JPH0524120U - パンチプレスのせん断粉除去装置 - Google Patents

パンチプレスのせん断粉除去装置

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Publication number
JPH0524120U
JPH0524120U JP7825091U JP7825091U JPH0524120U JP H0524120 U JPH0524120 U JP H0524120U JP 7825091 U JP7825091 U JP 7825091U JP 7825091 U JP7825091 U JP 7825091U JP H0524120 U JPH0524120 U JP H0524120U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
work
die
punching
punch press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7825091U
Other languages
English (en)
Inventor
聡 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7825091U priority Critical patent/JPH0524120U/ja
Publication of JPH0524120U publication Critical patent/JPH0524120U/ja
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
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  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 打抜き加工時発生するせん断粉によりワーク
に圧痕などが生じるのを防止して、品質の高い製品が得
られるようにする。 【構成】 上下動自在なパンチ4aとダイ5の間で板状
のワーク6を打抜き加工するパンチプレスにおいて、上
記パンチ4a及びダイ5の近傍に、ワーク6の打抜き加
工後から、次の打抜き加工を開始するまでの間に、パン
チ4aとダイ5の間にエアを噴出して、打抜き加工時発
生したせん断粉を吹き飛ばすノズル11を設けたもの
で、ワーク6やパンチ4a、ストリッパ4dなどに付着
したせん断粉によりワーク6に圧痕などが生じることが
ないので、品質の高い製品が得られるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はパンチプレスによりワークを打抜き加工する際に発生するせん断粉 を除去するためのせん断粉除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来タレットパンチプレスのようなパンチプレスにおいては、パンチとダイの 間で板状のワークを打抜き加工するようになっている。 また金型やワークを潤滑するため、特開昭63−108927号公報のように 金型組立体へ潤滑油を供給するようにしたものや、実開平1−118827号公 報のように、ワークや金型の損傷を防止するため、加工中金型に設けた流体孔よ り流体を噴出してワークが浮き上がるのを防止するようにしたものなどが出願さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしアルミニウムのように加工時せん断粉が発生しやすいワークを加工した 場合、上記前者の公報に記載されたもののように潤滑油を供給するようにしたも のでは、潤滑油によりせん断粉がストリッパのワーク押え面などに付着し、ワー クを押えたり、ワークをパンチよりはぎ取る際ワークに圧痕が発生して製品の品 質を低下させる不具合もある。
【0004】 また後者の公報のようにワークの浮き上りを防止するため流体を噴出するよう にしたものでも、加工時発生したせん断粉は上型の下部フランジなどに付着する ため、加工時せん断粉によりワークに圧痕が発生して製品の品質を低下させる不 具合があった。 この考案は上記従来の不具合を改善するためになされたもので、せん断粉を除 去するパンチプレスのせん断粉除去装置を提供して、せん断粉によりワークが損 傷されるのを未然に防止しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、上下動自在なパンチとダイの間で板状 のワークを打抜き加工するパンチプレスにおいて、上記パンチ及びダイの近傍に 、ワークの打抜き加工後から、次の打抜き加工を開始するまでの間に、パンチと ダイの間にエアを噴出して、打抜き加工時発生したせん断粉を吹き飛ばすノズル を設けたものである。
【0006】
【作 用】
上記構成によりワーク打抜き時ワークやパンチ、ストリッパなどに付着したせ ん断粉によりワーク圧痕などが発生しないので、品質の高い製品が得られるよう になる。
【0007】
【実 施 例】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。 図において1はタレットパンチプレスのようなパンチプレスの本体で、上タレ ット2と下タレット3を有しており、上タレット2には円周方向に多数のパンチ 組立体4が、そして下タレット3にはダイ5が設けられていて、これらパンチ組 立体4のパンチ4aとダイ5の間で板状のワーク6が打抜き加工できるようにな っている。 また図中7は上記本体1の上部に設けられた打撃子で、図示しない駆動機構に より上下動されて、打抜き位置に停止されたパンチ組立体4のパンチヘッド4b を上方より打撃するようになっており、これによって圧縮ばね4cに抗してパン チ4aが押し下げられて、パンチ4aとダイ5の間で打抜かれるようになってい る。 一方図中8はせん断粉除去装置で、本体1の上部より下方へ向けて突設れたブ ラケット9の下部に開放端を下向きにしてチャンネル状のノズル保持部材10が 固着されている。 上記ノズル保持部材10にはパイプをほぼコ字形に屈曲することにより形成さ れたノズル11の両端が固着されていて、このノズル11の一端は閉塞されてい ると共に、他端は図示しないクラッチからの信号により開閉される電磁弁12を 介して図示しないエア源に接続されている。 また上記ノズル11の下部は上タレット2の下面とほぼ同じ高さになっていて 、この下部にパンチ4aとダイ5の間にエアを噴出する複数個の噴出孔11aが 開口されている。 次に作用を説明すると、加工すべきワーク6はXYキャリッジ14によりX− Y方向へ移動されて打抜き位置が位置決めされる。 その後打撃子7によりパンチヘッド4cが打撃されると圧縮ばね4bに抗して パンチ4a及びストリッパ4dが下降され、ストリッパ4dによりワーク6上面 が押圧された後さらにパンチ4aが下降されて、パンチ4aとダイ5の間でワー ク6が打抜かれる。そしてパンチ4aの上昇とともにパンチ4aに付着したワー ーク6がストリッパ4dによりはぎ取られた後ストリッパ4dが上昇すると、ク ラッチからの信号により電磁弁12がオンされてノズル11へエアが供給され、 ノズル11の噴出孔11aよりパンチ4aとダイ5の間にエアが噴出されて、ワ ーク6上面やパンチ4a及びストリッパ4d下面に付着したせん断粉が吹き飛ば される。 この間にXYキャリッジ14によりワーク6が移動されて次の打抜き位置が位 置決めされた後上記打抜き動作を繰返すが、打抜き時にパンチ4a及びストリッ パ4dが下降してワーク6上面に圧接されても、せん断粉はノズル11の噴出孔 11aより噴出されたエアにより吹き飛ばされているため、ワーク6に圧痕が発 生することがない。 また打抜き加工中は電磁弁12がオフされているため、エアが無駄に消費され ることもない。 なお、電磁弁12のオン、オフは、ワーク6を移動するXYキャリッジ14の 位置決め完了信号によりオンにし、打抜き加工後打撃子7が上死点に停止したの を検出してオフにするようにしてもよい。
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、打抜き加工により発生したせん断粉をエアに より吹き飛ばすようにしたことから、ワークやパンチ、ストリッパなどに付着し たせん断粉によりワークに圧痕等を生じることがない。 これによってアルミニウムのようにせん断粉の発生しやすいワークを加工して もワークを損傷することがないため製品の品質が向上する。 またエアは打抜き加工終了後から次の加工が開始されるまでの間に噴出され、 打抜き加工中は噴出されないので、エアの無駄な消費も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるせん断粉除去装置を
採用したパンチプレスの側面図である。
【図2】同要部の拡大側面図である。
【図3】同要部の拡大正面図である。
【符号の説明】
4a…パンチ、5…ダイ、6…ワーク、11…ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在なパンチ4aとダイ5の間で
    板状のワーク6を打抜き加工するパンチプレスにおい
    て、上記パンチ4a及びダイ5の近傍に、ワーク6の打
    抜き加工後から、次の打抜き加工を開始するまでの間
    に、パンチ4aとダイ5の間にエアを噴出して、打抜き
    加工時発生したせん断粉を吹き飛ばすノズル11を設け
    てなるパンチプレスのせん断粉除去装置。
JP7825091U 1991-09-03 1991-09-03 パンチプレスのせん断粉除去装置 Pending JPH0524120U (ja)

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JP7825091U JPH0524120U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 パンチプレスのせん断粉除去装置

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JP7825091U JPH0524120U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 パンチプレスのせん断粉除去装置

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JPH0524120U true JPH0524120U (ja) 1993-03-30

Family

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JP7825091U Pending JPH0524120U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 パンチプレスのせん断粉除去装置

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JP (1) JPH0524120U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104001777A (zh) * 2013-12-13 2014-08-27 昆山御广峰机械有限公司 一种新型的吸尘冲压装置
JP2023053758A (ja) * 2021-10-01 2023-04-13 Dmg森精機株式会社 工作機械

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