JPS5845501B2 - アミキニオケル ヘンセイジヨウホウキロクバイタイイソウソウチ - Google Patents

アミキニオケル ヘンセイジヨウホウキロクバイタイイソウソウチ

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JPS5845501B2
JPS5845501B2 JP10170975A JP10170975A JPS5845501B2 JP S5845501 B2 JPS5845501 B2 JP S5845501B2 JP 10170975 A JP10170975 A JP 10170975A JP 10170975 A JP10170975 A JP 10170975A JP S5845501 B2 JPS5845501 B2 JP S5845501B2
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良一 河岡
重雄 神蔵
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Silver Seiko Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の第1の目的は、編機において、編成しようとす
る模様を表わす編成パターン情報等の編成情報を記録し
た編成情報記録媒体を、それ自体に記録してプログラム
しておいたその移送態様を表わす情報を読み取ることに
よって、そのプログラムどおりに自動的に移送でき、そ
れにより上記編成情報の読み取るべき個所とそうでない
個所とを、当該記録媒体自体で任意にプログラムするこ
とができるとともOこ、上記移送態様を表わす情報の読
み取りを、上記編成情報の読み取りを行う走査部材によ
り行うことができて、移送態様を表わす情報の読み取り
のための専用の読取手段を用意する必要のない、かつ上
記自動的移送を、上記走査部材が原位置に停止している
ときにかぎり行うことができて、走査部材の誤走査がな
い全く新規な編成情報記録媒体移送装置の提供にある。
また、本発明の第2の目的は、上記に加えてさらに、上
述のごとき移送態様を表わす情報に応じた自動的移送モ
ードにするか、あるいはかかる情報によらない単位長さ
だけの進歩的自動移送モードにするかを任意に選定する
ことができる編成情報記録媒体移送装置の提供にある。
以下には本発明を手編機に適用した図示の実施例により
詳細に説明する。
まず、本発明を適用した手編機の全体の概略について、
その平面を表わす第1図を参照に説明すると、針床Xを
もつ編機本体Xには、編成情報記録媒体、すなわち編成
パターンとファンクションマークとを画いた編成プログ
ラムカード1を装填でき゛しかもそれに記録の編成パタ
ーンおよびファンクションマークを光学的に走査するた
めの走査部材2を装備した本発明実施例の編成情報記録
媒体移送装置Aと、その移送装置Aのほかに後述する各
種の機構を手動操作するのに使用する手動操作手段類を
操作盤3上に設けるとともに後述する各種の電気、電子
回路類を内設した制御ボックスBと、針床Xの長さ方向
に移動できその長さ方向の所望位置に設定しておくこと
により選針実施範囲を区画できる左右のカーソル41,
4rとを、針床Xの後方において設置してあり、またキ
ャリジYには、上記編成パターンを走査することにより
えられた電気信号に応じて、針床Xに列装の編針(第1
図では図示せず)を、電磁力を利用していずれか一方が
前後に有効選別作動する左右1対の編針選別機構Cl、
Crを、左右所定長さ離して配置しである。
そして、走査部材2は、キャリジYの走行に追従して左
右に走行できるものであるが、左右所定制限範囲内でし
か走行できないようになっていて、キャリジYの上記左
右所定制限範囲に相当する長さの走行中においてカード
1に記録の編成パターンおよびファンクションマークを
横−直線に走査し、それに応じた電気信号を出力するよ
うになっており、またその電気信号の事後の処理は電子
的構成で行われるようになっており、さらに上記1対の
編針選別機構Cl、Crの電気的構成部分への給電は、
キャリジYの背面に装備した左右に長い集電アツセンブ
IJ Dを介して編機本体X側より有効選別作用する一
方(本実施例ではキャリジYの進行方向に向って前側の
もの)について行わへ上記カーソル41J、4rの間隔
範囲内の編針だけが選別作用(この範囲内のものでも選
別作用を全く受けない休止位置にあるものは除ぐ)を受
けるようになっている。
では、まず本発明の実施例である編成情報記録媒体移送
装置Aよりその具体的構成について第2〜11図を参照
に説明する。
前記構成プログラムカード1をU字状に折り曲げた状態
で支持ししかもそれを歩進送りするための記録媒体装填
部材たるカード送りローラ5は、前記針床Xに対し平行
にしてフレーム6に回転自在に横架されている。
このローラ5の下方において、前後2本のガイドバー7
1.72が、平行にして同じくフレーム6に水平に横架
され、それらに前記走査部材2が装架されていて、それ
に沿って左右に摺動できるようになっている。
すなわち、第4図に示すように、走査部材2は、その走
行台8の前後2個所に設けた横貫通孔91゜9□をガイ
ドバー71.72に摺動自在に嵌合させている。
そして、走査部材2は、先端(上端)に図示しない光電
センサー、すなわち発光素子とこれからの光であって前
記カード1面を反射した反射光を受光して電気信号に変
える受光素子とを内蔵したパイプ状の走査子10を立設
していて、キャリジYの走行にともない走行することに
より、その走査子10がカード1を横−直線に走査する
ようになっている。
すなわち、走行台8には前側(キャリジY側)に向って
磁性材製の連係片19を突設してあり、その連係片19
の前端頭部は、編機本体Xの針床Xの後方にそのほぼ全
長にわたって立設した配電壁20の横長案内溝20′に
、左右摺動自在に嵌っていて、その前端頭部の前面は、
配置壁20の前面に露呈している。
一方、キャリジYには、その後側面に付設した非磁性材
製の横長のケーシング21の中央において連係片19と
同高位置に、磁石片22を、その上下両面に磁性板23
□、232を吸着させて設置しである。
しかして、キャリジYの走行中においてキャリジY側の
磁性板23..23□が連係片19に対向してこれを吸
着させたときより、走査部材2は、キャリジYと一体的
に走行するものであるが、その一体的走行は、連係片1
9が案内溝20’の左端あるいは右端に達してそれと磁
性板23..23□との吸着がはずれることにより終了
し、それ以上は走行しないことになる。
すなわち、走査部材2は、案内溝20′の長さ範囲内に
かぎりキャリジYと一体的に左あるいは右へ走行するも
のであり、その範囲外におけるキャリジYの走行とは無
関係で、常には左側のストロークエンドあるいは右側の
ストロークエンドに位置している。
かくして、カード1は走査部材2の左右のストロークエ
ンド間における走行範囲内だけ走査されるもので、次に
はカード1について説明すると、それはその左右のパー
ホレーション1′の間の白色表面に、編成パターン情報
記録部分すなわち編成パターンを記録する部分たる編成
パターン記入欄111と、その左右両側の編成ファンク
ション情報記録部分すなわちファンクションマークを記
録スる部分たるファンクションマーク記入欄11.。
113とを、上記走査素子10に備えた上記発光素子の
発光色と同色で上記発光素子が弁別しない色(たとえば
上記発光素子として赤色発光ダイオードを使用した場合
には赤色)の方眼区画線によりつくっである。
、上記編成パターン記入欄111は、上記方眼区画線の
うち縦線が編み目相互の区分線を、また横線が編成段相
互の区分線となっていて、その欄外の要所に、上記編み
目を表わす数字および編成段数(ウエール数)を表わす
数字を、方眼区画線と同じ色で表示しである。
ざら(こ詳しくいえば、編成パターン記入欄111は、
1つの最小区画すなわち証人格子が1つの編み目と対応
し、その横の配列すなわち列が編針1本づつと対応し、
その縦の配列すなわち段が編成段(ウエール)と対応し
ているもので、横の並びn個の編み目を1グル一プ単位
とする単位模様を編成するに当っては、左はじの縦線と
、それより右にn本だけ離れた縦線とを境界線とみなし
て、その間において編成しようとする単位模様に応じた
絵(編成パターン)を、適宜な筆記具を使ってたとえば
図示のように黒色でベタに描出しておくものである。
たとえば、24本の編針を1グル一プ単位として選針す
ることにより横の並び24個の編み目による単位模様を
編成するに当っては、左はじの縦線とそれより24本目
の縦線との範囲内において絵を描出しておくものである
この際、その絵の輪郭さえ上記範囲内にあれば、その内
部は上記証人格子を1つづつ塗りつぶすようなことをし
ないで、ベタに塗りつぶしてしまってもよい。
それはその読み取りが証人格子1個ごとにサンプリング
して行われるからで、これについてはのちほど詳述する
また、左右のファンクションマーク記入欄112゜11
3は、その横線が編成パターン記入欄11□の横線と同
一線上にあり、またその縦線が編成パターン記入欄11
1の縦線と平行になっていて、そのファンクションマー
ク記入欄112,113の証人格子の段(縦の並び)は
、編成パターン記入欄111のそれと同一線上において
並びそれと同数あるが、その列(横の並び)数は、たと
えば編成パターン記入欄111が60あるに対して、左
側のファンクションマーク記入欄11□が1、右側が4
となっている。
これら左右のファンクションマーク記入欄112゜11
3は、所要のファンクション動作を行なうとするときに
、その適宜な証人格子を塗りつぶす(たとえば黒く)も
ので、本例においては、左側の証人格子1列のファンク
ションマーク記入欄112と右側のファンクションマー
ク記入欄113の証人格子列(縦の並び)のうちの右は
じの証人格子列とを、カード1の送りをプログラム(マ
ークラ選択的に施す)するためのもの、すなわち移送情
報(マークのあるなし)を記録するための移送情報記録
帯としてあり、また記入欄113の上記右はじの証人格
子列を除く他の3列の証人格子列は、それぞれ糸交換と
か選針動作の開始、終了とかのカード送り以外の所要の
ファンクション動作をプログラムするためのものとしで
ある。
そして、カード1は前記カード送りローラ5に装填した
状態において、その左側の記入格子1列(移送情報記録
帯)のファンクションマーク記入欄112が走査部材2
の左側のストロークエンドと対応位置し、また右側のフ
ァンクションマーク記入欄113の右はじの証人格子列
(移送情報記録帯)が右側のストロークエンドと対応位
置する関係となっていて、編成パターン記入欄11□お
よび左右のファンクションマーク記入欄112,113
は同じ走査部材2によって走査されるようになっている
そしてまた、カード1は、走査部材2が左側のストロー
クエンドに達したときに左側のファンクションマーク記
入欄11□のマークのあるなしを読み取り、また右側の
ストロークエンドに達したとキニ右側のファンクション
マーク記入欄113の右はじの証人格子列のマークのあ
るなしを読み取ることにより、走査部材2が左あるいは
右のストロークエンドに達したときのみ、上記マークの
施し態様にしたがって自動的に移送されるようになって
いる。
また、上記のように編成パターン記入欄11、には、編
成しようとする単位模様を表わす編成パターンをベタに
画いておくものであり、これを走査部材2は、記入格子
1段ごとに横−直線に走査するものであって、これより
の電気信号は第9図〔I〕(同図においてカード1をP
−P線に沿って走査した場合の例)に示すように、記入
格子1段における編成パターンの態様、すなわち編成パ
ターンの1水平走査態様に応じた方形波となるものであ
り、これだけであると走査してえられた電気信号は、選
針しようとする編針とl対lの関係で対応していなく、
またファンクションマーク記入欄112,113に記入
したファンクションマ〒りも、上記編成パターンと同じ
く上記走査部材2により読み取られ、その場合と同じ電
気系統において電気信号となるものであるが、それら2
様の電気信号は、以下に述べるサンプリング機構によっ
て、前者が編針と1対lの関係で対応したデジタル電気
信号に変換され、また後者は前者と分けられるとともに
後者同士の間においても各証人格子列ごとに分離せられ
るもので、次にはかかる構成について説明する。
走査部材2の走行台8には、横貫通孔91,9□間にお
いて扁平な貫通口12が形成してあり、この貫通口12
に、ガイドバー10,12間において前記フレーム6に
水平に横架した横長板状のリニアエンコーダ13を貫通
させである。
リニアエンコーダ13は、第3図に示すように、その後
側縁に、前記編成パターンのサンプリングのための溝1
4、・・・を、カード1の編成パターン記入欄111の
記入格子の横配列に1個づつを対応させて列設している
とともに、前側縁に、前記右側のファンクションマーク
記入欄113の右はじの証人格子列を除く他3列の証人
格子列に施されたファンクションマークのサンプリング
のための溝143・・・を、上記3列の証人格子列に1
個づ;を対応させて設けている。
そして、走査部材2の走行台8には、その走行に関連し
て上記リニアエンコーダ13の後側の溝14、・・・を
光学的に読み取って前記編成パターンのサンプリングの
ためのサンプリングパルスを発生する第1のサンプリン
グパルス発生器a、と、前側の溝143・・・を同じく
光学的に読み取って前記3列の証人格子列に施されたフ
ァンクションマークツサンプリングのためのサンプリン
グパルスを発生する第2のサンプリングパルス発生器a
2とを装備しである。
(第2図)。すなわち、リニアエンコーダ13を貫通さ
せている貫通口12を挾んでその上下において、後側の
溝141・・・と前側の溝143・・・とにそれぞれ対
応する位置に、発光素子151,152と受光素子16
1゜16□とを、それぞれ相対向させて孔のなかに配置
しである。
また、前記フレーム6の左右両側であって前記走査部材
2の左側ストロークエンドに対応する位置と右側ストロ
ークエンドに対応する位置とに、走査部材2がストロー
クエンドに達したことを検知する手段としてリミットス
イッチ171,17rを設けてあって、走査部材2が左
側のストロークエンドに達すると、その走行台8の左側
の抑圧板187が左側のリミットスイッチ171をオン
とし、また右側のストロークエンドに達すると、右側の
押圧板18rが右側のリミットスイッチ17rをオンと
するようになっている。
しかして、サンプリングパルス発生器a1(くわしくは
それを構成する受光素子161)は、走査部材2の走査
に関連して第9図〔■〕に示すように、走査部材2がカ
ード1の編成パターン記入欄111におけるl記入格子
を走査するごとに、lパルスを出力することになり、ま
たサンプリングパルス発生器a2は、同図(III)に
示すように走査部材2がファンクションマーク記入欄1
13における右はじの証人格子列を除く他3列の記入格
子を走査するごとに1パルスを出力することになり、さ
らに左右のリミットスイッチ171,17rは、同図(
IV)に示すように、走査部材2が左あるいは右のスト
ロークエンドに達し左側のファンクションマーク記入欄
11□、あるいは右側のファンクションマーク記入欄1
13の右はじの証人格子列を読み取っているときに、そ
れぞれ電気信号「H」を出力することになる。
そこでまず、右側のファンクションマーク記入欄113
における右はじの証人格子列を除く3列の証人格子列に
施されたファンクションマークのサンプリングについて
第8,9図を参照に説明する。
前記第2のサンプリングパルス発生器a2よりのサンプ
リングパルス(第9図〔■〕)はリングカウンタCTに
より計数されるようになっている。
リングカウンタCTは前記左側のリミットスイッチ17
1よりの出力によってリセットされるようになっており
、また(0)〜(5)の6個の出力端子を有していて、
走査部材2が右行走査の際には、上記サンプリングパル
スを入力するごとに、すなわち走査部材2が上記3列の
証人格子列を左から右へと走査するごとに、(O)〜(
3)の出力端子よりそれぞれ第9図〔V〕〜〔岨に示す
信号を順次出力するようになっており、また走査部材2
が左行走査の際には、サンプリングパルスを入力するこ
とに、すなわち走査部材2が上記3列の証人格子列を右
から左へと走査するごとに、(4)〜(5)の出力端子
より上記と同じようにして順次信号を出力するようにな
っている。
したがって、リングカウンタCTは、走査部材2が上記
3列の証人格子列のうちの左側の証人格子列に対応する
と、それが左行走査のときであれば(0)端子より、右
行走査のときであれば(5)端子より出力を生じ、また
真中の証人格子列に対応すると、それが左行走査のとき
であれば(1)端子より、右行走査のときであれば(4
)端子より出力を生じ、さらに右側の証人格子列に対応
すると、それが左行走査のときであれば(2)端子より
、右行走査のときであれば(3)端子より出力を生じる
ことになる。
リングカウンタCTの上記出力は、上記サンプリングパ
ルスを供給されるようになっているゲート群GTに入力
され、リングカウンタCTの(0)あるいは(5)端子
において出力が生じている場合(走査部材2が上記3列
の証人格子列の左側の証人格子列にさしかかっている場
合)には、ゲート群GTの(1)の出力系より第9図(
資)に示す1個のパルス(ゲートを通過した上記サンプ
リングパルス)が出力され、また(1)あるいは(4)
端子において出力が生じている場合(走査部材2が真中
の証人格子列にさしかかっている場合)には、ゲート群
GTの(2)の出力系より同図(IX)に示す1個のパ
ルスが出力され、さらに(2)あるいは(8)端子にお
いて出力が生じている場合(走査部材2が右側の証人格
子列にさしかかっている場合)には、ゲート群GTの(
3)の出力系より同図〔X〕に示す1個のパルスが出力
されるようになっている。
そして、これらのパルスは、走査部材2の出力がrHJ
であるか「L」であるかを弁別するD型フリップフロッ
プ等の弁別回路SLに加えられ、上記3列の証人格子列
のうちの左側の列の記入格子にマークが施されていたと
きは、弁別回路SLの(1)の出力系より第9図(XI
)に示す出力かえられ、その出力系に接続された電磁石
等の電気動作素子M1が作動して、ある所要のファンク
ション動作、たとえば糸交換動作が自動的に行われるよ
うになっており、また真中の列の記入格子にマークが施
されていたときには、弁別回路SLの(2)の出力系よ
り上記と同じような出力かえられ、その出力系に接続さ
れた上記とは別の電気動作素子M2が作動して上記とは
違う所要のファンクション動作が自動的に行われるよう
になっており、さらに右側の列の記入格子にマークが施
されていたときには、弁別回路SLの(3)の出力系よ
り出力かえられ、上記とはさらに別の電気動作素子M3
が作動して、さらに上記とは違うファンクション動作が
自動的に行われるようになっている。
また、第8図においてリングカウンタCTに代えて、バ
イナリ−カウンタとデコーダとを組合せた回路を用いて
も、上記と実質的に同じことを行うことができるもので
ある。
次に、本発明の要旨であるカード1を移送する構成につ
いて説明する。
まず、その機械的構成について第2〜7図を参照に説明
すると、前記カード送りローラ5は、その左右両側にカ
ード1の左右のパーホレーション1′に嵌入するスプロ
ケット5′を有し、その軸5C1第5図に示すように前
記制御ボックスB内に装備したその駆動機構すに連結し
ていて、それにより自動的に正あるいは逆転せられるよ
うになっている。
駆動機構すは電磁石60を動力源としていて、そのプラ
ンジャ61が前後動するとそれに水平部62′を連結し
たレバー62が、第6図に示すようにピボット63を中
心にはね62“に抗しまたそのばね力によって矢印方向
に往復回動するようになっている。
レバー62の遊端部には、ピボット64によって正転送
り片651と逆転送り片652とを、前者を後側、後者
を前側にししかも左右前後に対称の関係にして吊下枢支
しである。
正転送り片65.は、同軸66に嵌着した2個のラチェ
ットギアー671.67□の一方67.にその後側にお
いて爪651を係合させるようになっており、また逆転
送り片652は、他方672にその前側において爪65
′2を係合させるようになっている。
これら両送り片658,652をそれぞれラチェットギ
アー6γ1. S 72に係合させるかさせないか、し
たがって前記カード送りローラ5を電磁石60によって
正転させるか逆転させるかまた電磁石60とは無関係と
するかは、制御ボックスBの操作盤3上にあるカード送
り切換摘み68を前後に摺動させることによる。
すなわち、上記軸66の下方において立設軸69に板状
のレバー70を水平回動自在に支承してあり、そのレバ
ー70の右端部は上記両送り片651.652間に位置
してそれらと常時係合し、それらに一定の間隔を保持さ
せているとともに、そのレバー70の左端は、第7図に
示すように前後に立上り部70’、70“を形成してい
る。
そして、その立上り部7σ、70“間に、上記摘み68
に取付けた曲杆71の下端部を位置させてあり、摘み6
8を第7図実線装置たる中立位置に設定すると、曲杆7
1が両立上り部70’、70“のいずれをも押さないそ
の中間位置にあるにより、レバー70は、ばね72の作
用によって上記軸66と平行となる状態を保持され、両
送り片650,652のいずれをもラチェットギアー6
71,6724こ係合させない待避位置に設定するよう
になっている。
一方、摘み68を後側(第7図左側)に摺動させると、
曲杆71が後側の立上り部TO“を後方に押すことによ
り、レバー70の右端部は前方に回動変位し、逆転送り
片652を前方へ押しのける反面、正転送り片651の
ラチェットギアー671への係合を許容する。
しかして、電磁石60の付勢、消勢によって、レバー6
2が上下に往復回動すると、正転送り片651がラチェ
ットギアー671を送って軸66が第6図反時計方向に
回転し、その軸66に嵌着しであるギアー73と前記カ
ード送りローラ5の軸5“側のギアー74とが噛合して
いることにより、カード送りローラ5が正転してカード
1は順方向に移送されることになる。
次に、摘み68を前側(第7図右側)に摺動させると、
曲杆71が前側の立上り部70′を前方に押すことによ
り、レバー70の右端部は後方に回動変位し、正転送り
片65、を後方へ押しのける反面、逆転送り片65□の
ラチェットギアー672への係合を許容し、今度は上記
の場合とは逆方向にカード送りローラ5が回転してカー
ド1は逆方向に移送されることになる。
なお、上記軸5“にはベベルギア−75,76によって
、操作盤3上の手動送り摘み7Tを連係してあり、上記
摘み68を中立位置に設定しておいて手動送り摘み7T
を回せば、カード1を手動によって順方向にもまた逆方
向にも移送できるようになっている。
以上、カード送りの機械的構成について説明したが、次
にはその電気的構成すなわち上記駆動機構すを制御する
制御回路について第1o、ii図を参照して説明する。
前述したように、カード1の自動的送りは、左側のファ
ンクションマーク記入欄11□の記入格子に施されたマ
ークおよび右側のファンクションマーク記入欄113の
右はじの列の記入格子に施されたマークによって決まる
もので、第10図のブロックダイヤグラムは、カード1
を常には連続送り状態としていて、上記マークを走査部
材2が読み取ることにより、カード1の送りを停止でき
る構成となっている。
アンドゲートG、とナントゲートG2とは、ともに前記
リミットスイッチ171,17rよりの出力(第11図
〔■〕)を入力していてそれらのいずれでもオンとなっ
たとき、すなわち走査部材2が左側のストロークエンド
に達したときと右側のストロークエンドに達したときに
、開くようになっている。
リミットスイッチ171あるいは17rがオンとなると
、ナントゲートG2の出力(同図〔■〕、詳しくはそれ
を図示しない微分回路で微分した出力によってセットリ
セット型フリップフロップFFがセットされるとともに
、オアゲートG4を介して単安定マルチバイブレークM
M、が作動せられるようになっている。
一方、フリップフロップFFのQ端子出力■〕、アンド
ゲートG1の出力(III)および単安定マルチバイブ
レークMM、の出力〔■〕(非安定側出力)はナントゲ
ートG3に加えられ、そのナントゲートG3の出力〔■
〕によって別な単安定マルチバイブレークMM2が作動
せられ、その出力[X11(非安定側出力)は上記エン
ドゲートG2に入力せられるようになっている。
単安定マルチバイブレークMM1はその作動時間をT、
に設定され、またもう一方の単安定マルチバイブレーク
MM2はT2に設定されているので、単安定マルチバイ
ブレークMM1は72時間おきにT1時間づつ作動し、
これにより前記電磁石60は、左側のファンクションマ
ーク記入欄112あるいは右側のファンクションマーク
記入欄113の右はじの証人格子列にマークが施されて
いないかぎり、付勢、消勢を交互に連続して繰り返すよ
うになっている。
一方、走査部材2がマークにさしかかると、その出力(
1)は排他的論理和回路G6を介して上記アンドゲート
G1に入力されているので、フリップフロップFFはリ
セットされ、単安定マルチバイブレークMM、が作動停
止して、電磁石60が消勢状態となるようにしである。
したがって、カード1は走査部材2が左側のストローク
エンドにあるときと右側のストロークエンドにあるとき
において、マークを施しである段のところまで自動的に
移送されるもので、その移送量は、左右側はじの証人格
子列のどの段の吾人格子にマークを施すかによって決ま
り、それによってまた走査部材2の走査する段としない
段が決まるものである。
このようにカード1は、それに施したマークによってそ
の自動的送りをコントロールされるものであるが、さら
にそれは、手動スイッチ78(この操作部は第5図に示
すように操作盤3上にあわの操作によって単安定マルチ
バイブレータMM1が1回だけ作動する構成としである
ことにより、手動スイッチT8を操作することに1段づ
つ移送できるようになっており、また送り態様反転スイ
ッチ?9(この操作部も操作盤3上にある)を切換えて
、走査部材2の読み取りのマークとノーマークの判定を
反転させることにより、上述とは逆にマークを施しであ
る間だけ自動連続送り状態として、ノーマークで停止さ
せることもできるようになっている。
なお、第10図の匍)卸回路は、カード1を常には連続
送り状態として、カード1の左右側はじの証人格子列(
移送情報記録帯)上のマークによってのみ移送停止を行
えるようにしたが、これとは違い、常には上記左右側は
じの証人格子列のマークのあるなしに関係なく1段送り
状態として、左右側はじの記入格子列以外の他の所定の
証人格子列にマークが施されているときにかぎり、カー
ド1を、左右側はじの証人格子列のマークのあるなしに
したがった自動送り状態とするようにしてもよい。
第12図はかかる動作を行う制御回路の具体例を示すも
ので、第10図に示した上記制御回路においてはセット
リセット型フリップフロップFFを用いたが、この第1
2図に示す制御回路においてはD型フリップフロップD
Fを用いている。
なお、第12図において第10図と同じ構成要素のもの
は、同一符号を付して表わしである。
そして、D型フリップフロップDFのリセット端子にゲ
ートG1を通過してきた信号(第11図〔■〕)が入力
されるようになっており、またD端子に前記走査部材2
の出力(同図〔I〕)が、さらにT端子に第8図におい
て示したゲート群GTの(1)の出力系の出力(第9図
〔■〕)がそれぞれ入力されるようになっている。
しかして、この第12図の場合には、右側のファンクシ
ョンマーク記入欄113のうちの左はじの証人格子列を
も移送情報記録帯としていて、それに第9図に示すよう
にマークが施しであると、D型フリップフロップDFの
り、Tの両端子に同時に所定の信号が入力するため、フ
リップフロップDFはセット状態となり、走査部材2が
左はじの証人格子列(左側のファンクションマーク記入
欄)112あるいは右側のファンクションマーク記入欄
113のうちの右はじの証人格子列に達する以前からQ
端子より信号田」を出力する。
したがって、走査部材2が上記左はじあるいは右はじの
証人格子列に達して(左あるいは右のストロークエンド
に達して)前記リミットスイッチ171あるいは17r
がオンとなると、フリップフロップDFは、走査部材2
が上記左はじあるいは右はじの証人格子列のマークを読
み取らないかぎり、リセットされないから、その間だけ
継続してrHJを出力することになり、これによって単
安定マルチバイブレークMM1が第10図の場合と同様
にT2時間おきにT1時間づつ動作して、カード1が上
記マークがあるところまで連結して移送されることにな
る。
ところが、右側のファンクションマーク記入欄113の
うちの左はじの証人格子列にマークがない通常の状態に
おいては、フリップフロップDFはリセット状態である
ため、単安定マルチバイブレークMM1は、走査部材2
が左あるいは右のストロークエンドに達してリミットス
イッチ171あるいは17rがオンとなったときに1回
だけしか動作せず、これによりカード1を移送するため
の前記駆動機構すの電磁石60が、単安定マルチバイブ
レークMM、で設定した所定時間だけ動作して、カード
1が1段だけ自動的に移送されるようになっている。
なお、フリップフロップDFは走査部材2とは関係なし
に、手動スイッチ80(この手動操作部も前記操作盤3
上にある)によってセットされるようになっていて、こ
の手動スイッチ80を操作することによりカード1を連
続送り状態にすることができるようにしである。
、かくして、第12図に示す制御回路は、左側のファン
クションマーク記入欄112あるいは右側のファンクシ
ョンマーク記入欄113のうちの右はじの証人格子列の
マークの施し態様にしたがった自動送りモードとするか
、あるいはかかる自動送りによらない各段自動送りモー
ドにするかを、右側のファンクションマーク記入欄11
3のうちの左はじの証人格子列にマークを施すか施さな
いかによって選定できるものである。
なお、カード送りローラ5を回転させる動力源としでは
、電磁石60のほかパルスモータであってもよい。
移送装置Aは上述のごとき構成であって、キャリジYの
案内溝20′の範囲内における走行によって走査部材2
がカード1を走査し、そのカード1上の編成パターンは
、サンプリングパルス発生器a1よりのサンプリングパ
ルスによるサンプリングによって第19図〔■〕に示す
ように、編成パターン記入欄111の1記人格子を1ビ
ツトに対応させたデジタル電気信号として読取られるも
のであるが、そのデジタル電気信号は、走査部材2の左
行による走査の場合と右行による走査の場合とで別別に
記憶装置MEM(第18図のブロックダイヤグラム、詳
しくは後述する)に記憶されるようになっており、その
記憶されたデジタル電気信号は、キャリジYの反転によ
る次の右行あるいは左行操作の際に、前記1対の編針選
別機構Cl、Crのうち有効選別作用する一方が編針1
本づつと対応することに、すなわちキャリジYの走行タ
イミングに従って順次1ビツトづつ読み出され、そのビ
ット内容(lあるいは0)に応じて上記有効選別作用す
る一方の編針選別機構ClあるいはCrを制御するよう
になっているもので、次にはかかる構成部分について説
明する。
まず、キャリジYの走行にともないその走行タイミング
にしたがってタイミングパルス、すなわち上記記憶装置
MEMに記憶のデジタル電気信号を読み出すためのタイ
ミングパルスを得るタイミングパルス発生機構より第4
,13〜15図を参照して説明する。
前出の集電アツセンブIJ Dは、導電体であるととも
に磁性体でもある上下2枚の横長の金属板24□、24
2によって、磁石片25・・・と非磁性片26・・・と
を挾持するとともに、その金属板241゜242の間で
あって磁石片25・・・、非磁性片26・・・の背面全
長にわたって反射板27を固着して全体的に1つの細長
い単体としたもので、キャリジYに付設した前記ケーシ
ング21の横長の鞘状部21′に左右所定範囲内におい
て摺動自在となるように嵌装してあり、その背面(第1
5図)は鞘状部21′の背面開口より露出している。
上記反射板2Tの露出面(背面)は光反射面となってい
るものであるが、そのほぼ全長に、非反射面を形成する
多数の方形な孔2γ・・・を、針床Xに列装の編針28
・・・のピッチと同じ間隔にして列設しである。
一方、前記配電壁20には、その前面において上記反射
板27を照射しそれよりの反射光を検知することによっ
て、キャリジYの走行タイミングにしたがったタイミン
グパルスをうるタイミングパルス発生器(すなわち発光
素子と受光素子との組合せ)29・・・を、反射板27
の長さより少しく短い間隔で複数個固定配置しである。
したがって、複数のタイミングパルス発生器29・・・
のうちの少なくとも1個は、必ず反射板27と対向して
いるもので、キャリジYを走行させると、それにともな
って反射板27が移動することにより、それに対向して
いるタイミングパルス発生器29・・・より第19図C
V)に示すように、キャリジYが編針1ピッチ分移動す
るごとにタイミングパルスが出力されること明らかであ
る0このようにしてキャリジYの所定長さ走行ごとに順
次交代しながらタイミングパルスを発生する複数のタイ
ミングパルス発生器29・・・は、1つの出力系に接続
されており、この出力系よりは、キャリジYが針床Xに
おけるいずれの位置にあっても、あたかも1つのタイミ
ングパルス発生器よりタイミングパルスが供給されるか
のごとく連続してタイミングパルスが出力されるもので
ある。
したがって、前出の記憶装置MEMに記憶のデジタル電
気信号は、キャリジYがいずれの位置にあってもその走
行タイミングに合せて読み出すことができる訳であるが
、その記憶装置においては、前述のように走査部材2の
キャリジYにともなう左行走査における場合と右行走査
における場合とでデジタル電気信号は別々に記憶される
ようになっているから、その読み出しをキャリジYの走
行方向にしたがって行わなければならない。
、そこで次には、その記憶装置MEMへの上記デジタル
電気信号の記憶とそれの読み出しとを、キャリジYの走
行方向にしたがって実施すべく、キャリジYの走行方向
を検知するキャリジ走行方向検知機構について説明する
前述のように、集電アツセンブIJ Dの上下2枚の金
属板241.24□は磁力を帯びているもので、それら
の後端複数個所の突出部分24.′、24Zは、前記配
電壁20の前筒全長に電気絶縁材を介して付着した通電
体であってかつ磁性体でもある横長の導電板30と常時
吸着している。
そして前述のように、集電アツセンブ’J Dは、ケー
シング21の鞘状部21′に所定範囲内での摺動の自在
が許容されて嵌装されていることと相俟ち、キャリジY
を左行させたときは前記ケーシング21に対する右側摺
動限界位置まで摺動させられたあとにおいてキャリジY
とともに移動す、またキャリジYを右行させたときは上
記とは逆に左側摺動限界位置まで摺動させられたあとに
おいてそれとともに移動することになる。
すなわち、集電アッセンブリDはキャリジYの走行反転
にともなってケーシング21に対し左右に転換動作する
てとになる。
そして、この集電アツセンブIJ Dには第15図(背
面図)に詳しく示すように、その左端部上拵において駒
317を固着してあり、またケーシング21には、駒3
11を受入している空部3Mの内側において、弾発力を
有するスイッチ片33と端子34を設けてあって、キャ
リジYの左行の際には、集電アツセンブIJ Dが右側
に偏倚している故に、駒311はスイッチ片33より離
隔してそのスイッチ片33は端子34より離れ、電気不
導通状態となるが、キャリジYの右行の際には、集電ア
ッセンブリDが左側に偏倚する故に、スイッチ片33は
駒31t!に押されて端子34に接触し、電気導通状態
になるようになっている。
したがって、スイッチ片33と端子34とは一種のリミ
ットスイッチ、したがってまたキャリジ走行方向検知手
段dを構成していることになり、それは第13図に示す
ように、ケーシング21の背面右側に設けた接触片35
とリード手段36により電気接続され、その接触片35
が、前記配電壁20の前面はぼ全長に付設した導電板3
7(第2.4図参照)に常時接触していることにより、
キャリジ走行方向検知手段dは、編機本体X側の前記制
御ボックスBに納めである所要の電気、電子回路に電気
接続され、第19図(VI〕に示すように、キャリジY
の走行反転によって■から「L」あるいはその逆へと反
転する2値電気信号を出力するようになっている。
かくして、この2値電気信号によって前出の記憶装置M
EMは制御され、それへのデジタル電気信号の記憶およ
びその読み出しは、キャリジYの走行方向にしたがって
行われるものであるが、その読み出したデジタル電気信
号は、前記1対の編針選別機構Cl、Crのうちの有効
選別作用する一方に供給する必要がある。
そこで次には、上記読み出したデジタル電気信号を、キ
ャリジYの走行方向にしたがって編針選別機構Cl、C
rに切換え供給するスイッチ機構について第13〜15
図を参照して説明する。
前述のように集電アツセンブIJ Dの上下2枚の金属
板241.24□は導電体であるとともに磁性体でもあ
り、それは同じく導電体であるとともに磁性体でもある
編機本体X側の前記導電板30と常時接触しているもの
で、いわば編機本体X側より給電できるようになってい
る。
これら2枚の金属板24□、242には、その左右2個
所において左右所定の長さの上下に貫通する切欠き孔2
411.24rがあり、そのそれぞれに、ケーシング2
1に埋設の導電片381,38rが貫通している。
そして、キャリジYが左行のときは集電アツセンブIJ
Dが右側に偏倚することにより、右側の導電片38r
が、右側の切欠き孔24rの左側縁と係接してそれだけ
が編機本体X側の導電板30と電気接続状態となり、ま
たキャリジYが右行のときは上記とは逆に左側の導電片
381だけが上記導電板30と電気接続状態となるよう
にしである。
そして第13図に示すように、右側の導電片38rはリ
ード手段39により左側の編針選別機構CIの電磁石4
0に電気接続してあり、また左側の導電片39rはリー
ド手段41により右側の編針選別機構Crの電磁石40
に電気接続しである。
しかして、編機本体X側よりの前記デジタル電気信号は
、キャリジYが左行のときは、右側の導電片38rを通
じて左側の編針選別機構C1の電磁石40に供給され、
また右行のときは左側の導電片381を通じて右側の電
磁石40に供給されるもので、導電片381,38 r
と切欠き孔241゜24rとは、いわば上記デジタル電
気信号の供給を切換える左右のスイッチ手段El、Er
を構成しているといえる。
次には、左右の編針選別機構Cl、Crについて第4.
13,14,16,17図を参照に説明すると、両者は
構成部品の配置が左右対称の関係になっているが、実質
的には同じ構造である。
前出の電磁石40は、キャリジ台板41上に架設してあ
って、その上下の磁極板421.42□には、それぞれ
磁性材で一体成型した導磁体43゜44の水平部43a
、44aをそれぞれ上下より接合させてあり、両導磁
体43,44には、電磁石40の励磁によって互いに異
なる磁極が励起されるようにしである。
一方、キャリジ台板41の下面には、非磁性材製のバッ
ト案内体45を固着しである。
このバット案内体45は、その下面に左右に長いバット
通路45aを形成しており、そのバット通路45aに、
選針受容位置に設定した編針28のバット28′をサイ
ドカム46を通じ受入できるようになっている。
このバット通路45aの前後中はバット28′のそれと
ほぼ同じであり、またその上壁面は、第15図に示すよ
うにキャリジYよりみて外側の外側半部45bが内側に
向って下降するテーパー面で、内側半部45cがバット
28′の定常高さく第4図実線)より少しく低い水平面
となっている。
したがって、このバット通路45aを通過する過程にお
いては、バット28′は、外側半部45bの途中より板
はね47(第4図)に抗して徐々に押し下げられ、内側
半部45cにおいてそれに圧接し、バット通路45aに
ぴったりと嵌った状態でそれを通過し、そのあと上記板
ばね47の作用によって再び定常高さに復帰することに
なる。
かかる構造のバット案内体45に対し、前記一方の導磁
体43は、その垂下部43bより続いてキャリジ台板4
1の下側において左右に延びる垂直延長部43cの外側
下端部43dを、バット案内体45の肉厚中に埋入させ
て、その外側下端部43dの平らな下端面を、バット通
路45aの上壁面の内側半部と面一にしてそのバット通
路45a内はぼ中央に臨ませている。
さらに、この導磁体43は、その垂直延長部43cの一
部分であって上記外側下端部43dに続いて内側に延び
る中央下端部43cの下端縁が、内側に向かい徐々に下
降傾斜しているとともに、その下端縁の前側は、第17
図(第16図の0−0線断面)に示すように面取り43
e’しである。
また、他方の導磁体44は、その水平部44aの前端よ
り垂下して左右に延びる垂直部の外側半部44bと内側
半部44cとの間に切込み44dを設けてあって、前記
電磁石40よりの磁気は外側半部44bには作用するが
、内側半部44cにはほとんど作用しないようになって
いる。
そしてこの導磁体44は、その垂直部を、上記バット通
路45aの内端より内側に向って後方に傾斜するバット
案内体45の後壁面に沿わせて垂下位置させており、そ
の上記磁気を導く外側半部44bは、編針28の列装ピ
ッチとほぼ同じ左右内t(第16図)で、上記一方の導
磁体43の外側下端部43dの後方に位置し、それの下
端縁高さよりさらに低い位置まで垂下していて、その外
端部分前面をバット通路45aの後壁面に臨ませている
しかして、バット通路45aにバット28′を嵌入させ
た編針28の選別は次のようにして行われる。
バット通路45aに入ったバット28′は、キャリジY
の走行にともない前後の動きを拘束された状態で徐々に
押し下げられ、一方の導磁体43の外側下端部43dの
下端面に頭端を圧接するとともに、前記を巾通過中だけ
他方の導磁体44の外側半部44bの前面に後側面を圧
接させる。
このt山中、すなわちキャリジYの編針1ピッチ分走行
中において電磁石40が励磁状態であれば、たとえば導
磁体43がS極、導磁体44がN極の互いに異なる磁極
を励起されるにより、その両導磁体の間にバット28′
を介して一種の磁路が形成され、導磁体43の外側下端
部43dは真直ぐであるが導磁体44の外側半部44b
が後方に傾斜している故に、バット28′はその外側半
部44bに沿って後方へ僅かに偏倚することになる。
この後方へ偏倚したバット28′は、第17図に詳しく
示すように、導磁体44の内側半部44c(上記電磁石
40の作用をうけない)の立上り部44eと導磁体43
の立上り部43fとの間に磁石片48を配設しであるこ
とにより、上記内側半部44c側に吸引され(第17図
点線位置)、さらに後方へと偏倚して導磁体43の下降
傾斜している中央下端部43eの後側において定常高さ
まで立上り、さらに進んで、ばね49の作用により閉じ
ている開閉片50を押し開き、キャリジYの裏面に配置
のカム群による後方案内通路を通るようになっている。
一方、電磁石40が非励磁状態のときは、バット28′
は、導磁体44の内側半部44bに吸引されないことに
より真直ぐ進み、導磁体43の下端縁の面取り43a′
に案内されてその導磁体43の前側へと偏倚しく第17
図鎖線位置)、さらに進んで上記励磁の場合とは違う前
方案内通路を通るようになっている。
なお、導磁体43の垂下部43bには、補償用磁石片5
1を、その磁極が上記電磁石40による磁極を打ち消す
方向の向きになるようにして付設してあって、これによ
って電磁石40および両導磁体43.44に、電磁石4
0の励磁後の非励磁状態において存在する残留磁気を消
去し、それによって選別動作を一層確実に行えるように
しである。
バット通路45aに入った編針28は上述のごとくして
1本づつ選別作用を受けるものであるが、そのバット通
路45aに入った編針28でも、それが前出の左右のカ
ーソル413,4r範囲外に位置しているものである場
合には、電磁石40が励磁指令を全く受けなくて非励磁
状態のままとなるにより、電磁石40による上述のごと
き選別作用を受けないようになっているもので、次には
かかる構成について説明する。
キャリジYの背面の前記ケーシング21には、その左側
の前記空部321(第15図)と同じく右側にも同様な
空部32r(第13図)があり、そこに、前記集電アツ
センブIJ Dの左側の前記駒311と逆向きにした駒
31rを位置させである。
そしてケーシング21は、左右の空部321゜32rの
土壁であって前記左右の編針選別機構Cl、Crの選別
実施点(前記を巾の部分)の後方延長線上において、左
右の可動磁石片521゜52rを、それぞれ案内孔に沿
って上下摺動自在となるように備えている。
これら両回動磁石片52A! 、52rは駒31A’、
31rの移動によってそれぞれ上下動するものであるが
、それらは、集電アツセンブIJ Dが右偏倚位置にあ
るときは、左側が上昇で右側が下降状態、また左偏倚位
置にあるときはこれとは逆の状態になる関係にしである
一方、カーソル4A、4rは、前記配電壁20の上端の
前傾部に左右摺動自在となるように装架してあって、そ
れぞれその下面にリードスイッチ53を備えていて、そ
れを、ばね力をもつ接触片54を介して配電壁20の前
傾部下面全長に付着した横長の導電箔55に電気接続さ
せており、その両者のリードスイッチ53は、カーソル
41゜4rがいずれの位置にあっても、前記制御ボック
スB内の所要の電気、電子回路と電気接続状態となるよ
うになっている。
しかして、上記リードスイッチ53はキャリジY側の上
記可動磁石片52#、52rの走行線上方に位置するよ
うにしてあって、キャリジYが左行のときは左側の可動
磁石片521が上昇位置にあるにより、それが左側のカ
ーソル41の真下にきたときにそれのリードスイッチ5
3がオンとなって第19図〔卯に示すパルスかえられ、
また右行のときは右側の可動磁石片52rが右側のカー
ソル4rの真下にきたときにそれのリードスイッチ53
がオンとなって同図〔鴇に示すパルスかえられ、そして
これら両パルスの間隔中においてだけ前出の記録装置M
BMに記憶のデジタル電気信号が順次読み出されて前述
のごとき選別が行われ、この間だけ模様編成が行われる
もので、カーソル41.4rはいわば模様編成端を指示
する模様編成端指示手段を構成しているといえる。
編機本体XとキャリジYとの機械的な構成は上述のごと
くであって、次にはその電気、電子的構成について第1
8.19図を参照して説明する。
前記走査部材2よりの2値電気信号(第19図〔■〕)
とサンプリングパルス発生器a、よりのサンプリングパ
ルス(II)とは記憶、読出制御回路Fに加えられ、こ
こにおいて〔I〕の信号はサンプリングされ、〔町に示
すごときデジタル電気信号となるものであるが、それの
記憶装置MEMへの記憶は、記憶アドレス指定回路Gと
前記キャリジ走行方向検知手段dによる制御によって走
査部材2の走行方向、したがってキャリジYの走行方向
に関連した所定のアドレスに行われるようになっている
すなわち、記憶アドレス指定回路Gはアップダウンカウ
ンタを含み、サンプリングパルス発生器a1よりのサン
プリングパルス(n)を計数〔町するものであるが、上
記キャリジ走行方向検知手段dよりの出力信号〔■〕に
よって、走査部材2の左行と右行とにより加減算動作を
切換えられるようになっており、前記編成プログラムカ
ード1の編成パターン記入欄11.の1段走査、すなわ
ちその横列1段の全訳人格子(本例では60個)走査に
係る60ビツトのデジタル電気信号は、一応記憶装置M
EMに、走査部材2の左行によってえられた場合と右行
によってえられた場合とで分けてそれぞれ定ったアドレ
スに記憶されるようになっている。
一方、その記憶されたデジタル電気信号の読み出しは次
のようにして行われる。
前記カーソル41)、4rよりのパルス(V[l、(■
は、フリップフロップ等よりなる有効選針範囲指示信号
形成回路Hに供給されるようになっており、これによっ
て両カーソル41,4rよりのパルス間隔に応じた信号
(IX)が形成され、その信号は、ゲート回路等よりな
る有効タイミングパルス形成回路Iに加えられ、これよ
りカーソル41,4rの間にある編針28数と同数のタ
イミングパルス(X)が、キャリジYの編針1ピツチ移
動ごとに1個づつ出力されるようになっている。
このタイミングパルス〔X〕は、アップダウンカウンタ
を含むキャリジ位置検出回路Jに加えられ、それによっ
てキャリジYの走行方向にしたがい加算あるいは減算さ
れるようになっている。
ところで、この検知回路Jは、計数値プリセット手段た
る単位模様編針数設定手段K(この手動操作部は前記制
御ボックスBの操作盤3上にある)により計数値を任意
に設定されており(本例では12個)、上記タイミング
パルス■〕を設定個数加算あるいは減算するごとに〔■
〕に示すように、繰り返し同じ数値(並列2進電気信号
)をとるようになっている。
換言すれば、このキャリジ位置検知回路Jはカーソル4
1,4rの間にある編針28をコード化してそれに一定
の方向に向って繰り返し番号をつけているといえる。
しかして、この検知回路Jの出力は、前記記憶、読出制
御回路Fに、前記有効選針範囲指示信号〔IX)の出力
中だけ記憶装置MEMに対する読み出しアドレス指定信
号として供給されるもので、記憶されているデジタル電
気信号は、本例でいえば0から11の12ビツトのもの
が繰り返し読み出され、〔W〕に示す信号となって記憶
、読出制御回路Fより出力されたあと、有効選針範囲指
示信号〔のを供給されているアンド回路を含むドライブ
信号形成回路りに供給され、信号(IX)のrH1出力
中における2値電気信号として前記スイッチ手段Elあ
るいはErを通じ、有効選別動作する側の一方の編針選
別機構CIあるいはCrの電磁石40に出力される。
かくして、カーソナル41,4rの間の編針28は(X
IV)に示すように、12本を1ブロツクとして、編成
パターン記入欄111の左はじの証人格子とそれより1
2個右側の証人格子との間に描かれた編成パターンの態
様にしたがい選別(たとえば第18図において塗りつぶ
したものが後方偏倚、そうでないのが前方偏倚)される
ことになる。
ところで、上記から明らかなとおり、カード1の編成パ
ターン記入欄111はその左右端全長にわたって走査さ
れ、その1走査によってえられたデジタル電気信号の全
ビットが記憶装置MEMに記憶されるものであるが、そ
れより読み出されるビット数は、単位模様編針数設定手
段Kにより決まるもので、たとえばそれを「12」とし
た場合、たとえ編成パターン記入欄111上において左
はじまり12個目の証人格子よりさらにその右側におい
て編成パターンを記録してあったとしても、それは走査
されて一応記憶装置MEMに記憶されるが、それは選針
を行うための信号として読み出されることはないもので
ある。
以上の構成によりカード1上の編成パターンに応じた単
位模様編成を行うことができるものであるが、本編機は
さらに上記編成パターンを変えないでおいて、現実に編
成される模様態様を、前記操作盤3上の手動操作部材の
手動操作によって変えることができるようになっている
もので、次にはそれについて説明する。
模様左右反転手段Mは、その手動操作部の切換操作によ
って出力電気信号が(XI)に示すようにrHJから「
L」あるいはその逆に反転するようにな2ているもので
、その信号〔釦は前記キャリジ走行方向検知手段dの出
力〔■と比較回路Nにて比較(排他的論理和)せられる
ようになっており、その比較信号園によって前記キャリ
ジ位置検知回路Jのアップダウンカウンタの加減算方向
が指定されるようになっている。
しかして、キャリジ位置検知回路Jの計数値は、キャリ
ジYのある方向の走行につき前述した〔■〕の関係をと
るかあるいは〔寞の関係をとるかを、模様左右反転手段
Mの操作にもとづいて決定されるもので、カード1上の
編成パターンが同じであっても、〔■〕と〔寞の場合と
では編成される模様が左右を逆にしたような関係となる
ものである。
次に、選針態様反転手段Pは、その手動操作部の切換操
作によって上記模様左右反転手段Mと同じような電気信
号を出力し、それを前記ドライブ信号形成回路りに供給
しているもので、この手段Pの操作によって、ドライブ
信号形成回路りよりの出力は前述の〔劇〕のごとくなる
かあるいはそれを反転させた信号となるかを決定される
ものである。
したがって、この手段Pの操作によって編針28の前後
選別態様を反転させることができ、それによりカード1
上の編成パターンを変えないでおいて、編成される模様
の地紋を反転させることができるものである。
なお、以上においては編成プログラムカード1として、
1つの証人格子を1つの編み目に対応させたカードを使
ったが、第20図に示すように1つの証人格子が所定複
数の編み目に対応するカードを使ってもよく、また編成
パターンおよびファンクションマークを予め印刷したカ
ードを使ってもよい。
さらに、編成パターンおよびファンクションマークとし
ては、カード面を塗りつぶすことにより作成するほか、
所要形状の色紙をカードに貼り付けることにより作成し
ても、その読み取りを上記と同じようにして行うことが
できるものである。
さらにまた、以上においては編成パターンとファンクシ
ョンマークのサンプリングを、それぞれ別々のサンプリ
ングパルス発生機構(リニアエンコーダ13の後側縁の
溝14□と第1のサンプリングパルス発生器a1、前側
縁の溝143と第2のサンプリングパルス発生器a2)
によって行ったが本発明は、リニアエンコーダに、編成
パターンのサンプリングのための溝(あるいはスリット
)とファンクションマークのサンプリングのための溝(
あるいはスリット)とを同一直線上に設け、それらを単
一の読取部材(サンプリングパルス発生器)(こよって
読み取って同じ1つの出力系よりサンプリングパルスを
うるようにし、そのサンプリングパルスを、カウンタを
使って計数することGこより、編成パターンのサンプリ
ングのためのサンプリングパルスとファンクションマー
クのサンプリングのためのサンプリングパルスを弁別し
て、その弁別したサンプリングパルスによって両者のサ
ンプリングをそれぞれ行うようにしてもよいものである
さらに、以上の実施例においては、走査部材2が左右の
両ストロークエンド(走行端)に達したことをリミット
スイッチ171,17rにより検知して、走査部材2が
左側のストロークエンドに位置しているときと右側のス
トロークエンドに位置しているときとの両方において編
成プログラムカード1を自動的に移送するようにしたが
、走査部材2を、右側のストロークエンドに達すると左
側のストロークエンドに自動的にリターンするようにす
るとか、これとは逆に左側のストロークエンドに達する
と右側のストロークエンドに自動的にリターンする構成
とした場合には、そのリターンする原位置側にだけリミ
ットスイッチ等のスイッチ部材を設けて原位置に達した
ことを検知し、それによりカード送りローラ5の駆動機
構すを動作させて、走査部材2が原位置において停止し
ているときにかぎり、カード1を移送させればよいもの
である。
以上に述べたところから明らかなとおり、本発明編成情
報記録媒体移送装置は、編成しようとする模様を表わす
編成パターン情報等の編成情報を記録する記録部分およ
び該記録部分の少なくとも一側において当該編成情報記
録媒体の移送態様をプログラムするための移送情報記録
帯(実施例における左側のファンクションマーク記入欄
112あるいは右側のファンクションマーク記入欄11
3のうちの右はじの証人格子列)を有する編成情報記録
媒体と、この記録媒体を装填するための記録媒体装填部
材(実施例におけるカード送りローラ5)と、この装填
部材を作動することによってそれに装填した上記編成情
報記録媒体を、上記移送情報記録帯の長手方向に移送さ
せることができる。
駆動機構と、上記編成情報記録媒体の移送方向と直交す
る走行路に沿ってその走行路の一側あるいは他側端部位
置から上記編成情報を記録する記録部分と上記移送情報
記録帯とを横断して走行することにより、そこに記録さ
れた情報を読み取る走査部材と、この走査部材が上記−
側あるいは他側端部位置に到達してから走査部材が上記
移送情報記録帯に記録された特定の情報(実施例におけ
るマーク)を読み取るまで、上記編成情報記録媒体の移
送を行わせる制御回路とを備えてなるもので、編成しよ
うとする模様を表わす編成パターン情報等の編成情報を
記録した編成情報記録媒体を、それ自体に記録してプロ
グラムしておいたその移送態様を表わす情報にしたがっ
て自動的に移送でき、それにより上記編成情報の読み取
るべき個所とそうでない個所とを、当該記録媒体自体で
任意にプログラムすることができるとともに、上記移送
態様を表わす情報の読み取りを、上記編成情報の読み取
りを行う走査部材により行うようにしたので、移送態様
を表わす情報の読み取りのための専用の読取手段を用意
する必要がなく、かつ上記自動的移送を、上記原位置に
停止しているときにかぎり行うことができ、走査部材の
誤走査がないものである。
また、特許請求の範囲第2項の本発明は、前記制御回路
を、前記走査部材が前記−側あるいは他側端部位置に到
達したのち前記移送情報記録帯に記録された特定の情報
を読み取るまで前記1駆動機構を動作させて前記編成情
報記録媒体の移送を行わしめる第1モードと、走査部材
が一側あるいは他側端部位置に到達したのち前記1駆動
機構を所定時間だけ動作させて前記編成情報記録媒体の
単位長さだけの移送を行わしめる第2のモードとに、選
択的に設定可能に構成したので、上記の効果に加えてさ
らに、移送態様を表わす情報に応じた自動的移送モード
にするか、あるいはかかる情報によらない単位長さだけ
の歩進的自動移送モードにするかを任意に選定すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、手編機に適用した場合の本発明の一実施例を示
し、第1図は手編機全体の概略平面図、第2図は本発明
実施例の編成情報記録媒体移送装置と編機本体側の配電
壁とを示すそれらの正面図、第3図は上記移送装置の平
面図、第4図は手編機全体の縦断面図、第5図はカード
送りローラを回転させる駆動機構の一部切欠き正面図、
第6図は第5図におけるI−1線位置の断面図、第7図
は同じ<n−n線位置の断面図、第8,9図はそれぞれ
ファンクション動作を行う構成部分のブロックダイヤグ
ラムとタイムチャート、第10,11図はそれぞれ上記
駆動機構を制御する制御回路のブロックダイヤグラムと
そのタイムチャート、第12図は上記制御回路の他の実
施例を示すそのブロックダイヤグラム、第13図はキャ
リジの一部切欠き平面図、第14図は、キャリジの一部
切欠き裏面図、第15図は、キャリジの背面に付設した
ケーシングとそれに嵌装した集電アッセンブリとを示す
それらの背面図、第16図は編針選別機構を示すその断
面図、第17図は第15図の00線位置断面図、第18
.19図は走査から最終の選針までの電気的構成を示す
ブロックダイヤグラムとタイムチャート、第20図は編
成プログラムカードの他の実施例の一部正面図である。 1・・・・・・編成情報記録媒体たる編成プログラムカ
ード、11□・・・・・・編成パターン情報の記録部分
たる編成パターン記入欄、111.113・・・・・・
編成ファンクション情報の記録部分たるファンクション
マーク記入欄、5・・・・・・記録媒体装填部材たるカ
ード送りローラ、b・・・・・・駆動機構、2・・・・
・・走査部材、171.17r・・・・・・走査部材の
位置を検知する手段たるリミットスイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 編成しようとする模様を表わす編成パターン情報等
    の編成情報を記録する記録部分および該記録部分の少な
    くとも一側において当該編成情報記録媒体の移送態様を
    プログラムするための移送情報記録帯を有する編成情報
    記録媒体と、この記録媒体を装填するための記録媒体装
    填部材と、この装填部材を作動することによってそれに
    装填した上記編成情報記録媒体を、上記移送情報記録帯
    の長手方向に移送させることができる駆動機構と、上記
    編成情報記録媒体の移送方向と直交する走行路に沿って
    その走行路の一例あるいは他側端部位置から上記編成情
    報を記録する記録部分と上記移送情報記録帯とを横断し
    て走行することにより、そこに記録された情報を読み取
    る走査部材と、この走差部材が上記−側あるいは他側端
    部位置に到達してから走査部材が上記移送情報記録帯に
    記録された特定の情報を読み取るまで、上記駆動機構を
    動作させて上記編成情報記録媒体の移送を行わせる制御
    回路とを備えてなることを特徴とする編機における編成
    情報記録媒体移送装置。 2 編成しようとする模様を表わす編成パターン情報等
    の編成情報を記録する記録部分および該記録部分の少な
    くとも一側において当該編成情報記録媒体の移送態様を
    プログラムするための移送情報記録帯を有する編成情報
    記録媒体と、この記録媒体を装填するための記録媒体装
    填部材と、この装填部材を作動することによってそれに
    装填した上記編成情報記録媒体を、上記移送情報記録帯
    の長手方向に移送させることができる駆動機構と、上記
    編成情報記録媒体の移送方向と直交する走行路に沿って
    その走行路の一側あるいは他側端部位置から上記編成情
    報を記録する記録部分と上記移送情報記録帯とを横断し
    て走行することにより、そこに記録された情報を読み取
    る走査部材と、この走査部材が上記−側あるいは他側端
    部位置に到達してから走査部材が上記移送情報記録帯に
    記録された特定の情報を読み取るまで、上記駆動機構を
    動作させて上記編成情報記録媒体の移送を行わせる制御
    回路とを備え、しかもこの制御回路を、前記走査部材が
    前記−側あるいは他側端部位置に到達したのち前記移送
    情報記録帯に記録された特定の情報を読み取るまで前記
    駆動機構を動作させて前記編成情報記録媒体の移送を行
    わしめる第1のモードと、走査部材が一側あるいは他側
    端部位置に到達したのち前記駆動機構を所定時間だけ動
    作させて前記編成情報記録媒体の単位長さだけの移送を
    行わしめる第2のモードとに、選択的に設定可能に構成
    してなることを特徴とする編機における編成情報記録媒
    体移送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200083323A (ko) 2018-12-28 2020-07-08 간또 가가꾸 가부시끼가이샤 산화아연 및 은을 갖는 적층막의 일괄 에칭액 조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200083323A (ko) 2018-12-28 2020-07-08 간또 가가꾸 가부시끼가이샤 산화아연 및 은을 갖는 적층막의 일괄 에칭액 조성물

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