-03-20 二燐誘導体含有殺菌性組成物 Expired JPS5837282B2 (ja)

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IT1050284B (it) 1981-03-10
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