JPS5835389B2

JPS5835389B2 - 印刷配線板収納シヤ−シ

Info

Publication number: JPS5835389B2
Application number: JP10175278A
Authority: JP
Inventors: 成実中田
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1978-08-23
Filing date: 1978-08-23
Publication date: 1983-08-02
Also published as: JPS5529103A

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、複数の印刷配線板を収納するシャーシに関
する。

従来、この種シャーシは、第１図に示すように、印刷配
線板１０．１０・・・のガイド溝ＩＬ１１・・・を有す
る天板１２および底板１３からなる１対のガイド板と、
１肘の側板１４．１５とを備えている。

このシャーシの裏側には、挿入される印刷配線板１０．
１０・・・と結合される複数のコネクタ（図示しない）
が設けられている。

ところで、各印刷配線板１０．１０・・・の信号入出力
方法は、前記コネクタをマザボード（図示しない）にマ
ウントして接続したり、各印刷配線板１０．１０・・・
のシャーシの表側端から配線材１６゜１６・・・を引出
して行なっている。

この配線材１６゜１６・・・は、通常シャーシ裏側に導
出されている。

この配線材１６．１６に、フラットケーブルなどを用い
ることにより配線工数を少なくできるなどの効果はある
が、配線材１６，１６・・・のさばきが複雑となる欠点
がある。

寸た、保守のため印刷配線板ｉｏ、ｉｏ・・・を抜き取
る場合には、抜き取る印刷配線板１０以外の印刷配線板
１０・・・の配線材１６，１６・・・をも外さなければ
ならず、非常に面倒である。

また配線材１６，１６にフラットケーブルを用いた場合
には、空気の流通路を塞ぐことになり、熱放散が良好に
行なわれない。

さらに、シャーシ全体を引き出す際にも、前記配線材１
６゜１６・・・かじや１になり簡単に引き出すことが出
来ないなどの欠点を有する。

本発明は、このような欠点に対処してなされたもので、
印刷配線板のガイド溝を有するガイド板に信号伝達手段
を形成することにより、配線材のさばきを簡単にした印
刷配線板収納シャーシを提供するものである。

以下、この発明の一実施例を第２図を用いて説明する。

２０は印刷配線板で、ガイド板２１゜２２に形成された
ガイド溝２３．２３・・・に挿入されている。

この印刷配線板２０には、信号取出し用のコネクタ２４
が取着されている。

このコネクタ２４には、その両端にコネクタ２５．２６
を有するリード線２７の一方のコネクタ２５が結合され
ている。

捷た、このリード線２７の聞方のコネクタ２６は、前記
ガイド板の底板２２前面に設けられたコネクタ２゛８に
嵌合されている。

このコネクタ２８は、前記底板２２内に設けられた配線
を介して底板２２後面に取着されたコネクタ２９に接続
されている。

このコネクタ２８゜２９およびその間の配線により信号
伝達手段が形成されている。

この信号手段は、底板２２の隣接するガイド溝２３．２
３間にそれぞれ設けられており、ガイド溝２３，２３・
・・に挿入されるそれぞれの印刷配線板に対応して形成
されている。

この後面に設けられたコネクタ２９には、外部へ信号を
取出す為の信号線３０のコネクタ３１が嵌着されている
。

そして、印刷配線板２０の信号は、コネクタ２４．２５
、リード線２７、コネクタ２６、信号伝達手段すなわち
２８、配線およびコネクタ２９、コネクタ３１そしと信
号線３０を介して外部に取出される。

このように構成することにより、シャーシ前面がすっき
りし作業がしやすくなる。

また、印刷配線板２０に対応しておのおの信号伝達手段
を付加したので、リード線２７が交叉することがなくな
り、すっきりするばかりか印刷配線板２０の引出しも、
対応するリード線２７のみを取り外すだけで行なえ作業
性が向上する。

また、シャーシ全体を取り出す際も、従来のように配線
材がシャーシの引き出しのじゃ１になる構成を取らない
為きわめて簡単に行なえる。

次に、この発明の曲の一実施例を第３図および第４図を
参照して説明する。

この一実施例は、ガイド板の天板２１に信号伝達手段を
設けたもので、シャーシ後方で、印刷配線板２０に対し
て垂直となる面内に設置されたマザーボード３０の信号
線チェック用に供するものである。

すなわち、天板２１のシャーシ前方にチェック端子３２
．３２・・・、後方に接続端子３３゜３３・・・、そし
て天板２１内に設けられこれら端子間を接続する配線（
図示しない）とから信号伝達手段を構成し、この接続端
子３３．３３・・・にマザボート３０の信号線に接続さ
れたリード線３４を接続する。

このように構成することにより、従来シャーシを引き出
すかあるいはシャーシ後方から行なっていたチェックを
、何の前作業をすることなくシャーシ前面で簡単に行な
うことができる。

なむ、底板２２に印刷配線板２０の信号取出し用の信号
伝達手段を施し、天板２１にマザーボード３０のチェッ
ク用の信号伝達手段を施しても良い。

もちろん、逆に底板２２にチェック用、天板２１に信号
取出し用の信号伝達手段を設けても良い。

さらに、第５図に示すように、底板２２に形成されたガ
イド溝２３．２３・・・と平行な導入孔３５により信号
伝達手段を構成し、この孔３５内に例えばシートワイヤ
３６を挿入しシャーシ後方に導出するように構成しても
良い。

この発明は、以上のように構成したので、シャーシ前面
が非常にすっきりし、作業性を高める。

また、配線材が印刷配線板あるいはシャーシの弓き出し
の際にじゃ壕にならず、したかって保守点検か極めて容
易に行なえる。

また、ガイド板に信号伝達手段を施こしたのでスペース
ファクタが良くなるばかりか、熱放散が良好になる。

したがって、印刷配線板の部品などが熱により故障する
ことも少なくなる。

捷た、安全衛生上曖れた印刷配線板収納ンヤーシとなる
などの効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の印刷配線板シャーシの概略を示す斜視図
、第２図はこの発明の一実施例の一部を示す斜視図、第
３図および第４図はこの発明の曲の実施例の一部を示す
斜視図で、第３図はシャーシ後方から見た斜視図、第４
図は前方から見た斜視図、第５図はさらに曲の実施例の
一部を示す斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】１複数の印刷配線板を収納する印刷配線板収納シャー
シにおいて、夫々所定間隔で形成され前記印刷配線板の
挿脱を可能にする複数のガイド溝を対向配置した１対の
ガイド板の少なくとも一方に、そのガイド溝間でガイド
溝と平行に貫通して設けられた信号伝達手段を設けたこ
とを特徴とする印刷配線板収納シャーシ。２信号伝達手段が、ガイド板に埋設されかつガイド仮
両端部で外部に露出された配線材で形成されたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の印刷配線板収納シ
ャーン。３信号伝達手段が、ガイド板の両端に取着されたコネ
クタと、このコネクタ間に接続され前記ガイド板に埋設
された配線材とから構成されたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の印刷配線板収納シャーン。４信号伝達手段が、ガイド仮両端を貫通して形成され
た配線材挿入用の導入孔で構成されたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の印刷配線板収納シャーン。５信号伝達手段が、ガイド板に埋設され、シャーシ後
方で、収納される印刷配線板に対し垂直に配置された印
刷配線板と、シャーシ前方に位置するガイド板端部に設
けられたチェック端子との間に接続された配線材で構成
されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の印
刷配線板収納シャーシ。