JPH0326588Y2 - - Google Patents

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JPH0326588Y2
JPH0326588Y2 JP1986030424U JP3042486U JPH0326588Y2 JP H0326588 Y2 JPH0326588 Y2 JP H0326588Y2 JP 1986030424 U JP1986030424 U JP 1986030424U JP 3042486 U JP3042486 U JP 3042486U JP H0326588 Y2 JPH0326588 Y2 JP H0326588Y2
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JP
Japan
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switch
lever
chassis
hole
sliding
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JP1986030424U
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JPS62142127U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は例えばオーデイオ機器等に於けるバン
ド切換或はフアンクシヨン切換等のスイツチ切換
装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、オーデイオ機器に於けるバンド切換或は
フアンクシヨン切換等に用いられるスイツチ切換
装置としては例えば第4図に示す様な装置があ
る。
斯かる従来装置ではツマミ部2を長手方向に摺
動させることにより状態が切換えられるスイツチ
1は電気回路を有する基板3に半田付されること
により固設され、該基板3をシヤーシ6に螺子止
めすることにより基板3及びスイツチ1がシヤー
シ6に支持される。
一方、前記シヤーシ6は中空の段部7を有し、
該段部7の側面に穿設された孔部11からスイツ
チレバー18を挿入し、このスイツチレバー18
の中央部に穿設された円孔22をシヤーシ6に突
設された支持ボス8に螺子止めすることによりス
イツチレバー18はシヤーシ6に対して回動自在
に支持される。また、このスイツチレバー18は
段部7に挿入される端部に長孔19を有し、他端
には操作ツマミ20が設けられていると共にスイ
ツチレバー18の回動を規制すべく略だ円形状の
規制孔21が穿設され、該規制孔21に嵌入して
螺子がシヤーシ6に螺子止め設置されることによ
り、スイツチレバー18の回動が規制される。更
に前記段部7の略中央部には開口13が設けられ
ており、この開口13には段部7の孔部11に挿
入されたスイツチレバー18の長孔19が臨んで
いる。
前記スイツチレバー18とスイツチ1を連結す
べく板棒状の摺動レバー23が用いられる。該摺
動レバー23は長方形形状の2つの摺動孔24,
24、及びそれらの間に位置してスイツチ1のツ
マミ部2と係合する係合孔25を有すると共に端
部に突起ピン26を有する。この摺動レバー23
を設置する場合は、先ず摺動レバー23の突起ピ
ン26をスイツチレバー18の長孔19に嵌入さ
せた状態で摺動レバー23の先端を段部7の開口
13に係合させる。次に摺動レバー23の係合孔
25をスイツチ1のツマミ部2に係合させ、摺動
レバー23がスイツチ1に対して摺動できるよう
に摺動孔24,24から摺動レバー23をスイツ
チ1に螺子止めする。更に摺動レバー23が段部
7の開口13から離脱しないように押え具27の
リブ28が摺動レバー23の上面に当接した状態
で押え具27をシヤーシ6に螺着する。
上記の如く構成することによつて、スイツチレ
バー18の操作ツマミ20を矢印A方向に回動操
作すると、スイツチレバー18が回動することに
よりスイツチレバー18の長孔19に摺動レバー
23の突起ピン26が押圧され、突起ピン26が
長孔内を摺動することにより摺動レバー23が矢
印B方向に摺動変位し、以つてスイツチ1のツマ
ミ部2が摺動されてスイツチ1が切換操作され
る。
しかし、上記従来技術に於いては基板及び押え
具はシヤーシに対して螺子により螺着されるの
で、該螺子の締め付け時に於いて締め付け位置が
ずれたり、或は締め付け過ぎたりすると、摺動レ
バーの配置にずれが生じ、例えばシヤーシ段部の
開放部の側壁に摺動レバーが強く押し付けられ、
摺動レバーの動きが悪くなり、最悪の場合には摺
動レバーが動作しないことも考えられ、安定した
スイツチの切り換えが実現できない惧れがある。
また、装置の組立て時に複数個の螺子を締め付
けることは、作業工数及び部品点数が多くかかり
不利である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はスイツチ或はスイツチが固着されたス
イツチ保持体をシヤーシ若しくはキヤビネツト等
に取り付ける際にスイツチ或はスイツチ保持体の
シヤーシ等に対する位置ずれが生じることなく、
シヤーシにスイツチ装置が確実に保持されるよう
なスイツチ切換装置を提供せんとするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はスイツチと、該スイツチを切り換える
スイツチ切換手段とを有するスイツチ切換装置に
おいて、前記スイツチを位置決め保持すると共に
前記スイツチ切換手段を所定の方向に変位自在に
保持する位置決保持手段を有し、該位置決保持手
段は複数個の透孔及び突起を係合させることによ
り前記スイツチ及びスイツチ切換手段を保持する
構成とする。
(ホ) 作用 上記の如く構成することにより本考案はスイツ
チは所定の位置に正確に配置される。更にスイツ
チ切換手段を直接或は別途設けられた部材により
操作すると、スイツチ切換手段は安定して変位さ
れる。
(ヘ) 実施例 第1図〜第3図に本考案の一実施例を示す。
1はスイツチで、摺動させることによりスイツ
チ1の状態を切り換えるツマミ部2を有し、基板
3の所定の位置にはんだ付け等により固着されて
いる。また、基板3にはスイツチ1の長手方向と
直交して位置決孔4,4及び結合孔5,5が穿設
されている。
6はシヤーシで、中空の段部7を有すると共に
支持ボス8、規制ボス9、及び位置決突起10,
10が植設されている。また、段部7は支持ボス
8側の側面に孔部11が穿設されることにより開
放され、更に上面部には鉤部12aを有する4つ
の鉤状突起12,12,12,12が植設されて
おり、更に所定の幅をもつて段部7の幅方向全域
に渡つて開口13が削設されている。
14は保持体で、シヤーシ6の段部7に弾性体
15,15により一体的に支持され、凸形状の2
個の係止部16,16が保持体14に対して一体
に植設されていると共に係止孔17,17,1
7,17が穿設されている。
18はスイツチレバーで、一方の端部に長孔1
9が穿設され、他方の端部には操作ツマミ20及
び略だ円形状の規制孔21を有し、更に中央部に
は円孔22が穿設されている。
23は板棒状形状の摺動レバーで、2つの摺動
孔24,24と、その間に位置して係合孔25が
穿設されており、端部にはレバー面に対して垂直
に突出した突起ピン26が植設されている。
上記各構造をもつ部材を組立てる場合には、ス
イツチレバー18の長孔19を有する端部を段部
7の孔部11から挿入し、シヤーシ6の支持ボス
8及び規制ボス9にスイツチレバー18の円孔2
2及び規制孔21をそれぞれ対応させて、螺子止
め保持し、スイツチレバー18の回動を規制孔2
1で規制しつつ支持ボス8を支点として回動自在
に支持する。この時、スイツチレバー18の長孔
19は段部7上面の開口13に臨んでいる。
次に基板3の位置決孔4,4をシヤーシ6の位
置決突起10,10に係合させることにより基板
3をシヤーシ6に位置決めし、摺動レバー23の
突起ピン26がスイツチレバー18の長孔19内
に嵌入するようにスイツチレバー18を開口13
に係合し、同時に摺動レバー23の係合孔25を
スイツチ1のツマミ部2に係合した状態で摺動レ
バー23の摺動孔24,24を利用して摺動レバ
ー23をスイツチ1に対して摺動自在に螺子止め
保持する。
この状態で保持体14を回動させて段部7上面
を覆うように押圧すると、鉤状突起12,12,
12,12に係止孔17,17,17,17が嵌
入すると共に係止部16,16が基板3の結合孔
5,5に嵌入し、この状態で保持体14が段部上
面と鉤状突起12,12,12,12の鉤部12
a,12a,12a,12aとの間に挾持される
ことにより、基板3がシヤーシ6に位置決めされ
て固着されると共に摺動レバー23が開口13に
摺動自在に保持される。
上記の如く構成することにより基板はシヤーシ
の位置決突起と保持体の係止部によつて位置決め
挾持されると共に摺動レバーはシヤーシの開口に
摺動自在に保持される。この時、基板3の位置決
めはシヤーシの位置決突起及び保持体の係止部と
基板の位置決孔及び結合孔をそれぞれ係合させて
行なわれるので、基板は螺子止めするときの位置
ずれ等が生じることなくシヤーシに対し正確に位
置決めされ、以つて摺動レバーが段部の開口から
側圧を受けることはない。
尚、本考案はスライドスイツチの切換装置を実
施例としたが、これに限定されるものではなく、
例えばプツシユボタンスイツチ等にも用いられ得
ることは言うまでもない。
(ト) 考案の効果 本考案ではスイツチ及びスイツチ切換手段はス
イツチ保持手段により複数個の透孔及び突起を係
合させて位置決め保持されるので、組立て時にお
いて各々の部材の配置がずれることはなく、所定
の位置に正確に位置づけられるので、スイツチ切
換装置は安定に且つ正確に操作される。更に組立
てに用いる螺子等の工数が減少するのでコストが
低減されると共に作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本考案の実施例を
示す図で、第1図は分解斜視図、第2図は側断面
図、第3図は要部斜視図である。第4図は従来例
を示す分解斜視図である。 1……スイツチ、3……基板、6……シヤー
シ、7……段部、14……保持体、18……スイ
ツチレバー、23……摺動レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチが所定位置に固着され、位置決孔が穿
    設された基板と、該基板を位置決突起により係合
    保持するシヤーシと、該シヤーシ上に回動自在に
    支持されるスイツチレバーと、一端が前記スイツ
    チレバーの端部に連結されると共に他端が前記ス
    イツチのつまみ部に連結され、前記スイツチレバ
    ーの回動に応答して前記スイツチの操作方向にス
    ライドする摺動レバーと、前記シヤーシに形成さ
    れた複数個の鉤状突起(又は透孔)と、前記シヤ
    ーシに弾性連結部を介して一体に成型されると共
    に前記鉤状突起(又は透孔)と係合する複数個の
    透孔(又は鉤状突起)が形成された保持体とより
    なり、該保持体の透孔(又は鉤状突起)とシヤー
    シの鉤状突起(又は透孔)を係合させることによ
    り、連結状態にある前記摺動レバーと前記スイツ
    チレバーの上方への抜けを防止することを特徴と
    するスイツチ切換装置。
JP1986030424U 1986-03-03 1986-03-03 Expired JPH0326588Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030424U JPH0326588Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030424U JPH0326588Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62142127U JPS62142127U (ja) 1987-09-08
JPH0326588Y2 true JPH0326588Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30835217

Family Applications (1)

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JP1986030424U Expired JPH0326588Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5667623U (ja) * 1979-10-31 1981-06-05
JPS5679940U (ja) * 1979-11-26 1981-06-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62142127U (ja) 1987-09-08

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