JPH0413873Y2 - - Google Patents

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JPH0413873Y2
JPH0413873Y2 JP16615687U JP16615687U JPH0413873Y2 JP H0413873 Y2 JPH0413873 Y2 JP H0413873Y2 JP 16615687 U JP16615687 U JP 16615687U JP 16615687 U JP16615687 U JP 16615687U JP H0413873 Y2 JPH0413873 Y2 JP H0413873Y2
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handset
holding member
hole
housing
connection wiring
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JP16615687U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電話器等の筐体内に実装される受話
器に関し、特に、受話器本体を筐体内で保持する
ための構造に改良を加えた受話器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の受話器は、第3図、第4図に示
すような構造で電話機筐体24に実装されてい
た。すなわち、電話機筐体24には、受話器本体
13の前気室20aを形成するリブ20が円筒状
に設けてあり、その先端には受話器本体13との
密着を確実にするためのリング状の弾性体19が
設けてある。
そして、受話器本体13の固定は、円柱状の弾
性体15にスカート状の立ち上がり部17を設け
るとともに、立ち上がり部17の先端部に印刷配
線基板23の板厚分の幅を有する溝16を形成し
た保持部材25を介して行なつていた。つまり、
リブ20の先端部に弾性体19を介して受話器本
体13を置き、その上から印刷配線基板23の孔
21に嵌合した保持部材25を押付け、スカート
状の立ち上がり部17をたまわせた状態で印刷配
線基板23をねじ止めして固定するものであつ
た。
さらに、上記の固定状態で受話器本体13の横
ずれを防止するために、保持部材25の先端部に
は、受話器本体13の端子が嵌合できる貫通孔1
8を設け、この貫通孔18に端子14を嵌合して
いた。なお、貫通孔18は接続配線22を挿通す
る役目も有する。
[解決すべき問題点] 上述した従来の受話器は、受話器本体13の端
子14にはんだ付けされた接続配線22を貫通孔
18に通し、次いで端子14を貫通孔18に嵌合
する作業が必要なため作業性の悪さが問題となつ
ていた。
また、貫通孔18と端子14の嵌め合いだけで
は、外部からの衝撃に対する横ずれ防止に確実性
を欠き、受話器本体13の離脱や接続配線22の
断線のおそれがあつた。
本考案はこのような問題点にかんがみてなされ
たもので、実装作業の容易化および受話器本体の
確実な保持を実現できる受話器の提供を目的とす
る。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するために、本考案は電話機等
の筐体内に実装される受話器において、受話器本
体とこの受話器本体の保持部材とからなり、上記
保持部材を、受話器本体のフランジ部を包みこむ
とともに、一部を上記筐体に形成された受話器取
付部と受話器本体のフランジ部との間に介在させ
る装着部と、この装着部から連続して形成された
スカート状の立ち上がり部と、この立ち上がり部
に設けられた接続配線孔の各部を備えた弾性体で
形成した構成にしてある。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は本実施例に係る受話器の分解斜視図、
第2図は同じく実装状態を示す断面図である。
これら図面において、1は受話器本体であり、
正面1a側に音孔を有すとともに、背面側に平行
な2本の端子2が突設してある。12は電話機筐
体で、受話器本体1の前気室8aを形成するリブ
(受話器取付部)8が円筒状に設けてある。11
は印刷配線基板である。
また、3は保持部材であり、ゴム等の弾性体に
より次の各部を一体形成した構成になつている。
すなわち、5は装着部で受話器本体1のフランジ
部1bを包みこんで保持するとともに、正面部分
がリブ8とフランジ部1bとの間に介在するスペ
ーサとなる。
そして、このスペーサ部5から連続してスカー
ト状の立ち上がり部6が形成してあり、さらに立
ち上がり部6aの中央部分には、受話器本体の端
子2を包括する大きさの接続配線孔7が設けてあ
る。また、立ち上がり部6の先端部には、印刷配
線基板11の板厚と同じ幅をもつ溝4を形成し、
これと対応して印刷配線板11に、この溝4の内
径と同径の嵌合孔9を設けることにより、保持部
材3を押込んで嵌合するようになつている。
上述した構成の受話器は、接続配線孔7に接続
配線10を挿通したのち、受話器本体1のフラン
ジ部1bを装着部5で包みこみ、印刷配線板11
の孔9に溝4を嵌合した状態で、装着部5を電話
機筐体12のリブ8上に置き印刷配線板11をね
じ止めして固定する。この状態においては、保持
部材3の立ち上がり部6がたわんで受話器本体1
を押圧する。さらに、保持部材3は受話器本体1
を包みこんだ形で保持するため、受話器本体1が
横ずれするおそれはない。
このため、接続配線孔7は、端子2を固定する
ものである必要がなくなり、よつて径を大きくと
ることができ、接続配線10の挿通作業を容易に
する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の受話器は、保持
部材が受話器本体のフランジ部を包みこんで保持
するため、受話器本体を確実に保持固定でき、接
続配線の断線も防止できる効果がある。
また、接続配線孔は受話器本体の端子をゆつた
りと収納できる大きさに形成できるため、作業性
も向上する。
さらに、保持部材の装着部が受話器本体の全面
に回りこんでスペーサの役目をするため、別体の
スペーサを必要とせず、部品点数の削除、組立工
数の削減を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例示す分解斜視図、第2
図は同じく実装状態を示す断面図、第3図は従来
例の分解斜視図、第4図は同じく実装状態を示す
断面図である。 1……受話器本体、2……端子、3……保持部
材、4……溝、5……装着部、6……立ち上がり
部、7……接続配線孔、8……リブ、9……嵌合
孔、10……接続配線、11……印刷配線板、1
2……電話機筐体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話機等の筐体内に実装される受話器におい
    て、受話器本体とこの受話器本体の保持部材とか
    らなり、上記保持部材を、受話器本体のフランジ
    部を包みこむとともに、一部を上記筐体に形成さ
    れた受話器取付部と受話器本体のフランジ部との
    間に介在させる装着部と、こお装着部から連続し
    て形成されたスカート状び立ち上がり部と、この
    立ち上がり部に設けられた接続配線孔の各部を備
    えた弾性体で形成したことを特徴とする受話器。
JP16615687U 1987-10-31 1987-10-31 Expired JPH0413873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16615687U JPH0413873Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

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JP16615687U JPH0413873Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

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Publication Number Publication Date
JPH0172754U JPH0172754U (ja) 1989-05-16
JPH0413873Y2 true JPH0413873Y2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=31453291

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JP16615687U Expired JPH0413873Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31

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JPH0172754U (ja) 1989-05-16

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