JPH0614356Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0614356Y2
JPH0614356Y2 JP1988087838U JP8783888U JPH0614356Y2 JP H0614356 Y2 JPH0614356 Y2 JP H0614356Y2 JP 1988087838 U JP1988087838 U JP 1988087838U JP 8783888 U JP8783888 U JP 8783888U JP H0614356 Y2 JPH0614356 Y2 JP H0614356Y2
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JP
Japan
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knob
switch
cabinet
battery pack
piece
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JP1988087838U
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JPH028836U (ja
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賢二 金田
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Nippon Chemi Con Corp
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Nippon Chemi Con Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子機器のキャビネットに内蔵して使用さ
れ、挿通孔を介してキャビネットから露出したノブを操
作する構造のスイッチ装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のスイッチ装置の一例として、第6図に示すよう
な着脱可能なバッテリパックを電源とするポータブルビ
デオカメラとの組み合わせのように電子機器に着脱可能
な付属機器を組み合わせる際に使用されるスイッチ装置
が知られている。即ち、第6図(a)はビデオカメラ本
体1にバッテリパック2が装着されている状態を示し、
第6図(b)はバッテリパック2の取外しおよび装着動
作の一例を例を示すものである。バッテリパック2の取
外しは、第6図(b)の実線矢印の方向にバッテリパ
ック2を摺動してビデオカメラ本体1側の係合部から外
した後、実線矢印の方向に引張ることにより達成され
る。逆にバッテリパック2を装着する際には、破線矢印
で示した方向に、の順序で操作する。このバッテリ
パック2の装着動作に連動してスイッチ装置の各種のモ
ードが選択されるわけであるが、この様子を第7図を用
いて説明する。
第7図において、10は3端子16、17、18を有するマイク
ロスイッチであり、軸穴15を中心にして回動するレバー
状の操作片12によりスイッチの各種のモードを選択す
る。マイクロスイッチ10にはネジ止め用の貫通孔14も設
けられているが、図示の例ではネジ止めせずにプリント
配線基板11に端子16、17、18を半田19により固定してい
る。また、マイクロスイッチ10の操作片12は、解放状態
では上方に付勢するように形成されている。マイクロス
イッチ10を固定したプリント配線基板11は、ビデオカメ
ラ本体1の操作面を構成するキャビネット板30の内面に
突設した固定軸31、32にネジ21、22により固定されてい
る。40は金属の板バネで、第8図に示すようにバネの部
分が長バネ41と短バネ42の2つに枝分かれしており、こ
の長バネ41と短バネ42の間には、段差をもつて形成され
たノブ50の段差の部分51が挟み込まれて固定されてい
る。一方、キャビネット板30には、このノブ50を配置す
るための孔33が設けられている。そして、長バネ41がマ
イクロスイッチ10の操作片12と接する位置で、板バネ40
はビデオカメラ本体1のキャビネット板30の内面に設け
た突起34にネジ23により固定され、これにより、キャビ
ネット板30に設けた孔33内を挿通してノブ50が押圧操作
可能に配置される。さらに、キャビネット板30の操作面
(表面)には、バッテリパック2に設けられた係合片24
の操作面(表面)に沿ってスライドさせることにより嵌
合させる構造、所謂スライドイン構造を実現する係止ガ
イド35が突設されている。ノブ50は、この係止ガイド35
の内面に突出しており、係合片24を係止ガイド35内にス
ライドインさせることにより押圧操作される位置に配置
される。そして、バッテリパック2をビデオカメラ本体
1に装着すると、バッテリパック2に設けられた係合片
24がキャビネット板30の操作面(表面)に沿ってスライ
ドして、ノブ50を押圧した状態で係止ガイド35と係合す
る。これにより、マイクロスイッチ10はバッテリパック
2が装着されたときに対応する所定のモードに設定され
る。また、バッテリパック2をビデオカメラ本体1から
取り外すと、バッテリパック2に設けられた係合片24が
キャビネット板30の操作面(表面)に沿ってスライドし
てノブ50から離れ、ノブ50の押圧を解除する。これによ
り、マイクロスイッチ10はバッテリパック2を取り外し
たときに対応するモードに設定される。このスイッチ装
置は、これを構成するマイクロスイッチ10の操作片12を
操作する板バネ40をキャビネット板30にネジ23にて固定
する作業が、狭い部分への取付け作業であると共に、第
8図斜視図で示すように板バネ40自体にも小さなプラス
チックのノブ50を取付ける準備作業が必要であり、これ
らは非常に煩雑な作業を伴う。この第7図のスイッチ装
置は、ノブ50とこれを支持する板バネ40がマイクロスイ
ッチ10と別置きにされていた。そこで出願人は、この点
に着目してより小型で簡便なスイッチ装置として第3図
の構造のものを考えた。この第3図のものは、ノブ60を
突設した平坦部62を2つに枝分かれさせて延長しアーム
63、63を形成し、各アームの先端に同軸かつ対向するよ
うに短軸61、61を突設して操作アーム64を形成した。こ
の操作アーム64は、一対の短軸61、61をマイクロスイッ
チ10の本体に設けられたネジ止め用の貫通孔14にその両
面側から嵌挿して操作アーム64が短軸61、61を中心に回
動するように組み込みマイクロスイッチ10と一体化す
る。こうして組み上がったスイッチ装置は、マイクロス
イッチ10をプリント配線基板11に半田付けすることによ
りプリント配線基板11に固定される。このプリント配線
基板11は、第7図で説明したのと同様にキャビネット板
30の内面に突設した固定軸31,32にネジ21、22により固
定するが、平坦部62が操作片12と当接する位置に調節
し、また、キャビネット板30に設けた孔33内をノブ50が
挿通して押圧操作可能となる位置に固定する。この第3
図のスイッチ装置の動作は第7図で説明したのと同様な
動作となる。即ち、バッテリパック2をビデオカメラ本
体1に装着すると、バッテリパック2に設けられた係合
片24がキャビネット板30の操作面(表面)に沿ってスラ
イドして、ノブ60を押圧した状態で係止ガイド35と係合
する。これに伴い、操作アーム64の平坦部62がマイクロ
スイッチ10の操作片12を押圧した状態で保持するので、
マイクロスイッチ10はバッテリパック2が装着されたと
きに対応する所定のモードに設定される。また、バッテ
リパック2をビデオカメラ本体1から取り外すと、バッ
テリパック2に設けられた係合片24がキャビネット板30
の操作面(表面)に沿ってスライドしてノブ60から離
れ、ノブ60の押圧を解除する。これにより、操作アーム
64の平坦部62はマイクロスイッチ10の操作片12の押圧を
解除するので、マイクロスイッチ10はバッテリパック2
を取り外すときに対応するモードに設定される。この第
3図のスイッチ装置は、ノブを付属する操作アームがマ
イクロスイッチ10と簡単に一体化させることが出来るた
め、プリント配線基板11をキャビネット板30に固定すれ
ば、同時にキャビネット板30の孔33内にノブ60も挿通配
置される。したがって、第7図のものと比べて、キャビ
ネット板30の孔33内にノブを挿通配置する作業が不要と
なり、作業性が改善される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この第3図のスイッチ装置は、プリント配線
基板に取り付けた状態では、第4図に示すように操作ア
ームが自由に回動してしまうため、プリント配線基板を
キャビネット板に取り付ける際に、キャビネット板の孔
内にノブを挿通配置する位置で操作アームを押さえてプ
リント配線基板をキャビネット板に取り付ける必要があ
り改善が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のスイッチ装置は、押圧操作することによりスイ
ッチのモードを設定する操作片を有するスイッチ本体を
電子機器のキャビネットの内部に配置し、一端にノブを
有する操作アームの中程を前記スイッチ本体に回動可能
に設けると共に所定の回動位置で前記スイッチ本体と接
触して回動を規制する規制片を前記操作アームの他端に
設け、前記ノブを前記キャビネットに設けた孔に挿通し
て付属機器の前記キャビネットへの装着動作により前記
ノブを押圧操作可能に露呈させ、付属機器が装着してい
ないときは第1モードを有すると共に前記ノブの押圧操
作に連動して前記操作片が操作されて付属機器が装着さ
れたときには第2モードに設定されるように構成したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案のスイッチ装置では、付属機器を電子機器のキャ
ビネットに装着する動作により操作アームが所定量回動
して、スイッチは付属機器が装着していないときのモー
ドから切り換わって付属機器が装着されたときに対応す
る所定のモードに設定される。
〔実施例〕
次に、本考案を第1図及び第2図の図面に基づいて説明
する。
第1図は、本発明のスイッチ装置の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図のものをキャビネットに組み込んだ
状態を示す側面図である。尚、図面に示す従来のスイッ
チ装置と同一の符号は同じものを示しており、その説明
は省略する。
第1図のものは、ノブ70を突設した平坦部72を2つに枝
分かれさせて延長し短アーム73、長アーム74を形成し、
短アーム73の先端と長アーム74の中程に同軸かつ対向す
るように短軸71、71を突設し、一方のアーム74の先端に
規制片75を突設して操作アーム76を形成した。この操作
アーム76は、一対の短軸71、71をマイクロスイッチ10の
本体に設けられたネジ止め用の貫通孔14にその両面側か
ら嵌挿して操作アーム76が短軸71、71を中心に回動する
ように組み込みマイクロスイッチ10と一体化する。こう
して組み上がったスイッチ装置は、マイクロスイッチ10
をプリント配線基板11に半田付けすることによりプリン
ト配線基板11に固定される。このプリント配線基板11
は、第7図及び第3図で説明したのと同様にキャビネッ
ト板30の内面に突設した固定軸31、32にネジ21、22によ
り固定するが、平坦部72が操作片12と当接する位置に調
節し、また、キャビネット板30に設けた孔33内をノブ70
が挿通して押圧操作可能となる位置に固定する。この第
1図のスイッチ装置の動作は第7図で説明したのと同様
な動作となる。即ち、バッテリパック2をビデオカメラ
本体1に装着すると、バッテリパック2に設けられた係
合片24がキャビネット板30の操作面(表面)に沿ってス
ライドして、ノブ70を押圧した状態で係止ガイド35と係
合する。これに伴い、操作アーム76の平坦部72がマイク
ロスイッチ10の操作片12を押圧した状態で保持するの
で、マイクロスイッチ10はバッテリパック2が装着され
たときに対応する所定のモードに設定される。このとき
ノブ70が必要以上に押圧されるとマイクロスイッチ10の
操作片12が破損してしまうので、これを防止するために
キャビネット板30には突起36が突設してあり、操作アー
ム76の先端に設けられた規制片75と当接し、操作アーム
76の回動範囲を規制する。さて、バッテリパック2をビ
デオカメラ本体1から取り外すと、バッテリパック2に
設けられた係合片24がキャビネット板30の操作面(表
面)に沿ってスライドしてノブ70から離れ、ノブ70の押
圧を解除する。これにより、操作アーム76の平坦部72は
マイクロスイッチ10の操作片12の押圧を解除するので、
マイクロスイッチ10はバッテリパック2を取り外すとき
に対応するモードに設定される。
また、この規制片75は、スイッチ装置をプリント配線基
板11に取り付けた状態で第5図に示すように操作アーム
76の回動範囲を狭く規制する。この操作アーム76の回動
範囲は、例えば、プリント配線基板11をキャビネット板
に取り付ける際に、キャビネット板30の孔33内にノブ70
が挿通配置出来る範囲で操作アーム76の回動を押さえ
る。
〔考案の効果〕
このように本考案のスイッチ装置では、付属機器を電子
機器のキャビネットに装着する動作により操作アームが
所定量回動して、スイッチは付属機器が装着していない
ときのモードから切り換わって付属機器が装着されたと
きに対応する所定のモードに設定される。また、操作ア
ームの端部に設けた規制片がスイッチ本体と接触して操
作アームの回動を規制する。また、操作アームが所定量
回動すると、操作アームの端部に設けた規制片がスイッ
チ本体と接触して操作アームの回動を規制し、プリント
配線基板に取り付けた状態で、操作アームの回動範囲を
狭く規制する。したがって、スイッチ装置を組み込んだ
プリント配線基板をキャビネット板に取り付ける際に、
キャビネット板の孔内にノブを挿通配置出来る範囲で操
作アーム76の回動を押さえるから、わざわざ操作アーム
を押さえなくても、プリント配線基板をキャビネット板
に取り付けることができ、作業効率が良くなる等優れた
効果を奏する。
以上、本考案の好適な実施例につき説明したが、本発明
の精神を逸脱しない範囲において種々の変更をなし得る
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のスイッチ装置の斜視図、第2図は、
第1図のスイッチ装置をキャビネットに組み込んだ状態
を示す側面図、第3図は改善前のスイッチ装置の斜視
図、第4図、第5図は第3図及び第1図のスイッチ装置
の動作を説明するための原理図、第6図(a)、(b)
はバッテリパックを電源とするビデオカメラのバッテリ
パックの装着状態および着脱方法を説明する模式図、第
7図は従来のスイッチ装置を示す側面図、第8図は従来
のスイッチ装置の操作ノブを示す斜視図である。 10……スイッチ本体、12……操作片 70……ノブ、75……規制片 76……操作アーム、30……キャビネット 33……孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押圧操作することによりスイッチのモード
    を設定する操作片を有するスイッチ本体を電子機器のキ
    ャビネットの内部に配置し、一端にノブを有する操作ア
    ームの中程を前記スイッチ本体に回動可能に設けると共
    に所定の回動位置で前記スイッチ本体と接触して回動を
    規制する規制片を前記操作アームの他端に設け、前記ノ
    ブを前記キャビネットに設けた孔に挿通して付属機器の
    前記キャビネットへの装着動作により前記ノブを押圧操
    作可能に露呈させ、付属機器が装着していないときは第
    1モードを有すると共に前記ノブの押圧操作に連動して
    前記操作片が操作されて付属機器が装着されたときには
    第2モードに設定されるように構成したことを特徴とす
    るスイッチ装置。
JP1988087838U 1988-07-01 1988-07-01 スイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0614356Y2 (ja)

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JP1988087838U JPH0614356Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 スイッチ装置

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JPH028836U JPH028836U (ja) 1990-01-19
JPH0614356Y2 true JPH0614356Y2 (ja) 1994-04-13

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ID=31312432

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7016570U (de) * 1970-05-02 1971-02-25 Glanzstoff Ag Verstellbares galettenabzugswerk.
JPS57136138U (ja) * 1981-02-20 1982-08-25

Also Published As

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JPH028836U (ja) 1990-01-19

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