JPS5950779B2 - 手編機の選針制御装置 - Google Patents

手編機の選針制御装置

Info

Publication number
JPS5950779B2
JPS5950779B2 JP15971877A JP15971877A JPS5950779B2 JP S5950779 B2 JPS5950779 B2 JP S5950779B2 JP 15971877 A JP15971877 A JP 15971877A JP 15971877 A JP15971877 A JP 15971877A JP S5950779 B2 JPS5950779 B2 JP S5950779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
carriage
pattern
knitting
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15971877A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5496163A (en
Inventor
昌一 国枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP15971877A priority Critical patent/JPS5950779B2/ja
Publication of JPS5496163A publication Critical patent/JPS5496163A/ja
Publication of JPS5950779B2 publication Critical patent/JPS5950779B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は編物作品に具現しようとする編成模様信号を光
透過率或いは光反射率の差によって記録表示した記録媒
体を備えた手編機の選針制御装置に関する。
従来、手編機によって縞模様を記録媒体上の編成模様信
号を読取ることにより形成する場合においては、例えば
記録媒体としての光透過性の記録シートに多数の升線に
よって矩形状の画素領域を多数形成し、その所望の画素
領域をしや光性の黒色に塗りつぶすことにより編成模様
信号を記録表示させ、このような記録シート上をキャリ
ジに連動して移動するスリットによって光走査する光学
的センサで上記編成模様信号を読取り、その読取信号に
より選別部材を制御して所望の選針を行ない、以って記
録シート上に編成模様信号で表示された縞模様を編地に
具現する方式のものが考えられている。
ところが、上記構成によると、一つの記録シートは一つ
の縞模様を具現するものであるので、編物作品に応じて
異なる縞模様を具現するだめには夫々に対応した多数の
記録シートを用意する必要があり、極めて不便である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、編物作品に具現しようとする編成模様信号を光透
過率或いは光反射率の挙によって記録表示した記録媒体
を設け、この記録媒体上の一コースの編成模様信号に対
して直接乃至はオプチカルファイバ等の光導部材を介し
て光を各別に照射可能な複数個の発光要素を設け、その
透過光或いは反射光を受光要素にて受光することにより
記録媒体上の信号を読取り且つその読取信号に応じて針
床に列設の編針を制御する構成とし、更に前記複数個の
発光要素の発光の有無或いは発光の順序を変更する制御
回路を設ける構成とすることによって、同一の記録媒体
を用いて異なる縞模様を具現することができる極めて便
利な手編機の選針制御装置を提供するにある。
以下本発明の第1の実施例につき第1図乃至第9図を参
照して説明する。
先ず、第1図乃至第6図に基づいて手編機の概略的構成
について述べる。
1は左右に長尺な機枠、2はこの機枠1に取付けられた
針床、3はこの針床2に前後方向に移動可能に列設され
た例えば200本の編針で、これらの略中央部に突設さ
れたバット4が前記針床2の上面板たる溝板5の案内溝
5aを下方から貫通して上下に突出されている。
そして、前記編針2の後端部は針床2に対して上下に移
動可能とされているが、前には板ばね6によって上方位
置に保持されている。
尚、これらの多数本の編針3の内の互に隣接する編針3
゜3間の距離は例えば4.5閣に設定されている。
7は前記組法2の溝板5上に案内レール8に沿って左右
方向に移動可能に装置された移動体としてのキャリジで
、その裏面(第3図では上方から透かして見た状態で図
示)には編針3のバット4の通路を形成して編成作動を
遂行させるだめの図示しない周知のカム機構が設けられ
ている。
更に、前記キャリジTの裏面の左側端部には、該キャリ
ジ7の後方壁9の端部とで前記編針3のバット4の導入
通路10を形成するカム11が設けられているとともに
、このカム11の右方側に位置してカム12が設けられ
ていて、該カム12と前記後方壁9とで前記導入通路1
0に右方に直線上に連続する第1の案内通路13が形成
され、カム12と前記カム11とで前記導入通路10に
右側斜め前方に連続する第2の案内通路14が形成され
るようになっている(第3図参照)。
15は選別部材としての電磁石であり(第3図参照)
、 これは−辺部が前記第2の案内通路14に沿うよう
にして取付けられた磁極片16.17並びにこれらを磁
化するための励磁コイル18を備えている。
そして、キャリジ7が針床2の溝板5上を左方向たる矢
印入方向に移動される編針3のバット4は相対的に右方
向たる反矢印へ方向に移動して導入通路10に導入され
て第1の案内通路13と第2の案内通路14との分岐点
近傍たる選針位置に位置するようになるが、この時にお
いて、電磁石15の励磁コイル18が断電されている場
合にはバット4はそのまま第1の案内通路13に案内さ
れ、その編針3は例えば二色同時編込み編の編成時に地
組用の第1の糸(図示せず)を捕捉する後方の第1の位
置になり、又電磁石1.5の励磁コイル18が通電され
た場合にはバット4が磁極片16.17に吸着されて第
2の案内通路14に案内され、その編針3は同じく二色
同時編込み編の編成時の前記第1の糸とは異なる色の模
様編み用の第2の糸を捕捉する第2の位置になるように
構成されている。
而して、キャリジ7の裏面の右側端部にも前記カム11
.12及び電磁石15と同様のカム及び電磁石が設けら
れているが、第3図では図示しない。
但し、後に参照する第7図においては双方の電磁石の励
磁コイル18.18を図示している。
上記場合において、キャリジ7の左右に分割する中央線
から左側端物の電磁石15の選針位置までの距離tは例
えば4.5X32mに設定されており、又右側端部の電
磁石についても同様に設定されている。
19は前記機枠1の後端部に設けられた補助機枠であり
、これと前記針床2との間に略逆り字形をなす縁板20
が介装されている。
21は補助機枠19内の左・右の端部に回転可能に枢設
された絶縁材製のプーリ (一方のみ図示)であり、こ
れらの間に更に案内ローラ22を介して金属製の無端ベ
ルト23が張設されており、その一部は前記絶縁板20
の前面に沿うように補助機枠19外に露出されている。
そして、この無端ベルト23には前記多数本の編針3の
列設間隔に関連した間隔を存して多数個の係合孔23a
が形成され、且つ前記プーリ21の外周にはこれらの係
合孔23aと係脱する複数個の係合突起21aが突設さ
れ、無端ベルト23がプーリ21の外周を滑らないよう
にしている。
更に、前記無端ベルト23の一部に金属製の受具24が
溶接等によって取付けられているとともに、前記キャリ
ジ7の後端部の中央部には金属製の連結具25が後方に
突起して設けられ、その突出端部が前記無端ベルト23
の受具24に着脱可能に連結されている。
従って、キャリジ7を針床2上を編針3の列設方向たる
左右方向即ち矢印A及び反矢印へ方向に移動操作すると
、連結具25及び受具24を介して無端ベルト23も該
キャリジ7と同一方向に移動され、これに連動してプー
リ21も矢印B及び反矢印B方向に回転されるようにな
る。
この場合、キャリジ7が編針3の32本分だけ移動され
るとプーリ21は1回転するように設定されている。
26は補助機枠19のカバーあり一このカバー26に下
部が後方に指向するように曲成された案内板27が形成
されている。
28は補助機枠19内に前記案内板27の下部をこれと
所定の間隔を存して囲続するように配設された案内板で
あり、との前端部に押え板29の下端部が前後方向に回
動可能に枢設されている。
30は記録媒体としての透光性を有する記録シートであ
り、これには多数の升線によって矩形状の多数の画素領
域が形成されて−コースたる一段が32個の画素領域か
らなる多数段の模様表示部31が設けられており、その
所望の画素領域をしや光性のインク等によって例えば黒
色に塗りつぶすことによって編成。
模様信号としての絵模様32が描かれており、左右の両
側部には多数の係合孔30aが穿設されている。
そして、前記押え板29を前方側に回動させた状態で記
録シート30を案内板27及び28間に装着し、しかる
後押え板29を後方側に回動させて該記録シート30を
後述するように軽く押えるようにする。
33は前記記録シート30を段送りするための段送り機
構であり、これは、前記案内板2T内に軸架された軸3
4と、この軸34に嵌着固定され前記記録シート30の
係合孔30aに係合する係合爪35a、35aを有する
プーリ35.35と、前記軸34の左側端部に設けられ
た図示しない電磁ラチェット機構と、この電磁ラチェッ
ト機構を駆動するための励磁コイル36(第7図参利と
から構成されており、後述するように励磁コイル35が
1回通断電制御される毎に記録シート30を1段だけ矢
印C方向に段送りさせるようになっている。
37□、37□、・・・3732は光導部材としての3
2本のオプチカルファイバであり、これらの一端部分は
所定の間隔を存して一列に配置された状態で不透明プラ
スチック製の埋設基体38に一体に埋設され、その各一
端部の端面ば埋設基体38の前方側端面と面一になるよ
うに構成されている。
そして、この埋設基体38は、その前方側端面が前記記
録シート30の裏面、に接触し且つオプチカルファイバ
37□、372.・・・・・・378□の一端部の各端
面が該記録シート30の模様表示部31における一段の
32個の画素領域の略中央部の右方から左方に向かって
順次対応するようにして前記案内板27に取付は固定さ
れている。
39乃至42は前記補助機枠19内の端子板43に取付
けられた受光要素としての出力用のフォトトランジスタ
であり、その内のフォトトランジスタ39の受光部には
前記第1乃至第8番目のオプチカルファイバ37□乃至
373の他端部が近接配置され、フォトトランジスタ4
0の受光部には第9乃至188番目オプチカルファイバ
379乃至3716の他端部が近接配置され、フォトト
ランジスタ41の受光部には第17乃至第24番目のオ
プチカルファイバ37□7乃至3724の他端部が近接
配置され、そしてフォトトランジスタ42の受光部には
第25乃至第32番目のオプチカルファイバ37□、乃
至373□の他端部が近接配置されている。
44□、44□、・・・443□は光導部材としての3
2本のオプチカルファイバであり、これらの一端部は所
定の間隔を存して一列に配置された状態で不透明プラス
チック製の埋設基体45に一体に埋設され、その各一端
部の端面は埋設基体45の後方側端面と面一になるよう
に構成されている。
そして、この埋設基体45は前記埋設基体38と対応す
るように前記押え板29に取付けられており、その押え
板29が後方側に回動された時に後方側端面が記録シー
ト30を介して前記埋設基体38の前方側端面に所定の
接触圧をもって軽く圧接するようになっており、この場
合にオプチカルファイバ44□、44□、・・・443
2の一端部の各端面が前記オプチカルファイバ37□、
37□、378□の一端部の各端面に記録シート30を
介して夫々対向するようになっている(第8図参照)。
46は前記補助機枠19の右方側のプーリ21にこれ
と一体に回転するように設けられた回転軸であり、これ
の上端部は該補助機築19内に配設された取付板47に
取付けられた軸受メタル48に挿通支承されている。
49はこの軸受メタル48を中心部に嵌着固定するよう
にして前記取付板47上に取付けられた円形状をなす埋
設基台であり、これは不透明プラスチックによって一体
成形されたもので、前記32本のオプチカルファイバ4
41乃至443□の他端部が同一円周上に位置し且つプ
ーリ21の右回り回転方向たる矢印B方向に順次一定の
間隔を存するようにして一体に埋設されており、その他
端部の端面は該埋設基台49の上面と面一になるように
構成されている。
更に、上記埋設基台49の外周部には前記第1番目のオ
プチカルファイバ441の他端部と対応し且つ受光部が
上方を向くようにして針位置検出用のフォトトランジス
タ50が取付けられているとともに、更にこのフォトト
ランジスタ50より順次中心方向に位置し且つ受光部が
上方に向くようにして三個の制御用のフォトトランジス
タ51乃至53が取付けられている。
54は前記埋設基台49と略同径をなす走査部材として
の回転円板であり(第2図及び第4図参照)、これは前
記回転軸46の上端部に下面が埋設基台49の上面と所
定の間隔を存して嵌着固定されている。
この回転円板54の中間部には前記オプチカルファイバ
44□乃至4432の他端部と対向し得るようにして4
個の透孔55が90度の間隔を存して形成されていると
ともに、その周囲部には全周にわたって32個の透孔5
6が等間隔に形成されている。
この場合、4個の透孔55は32個の透孔56の内の夫
々90度ずれた1個の透孔56に対応するようになって
いる。
そして、回転円板54の上面には4個の透孔55を閉塞
するようにして発光要素たる4個の発光ダイオード57
乃至60が取付けられている。
更に、前記回転円板54の周囲部には夫々前記フォトト
ランジスタ51乃至53と対向し得且つ回転円板54の
右回り回転方向(矢印B方向)と反対方向に向かって順
次90度の範囲を領域とする円弧状のスリット61乃至
63が形成されている。
即ち、これらのスリット61乃至63は回転円板54の
左回り回転方向板矢印B方向)に向かって順次8個の透
孔56に対応するものであり、夫々一方の端部(回転円
板54の右回り回転方向側の端部)は発光ダイオード5
7乃至59に対応する透孔56に夫々対応するようにな
っている。
64は前記補助機枠19内に前記フォトトランジスタ5
0の受光部に回転円板54を介して対向するように配設
された針位置検出用の発光ダイオード、65乃至6Tは
同じく補助機枠19内に前記フォトトランジスタ51乃
至53の受光部に回転円板54を夫々介して対向するよ
うに配設された制御用の発光ダイオードである。
並、第4図において、オプチカルファイバ441乃至4
43□の他端部は実際には点線で図示されるべきもので
あるが、説明の便宜上実線で図示している。
さて、第7図を参照して制御回路の電気的構成について
述べる。
68は絵模様選択用の選択スイッチであり(操作摘み6
8aが第1図において補助機枠19のカバー26に取付
けられている。
)、これは1個の可動接片68o並びに8個の固定接片
68□乃至688を有し、操作摘み68aが回動操作さ
れることにより可動接片680が固定接片681乃至6
88に順次接触選択されるようになっており、その可動
接片68oは高レベルの信号(論理信号1〕が与えられ
た端子tに接続されている、従って、選択スイッチ68
においては、固定接片681乃至688の内の可動接片
68゜によって接触選択された固定接片が信号1を生ず
るようになり、その他は0のままである。
69乃至71は前記制御用のフォトトランジスタ51乃
至53の出力端子に夫々接続された増幅機能を有する波
形整形回路であり、これらは夫々のフォトトランジスタ
51乃至53が受光した時に生ずる信号を増幅し且つそ
れに応じた矩形状の信号(論理信号1)に波形整形する
ものである。
T2はノア回路である。
73は前記針位置検出用のフォトトランジスタ50の出
力端子に接続された増幅機能を有する波形整形回路であ
り、これも前記波形整形回路69乃至71と同様の作用
を行なう。
そして、この波形整形回路73の出力端子はクロックパ
ルス形成回路740入力端子にラインL□を介して接続
されている。
このクロックパルス形成回路74は波形整形回路7−3
7′1.らの矩形状の信号が与えられるとその立上り時
点より若干ずれた時点において1個のクロックパルスを
発生するようになっていを。
75乃至62は論理回路たるオア回路、83乃至96は
論理回路たるアンド回路であり、これら並びに前記選択
スイッチ68の固定接片68□乃至688、波形整形回
路69乃至71、ノア回路72及び波形整形回路73は
ラインL1乃至L29を介して第8図で示すような出力
信号1,0を発生するように図示の如く接続されている
そして、アンド回路93の出力端子は駆動アンプ97、
抵抗98及び発光ダイオード57の直列回路を介してア
ースされ、アンド回路94の出力端子は駆動アンプ99
、抵抗100及び発光ダイオード58の直列回路を介し
てアースされ、アンド回路95は駆動アンプ101、抵
抗102及び発光ダイオード59の直列回路を介してア
ースされ、同様にアンド回路96の出力端子は駆動アン
プ103.抵抗104及び発光ダイオード60の直列回
路を介してアースされるようになつてお虱アンド回路9
3乃至96の出力信号1となると夫々発光ダイオード5
7乃至60を発光させるようになっている。
105乃至108は前記波形整形回路69乃至71と同
様の波形整形回路であり、夫々の入力端子は出力用のフ
ォトトランジスタ39乃至42の出力端子に接続され、
夫々の出力端子はオア回路109の夫々異なる入力端子
に接続されている。
そして、前記アンド回路91及び92の出力端子も夫々
オア回路109の異なる入力端子に接続されている。
更に、オア回路109の出力端子はインバータ回路11
0を介してD形のフリップフロップ回路111のデータ
入力端子りに接続され、又そのフリップフロップ回路1
11のクロックパルス入力端子Tはクロックパルス形成
回路74の出力端子に接続されている。
そして、フリップフロップ回路1110セツト出力端子
Qはアンプ112.摺接導電帯113及び刷子部材11
4を介して励磁コイル18゜18の並列回路の一端に接
続され、該並列回路の他端は刷子部材115及び摺接導
電帯116を介してアースされている。
ここで、前記摺接導電帯113及び116は、第1図に
示すように、絶縁板20の前方側面部に左右に延びるよ
うにして上下に埋設されており、刷子部材114及び1
15はキャリジ7に取付けられていて該キャリジ7の左
右への摺動にともなって前記摺接導電帯113及び11
6に夫々摺接するようになっている。
117は前記キャリジ7の反転を検出するだめのキャリ
ジ反転検出器であり、これは、前記無端ベルト23に摺
接して一定区間連動しその摺接側と反対側が導電性にな
された摺接部材111aと、この摺接部材117aに接
触する接触子117b及び117Cとからなり、その内
の接触子117bは前記端子tに接続されている。
そして、このキャリジ反転検出器117は、キャリジ7
に従って無端ベルト23が左方向即ち矢印入方向に移動
されている時には摺接部材117aによって接触子11
7b、117C間が短絡されることにより接触子117
Cに出力信号l」を生じさせ、又無端ベルト23が反矢
印へ方向に移動されている時には。
摺接部材117aによる接触子117b、117c間の
短絡が解除されることにより接触子117Cに出力信号
0を発生させるようになっている。
そして、このキャリジ反転検出器117の接触子117
cはワンショットマルチバイブレータ118駆動回路1
19及び励磁コイル36を直列に介してアースされてい
る。
ここで、ワンショットマルチバイブレータ118はキャ
リジ反転検出器117における接触子117Cの出力信
号力f1」かダ延及び「川から「1.、JK反転した時
に単発パルスを発生するようになっており、駆動回路1
19はこの単発パルスに基づいて励磁コイル36を1回
通断電制御するようになっている。
次に、上記構成の本実施例の作用につき第8図及び第9
図をも参照して述べるに、記録シート30には第9図a
で示すような菱形状の絵模様32が黒色によって記録表
示されている。
先ず、選択スイッチ68の固定接片681が選択された
場合を考えてみると、ラインL2の信号が「l」となっ
てオア回路75の出力信号が「l」となる。
而して、キャリジTを例えば左方向たる矢印入方向に摺
動操作すると、これにともなって無端ベルト23も同矢
印へ方向に移動されてプーリ21は矢印B方向に回転さ
れ、回転軸46を介して回転円板56も同矢印B方向に
回転される。
この場合。プーリ21即ち回転円板54はキャリジ7の
編針3の32本分の摺動移動で1回転する。
尚、針位置検出用の発光ダイオード64及び制御用の発
光ダイオード65乃至67は手編機による編成操作を行
なうべく他の諸口路等を含めた図示しない電源スィッチ
が投入されると通電されて発光するようになっている。
又、キャリジ1が矢印入方向に摺動操作されると編針3
のバット4は順次導入通路10を経て電磁石15による
選針位置に位置するようになり、回転円板54が矢印B
方向に回転されると針位置検出用の発光ダイオード64
が32個の透孔56に順次対向してその都度針位置検出
用のフォトトランジスタ50が受光して波形整形回路7
3が出力信号1諦生ずるようになるが、この場合、編針
3のバット4が電磁石15による選針位置に位置したと
ころに波形整形回路73が出力信号−1」を発生するよ
うに同期関係が設定されされている。
更に1回転円板54が矢印B方向に回転されると発光ダ
イオード57がオプチカルファイバ441乃至4432
の他端部に順次対向するようになるが1発光ダイオード
57がオプチカルファイバ44□乃至443□の他端部
の一つに対向する毎に波形整形回路73が出力信号−U
を生ずることになるので、その都度アンド回路93は入
力信号が「1」、[IJとなって出力信号「1」を生ず
るようになり、発行ダイオード57は駆動アンプ97及
び抵抗98を介して通電されて発光する。
この結果、オプチカルファイバ44□、44□、・・・
4432H回転円板54の矢印B方向の回転にともなっ
て他端部に発光ダイオード57の光を受光して一端部か
ら記録シート30に照射することになり、記録シート3
0の一段の第1番の画素領域(第1番のオプチカルファ
イバ441に対応する。
)から第32番の画素領域(第32番のオプチカルファ
イバ4432に対応する、)までが順次矢印り方向(第
5図参照)の光走査されることになる。
そして、オプチカルファイバ44□乃至448からの光
は記録シート30を介し且つオプチカルファイバ37□
乃至318を経てフォトトランジスタ39に受光され(
回転円板54の1/4回転)、オオプチ力ルファイバ4
49乃至44□6からの光は記録シート30を介し且つ
オプチカルファイバ379乃至37□6を経てフォトト
ランジスタ40に受光され(回転円板54の柄回転)、
オプチカルファイバ44□7乃至44□4からの光は記
録シート30を介し且つオプチカルファイバ3717乃
至37□4を経てフォトトランジスタ41に受光され(
回転円板54のν44回転、オプチカルファイバ44□
、乃至443□からの光は記録シート30を介し且つオ
プチカルファイバ37□、乃至373□を経てフォトト
ランジスタ42に受光される(回転円板54の号j回転
)。
即ち、第8図に示すようにオア回路75は回転円板54
の1/4 、2/43/4及び4/4回転位置に関係な
く常に出力信号1を生じていることから発光ダイオード
57のみが発光してオプチカルファイバ44□、44□
・・・4432により順次記録シート30の一段を矢印
り方向に光走査するものであるが、その記録シート30
の一段からの光は回転円板54の1/4 、2/43/
4及び4/4の回転に応じてフォトトランジスタ39,
40,41及び42に分割されて受光されることになる
而して、オプチカルファイバ44□乃至443□の内の
一つから記録シート30の一段に光が照射された時にそ
の照射された画素領域に絵模様32が存在しなかった場
合には、゛その光°はオプチカルファイバ37□乃至3
732の内の対応する一つを経てフォトトランジスタ3
9乃至42の内の一つに受光され、波形整形回路105
乃至108の内の対応する一つが読取信号たる出力信号
「1ゴを発生し、ノア回路109に与えるようになり1
.該オア回路109の出力信号は「1」となってインバ
ータ回路110の出力信号は「(ト)となり、これがフ
リップフロップ回路111のデータ入力端子りに与えら
れる。
更に、波形整形回路73からの出力信号l」たる矩形状
の信号はクロックパルス形成回路74に与えられるので
、そのクロックパルス形成回路74は1個のクロックパ
ルスを発生してフリップフロック回路111のクロック
パルス入力端子Tに与えるようになり、従ってフリップ
フロップ回路111はクロックパルス入力端子Tににク
ロックパルスが与えられた時点(編針3のバット4が電
磁石15による選針位置に位置する時点)におけるデー
タ入力端子りに与えられた入力信号に応じたセット出力
信号即ち前述したように入力信号噂ユ場合にはセット出
力信号印」を発生する。
これによって、励磁コイル18.18は通電されず、電
磁石15による選針位置に位置した編針3のバット4は
キャリジ7の第1の案内通路13に案内されてその編針
3は第1の位置となり、地組用の第1の糸を捕捉してキ
ャリジ7のその後の矢印入方向の摺動操作に基づいて地
組120(第9図参照)の編成を行なうようになる。
一方、オプチカルファイバ441乃至4432の内の一
つから記録シート30の一段に光が照射された時にその
照射された画素領域に絵模様32が存在した場合には、
その光は絵模様32によってしゃ断されてフォトトラン
ジスタ39乃至42はいずれも受光せず、波形整形回路
105乃至108の読取信号たる出力信号は全て団とな
る。
従って、オア回路109の出力信号は(イ)」でインバ
ータ回路110の出力信号は「1」となり、フリップフ
ロップ回路111はセット出力信(1」を生じてアンプ
112等を介して励磁コイル18.18に与えるように
なり、該励磁コイル1 B 、t 1 Bが通電される
これにより、この時に電磁石15による選針位置に位置
する編針3のバット4はキャリジ7における第2の案内
通路14に案内されてその編針3は第2の位置となり、
模様編目用の第2の糸を捕捉してキャリジ7のその後の
矢印入方向の摺動操作に基づいて模様編目の編成を行な
うようになる。
このようにして、キャリジ7を矢印A方向に摺動操作す
れば、回転円板54が矢印B方向に繰返し回転されて記
録シート30の一コースたる一段は矢印り方向に繰返し
て光走査される。
その徒、キャリジ7が左方向から右方向即ち矢印入方向
から反矢印へ方向に反転摺動されると、その反転時にキ
ャリジ反転検出器117の接触子117cの出力信号[
IJ7′l・ら−釦に反転し、これによって励磁コイル
36が1回通断電制御されて段送り機構33は記録シー
ト30を一段だけ矢印C方向に段送りさせる。
そして、キャリジ7が反矢印へ方向に摺動操作されるこ
とによって回転円板54は反矢印B方向に回転されるこ
とになり、記録シー)30の新たな一段は反矢印り方向
に光走査され、前述同様にして編針3の選針及びこれに
基づく地織、模様編目の編成が行なわれる。
尚、このキャリジ7の反矢印へ方向への摺動操作時には
キャリジ7の右側端部の電磁石が選針作用を行なう。
以下同様にしてキャリジ7を矢印A及び反矢印へ方向に
繰返し操作することにより、地織120が編成され且つ
この地織120に、第9図すで示すように、記録シート
30の絵模様32に基づいて32編目を1単位とする菱
形状の縞模様121がコース方向に連続して編込まれて
具現されることになる。
選択スイッチ68の固定接片682を選択した場合には
、第8図に示すように、オア回路76が回転円板54の
回転位置に関係なく出力信−rlJを発生して発光ダイ
オード57より左に90度ずれた位置にある発光ダイオ
ード58が通電されて発光することになり、従ってオプ
チカルファイバ44□乃至443□は記録シート30を
前記選択スイッチ68の固定接片68□が選択された場
合よりも24画素領域分だけずれた位置から光走査する
ことになり、キャリジ7の摺動操作に基づいて地織12
0に、第9図Cに示すように、縞模様121よりも左に
8編目分だけずれた菱形状の縞模様122が編込まれる
ことになる。
選択スイッチ68の固定接片68.を選択した場合には
、第8図に示すように、オア回路77が回転円板54の
回転位置に関係なく出力信号l」を発生して発光ダイオ
ード57より180度ずれた位置にある発光ダイオード
59が通電されて発光することになり、従ってオプチカ
ルファイバ44□乃至44.□は記録シート30を前記
選択スイッチ68の固定接片681が選択された場合よ
りも166画素領域だけずれた位置から光走査すること
になり、キャリジ7の摺動操作に基づいて地織120に
、第9図dに示すように、縞模様121よりも16編目
分だけずれた菱形状の縞模様128が編込まれることに
なる。
選択スイッチ88の固定接片684を選択した場合には
、第8図に示すように、オア回路78が回転円板54の
回転位置に関係なく出力信号−1」を発生して発光ダイ
オード57より左に270度ずれた位置にある発光ダイ
オード60が通電されて発光することになり、従ってオ
プチカルファイバ44□乃至443□は記録シート30
を前記選択スイッチ68の固定接片681が選択された
場合よりも8画素領域分だけずれた位置から光走査する
ことになり、キャリジ7の摺動操作に基づいて地織12
0に、第9図eに示すように、縞模様120よりも左に
24編目分だけずれだ菱形状の縞模様124が編込まれ
ることになる。
選択スイッチ68の固定接片685を選択した場合には
、第8図に示すように、回転円板54のV4回転及び2
/4回転の間はオア回路75が出力信号「1量発生して
発光ダイオード5Tが発光し、回転円板54の3/4回
転及び4/4回転の間はオア回路77が出力信号[Vを
発生して発光ダイオード59が発光し、従ってオプチカ
ルファイバ441乃至4416が記録シート30の第1
番から第16番までの画素領域を繰返して光走査するこ
とになり、キャリジ7の摺動操作に基づいて地織120
には、第9図fに示すように、16編目を1単位とする
三角形状の縞模様125が連続して編込まれることにな
る。
選択スイッチ68の固定接片68bを選択した場合には
、第8図に示すように、回転円板54の1/4回転の間
はオア回路78が出力信号「月を発生して発光ダイオー
ド60が発光し、回転円板54の2/4回転及び3/4
回転の間はオア回路76が出力信号−1」を発生して発
光ダイオード58が発光し、そして回転円板54の4/
4回転及び1/4回転の間はオア回路78が出力信号「
1」を発生して発光ダイオード60が発光し、従ってこ
の場合もオプチカルファイバ441乃至4416が記録
シート30の第1番から第16番までの画素領域を繰返
して光走査することになり、キャリジ7の摺動操作に基
づいて地織120には、第9図gに示すように、三角形
状の綱膜様126が編込まれるが、この綱膜様126は
前記綱膜様125より8編目分だけずれたものとなる。
選択スイッチ68の固定接片687を選択した場合には
、第8図に示すように、回転円板54の1/4,2/4
,3/4及び4/4の夫々の回転においてオア回路75
,76.77及び78の出力信号が順欠1」となって発
光ダイオード57,58゜59及び60が順次発光し、
従ってオプチカルファイバ44□乃至448が記録シー
ト30の第1番から第8番までの画素領域を繰返し光走
査することになり、キャリジ7の摺動操作に基づいて地
織120に、第9図りに示すように、8編目を1単位と
する三角形状の綱膜様127が連続して編込まれること
になる。
選択スイッチ68の固定接片688を選択した場合には
、第8図に示すように、回転円板54の1/4回転及び
374回転の間夫々オア回路75及び77が出力信号「
lを発生して発光ダイオード57及び58が発光し、こ
れによってオプチカルファイバ441乃至448が記録
シート30の第1番から第8番までの画素領域を光走査
するが、回転円板54の2/4回転の間及び4/4回転
の間にはアンド回路91及び92が出力信号「lを発生
してこれをオア回路109を介してインバータ回路11
0に与えるようになるので、インバータ回路110は出
力信矧便を発生するようになり、従ってこの回転円板5
4の2/4回転及び4/4回転の間は励磁コイル18.
18が通電されることはなくなる。
この結果、キャリジ7の摺動操作に基づいて地織120
には、第9図iに示すように、三角形状の綱膜様128
が断続的に編込まれることになる。
尚、上記場合において、記録シート30の絵模様32に
基づく出力信号−1」に加えて、更にインバータ回路1
10から記録シート30の32個の画。
素領域の内の例えば奇数番の画素領域に対応して出力信
号1」を規則正しく発生するように設定すれば、第9図
iに示すように、地織120に例えば綱膜様121の他
に縦稿編模様129が編込まれるようになり、又記録シ
ート30の絵模様32に基づく出力信号1」に加えて、
更にインバータ回路110から記録シート30例えば矢
印り方向に光走査されている時に常時出力信号「1」を
発生するように設定すれば、第9図kに示すように、地
織120に例えば綱膜様121の他に横縞模様130が
編込まれるようになり、更に記録シート30の絵模様3
2に基づく出力信(1」に加えて、インバータ回路11
0から記録シート30が例えば矢印り方向に光走査され
ている時には奇数番の画素領域に対応して出力信号−1
」を発生し且つ反矢印り方向に光走査されている・時に
は偶数番の画素領域に対応して出力信号rl&発生する
ように設定すれば、第9図tに示すように、地織120
に例えば綱膜様121の他1/1の点在線模様131が
編込まれるようになるものであり1、このようなことは
第7図に示す制御回路に論理回路を追設したり或いは回
転円板54に1本おきの透孔をもつ補助回転円板等を追
設することによって容易に実現し得るものである。
このように本実施例によれば、キャリジ7の摺動操作に
関連して回転する回転円板54に複数個たる4個の発行
ダイオード57乃至60を設け、これらの発光ダイオー
ド57乃至60から記録シート30の一段の絵模様に対
して各、別にオプチカルファイバ44□乃至4432を
介して光を照射し、その透過光をオプチカルファイバ3
7□乃至3782を介してフオトトラ−ンジスタ39乃
至42に受光させづ1山「(ト)の出力信号即ち読取信
号を発生させ、これによって編針3を選針する電磁石1
5を制御するようにし、そして前記発光ダイオード57
乃至60の発光の有無及び発光の順序を変更する第7図
に示す如き制御回路を設けるように構成したので、制御
回路における選択スイッチ68を選択操作してキャリジ
7を摺動操作するだけの簡単な操作でもって同一の記録
シート30を用いて多数の異なる編模様121乃至13
1を具現することができ、従来とは異なり多数の記録シ
ートを用意する必要がなく極めて便利である。
第10図乃至第15図は本発明の第2の実施例であり、
前記実施例と同一部分には同一符号を附して示し、以下
異なる部分についてのみ説明する。
132は左右に長尺な機枠であり、これには前記実施例
と同様に針床21編針3.溝板5及び板ばね6等が設け
られている。
133は前記200本の編針3に1対1の関係で対応す
る編針選別用片たる200本のジャックで、これらは前
記針床2の後部に前後方向に移動可能でその先端が編針
3のバット4に後方から対向するように列設されており
、その中央部に突設されたバット134が前記溝板5の
案内溝5bを下方から貫通して上方に突出されている。
そして、このジャック134の後端部も針床2に対して
上下に移動可能とされているが、常には板ばね135に
よって上方位置に保持されている。
136は移動体としてのキャリジで、これは前記針床2
の溝板5上に案内レール137に沿って編針3の列設方
向たる左右方向に移動可能に装置されている。
このキャリジ136の裏面側の構成は第11図に示すよ
うになっている。
この第11図はキャリジ136を上方から透かして見た
状態の図である。
そして、キャリジ136の裏面には編針3のバット4の
通路を形成して編成作動を遂行させる周知のカム機構1
38が設けられているとともに、その裏面の左、右両端
部には該キャリジ136の後方壁139とで前記第1の
案内通路13と同様の第1の案内通路140を形成し且
つ前記第2の案内通路14と同様の第2の案内通路14
1を形成するカム板142.142が設けられている。
この場合、バット4が第1の案内通路140に案内され
た編針3は次のキャリジ136の折返し移動時において
例えば二色同時編込み編の編成時に地組用の第1の糸を
捕捉する第1の位置になり、又バット4が第2の案内通
路141に案内された編針3は次のキャリジ136の折
返し移動時において同じく二色同時編込み編の編成時に
前記第1の糸とは色の異なる模様編用の第2の糸を捕捉
する第2の位置になるように設定されている。
そして、キャリジ136の後方壁139の後方側は休止
通路143に形成されて編成作動に関与しない編針3の
バット4が通過し得るようになっている。
144は前記ジャック133を選別するだめの移動体と
しての補助キャリジで、これは前記針床2の溝板5上に
前記案内レール137及び絶縁板20に沿って左右方向
に移動可能に装置されており、且つ連結具145によっ
てキャリジ136の後端部に着脱可能に連結されて該キ
ャリジ135と一体に移動し得るようになっている。
而して、この補助キャリジ144の裏面側の構成は第1
1図に示すようになっており、第11図は補助キャリジ
144をキャリジ136と同様に上方から透かして見た
図である。
即ち、補助キャリジ144の裏面側において、146は
後端縁部に位置する後方壁、147はこの後方壁146
の前方側に位置するプラスチック製の案内壁で、これら
の間を休止通路148としており、又案内壁147の左
、右両端部には前方側に突出する突出部147a、14
7aが突設されている。
更に、補助キャリジ144の裏面側において、149は
案内壁147の前方側に位置する案内壁で、その左、右
両端部には前記突出部147a、147aに対向して前
記ジャック133のバット134のための導出人通路1
50を形成する突出部149a、149aが突設されて
おり、又左、右両端部のこれらの突出部147a、14
7a近傍にはカム151,151が設けられていて、カ
ム151と案内壁147及び149とで夫々第1の案内
通路152及び第2の案内通路153が形成されている
そして、補助キャリジ144の後端部にはその補助キャ
リジ144を左、右に三等分する中心線上に位置して連
結具154が突設されていてこれが無端ベルト22の受
具24に嵌合連結されており、又プラスチック製の案内
壁147の中央部には前方側に位置して透孔147bが
穿設されていてこの透孔147bより前方側に位置する
部分をばね作用を有する幅狭な押圧部147Cに形成さ
れており、更に案内壁149の後端部の中央部には前記
中心線によって左、右に三等分される如くにして横長な
凹部149bが形成されている。
上記場合において、ジャック138が(即ちそのバット
134が)休止通路148を通過する休止位置にある時
にはこれに対応する編針3のバット4(これは休止通路
143を通過する休止位置にあるとする。
−)K先端部が所定の間隔を存して後方から対向し、ジ
ャック133が案内壁147の前縁部に沿って移動する
即ち第1の案内通路152を移動する第1の位置にある
時にも先端部がその編針3のバット4に所定の間隔を存
して後方から対向し、ジャック133が案内壁149の
後縁部に沿って移動する中間位置(これは第1の案内通
路152と第2の案内通路153との間に位置する導出
人通路150を通過する位置に相当する。
)にある時にはその編針3のバット4に当接し、ジャッ
ク133が第2の案内通路152を通過する第2の位置
にある時にはその編針3を前記第1の案内通路140よ
り若干前方の中間位置に前進させるようになっている。
尚、この中間位置に後述するように選針移動された編針
3はキャリジ136のカム板142,142の一方によ
って第2の案内通路141に案内され第2の位置となる
而して、前記200本の編針3の内編成に関与させるべ
き編針3は手動操作によりそれに対応するジャック13
3を介して第1の位置に引出されるものである。
従って、編成に関与される編針3に対応するジャック1
33のバット134は補助キャリジ144の導出人通路
150を通過し得る中間位置に位置することになる。
155に選別部材であり、以下これについて第13図乃
至第15図を参照して述べる。
但し、第12図はこの選別部材155の部分を下方側か
ら見た図である。
即ち、この選別部材155は、下縁部に中央部がY字状
に切除された案内片部156aを有し且つ上級部中央部
にその案内片部156aのV字切除部に対向する舌片部
156bを有する磁極片156と、この磁極片156の
舌片部156bに下方に向けて植設されたピン157と
、この磁極片156の案内片部156aの上方にそのV
字状切除部を挾んで対向するように配設された永久磁石
158,158と、中央部の大部分が切除されてその両
端部が取付片部159a。
159aに形成され残りの部分がV字状に曲成されて形
成された突出片部159bを有し且つこの突出片部15
9bの中央部に立設され前記ピン157に接触する立設
片部159cを有するとともにその立設片部159cの
立設基部に磁気抵抗増加用の切欠部159d、159d
を有する磁極片159と、前記ピン157及び立設片部
159cに共通に巻装された励磁コイル160とから構
成され、磁極片156は永久磁石158,158のN極
に吸着され且つ磁極片159の取付片部159a、15
9aは永久磁石158 、158(7)S極に吸着され
、磁極片156の案内片部156aの側端面が磁極片1
59の下辺部に所定の空隙を存して対向するようになさ
れている。
そして、このように構成された選別部材155は補助キ
ャ1)’)144の中央部にその案内片部156aの下
面が案内壁147.149間に取付けられているととも
に、特に磁極片159の取付片部159a 、 159
a−案内壁149の凹部149bに嵌め込み取付けられ
ている。
この場合、取付片部159.11 、159 aの後方
側端面は案内壁149の後方測端面と路面−になされて
いる。
161,161は前記磁極片159における取付片部1
59a、159aの後方側端面の下部に接着等により取
付けられた非磁性材例えばポリアセタール樹脂製の磁力
集中防止片であり(第12図参照)、その上端縁は磁極
片156の案内片部156aの下面に当接するようにな
っており(第14図参照)、又左側の磁力集中防止片1
61の左側端部及び右側の磁力集中防止片161の右側
端部は夫々案内壁149の後方側端面に接触するように
延出されて、その部分には該後方側端面に内力・つてな
だらかな傾斜面161a、161aに形成されている。
尚、156c 、155cは前記磁極片156の案内片
部156aの左、右両端部に磁力集中防止片161.1
61と案内壁147との間に位置するようにして下方に
向けて突設された仕分は突条である。
次に、このように構成された第2の実施例の作用につい
て説明するに、励磁コイル160は前記実施例における
第7図に示す制御回路において、励磁コイル18,18
の代りに接続されるようになっている。
而して、キャリジ136が左方向たる矢印へ方向或いは
右方向たる反矢印へ方向に摺動操作されると、これにと
も万っで補助キャリジ144も同方向に摺動されるよう
になり(但し第12図においては左右逆方向になる。
)、連結具154及び受具24を介して無端ベルト23
も同方向に移動される。
従って、この第2の実施例においても第7図に示す制御
回路の動作は同様である。
今、例えば補助キャリジ144が反矢印へ方向に摺動さ
れているとする払ジャック133は相対的に矢印入方向
に移動されることになり、編成に関与すべき編針3(キ
ャリジ136の第1の案内通路140に対応する第1の
位置にある。
)に対応するジャック133のバット134は補助キャ
リジ144の導出人通路150から矢印A方向に案内さ
れ且つカム151によって第1の案内通路152に案内
されてそのジャック133は第1の位置に後退され、そ
してそのバット134は案内壁147の前方側縁部に沿
って矢印入方向に案内され、選別部材155の部分に達
するとその上端が案内片部156aの下面に当接して若
干押下けられるようになる。
その後、ジャック133が、そのバット134が押圧部
147cに接触してそのばね作用により磁極片159に
おける突出片部159bの頂部に圧接される選別部材1
55による選針位置に位置した場合において、励磁コイ
ル160が断電されていた時には、そのバット134は
補助キャリジ144の反矢印へ方向への摺動にともなっ
てそのまま案内壁147の前方側縁部に沿って矢印入方
向に案内され、更に案内壁147の突出部147aによ
って導出人通路150に案内されて補助キャリジ144
から抜は出るようになり、従ってこのジャック133に
対応する編針3は第1の位置のままとなって次のキャリ
ジ136の反転摺動時に第1の糸により地組の編成を行
う。
又、ジャック133が選別部材155による選針位置に
位置した場合において、励磁コイル160が通電された
時には、そのバット134は励磁コイル160の磁力に
よって磁極片159の突出片部159b、舌片部156
b 、磁極片156の起立部分、案内片部156a並び
にジャック134からなる強力な磁気回路が形成され、
同突出片部159bに吸着されてこれに沿って前方に案
内され、その後、切欠部159dの部分を通過すると今
度は永久磁石158の磁力によって磁極片156の起立
部分、案内片部156a、ジャック134.突出片部1
59b並びに取付片部159aからなる磁気回路が形成
され、同突出片部159bに吸着され続けて前方且つ矢
印入方向に案内される。
そして、その後はバット134は磁力集中防止片161
に接触することになって永久磁石158による磁力を受
けなくなり、その磁力集中防止片161の後側に沿って
矢印入方向に案内され且つ傾斜部161aの後側を経て
案内壁149の後方側近くを案内されそのジャック13
3は中間位置に位置するようになる。
更に、補助キャリジ144の反矢印へ方向への摺動に従
ってジャック133のバット134は中間位置のit矢
矢印力方向移動されるようになり、補助キャリジ144
の端部においてカム151により第2の案内通路153
に案内されてそのジャック133は第2の位置に前進し
、これに対応する編針3を中間位置に前進させる。
その後、前記ジャック133のバット134は案内壁1
49の突出部149aにより中間位置に後退されて導出
人通路150から抜は出るようになるが、前記中間位置
に前進された編針3のバット4はキャリジ136の反矢
印へ方向への摺動に従ってカム板142により第2の案
内通路141に案内されてその編針3は第2の位置とな
り、該編針3はキャリジ136の次の反転摺動時に第2
の糸により模様編目の編成を行なうようになる。
尚、補助キャリジ144が矢印A方向に摺動操作された
場合の動作も前述と同様である。
従って、この第2の実施例によっても前記実施例と同様
の作用効果を得ることができるものである。
ところで、この第2の実施例のように選別部材155を
用いた場合において、今、磁力集中防止片161,16
1及び仕分は突条155c、156cが存在しないと仮
定した場合について考えてみるに、選針部材155の選
針位置に位置するジャック133のバット134が励磁
コイル160の通電に基づいて順次連続的に突出片部1
59bに吸着されて例えば前方及び矢印入方向に案内さ
れると、その順次案内されたバット134は突出片部1
59bを経た後に取付片部159aに永久磁石158の
磁力によって順次吸着されることになる。
この場合、突出片部159bの切欠部159dの部分を
通過したバット134はその後は永久磁石158の磁力
ICよって突出片部159bに再び吸着され続けるもの
であるが、これに先立つ多数のバット134が取付片部
159aに吸着されていると永久磁石158の磁力はそ
の取付片部1593部分にのみ集中して作用して突出片
部159bにはそれほど作用しなくなり、従ってその後
のバット134が突出片部159bの切欠部159dの
部分を通過した時に永久磁石158の磁力による突出片
部159bに対する吸着力が不足するようになって、そ
のバラN34が切欠部159dの部分を通過した後突出
片部159bに案内されずにそのまま矢印入方向に直進
し、補助キャリジ144の端部に達した時にカム151
によって第2の案内通路153測に案内されるか否か不
明となる不具合が考えられる。
これに対して、この第2の実施例においては、非磁性材
製たるポリアセタール樹脂製の磁力集中防止片161,
161.を取付片部159a 、1 ssaに取付ける
ようにしたので、取付片部159aの部分に永久磁石1
58の磁力が集中することはなく、従って切欠部159
a部分を通過したバット134を永久磁石158の磁力
によって突出片部159bに確実に吸着させて前方に案
内させることができるものであり、又この磁力集中防止
片161の存在によってバット134が取付片部159
aに吸着されなくなり、何らかの原因によってその部分
のバット134に後方への移動力が作用するとジャック
133が後退することも考えられるが、この第2の実施
例では案内片部156aに仕分は突条156cを突設す
るようにしているのでバット134が後方に移動される
ことも確実に防止し得 。
る。
尚、この仕分は突条156eは必要に応じて設ければよ
いもので、設けなかった場合でも選別部材155による
選針作用にはほとんど支障を来たさない。
第16図乃至第20図は本発明の第3の実施例であり、
前記第1の実施例と同一部分には同一符号を附して示し
、以下具なる部分についてのみ説明する。
162は前記第1の実施例における回転円板54の代り
に回転軸46に嵌着固定された符号円 。
板であり(第16図参照)、これは不透光性部材で形成
されており、その内周から外周に向かって6列に帯状部
に区画され且つ円周方向に64区画に区分された符号化
領域163を有する。
尚、この符号円板162はキャリジ7における編針3の
64本分の摺動移動で1回転するようになっている。
又、符号円板162の下方には上記符号化領域163の
内外周6列の帯状部に対向して6個の受光素子164乃
至169が配設され、更に符号円板162の上方にはこ
れを挾んで前記受光素子164乃至169に対向する図
示しない発光ダイオード等の発光素子が配設されている
又、前記符号円板162の外周部には円周方向の64区
画部に夫々対応するように64個の透孔170が穿設さ
れており、これらの透孔170と対向し得るように符号
円板162の上下に位置して図示しない発光素子及び針
位置検出用の受光素子171が゛配設され、この受光素
子171は透孔170を介して発光素子からの光を発光
すると矩形状の出力信号(論理信号「1)を発生するよ
うになっている。
而して、前記符号円板162の符号化領域163に適宜
光を透過する光透過部(第16図では黒く示されている
)が設けられていて、この光透過部と他の透過しない部
分によってIOJ、らr63Jまでを1単位とする編針
30針番号が二進符号化して記憶されており、この符号
化領域163を介する光の有無を受光素子164乃至1
69が検出することによって、電磁石15(第3図参照
)による選針位置に位置する編針3の針番号を二進符号
として読出すようになっており、受光素子164゜16
5、・・・169は二進符号1,2.・・・32の内容
を示すものである。
172乃至179は前記第1の実施例における発光ダイ
オード57乃至60の代りに用いる発光要素たる8個の
発光ダイオードであり、これらは補助機枠19内に固定
的に設けられている。
そして、フォトトランジスタ39乃至42に応じて4群
に区分されたオプチカルファイバ37□乃至373□に
対応するオプチカルファイバ44□乃至4452の一端
部を44□乃至44s、44e乃至44□6,44□7
乃至4424並びに44□、乃至443□04群に区分
し、更にオプチカルファイバ44□、44□、・・・4
48の他端部を発光ダイオード172,173.・・・
179に夫々対応配置し、オプチカルファイバ449゜
44□0.・・・44□6 の他端部を発光ダイオード
172.173.・・・179に夫々対応配置し、オプ
チカルファイバ44□7,44□8.・・・4424の
他端部を発光ダイオード172,173.・・・179
に夫々対応配置し、同じくオプチカルファイバ44□5
,44□6,443□の他端部を発光ダイオード172
.173.・・・179に夫々対応配置し、以ってオプ
チカルファイバ441乃至4432の他端部を発光ダイ
オード172乃至179に対応して8群に区分する(第
17図参照)。
さて、第18図を参照して制御回路の構成について述べ
る。
181は選択スイッチ回路であり(操作摘み181aを
第16図に示す。
)、これは選択操作されることによって1第から16番
までのパターン選択信号を発生するようになっており、
その出力端子はパターン信号発生回路182の選択入力
端子Iaに接続されている。
パターン信号発生回路182の針番号入力端子Ibには
前記受光素子164乃至169の出力端子が接続され、
制御端子Icには針位置検出用の受光素子171の出力
端子が接続されている。
このパターン信号発生回路182は、前記発光ダイオー
ド172乃至179に夫々対応する1番乃至8番の出力
端子並びにフォトトランジスタ39乃至42に対応する
a番乃至d番の出力端子及びF番の出力端子を有し、1
番の出力端子は駆動アンプ及び抵抗等を備えたラインt
□及び発光ダイオード172を介してアースされ、同様
に2番乃至8番の出力端子はラインt1と同様のスイッ
チ2乃至t3及び発光ダイオード1′73乃至179を
夫々介してアースされている。
尚、図ではラインt□及びt2に備えられた駆動アンプ
183,184及び185.186のみを示している。
そして、パターン信号発生回路182のa番乃至d番の
出力端子はアンド回路187乃至190の入力端子に接
続され、F番の出力端子はオア回路109の入力端子に
接続されている。
更に、波形整形回路105乃至108の出力端子はアン
ド回路187乃至190の入力端子に夫々接続されてい
るとともに、これらのアンド回路187乃至190の出
力端子はオア回路109の入力端子に各別に接続され、
又受光素子171の出力端子はクロックパルス形成回路
50の入力端子に接続されている。
上記の場合において、パターン信号発生回路182は選
択スイッチ回路181から与えられる1から16番まで
のパターン選択信号に基づき受光素子164乃至169
から針番号が与えられる毎に受光素子171からの出力
信号口」を同期信号として1番乃至8番並びにa番乃至
d番及びF番の出力端子に第19図に示すように出力信
号「1を生じさせるようになっている。
この第19図において、例えばlaは1番及びa番の出
力端子の出力信号が「1であり、又8dは8番及びd番
の出力端子の出力信号が1であることを示し、他の組合
せも前述同様であり、更にFはF番の出力信号が1であ
ることを示しており、そして矢印は前段と同じであるこ
とを示している。
而して、上記構成の第3の実施例の作用につき説明する
に、記録シー)30には前記菱形の絵模様32の代りに
第20図aで示すように三角形状の絵模様191が記録
表示されているものとする。
今、選択スイッチ回路181を選択操作して1番のパタ
ーン選択信号をパターン信号発生回路182に与え、キ
ャリジ7(第1図及び第3図参照〕を左右に摺動操作す
ると、これによって符号円板162が矢印i及び反矢印
B方向に回転してθカ・ら62までの針番号を符号化し
て発生してパターン信号発生回路182に与えるように
なり、該パターン信号発生回路182はその0乃至63
の針番号に夫々対応して1番乃至8番並びにa番乃至d
゛番の出力端子に第19図のパターン1で示すような出
力信号1を順次発生させる。
これによって、発光ダイ−オード172乃至179は記
録シート3aにおける8画素領域を1周期として順次繰
返して発光することになるので、オプチカルファイバ4
41乃至443□は記録シート30の第1番から第32
番までの画素領域を矢印り方向或いは反矢印り方向に順
次光走査することになるとともに、前記1周期毎にa番
乃至d番の出力端子が順次出力検器1を発生してフォト
トランジスタ39乃至42に夫々対応するアンド回路1
87乃至190に与えるようになるので、例えば最初の
1周期ではフォトトランジスタ39の出力信号に基づい
て励磁コイル18が通断電制御され1次の1周期ではフ
ォトトランジスタ40の出力信号に基づいて励磁コイル
18が通断電制御され、更に次の1周期ではフォトトラ
ンジスタ41の出力信号に基づいて励磁コイル18が通
断電制御され、そして最後の1周期ではフォトトランジ
スタ42の出力信号に基づいて励磁コイル18が通断電
制御されることになり、結果として地組120には第2
0図すで示すように32編目を1単位とする三角形状の
線模様192が順次繰返して編込まれることになる。
選択スイッチ回路181を選択操作して2番。
3番及び4番のパターン信号をパターン信号発生回路1
82に与えた場合においても前記1パターンと略同様で
あるが、これらの場合には前述よりも1周期(8画素領
域)分だけ順次ずれた出力信号であるので、地組120
には第20図c y d及びeで示すように線模様19
2よりも8編目分だけ順次ずれた三角形状の線模様19
3 、194及び195が夫々編込まれることになる。
選択スイッチ回路181から5番のパターン選択信号を
発生させた場合には、フォトトランジスタ39及び40
に対応するアンド回路187及び188が1周期毎に交
互に出力信号「Iをパターン信号発生回路162のa番
及びb番の出力端子から与えられるので、オプチカルフ
ァイバ44□乃至44□6によって記録シート30の第
1番から第16番までの画素領域が繰返し光走査される
ことになり、結果として地組120には第20図fで示
すように16編日を1単位とする三角形状の線模様19
6が繰返し編込まれることになり、又選択スイッチ回路
181から6番のパターン選択信号を発生させに場合も
略同様であるが、この場合にはパターン信号発生回路1
82のa番及びb番の出力端子力・らの出力信号[月の
発生順序が逆になるので、結果として地組120には第
20図gで示すように線模様196よりも8編目分だけ
ずれた三角形状の線模様197が編込1れる。
選択スイッチ回路181に7番のパターン選択信号を発
生させた場合には、フォトトランジスタ39に対応する
アンド回路181のみに連続的に出力信号[lが与えら
れるので、オプチカルファイバ44□乃至448によっ
て記録シート30の第1番力・ら第12番までの画素領
域が繰返し光走査されることになり、結果として地組1
20は第20図りに示すように8編目を1単位とする三
角形状の線模様198が繰返して編込まれることになり
、又選択スイッチ回路181から8番のパターン選択信
号を発生させた場合にも略同様であるが、この場合には
」周期(8画素領域)置きにパターン信号発生回路1d
2のF番の出力端子が出力信号「lを発生するので、イ
ンバータ回路110の出力信号は「0」となって励磁コ
イル18は断電状態とされ、結果として地組120には
第20図iに示すように三角形状の線模様199が断続
的に編込まれることになるっ 選択スイッチ回路181に9番のパターン選択信号を発
生させた場合には、針番号が0から31番まではパター
ン1と同様であるが、針番号32番から63番までの間
はパターン信号発生回路182の1番乃至8番並びにa
番乃至d番の出力端子からの出力信号用の発生順序が逆
になり、従って記録シート30の光走査方向が前述とは
逆方向になるものであり、結果として地組120には第
20図jに示すように64編目を1単位とする菱形状の
線模様200が繰返して編込育れることになるユ 選択スイッチ回路18125−ら10番、11番。
12番、13番、14番、15番及び16番のパターン
選択信号を夫々発生させた場合においても9パターンと
略同様であるが、これらの場合には前述よりも1周期(
8画素領域)分だけ頴次ずれた出力信号であるので、地
組120には第20図k・1・1n・n・0 + p及
びqに示すように線模様200に対して順次8編目分だ
けずれだ菱形状の線模様201.202,203,20
4,205゜206及び207が夫々編込まれることに
なる。
尚、上記第3の実施例において、記録シート30に第1
の実施例と同様の菱形状の絵模様32を記録表示させて
おいた場合は、■パターンヲ選択すれば第9図すに示す
線模様121が、2パターンを選択すれば同図eに示す
線模様124が、3パターンを選択すれば同図dに示す
線模様123が、4パターンを選択すれば同図eに示す
線模様122が、そして5,6.7存び8パターンを夫
夫選択すれば同図f +g 、h及びiに示す線模様1
25.126,127及び128が夫々地線120に編
込まれることは前述の説明から明らかである。
以上により、この第3の実施例によっても前記実施例同
様の作用効果が得られることは勿論である。
尚、上記実施例では記録シート30Vこオプチカルファ
イバ44□乃至443□を介して発光ダイオード5T乃
至60若しくは172乃至179力・らの光を照射させ
、その透過光をオプチカルファイバ3γ□乃至373□
を介してフォトトランジスタ39乃至42に受光させる
ようにしたが、記録媒体に光反射率の差によって絵模様
等の偏成模様信号を記録表示させるとともに、この記録
媒体に発光要素から直接或いはオプチカルファイバ等ノ
光導部材を介して照射させ、その反射光を直接或いはオ
プチカルファイバ等の光導部材を介して受光要素に受光
させて記録媒体上の信号を読取るようし、でもよいっ その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施し得ることは勿論である○ 本発明は以上説明したようになり、特に、複数からなる
発光製氷の発光有無或いは順序を変更する極く簡単な制
御構成により、同一の記録媒体を用いて異なる線模様を
具現することができて極めて便利な手編機の選針制御装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の第1の実施例を示し、第1
図は手編機の縦断側面図、第2図は要部の拡大斜視図、
第3図はキャリジの部分拡大平面図、第4図は回転円板
の拡大平面図、第5図は記録シートの部分拡大正面図、
第6図はオプチカルファイバの端部部分の拡大断面図、
第7図は制御回路の電気的構成図、第8図は選択スイッ
チの選択位置と論理回路の出力信号との対照関係を説明
するための図、第9図は縞模様を示す図である。 第10図乃至第15図は本発明の第2の実施例を示し、
第1゛0図は手編機の縦断側面図、第11図丑キャリジ
及び補助キャリジの拡大平面図、第12図は選別部材部
分の拡大裏面図、第13図及び第14図は夫々第12図
のXI −XI線及びXIV−XIV線に沿う断面図、
第15図は選別部材の拡大分解斜視図である。 第16図乃至第20図は本発明の第3の実施例を示し、
第16図は要部の斜視図、第17図はオプチカルファイ
バ並びに発光ダイオード及びフォトトランジスタの配置
関係を示す図、第18図は制御回路の電気的構成図、第
19図はパターン信号発生回路の出力信号状態を説明す
るだめの図、第20図は縞模様を示す図である。 図面中、2・・・針床、3・・・編針、7・・・キャリ
ジ、15・・・電磁石(選別部材)、30・・・記録シ
ート(記録媒体)、32・・・絵模様(編成模様信号)
、33・・・段送り機構、37□乃至373□・・・オ
プチカルファイバ(光導部材)、39乃至42・・・フ
ォトトランジスタ(受光要素)、44□乃至4432・
・・オプチカルファイバ(光導部材)、54・・・回転
円板、57乃至60・・・発光ダイオード(発光要素)
、68・・・選択スイッチ、117・・・キャリジ反転
検出器、120・・・地組、121乃至128・・・縞
模様、129・・・縦縞縞模様、130・・・横縞縞模
様、131・・・点在縞模様、133・・・ジャック、
136・・・キャリジ、144・・・補助キャリジ、1
56・・・選別部材、161・・・磁力集中防止片、1
62・・・符号円板、172乃至17−9・・・発光ダ
イオード(発光要素)、181・・・選択スイッチ回路
、182・・・パターン信号発生回路、191・・・絵
模様(編成模様信号)、192乃至207・・・縞模様
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 編物作品に具現しようとする編物模様信号を光透過
    率或いは光反射率の挙によって記録表示した記録媒体に
    対して直接乃至はオプチカルファイバ等の光導部材を介
    して発光要素の光を照射し、その透過光或いは反射光を
    受光要素にて受光することにより記録媒体上の信号を読
    取り、その読取信号に応じて針床に列設の編針を制御す
    るようにした手編機の選針制御装置において、前記記録
    媒体上の一コースの編成模様信号に対して各別に照射可
    能な複数個の発光要素を備え、それら発光要素の発光の
    有無或いは発光の順序を変更することにより同一の記録
    媒体を用いて異なる縞模様を具現することができる制御
    回路を設けてなることを特徴とする手編機の選針制御装
    置。 2 複数個の発光要素がキャリジの摺動に関連して移動
    することにより記録媒体のコース方向に沿って直接或い
    は光導部材を介して照射するように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の手編機の選針
    制御装置。 3 複数個の発光要素が固定的に設けられ但つキャリジ
    の摺動に関連して選択的に発光するように構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の手編機
    の選針制御装置。
JP15971877A 1977-12-27 1977-12-27 手編機の選針制御装置 Expired JPS5950779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15971877A JPS5950779B2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 手編機の選針制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15971877A JPS5950779B2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 手編機の選針制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5496163A JPS5496163A (en) 1979-07-30
JPS5950779B2 true JPS5950779B2 (ja) 1984-12-10

Family

ID=15699753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15971877A Expired JPS5950779B2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 手編機の選針制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5950779B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152478U (ja) * 1985-03-13 1986-09-20
JPS63170172U (ja) * 1987-04-24 1988-11-07
JPH0240569U (ja) * 1988-09-09 1990-03-20

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260279U (ja) * 1985-09-30 1987-04-14

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152478U (ja) * 1985-03-13 1986-09-20
JPS63170172U (ja) * 1987-04-24 1988-11-07
JPH0240569U (ja) * 1988-09-09 1990-03-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5496163A (en) 1979-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3446037A (en) Patterning system for knitting machines
US3974664A (en) Method and device for electronic scanning of control-fields of a control member on cylinder and straight bar knitting machines
JPS5950779B2 (ja) 手編機の選針制御装置
US4085597A (en) Knitting machine coupled with the program reading device
JPS5929981Y2 (ja) 編機の走査装置
EP0283418A2 (en) Needle selection system for a circular knitting machine
US3983718A (en) Knitting machine for producing programmed designs
JPS6145182Y2 (ja)
JPS5855269Y2 (ja) 手編機用情報記録媒体
JPS5938342B2 (ja) 手編機の選針制御装置
JPS5928066Y2 (ja) 編機の走査装置
JPS5842474Y2 (ja) 編機の走査装置
JPS6014784Y2 (ja) 手編機の模様発生装置
CA1068378A (en) Method and apparatus of selecting needles of a knitting machine
JPS589311Y2 (ja) スプロケツトホイ−ルによる情報記録カ−ド移送装置
JPS6113025B2 (ja)
JPS6040616Y2 (ja) 編機の走査装置におけるリニアエンコ−ダ調整装置
JPS5842475Y2 (ja) 編機の選針単位数設定装置
JPS5845501B2 (ja) アミキニオケル ヘンセイジヨウホウキロクバイタイイソウソウチ
JPS5936700B2 (ja) 手編機の選針制御装置
JPS5917217B2 (ja) 編機における編成情報読取装置
JPS5842299B2 (ja) アミキニオケル フアンクシヨンジヨウホウヨミトリホウホウトソノソウチ
JPS5928064Y2 (ja) 手編機の模様発生装置
JPS60162847A (ja) 編機の模様編装置
JPS6036493B2 (ja) ジヤカ−ド機の横針押動制御装置