JPS5833714Y2 - キヤビネツトのスタンド兼ハンドル装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ、テープレコーダ、テレビ受像機等の携
帯用電子機器のキャビネットのスタンド兼ハンドル装置
の改良に関するものである。

次に図面と共に本考案について説明する。

１はテレビ受像機等の電子機器のキャビネット、２はキ
ャビネット１の両側面に節度的に回動自在に装着される
ハンドル支持部、３は該支持部に固定される第１ハンド
ルシヤフト、４はシャフト３と併設され両端がハンドル
支持部２に貫挿自在に装着される第２ハンドルシヤフト
、５は第１第２ハンドルシャフト３，４が回動自在に挿
通された把手部である。

ハンドル支持部２は、第３図に示す如く、シャフト３，
４装着部本体６とそのケース７、および節度用歯車８と
節度用バネ９から構成されている。

即ち、装着部本体６は節度用歯車８が連接して設けられ
ており、第１ハンドルシヤフト３が係」にされる凹所Ｓ
が設けられると共に第２シヤフト４が貫挿自在に挿入さ
れる挿通孔ｔヲ゛メ設けられている。

またケース７側にも、第１および第２シヤコ“ト３゜４
用のそれぞれ係止凹所Ｓ′お−、び挿通孔ｔ′が設けら
れている。

更に節度用歯車１および板バき９は第４図に示す如く構
成されている。

ｆｌｉｊち、歯車８には三角状の歯が設けられており、
板バネ９には歯車８の歯を節度的に係止するための円弧
状保止突部Ｕが設けられると共に板バ才、９をキャビ・
−ット１にビス１０にて固定する際、突部Ｕが丁度歯車
８と噛み合うように調整するための取付用長孔１１が設
けられている。

また、キャビネット１側には板バネ９押圧用の突起１２
が設けられている。

第１および第２シャフト３，４をハンドル支持部２に装
着するには第３図に示す如く第１および第２シャフト３
，４をそれぞれ係止凹所Ｓおよび挿通孔ｔに挿入し、而
る後、ケース７を被せ、取付ネジ１３をネジ孔１４．１
５を挿通してキャビネット１側のネジ取付孔（図示せず
）に締付は固定する。

尚、第１シヤフト３の先端はＬ字型に曲折されており、
装着部本体６の係止凹所Ｓに設けられた係止孔Ｖに係止
される。

また、第２シヤフト４の先端には係止突部Ｗが設けられ
ており、シャフト装着部本体６から離脱する虞はない。

更に、また、把手部５は上下の把手部Ｐ、Ｑから構成さ
れており、両者はネジ１６．１６’で締付固定される。

さて、ハンドルでキャビネジ１へ１を持上げると、キャ
ビネット１は第１シヤフト３のＬ字型曲折部および第２
シヤフト４の係止突部Ｗで支持される。

更にハンドルをスタンドして使用する際には第２図に示
す如く第１シヤフト３でキャビネット１は支持され、第
２シヤフト４は長さｄだけ装着部本体から抜は出るが、
そのため、ハンドルの把手部５が載置面Ｒと平行になり
、節度用歯車８および板バネ９と相まってキャビネット
は所定の角度で安定に保持される。

このように本考案によれば、携帯用ハンドルを使用して
キャビネットを所望の角度に保持することができる。

その際、２本のハンドルシャフトのうち一本はハンドル
装着部に対し自由に移動できるように構成しているので
、ハンドルの把持部が載置面と平行になり、節度機構と
相まって、キャビネットを所望の角度に安定に保持する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本考案のキャビネットのスタンド兼ハン
ドル装置を示し、第１図はその斜面図、第２図はスタン
ドとして用いた状態を示す図面、第３図ａはハンドルの
要部分解斜面図、同すは組立時の要部図面、第４図は節
度用歯車と板バネを説明するための図面である。 １・・・・・・キャビネット、２・・・・・・ハンドル
支持部、３゜４・・・・・・第１および第２ハンドルシ
ヤフト、５・・・・・・把手部、６・・・・・・装着部
本体、７・・・・・・ケース、８・・・・・・節度用歯
車、９・・・・・・節度用板バネ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. キャビネットの両側面に節度的に回動自在に装着される
   ハンドル支持部と、該支持部に固定される第１ハンドル
   シヤフトと、該シャフトに併設され両端が前記ハンドル
   支持部に貫挿自在に装着される第２ハンドルシヤフトと
   、該第１第２ハンドルシヤフトに回動自在に装着される
   把手部とよりなることを特徴とするキャビネットのスタ
   ンド兼ハンドル装置。