JPS5929981Y2 - 編機の走査装置 - Google Patents

編機の走査装置

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JPS5929981Y2
JPS5929981Y2 JP1976109373U JP10937376U JPS5929981Y2 JP S5929981 Y2 JPS5929981 Y2 JP S5929981Y2 JP 1976109373 U JP1976109373 U JP 1976109373U JP 10937376 U JP10937376 U JP 10937376U JP S5929981 Y2 JPS5929981 Y2 JP S5929981Y2
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knitting
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JP1976109373U
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豊 加賀谷
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シルバー精工株式会社
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    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/01Details
    • G06K7/015Aligning or centering of the sensing device with respect to the record carrier
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
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    • G05B19/12Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using record carriers

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カード等の所要の情報記録媒体にマークを施
すなどして記録表示した編成パターン等の情報を、走査
部材により走査して電気信号として読み取る編機の走査
装置、特に、通常は上記走査部材が所定の原位置にあり
、その原位置にある走査部材を所要位置へと自動的に往
動したあと、その所要位置より原位置へと自動的に復動
させて上記情報記録媒体の走査を行う編機の走査装置に
関する。
この種の走査装置に、%−いて、走査部材が上記原位置
にあるときに限り、上記情報記録媒体の自動移送を行う
とか、その記録媒体上の所定の情報を読み取って所定の
制御を自動的に行うとかする場合には、走査部材が上記
原位置復帰の際の反動でもってその原位置より離れたと
ころで停止すると、上記情報記録媒体の自動移送を行う
機構が誤動作したり走査部材がダブル走査して上記所定
の制御が誤って繰り返し行われるなどといった弊害があ
る。
しかして本考案は、走査部材が原位置復帰の際の反動で
もって原位置より離れたところで停止することなく、原
位置で的確に停止するようにし、それにより上述のよう
な弊害が起らないようにしたもので、以下にはそれを、
情報記録媒体を光学的に走査してそれに記録されている
編成パターン等の情報を電気信号として読み取る図示の
実施例について詳細に説明する。
本走査装置全体はフレーム5に装備してあって、これは
大きく分けて情報記録媒体たる編成プログラムカード1
を装填してこれを移送する記録媒体移送機構と、カード
1を横−直線に走査すべく走査部材Cを自動走行させる
走査部材走行機構とからなっている。
1ず、記録媒体移送機構より説明すると、フレーム5に
、左右にスプロケットホイール61゜6rを有する記録
媒体支持体たるカード送りローラ6を回転自在に横架し
である。
スプロケットホイール671!、6rは、編成プログラ
ムカード1の左右のパーホレーション1′ 。
1〃に嵌入するスプロケット6′を外周面に一定の間隔
をおいて突設していて、これら左右のスプロケットホイ
ール6j’ t 6rと、それらの間にわたってその下
側に配置した断面U字状のカード案内板8との間に、上
側カバー2上に臨んでいるパターンカード差込口9から
カード1を差し込んでパーホレーション1’、1//を
スプロケット6′に嵌合させておくことにより、スプロ
ケットホイール61,6rは、カード1をU字状に折り
曲げた状態で支持でき、その支持状態で、前記フレーム
5の右側に配置した駆動機構の駆動源たるパルスモータ
aFcより回転せられることによって、カード1をパー
ホレーション1/、1//の列設方向に移送できるよう
になっている。
すなわち、カード送りローラ6ば、その軸7に嵌着した
ギアー10がパルスモータaの軸に嵌着したギアー(図
示しない)に噛合させであることにより、パルスモータ
aVc連係されている。
しかして、パルスモータaH正逆転可能であって、それ
を正転駆動するか逆転駆動するかによってカード送りロ
ーラ6の正逆転方向が決オリ、それによってまたカード
1を順方向に送るか(第1図下側)逆方向に送るかが決
オるものである。
なお、前記カード送りローラ6の軸1には、一部を上側
カバー2の窓孔を通じその上方へ突出させた指動輪13
を嵌着させてあって、カバー2上において指動輪13に
指を掛けてこれを回すことにより、カード1を手動によ
っても移送できるようになっている。
カード1は前にも触れたようにカバー2上のパターンカ
ード差込口9から差し込むものであるが、その差込口9
は、カバー2の垂下部14の前側に透明板15を、その
後端の起立部15′と垂下部14の前面との間にカード
1を通すに適当な間隙ができるように配置することによ
り構成されており、昔たこの差込口9より差し込1れて
前記カード案内板8VC沿って折り曲げられてカバー2
の下方に入ったカード1は、カバー2の後端に形成の出
口16(第3図)より外方へ導出されるようになってい
る。
次には、走査部材Cを自動走行させる走査部材走行機構
について説明する。
前記フレーム5に上下2本の案内杆17,18を互いに
平行にして水平に横架してあり、これらに走査部材Cを
左右摺動自在となるように装架しである。
すなわち、走査部材Cは、その本体たる走行体19に設
けた左右貫通孔を上側の案内杆1γに摺動自在に嵌合さ
せているとともに、走行体19の下側に一体的に設けた
ボビン20を下側の案内杆18に摺動自在に嵌合させて
いる。
上記ボビン20にはコイル21を巻着してあり、また下
側の案内杆18の少しく下方にはそれと平行にして横長
の永久磁石22を定置しである。
永久磁石22はその上側全長がたとえばN極、下側全長
がS極となって耘り、捷た下側の案内杆18は磁性材で
つくってあって、コイル21に電流を流すことによって
その電流が、永久磁石22が常時つくっている磁界を横
切ることになり、その間に働く磁力によって走行体19
、したがって走査部材Cが、コイル21に流れる電流の
方向に応じて案内杆17,18を案内手段としてそれに
沿い左あるいは右に自動走行するようになっている。
すなわち、コイル21と永久磁石22とは、永久磁石2
2をステータとする一種のリニアモータを構成している
ものである。
しかして、走査部材Cは常時は左側のストロークエンド
(第1図図示位置)に位置しているものであるが、キャ
リジ(図示せず)の走行に関連して(たとえばキャリジ
の走行反転時に)左側のストロークエンドから右側のス
トロークエンドに走行し、次に右側のストロークエンド
から左側のストロークエンドにすぐにフィードバック走
行するに足る電流をコイル21に自動的に供給されるこ
とによって、左右の1往復走行を間断なく一気に行うよ
うになっており、左側のストロークエンドを原位置とし
ているものである。
前記フレーム5の右はじには、走査部材Cに対して右側
のストロークエンドにあたる反転検知用リミットスイッ
チ23を設けてあり、一方前記上側の案内杆17には走
査部材Cの左側のストロークエンドにあたる位置にむい
てバネ座片24を固着しであるものであるが、案内杆1
γは、フレーム5に、左右摺動自在に横架されていると
ともに、フレーム5の左端壁と上記バネ座片24との間
にむいてその案内杆17に巻装したバネ26によつて右
方へ所定位置1で付勢されていて、これにより走査部材
Cは、復動(左行)の際にバネ座片24に衝突するが、
その衝撃をバネ26によって緩衝されるようになってい
る。
このように、走査部材Cがバネ座片24に衝突すると、
その衝突力でもってバネ26が縮1つて案内杆17が走
査部材Cと一体にフレーム5に対し左側に変位するもの
であるが、この変位によってストッパー40が作動し、
この作動したストッパー40でもって、走査部材Cが、
バネ26を縮めたあとの反動による右行を阻止せられる
ようになっているもので、次には本考案の要旨であるか
かる構成について特に第4図を参照に詳述する。
ストッパー40は板状で、フレーム5の左端壁に取り付
けたストッパ一台41上にピボット42により水平回動
自在に枢着されている。
ストッパー40は、その枢支点(ピボット42を境にし
て一側部が、上記バネ座片24に衝突する際の位置の走
行部材Cに対してその前側に臨む位置に延びて釦す、そ
の−側部の先端に鉤部40′を形成している一方、他側
部が後側に延びている。
そしてストッパー40は、その−側部と前記ストッパ一
台41とに両端をそれぞれ係留したバネ43によって第
4図時計方向に回動する勢力を与エラれていることによ
り、その他側部の後端40〃が、フレーム5の左端壁を
貫通している前記案内杆17の左端17′と常時係合し
ているとともに、鉤部40′が通常は走査部材Cに当た
らない位置1で退避するようになっている。
しかして、走査部材Cが右側のストロークエンド(反転
位置)から左側ストロークエンド(原位置)へと復帰走
行(左行)してバネ座片24に衝突すると、前述のよう
にその衝突力でもって案内杆17が少しく左側に摺動す
ることにより、その案内杆17の左端でもってストッパ
ー40が押されて第4図反時計方向に回動し、同図鎖線
に示すように鉤部40′が走査部材Cの走行範囲内に入
り込む。
かくして、走行部材Cば、バネ座片24に衝突してバネ
26を縮めた反動で右行するものであるが、僅かに右行
したところでストッパー40の鉤部40′に係接し、そ
れ以上の右行を阻止されて停止することになる。
一方、ストッパー40は、走査部材Cが反動にて右行す
るにともなって案内杆17が原状に復すべく右側に摺動
することにより、バネ43の作用により直ちに復帰回動
して走査部材Cより離れる。
したがって、ストッパー40が走査部材Cに係接するの
はほんの僅かな時間だけであって、走査部材Cはストッ
パー40により停止させられたあと、すぐに右行を許容
されることになる。
以上によって、走査部材Cば、復帰位置(原位置)に到
達したあと大きく反動走行することなく直ちに一定の位
置(原位置)で停止することになるもので、上記到達後
直ちに次の走査態勢を取ることができ、多段走査を誤走
査なく円滑に行うことができるものである。
また、走査部材Cが原位置にあるときに限り前記パルス
モータaが付勢されて、カード1の移送が行われるよう
になっている。
さて、走査部材Cの後側には、第3図に示すように前述
のごとくパターンカード差込口9から差し込1れたカー
ド1が垂直となって前記カバー2の垂下部14の前側に
位置する高さのところにおいてカード1面を走査すべく
、読取素子、すなわち、発光素子とこれからの光であっ
てカード1面を反射した反射光を受光して電気信号に変
える受光素子とからなる所謂光電センサーdを取り付け
である。
しかして、走査部材Cば、その走行にともないその光電
センサーdがカード1面を横−直線に光学的に走査する
もので、以下には光電センサーdをスキャニングセンサ
ーと称することにする。
なお、カード1は走査部材Cの往動(右行)及ヒ復動(
左行)の両行程にトいてスキャニングセンサーdにより
走査されるものであるが、その往復両行程の走査に係る
電気信号は、走査部材Cの在勤行程に係るものだけが有
効なものとして取り出されるようになっている。
次に、カード1について第1図を参照に説明すると、そ
の左右のパーボレーション1’、1フフ間の白色表面に
、編成パターン記録部分すなわち編成パターンを記録す
る部分たる編成パターン記入欄1pと、その右側の編成
ファンクション情報記録部分すなわちファンクションマ
ークを記録する部分たるファンクションマーク記入欄1
fとを、上記スキャニングセンサーdの発光素子の発光
色と同色で受光素子が弁別しない色(たとえば上記発光
素子として赤色発光ダイオードを用いた場合には赤色)
の方眼区画線を、印刷等の適宜の表示方法で予め表示す
ることによりつくっている。
上記編成パターン記入欄1pf−1:、それを構成して
いる方眼区画線のうちの縦線が編み目相互の区分線、ま
た横線が編成段相互の区分線となっている。
さらに詳しくいえば、編成パターン記入欄1pは、1つ
の最小区画すなわち証人格子が1つの編み目と対応し、
その横の配列すなわち列が編針1本ずつと対応し、その
縦の配列すなわち段が編成段(ウエール)と対応してい
るもので、横の並びnf[Iの編み目を1グル一プ単位
とする所謂単位模様を編成するに当たっては、左ばじの
縦線とそれより右にn本だけ離れた縦線とを境界線とみ
なして、その間において編成しようとする単位模様に応
じた絵(編成パターン)を、鉛筆等の適宜の筆記具を使
ってたとえば黒色でベタに描出しておくものである。
たとえば、48本の編針を1グル一プ単位として選針す
ることにより横の並び48個の編み目による単位模様を
編成するに当たっては、左はじの縦線とそれより48本
目の縦線との範囲内において絵を描出しておくものであ
る。
この際、その絵の輪郭さえ上記範囲内にあれば、その内
部は上記証人格子を1つずつ塗りつぶすようなことをし
ないで、ベタに塗りつぶしてし1つでもよい。
それはその読み取りが証人格子1個ごとにサンプリング
して行われるからで、これについてはのちほど詳述する
また、ファンクションマーク記入欄1fは、その横線が
編成パターン記入欄1pの横線と同一線上にあり、また
その縦線が編成パターン記入欄1pの縦線と平行になっ
ている。
ファンクションマーク記入欄1fは、糸交換を報知する
報知手段を動作させたりカード1自体の送り方向を決め
るなどといった所要のファンクション動作を行おうとす
るときに、その任意の証人格子にマークを施す(たとえ
ば黒く塗りつぶす)もので、本例に釦いては、そのうち
の2列の証人格子列(縦の並び)を利用して、一方をカ
ード1の順方向の送りをプログラムするためのもの、他
方を逆方向の送りをプログラムするためのものとしであ
る。
上記のように、カード1の編成パターン記入欄1pには
、編成しようとする単位模様を表す編成パターンをベタ
に画いておくものであり、これを前記走査部材Cのスキ
ャニングセンサーdH1通常記人格子1段ごとに横−直
線に走査するものであって、その1段走査に係る電気信
号は、証人格子1段にむける編成パターンの態様、すな
わち編成パターンの1水平走査態様に応じた方形波とな
るものであり、これだけであると走査してえられた電気
信号は、選針しようとする編針と1対1の関係で対応し
ていなく、またファンクションマーク記入欄1fK記入
したファンクションマークも、上記編成パターンと同じ
く上記スキャニングセンサーdにより読み取られて同じ
電気系統において電気信号となるものであるが、これら
2様の電気信号は互いに分離せられるとともに、編成パ
ターンの読み取りに係る電気信号は編針と1対1の関係
で対応した2進電気信号に変換され、またファンクショ
ンマークの読み取りに係る電気信号もファンクションマ
ーク記入欄1fの各証人格子列(縦の並び)ごとに分離
せられるもので、次にはかかる動作すなわちサンプリン
グ動作を行うサンプリング機構について説明する。
走査部材Cの走行体19の後方に釦いて前記フレーム5
に、横長板状のリニアエンコーダ28を前記案内杆17
,18と平行にして横架しである。
リニアエンコーダ28は、カード1上の前記編成ハター
ン記入欄1pに画いた編成パターンをサンプリングする
ための所定複数の編成パターンサンプリング用スリット
28pを、編成パターン記入欄1pの各証人格子列に1
対1の関係で対応させて穿設シているとともに、ファン
クションマークをサンプリングするための所定複数のフ
ァンクションマークサンプリング用スリット28fを、
ファンクションマーク記入欄1fの各証人格子列VC1
対1の関係で対応させて穿設している。
一方、走査部材Cの走行体19の後側には、上記2種の
スリット28p 、28fをともに光学的に読み取るた
めの光電センサー、すなわちリニアエンコーダ28の前
面を照射する発光素子とその反射光を受光して電気信号
に変える受光素子とからなるサンプリングセンサーeを
取り付けである。
しかして、走査部材Cの走行によってサンプリングセン
サーeはスリット28 p 、28 f VC応じたパ
ルスすなわちサンプリングパルスを出力するもので、そ
のサンプリングパルスは、前述のスキャニングセンサー
dの走査に係る電気信号の場合と同じように、走査部材
Cの往復両行程のうちの在勤行程に係るものだけが有効
なものとして取り出されるようになっているとともに、
そのあと2種のサンプリングパルス、すなわち編成パタ
ーンのサンプリングのためのサンプリングパルスと、フ
ァンクションマークのサンプリングのためのサンプリン
グパルスとは互いに分離せられるようになっている。
かくして、編成パターン記入欄1p及びファンクション
マーク記入欄1fの1段走査に係る電気信号は各記入格
子ごとにサンプリングされるものであるが、かかるサン
プリングがカード1との関係において各記入格子ごとに
正確に行われるように、前記カード案内板8には、スキ
ャニングセンサーdの走査線に沿って、編成パターン記
入欄1pの各記入格子列に1対1の関係で対応するスリ
ット8pとファンクションマーク記入欄1fの各記入格
子列に1対1の関係で対応するスリット8fとを穿設し
てあって、スキャニングセンサーdidこれらのスリッ
トを通じて各スリットごとにカード1上のマークのある
なしをピックアップするようになっている。
しかして、編成パターンの読み取りに係る電気信号は、
各ビットが各記入格子、したがって編針1本と対応し、
また各記入格子のマークのあるなしに応じて2進数の「
1」か「O」かが決する所定ビット数の2進電気信号に
変換され、その全ビットが所定のメモリに左から右へと
順次記憶されるものであるが、これより読み出されるビ
ット数は、前記カバー2上に一部を臨1せている選針単
位数設定用摺動輪29を回して移動体30の指針31を
、前記透明板15の下方に設けた目盛板32の目盛に合
せることにより、その指針31が指示している数によっ
て決浸り、これによってまた選針単位数が決するように
なっているもので、次にはかかる選針単位数の設定を行
う選針単位数設定機構について説明する。
移動体30は、前記フレーム5上に水平に横架したレー
ル板33に沿って左右に摺動できるようにこれに装架さ
れているとともに、上記摺動輪29と一体的な右側の滑
車34rと左側の滑車34xとに掛は渡した紐35によ
って摺動輪29と連係され、この摺動輪29を回すこと
によって左右に摺動するようになっている。
この移動体30には、前記カード案内板8の前面に圧接
する反射板36を垂設しである。
この反射板36の前面は鏡面仕上げしてあって、案内板
8の前面及びカード1面よりはるかに光の反射率がよく
なっている。
したがって、スキャニングセンサーdがこの反射板36
に臨んだときには、スキャニングセンサーdの出力電圧
(詳しくは受光素子の出力電圧)は急に高くなる。
しかして、スキャニングセンサーdの出力電圧が上記の
ごとき理由によって急に高くなったことは、所定の回路
によって検出されるようになっているとともに、リニア
エンコーダ28のスリット28pをサンプリングセンサ
ーeが走査することによりえられるサンプリングパルス
は、その最初のパルスから上記所定の回路が上記の検出
を行う1でのものがカウンタで計数されるようになって
お一部、このカウンタの計数値は所定のメモリに記憶さ
れる。
そして、上記スキャニングセンサーdの読み取りに係る
2進電気信号を記憶している前出のメモリの読み出しは
、上記のごとく記憶されている数のビット数のものだけ
について行われるようになっている。
したがって、このメモリより読み出される上記2進電気
信号のビット数は、移動体300指針31が指示してい
る目盛板32の目盛が表わす数によって決することにな
る。
なお、目盛板32の目盛とカード1の編成パターン記入
欄1pの記入格子の横配列とは対応させてあって、指針
31を透明板15を透して見てカード1と対応させるこ
とにより、カード1上においてどこ1でか有効にメモリ
より読み出されるかが簡単に判るようになっている。
そして、上記のようにして記憶された2進電気信号はキ
ャリジの走行タイミングに合せて順次繰り返し読み出さ
れ、キャリジの裏側に設けである左右の編針選別機構の
うちの有効動作すべき一方の電磁石にコード等を通じて
供給され、これによって編針が、読み出された2進電気
信号の各ビットの内容に応じて(1かOか)選針される
ようになっている。
なお・、以上の実施例においては、走査部材Cを必ず一
定の位置である右側のストロークエンド1で走行させる
ようにしたが、スキャニングセンサーdが反射板36を
検知することによりえられた信号を走査部材Cの復動記
号として活用してそれを復動させ、走査部材Cを、原位
置と移動体30で設定した反転位置(選針単位数に応じ
た位置)との間において往復走行させるようにしてもよ
いものである。
以上に述べたところから明らかなとむり、本考案は、走
査部材の原位置復帰の際に、その走行力でもってストッ
パーを作動させて走査部材の反動走行を阻止し、しかる
のちストッパーをそれに与えられている勢力でもって原
状に復帰させるもので、走査部材を的確に原位置で停止
させることができ、それが原位置にあるときにだけ行お
うとする所要の動作を誤動作なく行うことができるとと
もに、走査部材の反覆走行を円滑に行うことができるも
のである。
また、ストッパーを、走査部材の走行力で作動し、付勢
力で原状に復すようにしたので、実施例に見るような簡
単な構成で走査部材の走行停止、解除を行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は走査装置
全体の正面図、第2図は同上の平面図、第3図は断面図
、第4図は走査部材の反動を阻止する構成部分の平面図
である。 1・・・・・・情報記録媒体たる編成プログラムカード
、6・・・・・・記録媒体を支持するカード送りローラ
、a・・・・・・カード送りローラを作動するパルスモ
ータ、C・・・・・・走査部材、17,18・・・・・
・走査部材を案内する案内杆、21,22・・・・・・
走査部材を走行させるリニアモータを構成するコイルと
永久磁石、40・・・・・・ストッパー 43・・・・
・・ストッパーに勢力を与えているバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 編成しようとする模様を表す編成パターン等の情報を記
    録するための情報記録媒体を装填でき、装填した状態に
    釦いてその情報記録媒体を所要の方向に移送できる記録
    媒体移送機構と、上記情報記録媒体上の上記情報を電気
    信号として読み取ることができる走査部材と、この走査
    部材を、上記情報記録媒体の移送方向と直交する軌道上
    において、所定の原位置より所要位置1で自動的に往動
    させたあとその所要位置より原位置へと自動的に復動さ
    せる走査部材走行機構とを備えてなる編機の走査装置に
    おいて、前記走査部材の前記原位置復帰の際において、
    その走査部材の走行力を受けることにより所定の付勢力
    に抗して作動して、その走査部材の前記所要位置方向へ
    の走行を規制したあと、上記付勢力でもって上記規制を
    解除するストッパーを備えてなることを特徴とする編機
    の走査装置。
JP1976109373U 1976-08-17 1976-08-17 編機の走査装置 Expired JPS5929981Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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