JP2607295Y2 - ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造 - Google Patents

ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造

Info

Publication number
JP2607295Y2
JP2607295Y2 JP1993010814U JP1081493U JP2607295Y2 JP 2607295 Y2 JP2607295 Y2 JP 2607295Y2 JP 1993010814 U JP1993010814 U JP 1993010814U JP 1081493 U JP1081493 U JP 1081493U JP 2607295 Y2 JP2607295 Y2 JP 2607295Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
talk button
press
hole
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993010814U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0670393U (ja
Inventor
敏明 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP1993010814U priority Critical patent/JP2607295Y2/ja
Publication of JPH0670393U publication Critical patent/JPH0670393U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607295Y2 publication Critical patent/JP2607295Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmitters (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Tumbler Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車載型や携帯型の無線
機におけるハンドマイクのプレストークボタンの固定構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】押している間だけ相手との交信を可能に
しているハンドマイクのプレストークボタンの固定構造
を図面を用いて以下に説明する。図5は防水形ハンドマ
イクの斜視図、図6は解体斜視図、図7はプレストーク
ボタン取り付け部の解体斜視図、図8はプレストークボ
タン取り付け部の解体断面図であり、ハンドマイクのケ
ースは、前ケース1と後ケース2とから成り、両ケース
1、2は接合面に防水用シリコングリースを塗布して後
ケース2の後面からねじ3によって一体に組み立てられ
て構成されている。
【0003】この組み立てたケース内にはスピーカー
4、マイク5、電気回路部6、スイッチ7、コネクタ付
カールコード8およびその他必要な部品等が各部配線し
て内蔵されている。上記後ケース2の側壁には、プレス
トークボタン(以下ボタンという。)9の収納部10が
形成してあり、この収納部10には後ケース2内側と連
通する通孔11があけてあり、上記スイッチ7の操作軸
12を内側から突出させて収納部10側からナット13
で締め付けてスイッチ7を固定している。
【0004】この操作軸12の収納部10側にはコイル
スプリング14を嵌め、このコイルスプリング14を圧
縮させた状態にして先端に上記ボタン9を取り付けるも
のである。その取り付け状態は、操作軸12の先端に接
着剤15を付け、ボタン9の裏側に形成した嵌合穴16
にその先端を嵌めて一体に固着して収納部10内の納め
ている。
【0005】このようにしたハンドマイクは、使用に際
して、ボタン9を押圧している状態がスイッチ7がON状
態でありその間だけ交信が可能となり、交信を切るとき
にはボタン7の押圧状態を解除することによりコイルス
プリング14の作用でボタン9は元に戻ってスイッチ7
がOFF となるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
ハンドマイクによると、操作軸とボタンとの取り付けに
際し、構造上その固着状態が確認することができないた
めに、脱落を防ぐために安全を見込んで接着剤の量を多
くしがちであり、その結果、あふれた接着剤が操作軸に
沿って流れて通孔に入ってしまい、操作軸が後ケースに
固着されて動作しなくなってしまうことがある。また、
少なすぎると上記の如く、使用中にボタンがとれてしま
うという問題がある。
【0007】また、組み立てる際に、接着剤が硬化する
のに時間がかかるために硬化するまで治具によってボタ
ンを所定の位置に固定しておく必要があるという問題が
あり、連続生産するための障害となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、ケース
側壁に形成した収納部に突出させたスイッチの操作軸
先端に、プレストークボタンの裏側に形成した係止凹部
を嵌合させ、スプリングを介して収納部に収納させたハ
ンドマイクのプレストークボタンの固定構造において、
プレストークボタンの周面にスイッチの操作方向に細長
となる長穴を一対設け、このプレストークボタンを収納
する収納部の壁部の上記長穴に対向する個所に係止穴を
設け、軸を上記長穴に通し、その両端部をそれぞれ上記
係止穴に係止してプレストークボタンを上記長穴に沿っ
て可動状態にケースに組み立てたことを特徴とする。
【0009】
【作用】以上の構成によると、ボタンの一対の長穴にス
プリングピンによる軸をそれぞれ嵌め、それぞれの軸の
両端を収納部の係止穴に係止することにより、ボタンを
収納部に納めることができ、この状態でボタンは長穴の
範囲内でスイッチの操作方向に移動可能となり、この移
動によってスイッチのON-OFF操作が行われることにな
る。
【0010】
【実施例】以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明
する。なお、以下の説明において上記従来技術と同様の
部位は同一符号を用いて説明する。図1はプレストーク
ボタン取り付け部の断面図、図2はプレストークボタン
取り付け部の解体斜視図、図3は防水形ハンドマイクの
斜視図、図4は解体斜視図であり、ハンドマイクのケー
スは、前ケース1と後ケース17とから成り、両ケース
1、17は接合面に防水用シリコングリースを塗布して
後ケース17の後面からねじ3によって一体に組み立て
られる。
【0011】この組み立てたケース内にはスピーカー
4、マイク5、電気回路部6、スイッチ7、コネクタ付
カールコード8およびその他必要な部品等が各部配線し
て内蔵されている。上記後ケース17の側壁には、ボタ
ン18の収納部19があり、この収納部19には後ケー
ス17内側と連通する通孔11があけてあり、上記スイ
ッチ7の操作軸12を内側から突出させて収納部19側
からナット13で締め付けてスイッチ7を固定してい
る。
【0012】上記収納部19の前後壁(上下壁でも可)
20、21にはそれぞれ一対の係止穴22が対向して設
けてある。また、上記ボタン18にもボタン18を上記
収納部19に収納したときに上記係止穴22に見合う位
置にボタン18の作動方向に細長となる長穴23を一対
あけておき、さらに裏面には上記収納部19に収納した
ときに上記通孔11に見合う位置に係止凹部24を形成
しておく。
【0013】つぎに、ボタン18を収納部19に固定す
る手順を説明する。まず、上記スイッチ7の操作軸10
の周囲にコイルスプリング14を嵌め、その先端をボタ
ン18の係止凹部24に嵌める。つぎに、ボタン18の
一対の長穴23にスプリングピンによる軸25をそれぞ
れ嵌め、そのそれぞれの軸25の両端を収納部19の係
止穴22に係止することにより、ボタン18を収納部1
9に納めることができる。この状態でボタン18は長穴
23の範囲内でスイッチの操作方向(図3の矢印方向)
に移動可能となり、この移動によってスイッチ7のON-O
FF操作が行われる。
【0014】なお、上記実施例では収納部19の係止穴
22を外側まで貫通した穴としたが、必ずしも貫通した
穴でなくてもよく、貫通しない穴であってもスプリング
ピンであれば係止穴22に係止させることができる。ま
た、ボタン18の係止をする軸25は必ずしもスプリン
グピンである必要はなく、図示はしないが、係止穴22
に通した一般的な棒状の軸にボタン18の長穴23を通
した構造でもよく、また、係止穴22の外側から内側に
向けて差し込んで突出させたネジもしくは軸に長穴23
を係止させた構造でもまったく同様である。
【0015】また、上記の各説明においては、後ケース
17に収納部を形成したが、これは後ケース17を立体
容器として収納部を形成する側壁があり、前ケース1は
平板状であるからであり、前ケース1が立体容器である
ならば前ケース1に収納部を形成してボタンを取り付け
る構造としても同様である。さらに、上記構成において
は、ボタン18の裏面に係止凹部24を形成して操作軸
12の端部を係止させたが、ボタン18は上記の如く、
二本の軸で係止されるために係止凹部24が必ずしも必
要ではない。しかし、係止凹部24に操作軸12の端部
を係止させた方がボタン18の操作に不必要な方向のあ
そびが少なくなる効果がある。
【0016】また、上記ボタン18は四角形のもので説
明したために長孔の位置を側面もしくは上下面とした
が、ボタンが円形等の場合には長孔の位置はその周囲の
どの位置でもよいことになる。以上説明した構成による
と、ボタン18にあけた長穴23にケースの収納部19
に両端を係止する軸を通したことにより、収納部19に
嵌めたボタン18はその長穴23によって移動可能な状
態でケースに取り付けられることになる。
【0017】
【考案の効果】以上詳細に説明した本考案によると、ボ
タンの周面にスイッチの操作方向に細長となる長穴を一
対設け、このボタンを収納する収納部の壁部の上記長穴
に対向する個所に係止穴を設け、軸を上記長穴に通し、
その両端部をそれぞれ上記係止穴に係止したことによ
り、ボタンは脱落の心配がなく、ケースの収納部内に確
実に収納することができ、信頼性のあるボタンの固定構
造となる。
【0018】また、ボタンの取り付けに際して接着剤を
使用しないために、ボタンの組み立て作業が迅速で作業
性にすぐれ、短時間で組み立てることができると共に接
着剤による可動個所の接着事故がなくなるために連続的
な量産が可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレストークボタン取り付け部の断面図であ
る。
【図2】プレストークボタン取り付け部の解体斜視図で
ある。
【図3】防水形ハンドマイクの斜視図である。
【図4】解体斜視図である。
【図5】防水形ハンドマイクの斜視図である。
【図6】解体斜視図である。
【図7】プレストークボタン取り付け部の解体斜視図で
ある。
【図8】プレストークボタン取り付け部の解体断面図で
ある。
【符号の説明】
1 前ケース 7 スイッチ 12 操作軸 14 コイルスプリング 17 後ケース 18 ボタン 19 収納部 20、21 前後壁(上下壁) 22 係止穴 23 長穴 25 軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース側壁に形成した収納部に突出させ
    たスイッチの操作軸の先端に、プレストークボタンの裏
    側に形成した係止凹部を嵌合させ、スプリングを介して
    収納部に収納させたハンドマイクのプレストークボタン
    の固定構造において、 プレストークボタンの周面にスイッチの操作方向に細長
    となる長穴を一対設け、 このプレストークボタンを収納する収納部の壁部の上記
    長穴に対向する個所に係止穴を設け、 軸を上記長穴に通し、その両端部をそれぞれ上記係止穴
    に係止してプレストークボタンを上記長穴に沿って可動
    状態にケースに組み立てたことを特徴とするハンドマイ
    クのプレストークボタンの固定構造。
JP1993010814U 1993-03-12 1993-03-12 ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造 Expired - Lifetime JP2607295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993010814U JP2607295Y2 (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993010814U JP2607295Y2 (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670393U JPH0670393U (ja) 1994-09-30
JP2607295Y2 true JP2607295Y2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=11760823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993010814U Expired - Lifetime JP2607295Y2 (ja) 1993-03-12 1993-03-12 ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2607295Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0670393U (ja) 1994-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2607295Y2 (ja) ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造
JP2556538Y2 (ja) ロック釦の取付構造
JP4113719B2 (ja) 雑音電流吸収具
JPH0221106B2 (ja)
JPH0280975U (ja)
JPH0730264A (ja) ケースの取付構造
JPH07797Y2 (ja) 三脚ブレース連結構造
JPH0545018Y2 (ja)
JPH021828Y2 (ja)
JPH08185840A (ja) バッテリーパックロック方式
JP2601782Y2 (ja) 着脱式操作部を備えた電気装置用操作ノブ取付構造
JP2619580B2 (ja) 小型電気機器
JPH01162747U (ja)
JPH05147Y2 (ja)
JPH01174983U (ja)
JPH0733559Y2 (ja) 充電器
JPH0474863U (ja)
JP2855245B2 (ja) 電池ケース及びその組み立て方法
JPH024292U (ja)
JPH0585166U (ja) 携帯用電気機器のバンド取付構造
JPH062749U (ja) 電子機器筺体
JPH0332326U (ja)
JPS6223080U (ja)
JPH01165679U (ja)
JPH0340863U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term