JPH0644599Y2 - ショットブラスト装置の簡易ショットセパレータ - Google Patents

ショットブラスト装置の簡易ショットセパレータ

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JPH0644599Y2
JPH0644599Y2 JP1989061391U JP6139189U JPH0644599Y2 JP H0644599 Y2 JPH0644599 Y2 JP H0644599Y2 JP 1989061391 U JP1989061391 U JP 1989061391U JP 6139189 U JP6139189 U JP 6139189U JP H0644599 Y2 JPH0644599 Y2 JP H0644599Y2
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JP
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shot
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chute
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山本  茂
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Sintokogio Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はショットブラスト装置におけるショットセパレ
ータに関し、特に、ショットとダストの分離をそれほど
厳格に要求されない性質の製品を研掃する場合に好適な
簡易ショットセパレータに関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題点) ショットブラスト装置において研掃材(ショット)を循
環使用する場合には、研掃効果を維持するため、研掃
後、ショットとダストとを分離し、ショットだけを投射
装置へ供給するのが望ましい。そのため、例えば、特公
昭53−18757号公報に開示されている如く、研掃後のシ
ョットとダストとの混合物をバケットエレベータで高所
へ持ち上げ、これをシュートを介してセパレータへ供給
し、ここで再使用可能なショットとその他の物(ダス
ト)とを分離するのが通例であるが、その結果、ショッ
トブラスト装置は、上記セパレータに連通接続する集塵
機も含めて、極めて大がかりなものになり、設置スペー
スや製作コストの点で問題視されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、ショットとダストの分離をそれほど厳格には要求さ
れない性質の製品を研掃する。ショットブラスト装置に
ついて、ショットセパレータを簡易なものにして設置ス
ペースや製作コストを低減すると共に、当該製品の研掃
に必要な研掃効果を確保することを目的としている。
本考案は上記の目的を達成するため、バケットエレベー
タの投出しシュート内に簡易なショットセパレータを設
けることを要旨としている。
すなわち本考案は、第1に、バケットエレベータの投出
しシュートの天井面に吸気口を設け、該投出しシュート
内のショット受け口に対向する一角に垂直隔壁と底部隔
壁とによって気密に区画された排気空間を設け、前記垂
直隔壁の下部に前記排気空間に連通する通気口を設け、
前記排気空間を外部の集じん装置と連通接続し、前記垂
直隔壁外面における前記通気口の上方位置にショット受
け箱を取り付け、該ショット受け箱の底板と上記垂直隔
壁との交差部にスリットを設け、前記投出しシュートの
下部にショットが通過可能な網目を有するスクリーンに
よって区画されたショット溜りを設け、該ショット溜り
を外部の投射装置と連通接続して成ることを特徴として
いる。
本考案は、第2に、前記ショット受け箱の底板及び前記
通気口の横幅が前記垂直隔壁のそれよりも所定寸法狭く
されており、該垂直隔壁の対向する側板が上方へ向って
開き勾配にされていると共にその上縁が他の側板のそれ
よりも高くされており、前記スリットの横幅が前記通気
口のそれよりも若干広くされていることを特徴としてい
る。
(考案の構成) 以下、本考案の構成を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はショットブラ
スト装置におけるバケットエレベータの頂部を示す縦断
図、第2図は第1図のA−A線における断面図である。
図において、(1)はバケットエレベータ(2)の頂部
に隣接して配設された投出しシュートであり、該投出し
シュート(1)のショット受け口と上記バケットエレベ
ータ(2)のショット吐出口とは連通している。上記投
出しシュート(1)内のショット受け口に対向する一角
には、垂直隔壁(3)と、投出しシュート(1)内方へ
向って下降傾斜する底部隔壁(4)とによって気密に区
画された排気空間(5)がもうけられており、該排気空
間(5)はダクト(6)を介して図示しない集じん装置
に連通接続している。なお(7)は風量調節ダンパであ
る。上記垂直隔壁(3)の下端部には通気口(8)が貫
通穿設されており、該通気口(8)の横幅は、第2図に
示す如く上記垂直隔壁(3)のそれよりも所定寸法狭く
されている。
上記垂直隔壁(3)の下部外面には、横幅が該垂直隔壁
(3)のそれよりも所定寸法狭い底板(9)を有するシ
ョット受け箱(11)が、該底板(9)を前記通気口
(8)のほぼ上端レベルに位置させて取り付けられてい
る。該ショット受け箱(11)の底板(9)と上記垂直隔
壁(3)との交差部にはスリット(12)が設けられてお
り、該スリット(12)の横幅は上記通気口(8)のそれ
よりも若干広くされている。上記ショット受け箱(11)
における垂直隔壁(3)に対向する側板(13)は上方へ
向って開き勾配にされている。(なお、説明の便宜上、
該側板(13)を傾斜側板と言う)また第1図の前後方向
の側板(14)(14)の上縁は上記傾斜側板(13)のそれ
よりも所定寸法低くされている。(なお、説明の便宜
上、該側板(14)(14)を垂直側板と言う) 前記投出しシュート(1)の天井面には、バケットエレ
ベータ(2)の幅寸法とほぼ同じ長さの横幅を有する吸
気口(15)がその長手方向を第1図の前後方向にして貫
通穿設されている。また上記投出しシュート(1)の下
部には、ショットが通過可能な網目を有するスクリーン
(16)によって画成されたショット溜り(17)が設けら
れており、該ショット溜り(17)は導管(18)を介して
図示しない投射装置と連通接続している。
(作用) 上記のように構成されたものにおいて、図示しない集じ
ん装置を作動して投出しシュート(1)内を吸引し、以
て第1図の矢印(B)で示す如く、外気が投出しシュー
ト(1)天井面の吸気口(15)、ショット受け箱(11)
のおける傾斜側板(13)の背面空間、垂直隔壁(3)の
通気口(8)、排気空間(5)及びダクト(6)を経て
上記集じん装置へ流れるようにする。このような状態で
研掃後のショットとダクトとの混合物をバケットエレベ
ータ(2)上部へ持ち上げ、ショット吐出口から投出し
シュート(1)内へ投入すると、大半の混合物はショッ
ト受け箱(11)によって受け止められ、一部が投出しシ
ュート(1)の下部のスクリーン(16)上に落下する。
上記混合物がバケットエレベータ(2)から投出されて
ショット受け箱(11)により受け取られる途中で、上記
吸気口(15)から流入する外気と交差し、この時、混合
物中のダストの一部が分離され、投出しシュート(1)
内を流れる気流に乗って集じん装置へ吸引される。
上記ショット受け箱(11)によって受け取られた混合物
は、底部のスリット(12)から均一な層を成して落下す
るが、この時通気口(8)を通って排気空間(5)へ流
入する気流と交差し、これにより混合物中のショットの
微粉や比重の軽いダストが分離され、排気空間(5)及
びダクト(6)を経て集じん装置へ吸引され、一方ショ
ット及び比重の重いダストは投出しシュート(1)下部
のスクリーン(16)上に落下する。そして該落下物中、
ショット及び重いダストだけがスクリーン(16)を通過
してショット溜り(17)へ収納されると共に、導管(1
8)を介して図示しない投射装置へ供給される。
ところで、ショット受け箱(11)がバケットエレベータ
(2)から受け取る混合物の量が該ショット受け箱(1
1)底部のスリット(12)から落下する量よりも多い場
合は、ショット受け箱(11)内に混合物が堆積し、やが
てオーバフローするが、その際、混合物はショット受け
箱(11)の垂直側板(14)(14)側から落下し、傾斜側
板(13)側から落下することはない。従って投出しシュ
ート(1)内の気流が傾斜側板(13)の背面空間部で落
下混合物にさえぎられることはない。更に上記ショット
受け箱(11)底部のスリット(12)の横幅は上記通気口
(8)のそれよりも若干広いため、該通気口(8)は上
記スリット(12)を層状を成して落下する混合物により
完全に遮断される形になる。このため該通気口(8)を
通過する気流は落下混合物の両端をすり抜けることなく
これに均等に作用し、効果的な分離を行なう。
なお、混合物がバケットエレベータ(2)から投出しシ
ュート(1)へ投出される時、上記の通りその一部がシ
ョット受け箱(11)をそれて投出しシュート(1)下部
のスクリーン(16)上に直接落下する。またショット受
け箱(11)に受け取られた混合物の一部も、該受け箱
(11)の垂直側板(14)(14)をオーバフローして上記
スクリーン(16)上へ落下することは上記の通りであ
る。これらの混合物は上記スリット(12)を通らず、従
って気流による分離作用を受けないから、結果としてシ
ョットよりも比重が軽くかつショットと同程度又はそれ
以下の粒度のダストが若干量スクリーン(16)を通過
し、ショット溜り(17)内の分離済みショットに混入す
ることになる。
(考案の効果) 上記のような本考案によれば、研掃後のショットとダス
トとの混合物は、バケットエレベータの投出しシュート
内に設けられたセパレータによって分離されるため、セ
パレータを別途設ける必要がない。
また上記投出しシュート内のセパレータは簡易なもので
あり、混合物の全量を処理するものではないから、分離
に要する風量が少しで済み、大型の集じん装置を設ける
必要がない。これらのことからショットブラスト装置の
規模がコンパクトになり、設置スペースの縮小、製作コ
ストの低減等のメリットが得られる。
また本考案では、ショット受け箱からオーバフローする
ショットとダストとの混合物が投出しシュート内の気流
をさえぎらないようされている。また、該気流が通気口
を通過する時、スリットを落下する混合物に均等に作用
するようにされている。これらのことから当該製品の研
掃に必要な研掃効果が確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はショットブラ
スト装置におけるバケットエレベータの頂部を示す縦断
図、第2図は第1図のA−A線における断面図である。 (1):投出しシュート (2):バケットエレベータ (3):垂直隔壁、(4):底部隔壁 (5):排気空間 (8):通気口、(9):底板 (11):ショット受け箱 (12):スリット、(13):傾斜側板 (14)(14):垂直側板 (16):スクリーン、(17):ショット溜り

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットエレベータ(2)の投出しシュー
    ト(1)の天井面に吸気口(15)を設け、該投出しシュ
    ート(1)内のショット受け口に対向する一角に垂直隔
    壁(3)と底部隔壁(4)とによって気密に区画された
    排気空間(5)を設け、前記垂直隔壁(3)の下部に前
    記排気空間(5)に連通する通気口(8)を設け、前記
    排気空間(5)を外部の集じん装置と連通接続し、前記
    垂直隔壁(3)外面における前記通気口(8)の上方位
    置にショット受け箱(11)を取り付け、該ショット受け
    箱(11)の底板(9)と上記垂直隔壁(3)との交差部
    にスリット(12)を設け、前記投出しシュート(1)の
    下部にショットが通過可能な網目を有するスクリーン
    (16)によって区画されたショット溜り(17)を設け、
    該ショット溜り(17)を外部の投射装置と連通接続して
    成るショットブラスト装置の簡易ショットセパレータ。
  2. 【請求項2】前記ショット受け箱(11)の底板(9)及
    び前記通気口(8)の横幅が前記垂直隔壁(3)のそれ
    よりも所定寸法狭くされており、該垂直隔壁(3)の対
    向する側板(13)が上方へ向って開き勾配にされている
    と共にその上縁が他の側板(14)(14)のそれよりも高
    くされており、前記スリット(12)の横幅が前記通気口
    (8)のそれよりも若干広くされていることを特徴とす
    る請求項1記載のショットブラスト装置の簡易ショット
    セパレータ。
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