JPS58331A - プレス部品打抜き方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレス部品打抜き方法に関するものである。従
来のプレス部品の打抜き方法を第１図、第２図に示す。

すなわち、第１図に示すように、ポンチ１は、その頭部
１ａがポンチプレート４の嵌合孔４ａ内に嵌合した状態
で、ポンチプレート４に差し込まれ、バッキングプレー
ト５によりその頭部１ａが押付けられてポンチホルダー
６に固定されている。また、ポンチ１により打抜き加工
される板６はダイ２上に載置されている。第２図に示す
ように、ポンチ１が下降し始めると、先づス）　ＩＪツ
バ７で板３が押え付けられ、この状態で（１） ポンチ１が板６を打抜き、その後ポンチ１は上昇する。

打抜かれた製品Ａはダイ２から下方へ落ちることになる
が、製品Ａの一部にはダイ２の中に残るものがある。こ
の場合ダイ２から下方へ落ちた製品ＡＦｉ問題はないが
、ダイ２の中に残った製品Ａは、次の打抜き、又は数回
の打抜き加工による製品により順次押出されなければ、
ダイ２から落ちない。このような製品は、傷がついたり
、パリが発生したり、数個型なり合ったりして製品とし
て使用できなくなる。本発明は前記問題点を解消するも
ので、ポンチ先端から高圧流体を噴出させて打抜き部分
を強制的に落下させることを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例について、第５図、第４図に基い
て説明する。第３図において、ポンチ８内にはポーン〜
チ先端８ａに向けた貫通孔９を穿設し、貫通孔９をポン
チ先端８ａでポンチの軸線方向に向けて開口する。ポン
チ８は、その頭部８ｂがポンチプレート４の嵌合孔４ａ
内に嵌合した状態でポンチプレート４に差し込まれ、バ
ッキングプレ（２） −ト５によりその頭部８ｂが押付けられてポンチホルダ
ー６に固定される。バッキングプレート５にはポンチ８
の貫通孔９に連通する孔１０が設けてあり、又ポンチホ
ルダー６にもバッキングプレート５の孔１０に連通する
孔１１が設けてあり、外部より高圧空気をポンチ８内に
吹き込める構造になっている。本発明においては、第４
図に示すようにポンチ８が下降して板３を打抜くと同時
にポンチホルダー６の孔１０より高圧空気をポンチ８の
貫通孔９内に吹き込む。ポンチ８内に吹き込ま゛れた高
圧空気がポンチ８の先端８ａから製品Ｂに向けて噴出す
るので製ｉｆｌは高圧空気（りよリダイ２から下方へ強
制的に落下させられる。高圧空気を吹き込むタイミング
は、必ずしも、打抜きと同時である必要はなく、高圧空
気を噴出させつつ打抜き加工を行なうようにしても良い
。

以上のように、本発明によれば、打抜き部分を高圧空気
によりダイから強制的に落下させるので、ダイから製品
を確実に落下させることができ、製品に傷、パリが発生
するのを防止でき、且つ製品の重なり等をなくすことが
できる。また外形打抜き加工のみではなく、穴抜き加工
の場合に適用すれば、抜きカス上り防止等に効果が大き
いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、従来の打抜き方法を示す断面図、 第３図、第４図は本発明の一実施例を示す断面図である
。 ８・ポンチ、・８ａ・・・ポンチの先端、９・・・貫通
孔特許出願人　日本電気株式会社 ｊｐ！、１図 第３図 ７Ｘ運ゴ 第２園 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ポンチ内に設けた貫通孔に高圧流体゛を吹き
   込み、ポンチ先端から高圧流体を噴出させて、打抜き部
   分を強制落下させることを特徴とするプレス部品打抜き
   方法。