JP3083780U - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】シールド体の高圧アークの放電によるコネクタ
の端子の損害を防げる電気コネクタを提供する。 【解決手段】絶縁本体10は、突合せ面10aおよび結
合面10bに沿う方向に、複数の第1端子22を内モル
ード成形した第1本体を収納するための第1収納グルー
ブ12が設けられる。第1端子は、突合せ部22b、結
合部22cおよび両部に位置した接続部22aを含み、
この接続部は突出部を有し、該突出部が第1本体の前端
を超え延出しているため、絶縁本体の上表面10cと直
接に連通される。シールド体40は、少なくとも絶縁本
体の上表面を被覆し、前記端子の接続部に対応して突出
部に貫通孔42aを形成して、端子の接続部の突出部と
シールド体から突出部と最も近接した部分間の距離を増
加させることによって、シールド体上の高圧静電気によ
り、高圧アークの放電による電気コネクタの端子に対す
る損害が防げられる。
の端子の損害を防げる電気コネクタを提供する。 【解決手段】絶縁本体10は、突合せ面10aおよび結
合面10bに沿う方向に、複数の第1端子22を内モル
ード成形した第1本体を収納するための第1収納グルー
ブ12が設けられる。第1端子は、突合せ部22b、結
合部22cおよび両部に位置した接続部22aを含み、
この接続部は突出部を有し、該突出部が第1本体の前端
を超え延出しているため、絶縁本体の上表面10cと直
接に連通される。シールド体40は、少なくとも絶縁本
体の上表面を被覆し、前記端子の接続部に対応して突出
部に貫通孔42aを形成して、端子の接続部の突出部と
シールド体から突出部と最も近接した部分間の距離を増
加させることによって、シールド体上の高圧静電気によ
り、高圧アークの放電による電気コネクタの端子に対す
る損害が防げられる。
Description
【0001】
本考案は一種のコネクタ、特に基板の周りに設けられるコネクタを提供する。
【0002】
本考案に関するコネクタは、台湾の特許発明の出願第83108094及び実 用新案の出願第83200722号などを参照されたい。図1に示すように、該 コネクタは第1、第2収納グルーブ62、64が設けられた絶縁本体を含み、こ れらの収納グルーブは、内モールド成型した複数の第1、第2端子70、72の 第1、第2本体82、84を収納するために用いられる。前記第1端子は第1本 体の前端を超えて延出した突出部70aを有しており、絶縁本体の上表面60a と直接に連通される。
【0003】
しかし、前記突出部とその上方のシールド体90との直接距離は僅か0.3m mだけで、従来のシールド体上に高圧静電気が常に生じているため、高圧アーク 放電が発生しやく電気コネクタ端子を焼損する現象が引き起こしているので、業 界の標準では2.5mmより小さくならないように要求される。 本考案は、シールド体の高圧アークの放電によるコネクタの端子の損害を防げ る電気コネクタを提供することを目的とする。
【0004】
前記考案の目的に基づいて、本考案の電気コネクタは、長方形の絶縁本体を含 み、該絶縁本体は突合せ面、結合面および前記両面を接続する上表面を有する。 絶縁本体は、突合せ面および結合面に沿う方向に、複数の第1端子を内モルード 成形した第1本体を収納するための第1収納グルーブが設けられる。第1端子は 、突合せ部、結合部および両部に位置した接続部を含み、この接続部は突出部を 有し、該突出部が第1本体の前端を超え延出しているため、絶縁本体の上表面と 直接に連通される。シールド体は、少なくとも絶縁本体の上表面を被覆し、前記 端子の接続部に対応して突出部に貫通孔を形成して、端子の接続部の突出部とシ ールド体から突出部と最も近接した部分間の距離を増加させることによって、シ ールド体上の高圧静電気により、高圧アークの放電による電気コネクタの端子に 対する損害が防げられる。
【0005】 本考案の電気コネクタの前記絶縁本体は、さらに第2収納グルーブを設け、複 数の第2端子を内モールド成形した第2本体を収納するために用いられるもので ある。各第2端子は、突合せ部、結合部および前記両部の間に位置した接続部を 含んでいる。これら第2端子の接続部は、前記のように第2本体の前端を超え延 出した突出部を有し、かつシールド体が前記突出部に位置された部分にも貫通孔 が形成されている。
【0006】
図2に示すように、本考案の電気コネクタ1は、絶縁本体10、複数の第1、 第2端子22、24、一対の締付け具30及びシールド部材40を有する。第1 、第2端子22、24は、それぞれ電話線、ネットワーク回路(図示しない)と 接続する。
【0007】 前記絶縁本体10は、一体に成形した縦長いのもので、対面した突合せ面10 aと結合面10b、および前記両面を接続する上表面10cを含む。該絶縁本体 10は、その幅方向に沿う、第1収納グルーブ12、第2収納グルーブ14及び 前記両収納グルーブの両側に位置した一対の第3収納グルーブ16を設けている 。
【0008】 前記第1、第2端子22、24は、それぞれ第1、第2本体23、25内に内 モールド成形されかつ前記第1、第2収納グルーブ12、14内に収容される。 各端子22、24は、何れも屈折状の接続部22a、22bを含み、各接続部両 端の突合せ部22b、24b及び結合部22c、24cに位置し、その第1端子 22の接続部22aは第1本体の前端から僅かに突出して絶縁本体10の上表面 10cに隣接している。
【0009】 締付け具30は、絶縁本体10の上表面10cから挿入し第3収納グルーブ1 6に締付けられている。
【0010】 前記シールド部材40は、絶縁本体10上に係止され、絶縁本体10の上表面 10cを被覆するシールド部42を含み、該シールド部42上に前記第1端子2 2の接続部22aに対応した部分が空洞にされ貫通孔42aを形成することによ って前記接続部からその上方のシールド部42の任意点の距離は何れも2.5m mより大きく形成されることで、産業上の標準な要求に合致する。従来の設計に おける接続部とその上方にあるシールド部材との距離は0.3mmのみにより、 シールド体が常に高圧静電気を有する原因で、高圧アークの放電を発生しやすく 端子に損害を与えることは避けられ難いものである。
【0011】 図2及び図3を同時に参照されたい。組付ける時、内モールド成形された前記 第1、第2端子22、24は、絶縁本体10の結合面10bの方向からその順に 前記第1、第2収納グルーブ12、14内に組み付けられ、さらに締付け具30 を絶縁本体10の上表面10cに挿入して第3収納グルーブ16内に位置決めら れる。そして、絶縁本体の突合せ面10aから前記シールド部材40を絶縁本体 10上に係止し、最後に、締付け具30により絶縁本体が基板(図示せず)に締 付けられ、さらに第1、第2端子22、24の突合せ部22c、24cを介して 基板に半田付けられ電気コネクタと基板とを電気的に接続する。
【0012】 図4及び図5は本考案に係る電気コネクタのシールド部材における第2、第3 実施例の見取り図である。両実施例は、第1実施例のシールド部材40と基本的 に同一であるが、違っている点は、第2実施例における、第2端子24の接続部 24aに対応したシールド部材40のシールド部42に中空にして他の貫通孔4 2bを形成することで、第2端子24の接続部24aの上方に位置されたシール ド部42は接続部24に対する高圧アーク放電の発生を回避することができる。 また、第3の実施例においては、第2実施例に示された両貫通孔42a、42b を貫通することで一つの縦長い貫通孔42cを形成することによって、便利に製 造できるものである。
【0013】 前記を総じて、本考案は実用新案登録の要件を合致する。なお、以上の実施例 は本考案の請求範囲を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修 飾或いは変更は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
【図1】周知コネクタの立体分解図である。
【図2】本考案に係る電気コネクタの立体分解図であ
る。
る。
【図3】本考案に係る電気コネクタの立体組合わせ図で
ある。
ある。
【図4】本考案に係る第2実施例のシールド部材の斜面
図である。
図である。
【図5】本考案に係る第3実施例のシールド部材の斜面
図である。
図である。
1 コネクタ 10 絶縁本体 10 突合せ面 10b 結合面 10c 上表面 12、14、16 収納グルーブ 22、24 端子 22a、24a 接続部 22b、24b 突合せ部 22c、24c 結合部 30 締付け具 40 シールド部材 42 シールド部 42a、42b、42c 貫通孔
Claims (7)
- 【請求項1】 相対した突合せ面と、結合面と、前記突
合せ面及び前記結合面を接続する上表面と、を含み、さ
らに前記突合せ面から結合面の方向に第1収納グルーブ
が設けられた絶縁本体と、 各前記第1収納グルーブに収納され、それぞれ接続部と
接続部の両端に位置される突合せ部及び結合部とを含
み、少なくとも一方の接続部が絶縁本体の上表面に露出
する複数の第1端子と、 少なくとも前記絶縁本体の上表面を被覆するシールド部
を含み、当該シールド部上に前記端子に対応した接続部
は、中空にして貫通孔を形成したシールド具と、 を含んだことを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項2】 前記第1端子の接続部と前記シールド部
材のシールド部の貫通孔の任意内側縁部間の距離は、何
れも2.5mmより大きく形成することを特徴とする請
求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 前記第1端子が、本体内に内モールド成
形され、前記接続部は、当該本体の前端に露出して絶縁
本体の上表面に曝されていることを特徴とする請求項1
に記載の電気コネクタ。 - 【請求項4】 前記絶縁本体は、さらに前記第1収納グ
ルーブと並列した第2収納溝を含み、複数の第2端子を
収納し、前記各第1端子は、さらに接続部と当該接続部
両端に位置された突合せ部と結合部を含み、かつ当該接
続部は絶縁本体の突合せ面に近接したことを特徴とする
請求項1の電気コネクタ。 - 【請求項5】 前記第2端子の接続部上にも、前記第1
端子の接続部の上方に類似した貫通孔を開設することを
特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。 - 【請求項6】 前記貫通孔は、第2端子の接続部の上方
に延伸したことを特徴とする請求項5に記載の電気コネ
クタ。 - 【請求項7】 複数の端子収納グルーブが設けられた絶
縁本体と、 前記端子収納グルーブにそれぞれ収納される複数の導電
端子と、 前記絶縁本体の部分の表面を被覆したシールド部材と、
を含み、 前記シールド部材は前記導電端子に最も近い部分が中空
にされたことを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005824U JP3083780U (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005824U JP3083780U (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083780U true JP3083780U (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=43235280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005824U Expired - Fee Related JP3083780U (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083780U (ja) |
-
2001
- 2001-08-01 JP JP2001005824U patent/JP3083780U/ja not_active Expired - Fee Related
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