JPS5834584B2 - アミキノセンシンホウホウ - Google Patents

アミキノセンシンホウホウ

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JPS5834584B2
JPS5834584B2 JP50061480A JP6148075A JPS5834584B2 JP S5834584 B2 JPS5834584 B2 JP S5834584B2 JP 50061480 A JP50061480 A JP 50061480A JP 6148075 A JP6148075 A JP 6148075A JP S5834584 B2 JPS5834584 B2 JP S5834584B2
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knitting
pattern
carriage
scanning
signal
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良一 河岡
重雄 神蔵
秀昭 板垣
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Silver Seiko Ltd
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Silver Seiko Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は横編機、さらに詳しくは、記録媒体上に記録し
である模様の型(いわゆる編成模様信号)を読取って、
その型に応じて選針を行う横編機に関する。
従来、この種の横編機としては、編成しようとする模様
の型をカードに多段に穿孔配列記録しておいて、その1
段毎の穿孔の有無を機械的に検知して一群の編針選別信
号として機械式記録装置に機械的に記憶しておき、その
機械的記憶体系に応じて編針をキャリジの走行に関連し
てブロック選別作動するものがよく知られている。
しかしながら、この場合、編成しようとする模様の型を
任意に創作したいときには、カードに孔を、1個づつし
かもある決った座標位置に規則正しく穿設しなげればな
らず、換言すれば編成しようとする1つの単位模様を表
わす型を、要素(模様の最小構成単位で上記の孔に相当
)に予め細分してその要素f固々を規則正しく配列記録
しなげればならず、さらに云い換れば一様の単位模様を
表わす型を編針1本づつに合せて予めデジタル的に記録
しておかなければならず、その記録作業が面倒であると
ともにそれに特別の注意を要する。
また、単位模様編成に関与する1群の編針数、すなわち
選針単位数が例えば24選針というある1つの数に限ら
れており、単位模様の大きさを任意変えることができな
い。
しかして、本発明は、単位模様を表わす型を型巣に細分
してデジタル的に記録しておかなくとも、あたかも絵を
画くようにベタにアナログ的に記録しておくだけであっ
ても、かように記録した型をその読取り後の処理過程に
おいて編針1本づつと対応したデジタル的な信号に分割
でき、それによって単位模様を表わす型の記録が簡便に
なるとともに、その単位模様編成に関与する1群の編針
数をごく簡単に変更でき、もって希望する態様、大きさ
の模様を自由に編成できる新規な横編機を提案したもの
で、以下にはそれを手編機に適用した図示の実施例によ
り詳細に説明する。
まず、本発明を適用した手編機の全体の概略について、
その平面を表わす第1図を参照に説明すると、針床Xを
もつ編機本体Xには、編成パターン記録媒体、すなわち
編成パターンを画いた編成パターン記録カード1を装填
できしかもそれに記録の編成パターンを光学的に走査す
るための走査部材2を装備した走査装置Aと、その走査
装置Aのほかに後述する各種の機構を操作するのに使用
する操作手段類を操作盤3上に設けるとともに後述する
各種の電気、電子回路類を内設した制御ボックスBと、
針床Xの長さ方向に移動できその長さ方向の所望位置に
設定しておくことにより選針実施範囲を区画できる左右
のカーソル41,4rとを、針床Xの後方において設置
してあり、またキャリジYには、上記編成パターンを走
査することによりえられた電気信号に応じて、針床Xに
列装の編針(第1図では図示せず)を、電磁力を利用し
ていずれか一方が前後に有効選別作動する左右1対の選
針部材CI、Cr を、左右所定長さ離して配置しであ
る。
そして、走査部材2は、キャリジYの走行に追従して左
右に走行できるものであるが、左右所定制限範囲内でし
か走行できないようになっていて、キャリジYの上記左
右所定匍飯範囲に相当する長さの走行中においてカード
1に記録の編成パターンを横−直線に走査し、それに応
じた電気信号を出力するようになっており、またその電
気信号の事後の処理は電子的構成で行われるようになっ
ており、さらに上記1対の選針部材CI、Cr の電気
的構成部分への給電は、キャリジYの背面に装備した左
右に長い集電アツセンブIJ Dを介して編機本体X側
より有効選別作用する一方(本実施例ではキャリジYの
進行方向に向って前後のもの)について行われ、上記カ
ーソル41,4rの間隔範囲内の編針だけが選別作用(
この範囲内のものでも選別作用を全く受けない休止位置
にあるものは除く)を受けるようになっている。
では、まず上記走査装置Aよりその具体的構成について
第2〜4図を参照に説明する。
前記編成パターン記録カード1をU字状に折り曲げた状
態で支持ししかもそれを段送りするためのカード送りロ
ーラ5は、前記針床Xに対し平行にしてフレーム6に回
転自在に横架されている。
このローラ5の下方において、前後2本のガイドバーT
I、72が、平行にして同じくフレーム6に水平に横架
され、それらに前記走査部材2が装架されていて、それ
に沿って左右に摺動できるようになっている。
すなわち、第4図に示すように、走査部材2は、その走
行台80前後2個所に設けた横貫通孔91゜92をガイ
ドバー7、 、72に摺動自在に嵌合させている。
そして、走査部材2は、先端(上端)に図示しない光電
検知機構、すなわち発光素子とこれからの光であって前
記カード1面を反射した反射光を受光して電気信号に変
える受光素子とを備えたパイプ状の走査子10を立設し
ていて、その走査子10がカード1を横−直線に走査す
るようになっている。
ここでカード1について説明しておくと、それはその左
右のパーホレーション1′の間の白色表面に、編成パタ
ーン記入欄11.と左右のファンクションマーク記入欄
11□、113とを、上記走査子10に備えた上記発光
素子の発光色と同色で上記受光素子が弁別しない色(た
とえば上記発光素子として赤色発光ダイオードを使用し
た場合には赤色)の方眼区画線によりつくっである。
上記編成パターン記入欄111 は、上記方眼区画線の
うち縦線が編み目相互の区分線を、また横線が編成段相
互の区分線となっていて、その欄外の要所に、上記編み
目を表わす数字および編成段数を表わす数字を、方眼区
画線と同じ色で表示しである。
さらに詳しくいえば、編成パターン記入欄111は、1
つの最小区画が1つの編み目と対応し、その横の配列が
編針1本づつと対応し、その縦の配列が編成段と対応し
ているもので、横列n個の編み目を1グル一プ単位とす
る単位模様を編成するに当っては、左はじの縦線と、そ
れより右にn本だけ離れた縦線とを境界線とみなして、
その間において編成しようとする単位模様に応じた絵(
編成パターン)を、適宜な筆記具を使ってたとえば図示
のように黒色でベタに描出しておくものである。
たとえば、24本の編針を1グル一プ単位として選針す
ることにより横列24個の編み目による単位模様を編成
するに当っては、左はじの縦線とそれより24本目の縦
線との範囲内において絵を描出しておくものである。
この際、その絵の輪郭さえ上記範囲内にあれば、その内
部は上記最小区画を1つづつ塗りつぶすようなことをし
ないで、ベタに塗りつぶしてしまってもよい。
それはその読取りが最小区画1個ごとにサンプリングし
て行われるからで、これについてはのちほど詳述する。
左右のファンクションマーク記入欄112,113は、
所要のファンクション動作を行おうとするときに、その
適宜な最小区画を塗りつぶしておくものである。
たとえば、カード1があるところまで送られたとき(カ
ード1はこのあと説明するように走査部材201行程走
査終了ごとに自動的に1ピツチづつ移送されるようにな
っている)、それ以後の走査によっては実質的に選針が
行われないようにするとか、そこより自動的にカード1
を逆送するとか、適宜な報知器を作動させる場合などに
、そのための信号源すなわちファンクションマークとし
て最小区画を塗りつぶす(たとえば黒く)ものである。
上記のように、カード1の編成パターン記入欄111
には、編成しようとする単位模様を表わす編成パターン
なベタに画いておくものであり、これを前記走査部材2
は、最小区画の横列1段ごとに横−直線に走査するもの
であって、それよりの電気信号は第11図■に示すよう
に、最小区画の横列1段における編成パターンの態様、
すなわち編成パターンの1走査態様に応じた方形波とな
るものであり、これだけであると走査してえられた電気
信号は、選針しようとする編針と1対lの関係で対応し
ていなく、またファンクションマーク記入欄11□、1
13に記入したファンクションマークも、上記編成パタ
ーンと同じく上記走査部材2により読取られ、その場合
と同じ電気系統において電気信号となるものであるが、
それら2様の電気信号は、以下に述べるサンプリングパ
ルス発生機構より走査部材2の走査に関連してえられる
サンプリングパルスによって、前者が編針と1対1の関
係で対応したデジタル電気信号に変換され、また後者は
前者とは分けられて取り出されるもので、次にはそのサ
ンプリングパルス発生機構について説明する。
走査部材20走行台8には、横貫通孔9..92間にお
いて扁平な貫通口12が形成してあり、この貫通口12
に、ガイドバー71,72間において前記フレーム6に
水平に横架したパルス板13を貫通させである。
パルス板13は、第3図に示すように、その後側縁に、
前記編成パターンのサンプリングのための溝14、・・
・・・・・・・を、カード1の編成パターン記入欄11
.の最小区画の横配列に1個づつを対応させて列設して
いるとともに、前側縁に、前記ファンクションマークの
サンプリングのための溝14□、143・・・・・・・
・・を、ファンクションマーク記入欄112,113の
最小区画の横配列に1個づつを対応させて設けている。
そして、走査部材20走行台8には、その走行に関連し
て上記パルス板13の後側の溝141°・・・−・・・
・を光学的に読取って前記編成パターンのサンプリング
のためのサンプリングパルスを発生するサンプリングパ
ルス発生器a、と、前側の溝142゜143・・・・−
・・・・を同じ(光学的に読取って前記ファンクション
マークのサンプリングのためのサンプリングパルスを発
生するサンプリングパルス発生器a2 とを装備しであ
る(第2図)。
すなわち、パルス板13を貫通している貫通口12を挾
んでその上下において、後側の溝141・・・・・・・
・・と前側の溝142,143・−・−・・・・とにそ
れぞれ対応する位置に、発光素子15..15□と受光
素子16. 、162とを、それぞれ相対向させて孔の
なかに配置しである。
しかして、サンプリングパルス発生器a1(くわしくは
それを構成する受光素子16、)は、走査部材2の走査
に関連して第11図Hに示すように、走査部材2がカー
ド1の編成パターン記入欄111 における1最小区画
を走査するごとに、1パルスを出力することになり、ま
たサンプリングパルス発生器a2は、走査部材2がファ
ンクションマーク記入欄112,113における1最小
区画を走査するごとに1パルスを出力することになる。
カード1の1ピツチづつの自動的移送は次のようにして
行われる。
前記フレーム6の左右両側にリミットスイッチ17L1
7rを設けてあって、走査部材2の走行台8の左側の押
圧板181が左側のリミットスイッチ171を作動させ
たときと、右側の押圧板18rが右側のリミットスイッ
チ17rを作動させたときとに、前記制御ボックスB内
に装置した図示しない電磁石装置が動作し、それが前記
カード送りローラ5を1ピツチだけ回転させるようにな
っている。
また、走行台8には前側(キャリジY側)に向って磁性
材製の連係片19を突設してあり、その連係片19の前
端頭部は、編機本体Xの針床Xの後方にそのほぼ全長に
わたって立設した配電壁20の横長案内溝20′に、左
右摺動自在に嵌っていて、その前端頭部の前面は、配電
壁20の前面に露呈している。
一方、キャリジYには、その後側面に付設した非磁性材
製の横長のケーシング21の中央において連係片19と
同高位置に、磁石片22を、その上下両面に磁性板23
0,232を吸着させて設置しである。
しかして、キャリジYの走行中においてキャリジY側の
磁性板231,232が連係片19に対向してこれを吸
着させたときより、走査部材2は、キャリジYと一体的
に走行するものであるが、その一体的走行は、連係片1
9が案内溝2σの左端あるいは右端に達してそれと磁性
板23□、232との吸着がはずれることにより終了し
、それ以上は走行しないことになる。
すなわち、走査部材2は、案内溝20′の長さ範囲内に
かぎりキャリジYと一体的に左あるいは右へ走行するも
のであり、その範囲外におけるキャリジYの走行とは無
関係である。
走査装置Aは上述のごとき構成であって、キャリジYの
案内溝2σの範囲内における走行によって走査部材2が
カード1を走査し、そのカード1上の編成パターンは、
サンプリングパルス発生器a1 よりのサンプリング
パルスによるサンプリングによって第11図■に示すよ
うに、編成パターン記入欄11.01最小区画を1ピツ
トに対応させたデジタル電気信号として読取られるもの
であるが、そのデジタル電気信号は、走査部材2の左行
による走査の場合と右行による走査の場合とで別々に記
憶装置MEM (第10図のブロックダイヤグラム、詳
しくは後述する)に記憶されるようになっており、その
記憶されたデジタル電気信号は、キャリジYの反転によ
る次の右行あるいは左行操作の際に、前記1対の選針部
材CI 。
Crのうち有効選別作用する一方が編針1本づつと対応
するごとに、すなわちキャリジYの走行タイミングに従
って順次1ビツトづつ読出され、そのビット内容(lあ
るいはO)に応じて上記有効選別作用する一方の選針部
材CIあるいはCrを制御するようになっているもので
、次にはかかる構成部分について説明する。
まず、キャリジYの走行にともないその走行タイミング
にしたがってタイミングパルス、すなわち上記記憶装置
MEMに記憶のデジタル電気信号を読出すためのタイミ
ングパルスを得るタイミングパルス発生機構より第4〜
7図を参照して説明する。
前出の集電アッセンブリDは、導電体であるとともに磁
性体でもある上下2枚の横長の金属板24、.24□に
よって、磁石片25・・・・・・・・・と非磁性片26
・−・・・・・・・とを挾持するとともに、その金属板
248,242の間であって磁石片25・・・−・・・
・・排磁性片26・−・・−・・・・の背面全長にわた
って反射板21を固着して全体的に1つの細長い単体と
したもので、キャリジYに付設した前記ケーシング21
の横長の鞘状部21′に左右所定範囲内において摺動自
在となるように嵌装してあり、その背面(第7図)は鞘
状部21′の背面開口より露出している。
上記反射板27の露出面(背面)は光反射面となってい
るものであるが、そのほぼ全長に、非反射面を形成する
多数の方形な孔27′−・・・・・・・を、針床Xに列
装の編針28・・・・・・・・・のピッチと同じ間隔に
して列設しである。
一方、前記配電壁20には、その前面において上記反射
板27を照射しそれよりの反射光を検知することによっ
て、キャリジYの走行タイミングにしたがったタイミン
グパルスを5るタイミングパルス発生器(すなわち発光
素子と受光素子との組合せ)29・・・・・・・・・を
、反射板27の長さより少しく短かい間隔で複数個固定
配置しである。
したがって、複数のタイミングパルス発生器29・・・
・・・・・・のうちの少なくとも1個は、必ず反射板2
7と対向しているもので、キャリジYを走行させると、
それにともなって反射板21が移動することにより、そ
れに対向しているタイミングパルス発生器29・・・・
−・・・・より第11図Vに示すように、キャリジYが
編針1ピッチ分移動するごとにタイミングパルスが出力
されること明らかである。
このようにしてキャリジYの所定長さ走行ごとに順次交
代しながらタイミングパルスを発生する複数のタイミン
グパルス発生器29・・・・・・−・・は、1つの出力
系に接続されており、この出力系よりは、キャリジYが
針床Xにおけるいずれの位置にあっても、あたかも1つ
のタイミングパルス発生器よりタイミングパルスが、供
給されるかのごとく連続してタイミングパルスが出力さ
れるものである。
したがって、前出の記憶装置MEMに記憶のデジタル電
気信号は、キャリジYがいずれの位置にあってもその走
行タイミングに合せて読出すことができる訳であるが、
その記憶装置においては、前述のように走査部材2のキ
ャリジYにともなう左行走査における場合と右行走査に
おける場合とでデジタル電気信号は別々に記憶されるよ
うになっているから、その読出しをキャリジYの走行方
向にしたがって行わなければならない。
そこで次には、その記憶装置■Mへの上記デジタル電気
信号の記憶とそれの読出しとを、キャリジYの走行方向
にしたがって実施すべく、キャリジYの走行方向を検知
するキャリジ走行方向検知機構について説明する。
前述のように、集電アッセンブリDの上下2枚の金属板
243,242は磁力を帯びているもので、それらの後
端複数個所の突出部分24’、、24’2は、前記配電
壁20の前面全長に電気絶縁材を介して付着した導電体
であってかつ磁性体でもある横長の導電板30と常時吸
着している。
そして前述のように、集電アッセンブリDは、ケーシン
グ21の鞘状部21′に所定範囲内での摺動の自在が許
容されて嵌装されていることと相俟ち、キャリジYを左
行させたときは前記ケーシング21に対する右側摺動限
界位置まで摺動させられたあとにおいてキャリジYとと
もに移動し、またキャリジYを右行させたときは上記と
は逆に左側摺動限界位置まで摺動させられたあとにおい
てそれとともに移動することになる。
すなわち、集電アッセンブリDはキャリジYの走行反転
にともなってケーシング21に対し左右に転換動作する
ことになる。
そして、との集電アッセンブリDには第7図(背面図)
に詳しく示すように、その左端部上面において胸311
を固着してあり、またケーシング21には、胸311を
受入している空処321の内側において、弾発力を有す
るスイッチ片33と端子34を設げてあって、キャリジ
Yの左行の際には、集電アッセンブリDが右側に偏倚し
ている故に、胸311はスイッチ片33より離隔してそ
のスイッチ片33は端子34より離れ、電気不導通状態
となるが、キャリジYの右行の際には、集電アッセンブ
リDが左側に偏倚する故に、スイッチ片33は胸311
に押されて端子34に接触し、電気導通状態になるよう
になっている。
したがって、スイッチ片33と端子34とは一種のリミ
ットスイッチ、したがってまたキャリジ走行方向検知手
段dを構成していることになり、それは第5図に示すよ
うに、ケーシング21の背面右側に設けた接触片35と
リード手段36により電気接続され、その接触片35が
、前記配電壁20の前面はぼ全長に付設した導電板37
(第2゜4図参照)に常時接触していることにより、キ
ャリジ走行方向検知手段dは、編機本体X側の前記制御
ボックスBに納めである所要の電気、電子回路素子に電
気接続され、第11図■に示すように、キャリジYの走
行反転によってrHJからrLJあるいはその逆へと反
転する2値電気信号を出力するようになっている。
かくして、この2値電気信号によって前出の記憶装置M
EMは制御され、それへのデジタル電気信号の記憶およ
びその読出しは、キャリジYの走行方向にしたがって行
われるものであるが、その読出したデジタル電気信号は
、前記1対の選針部材CI、Cr のうちの有効選別作
用する一方に供給する必要がある。
そこで次には、上記読出したデジタル電気信号を、キャ
リジYの走行方向にしたがって選針部材CI 、Cr
に切換え供給するスイッチ機構について第5〜7図を参
照して説明する。
前述のように集電アッセンブリDの上下2枚の金属板2
4..242は導電体であるとともに磁性体でもあり、
それは同じく導電体であるとともに磁性体でもある編機
本体X側の前記導電板30と常時接触しているもので、
いわば編機本体X側より給電できるようになっている。
これら2枚の金属板24..242には、その左右2
(rE!i所において左右所定長さの上下に貫通する切
欠き孔241.24rがあり、そのそれぞれに、ケーシ
ング21に埋設の導電片38L38rが貫通している。
そして、キャリジYが左行のときは集電アッセンブリD
が右側に偏倚することにより、右側の導電片38rが、
右側の切欠き孔24rの左側縁と係接してそれだけが編
機本体X側の導電板30と電気接続状態となり、またキ
ャリジYが右行のときは上記とは逆に左側の導電片38
1だけが上記導電板30と電気接続状態となるようにし
である。
そして第5図に示すように、右側の導電片38rはリー
ド手段39により左側の選針部材CIの電磁石40に電
気接続してあり、また左側の導電片381はリード手段
41により右側の選針部材Crの電磁石40に電気接続
しである。
しかして、編機本体X側よりの前記デジタル電気信号は
、キャリジYが左行のときは、右側の導電片38rを通
じて左側の選針部材CIの電磁石40に供給され、また
右行のときは左側の導電片381を通じて右側の電磁石
40に供給されるもので、導電片38L38rと切欠き
孔241゜24rとは、いわば上記デジタル電気信号の
供給を切換える左右のスイッチ手段El、Er を構成
しているといえる。
次には、左右の選針部材CI、Cr について第4.5
,6,8.9図を参照に説明すると、両者は構成部品の
配置が左右対称の関係になっているが、実質的には同じ
構造である。
前出の電磁石40は、キャリジ台板41上に架設してあ
って、その上下の磁極板42..422には、それぞれ
磁性材で一体成型した導磁体43゜440水平部43a
、44aをそれぞれ上下より接合させてあり、両導磁体
43,44には、電磁石40の励磁によって互いに異な
る磁極が励起されるようにしである。
一方、キャリジ台板41の下面には、非磁性材製のバッ
ト案内体45を固着しである。
このバット案内体45は、その下面に左右に長いバット
通路45aを形成しており、そのバット通路45aに、
選針受容位置に設定した編針28のバット28′をサイ
ドカム46を通じ受入できるようになっている。
このバット通路45aの前後中はバット28′のそれと
ほぼ同じであり、またその上壁面は、第8図に示すよう
にキャリジYよりみて外側の外側半部45bが内側に向
って下降するテーパー面で、内側半部45cがバット2
8′の定常高さく第4図実線)より少しく低い水平面と
なっている。
したがって、このバット通路45aを通過する過程にお
いては、バット28′は、外側半部45bの途中より板
ばね47(第4図)に抗して徐々に押し下げられ、内側
半部45cにおいてそれに圧接し、バット通路45aに
ぴったりと嵌った状態でそれを通過し、そのあと上記板
ばね47の作用によって再び定常高さに復帰することに
なる。
かかる構造のバット案内体45に対し、前記−玄の導磁
体43は、その垂下部43bより続いてキャリジ台板4
1の下側において左右に延びる垂直延長部43Cの外側
下端部43dを、バット案内体45の肉厚中に埋入させ
て、その外側下端部43dの平らな下端面を、バット通
路45aの上壁面の内側半部と面一にしてそのバット通
路45a内はぼ中央に臨ませている。
さらに、この導磁体43は、その垂直延長部43Cの一
部分であって上記外側下端部43dに続いて内側に延び
る中央下端部43eの下端縁が、内側に向かい徐徐に下
降傾斜しているとともに、その下端縁の前側は、第9図
(第8図の0−0線断面)に示すように面取り43’e
してある。
また、他方の導磁体44は、その水平部44aの前端よ
り垂下して左右に延びる垂直部の外側半部44bと内側
半部44’cとの間に切込み44dを設けてあって、前
記電磁石40よりの磁気は外側半部44bには作用する
が、内側半部44eにはほとんど作用しないようになっ
ている。
そしてこの導磁体44は、その垂直部を、上記バット通
路45aの内端より内側に向って後方に傾斜するバット
案内体45の後壁面に沿わせて垂下位置させており、そ
の上記磁気を導く外側半部44bは、編針280列装ピ
ンチとほぼ同じ左右中t(第8図)で、上記一方の導磁
体43の外側下端部43bの後方に位置し、それの下端
縁高さよりさらに低い位置まで垂下していて、その外端
部分前面をバット通路45aの後壁面に臨ませている。
しかして、バット通路45aにバット28′を嵌入させ
た編針28の選別は次のようにして行われる。
バット通路45aに入ったバット28′は、キャリジY
の走行にともない前後の動きを拘束された状態で徐々に
押し下げられ、一方の導磁体43の外側下端部43dの
下端面に頭端な圧接するとともに、前記を巾通過中だけ
他方の導磁体44の外側半部44bの前面に後側面を圧
接させる。
このt山中、すなわちキャリジYの編針1ピッチ分走行
中において電磁石40が励磁状態であれば、たとえば導
磁体43がS極、導磁体44がN極の互いに異なる磁極
を励起されるにより、その両導磁体の間にバット28′
を介して一種の磁路が形成され、導磁体43の外側下端
部43dは真直ぐであるが導磁体44の外側半部44b
が後方に傾斜している故に、バット28′はその外側半
部44bに沿って後方へ僅かに偏倚することになる。
この後方へ偏倚したバット28′は、第9図に詳しく示
すように、導磁体44の内側半部44c(上記電磁石4
0の作用をうけない)の立上り部44eと導磁体44の
立上り部43fとの間に磁石片48を配設しであること
により、上記内側半部44C側に吸引され(第9図点線
位置)、さらに後方へと偏倚して導磁体43の下降傾斜
している中央下端部43eの後側において定常高さまで
立上り、さらに進んで、ばね49の作用により閉じてい
る開閉片50を押し開き、キャリジYの裏面に配置のカ
ム群による後方案内通路を通るようになっている。
一方、電磁石40が非励磁状態のときは、バット28′
は、導磁体44の内側半部44bに吸引されないことに
より真直ぐ進み、導磁体43の下端縁の面取り43eに
案内されてその導磁体43の前側へと偏倚しく第9図鎖
線位置)、さらに進んで上記励磁の場合とは違う前方案
内通路を通るようになっている。
なお、導磁体43の垂下部43bには、補償用磁石片5
1を、その磁極が上記電磁石40による磁極を打ち消す
方向の向きになるようにして付設してあって、これによ
って電磁石40および両導磁体43,44に、電磁石4
0の励磁後の非励磁状態において存在する残留磁気を消
去し、それによって選別動作を一層確実に行えるように
しである。
バット通路45aに入った編針28は上述のごとくして
1本づつ選別作用を受けるものであるが、そのバット通
路45aに入った編針28でも、それが前出の左右のカ
ーソル41.4r範囲外に位置しているものである場合
には、電磁石40が励磁指令を全く受けなくて非励磁状
態のままとなるにより、電磁石40による上述のごとき
選別作用を受けないようになっているもので、次にはか
かる構成について説明する。
キャリジYの背面の前記ケーシング21には、その左側
の前記空部321(第7図)と同じ(右側にも同様な空
部32r(第5図)があり、そこに、前記集電アッセン
ブリDの左側の前記駒311と逆向きにした駒31rを
位置させである。
そしてケーシング21は、左右の空部321゜32rの
上壁であって前記左右の選針部材CI。
Crの選別実施点(前記を巾の部分)の後方延長線上に
おいて、左右の可動磁石片521.52rを、それぞれ
案内孔に沿って上下摺動自在となるように備えている。
これら両回動磁石片521゜52rは駒31L31rの
移動によってそれぞれ上下動するものであるが、それら
は、集電アッセンブリDが右偏倚位置にあるときは、左
側が上昇で右側が下降状態、また左偏倚位置にあるとき
はこれとは逆の状態になる関係にしである。
一方、カーソル41,4rは、前記配電壁20の上端の
前傾部に左右摺動自在となるように装架してあって、そ
れぞれその下面にリードスイッチ53を備えていて、そ
れは ばね力をもつ接触片54を介して配電壁20の前
傾部下面全長に付着した横長の導電箔55に電気接続さ
せており、その両者のリードスイッチ53はカーソル4
1゜4rがいずれの位置にあっても、前記制御ボックス
B内の所要の電気、電子回路と電気接続状態となるよう
になっている。
しかして、上記リードスイッチ53はキャリジY側の上
記可動磁石片521,52rの走行線上方に位置するよ
うにしてあって、キャリジYが左行のときは左側の可動
磁石片521が上昇位置にあるにより、それが左側のカ
ーソル41の真下にきたときにそれのリードスイッチ5
3がオンとなって第11図■に示すパルスかえられ、ま
た右行のときは右側の可動磁石片52rが右側のカーソ
ル4rの真下にきたときにそれのリードスイッチ53が
オンとなって同図■に示すパルスかえられ、そしてこれ
ら両パルスの間隔中においてだけ前出の記憶装置MEM
に記憶のデジタル電気信号が順次読出されて前述のごと
き選別が行われ、この間だけ模様編成が行われるもので
、カーソル41 y4rはいわば模様編成端を指示する
模様編成端指示手段を構成しているといえる。
機械的な構成は上述のごとくであって、次には全体の電
気、電子的構成について第10.11図を参照して説明
する。
前記走査部材2よりの2値電気信号(第11図■)とサ
ンプリングパルス発生器a1 よりのサンプリングパル
ス■とは記憶、読出制御回路Fに加えられ、ここにおい
てIの信号はサンプリングされ、■に示すごときデジタ
ル電気信号となるものであるが、それの記憶装置MEM
への記憶は、記憶アドレス指定回路Gと前記キャリジ走
行方向検知手段dによる制御によって走査部材2の走査
方向、したがってキャリジYの走行方向に関連した所定
のアドレスに行われるようになっている。
すなわち、記憶アドレス指定回路Gはアップダウンカウ
ンタを含み、サンプリングパルス発生器a、よりのサン
プリングパルス■を計数■するものであるが、上記キャ
リジ走行方向検知手段dよりの出力信号■によって、走
査部材2の左行と右行とにより加減算動作を切換えられ
るようになっており、前記編成パターン記録力;ド1の
編成パターン記入欄111の1段走査、すなわちその横
列1段の全最小区画(本例では60個)走査に係る60
ビツトのデジタル電気信号は、応記憶装置MEMに、走
査部材2の左行によってえられた場合と右行によってえ
られた場合とで分けてそれぞれ定ったアドレスに記憶さ
れるようになっている。
一方、その記憶されたデジタル電気信号の読出しは次の
ようにして行われる。
前記カーソル41,4rよりのパルス■。
■は、フリップフロップ等よりなる有効選針範囲指示信
号形成回路Hに供給されるようになっており、これによ
って両カーソル41.4rよりのパルス間隔に応じた信
号■が形成され、その信号は、ゲート回路等よりなる有
効タイミングパルス形成回路Iに加えられ、これよりカ
ーソル41.4rの間にある編針28数と同数のタイミ
ングパルスXが、キャリジYの編針lピッチ移動ごとに
11固づつ出力されるようになっている。
コノタイミングパルスXは、アップダウンカウンタを含
むキャリジ位置検知回路Jに加えられ、それによってキ
ャリジYの走行方向にしたがい加算あるいは減算される
ようになっている。
ところで、この検知回路Jは、計数値プリセット手段た
る単位模様編針数設定手段K(この手動操作部は前記制
御ボックスBの操作盤3上ある)により計数値を任意に
設定されており(本例では12岡)、上記タイミングパ
ルスXを設定開数加算あるいは減算するごとにX■に示
すように、繰返し同じ数値(並列2進電気信号)をとる
ようになっている。
換言すれば、このキャリジ位置検知回路Jはカーソル4
1.4rの間にある編針28に、一定の方向に向って繰
返し番号をつけているといえる。
しかして、この検知回路Jの出力は、前記記憶、読出制
御回路Fに、前記有効選針範囲指示信号■の出力中だけ
記憶装置MEMに対する読出しアドレス指定信号として
供給されるもので、記憶されているデジタル電気信号は
、本例でいえばOから11の12ビツトのものが繰返し
読出され、XVに示す信号となって記憶、読出制御回路
Fより出力されたあと、有効選針範囲指示信号■を供給
されているアンド回路を含むドライブ信号形成回路りに
供給され、信号■のrHJ出力中における2値電気信号
として前記スイッチ手段ElあるいはErを通じ、有効
選別動作する側の一方の選針部材C1あるいはCrの電
磁石40に出力される。
かくして、カーソル41.4rの間の編針28はXIV
に示すように、12本を1ブロツクとして、編成パター
ン記入欄11.の左はじの最小区画とそれより12個右
側の最小区画との間に描かれた編成パターンの態様にし
たがい選別(たとえば第11図において塗りつぶしたも
のが後方偏倚、そうでないのが前方偏倚)されることに
なる。
ところで、上記から明らかなとおり、カード1の編成パ
ターン記入欄111 はその左右端全長にわたって走査
され、その1走査によってえられたデジタル電気信号の
全ビットが記憶装置MEMに記憶されるものであるが、
それより読出されるビット数は、単位模様編針数設定手
段Kにより決まるもので、たとえばそれを「12」とし
た場合、たとえ編成パターン記入欄11.上において左
はじより12番目の最小区画よりさらにその右側におい
て編成パターンを記録してあったとしても、それは走査
されて−6記憶装置MEMに記憶されるが、それは選針
を行うための信号として読出されることはないものであ
る。
以上の構成によりカード1上の編成パターンに応じた単
位模様編成を行うことができるものであるが、本編機は
さらに上記編成パターンを変えないでおいて、現実に編
成される模様態様を、前記操作盤3(第1図)上の操作
部材の操作によって変えることができるようになってい
るもので、次にはそれについて説明する。
模様左右反転手段Mは、その操作部の切換操作によって
出力電気信号■に示すようにrHJからILJあるいは
その逆に反転するようになっているもので、その信号M
は前記キャリジ走行方向検知手段dの出力■と比較回路
Nにて比較(排他的論理和)せられるようになっており
、その比較信号■によって前記キャリジ位置検知回路J
のアップダウンカウンタの加減算方向が指定されるよう
になっている。
しかして、キャリジ位置検知回路Jの計数値は、キャリ
ジYのある方向の走行につき前述したX■の関係をとる
かあるいはX■の関係をとるかを、模様左右反転手段M
の操作にもとづいて決定されるもので、カード1上の編
成パターンが同じであっても、X■とX■の場合とでは
編成される模様が左右を逆にしたような関係となるもの
である。
次に、選針態様反転手段Pは、その操作部の切換操作に
よって上記模様左右反転手段Mと同じような電気信号を
出力し、それを前記ドライブ信号形成回路りに供給して
いるもので、この手段Pの操作によって、ドライブ信号
形成回路りよりの出力は前述のXVIのごとくなるかあ
るいはそれを反転させた信号となるかを決定されるもの
である。
したがって、この手段Pの操作によって編針28の前後
選別態様を反転させることができ、それによりカード1
上の編成パターンを変えないでおいて、編成される模様
の地紋を反転させることができるものである。
なお、以上においては、記憶装置MEMへの記憶は1段
走査に係る全ビットのデジタル電気信号について行い、
その読出しにおいて設定した一部のビット数のものだけ
を索出して、単位模様編成を行うようにしたが、それは
、上記記憶を設定したビット数のものだけについて行っ
て、その全部を読出すようにしても実質的に同じように
実施できるものである。
以上要するに、本発明横編機は、編成模様信号を記録し
た記録媒体を支持してそれをキャリジの走行に関連して
間欠的に移送できる記録媒体支持体と、所定の通路に沿
って移動して上記記録媒体を光学的に走査し、上記編成
模様信号を電気信号として読取る、発光素子及び受光素
子を有する走査部材と、こQ走査部材の走査に係る電気
信号をサンプリングしてその走査部材の1行程走査につ
き所定ビット数のデジタル電気信号を得るために、その
走査部材の一定距離移動ごとにサンプリングパルスを形
成する手段と、上記所定ビット数のデジタル電気信号を
記憶できる記憶装置と、上記所定ビット数のデジタル電
気信号のうち単位模様を編成する編針の数に対応する特
定ビット数のデジタル電気信号を指定できる設定手段と
、キャリジの走行に関連して上記特定ビット数のデジタ
ル電気信号が順次循環的に読出されるように、上記記憶
装置におけるデジタル電気信号の記憶及び読出しを制御
する制御手段と、上記記憶装置よりの読出しデジタル電
気信号にもとづいて編針の選別を行う選針部材とを備え
、上記記憶媒体上に記録されている編成模様信号のうち
の特定のもののみによって構成される単位模様が編地上
に反覆して具現されるようにしたことを特徴とするもの
である。
したがって、本発明によれば、編成しようとする模様を
表す編成模様信号を、従来のいわゆる穿孔カードのよう
にいちいち孔をあげて記録するようなことをしなくとも
、鉛筆等を用いてあたかも絵を描くようにベタに記録す
ればよい。
また、記録媒体の走査部材による光学的走査においては
、編成模様信号を走査部材の1行程走査につき所定ビッ
ト数のデジタル電気信号として読取り、そのデジタル電
気信号の記憶装置への記憶あるいは読出しにおいては、
上記所定ビット数のうちの任意に設定した特定ビット数
についてだけ記憶あるいは読出しを行うようにしたので
、記録媒体上に任意に描いた模様のうちの任意の範囲内
のものについてだけ、それを単位模様として編地上に反
覆して具現できる。
さらに、記録媒体上に描いた模様のうちのどの範囲内の
ものを単位模様とするかは、単位模様を編成する編針を
設定するための設定手段だけで任意に決めることができ
、単位模様を編成する編針の数、及び記録媒体上に描い
である模様のうちの現実に単位模様として取扱うべきも
のを変更するのに、それにしたがって走査部材の走行範
囲を変更したり、部品を交換したりするような面倒なこ
とをしなくともよく、上記編針の数等をごく簡単に変更
することができる。
さらにまた、記録媒体上の模様のどの部分が現に編地上
に単位模様として編成されているかを、記録媒体に描か
れた模様と編地とを照応させてみることにより容易に知
ることができ、記録媒体上の模様の編成が希望どおりに
行われているかとおかな確認するのに便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は、手編機に適用した場合の本発明の一実施例を示
し、第1図は手編機全体の概略平面図、第2図は走査装
置と編機本体側の配電壁とを示すそれらの正面図、第3
図は上記走査装置の平面図、第4図は手編機全体の縦断
面図、第5図はキャリジの一部切欠き平面図、第6図は
キャリジの二部切欠き裏面図、第1図は、キャリジの背
面に付設したケーシングとそれに嵌装した集電アッセン
ブリとを示すそれらの背面図、第8図は選針部材を示す
その断面図、第9図は第8図00−0線位置断面図、第
10.11図は、電気、電子的構成を示すブロックダイ
ヤグラムとタイムチャートである。 1・・・・・・記録媒体たる編成パターン記録カード、
Y・・・・・・キャリジ、5・・・・・・記録媒体支持
体たるカード送りローラ、2・・・・・・走査部材、a
l ・・・・・・サンプリングパルス発生器、MEM・
・・・・・記憶装置、K・−・・・・単位模様編針数設
定手段、F・・・・・・記憶、読出制御回路、CI、C
r・・・・・・選針部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 編成模様信号を記録した記録媒体を支持してそれを
    キャリジの走行に関連して間欠的に移送できる記録媒体
    支持体と、所定の通路に沿って移動して上記記録媒体を
    光学的に走査し、上記編成模様信号を電気信号として読
    取る発光素子及び受光素子を有する走査部材と、この走
    査部材の走査に係る電気信号をサンプリングしてその走
    査部材の1行程走査につき所定ビット数のデジタル電気
    信号を得るために、その走査部材の一定距離移動ごとに
    サンプリングパルスを形成する手段と、上記所定ビット
    数のデジタル電気信号を記憶できる記憶装置と、上記所
    定ビット数のデジタル電気信号のうち単位模様を編成す
    る編針の数に対応する特定ビット数のデジタル電気信号
    を指定できる設定手段と、キャリジの走行に関連して上
    記特定ビット数のデジタル電気信号が順次循環的に読出
    されるように、上記記憶装置におけるデジタル電気信号
    の記憶及び読出しを制御する制御手段と、上記記憶装置
    よりの読出しデジタル電気信号にもとづいて編針の選別
    を行う選針部材とを備え、上記記録媒体上に記録されて
    いる編成模様信号のうちの特定のもののみによって構成
    される単位模様が編地上に反覆して具現されるようにし
    たことを特徴とする横編機。
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