JPH02240090A - ホスホニュウム塩およびそれからなる殺生物剤 - Google Patents

ホスホニュウム塩およびそれからなる殺生物剤

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JPH02240090A
JPH02240090A JP2016319A JP1631990A JPH02240090A JP H02240090 A JPH02240090 A JP H02240090A JP 2016319 A JP2016319 A JP 2016319A JP 1631990 A JP1631990 A JP 1631990A JP H02240090 A JPH02240090 A JP H02240090A
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biocide
soluble
phosphonium
salts
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JP2016319A
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Peter Albert Theodore Hoye
ピーター・アルバート・セオドア・ホーイー
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Solvay Solutions UK Ltd
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Albright and Wilson Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/54Quaternary phosphonium compounds
    • C07F9/5449Polyphosphonium compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/66Phosphorus compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低級アルキルポスポニュウム塩を含有する殺
生物剤組成物、およびそれを使用した殺生物処理に関す
るものである. 〔従来の技術および課題〕 水の処理、植物の保護および薬用または家畜の薬物処理
として、一般に、低級アルキルヒドロキシメチルホスホ
ニュウム塩、そして特別にはテl・ラキスヒドロキシメ
チルホスホニュウム塩(以下5屯にT H Pという)
を使用することは、英国特許第2145708号、英国
特許公m第2178960号、同2182563号、同
2201592号および同2205310号等により知
られている。これまで、T H Pはこのグループのど
の化合物よりも、殺生物剤として、はるかに活性である
と考えられてきた。
長鎖のアルキルホスホニュウム塩を水処理に使用するこ
とは、欧州特許第066544号により知られている。
これらは、T }i Pよりも殺生物剤とj7ては活性
が実質的に少ないどされてきた.有機ホスホニュウム化
合物の殺生物剤としての活性を開示したものには、その
他に次のような特許がある。
すなわち、米国特許第4015037号、仏国特許公開
第2341689号、日本特許公開第75 13650
0号、欧州特許公開第105843号、英国特許公開第
2138433号、欧州特許公開第0105843qお
よび米国特許第3013085号等である.これらにお
いては、有機ホスホニュウムイオンはそれ自身不活性で
あるか、またはTHPよりも活性が少ないとされ、その
活性は殺生物性のア二オンの存在いかんにかかっている
とされている. 我々は、英国特許第2145708号に一般的に記載さ
れているグループから選ばれた特別の低級アルキルホス
ホニュウム塩が、殺生物剤として特に有効であり、ある
条件のもとではTHPそのものよりも有効であることを
見いだした. 〔課題を解決するための手段〕 本発明においては、次式を有するホスホニュウム塩の殺
生物剤としての使用を提供する;塩等である. 本発明はまた、次式で表されるビスホスホニュウム化合
物である新規な殺生物剤を提供する:ここに、nは0ま
たは1、mは1または2、Xは原子価Vを有するアニオ
ンである. 好ましい新規な化合物は、次式で表されるカチオンの水
溶性塩である; ここに、Rはメチル、エチルまたはアリル基、Xは原子
価Vのアニオンであり、該塩は水溶性である.本発明で
使用される塩は、メチルトリス(ヒドロキシル)ホスホ
ニュウム塩、エチルトリス(ヒドロキシメチル)ホスホ
ニュウム塩、およびアリルトリス(ヒドロキシメチル)
ホスホニュウムまたは、 C(HOC11xh−P−CI1*−C11t−P−(
CIIzOII)丁1とくに、ハロゲン化物、例えばク
ロライドおよびブロマイドである. 上記の式におけるアニオンXは、25℃で11あたり、
少なくとも0.5,の濃度で可溶な塩を形成するもので
あれば、どれでもよい。例えば、クロライト、サルフェ
ート、ホスフェートであり、サルファイト、ホスファイ
l・、ブロマイド、ナイトレート、ボレート、アセテー
ト、ホルメート、ラクテー1・、メタサルフェート、シ
トレートまたはカーボネート等である.前記の塩は新規
なものであり、本発明の他の面を横成する, 本発明はまた、前記のホスホニュウム塩とアミン、アミ
ド例えばウレア、メラミン、チオウレア、グアニジンま
たはジシアンジアミド等との縮金物の、殺生物剤として
の使用をも包含するものである。
本発明の殺生物剤は、微生物で汚染されたまたは汚染さ
れやすい好気性または嫌気性の水系を処理するのに有用
である.例えば、これらは、ボイラー水、冷却水、工業
的工程水、地熱水、セントラルヒーティング系、エアコ
ンディション系等のシュウドモナス アエルギノサ、レ
ジオネラニューモフィラおよびプランクトン性の藻に有
効であり、水泳プール、養魚池、水族館、湖、川、運河
および貯水他の藻を殺すのに有効であり、さらに、発電
所の冷却水やロ})舶用機関の水を処理するのに有効で
ある. 本発明の殺生物剤はまた、油田から出る水、注入水、掘
削液または静水圧試験のための水等の中のイオウ化合物
還元バクテリア、例えばデスルホビブ口等を殺すのに有
効である.これはまた、ビチュウメンやタールのエマル
ジョン、紙サイズ剤、接着剤、ペイント、薬用または化
粧用の配合物等の水性配合物の保存剤としても有用であ
る.本発明の殺生物剤は、農場、家庭内または外科用の
消毒剤としても有用である.これらはまた、穀物サイロ
、穀物、および穀物貯蔵場の燻蒸消毒に使用することも
できる. 本発明の殺生物剤は、芝生、通路、自動車出入り口、道
路、壁、および他の構築物、鉄道、空港、工業用地等に
おける、苔、ゼニゴケ、地衣類、無柄の藻を殺すのに有
効である. 本発明の殺生物剤は、植物や植物の生える土壌または種
子用肥料にこれを施すことによって、植物を菌やバクテ
リア、ウイルスその他の微生物植物病原体から保護する
のに有用である.本発明の殺生物剤は、人間や家畜の薬
剤処理にも有用である.例えば、みすむし、たむし、鵞
口瑠等の菌またはカビの感染、IliwA、炭痘等のバ
クテリアによる皮膚感染の処理、原生動物、真菌類、バ
クテリア、リケッチア、ウイルス性の感染の経口または
非経口処理に有用である. 本発明の殺生物剤の選択的活性は、濃度に依存する.一
殻に、10〜2,OOOpp情、好ましくは20〜f,
500pp論、例えば30〜1,OOOppmであり、
さらに好ましくは50〜500pp輪の濃度で、この殺
生物剤は低級生物、例えばバクテリア、藻、苔および真
菌想に対して選択的活性を示す.しかしながら、より高
等の植物、魚類、噌乳動物に対しては非常に毒性が低い
.より高い濃度、例えば0.2%以上飽和まで、好まし
くは0.5〜75%3例えば1〜60%で、ヘクタール
あたり約2&y、例えば2.5〜5kgの使用量では、
本発明の殺生物剤は効果的な除草剤となる。
混合アルキルヒドロキシアルキルTHPは、テトラキス
(ヒドロキシメチル)ホスホニュウム塩に、水性塩基、
例えば水酸化ナ1・リウムを0.5〜0.75当量添加
して、トリス(ヒドロキシメチル)ホスフィンを作り、
これにメチルクロライドのようなアルキルハライドを、
好ましくは40〜60℃のような加温下に反応させて、
調製することができる. 代わりにまた、ミロノヴy (MironovaHl組
., Zhur.Obshch. Khiia. 37
, No 12. 2747〜2752頁の方法により
調製されたトリス(アセトキシメチル)ホスフィンに、
アルキルハライドを反応させることによって、良好な収
率で得ることもできる。反応は140℃以上、例えば1
20℃で適当な溶媒、例えばトルエン中で2〜20時間
、例えば10〜1.5時間行う.アセテート生成物は、
酸触媒、好ま1一くは酢酸で1〜8時間、例えば3〜5
時間加水分解する。
新規なビスホスホニュウム塩(nは0)は、メチルビス
(アセトキシメチル)ホスフィンのようなメチルビス(
ヒドロキシメチル)ホスフィンのエステル、例えばカル
ボキシレートエステルを、α.ωーアルキレンジハライ
ド、例えばクロライド、アイオダイドまたは特別にはブ
ロマイドと、通常は加熱下、例えば50〜150℃で5
〜30時間反応させて、該殺生物剤化合物のエステル化
誘導体を得る.次いでこれを、例えば希酸中で通常は0
〜100℃で1〜24時間加水分解し、塩の溶液を得る
.これから必要ならば結晶化により固体の塩が得られる
新規なビスホスホニュウム塩(nは1)は、α,ω−ア
ルキレンビスホスホニュウムジハライドを作り、これを
リチウムアルミニウムハイドライドで、例えばエーテル
系溶媒中で、とくに−10〜+20℃で、031〜24
時間還元してα,ω−アルキレンビスホスフィンを作り
、これを塩酸等の酸の存在下、20〜100℃で、0.
1〜2時閏、ホルムアルデヒドと反応させて、α,ω−
アルキレンビス(トリスヒドロキシメチルホスホニュウ
ム)塩を得る.もし必要ならば、これから結晶化により
固体の塩を得ることができる。
本発明は、上記の殺生物剤を含有する組成物を提供する
.とくに、水処理および農業用の使用のためには、本発
明の殺生物剤は界面活性剤とともに使用すると相乗効果
を有することが判った。
界面活性剤は、例えば実質的に少なくとも水にいくらか
可溶の次のような塩からなるものであってよいゆ例えば
、スルホン酸塩またはモノエステル化Kn塩、例えばア
ルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、
アルキルエーテルサルフェート、オレフィンスルホネー
ト、アルカンスルホネート、アルキルフェノールサルフ
ェート、アルキルフェノールエーテルサルフェート、ア
ルキルエタノールアミドサルフェート、アルキルエタノ
ールアミドエーテルサルフエーl・、またはα一スルホ
脂肪酸、またはそのエステルであり、それぞれが少なく
とも1つの08〜20、通常は010〜20の脂肪族炭
素を有するアルキルまたはアルケニル基を有するもので
ある. ここで”エーテル”とは、1またはそれ以上のグリセリ
ル基および/またはオキシアルキレンまたはボリオキシ
アルキレン基、とくに1〜20のオキシエチレンおよび
/またはオキシプロピレン基を有するものである。1ま
たはそれ以上のオキシブチレン基が追加的にまたは代わ
りにあってもよい.例えば、スルホン化または硫酸化界
面活性剤は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ヘキサデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ラウリル[
lmナトリウム、タロウ硫酸ナトリウム、オレイル硫酸
カリウム、ラウリルモノエトキシ硫酸アンモニウム、ま
たはモノエタノールアミンセチル10モルエトキシレー
ト硫酸塩等である.本発明に有用な他のアニオン系界面
活性剤は、アルキルスルホサクシネート、例えばナトリ
ウムジー2−エチルへキシルスルホサクシネート、ナト
リウムジヘキシルスルホサクシネート、アルキルエーテ
ルスルホサクシネート、アルキルスルホサクシナメート
、アルキルエーテルスルホサクシナメーl・、アシルサ
ルコシネート、アシルタウライド、インチオネート、石
鹸例えばステアレート、バルミテート、レジネート、オ
レエー1・、リノレエート、およびアルキルエーテル力
ルポキシレート等である。アニオン系リン酸エステルお
よびアルキルホスホネート、アルキルアミノおよびイミ
ノメチレンホスホネートもまた使用することができる。
それぞれの場合、アニオン系の界面活性剤は、代表的に
は、少なくとも1つの08〜22、好ましくは10〜2
0の脂肪族炭化水素鎖を有し、そしてエーテルの場合に
は、1またはそれ以上のグリセリルおよび/またはC1
〜20のオキシエチレンおよび/またはオキシプロピレ
ンおよび/またはオキシブチレン基を有している.好ま
しいアニオン系界面活性剤はナl・リウム塩である.そ
の他の商業的に価値のある塩は、カリウム、リチウム、
カルシウム、マグネシウム、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、7個までの
脂肪族炭素を有するアルキルアミン、第4級アムモニウ
ムまたはホスホニウム塩、例えばアルキルおよび/また
はヒドロキシアルキルホスホニウム塩である,界面活性
剤は、必要により非イオン系界面活性剤を含み、または
これからなっていてもよい。非イオン系界面活性剤は、
例えばCIO〜20のモノまたはジ低級アルカノールア
ミンのアルカノールアミド、例えばココナッツモノエタ
ノールアミドである.他の非イオン系界面活性剤で必要
により存在するものには、ターシャリーアセチレングリ
コール、ポリエトキシルグリコール、ポリエトキシルメ
ル力ブタン、ボリエl・キシルカノレボン酸、ポリエト
キシアミン、ポリエトキシルアルキロールアミド、ボリ
エI・キシルアルキルフェノール、ポリエトキシルグリ
セリルエステル、ポリエトキシルソルビタンエステル、
ポリエトキシルホスフェートエステル、および上記の全
てのエトキシルノニオンのプロボキシル同族体で、全て
C8〜22のアルキルまたはアルケニル基および20ま
でのエチレンオキシまたはプロピレンオキシ基を有して
いる。
さらにまた、これに包含され得るものは、ボリオキシプ
ロピレン/ボリオキシエチレン共重合体、ポリオキシブ
チレン/ボリオキシエチレン共重合体、およびポリオキ
シブチレン/ボリオキシプロピレン共重合体である.ボ
リオキシエチレン、ボリオキシプロピレンおよびポリオ
キシブチレン化合物は、必要によりその起泡性を減少さ
せるために、例えばベンジル基を末端に付けてもよい.
本発明の組成物では、両性の界面活性剤を含んでいても
よい。
この両性の界面活性剤は、例えば次式のベタインである
: R.N’CI.COO− ここに、Rはアルキル、シクロアルキル、アルケニルま
たはアルカリル基であり、とくに好ましくは、少なくと
も1つの、そしてもっとも好ましくは1以下のRは、平
均8〜20、例えば10〜18の脂肪族炭素原子を有す
るもので、それぞれの他のRは平均1〜4の炭素原子を
有するものである.とくに好ましいのは、次式の第4級
イミダゾリンタインである; Cl t−cH2 ^ ここに、RおよびRIはC1〜20の脂肪族炭素原子を
有するアルキ,ル、アルケニル、シクロアルキル、アル
カリルまたはアルカノール基であり、Rは好ましくは0
8〜20、例えばCIO〜18の脂肪族炭素原子であり
、R1は好ましくは01〜4の炭素原子を有する,本発
明による他の両性界面活性剤にはまた、アルキルアミン
エーテルサルフェート、スルフオベタインおよび他の第
4級アミンまたは第4級イミダゾリンスルホン酸および
その塩、および他の第4級アミンまたは第4級イミダゾ
リンカルボン酸およびその塩、ならびに両性界面活性剤
、例えばN−アルキルタウリン、カルボキシルアミドア
ミン、例えば RCONH(CHz)tN責CLCLCL)2CLCL
−およびアミノ酸で、いずれの場合も、界面活性作用を
有する炭化水素基(例えば,C8〜20の脂肪族炭素原
子を有するアルキル、シクロアルキル、アルケニル、ま
たはアルカリル基)を有している。
代表的な例としては、2−夕ロウアルキル、1−夕ロウ
アミドアルキル、l一カルボキシルメチルイミダゾリン
、2−ココナツツアルキルト力ルボキシメチル2−(ヒ
ドロキシアルキル)イミダゾリン等がある.一般に、C
8〜20のアルキルまたはアルケニル基を含む疎水基部
と、アミンまたは第4級アムモニウム基、カルボキシレ
ー1− .サルフェート、またはスルフオン基を含む親
水基部を有する水溶性の両性界面活性剤は、本発明に使
用することができる.本発明の組成物はまた、カチオン
性界而活性剤を含むことができる。このカチオン性界面
活性剤は、例えば全部で少なくとも8、通常は10〜3
0、例えば12〜24の脂肪族炭素原子を有するアルキ
ルアムモニウム塩であり、とくにトリまたはテトラアム
モニウム塩である。本発明に使用されるアルキルアムモ
ニウム界面活性剤は、1分子当なり1または多くても2
つの比較的長い脂肪族鎖(PAえば、それぞれ平均C8
〜20、通常はC12〜18の炭素原子を有するJIi
)、および2つまたは3つの比較的短いC1〜4のアル
キル基、例えばメチルまたはエチル基、好ましくはメチ
ル基を有する. 代表的な例としては、ドデシルトリメチルアムモニウム
塩、1つのC8〜20アルキル基、2つのC1〜4アル
キル基およびベンジル基を有するペンザルコニウム塩は
、とくに有用である。
本発明に使用される他のカチオン性界面活性剤は、アル
キル基が平均08〜22、好ましくは010〜20の卜
アルキルビリジニウム塩である.他の同様にアルキル化
された異節環塩、例えばトアルキルイソキノリニウム塩
もまた使用することができる. 平均してCIO〜30の脂肪族炭素原子を有するアルキ
ルアリルジアルキルアムモニウム塩、例えば、アルキル
アリル基が08〜22、好ましくはC10〜20の脂肪
族炭素原子を有するアルキルベンゼンであり、他の2つ
のアルキル基が通常01〜4,例えばメチル基であるよ
うなものである。
本発明に使用される他のカチオン性界面活性剤は、平均
して08〜22、好ましくはCIO〜20のアルキル基
を、分子中に少なくとも1つ有するアルキルイミダゾリ
ンまたは第4級イミダゾリン塩である。代表的な例とし
ては、アルキルメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ム塩、アルキルベンジルヒド口キシエチルイミダゾリニ
ウム塩、および2−アルキルー1−アルキルアミドエチ
ルイミダゾリン塩である。
本発明に使用される他のカチオン性界面活性剤としては
、08〜22の脂肪酸、そのエステル、グリセライドま
たはその誘導体とジまた′はボリアミン、例えばエチI
/ンジアミン、ジエチレン1・リアミンとを、少なくと
も1つの遊離のアミン基を残すような割合で反応させて
得られた、アミドアミンがある。
1つのC3〜20アルキル基および3つのヒドロキシメ
チルまたはメチルを有するアルキルホスホニウムおよび
ヒドロキジホスホニウム塩もまた、本発明におけるカチ
オン性界面活性剤として使用することができる. 典型的には、カチオン性界面活性剤は、陽にイオン化さ
れた基、通常は窒素原子と、平均して08〜22炭素原
子を有する1つまたは2つのアルキル基を有する、水溶
性の化合物である.カヂオン性界面活性剤のアニオン部
分は、水溶性を与えるようなどのようなアニオンでもよ
い.例えばホルメート、アセテート、ラクテート、ター
1・レート、シトレート、クロライド、ナイトレート、
サルフェート、C4までのアルキルサルフェートイオン
例えばメトサルフェーl・等である.これらは、好まし
くは表面活性の強い例えば高級アルキルまたは有機サル
フェートではない,ボリフッ化アニオン、非イオンまた
はカチオン性界面活性剤もまた、本発明の組成物に使用
することができる.そのような界面活性剤の例としては
、ボリフッ化アルキルスルホネート、ポリフッ化第4級
アムモニウム化合物がある. 本発明の組成物には、半極性界面活性剤も包含される.
例えば、1つまたは2つのく好ましくは1つ)C8〜2
2アルキル基、残りの置換基は好ましくは低級アルキル
基、例えば01〜4アルキル基またはベンジル基である
. 本発明に使用する界面活性剤としてとくに有用なものは
、湿潤剤としても有効なもの、代表的には、水と疎水性
の固体表面の間の表面張力を低下させるのに有効なもの
である.起泡を実質的な程度まで安定させないものが好
ましい. 上記の界面活性剤の2つまたはそれ以上の混合物を使用
することもできる.とくに、非イオン界面活性剤のカチ
オン性および/または両性および/または半極性界面活
性剤、またはアニオン性界面活性剤との混合物を使用す
ることができる.アニオン性界面活性剤とカチオン性界
面活性剤との混合物は、相溶性がないことがあるので避
けるのが好ましい. 殺生物剤と界面活性剤とは、1 : 1000から10
00:1、通常は1:50〜200:1、代表的には1
:10〜50:1、例えば1:1〜20:1、とくに2
:1〜15:1の重量比で使用する.この混合物の有効
な使用lは、2〜ZOOOs+pm ,通常は200〜
1000ppm、例えば50〜500pp転とくに10
0〜25Opp悄である. 水処理のための組成物は、さらに追加的にまたは代わり
に、他の殺生物剤、酸素吸収剤、分散剤、起泡抑制剤、
溶媒、スケール抑制剤、腐食抑制剤および/または凝集
剤を含有する.とくにホスホニウム殺生物剤とチオシア
ノ殺生物剤、例えばMBTおよびTCMTBとの間に相
乗効果があることが判った。このような混合物は、製紙
工程のスライム処理、例えば希薄原料や返還水の処理に
有効である。
ブリオファイト(bryoph i te)、地衣類、
真菌類、または微生物病原体を抑制するための、本発明
による組成物は、上記の殺生物剤の有効量に加えて、園
芸上、農業上許容される量の希釈剤、担体および/また
は溶媒を含有している。
このホスフィン化合物は、飽和までの有効濃度で水溶液
として使用される.これらは通常、約50〜80重量%
、例えば75重景%の濃厚液として供給され、使用され
る前に0.01〜10重量%の濃度に希釈される.高等
植物への被害を避ける場合には、殺生物剤は1%以下、
好ましくは0.2%以下の濃度にする。代わりにまた、
殺生物剤は不活性の、粒状の植物に有害でない固体、例
えばタルクに吸収させてもよく、または無機溶媒に溶解
させ、または懸濁またはエマルジョンにしてもよい.こ
れらは、他の殺苔剤、殺生物剤、例えば除草剤、殺菌剤
、殺虫剤、殺雑草剤、あるいは界面活性剤、湿潤剤、展
薯剤、乳化剤、懸濁剤、濃化剤、相乗化剤、ホルモン、
植物成長調節剤、植物栄養剤等と組み合わせて使用する
ことができる. 本発明の組成物は、芝生、花または野菜の栽培床、耕地
、牧草地、果樹園、森林、水耕ベッド、あるいは種子、
根、葉、花、果物および/または植物の茎、または通路
、道路、ゲ、木製品、レンガ製品または類似の浸透性の
表面に適用することができる. 本発明の組成物はとくに、芝生、通路、壁の苔、藻の抑
制、種子処理剤として、葉、花、果物の真菌、バクテリ
ア、ウイルス感染、例えばウドン粉病、フサリウム(f
usarium)、モザイク病またはシオレ等の抑制、
土壌、苗木の根(例えば、アプラ菜の根曲がり抑制のた
め)への辿用、種々の真菌類、ウイルス、原生動物およ
びバクテリアによるwi物の病気、例えばポテトブライ
トのような胴枯病、リンゴ馬蹄病のような馬蹄病、かさ
ぶた、根腐れ病、球根の元腐れ病等の抑制に有効である
,この組成物は、穀物類、例えば小麦、大麦、ライ麦、
カラス麦、米、トウモロコシ、キビ、ゴマ等における種
々の植物の病気に対して、有効である.本発明により保
護される他の有用な作物は、砂糖きび、人参、アメリカ
ポウフウ、かぶら、甜菜、砂糖大根、はつか大根、スエ
ード(swede)、モンゴルド(songold)、
キャベツ、プロッコリ、カリフラフ、スプラウト(sp
rout.)等のあぶら菜盟、牧草、豆、ブローFビー
ンズ(broad beans)、フレンチビーンズ(
French beans)、ランナービーンズ(ru
nner beans)、ネイビービーンズ(lavy
 beans)、いんげん豆、レンズ豆、きゅうり、え
んどう、瓢箪、かぼちゃ、なたね、材木、ゴム、綿、コ
ーヒー、ココア、麻、トマ1・、ジャガイモ、山芋、た
ばこ、バナナ、ココ椰子、オリーブ、玉ねぎ、わけぎ、
にら、にんにく、えぞねぎ、スプリングオニオン(sp
ring onion)、グランドナッツ、ピーナッツ
、サ1・ウモロコシ、あぶら椰子、バラ、麻、亜麻、む
らさきうまごやし、茶、柑橘類、リンゴ、梅、桃、ネク
タリン、マナゴ(manaFloes)、梨、桜、ぶど
う、いちご、すぐり、なつめ椰子、いちじく、アボガド
、アーモンドおよびアプリコット等である. この化合物は、広範囲の人間および動物の病気に対して
有効である.これらはとくに、水虫、たむし、おでき、
および他の皮膚の感染や炎症の処置用の防腐性、殺菌性
のクリームおよびパウダー足のスプレー、家畜の浴剤、
乳腺洗浄剤として有用である. この化合物はまた、歯槽膿瘍、連錆状球菌による感染、
および口の鵞口庸の処置のための口洗浄剤およびうがい
薬として使用される,これらはまた、膀胱炎、膣鵞口漬
および他の尿道や膣の感染の処置のために有用である. これらはまた、種々の大閏または動物の感染、例えば家
禽類や人間のサルモネラ感染、ダラム陰性市による病気
、種々の肺炎、ブドウ状球菌による感染、リュウマチ熱
、ベスト、狸紅熱、結核、らい病、炭痘、アメーバ髄膜
炎、アメーバ赤痢、マラリア、トリバリソーマ等の原生
動物感染、鉤虫、フィラリア、トキソカラ、住血吸虫、
回虫、条虫、肛寄生虫等による寄生虫感染、ヒス1・プ
ラズマ、プラストミセス、パラコクシジオイドミコシス
、コクシジオイデス、および放線菌による全身的菌感染
症を処置するための、局所的な、経口的なまたは非経口
的な調剤に有効である.さらに本発明は、薬剤的に有効
な量の殺生物剤および薬剤的に許容される量の希釈剤、
担f*または溶媒からなる、医薬組成物または動物薬剤
組成物を提供する。
とくに好ましいのは、この殺生物剤化合物をクリームに
含有させたもの、あるいは不活性の粒状固体、例えばタ
ルク、カオリナイト、ベン)・ナイト、ケイソウ土、ゼ
オライト、吸着性アルミノシリケート、または炭酸カル
シウムに吸着または吸収させたものである,代わりにま
た、この化合物は、砂糖、脂肪、ゼラチン、レジンまた
はガム、デえばアカシアゴム、アラビアゴム、I・ラガ
カン1・ゴム、または徐々に溶解ずる合成ボリマー、例
えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等に
封入され、あるいはマイクロカプセルとされたもの、ま
たは徐放性のガラス例えばホスフエートガラスに吸収さ
れたものであってもよい.代わりにまた、この化合物ま
たはその溶液は、加圧容器中の液化ガス溶媒に溶Mまた
は乳化されていてもよい.この発明はまた、殺生物剤化
合物を含有する薬用シャムブー、薬用棒状石鹸、液晶ま
たは液を提供する。
この化合物はまた、ヂョーク、カオリン、砂糖または塩
のような適当な固体とともに錠剤11二したもの、シロ
ップに溶解したもの、舐剤、または生理食塩水溶液でも
よい. この組成物は、追加的に他の殺菌剤や相乗効果剤、発汗
防止剤、ラノリン、または他の皮膚FIM剤、乳化剤、
分散剤、カルボキシメチルセルロース、石鹸、界面活性
剤、重合性濃化剤、湿潤剤、起泡調節剤、香料、着色剤
、吸奥剤、防腐剤等を含有していてもよい. 代表的な軟膏は、例えば、軟バラフィン、石油ゼリー、
乳化ワックス、および/または羊毛脂、場合により液状
バラフィンおよび/または固形バラフィンとの混合物等
を含有する.クリームは、代表的には、乳化ワックスと
、場合により軟バラフィンまたは他の炭化水素、および
/または羊毛脂の水性エマルジョンを含有する. クリームは場合により、バッファ一、例えばクエン酸/
リン酸ナトリウムを含有する.軟膏またはクリームは、
例えば亜鉛華またはカラミンと合わせてペーストにして
もよい. 使用する有効量は、その性質および感染の場所による.
代表的には、この殺生物剤化合物は、1〜2000pp
m,とくに5〜1000、好ましくは10〜500、例
えば15〜2 0 O pp靖で殺菌、殺生物的活性を
示す。毒性的な制約を考慮して、感染の局所に所定濃度
の使用をするのが好ましい.本発明による組成物は、代
表的には、0.2〜20重量%、好ましくは0.5〜1
0%の殺生物剤を含有する.80%までの水性溶液を得
ることも可能である。しかし、これらは人間や動物に適
用するに適した組成物にするには、通常いくらかの希釈
が必要である。本発明においては、医薬、獣医用薬剤、
または化粧品にするために希釈する濃厚物も提供する.
ホスホニウム塩は、一mには発癌性や変異誘発性なない
が、肝細胞に毒性を及ぼす。局所的に使用する場合はこ
の毒性は一最に少ないが、これを内服する場合には、投
与に注意が必要である. この発明は、晴乳類、例えば猫、犬、および他の食肉動
物、馬、羊、豚、山羊、らくだ、鹿、牛、および他の有
+ii、鼠、ハムスター、アレチネズミ、および他の繋
歯動物、人間および他の霊長類等の脊椎動物、鶏、がち
ょう、あひる、七面鳥、小鳥等の鳥類、爬虫類、および
魚類の処置にとくに有効である。
以下に、実施例により本発明を説明する.対1L」 撹拌機、圧力調節滴下P斗、ガス導入管およびコンデン
サーを備えた反応器に、THPC(9606g、40.
4モル、80%溶液市販品)および水を装入した.装置
を窒素ガスでフラッシュした.水酸化ナトリウム(12
05g、30.1モル)水溶液を、滴下p斗から徐々に
、よく撹拌したTHPC溶液中に添加した。温度は、冷
却により40℃以下に保っな. 激しく撹拌しながら、メチルクロライドをガス導入管か
ら装入した。メチ、ルクロライドは急速に吸収され、温
度が上昇した.2.5時間後、メチルクロライドの吸収
が榎やかになり、温度は68℃となった。水酸化ナトリ
ウム(4 1 4 g、103モル)の水溶液を追加し
た。メチルクロライドの吸収はさらに3時間続き、最後
に0となった。
反応器を蒸留にセットし、水−ホルムアルデヒドを、減
圧下50℃で、20時間以上で留去した。
必要に応じて水が追加されたゆ r過して塩化ナi・リウム副生物を除き、メヂルトリス
ヒドロキシメチルホスホニウムク口ライトの濃縮液を得
た.次のnmr分析値を有する87%溶液、7.417
kgの収量であった.T}{PC         7
.3%(Me)2P++(CH20H)2C1   0
.3%CH2P++(CII.OI!)3Cl−   
 92.9%11』ユ ミロノバ他(Mironova). Zhur. Ob
schei. Kh+m3フ2747 (1967)の
方法により、THPCを無水酢酸とともに、触媒量の濃
硫酸の存在下、90℃で1.5時間加熱し、減圧下に酢
酸を留去し、テトラキス(アセトキシメチル)ホスホニ
ウムアセテートを得、これをベンゼン存在下に、徐々に
水酸化ナトリウム水溶液と混合し、冷却しながら温度を
10〜15℃に維持して、トリス(アセトキシメチル)
ホスフインを得た。この反応は窒素下に行った. トリス(アセトキシメチル)ホスフインをトルエンに溶
解し、アリルブロマイドの1当量と反応させた。
得られた全てのトリス(アセトキシメチル)ホスフィン
ブロマイドを、IN塩酸と2時間、20℃で撹拌し、ア
リルトリス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムブロマイ
ドを、高い収率および純度で得た。生成物は” P .
n.n,r.で特性を測定した.1!:ILu 02燥したTHPC(190.5g、1モル)をメタノ
ール(3 0 0nl)に溶解し、ナl・リウムメトキ
サイド溶液(0.98モルNaOMe)を添加した.こ
の溶液を室温で1時間撹押し、アリルブロマイド(12
1g、1モル)を添加した.室温で1夜反応させ、溶液
を一過して、塩化ナトリウムを除去し、r液を減圧下に
ストリップしてメタノールとホルムアルデヒドを除去し
た。生成物は粘稠で3IP.n.+a.rは次のとおり
であった.T N P C             
     5%アリルトリス(ヒドロキシメチル)ホス
ホニウムブロマイド        75% ジアリルビス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムブロマ
イド         20% 叉』L舅一戟 メタノール中のトリス(ヒドロキシメチル)ホスフィン
を1当量のヨー化エチルで処理し、得られた混合物を還
流下に6時間加熱した。得られたホスホニウム化合物の
混合物+ (CI12011).PI、Et(CIL0
11)d、およびEt.zP(CIl2011)zを、
硫酸を触媒として、無水酢酸と反応させた.アセチル化
ホスホニウム化合物をアセチル化ホスフィン・(^eO
c)!z)sP, EtT’(CIlzOAc)z、お
よびEt2r’CIIzOΔCへ転換するのは、実施例
2に準じて行った。
これを分割蒸留して、純粋なジ(アセI・キシメチル)
ホスフィンとし、これをホルムアルデヒドおよび過剰の
INIICIで処理し、エチルトリス(ヒドロキシメチ
ル)ホスホニウムク口ライド:Etr’(C1120!
+)scl を得た.これは、”[’.n.m.r,で
確認された. 因11Lj 実施例4で得られたエチルトリス〈bドロキシメチル)
ホスホニウムク口ライド:(エチルT H PC)、T
 H P Sおよびテトラキス(1−ヒドロキシエチル
)ホスホニウムクロライド:T!−IEPc(比較例)
のそれぞれを、4つの異なった濃度で、感染した冷却水
の別々のサンプルに適用した。
17時間後にIIl1あたりの菌の数を調べた.結果は
第1表のとおりである。
第1表 濃度(ppm)      50   1.00   
150   Zoo(殺生物剤なし)   (10l1
/10’ffi複測定)エチルTHPC    10’
   O    O    OT H P C (比較
)    10”   10’    O    OT
 I−I R P C (比較)   10’   1
0自  10’   10’この結果から判るように、
比較例は殺生物効果を何等示していない.T H P 
Sも効果は有るが、エチルTHPCは、低濃度でT H
 P Sよりも効果が有る。
火JLfLエ メチルトリス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムク口ラ
イト;(メチルTNPC)、TI{PS、および他の2
つの比較例:シクロへキシルトリス(ヒドロキシメチル
)ホスホニウムクロライドおよびオクチル1・リス(ヒ
ドロキシメチル)ホスホニウムサルフェートを、それぞ
れ50、200、1000ppmの濃度で、感染した冷
却水の別々のサンプルに適用した。殺生物剤を添加しな
かったコンI・ロールサンプルは、17時間後、10’
/mlの菌数であった。その他のサンプルは、第2表に
示すとおりであった. 第2表 濃度(pp論)      50    Zoo   
 l000シクHへqシl’llPc(比較)10’ 
      10フ        10@オクチeT
IIr’s(比較)      10’       
10テ        1. O IIT H P S
 (比較)    1.0’     O      
OメチルTHPC    10’    O     
 Qこの結果によると、長鎖または環状脂肪族ホスホニ
ウム塩は効果がない。しかし、メチルl・リス(ヒドロ
キシメチル)ホスホニウムクロライドは、低濃度におい
て、THPSよりももっと活性かある。
X11Ll 実施例3により調製されたアリルトリス(ヒドロキシメ
チル)ホスホニウムブロマイド:(アリルTHPB)を
、実施例5のようにして、2.6−ジクロ口ペンジルト
リス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムブロマイド、お
よびT}TPSと比較した.結果は第3表に示す。
第3表 濃度(ppm)      50   100   1
50   2002.6−ジクaa<冫ジsTIIPB
    10’     1o@    10’   
  LO’THPS      10’   0   
0   0アリルTHPB    10コ   0  
 0   0この結果から判るように、芳香族ホスホニ
ウム塩は殺生物剤としては効果がなく、アリルトリス(
ヒドロキシメチル)ホスホニウムプロマイドは、少なく
ともTHPSと同等であった. 支ILu (IIOcI+ 2) 3 P″CI12Cll*P+
+(CIIzOH>> CI2−?燥ジエチルエーテル
(50ml)中のエチレンビスホスホナスジクロライド
:(CIsPCII2ClltPCI■、10g)を、
10℃に冷却されたジエチルエーテル(100ml)中
のL i A I It .懸濁中に、撹拌下1時間で
添加した.反応混合物は1夜室温で撹拌され、過剰のL
i^1しは、インプロパノールと水を加えることにより
分解された.このエーテル溶液は分離され、”P n.
m.r.により、所望のエチレンジホスフィン: 11
 2I’ C I1 2C I1 2 P H■である
ことが確認された.このエーテル溶液をやや過剰の水性
ホルムアルデヒドおよび水性塩酸と、20〜40℃で、
1夜反応させた。水性溶液を減圧でストリップし、所望
のホスホニウム化合物を、無色の固体、融点173〜4
℃で得た.Pの測定値17.4%、計算値17.8%で
あった.生成物は”P n.m.r.で確認された. メチルビスアセトキシメチルホスフィン:(CILP 
(CIIzOAc)t、28g)を、脱酸素ジメチルホ
ルムアミド100ml中のエチレンジブロマイド(13
。2g)に加え、得られた溶液は窒素中で、10時間、
120〜125℃で還流された.生成物は白色の結晶で
、反応が進行するにつれて沈澱した。r過により所望の
中間体であるエチレンビス(メチルビスアセトキシメチ
ルホスホニウム)ブロマイドが得られた。このアセトキ
シ化合物は、11J塩酸(3 0 0ml)に溶解され
、室温で1夜撹拌され、アセテート基の加水分解を受け
、減圧下にス1・リップされ、所望の白色結晶、融点1
65〜166℃(21.3g、通算収率75%)を得た
.生成物は 31pおよび”C n.n.r.ならびに元素分析によ
り確認された。
測定値:P,14.9%、Br,38.0%、C,2l
,4%、 計算値:P,15.4%、Br,39.6%、023.
8%。
衷1』L」2舌 実施例8の方法により得られたエチレンビス(メチルビ
スヒドロキシメチルホスホニウム)ブロマイド:(EB
MB)、および実施例8の方法により得られたエチレン
ビス(トリスヒドロキシメチルホスホニウム)クロライ
ド:(E B T C )を、実施例5の方法に準じて
殺生物剤の試験を行った.結果を第4表に示す. 第4表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式で表されるホスホニュウム塩の殺生物剤とし
    ての使用: 〔RP(CH_2OH)_3〕^+(1/V)X^(^
    V^−^)ここに、Rはメチル、エチルまたはアリル基
    、Xは原子価Vのアニオンであり、該塩は水溶性または
    それらとアンモニア、アミンまたはアミドとの水溶性の
    濃縮物である。 (2)水溶性メチルトリス(ヒドロキシル)ホスホニュ
    ウム塩の殺生物剤としての使用。 (3)水溶性エチルトリス(ヒドロキシメチル)ホスホ
    ニュウム塩の殺生物剤としての使用。 (4)水溶性アリルトリス(ヒドロキシメチル)ホスホ
    ニュウム塩の殺生物剤としての使用。 (5)微生物により感染した、または感染し易い局所に
    、請求項第1項から第4項までのいずれかに記載の殺生
    物剤を該局所に適用することからなる、微生物による感
    染の消毒または予防方法。 (6)殺生物剤が、クロライド、サルフェート、ホスフ
    ェート、ブロマイド、ナイトレート、ボレート、アセテ
    ート、ホルメート、ラクテート、メタサルフェート、シ
    トレート、カルボネートである請求項第5項記載の方法
    。 (7)冷却水、ボイラー水、工程水、地熱水、セントラ
    ルヒーティング系またはエアーコンディション系を処理
    するための、請求項第5項または第6項記載の方法。 (8)水泳プール、養魚池、水族館、湖、川、運河また
    は貯水池を処理するための、請求項第5項または第6項
    記載の方法。 (9)油田生成水、注入水、掘削液、静水圧試験水を処
    理するための、請求項第5項または第6項記載の方法。 (10)農場、家屋、病院または手術において消毒する
    ための、請求項第5項または第6項記載の方法。 (11)水性配合剤の保存のための、請求項第5項また
    は第6項記載の方法。 (12)穀物サイロ、貯蔵穀物または貯蔵場所の燻蒸の
    ための、請求項第5項または第6項記載の方法。 (13)苔類を殺すための請求項第5項または第6項記
    載の方法。 (14)成長している植物を植物病原体から保護するた
    めの、請求項第5項または第6項記載の方法。 (15)請求項第2項から第4項までのいずれかに記載
    の殺生物剤を、薬剤または家畜用薬剤組成物に調製する
    ための使用。 (16)請求項第2項から第4項までのいずれかに記載
    の殺生物剤と界面活性剤とからなる、相乗効果を有する
    混合物。 (17)界面活性剤がカチオン性界面活性剤である、請
    求項第16項記載の混合物。 (18)殺生物剤および界面活性剤の比率が1:50〜
    200:1である、請求項第16項または第17項記載
    の混合物。 (19)請求項第2項から第4項までのいずれかに記載
    の殺生物剤ならびに殺生物剤、酸素吸収剤、分散剤、起
    泡抑制剤、溶剤、スケール防止剤、腐食防止剤および凝
    集剤から選ばれる少なくとも1種からなる、水処理用組
    成物。 (20)請求項第2項から第4項までのいずれかに記載
    の殺生物剤、ならびに他の薬用または家畜薬用として活
    性な成分および/または非毒性で薬用として許容される
    溶剤または希釈剤の少なくとも1種からなる、薬用また
    は家畜薬用組成物。 (21)次式で表される化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに、nは0または1、mは1または2、Xは原子価
    Vを有するアニオンである。 (22)次式で表されるカチオンの水溶性塩である、請
    求項第21項記載の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ (23)次式で表されるカチオンの水溶性塩である、請
    求項第21項記載の化合物: 〔(HOCH_2)_3−P−CH_2−CH_2−P
    −(CH_2OH)〕^+^+(24)塩がクロライド
    またはブロマイドである、請求項第21項から第23項
    までのいずれかに記載の化合物。 (25)請求項第21項から第24項までのいずれかに
    記載の化合物の殺生物剤としての使用。
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