JPS5936700B2 - 手編機の選針制御装置 - Google Patents

手編機の選針制御装置

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JPS5936700B2
JPS5936700B2 JP2177677A JP2177677A JPS5936700B2 JP S5936700 B2 JPS5936700 B2 JP S5936700B2 JP 2177677 A JP2177677 A JP 2177677A JP 2177677 A JP2177677 A JP 2177677A JP S5936700 B2 JPS5936700 B2 JP S5936700B2
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knitting
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【発明の詳細な説明】 本発明は針床に列設した編針若しくはその編針と一対一
の関係で設けた編針選別用片の突起にキャリジの移動に
伴い前後の位置的差異を生じさせることをもって選針を
行なう手編機の選針制御装置に関する。
従来、手編機において、模様編等のために編針を前後に
選別する選針装置の一例として電磁石装置を用いたもの
がある。
これは励磁コイルの通電により吸引力を生ずる案内条片
をキャリジの下面に編針の所要バット通路に沿う如く突
設させ、そして選針に際して励磁コイルを通電すると、
バットが案内条片の案内開始端に当接されてから該案内
条片に磁力により吸着されつつそれに沿い摺動されて所
謂選針が行なわれる構成にしたものである。
この構成番こよればバットを案内条件に吸着させそして
その吸引力下において案内条片に摺動させるから、大き
な電磁吸引力を生じさせる必要があり、従って電磁石装
置が大形になり且つ励磁コイルへの励磁電流も大きく必
要とし、その励磁電流を通断電制御するトランジスタも
電流容量の大きいものとしなければならず、更には選針
作動の安定性が吸引力の増減に左右されるため動作の信
頼性に欠けると云う欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去すべぐなされたものであり、
その目的は針床に列設した編針若しくはその編針と一対
一の関係で設けた編針選別用片の列設方向に移動するキ
ャリジにその移動に伴って前記編針若しくは編針選別用
片の突起に前後に位置的差異を生じさせる可動の選別部
材を備えた選針制御装置において、前記選別部材をこれ
によって選別されるべき前記各突起の隣接間隙よりも小
なる幅のものとし、且つその間隙中を前後に移動自由に
支持すると共に、その選別部材には予め整夕1ルて進入
してくる各突起に対向した前後両側面に、キャリジの移
動方向に傾斜した前後一対のカム面を略山形状に形成し
、更に前記選別部材の前後動をその前側カム面が前記突
起に当接できる後方位置と後側カム面が前記突起に当接
できる前方位置との三位置間に規正する規正部材を備え
ると共に、その選別部材に前後三位置間の移動を制御す
る制御用電磁装置を連繋させる構成とするもので、その
結果、編針若しくは編針選別用片の突起が選別部材のカ
ム面に当接することにより前後の倒れかに移動されて選
別されるのでその選別に全く電磁的吸引力を要さず、そ
して選別部材を前後三位置間で移動させるだけに必要な
わずかの電磁力であればよいので制御用電磁装置が小形
になり励磁電流もわずかでよいからトランジスタ等制御
回路の電子素子も小電流容量のものでよく総じて経済的
になり、また、編針のバット等突起を電磁吸引力により
吸引すると云うものではなく選別部材のカム面により選
針するものであるから、選別部材の移動さえ確実に行な
われれば当然に選針作動も確実に行なわれその動作の信
頼性が高くなる等の効果を有する手編機の選針制御装置
を提供するにある。
以下、本発明の各実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図乃至第9図に示す第一実施例について述べるに、
第1図乃至第4図はこの第一実施例で用いる選針部材1
を示しており、この選針部材1は選別部材2とこれに連
繋した制御用電磁装置3から成る。
この制御用電磁装置3において、4は断面E字状をなす
永久磁石で、その円筒形の外側鉄心部5の外側を非磁性
材製の外筐6の一端面の開口部7に装着させていると共
に、円柱状の中央鉄心部8にはボビン9に励磁コイル1
0を巻装して成る可動コイル体11を長手方向に移動自
由であるように嵌挿しており、更に前記外側鉄心部5の
内面には励磁コイル10と微少な間隙を介して対向する
透磁率の高い円筒形磁極体12を固着している。
尚、13はリード線であるC前記ボビン9の一部には外
筐6の他端面開口部に被冠した蓋6aの開口部14を介
して外部に延出された延長部15を一体に有し、この延
長部15の先端に形成した割溝16内に揺動腕1γの上
端が遊挿され且つピン18により枢着されている。
そして揺動腕17の途中部分は蓋6aの外側端面に突設
された一対の支持片19にピン20により回動自在に枢
着され且つその揺動腕17の下端に前記選別部材2が機
械加工等により一体に形成されている。
この選別部材2には第4図に示す如く、横断面を二等辺
三角形に形成することにより、後述キャリジの移動方向
に傾斜した略山形状をなすような一対の前側カム面21
a及び後側カム面21bが形成されていると共に、斯よ
うな選別部材2のキャリジ移動方向の幅は後述の各編針
に形成された突起の隣接間隙よりも小さい値に定められ
ている。
上記構成の選針部材1において、励磁コイル10に直流
電流を通すと、永久磁石4の中央鉄心部8(例えばS極
)と磁極体12(例えばN極)との間に生じている直流
磁界と励磁コイル10との間に相対的移動力を生じて、
可動コイル体11は励磁コイル10の電流方向に依存し
た方向に後退移動若しくは進出移動され、これにより揺
動腕17がピン20を中心に回動され、その選別部材2
は第3図及び第4図矢印22または23方向に、即ち前
方位置(キャリジの作業側を前方とした場合を云う。
以下の説明でも同様)及び後方位置の三位置間で移動す
る。
次にこのような選針部材1を用いた手編機の選針制御装
置につき第5図乃至第9図を追加して説明する。
24は機枠25内に設けられた針床で、この針床24に
は第一の案内溝26及び第二の案内溝27を前後位置に
夫々多数形成した溝板28が装着され、更に針床24上
にはパット29が第一の案内溝26により案内される例
えば計200本の編針30が列設されている。
これら編針30は第5図及び第6図から理解されるよう
に長さの異なる二種類の第一の編針30a及び第二の編
針30b(以下の説明において、長さが問題にされない
部分の説明においては単に編針30と称する。
)より成り、これらは列設方向に交互に並ぶ関係にある
そして、各第−の編針30a及び第二の編針30bの後
方端には溝板28の第二の案内溝27により案内される
第一の針突起31a及び第二の針突起31b(これらを
特に区別して説明する必要がない部分は単に針突起31
と称することにす′る。
)が折曲により上方に突出する如く形成されている。
32はキャリジで、前脚33及び後脚34を介して溝板
28の上面を左右に即ち編針30の列設方向に摺動移動
できるようになっている。
35は前記後脚34が摺動する案内レールで、溝板28
の後方に固着されている。
前記キャリジ32の裏面側の構成は第6図のようになっ
ている。
この第6図はキャリジ32を前後ではなく左右に反転さ
せることにより裏返して見たときの図であり、従ってキ
ャリジ32の右方向移動は第6図上で矢印36方向とな
る。
37は編針30のバット29通路を形成して編成作動を
遂行させるための周知のバット通路形成カム機構である
また、バット29の位置に関して第6図中左側は後方休
止位置、PBは編成待期位置、PDは選針位置、PEは
前方休止位置に夫々相当する。
このキャリジ32の上面における後方半部領域中の左側
(第6図では右側)には第一の右行選針部材1A及び第
二の右行選針部材1Bが前後に配置され、また右側には
第一の左行選針部材IC及び第二の右行選針部材1Dが
前後に配置されている。
これら選針部材1A乃至IDは第1図乃至第4図にて説
明した選針部材1と同一構造のもので、それらの各選別
部材2は第2図及び第3図から理解されるように、キャ
リジ32の合板38に形成した開口部39を介してキャ
リジ32の裏面側に突出(第6図では選別部材2を便宜
上斜線を施して示した)されており、その各選別部材2
の前側カム面21a及び後側カム面21bの合接位置で
ある頂角部がキャリジ32の移動により相対的に進行し
てくる編針30の針突起31と対向する方向に向けられ
ている。
そして、第一の右行選針部材1A及び第一の左行選針部
材1Cの各選別部材2は夫々キャリジ32の右及び左方
向移動に関連して第一の編針30a群の各第−の針突起
31aを前後に選別し、また第二の右行選針部材1B及
び第二の左行選針部材IDの各選別部材2はキャリジ3
2の右及び左方向移動に関連して第二の編針30b群の
各第二の針突起31bを選別することが可能な位置に配
置される。
これらの配置関係は後述により一層詳しく理解できる。
40A乃至40Dは突起案内体で、これらは前記選針部
材1A乃至IDの各選別部材2の針突起31進行方向の
前方に位置してキャリジ32の下面に配置されている。
これら突起案内体40A乃至40Dには第4図にその一
個40Aについて部分的に拡大して示しであるように、
針突起31aが通過する整列用溝41を有し、この整列
用溝41の出口には選別部材2の前後移動に伴って前側
カム面21aまたは後側カム面21bが当接する末広が
り状に対向する規正面42a及び42bが形成されてい
る。
これら規正面42a及び42bはこの発明の規正部材に
相当するもので、前記選別部材2の前後動をその前側カ
ム面21aが前記針突起31aに当接できる後方位置と
後側カム面21bが針突起31aに当接できる前方位置
との三位置間に規正するためのものである。
前記バット通路形成カム機構37により形成されたバッ
ト整列通路43は編成を終了した編針30のバット29
を編成待期位置PBまたは選針位置PDに振り分は可能
とすべく整列させるためのものであり、キャリジ32の
矢印36で示す右方向移動により第一の針突起30a及
び第二の編針30bのバット29がバット整列通路43
を通ることにより夫々の第一の針突起31a及び第二の
針突起31bが夫々突起案内体40A及び40Bの各整
列用溝41に進入開始し、またキャリジ32の左方向移
動においてはキャリジ32の第6図中左側に有する図示
しないもう一方のバット整列通路43により第一の針突
起31a及び第二の針突起31bが突起案内体40c及
び40dの整列用溝41に進入開始する関係となってい
る。
前記キャリジ32の右方向移動を例にすると、突起案内
体40A及び40Bの整列用溝41を進行する第一の針
突起31a及び第二の針突起31bにおいて、もし第一
の右行選針部材IAの選別部材2が第4図及び第6図に
示す如く後方位置に移動されていたとすれば、第一の針
突起31aはその選別部材2の前側カム面21aに当接
されてこの面に沿いながら突起軌跡44a方向に進行さ
れ、また第二の右行選針部材IBの選別部材2が前方位
置に位置されていたとすれば、第二の針突起31bはそ
の選別部材2の後側カム面21bにより上記同様に案内
されて突起軌跡44b方向に進行されると云うように選
別される。
このようにして選別部材2の前側カム面21aまたは後
側カム面21bによって選別即ち前後に位置的差異を付
けられた第一の針突起31a及び第二の針突起31bは
突起用分離カム45によって更にその位置的差異が拡大
されたのち、編針30のバット29がバット用分離カム
46に作用して編成待期位置PBと選針位置PDとに選
別される。
尚、この時の突起用分離カム45と、バット用分離カム
46との相対的関係を示すために、突起用分離カム45
を第6図中のバット用分離カム46付近に二点鎖線で示
した。
また第6図において、前述した各編針位置PA、PB、
PD、PEに夫々対応する位置に一点鎖線47A、47
B、47D、47Eでバット進行軌跡を図示し、これら
各バット進行軌跡に対応する第一の針突起31aの進行
軌跡を一点鎖線47Aa 、47Ba 、47Da 、
47Eaで、及び第二の針突起31bの進行軌跡を一点
鎖線47Ab 、47Bb 、47Db 、47Ebで
示した。
第2図において、48はキャリジ32の合板38下面に
固着された受止体で、これの一端面が前記揺動腕17の
背面(針突起31の相対的進行方向の前方に位置する面
)に当接して針突起31の前側カム面21a及び後側カ
ム面21bに対する衝突作用による揺動腕17の挿圧移
動を規制するためのものである。
第5図において、49は機枠25の針床24よりも後方
に配置された透光窓50を有するシート受台板で、これ
に対向してシート保持板51を備え、これらの対向間に
は制菌用シート52が介在され、この制御用シート52
はこれの左右に形成した(一方のみ図示)段送り孔53
と、送りスプロケット54との係合によりキャリジ32
の一方向から他方向への反転毎に一段づつ送られるよう
になっている。
前記制御用シート52は光透過性のものであり、編針3
0の列設ピッチ4.5 mvtに対してXの1.5mm
長を編針一本分の領域単位となるようにして200本の
編針をカバーするようにおよそ200X1.5mmの左
右長を有し、その領域内には選針制御のための信号例え
ば縞模様55が遮光的塗りつぶしによって記録されてい
る。
前記シート受台板49の内側には透光窓50を包囲する
反射カバー56が設けられ、これの内部にはシート52
の左右長と略同寸法を有する前記透光窓50を介して制
御用シート52の左右長全域を照射するための光源用ラ
ンプ57が配置されている。
前記シート保持板51には透光窓50と対向し且つこれ
と略同−長さの支持ブロック58が設けられ、そしてこ
の支持ブロック58には各編針30に対応する200本
のオプチカルファイバ等の光導部材59の一端を前記透
光窓50と対向するように同一水平線上に埋設支持させ
ていると共に、それらの各他端を針床24の略全長に渡
って細長い他の支持ブロック60に同一水平線上で各編
針30の列設位置と機械的に対応する関係をもって埋設
支持させている。
前記支持ブロック60は溝板28等針床24にキャリジ
32の後方位置にて静止的に立設された支持枠61に固
着されている。
第5図及び第6図により理解されるように、支持枠61
の支持ブロック60よりも上方の前面側には矩形の針位
置目盛62が横方向に一列に並ぶように多数形成されて
いる。
これら針位置目盛62は光学的に無反射または不良反射
面となっておりそれら以外の部分は反射面となっている
そして第6図中の基準線63a。63bにより理解され
るように各針位置目盛62は隣接する各光導部材59,
59の他端即ち光放出端面における中心線に対してその
針位置目利2の左右端が位置する左右長寸法に定められ
、且つ針位置目盛62の配列ピッチは編針30の列設ピ
ッチの二倍と同一である。
64Aは光導部材59の他端を受光可能に走査するよう
にキャリジ32に設けられた右行用受光素子、64Bは
同じく左行用受光素子である。
また、65Aは前記針位置目盛62を光学的に走査して
これを読み取り得るようにキャリジ32に設けられた右
行用走査器、65Bは同じく右行用走査器である。
これら右行用走査器65A及び左行用走査器65Bは第
8図に示す如く光源用の発光素子66、半透明鏡67、
□ 走査レンズ68及び受光素子69より成る。
前記右行用受光素子64A及び右行用走査器65Aの各
受光面は第6図の基準線63a 、63bで示す如く同
一垂直線上に上下に並び、また左行用受光素子64B及
び左行用走査器65Bの各受光面も: 同一垂直線上に
上下に並ぶ関係に定められ、そして右行用受光素子64
Aと左行用受光素子64Bの夫々の受光面の中心点間の
距離は編針30の偶数本の間隔に定められている。
右行用走査器65A及び左行用走査器65Bに関しても
上記同様であ)る。
尚、第5図及び第8図に示したSDは集電子機構でキャ
リジ32及び機枠25との間で電気信号を授受するため
のものである。
さて、第8図において70はキャリジ32に一定範囲で
移動し得るように設けられた方向検出体で、キャリジ3
2の移動に伴い針床24に摺接してキャリジ32とは反
対方向に変位され、接点71a、71b間をオンオフす
るようになっている。
この方向検出体70を第8図では上方から見た状態で示
しているから、方向検出体70はキャリジ32が右方向
移動ならば実線位置となって接点71a、?ib間をオ
ンにしてラインL1を零電位即ち論理レベルで(0)信
号にさせ、キャリジ32が左方向移動ならば二点鎖線位
置となって接点71a 、71b間をオフさせ、ライン
L1を予めバイアスされた正電位即ち(1)信号にさせ
る。
両微分回路72.73は共に信号が(0)から(1)に
変化するときに正なる微分信号を生ずるもので、その内
、微分回路72はラインL1から入力を受け、また微分
回路73はラインL1に接続されたインバータ74の出
力即ちキャリジ32の右方向移動中(1)信号となる右
行ラインL2から入力を受ける構成であるので、キャリ
ジ32が左から右または右から左に反転した都度、何れ
かの微分回路72.73から微分信号が生じ、そしてこ
の信号を単一パルス発生器75がオア回路76を介して
受けて段送りパルスP1を出力する。
この段送りパルスP1は適当なドライブ回路75aを介
して段送り駆動コイル75bを励磁し、以って前記送り
スプロケット54を回動させ制御用シート52を一段だ
け下方に送る。
77は信号付加回路で、第一の切換スイッチ78と、ア
ンド回路79乃至84と、オア回路85乃至8γとより
成る。
88は信号消去回路で、第二の切換スイッチ89と、ア
ンド回路90乃至95と、オア回路96乃至98とより
成る。
99は上記信号付加回路77及び信号消去回路88に関
連する信号分配回路で、単一パルス発生器(遅延回路で
もよい)100乃至103と、アンド回路104乃至1
07さ、オア回路108乃至111とから成る。
112は信号分配回路99の前段に有する方向判別回路
で、アンド回路113乃至120と、オア回路121及
び122とより成る。
123は読取信号入力回路で、第一の微分回路124及
び第二の微分回路125と、アンド回路126 、12
7と、オア回路128 、129と、インバータ130
゜131とより成る。
132は信号出力回目で、第一の中間増幅器133及び
第二の中間増幅器134と、第一の終段増幅器135及
び第二の終段増幅器136と、第一の79717177
回路137と第二のフリップフロップ回路138とより
成る。
前記第−及び第二の中間増幅器133,134は(1)
信号入力で正電位信号を出力し、(0)信号入力で負電
位(0)信号であるアース電位よりも更に低い電位)信
号を出力する構成のものである。
また前記第一の終段増幅器135は所謂OTL増幅器と
同様のNPN形トランジスタ139とPNP形トランジ
スタ140とにより構成され、同様に第二の終段増幅器
136はトランジスタ141及び142により構成され
ている。
前記トランジスタ139及び141の各コレクタは電源
正端子143に接続されトランジスタ140及び142
の各コレクタは電源負端子144に接続されている。
そして第一の右行選針部材IA、第一の左行選針部材1
Cの各励磁コイル10はトランジスタ139゜140の
エミッタ共通接続点とアース電位端子との間に並列に接
続され、また第二の右行選針部材1B及び第二の左行選
針部材1Dの各励磁コイル10はトランジスタ141,
142のエミッタ共通接続点とアース電位端子との間に
並列に接続されている。
尚、前記第一の切換スイッチ78は電源正端子143に
接続された可動接片145と固定接片146a乃至14
6hとから成り、また第二の切換スイッチ89は電源正
端子143に接続された可動接片147と固定接片14
8a乃至148hとから成る。
次に上記構成の作用につき説明するに、特にこの場合第
一の切換スイッチ78の可動接片145が固定接片14
6aに選択され、また第二の切換スイッチ89の可動接
片147が固定接片148aに選択されているものとす
る。
第8図には作用説明の理解を容易にするために、針位置
目盛62と光導部材59の光放出端面とこれらと対応関
係にある第一の針突起31a及び第二の針突起31bと
キャリジ32の右方向移動を上面より見た状態で表わし
た矢印149とを図示している。
今キャリジ32を右方向(第6図では矢印36方向、第
8図では矢印149方向)に移動したとすると、方向検
出体70が実線位置の状態になるので右行ラインL2が
(1)信号になり、前記ラインL1に接続された左行ラ
インL3が(0)信号になり、この結果右行用走査器6
5Aのみがその発光素子66に右行ラインL2から(1
)信号を受けて点灯し有効化される。
キャリジ32の右方向移動により右行用走査器65Aは
針位置目盛62を右方向に光走査してその受光素子69
から針位置信号P2を出力する。
この針位置信号P2は第9図に示す如く針位置目盛62
と対向した位置で(0)信号となるパルス信号であり、
これがオア回路128を介して第一の微分回路124に
、また、インバータ130を介して第二の微分回路12
5にも供給される。
これら両微分回路124,125は入力が(0)信号に
変化するときのみ正パルス(微分信号)を生ずる構成で
あるから、第一の微分回路124からは第9図に示す如
き第一の針パルスP2aRが出力される。
尚、第9図において矢印Rはキャリジ32の右方向移動
を、矢印りはキャリジ32の左方向移動を夫々表わして
いる。
上記の動作と並行して第二の微分回路125からは第9
図に示す第二の針パルスP2bRが出力される。
従って第9図の矢印R欄(キャリジ32の右方向移動)
に示す第一の針パルスP2aR及び第二の針パルスP2
bRと第9図の針突起31欄との時間的対応関係から明
らかなように、第一の針パルスP2aRは第一の針突起
31aに対応し、第二の針パルスP2bRは第二の針突
起31bに対応する。
キャリジ32が左方向に移動された場合は、方向検出体
70が二点鎖線位置状態になるため、右行ラインL2が
(0)信号になり右行用走査器65Aがその発光素子6
6の消灯により無効化され、左行ラインL3が(1)信
号となることによって左行用走査器65Bが有効化され
る。
従って右行用走査器65Bの受光素子69からは針位置
目盛62に対する走査方向が右行用走査器65Aのそれ
とは反対になるも上述同様の針位置信号P2が出力され
、従って第一の微分回路124からは第9図矢印り欄に
示す第二の針パルスP2bLが、また第二の微分回路1
25からは第9図矢印り欄に示すP2aLが夫々出力さ
れ、これらは夫々第二の針突起31b及び第一の針突起
31aに対応する関係となる。
一方、右行用受光素子64A及び左行用受光素子64B
はキャリジ32の右または左方向の何れの方向への移動
においても各光導部材59の光放出端面を受光的に走査
し、模様信号P3を出力する。
この模様信号P3は制御用シート52中編模様55と対
応する光導部材59に一致して(0)信号になり、その
他の光導部材59に一致して(1)信号となる性質の信
号である。
さて、キャリジ32の右方向移動において、第9図に示
す走査区間を例にした場合、最初(キャリジ32の第9
図中CR1位置)に第二の微分回路125から第二の針
パルスP2bRが出力されると、この第二の針パルスP
2bRは右行ラインL2の(1)信号によりすでに半開
状態になっているアンド回路126゜113.115の
うちのアンド回路113にラインL4を介して供給され
、更にこのアンド回路113からオア回路121を介し
てアンド回路117及び118の一方の入力端子に供給
される。
一方右行用受光素子64Aから出力された模様信号P3
はアンド回路126及びオア回路129を介してインバ
ータ131に供給され、ここでレベル反転してアンド回
路117の他方の入力端子と、アンド回路118の否定
入力端子とに供給される。
ここでインバータ131から出力された出力模様信号P
3aは例えば受光素子64Aが一致した光導部材59の
一端面がシート52上の線模様55に対応しているとき
に(1)信号になっているので、アンド回路117によ
り第二の針パルスP2bRとのアンド条件が成立してセ
ットラインL5に出力される。
このセットラインL5に出力された(1)信号なる出力
模様信号P3aはオア回路108を介して第二のフリッ
プフロップ回路138のセット入力端子STに供給され
これをセット状態にする。
すると、第二のフリップフロップ回路138のセット出
力端子Qから(1)信号が第二の中間増幅器134に供
給され、この第二の中間増幅器134の出力端子、従っ
て第二の終段増幅器136のトランジスタ141,14
2のベースが正電位になり、トランジスタ141のみが
オンになって第二の右行選針部材1B及び第二の左行選
針部材IDの励磁コイル10が同時に矢印150方向通
電される。
この結果、第二の右行選針部材IB及び第二の左行選針
部材1Dの各選別部材2が第6図中上方に移動されその
前側カム面21aが整列用溝41の出口面に対して斜め
に対向即ち選別可能位置にされる。
従って第9図のCP1位置に対応する第二の針突起31
bはキャリジ32の右方同郡・ 動に関連して前記突起
軌跡44bとは反対の突起軌跡44c方向に案内され、
以って第二の編針30bは選針位置PDに選別される。
この時、第二の左行選針部材IDはその励磁コイル10
が通電されてもキャリジ32が右方向移動であるので選
別作用を行なわず、キャリジ32の左方向移動時に励磁
コイル10の通電方向に応じた選別作用を実行する。
次にキャリジ32が右方向移動中に第9図中CP2位置
に達すると、第9図から理解されるように第一の微分回
路124から第一の針パルスP2aRが出力され、これ
がラインL6を介してアンド回路114,115に供給
され、そのうち、半開状態にあるアンド回路115を介
して更にオア回路122を介してアンド回路119及び
120の各一方の入力端子に供給される。
するト第一の針パルスP2aRはインバータ131から
出力された(1)信号なる出力模様信号P3aとのアン
ド関係がアンド回路119によってとられてセットライ
ンL7に供給され、更にオア回路110を介して第一の
フリップフロップ回路137のセット入力端子STに供
給される。
これにより第一のフリップフロップ回路137はセット
状態になりそのセット出力端子Qから(1)信号を出力
するので、第一の中間増幅器133は正電位信号を出力
する。
これにより第一の終段増幅器135のトランジスタ13
9がオンになり第一の右行選針部材1A及び第一の左行
選針部材ICの各励磁コイル10が矢印151方向に同
時に通電されるから、夫々の選別部材2が第6図中上方
に移動される。
この結果、第一の針突起31aは突起軌跡44a方向に
案内され第一の編針30aは選針位置PDに選別される
次に、キャリジ32の左方向移動時においては左行ライ
ンL3が(1)信号となるため、アンド回路113,1
15,126の代りにアンド回路114,116,12
7が半開状態にされ、そして第一の微分回路124及び
第二の微分回路125の出力の内、第9図矢印り欄に示
ス第一の針パルスP2aLと第二の針パルスP2bLと
により出力模様信号P3aとの同期がとられるものでそ
の他は前述同様である。
そして、第−及び第二のフリップフロップ回路137゜
138について更に詳述するに、これらは上述から理解
されるように、セット状態になると、第一の編針30a
及び第二の編針30bを選針位置PDに選別し、リセッ
ト状態になると、編成時期位置PBに選別するものであ
るがセットからリセットへの反転は右行用受光素子64
Aまたは左行用受光素子64Bが光導部材59中、光を
放出している端面と対向したときに行なわれる。
即ち、キャリジ32の右方向移動時の第二のフリップフ
ロップ回路138を例に述べれば、右行用受光素子64
Aの出力が(0)信号から(1)信号になると、インバ
ータ131の出力が(0)信号になり、これによりアン
ド回路118はその否定入力端子に(0)信号が与えら
れるので、アンド回路113から出力された第二の針パ
ルスP2bRによりリセット信号P4を出力し、これが
更にリセットラインL8及びオア回路109を介して第
二のフリップフロップ回路138のリセット入力端子R
Tに供給されこれをリセットさせる。
前記第一のフリップフロップ回路137についても上記
同様でこの場合、アンド回路120からリセット信号P
5が出力され、そしてL9がリセットラインとなる。
尚、このような選針作動において選別部材2の二位置間
での移動タイミングは次の通りである。
即ち第4図を例にすると、選針部材2は第4図上方に位
置されて実線図示針突起31aが前側カム面21aから
出切った直後に、しかも次に進行してくる二点鎖線図示
付突起31aと干渉せずに図示下方に移動できるタイミ
ング関係になっており、このようなタイミング関係を満
たすように信号読取り機構及び制御回路が構成されてい
る。
ところで以上のような選針作動を行なう選針部材1によ
れば、針突起31は選別部材2の前側カム面21aまた
は後側カム面21bに当接してその傾斜に従って案内さ
れることにより選別されるものであるから従来のものと
は異なり、その選別のための針突起31の案内移動に関
して全く電磁的吸引力を要さず、しかも、針突起31が
前側カム面21aまたは後側カム面21bに当接して進
行するときに選針部材2は針突起31から後方若しくは
前方に押圧力を受けても、その押圧力による移動が突起
案内体40A乃至40Dに設けた規正部材(規正面42
a 、42b)によって阻止され、その選別部材2を二
位置での固定状態を保たせるのに全く電磁力を要しない
従って電磁装置3は選別部材2を単に前後三位置間で移
動させるのに必要なわずかの電磁力さえ生ずれば十分で
あり、電磁装置3が小形になり且つ小電流容量で済み、
これに伴い電磁装置を通電制御するトランジスタ139
乃至142も小電流容量のものでよく総じて経済的に有
利になる。
また編針30の針突起31(バット29でもよい)を電
磁吸引力により吸引すると云うものではなく、選別部材
2の前側カム面21a1後徊力ム面21bにより選針す
るものであるから、選別部材2の移動さえ確実に行なわ
れれば、当然に選針作動も確実に行なわれ、そしてその
選別部材2の移動は本質的に針突起31とは接しない関
係で、つまり余分な抵抗を受けない状態で行なわれるの
でその移動動作が軽快に行なわれ、従って選針動作の信
頼性が向上する。
また、上記実施例では光導部材59を用いているから、
200本の編針30を単位とする大柄の模様を編物作品
(編地)に具現するにおいて大きな幅広のカード或いは
シートを必要とせず、しかもベタに線模様を記入しても
編針毎に信号を簡単に分解して極く美麗な線模様を具現
することができる。
次に、第一の切換スイッチ78及び第二の切換スイッチ
89を種々切換えて上記同様の編成操作を行なった場合
につき説明する。
先ず第二の切換スイッチ89の可動接片147を固定接
片148aに選択したままで、第一の切換スイッチ78
の可動接片145を固定接片146b乃至146hに切
換え選択した夫々の場合について述べる。
第一の切換スイッチ78の可動接片145により固定接
片146bを選択した場合、オア回路87の出力端に接
続されたラインLIOは固定接片146bから(1)な
る付加信号PA1を常時受けるためアンド回路106が
常時半開状態になる。
従ってキャリジ32の右方向移動中にアンド回路120
からリセット信号P5が出力された場合、単一パルス発
生器102はそのリセット信号P5を受ける都度前記針
パルスより長い定幅の単一パルスを発生し、これがアン
ド回路106及びオア回路110を介して第一のフリッ
プフロップ回路137のセット入力端子STに供給され
る。
従ってキャリジ32の右方向移動時は、第一のフリップ
フロップ回路137にリセット信号P5が入力された場
合であっても、その消失後に直ちにセット状態にされる
から、一本置きに存在するすべての第一の編針30aが
選針位置PDに選別され且つ第二のフリップフロップ回
路138はリセット信号P4を生じてもこれによりセッ
トされることはなく線模様55を有する部分のみでセッ
ト状態にされる。
これに対してキャリジ32の左方向移動時においても、
アンド回路120からリセット信号P5が生じた場合、
単一パルス発生器102からの出力パルスを常時付加信
号PA1により半開状態になっているアンド回路106
を介して受けることにより第一のフリップフロップ回路
137がセット状態(但し、リセット信号P5が入力さ
れた時点では一旦リセット状態になるが、消失後に更に
続くパルス発生器102からの出力パルスにより直ちに
セット状態になり、実質的;こセット状態になるもので
ある。
以下同じ)にされるからすべての第一の編針30aが上
記同様選針位置PDに選別される。
このようにしてキャリジ32の往復移動により第一の編
針30aのみが常に選針位置PDに選別されるから、第
10図Aに示す制御用シート52を用いると、第10図
Bに示す如く、縦縞模様152中に線模様55に対応す
る塗つぶし絵模様153を表わした編地154が得られ
る。
前記固定接片146cを選択した場合、オア回路86の
出力端に接続されたラインL11に常時(1)信号なる
付加信号PA2が出力され、第二のフリップフロップ回
路138に対応するアンド回路104が常時半開状態に
される。
これは第8図の接続関係から理解されるように、固定接
片146bの選択により第一のフリップフロップ回路1
37に対応するアンド回路106が半開状態にされた場
合と丁度反対をなしており、従って第二の編針30bに
より縦縞模様152が形成され、第10図Bに示す編地
154において縦縞模様152を一ピツチ左右にずらし
た状態のものが得られる。
前記固定接片146dを選択した場合、アンド回路79
.80は右行ラインL2及び左行ラインL3から夫々キ
ャリジ32の左及び右方向の各移動期間中に(1)信号
を受けて夫々の期間中に前記ラインLIO及びLllに
付加信号PA1及びPA2を出力させ、従って前記アン
ド回路104゜106が上記夫々の期間に半開状態にな
る。
従ってキャリジ32の右方向移動時はアンド回路120
からリセット信号P5が出力されたときに単一パルス発
生器102からパルスが出力され、この出力パルスはこ
の期間に半開状態になっているアンド回路106を介し
て第一のフリップフロップ回路137に供給されこれを
セット状態にさせる。
これと同様にキャリジ32の左方向移動時はアンド回路
118からリセット信号P4が出力されたときの単一パ
ルス発生器100の出力パルスをアンド回路104を介
して受けることにより第二のフリップフロップ回路13
8がセット状態にされる。
従って第11図に示す如ぐイの点在模様155を背景に
塗りつぶし状絵模様153を配した編地154が得られ
る。
固定接片146eが選択された場合は、アンド回路81
及び82の一方の入力端子に固定接片146eから常時
(1)信号を受けるから、前記固定接片146dが選択
された場合とは逆に、キャリジ32の右方向移動時にラ
インL11に付加信号PA2が出力され、左方向移動時
にラインL10に付加信号FAIが出力され、これは前
記固定接片146dが選択された場合とはキャリジ32
の移動方向と付加信号FAI 、PA2との関係が丁度
反対であるから点在模様155が第11図において編針
30で−ピツチ左右にずれて表われた編地154が得ら
れる。
固定接片146fを選択した場合、アンド回路84がキ
ャリジ32の右方向移動時のみ(1)信号を出力し、こ
れがオア回路85を介してオア回路86及び87に供給
されるからラインL10.L11はキャリジ32の右方
向移動期間だけ付加信号PA1及びPA2を同時に出力
してアンド回路104.106を同時に半開状態にさせ
、これらを左方向移動時には閉鎖させる。
従って、この場合、第10図に示す制御用シート52の
使用により、第12図に示す如く、編地154は横縞模
様156を背景に塗りつぶし状絵模様153を表わした
状態になる。
固定接片146gを選択した場合は、前記アンド回路8
4の代りにアンド回路83が指定されるので、アンド回
路104及び106はキャリジ32の左方向移動期間だ
け同時に半開状態にされ、従って第12図において、横
縞模様156が一編目動だけ上下にずれたものに相当す
る編地154が得られる。
固定接片146hを選択した場合、キャリジ32の伺れ
の方向の移動においても、ラインL10゜Lllが固定
接片146hから両付加信号PA1゜PA2を常時しか
も同時に受けるから第一のフリップフロップ回路137
はセットラインL7及び単一パルス発生器102からの
(1)信号により常時セット状態にされ、また第二のフ
リップフロップ回路138はセットラインL5及び単一
パルス発生器100からの(1)信号により常時セット
状態にされるから、すべての第一の編針30a及び第二
の編針30bが選針位置PDに選別され編地は絵模様1
53編成のための糸によって編成され従って絵模様15
3を編成するときの色彩と同一色になる。
次に第一の切換スイッチ78の可動接片145を固定接
片146aに選択したままで、第二の切換スイッチ89
の可動接片147を固定接片148b乃至148hに選
択した場合の夫々につき説明する。
固定接片148bを選択した場合、その固定接片148
bから(1)信号がオア回路97を介してラインL12
に消去信号PS1として供給され、これによりアンド回
路105が常時半開状態にされる。
すると、セットラインL5が出力模様信号P3aによっ
て(1)信号にされても、これにより単一パルス発生器
101からパルスを生じてこれがアンド回路105及び
オア回路109を介して第二のフリップフロップ回路1
38のリセット入力端子RTに供給されこれを直ちにリ
セットさせる。
従って第二の編針30bに対応する第二のフリップフロ
ップ回路138は出力模様信号P3aが出力されても直
ちにリセットされて常にリセット状態にされ、第一の編
針30aに対応する第一のフリップフロップ回路137
のみが出力模様信号P3aによりセット状態にされてか
ら、第13図に示す如く制御用シート52の組構様55
に対応した絵模様が縦縞模様152によって表わされた
編地154が得られる。
固定接片148cを選択した場合は、(1)信号がオア
回路98を介してラインL13に消去信号PS2として
供給され、これによりアンド回路107が半開状態にさ
れるから、固定接片148bを選択した場合とは反対に
、第一の編針30aに対応する第一のフリップフロップ
回路137が出力模様信号P3aによってセットされて
も直ちにリセットされて常にリセット状態にされる。
従って、編地154は第13図において縦縞模様152
を編針30で−ピツチ左右にずらしたものと同一のもの
になる。
固定接片148dを選択した場合、アンド回路90及び
91が半開状態にされ、これにより、キャリジ32の右
方向移動時にはラインL12に消去信号PS1が出力さ
れてアンド回路105を半開状態にさせ、左方向移動時
にはラインL13に消去信号PS2が出力されてアンド
回路107を半開状態にさせる。
従って、キャリジ32の右方向移動時にはセットライン
L5に生じた出力模様信号P3aにより単一パルス発生
器101からパルスが生じて第二の編針30bに対応す
る第二のフリップフロップ回路138をリセットさせる
から出力模様信号P3aによる第一のフリップフロップ
回路137のセット状態に伴い第一の編針30aのみが
選針位置PDに選別され、これと反対に左方向移動時に
は第二の編針30bのみが出力模様信号P3aにより選
針位置PDに選別されるので、第14図に示す如く、制
(財)用シート52の線模様55に対応する部分がイの
点在模様155で表わされた編地154が得られる。
固定接片148eを選択した場合はアンド回路92.9
3が半開状態にされ、キャリジ32の右方向移動時には
ラインL13に消去信号PS2が出力され、左方向移動
時にはラインL12に消去信号PS1が出力され、これ
は固定接片148dを選択した場合とは丁度反対である
から、第14図において点在模様155を左右に編針3
0で一ピッチずらしたものと同一の編地が得られる。
固定接片148fを選択した場合、アンド回路94が常
時半開状態にされ、これによりキャリジ32の右方向移
動時に、アンド回路94からの(1)信号がオア回路9
6,97.98を介してラインL12.Li2に夫々消
去信号PS1.PS2として供給され、従ってアンド回
路105,107がキャリジ32の右方向移動時のみ半
開状態にされ、この右方向移動で発生した出力模様信号
P3aによって単一パルス発生器101,103からパ
ルスが生じたとき第一のフリップフロップ回路137及
び第二のフリップフロップ回路138がリセットされる
従ってキャリジ32の左方向移動時のみ出力模様信号P
3aにより第一の編針30a及び第二の編針30bが選
針位置PDに選別されることとなり、第15図に示す如
く、制御用シート52の線模様55に対応する部分が横
縞模様156で表わされた編地154が得られる。
固定接片148gを選択した場合、アンド回路95が半
開状態にされ、ラインL12.Li2は固定接片148
fを選択した場合とは反対に左方向移動時のみ消去信号
PSI 、PS2を出力するので、第−及び第二のフリ
ップフロップ回路137゜138は常にリセット状態に
されるので、第15図において横縞模様156が一編列
だけ上下にずれたものと同一の編地が得られる。
固定接片148hを選択した場合、オア回路96から常
時(1)信号が出力されるので、キャリジ32の何れの
方向の移動においてもアンド回路105゜107が半開
状態になり、従って第一のフリップフロップ回路137
及び第二のフリップフロップ回路138はリセット信号
P4.P5を生じたときは勿論出力模様信号P3aが発
生したときにも直ちにリセットされるので、第一の編針
30a及び第二の編針30bは何れも編成時期位置PB
に選別され、編地は地線用糸のみによって編成され、無
模様となる。
このように、信号付加回路77と、信号消去回路88と
は夫々独立をなしているので、第一の切換スイッチ78
及び第二の切換スイッチ89の操作を夫々互に関連させ
ることなく独立的に操作して種々の変形縞模様が得られ
、その操作を注意力を要さずに簡便に行ない得る。
勿論、第−及び第二の切換スイッチ78.89を任意に
組合せ設定することも可能であり、このようにするさ一
層変化に富んだ線模様が得られる。
尚、選針制御としては編針30を直接選別するものに限
られず、編針30と一対一の関係で設けた編針選別用片
を直接的に選別する選針制御構成にしても差支えない。
上記実施例では制御用シート52を透明材製のものに線
模様55を塗りつぶしにより不透明とすることにより形
成したが、この制御用シート52は第二実施例として第
16図に示す如く、不透明材製のシートとなし、これに
光導部材59の受光面ピッチと同一のピッチを左右に有
する多数の光透過孔157により線模様55を形成する
ようにしてもよい。
第三実施例につき述べれば、上記第一実施例の装置によ
って成型編も遂行できる。
即ち、第17図に示すように透明材製シート状の制御用
カード158に、得ようとする編地の各部に対応した形
状の編成型159a、159bを遮光的に塗りつぶして
形成する。
この場合、その編成型159a。159bは標準大の編
目数となるように予めその左右並び上下方向長さが決定
されているものとする。
このような制御用カード158を前記制御用シート52
の場合と同様にセットし、そしてキャリジ32のカム1
60,161を二点鎖線に切換えた状態で編成操作を行
なう。
すると、予め編成時期位置PBに揺動された編針30は
制(財)用カード158の編成型159aまたは159
bに対する読取り走査に伴い生ずる型信号(前記第一実
施例の模様信号P3に相当する)によって選針位置PD
に選別されその他の部分に対する読取り走査においては
編成時期位置PBに選別され、そしてキャリジ32の折
返移動時に、選針位置PDに選別された編針30のみに
よって型編成が行なわれる。
従って、キャリジ32を移動する毎に次段の編成に関与
すべき編針30が選針位置PDに、そうでない編針が編
成時期位置PBに選別されるからその都度前段に対して
変更があったときに通常の増目、減目の操作を行うこと
によって極く簡単に編地を成形して編成することができ
る。
もつとも、模様編を同時に行なうことはできないから初
心者に適合する。
さて、第一実施例において、編針30を第一の編針30
a及び第二の編針30bに分けて夫々専用の選針部材1
を設けた理由は、このようにすることにより、編針30
のニピツチに対するキャリジ32の移動時間が選別部材
2の前後移動の応答速度を決定する要素となり、比較的
応答速度の低い選針部材1でも使用可能となる利点を有
するが、その応答速度の速い構成ですればキャリジ32
の左右に各−個の選針部材を設ける構成でもよく、これ
が第四実施例である。
即ち第18図乃至第21図に示す第四実施例において、
第18図には応答速度が速くしかも自己保持機能をもっ
た選針部材162が示されている。
この選針部材162において163は両磁極端に磁性板
164,165を固着させた永久磁石で、前記磁性板1
64 、165の対向間には縦断面コ字形のヨーク16
6.167を対向させて夫々の背面を磁性板164,1
65に密接させた状態で設けられ、そして両ヨーク16
6.167の対向磁極間には磁性材製の揺動板168が
配置されていると共に、ヨーク166゜167内にはこ
れらの両者にわたるようにして揺動板168を包囲する
ボビン169及びこれに巻装された励磁コイル170よ
り成る固定コイル体171が配置されている。
前記揺動板168は軸172により支持され、その軸1
72の両端は横断面コ字形をなした一個の軸受板173
に支持されている。
尚174はワッシャである。前記揺動板168の下端か
ら延出されてキャリジ32における台板38の開口部3
9から下方に導出された延出腕168aの下端には前側
カム面21a及び後側カム面21bを有する選別部材2
が形成されている。
このような選針部材162において、今、揺動板168
がヨーク166及び161の対向間で何れの磁極端にも
接しない中立位置にあったと仮定すると、この状態で励
磁コイル170が直流励磁されこれにより固定コイル体
171の上端がN極に、下端がS極にされたとすると永
久磁石163の極性が図示の通りであるならば、揺動板
168は第18図A中矢印175方向に軸172を中心
ζこ回動され、そして一旦この方向ζζ回動されると励
磁コイル170が断電されても永久磁石163による磁
気的バイアスによってその回動位置に保持される。
この状態で前記励磁コイル170を上記とは逆方向に通
電すると、揺動板168は矢印175方向に回動され、
その断電後もその回動位置に保持される。
前記キャリジ32には選針部材162と同一構造を持っ
た右行選針部材176A及び左行選針部材176Bが左
右対称に配置され夫々の選別部材2,2間の距離は第2
0図中基準線177a 、177bで示す間隔を編針1
78で48本であるとしたとき、それに対して更に右左
の夫々に編針178の一ピッチに満たず且つ選別部材2
の左右長よりも長い微少間隔を加えた長さに定められて
いる。
また編針178は針突起179を有する一種類のみが用
いられる。
尚、その他の機械的構成を示す第18図乃至第20図に
おいて第1図乃至第15図と同一部分には同一符号を付
したのでその説明を省略する。
一方、第8図と同一部分に同一符号を付して示す第21
図において180は信号分配回路、181は終段増幅器
、また、182は中間増幅器である。
この中間増幅器182は第8図に示すものと異なり第η
図に示す動作モードをもった特性のもので、これはフリ
ップフロップ回路183から受ける第22図Aに示すよ
うな信号に対して第22図Bに示す如く変化する出力を
発生する。
即ち、中間増幅器182の出力は入力が(1)信号から
(0)信号に変化すると、その時点から一定の11時間
は負電位になりその後に入力が再び(1)信号になるま
での12時間は零電位になり、そして入力が(1)信号
になるとt1時間市電位になり、その後入力が(0)信
号になるまでの12時間は零電位)こなる。
このようシこして、中間増幅器182からはフリップフ
ロップ回路183のセット出力端子Qから(0) 、
(1)出力に対して一定幅(11時間)の負パルス及び
正パルスが出力される。
尚、この第21図では制御用シート52の段送り回路の
図示を省略している。
さて、第21図の回路において、第一の切換スイッチ7
8の可動接片145を固定接片146aに設定し、また
、第二の切換スイッチ89の可動接片147を固定接片
148aに設定した状態での作用を説明すると以下の通
りである。
即ち、キャリジ32を右方向(第20図では矢印36方
向、第21図では矢印149方向)に移動した場合、第
8図における作用と同様に、各編針178と交互に対応
する第一の針パルスP2aR及び第二の針パルスP2b
Rが第一の微分回路124及び第二の微分回路125か
ら交互に発生されると同時に右行用受光素子64Aから
も模様信号P3が出力される。
そしてその出力模様信号P3aはアンド回路117で第
一、第二の針パルスP 2 a R。
P2bRとの同期をとられた後、セットラインL5及び
オア回路108を介してフリップフロップ回路183の
セット入力端子STに供給され、フリップフロップ回路
183をセットさせる。
すると、そのセット出力端子Qから(1)信号が生じて
中間増幅器182に供給され、その中間増幅器182は
t1時間幅の正パルスを出力するから、トランジスタ1
41が11時間だけオンになり、右行選針部材176A
及び左行選針部材176Bの両励磁コイル170が矢印
150方向に同時に通電され、夫々の選別部材2が第2
0図に示す如く図示上方に移動され、従って編針178
は選針位置PDに選別される。
これに対して、出力模様信号P3aが消滅した場合はイ
ンバータ131の出力が(0)信号になるのでアンド回
路118から(1)信号なるリセット信号P5が出力さ
れ、これによりフリップフロップ回路183はリセット
され、そのセット出力端子Qの出力が(1)信号から(
0)信号に変化する。
すると中間増幅器182はt1時間幅の負パルスを出力
するからトランジスタ142がその11時間だけオンに
され、右行選針部材176A及び左行選針部材176B
の両励磁コイル170は同時に反矢印150方向に通電
され、夫々の選別部材2が第20図中下方に移動される
から、編針178は編成時期位置PBに選別される。
次に信号付加回路184及び信号消去回路185につい
て説明する。
先ず、第二の切換スイッチ89の可動接片147を固定
接片148aに選択したままで、第一の切換スイッチ7
8の可動接片145を固定接片146b乃至146hに
夫夫選択した場合につき述べる。
即ち固定接片146bを選択した場合、キャリジ32の
右方向移動時にアンド回路186から(1)信号が出力
され、また左方向移動時にアンド回路187から(1)
信号が出力され、夫々の上記(1)信号はオア回路18
8,189を介して夫々対応するアンド回路190及び
191に供給されこれを半開状態にさせる。
一方、キャリジ32の右方向移動時は単一パルス発生器
192がラインL6からの第一の針パルスP2aRによ
りトリガーされてその都度ラインL14に針パルスより
長い定幅のパルスP6を出力させると共に、単一パルス
発生器193もラインL4からの第二の釘パルスP2b
Rによりトリガーされてその都度ラインL15にパルス
P6を出力させる。
従って、ラインL16にはキャリジ32の右方向移動時
に第一の針パルスP2aRに同期するラインL14のパ
ルスP6のみがアンド回路190及びオア回路194を
介して付加信号PAとしてラインL16に出力され、こ
れがアンド回路195によりアンド回路118からのリ
セット信号P5とアンドがとられて単一パルス発生器1
00に供給される。
従ってフリップフロップ回路183は単一パルス発生器
100の針パルスより長い定幅パルス出力により、第一
の微分回路124からの第一の針パルスP2aR(編針
178の一本置きのものに対応)と同期して、リセット
信号P5が出力された場合でもその消失後に直ちにセッ
トされて常にセット状態にされる。
一方、アンド回路187はキリング32が右方向移動で
あることにより遮断状態にされているから、単一パルス
発生器193によりラインL15に出力されたパルスP
6(第二の針パルスP2bRに同期)がラインL16に
出力されることはない。
これに対してキャリジ32が左方向に移動された場合、
アンド回路187が(1)信号を出力してアンド回路1
91を開状態にするので、ラインL15に単一パルス発
生器193から出力されたパルスP6(これは第三の微
分回路125から出力された第一の針パルスP2 aL
に同期している)がアンド回路191及びオア回路19
4を介してラインL16に付加信号PAとして出力され
るので、この場合も上記同様第一の針パルスP2aLに
同期してフリップフロツーj’回路183が必らずセッ
ト状態にされる。
従って、固定接片146bが選択された場合は第一の針
パルスP2aR,P2aLに対応する一本置きの編針1
78が常に選針位置PDに選別されるので、第10図A
に示す制菌用シート52に対して第10図Bに示すよう
な模様の編地154が得られる。
固定接片146cを選択した場合、アンド回路196及
び197が選択され、キャリジ32の右方向移動時にア
ンド回路191を半開状態にさせてラインL15のパル
スP6(針パルスP2bRに同期)を通過させ、左方向
移動時にアンド回路190を半開状態にさせてラインL
14のパルスP6(針パルスP2bLに同期)を通過さ
せる。
これは固定接片146bを選択した場合と丁度反対であ
るから、第10図Bにおいて縦縞模様152を編針17
8の一ピッチ分だけ左右にずらしたものと同一の編地1
54が得られる。
固定接片146dを選択した場合、アンド回路198が
キャリジ32の右方向移動時のみけ)信号をオア回路1
94を介してラインL16に連続的付加信号PAとして
供給させる。
従って単一パルス発生器100はアンド回路118がリ
セット信号P5を出力した都度トリガーされ、これによ
りフリップフロップ回路183はキャリジ32の右方向
移動期間中心らずセット状態にされ、これに対してキャ
リジ32の左方向移動時はフリップフロップ回路183
が出力模様信号P3aのみによりセットされるから、第
12図に示す如く背景が横縞状になる模様の編地154
が得られる。
固定接片146eを選択した場合は、アンド回路198
に代わってアンド回路199がキャリジ32の左方向移
動時に(1)信号を出力してこれをラインL16に供給
する。
これは固定接片146dを選択した場合と丁度反対であ
るから、第12図中横縞模様156を一編目動上下にず
らしたものと同一の編地154が得られる。
固定接片146fを選択した場合、アンド回路190が
固定接片146fからオア回路188を介して(1)信
号を受けることにより常時半開状態にされる。
そして上記アンド回路190はキャリジ32の右方向移
動時に第一の微分回路124からラインL6に出力され
た第一の針パルスP2aRと同期して単一パルス発生器
192から出力されたパルスP6を通過させ、左方向移
動時には第一の微分回路124からラインL6に出力さ
れた第二の針パルスP2bLと同期して単一パルス発生
器192から出力されたパルスP6を通過させ、夫々を
ラインL16に供給する。
従ってフリツプフッ7プ回路183は出力模様信号P3
aによりセットされることは勿論だが、キャリジ32の
右方向移動時には第一の微分回路124から出力された
第一の針パルスP2aRに同期するリセット信号P6に
より直ちにセット状態にされるからその第一の針パルス
P2aRに対応する一本置きの編針178が選針位置P
Dに選別され、また左方向移動時には第一の微分回路1
24から出力された第二の針パルスP2bLに同期する
リセット信号P5により直ちにセット状態にされるから
その第二の針パルスP2bLに対応する他の一本置きの
編針118が選針位置PDに選択される。
従ってこの場合第11図に示すイ模様を背景とする編地
154が得られる。
固定接片146gを選択した場合、アンド回路191が
常時半開状態にされ、このアンド回路191はキャリジ
32の右方及び左方向移動時に夫々第二の微分回路12
5からの第二の針パルスP2bR及び第一の針パルスP
2aLによりトリガーされた単一パルスP6を通過させ
る。
これは固定接片146fを選択して単一パルス発生器1
92の出力パルスP6をアンド回路190を通過させた
場合と丁度反対の関係であるから、第11図中点在模様
155を左右に編針の一本分ずらしたものと同一の編地
154が得られる。
固定接片146hを選択した場合、ラインL16がキャ
リジ32の何れの方向の移動においても常□時(1)信
号にされ、従ってアンド回路118から出力されたリセ
ット信号P5により単一パルス発生器100がトリガー
される都度、その出力パルスによりフリップフロップ回
路183が直ちにセットされて常時セット状態にされ出
力模様信号P3aにより編成されると同一色彩の糸のみ
により編地が編成される。
次に第一の切換スイッチ78の可動接片145を固定接
片146aに設定したままで信号消去回路185におけ
る第二の切換スイッチ89の可動接片147を固定接片
148b乃至148hに選択した場合の夫々につき説明
する。
即ち固定接片148bを選択した場合、アンド回路20
0及び201が選択されるが、この内、アンド回路20
0のみがキャリジ32の右方向移動時に(1)信号を出
力し、これをオア回路202を介してアンド回路203
に供給し、これを半開状態にさせる。
一方、単一パルス発生器204はキャリジ32の右方向
移動時に第二の微分回路125から出力される第二の針
パルスP2bRによりトリガーされるので、その単一パ
ルス発生器204の出力パルスP7はアンド回路203
及びオア回路205を介してラインL17に消去信号P
Sとして供給される。
上記ラインL17に供給された消去信号PSつまりパル
スP7はアンド回路206によりアンド回路117から
出力された(1)信号なる出力模様信号P3aとのアン
ドがとられ、それによって単一パルス発生器101をト
リガーさせる。
従ってフリップフロップ回路183は出力模様信号P3
aのうち第二の微分回路125からの第二の針パルスP
2bRと同期したものによって直ちにリセットされる。
これに対してキャリジ32の左方向移動時はアンド回路
201が(1)信号を出力し、これをオア回路207を
介してアンド回路208に供給させる。
するき、アンド回路208はキャリジ32の左方向移動
時に第一の微分回路124から生ずる第二の針パルスP
2bLによりトリガーされた単一パルス発生器209の
出力パルスP7を通過させ、更にオア回路205を介し
てラインL17に消去信号PSとして出力させる。
このラインL17に出力された針パルスP2bLと同期
する消去信号PSはアンド回路206に供給される。
従ってフリップフロップ回路183はキャリジ32の左
方向移動時にも第二の針パルスP2bLに同期する出力
模様信号P3aによっても直ちにリセットされる。
従ってこの場合は第13図に示す模様の編地154が得
られる。
固定接片146cを選択した場合、アンド回路210.
211が選択され、そのうちアンド回路210がキャリ
ジ32の右方向移動時に(1)信号を出力するので、単
一パルス発生器101は単一パルス発生器209及びア
ンド回路208の存在により出力模様信号P3のうち第
一の微分回路124から出力された第一の針パルスP2
aRと同期したものによりトリガーされるようになり、
また、キャリジ32の左方向移動時には、単一パルス発
生器101が第一の針パルスP2aLと同期した出力模
様信号P3aによりトリガーされ、これは固定接片14
8bを選択した場合と丁度反対であるから、第13図中
縦縞模様152を編針178で−ピツチ分だけ左右にず
らしたものと同一の編地154が得られる。
固定接片148dを選択した場合、アンド回路211が
キャリジ32の右方向移動時に(1)信号を出力してラ
インL17に連続的消去信号PSを供給する。
従って出力模様信号P3aのうちキャリジ32の右方向
移動によって出力されたものはアンド回路206を介し
て単一パルス発生器101をトリガーさせフリップフロ
ップ回路183を直ちにリセットさせるので、第15図
に示す模様の編地154が得られる。
固定接片148eを選択した場合、アンド回路212が
キャリジ32の左方向移動時に(1)信号を出力し、こ
れはアンド回路211がキャリジ32の右方向移動時に
(1)信号を出力した場合と丁度反対であるから、この
場合は第15図中横縞模様156を一編目利上下にずら
したものと同一の編地154が得られる。
固定接片148fを選択した場合、アンド回路203が
常時半開状態にされるから、キャリジ32の右方向移動
時に第二の微分回路125から出力された第二の針パル
スP2bRによりトリガーされた単一パルス発生器20
4の出力パルスP7は上記アンド回路203を通過して
ラインL17に供給される。
従って単一パルス発生器101はアンド回路117から
出力された出力模様信号P3aのうちキャリジ32の右
方向移動時に第二の微分回路125から出力された第一
の針パルスP2bR[と同期するものによってトリガー
され、そして、キャリジ32の左方向移動時には出力模
様信号P3aのうちキャリジ32の左方向移動により第
二の微分回路125から出力された第一の針パルスP2
aLと同期するものによってトリガーされるので、この
場合は第14図に示す模様の編地154が得られる。
固定接片148gを選択した場合、アンド回路203の
代りにアンド回路208が半開状態にされる。
これは固定接片148fを選択して単一パルス発生器2
04の出力パルスP7に基づいて単一パルス発生器10
1をトリガーさせた場合と丁度反対に単一パルス発生器
209の出力パルスP7に基づいて単一パルス発生器1
01をトリガーさせるので、第14図中点在模様155
を一編目動だけ上下にずらしたものと同一の編地154
が得られる。
固定接片148hを選択した場合、ラインL17が常時
(1)信号にされキャリジ32の右及び左方向移動によ
り発生したすべての出力模様信号P3aがアンド回路2
06を通過して単一パルス発生器101をトリガーする
ので、フリップフロップ回路183は直ちにリセットさ
れて常時リセット状態にされ、従って編地は地組用糸の
みによって編成され無模様となる。
以上のようにこの第四実施例によれば、応答速度の速い
選針部材162を用いているので、第一実施例の場合と
は異ってすべての編針178を同一形状にできると共に
、キャリジ32側の構成が簡単になると云う効果が得ら
れる。
次に第五実施例につき第23図乃至第27図を参照して
説明する。
尚、第23図乃至第27図中第1図乃至第5図、第8図
及び第20図と同一部分には同一符号を付した。
第23図及び第24図において、213は機枠25に配
置された回転体で、これともう一方の図示しない補助回
転体との間にベルト214が掛は渡され、このベルト2
14はこれに設けた受具215と、キャリジ32に固着
した係合突起216との係合を介してキャリジ32の往
復移動により往復走行され、これにより回転体213が
往復回転されるようになっている。
217は回転主軸で、これの両端は機枠25に左右に対
向して立設せしめた一対の支え枠218(第24図中左
端に位置する支え枠の図示は省略されている)に回転自
在に支承され、そしてこの回転主軸217はこれの端部
に連結した第一の歯車219と回転体213に固着した
第二の歯車220との噛合を介して回転体213により
回転されるようになっている。
この場合、回転体213はキャリジ32が編針178で
48本分移動されたときに一回転するように定められ、
そして第一の歯車219と第二の歯車220の歯数比は
回転体213の一回転で回転主軸217がイ回転(編針
178で48本分の走査に和尚)されるように定められ
ている。
221はカード支持ユニットで、左右端に端板部222
,223を有すると共に、これらを一体に結合した前枠
部224、後枠部225及び下方枠部226は前記一対
の支え枠218.218間に水平に架設された三本の案
内棒227に左右移動自在に挿通させている。
また、前記カード支持ユニット221の前面側には前枠
部224と微少間隙をもって対向して左右に延びるカー
ド案内枠228が一体に設けられていると共に、前記両
端板部222及び223の前端から下端にわたる部分に
はカード支持ユニット221の上端面から切り込まれて
その後方側下端の下方枠部226まで延びるカード挿入
スリット229゜230が形成されている。
231はヘッド保持円板で、これはカード支持ユニット
221内にて回転主軸217の途中部分にこれと一体回
転するように固着され、その外周の均等四個所には四個
の磁気ヘッド232A、233B、234A。
235Bがこの順で配置されている。
236は制御用シートに相当する磁気シートで、これは
模様編において前記カード支持ユニット221のカード
案内枠228と前枠部224との対向間隙から挿入され
、そして磁気シート236の両端が各カード挿入スリッ
ト229,230内にてカード支持ユニット221の左
右外面に固着された一対の閉鎖板222a(一方のみ図
示し)により保持され且つ下端が下方枠部226に形成
された保持溝237に当接され、もって上下左右に位置
決めがなされる。
238は内面に取着された弾性部材239を介して磁気
シート236を磁気ヘッド232A乃至235B方向に
押圧させる抑圧板で、その下端が支え軸240を介して
機枠25に連結されており、常時は適宜構成されたばね
手段241により磁気シート236を押圧するように回
動付勢されている。
尚、242はヘッド保持円板231と一体に形成された
信号伝送筒、また243は信号伝送筒242の外周に摺
接する信号伝送用アングルであり、詳細な図示は省略し
ているが、前記磁気ヘッド232A乃至235Bと機枠
25内に設けられた回路との間の電気信号の授受が、信
号伝送筒242の外周に形成されたスリップリングさ信
号伝送用アングル243に設けられた摺接刷子との間を
介して行なわれるようになっている。
前記磁気シート236の記録領域244中の裏面には第
26図Bに示すように編針178で48本に相当する領
域ND1を一単位とする線模様245に対応する信号が
磁気的デジタル信号によって記録されている。
その記録方法を詳述すれば、前記記録領域244には第
26図Aに示す如く、縦列24ビツトの信号群SAと同
じく縦列24ビツトの信号群SBとが交互に横方向に記
録されている。
そして線模様245中、編針178で24本分のA群領
域NDA内にある線模様245は一編目動につき一個の
信号群SAで表現され、また線模様245中、編針17
8で24本分のB群領域NDB内にある線模様245は
一編目動につき一個の信号群SBで表現されている。
尚、当然ながら領域ND1中、線模様245のない部分
については磁気的記録はなされない。
尚、第26図Aに示す如く、磁気シート236の表側面
に示された領域236aには磁気シート236を識別す
るのに必要な文字が記入され、領域236bにはその磁
気シート236により編成される編地の与真等が貼着さ
れる。
さて、磁気シート236に対する以上のような磁気的信
号の記録に対応して、前記磁気ヘッド232A及び23
4Aと、磁気ヘッド233B及び235Bとは磁気シー
ト236上の信号群SAをヘッド232A及び234A
が走行し、また信号群SBをヘッド233B及び235
Bが走査するように信号群SA、SHのピッチだけ左右
にずれ、そして磁気ヘッド232Aと234Aとが同一
円周上に、また磁気ヘッド233Bと235Bとが同一
円周上に夫々位置されている。
これら磁気ヘッド232A乃至235Bは磁気シート2
36に記録された磁気信号の再生を磁気シート236に
対する走査速度に関係なく行ない得るいわゆる磁気変調
再生式のものであり、磁気シート236からヘッドに受
けた信号磁束によって高周波磁束を変調し、その被変調
波磁束を再生信号として出力させる方式のものである。
一方、キャリジ32には第1図乃至第4図において述べ
たと同一構造をもった右行選針部材246A及び左行選
針部材246Bが左右対称に配置され、夫々における選
別部材2,2間の距離は第20図において説明した場合
と同一である。
また、針パルス発生手段として前記回転体213の円周
上には48本の各編針178と夫々時間的に対応する4
8個の針位置検出孔247が形成され、そしてこれら針
位置検出孔247を形成した円周上に対向する如く受光
素子248を固定的に配置しており、前記針位置検出孔
247を通過した図示しない光源からの光を受けるよう
になっている。
尚、第25図には信号群SAの各ビットと、各針位置検
出孔247と、編針178の針突起179との相対的位
置関係が基準線177a、177bによって示されてい
る。
次に上記構成の作用につき説明する。
キャリジ32を右方向(第24図及び第25図中の矢印
36方向)に移動させると、回転体213が矢印249
方向に回転され、これにより回転主軸217が矢印25
0方向に回転されるのでヘッド保持円板231が矢印2
51方向に回転する。
すると、磁気ヘッド232Aが回転体213の最初の半
回転期間に磁気シート236の第26図A中右端から数
えて第−夕1泪の信号群SAを矢印252方向に走査す
る。
これは第26図B中A群領域NDAの一段目(第26図
Bの矢印253を段方向とする)の横方向走査に相当す
る。
前記回転体213のX以−トー回転までの期間では磁気
ヘッド233Bが第−夕I泪の信号群SBを走査する。
これは第26図B中B群領域NDBの一段目の横方向走
査に相当する。
前記回転体213の一回転以上に回転までの期間では磁
気ヘッド234Aが再び第−夕1泪の信号群SAを走査
する。
前記回転体213のX以上二回転までの期間では磁気ヘ
ッド235Bが再び第−夕I泪の信号群SBを走査する
これ以上はキャリジ32の一方向の移動に関して上記動
作が繰り返して行なわれる。
そしてキャリジ32が右方向移動から左方向移動に反転
したときに、機枠25に一定範囲で左右移動可能に設け
られている方向検出体254がベルト214との摩擦摺
動により第24図中矢印255方向に移動され、これに
より得られた方向検出信号によって前記カード支持ユニ
ット221を第24図及び第26図A中の矢印256方
向に二個の信号群SA、SBピッチ相当移動させ、第2
6図B中の領域ND1においての二段目に対応する信号
群SA、SHの走査を可能状態にする。
さて、上記のような信号群SA、SBの読取り走査によ
って磁気ヘッド232A乃至235Bからその走査の順
に従って模様信号P3(磁気信号の存在部分で(1)信
号)が出力され(第27図参照)、そしてこれらは夫々
専用の波形制御回路257a乃至257dに供給される
これら波形制御回路257a乃至257dは検波、増幅
及び波形整形機能を有する構成のもので、これらから出
力された模様信号P3はオア回路258を介してアンド
回路259の一方の入力端子とアンド回路260の否定
入力端子とに同時に供給される。
一方、前記のようなキャリジ32の移動に伴って回転す
る回転体213上の針位置検出孔247を受光素子24
8が相対的に走査しているので、受光素子248から各
針位置検出孔247に対向する都度針パルスP8が出力
され、従ってオア回路258から出力された模様信号P
3は針パルスP8との同期がとられてアンド回路259
を通過し、フリップフロップ回路261をセット状態に
させる。
するとこのフリップフロップ回路261のセット出力端
子Qから(1)信号が出力され、この(1)信号は第8
図に示した第一の中間増幅器133と同様の特性を有す
る中間増幅器262を介して前記第一の終段増幅器13
5と同様に構成された終段増幅器263に供給される。
これによりトランジスタ264がオンされて右行選針部
材246A及び左行選針部材246Bの各励磁コイル1
0が矢印266方向に同時に通電され、この結果、編針
178は第25図中選針位置PDに選別され、これまで
述べた実施例と同様に第26図Bに示す縞模様245の
編成が行なわれる。
尚、磁気シート236に信号群SA、SBを磁気的に記
録する方法として前述方式のものの他に次のように行な
ってもよい。
即ち第26図Cに示す如く、編針178で24本分を一
単位とする領域ND2中に縞模様245を編成する場合
、第26図C中に示した一段目の信号を第−夕(泪の信
号群SA、’SHに重複して記録し、二段目の信号を第
二タ1泪の信号SA、SHに重複して記録し、以下同様
にして順序よく記録すればよい。
本発明は以上述べたように、針床に列設した編針若しく
はその編針と一対一の関係で設けた編針選別用片の列設
方向に移動するキャリジにその移動に伴って前記編針若
しくは編針選別用片の突起に前後に位置的差異を生じさ
せる可動の選別部材を備えた選針制御装置において、前
記選別部材をこれによって選別されるべき前記各突起の
隣接間隙よりも小なる幅のものとし、且つその間隙中を
前後に移動自由に支持すると共に、その選別部材には予
め整夕1ルて進入してくる各突起に対向した前後両側面
に、キャリジの移動方向に傾斜した前後一対のカム面を
略山形状に形成し、更に前記選別部材の前後動をその前
側カム面が前記突起に当接できる後方位置と後側カム面
が前記突起に当接できる前方位置との三位置間に規正す
る規正部材を備えると共に、その選別部材に前後三位置
間の移動を制御する制御用電磁装置を連繋させる構成と
したもので、その結果、編針若しくは編針選別用片の突
起が選別部材のカム面に当接しこれにより案内されるこ
とにより前後の何れかに移動されて選別されるのでその
選別のための突起の案内作用について全く電磁力吸引力
を要さず、そして選別部材を前後三位置間で移動させる
だけに必要なわずかの電磁力であればよいので制御用電
磁装置が小形になり励磁電流もわずかでよいからトラン
ジスタ等制御回路の電子素子も小電流容量のものでよく
総じて経済的になり、また、編針のバット等突起を電磁
吸引力により吸引すると云うものではなく選別部材のカ
ム面により選針するものであるから、選別部材の移動さ
え確実に行なわれれば当然に選針作動も確実に行なわれ
その動作の信頼性が高くなる等の効果を有する手編機の
選針制御装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の第一実施例に関し、第1図
は選針部材の横断面図、第2図及び第3図は夫々キャリ
ジへの装着状態で示す選針部材の背面図及び側面図、第
4図は選針部材の選別部材を説明するためのキャリジの
部分的拡大底面図、第5図は手編機の主要部を示す縦断
側面図、第6図はキャリジを左右に反転してこれを編針
及び信号読取り機構との関連で示す底面図、第7図は制
御用シートと光導部材との関係を示す一部欠截の上面図
、第8図は選針制御回路を示す結線図、第9図は針位置
目盛読取り作用を説明するための信号波形図、第10図
乃至第15図は編成作用を説明するための図である。 第16図及び第17図は夫夫第二及び第三実施例として
示す制御用シートの平面図及び制御用カードの部分的平
面図である。 第18図乃至第22図は第四実施例に関するもので、第
18図Aは選針部材の縦断側面図、第18図B及び第1
8図Cは夫々第18図AのB−B線及びC−C線に沿う
横断平面図、第18図りは選針部材の縦断正面図、第1
9図は手編機の主要部を示す縦断側面図、第20図はキ
ャリジを左右に反転してこれを編針及び信号読取り機構
との関連で示す底面図、第21図は選針制御回路を示す
結線図、第22図は中間増幅器の作用を説明するための
信号波形図である。 第23図乃至第27図は第五実施例に関するもので、第
23図は手編機の主要部を示す縦断側面図、第24は磁
気シート読取り走査機構部分の分解斜視図、第25図は
キャリジを左右に反転して編針及び信号読取り機構との
関連で示す底面図、第26図Aは磁気シートの一部切截
の平面図、第26図B及びCは磁気シートに記録される
べき線模様を説明するための図、第27図は選針制御回
路の結線図である。 図中1は選針部材、1A−は第一の右行選針部材、1B
は第二の右行選針部材、ICは第一の左行選針部材、1
Dは第二の左行選針部材、2は選別部材、3は制御用電
磁装置、4は永久磁石、10は励磁コイル、12及び1
3は磁極体、17は揺動腕、21aは前側カム面、21
bは後側カム面、24は針床、25は機枠、28は溝板
、29はバット、30は編針、30aは第一の編針、3
0bは第二の編針、31は針突起、31aは第一の針突
起、31bは第二の針突起、32はキャリジ、40A乃
至40Dは突起案内体、41は整列用溝、42a乃至4
2bは規正面、45は突起用分離カム、48は受止体、
52は制御用シート、57は光源用ランプ、59は光導
部材、62は針位置目盛、64Aは右行用受光素子、6
4Bは左行用受光素子、65Aは右行用走査器、65B
は左行用走査器、66は発光素子、69は受光素子、7
0は方向検出体、72及び73は微分回路、75は単一
パルス発生器、77は信号付加回路、78は第一の切換
スイッチ、88は信号消去回路、89は第二の切換スイ
ッチ、99は信号分配回路、100乃至103は単一パ
ルス発生器、112は方向判別回路、123は読取信号
入力回路、124は第一の微分回路、125は第二の微
分回路、132は信号出力回路、133は第一の中間増
幅器、134は第二の中間増幅器、135は第一の終段
増幅器、136は第二の終段増幅器、137は第一のフ
リップフロップ回路、138は第二のフリップフロップ
回路、158は制御用カード、159a及び159bは
編成型、162は選針部材、163は永久磁石、164
及び165は磁性板、166及び167はヨーク、16
8は揺動板、170は励磁コイル、173は軸受板、1
76Aは右行選針部材、176Bは左行選針部材、17
8は編針、179は針突起、180は信号分配回路、1
81は終段増幅器、182は中間増幅器、183はフリ
ップフロップ回路、184は信号付加回路、185は信
号消去回路、192,204及び209は単一パルス発
生器、213は回転体、214はベルト、217は回転
主軸、221はカード支持ユニット、227は案内棒、
229はカード挿入スリット、231はヘッド保持円板
、232A。 233B、234A、及び235Bは磁気ヘッド、23
6は磁気シート、238は押圧板、246Aは右行選針
部材、246Bは左行選針部材、247は針位置検出孔
、248は受光素子、254は方向検出体、257a乃
至257dは波形制御回路、261はフリップフロップ
回路、262は中間増幅器、263は終段増幅器である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 針床に列設した編針若しくはその編針と一対一の関
    係で設けた編針選別用片の列設方向に移動するキャリジ
    にその移動に伴って前記編針若しくは編針選別用片の突
    起に前後に位置的差異を生じさせる可動の選別部材を備
    えた選針制御装置において、前記選別部材をこれによっ
    て選別されるべき前記各突起の隣接間隙よりも小なる幅
    のものとし、且つその間隙中を前後に移動自由に支持す
    ると共に、その選別部材には予め整列して進入してくる
    各突起に対向した前後両側面に、キャリジの移動方向に
    傾斜した前後一対のカム面を略山形状に形成し、更に前
    記選別部材の前後動をその前側カム面が前記突起に当接
    できる後方位置と後側カム面が前記突起に当接できる前
    方位置との三位置間に規正する規正部材を備えると共に
    、その選別部材に前後三位置間の移動を制御する制御用
    電磁装置を連繋してなるととる特徴とする手編機の選針
    制御装置。 2 編針には編成カムに当接して編成のための前後運動
    を受けるバットとは別の独立した突起が備えられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の手編機
    の選針制御装置。 3 編針若しくは編針選別用片にはそれらの列設方向の
    一定間隔おきのもの同志を組としてその各組毎に前後に
    位置を違えた突起が備えられ、且つそれらの各組の突起
    を選別すべき複数の選別部材が備えられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の手
    編機の選針制御装置。
JP2177677A 1977-03-01 1977-03-01 手編機の選針制御装置 Expired JPS5936700B2 (ja)

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JPS53106855A JPS53106855A (en) 1978-09-18
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