JPH0670393U - ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造 - Google Patents

ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造

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JPH0670393U
JPH0670393U JP1081493U JP1081493U JPH0670393U JP H0670393 U JPH0670393 U JP H0670393U JP 1081493 U JP1081493 U JP 1081493U JP 1081493 U JP1081493 U JP 1081493U JP H0670393 U JPH0670393 U JP H0670393U
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JP
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button
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JP1081493U
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敏明 小島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース側壁に形成した収納部に突出させたス
イッチの操作軸に、スプリングを介して連結して収納部
に収納させたハンドマイクのプレストークボタンの固定
構造において、信頼性のあるボタンの固定構造となり、
しかもボタンの取り付けに際して接着剤を使用しない
で、ボタンの組み立て作業が迅速で作業性にすぐれ、接
着剤による可動個所の接着事故を無くすことを目的とす
る。 【構成】 プレストークボタン18の周面にスイッチ7
の操作方向に細長となる長穴23を一対設け、このプレ
ストークボタン18を収納する収納部19の壁部の上記
長穴23に対向する個所に係止穴22を設け、軸25を
上記長穴23に通し、その両端部をそれぞれ上記係止穴
22に係止したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車載型や携帯型の無線機におけるハンドマイクのプレストークボタ ンの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
押している間だけ相手との交信を可能にしているハンドマイクのプレストーク ボタンの固定構造を図面を用いて以下に説明する。図5は防水形ハンドマイクの 斜視図、図6は解体斜視図、図7はプレストークボタン取り付け部の解体斜視図 、図8はプレストークボタン取り付け部の解体断面図であり、ハンドマイクのケ ースは、前ケース1と後ケース2とから成り、両ケース1、2は接合面に防水用 シリコングリースを塗布して後ケース2の後面からねじ3によって一体に組み立 てられて構成されている。
【0003】 この組み立てたケース内にはスピーカー4、マイク5、電気回路部6、スイッ チ7、コネクタ付カールコード8およびその他必要な部品等が各部配線して内蔵 されている。 上記後ケース2の側壁には、プレストークボタン(以下ボタンという。)9の 収納部10が形成してあり、この収納部10には後ケース2内側と連通する通孔 11があけてあり、上記スイッチ7の操作軸12を内側から突出させて収納部1 0側からナット13で締め付けてスイッチ7を固定している。
【0004】 この操作軸12の収納部10側にはコイルスプリング14を嵌め、このコイル スプリング14を圧縮させた状態にして先端に上記ボタン9を取り付けるもので ある。その取り付け状態は、操作軸12の先端に接着剤15を付け、ボタン9の 裏側に形成した嵌合穴16にその先端を嵌めて一体に固着して収納部10内の納 めている。
【0005】 このようにしたハンドマイクは、使用に際して、ボタン9を押圧している状態 がスイッチ7がON状態でありその間だけ交信が可能となり、交信を切るときには ボタン7の押圧状態を解除することによりコイルスプリング14の作用でボタン 9は元に戻ってスイッチ7がOFF となるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成のハンドマイクによると、操作軸とボタンとの取り付けに 際し、構造上その固着状態が確認することができないために、脱落を防ぐために 安全を見込んで接着剤の量を多くしがちであり、その結果、あふれた接着剤が操 作軸に沿って流れて通孔に入ってしまい、操作軸が後ケースに固着されて動作し なくなってしまうことがある。また、少なすぎると上記の如く、使用中にボタン がとれてしまうという問題がある。
【0007】 また、組み立てる際に、接着剤が硬化するのに時間がかかるために硬化するま で治具によってボタンを所定の位置に固定しておく必要があるという問題があり 、連続生産するための障害となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
ケース側壁に形成した収納部に突出させたスイッチの操作軸に、スプリングを 介して連結して収納部に収納させたハンドマイクのプレストークボタンの固定構 造において、ボタンの周面にスイッチの操作方向に細長となる長穴を一対設け、 このボタンを収納する収納部の壁部の上記長穴に対向する個所に係止穴を設け、 軸を上記長穴に通し、その両端部をそれぞれ上記係止穴に係止したことを特徴と する。
【0009】
【作用】
以上の構成によると、ボタンの一対の長穴にスプリングピンによる軸をそれぞ れ嵌め、それぞれの軸の両端を収納部の係止穴に係止することにより、ボタンを 収納部に納めることができ、この状態でボタンは長穴の範囲内でスイッチの操作 方向に移動可能となり、この移動によってスイッチのON-OFF操作が行われること になる。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。 なお、以下の説明において上記従来技術と同様の部位は同一符号を用いて説明 する。 図1はプレストークボタン取り付け部の断面図、図2はプレストークボタン取 り付け部の解体斜視図、図3は防水形ハンドマイクの斜視図、図4は解体斜視図 であり、ハンドマイクのケースは、前ケース1と後ケース17とから成り、両ケ ース1、17は接合面に防水用シリコングリースを塗布して後ケース17の後面 からねじ3によって一体に組み立てられる。
【0011】 この組み立てたケース内にはスピーカー4、マイク5、電気回路部6、スイッ チ7、コネクタ付カールコード8およびその他必要な部品等が各部配線して内蔵 されている。 上記後ケース17の側壁には、ボタン18の収納部19があり、この収納部1 9には後ケース17内側と連通する通孔11があけてあり、上記スイッチ7の操 作軸12を内側から突出させて収納部19側からナット13で締め付けてスイッ チ7を固定している。
【0012】 上記収納部19の前後壁(上下壁でも可)20、21にはそれぞれ一対の係止 穴22が対向して設けてある。 また、上記ボタン18にもボタン18を上記収納部19に収納したときに上記 係止穴22に見合う位置にボタン18の作動方向に細長となる長穴23を一対あ けておき、さらに裏面には上記収納部19に収納したときに上記通孔11に見合 う位置に係止凹部24を形成しておく。
【0013】 つぎに、ボタン18を収納部19に固定する手順を説明する。 まず、上記スイッチ7の操作軸10の周囲にコイルスプリング14を嵌め、そ の先端をボタン18の係止凹部24に嵌める。 つぎに、ボタン18の一対の長穴23にスプリングピンによる軸25をそれぞ れ嵌め、そのそれぞれの軸25の両端を収納部19の係止穴22に係止すること により、ボタン18を収納部19に納めることができる。この状態でボタン18 は長穴23の範囲内でスイッチの操作方向(図3の矢印方向)に移動可能となり 、この移動によってスイッチ7のON-OFF操作が行われる。
【0014】 なお、上記実施例では収納部19の係止穴22を外側まで貫通した穴としたが 、必ずしも貫通した穴でなくてもよく、貫通しない穴であってもスプリングピン であれば係止穴22に係止させることができる。 また、ボタン18の係止をする軸25は必ずしもスプリングピンである必要は なく、図示はしないが、係止穴22に通した一般的な棒状の軸にボタン18の長 穴23を通した構造でもよく、また、係止穴22の外側から内側に向けて差し込 んで突出させたネジもしくは軸に長穴23を係止させた構造でもまったく同様で ある。
【0015】 また、上記の各説明においては、後ケース17に収納部を形成したが、これは 後ケース17を立体容器として収納部を形成する側壁があり、前ケース1は平板 状であるからであり、前ケース1が立体容器であるならば前ケース1に収納部を 形成してボタンを取り付ける構造としても同様である。 さらに、上記構成においては、ボタン18の裏面に係止凹部24を形成して操 作軸12の端部を係止させたが、ボタン18は上記の如く、二本の軸で係止され るために係止凹部24が必ずしも必要ではない。しかし、係止凹部24に操作軸 12の端部を係止させた方がボタン18の操作に不必要な方向のあそびが少なく なる効果がある。
【0016】 また、上記ボタン18は四角形のもので説明したために長孔の位置を側面もし くは上下面としたが、ボタンが円形等の場合には長孔の位置はその周囲のどの位 置でもよいことになる。 以上説明した構成によると、ボタン18にあけた長穴23にケースの収納部1 9に両端を係止する軸を通したことにより、収納部19に嵌めたボタン18はそ の長穴23によって移動可能な状態でケースに取り付けられることになる。
【0017】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によると、ボタンの周面にスイッチの操作方向に細 長となる長穴を一対設け、このボタンを収納する収納部の壁部の上記長穴に対向 する個所に係止穴を設け、軸を上記長穴に通し、その両端部をそれぞれ上記係止 穴に係止したことにより、ボタンは脱落の心配がなく、ケースの収納部内に確実 に収納することができ、信頼性のあるボタンの固定構造となる。
【0018】 また、ボタンの取り付けに際して接着剤を使用しないために、ボタンの組み立 て作業が迅速で作業性にすぐれ、短時間で組み立てることができると共に接着剤 による可動個所の接着事故がなくなるために連続的な量産が可能となる効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレストークボタン取り付け部の断面図であ
る。
【図2】プレストークボタン取り付け部の解体斜視図で
ある。
【図3】防水形ハンドマイクの斜視図である。
【図4】解体斜視図である。
【図5】防水形ハンドマイクの斜視図である。
【図6】解体斜視図である。
【図7】プレストークボタン取り付け部の解体斜視図で
ある。
【図8】プレストークボタン取り付け部の解体断面図で
ある。
【符号の説明】
1 前ケース 7 スイッチ 12 操作軸 14 コイルスプリング 17 後ケース 18 ボタン 19 収納部 20、21 前後壁(上下壁) 22 係止穴 23 長穴 25 軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース側壁に形成した収納部に突出させ
    たスイッチの操作軸に、スプリングを介して連結して収
    納部に収納させたハンドマイクのプレストークボタンの
    固定構造において、 プレストークボタンの周面にスイッチの操作方向に細長
    となる長穴を一対設け、 このプレストークボタンを収納する収納部の壁部の上記
    長穴に対向する個所に係止穴を設け、 軸を上記長穴に通し、その両端部をそれぞれ上記係止穴
    に係止したことを特徴とするハンドマイクのプレストー
    クボタンの固定構造。
JP1993010814U 1993-03-12 1993-03-12 ハンドマイクのプレストークボタンの固定構造 Expired - Lifetime JP2607295Y2 (ja)

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