JPH062749U - 電子機器筺体 - Google Patents

電子機器筺体

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Publication number
JPH062749U
JPH062749U JP4679892U JP4679892U JPH062749U JP H062749 U JPH062749 U JP H062749U JP 4679892 U JP4679892 U JP 4679892U JP 4679892 U JP4679892 U JP 4679892U JP H062749 U JPH062749 U JP H062749U
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JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
handle member
recess
holes
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4679892U
Other languages
English (en)
Inventor
守央 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP4679892U priority Critical patent/JPH062749U/ja
Publication of JPH062749U publication Critical patent/JPH062749U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドル部材の抜けを防止した電子機器筺体
を得る。 【構成】 その一部を幅方向に突出させた突出部25を
設けると共に、起倒自在なハンドル部材20収納用の収
納部24を設け、また、少くともその1つが上記収納部
24の近傍になる如く複数の透孔231 〜236 を設
け、かつ上記ハンドル部材倒れ防止用の壁部31とを設
けた第1のキャビネット26と、この第1のキャビネッ
ト26に設けた突出部25と対応する位置に凹部27を
設けると共に、前記複数の透孔231 〜236 と対向す
る位置に内部にネジ穴を有する複数の突部281 〜28
6 を設け、上記第1のキャビネット26と組合わせるこ
とにより機器の筺体を形成する第2のキャビネット29
とを設け、上記第1,第2のキャビネットに設けた突出
部25と凹部27とを結合させ、上記第1のキャビネッ
トに設けた複数の透孔231 〜236 より締結手段30
により上記第2のキャビネット29を締結してなる構成
としたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばラジオ付カセットテープレコーダ等の電子機器筺体に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばラジオ付カセットテープレコーダ等は、その用途の多様性より可搬性が 要求されているものである。 ところで、従来のこの種ラジオ付カセットテープレコーダにあっては、これを ある場所から他の場所へ移動するに際し、その内部に取付けられたハンドル装置 のハンドルを把持して行っていた。従来、このハンドル装置のハンドルの取付け は、図1のハンドル部材の要部を示す側面図より明らかな如く、ハンドル部材1 0の側面に突出形成された突部11を回動の中心としている。12は、後述する 受けリブ及びガイド部と当接し、このハンドル部材10の倒れを防止する当接部 13は前部キャビネット、14は、この前部キャビネット13に形成された受け リブで、ハンドル部材10の突部11が収納される凹部15が形成されている。 16は後部キャビネット、17は、この後部キャビネット16に形成されたガ イド部で、ハンドル部材10の突部11をガイドする図示しないガイド溝を備え ている。そして、このハンドル装置は、次のようにして組合わせることにより電 子機器のキャビネットの一部を構成している。 まず、図1において、ハンドル部材10の突部11を矢印A方向から後部キャ ビネット16へ挿入すると、ハンドル部材10の突部11がガイド部17の図示 しないガイド溝に沿ってガイド部17を押圧しながら摺動するため、このガイド 部17は、A方向と直交する方向へ撓む。そして、A方向への挿入を継続し、突 部11が前部キャビネット13の受けリブ14に形成された凹部15に収納され ると、ガイド部17が弾性復帰し、ハンドル部材10をキャビネットに対して回 動自在に支持すると共に、ハンドル部材10の抜けを防止するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、この従来のハンドル装置によれば、ハンドル部材10は、それに設 けた突部11と前部キャビネット13に形成された受けリブ14に設けられた凹 部15とでキャビネットに対して回動自在に支持されると共に、その抜けを防止 しているものであるから、ハンドルの頻繁な回動により凹部が摩滅しやすく、か つ又、支持が一点にて行われているため、外力、特に使用状態においてこれと直 交する方向(A方向と直交する方向)への外力が加えられた場合、強度的に問題 があり、上記摩滅の点と相俟って両者の係合が外れ易いという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる点に鑑みなされたものであり、起倒自在なハンドル部材に設 けた突起と結合される凹部と、その一部を幅方向に突出させて突出部とすると共 にそれと連設させた上記ハンドル部材収納用の収納部と、少なくともその1つを 上記収納部の近傍に設けた複数の透孔と、この少なくとも1つの透孔と上記凹部 との間に介在するよう形成された上記ハンドル部材倒れ防止用の壁部とを有する 第1のキャビネットと、この第1のキャビネットに設けた突出部と対応する位置 に凹部を設けると共に、前記複数の透孔と対向する位置に内部にネジ穴を有する 複数の突部を設け、上記第1のキャビネットと組合わせることにより機器の筺体 を形成する第2のキャビネットとを有し、上記第1,第2のキャビネットに設け た突出部と凹部とを結合させ、上記第1のキャビネットに設けた透孔より締結手 段により上記第2のキャビネットを締結してなる電子機器筺体を提供するもので ある。
【0005】
【実施例】
図2は、本考案になる電子機器筺体の一実施例の分解斜視図、図3は、同、他 の実施例の分解斜視図、図4〜図6は、ハンドルの取付け工程を示す側断面図で ある。 図2において20は、後記する第1のキャビネット26の略中央部に起倒自在 に取付けられたハンドル部材であり、このハンドル部材20の略中央の把持部分 には、持ち運びに際し把持し易いように弾性体20aが巻回固定されている。ハ ンドル部材20は、図4(A)に示すように、その先端部分に突起21が形成さ れると共に、その略中央部にはスリット部20cが形成されている。なお、22 は、この突起21と係合するために第1のキャビネット26に形成された凹部で ある。231 〜236 は、第1のキャビネット26の裏面側(後記する第2のキ ャビネット29の当接面の反対側)に複数個形成された透孔で、この透孔のうち の1つである例えば231 は、後記するハンドル部材20収納用の収納部24の 近傍に形成されている。この収納部24は、非使用時にハンドル部材20を倒し た際に、このハンドル部材20の脚部20b.20bが収納可能な形状に形成さ れている。なお25は、この収納部24と連設する如く幅方向に突出形成された 突出部である。 このように、突出部25と連設している収納部24内を起倒自在に構成された ハンドル部材20と透孔231 〜236 等で第1のキャビネット26は形成され る。
【0006】 27は、前記第1のキャビネット26の幅方向に突出形成された突出部25と 対応した位置に形成された凹部、281 〜286 は、前記した第1のキャビネッ ト26に形成された透孔231 〜236 と対応した位置に形成されたその内部に ネジ穴を有する複数個の突部で、これら凹部27と突部28等で第2のキャビネ ット29が形成される。 そして、第1のキャビネット26及び第2のキャビネット29は、それぞれを 対向させた形、すなわち、それぞれに形成された突出部25と凹部27及び突部 281 〜286 と透孔231 〜236 を結合及び対向させ、しかる後、第1のキ ャビネット26に設けた透孔231 〜236 に締結手段であるネジ30を挿入し これを締め込むことにより両キャビネットは連結されて電子機器筺体が構成され るものである。
【0007】 次にハンドル装置の取付け方法につき図4を参照して説明する。図4(A)は ハンドル部材20を第1のキャビネット26に設けた凹部22に挿着する直前を 示す側断面図で、この状態よりハンドル部材20の脚部20bを矢印方向に押圧 することにより、ハンドル部材20の脚部20bはスリット部20cの作用によ り矢印方向と直交する方向に撓み(同Bの状態)、更に、矢印方向に押圧するこ とにより脚部20bが凹部22内に挿入され、しかる後、第1のキャビネット2 6と第2のキャビネット29とが締結手段であるネジ30により締結されるもの であり、同(C)はその状態を示す側断面図である。なお、図4において、31 は、第1のキャビネット26に形成されたその先端部にハンドル部材20の脚部 22bが挿入し易いようなテーパ部を設けた壁部である。
【0008】 また、この図4(C)の状態において、仮に、ハンドル部材20の挿入方向と 直交する方向への外力、すなわち、ハンドル部材20へ両者の係合が外れ易い方 向への外力が付与されたとしても、その近傍はネジ30にて固定されているので 強度的に問題はなく脚部20bが凹部22より外れるようなことはない。
【0009】 更に、第1のキャビネット26のハンドル部材20の収納部24側部の形状を ハンドル部材24の脚部20bへ外力が加わった際、その倒れを防止するために 倒れ防止用の壁部31を設けると共に、ネジ30挿入用の突出壁32を設け、こ れらを連設部33で連設する如く形成しているので、これら壁部31と突出壁3 2によってもハンドル部材20の脚部20bの倒れは有効に防止されると共に、 強度的にも更に充実するものである。
【0010】 図3は、他の実施例の分解斜視図で、図2と同一構成部分は同一符号を用いて 説明する。この図3において、図2と異なる部分は、第1のキャビネット26に 形成される突出部25の一部に凹部40を設け、この凹部40内に第2のキャビ ネット29に設けた凹部27が挿着されるよう構成しているものである。従って この図3の構成において、連結される第1のキャビネット26と第2のキャビネ ット29は、連結された後は、第1のキャビネット26の突出部25の一部がハ ンドル部材20の脚部20b方向に露出される状態となる。
【0011】 図5及び図6は、ハンドル部材20と第1のキャビネット26との結合状態が それぞれ異る場合の側断面図であり、図5は、図4の状態において、第1のキャ ビネット26に設けた壁部31と突出壁32との関係を、第2のキャビネット2 9にその上端部に傾斜面341 を有する側壁部34を設け、この側壁部34が締 結部分の近傍に配置形成されるよう、すなわち、少くとも透孔の1つと凹部との 間にそれが介在されるよう形成して解決したものである。 これによれば、傾斜面341 によりその挿入が円滑に行われると共に、ハンド ル部材20の倒れを有効に防止し得、かつ強度的にも更に充実するものである。
【0012】 また図6は、図5の状態において突起21を別部品で形成し、これを傾斜面3 41 の作用でハンドル部材20の収納部24への最終挿入過程で所定位置に固定 するよう形成したものであり、それ以外は図5と同様の作用をなすものである。
【0013】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案になる電子機器筺体は、起倒自在なハンドル部材に 設けた突起と結合される凹部と、その一部を幅方向に突出させて突出部とすると 共にそれと連設させた上記ハンドル部材収納用の収納部と、少なくともその1つ を上記収納部の近傍に設けた複数の透孔と、この少なくとも1つの透孔と上記凹 部との間に介在するよう形成された上記ハンドル部材倒れ防止用の壁部とを有す る第1のキャビネットと、この第1のキャビネットに設けた突出部と対応する位 置に凹部を設けると共に、前記複数の透孔と対向する位置に内部にネジ穴を有す る複数の突部を設け、上記第1のキャビネットと組合わせることにより機器の筺 体を形成する第2のキャビネットとを有し、上記第1,第2のキャビネットに設 けた突出部と凹部とを結合させ、上記第1のキャビネットに設けた透孔より締結 手段により上記第2のキャビネットを締結してなる構成としたことにより、ハン ドル部材に、仮に不要な外力が加わったとしても、それは強度的に充分に耐える ような構成となっているので抜けるようなことはなく、従って、耐久性に富んだ この種電子機器筺体が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハンドル部材の要部を示す側面図であ
る。
【図2】本考案になる電子機器筺体の一実施例の分解斜
視図である。
【図3】本考案になる電子機器筺体の他の実施例の分解
斜視図である。
【図4】ハンドルの取付け工程を示す側断面図である。
【図5】ハンドルの取付け工程を示す側断面図である。
【図6】ハンドルの取付け工程を示す側断面図である。
【符号の説明】
20 ハンドル部材 21 突起 22 凹部 231 〜236 透孔 24 収納部 25 突出部 26 第1のキャビネット 27 凹部 281 〜286 突部 29 第2のキャビネット 31 倒れ防止用の壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】起倒自在なハンドル部材に設けた突起と結
    合される凹部と、その一部を幅方向に突出させて突出部
    とすると共にそれと連設させた上記ハンドル部材収納用
    の収納部と、少なくともその1つを上記収納部の近傍に
    設けた複数の透孔と、この少なくとも1つの透孔と上記
    凹部との間に介在するよう形成された上記ハンドル部材
    倒れ防止用の壁部とを有する第1のキャビネットと、こ
    の第1のキャビネットに設けた突出部と対応する位置に
    凹部を設けると共に、前記複数の透孔と対向する位置に
    内部にネジ穴を有する複数の突部を設け、上記第1のキ
    ャビネットと組合わせることにより機器の筺体を形成す
    る第2のキャビネットとを有し、上記第1,第2のキャ
    ビネットに設けた突出部と凹部とを結合させ、上記第1
    のキャビネットに設けた透孔より締結手段により上記第
    2のキャビネットを締結してなる電子機器筺体。
JP4679892U 1992-06-12 1992-06-12 電子機器筺体 Pending JPH062749U (ja)

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JP4679892U JPH062749U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 電子機器筺体

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JP4679892U JPH062749U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 電子機器筺体

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JPH062749U true JPH062749U (ja) 1994-01-14

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JP4679892U Pending JPH062749U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 電子機器筺体

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