JPS5835341Y2 - 選穀機における選別盤 - Google Patents

選穀機における選別盤

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JPS5835341Y2
JPS5835341Y2 JP13125880U JP13125880U JPS5835341Y2 JP S5835341 Y2 JPS5835341 Y2 JP S5835341Y2 JP 13125880 U JP13125880 U JP 13125880U JP 13125880 U JP13125880 U JP 13125880U JP S5835341 Y2 JPS5835341 Y2 JP S5835341Y2
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JP
Japan
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sorting
rice
plate
board
air
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Expired
Application number
JP13125880U
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English (en)
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JPS5755575U (ja
Inventor
洋右 松木
Original Assignee
株式会社 シノミヤ
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Publication date
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Priority to JP13125880U priority Critical patent/JPS5835341Y2/ja
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【考案の詳細な説明】 長方形の金属板を横断面波状に形成し、その各山形凸部
には同ブ方向に向う一側の斜面に数多の空気孔を穿って
なる選別盤を、機筺の上方開口部に縦方向に下方へ傾斜
するとともに横方向へも下方へ傾斜するよう斜め下方へ
勾配をもたせ、かつその空気孔を横方向の上方高所側へ
向わせて設置し、その選別盤の下方には空気断続供給装
置を設けた送風機を配置して選別盤の空気孔から空気を
断続的に噴出するようなし、籾摺機で脱秤して籾殻を風
選分離した脱秤米と籾との混合粒を上記選別盤上に供給
して脱秤された玄米と、玄米籾の混合米と籾とに分級し
て取出す選穀機においては、この選別盤の表面が全くな
めらかであると、籾、玄米混合米が選別盤の表面を早く
流れて玄米と混合米と籾との分級効果が低下する。
本考案はその選別盤を形成する金属板の表面の全面に金
属微粒子の層を形成して選別盤の表面を粗面となし玄米
と混合米と籾とを確実に選別分級なし得る選穀機におけ
る選別盤を提供するものである。
以下図面について本考案を説明する。
aは本考案の選穀機における選別盤を示すもので、選別
盤aは長方形の薄い金属板を横断面波状に形成し、その
各山形凸部には同一方向に向う一側の斜面に数多の空気
孔1を穿ちその金属板の表面の全面に金属微粒子の層2
を形成して選別盤aの表面を粗面としである。
選別盤aの表面の全面に金属微粒子の層を形成する手段
の一例としては、金属の微粒子を加熱溶融してそれを金
属板の表面の全面に噴射する方法が用いられる。
なお選別盤aを形成する長方形の金属板の上端縁および
両側端縁には立ち上がり壁3を形成しである。
上記の選別盤aを選穀機の機筺すの上方開口部に縦方向
に下方へ傾斜するとともに横方向へも下方へ傾斜するよ
う斜め下方へ勾配をもたせ、かつその空気孔1を横方向
の上方高所側へ向わせて配置し、選別盤aの縦方向に下
方へ傾斜した下端部を機筺すの開口より外方へ突出して
選別盤aを機筺すの上方開口部に固定保持し、選別盤a
の縦方向高所と横方向傾所との角隅部上には直角三角形
の遮閉板4を配置して選別盤aの立ち上がり壁3に固定
しである。
5は選別盤aの下方において機筺す内に形成した空気調
整室で上方を開放して底板を水平となし、内部には数多
の通気孔を穿った空気調整板6を適宜間隔に斜め後上方
へ向けて配列固定し、空゛気調整室5の後端部内の空気
調整板6は斜め前上方に向わせて配置しである。
7は空気調整室5の下方において機筺1内の底部に設置
した送風機でその吐出口8を前上方に向わせて形成し、
吐出口8の先端口を空気調整室5の底板の前部に形成し
た開口に連接し、吐出口4内には空気断続供給装置9(
バタフライ弁板)を設けである。
機筺すの後壁外に突出する選別盤aの下端には選別盤a
の横方向高所側から横方向低所側に向は籾を分離した仕
上米の取出口10と、仕上米に籾を混入している混合米
の取出口11と、籾の取出口12とを順次連接して設け
である。
Cは機筺すの上方すなわち選別板aの上方より機筺すの
前方および両側方にわたり機筺すとの間に空隙を形成し
て配置したカバーでその空隙により選別盤aの空気孔1
から噴出する排風排塵の集塵排風路dを形威し、機筺す
の前部下端には排塵筒13を有する排風機14を設けて
排風機14の風入口と集塵排風路dとを連通させである
カバーCの上面を形成するカバーCの土壁には選別盤a
の縦方向高所と横方向高所との角隅部と対向する位置に
開口を設け、その開口に囲壁15を上方へ突出させ設け
てその囲壁15内に穀粒の供給漏斗16を配置し、供給
漏斗16の下端出口を選別盤aの縦方向高所と横方向高
所との角隅部に臨ませである。
17はカバーCの後端に開閉自在に連結し選別盤aの縦
方向下端突出部および仕上米、混合米、籾のそれぞれの
取出口10,11.12を覆うようにしたケースである
次にその作用を説明する。
送風機7を駆動し空気断続供給装置9を作動すると空気
流が送風機の吐出口8から断続して空気調整室5内に入
りこの室で風量が調整され選別盤aの空気孔1から均一
な空気流が断続的に噴出する。
そこで籾摺機で脱秤され籾殻を風選分離した玄米に若干
籾が混入している穀粒(これを混合粒という)を穀粒の
供給漏斗16に投入してその下端出口から選別盤aの縦
方向高所と横方向高所との角隅部上に供給すると、混合
粒は選別盤aの波状凹凸面の凹みに受止められて滞留し
これと同時に空気孔1から断続的に噴出する空気流によ
り混合粒は浮上されるが、そのとき玄米(以下これを仕
上米という)より比重の軽い籾は仕上米より多くの浮力
を受けて仕上米より上方へ浮上する。
次の瞬間に選別盤aの空気孔1からの空気の供給が断た
れて空気孔1からの空気流の噴出が止むと、浮上してい
た仕上米および籾は一体となって選別盤a上に落下する
が、仕上米が先ず選別盤aの表面に落下し次いで仕上米
よりも上方へ浮上していた籾が仕上米よりなる下層部の
上部へ落下するようになり、その上部層にある仕上米と
籾との混合粒(以下これを混合米という)は選別板aの
勾配の作用を受けて選別盤aの横方向低所側へ少し移動
する。
すなわち選別盤aの下層部には仕上米が多く存在し上層
部には籾が多く存在するようになる。
上記のように選別用空気流の断続的供給によって選別盤
a上の穀粒の浮上と落下とによる選別作用が連続的に行
われることにより、仕上米は選別盤aの横方向高所側へ
籾は横方向低所側へそれぞ1れ集まろうとして移動し、
これらの中間部には仕上米に若干の籾が混入している混
合米が存在するようになり、これら仕上米の層、混合米
の層、籾の層はほぼ平均にならされて選別分級作用がほ
ぼ完了し、仕上米は仕上米取出口10から混合米は混合
米取出口11から籾は籾取出口12からそれぞれ取出さ
れる。
混合米が選別盤aの凹凸面と断続的に噴出する空気流と
により選別盤aの横方向高位置から横方向底位置の方へ
移動するとき、選別盤aを形成する波状の金属板の表面
が平滑面であると、混合米が流れるときに選別盤aの表
面を滑りすぎて米は断続空気流の作用を受けたとき低位
置の方へ移動しやすくなり上方にある籾も低位置に移動
し選別効率が低下することとなる。
本考案は長方形の金属板を横断面波状に形成してその各
山形凸部には同一方向に向う一側の斜面に数多の空気孔
1を穿ち、その金属板の表面の全面に金属微粒子の層2
を形威し、選別盤の表面を粗面となしたから、この選別
盤を機筺の上方開口部に縦方向に下方へ傾斜するととも
に横方向にも下方へ傾斜するよう斜め下方へ勾配をもた
せ、かつその空気孔を横方向の上方高所側へ向わせて設
置し、選別盤の下方より空気流を断続的に送って選別盤
の空気孔から空気を断続的に噴出し、選別盤の表面に籾
と玄米との混合粒を供給して仕上米と混合米と籾とに選
別分級するとき、選別盤aを形成する金属板の表面に微
粒子がざらつき状態にあるので混合米が選別盤の表面を
早く流れるのを防止し、選別盤上の混合米の層を選別に
必要な層に保持し、米を滞溜させ籾のみを高位置から低
位置の方へ移動し、混合米が選別盤上を流下するとき選
別が完了する前に選別盤から構成される装置れなく仕上
米と混合米と籾との選別分級が確実良好に行われ選別効
果を向上することができる。
なお選別盤aの縦方向高所と横方向低所との角隅部では
選別作用が行われないこととなるから、この部分を直角
三角形の遮閉板4で被覆し、この部分に未選別穀粒が入
ってきて選別穀粒に合流することがないようにしである
選別盤a上を流下する穀粒に混在する細塵は選別盤aの
空気孔1から噴出する空気流の作用により機筺すとその
周壁に設けたカバーCとの空隙により形成される集塵排
風路d内に送込まれ細塵と排風とは機筺すの前部下端に
設けた排風機14の風車室に吸引され排風筒13がら機
外に放出されるから機筺の周囲に細塵の飛散を防止して
選穀作業が衛生的に行われ選別穀粒に細塵の混入を防止
することができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の選穀機における選別盤の斜視図、第2
図は第1図A−A’線の拡大断面図、第3図は本考案の
選別盤を装備した選穀機の側面図、第4図は平面図、第
5図は後面図、第6図は第5図I−I線断面図、第7図
は第6図II −II線断面図、第8図は選別盤上で籾
と米とが分別される状態の説明図。 a・・・・・・選別盤、b・・・・・・選穀機の機筺、
C・・・・・・カバー、d・・・・・・集塵排風路、1
・・・・・・空気孔、2・・・・・・金属微粒子の層、
4・・・・・・遮閉板、5・・・・・・空気調整室、7
・・・・・・送風機、9・・・・・・空気断続供給装置
、10・・・・・・仕上米取出口、11・・・・・・混
合米取出口、12・・・・・・籾取出口、13・・・・
・・排塵筒、14・・・・・・排風機、16・・・・・
・供給漏斗。 第1図、第6図は金属微粒子の層2を仮線で示し、第7
図は金属微粒子の層2を省略しである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形の金属板を横断面波状に形成してその各山形凸部
    には同一方向に向う一側の斜面に数多の空気孔を穿ち、
    その金属板の表面の全面に金属微粒子の層を形成して選
    別盤の表面を粗面となしたことを特徴とする選穀機にお
    ける選別盤。
JP13125880U 1980-09-17 1980-09-17 選穀機における選別盤 Expired JPS5835341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13125880U JPS5835341Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 選穀機における選別盤

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JP13125880U JPS5835341Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 選穀機における選別盤

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Publication Number Publication Date
JPS5755575U JPS5755575U (ja) 1982-04-01
JPS5835341Y2 true JPS5835341Y2 (ja) 1983-08-09

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ID=29491557

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JP13125880U Expired JPS5835341Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 選穀機における選別盤

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JPH01150224U (ja) * 1988-04-11 1989-10-17

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JPS5755575U (ja) 1982-04-01

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