JPS5833002Y2 - バンパモ−ルの取付構造 - Google Patents

バンパモ−ルの取付構造

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Publication number
JPS5833002Y2
JPS5833002Y2 JP1977166661U JP16666177U JPS5833002Y2 JP S5833002 Y2 JPS5833002 Y2 JP S5833002Y2 JP 1977166661 U JP1977166661 U JP 1977166661U JP 16666177 U JP16666177 U JP 16666177U JP S5833002 Y2 JPS5833002 Y2 JP S5833002Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
protrusion
elastic
molding
bumper
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977166661U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5490852U (ja
Inventor
啓治 岡本
福弘 林
Original Assignee
井上エムテ−ピ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井上エムテ−ピ−株式会社 filed Critical 井上エムテ−ピ−株式会社
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Publication of JPS5490852U publication Critical patent/JPS5490852U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ゴムまたは合成樹脂等の弾性体からなる自
動車用弾性バンズの表面部に金属箔または金属蒸着層等
の化粧面を有する装飾モール体を取付けたバンズモール
の取付構造に関する。
従来提案されているこの種弾性バンズに対する装飾モー
ル体の取付構造としては、 (イ)接着剤による接着、または弾性バンズ成形時の型
内一体成形によって弾性バンズ本体と装飾モール体とを
固着するもの (ロ)弾性バンズ本体の表面部にアンダーカント形状の
凹溝を形成し、そこに装飾モール体を直接酸め込むもの 等力あるが、前者の固着構造としたものは、弾性バンズ
と装飾モール体との熱膨張率の違いからくる寸法変化の
相違を吸収できず、またバンズが衝撃を受ケて変形した
場合においては、装飾モール体に対して応力が集中して
破壊されやすく、さらに破壊された場合の交換も困難か
、あるいは不可能であるという欠点を有している。
一方、後者のアンダーカット形状を有する凹溝に装飾モ
ール体を嵌め込む構造のものにあっては、まず、弾性ハ
ンガ本体の表面部にアンダーカット形状の凹溝を形成す
ること自体が、この種弾性バンズが型成形によって製造
されることから、特に高度の技術を必要とし困難である
ばかりでなく、モール体を嵌め込むことも煩雑な作業で
あった。
この考案は、上述のような従来の欠点を解消することを
目的とするものであって、バンズ表面にアンダーカット
形状の凹溝を形成することなく、確実に装飾モール体を
埋込嵌着することができる。
構造を提案するものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて、この考案の詳細を
説明する。
第1図は、この考案に係る自動車用弾性バンズの斜視図
であって、図中1はゴムまたは合成樹脂等の弾性体から
なる弾性バンズ本体、2は該弾性バンズ表面1aに装着
された装飾モール体を示す。
この弾性ハンガ1は、第1図の縦断面図である第2図に
示すように、車体側の支持フレーム3に緩衝素子4とな
る例えば半硬質の合成樹脂発泡体を取り付け、該緩衝素
子40表面を被覆するように、この考案でいう弾性バン
パ1が取り付けられている。
なお、この場合において、緩衝素子40代りに、該部分
を空胴として空胴による弾性を緩衝効果に利用するもの
、あるいは、緩衝素子4が弾性バンパと一体に構成され
ているものもあるが、この考案にいう弾性バンパあるい
はバンパ本体とは、バンパアセンブリの最外袋を形成し
て、バンパ形状を実質的に規定している外装部分を意味
する。
第3図では、この考案構造の要部が断面図にて示される
すなわち、バンパ本体10表面部1aの長手方向には凹
溝1bが形成されている。
この凹溝1bは成形が困難であるアンダーカット形状で
は無く、凹溝開口部が凹溝内底部1Cよりも小さくない
、すなわち両部の大きさが略同−か、あるいは内底部の
方が小さくなるように構成される。
この凹溝1bの内底部1cには前部に係合突部5aを有
する弾性体よりなる突状体5が固設されている。
この突状体5は、ゴムまたは合成樹脂等の弾性体で成形
可能なものであれば何でもよいが、バンパ本体1と異種
または異質の材質であって特に両者の熱膨張率の違いが
問題となるような場合には、バンパ本体1を構成する材
質よりも弾性率の小さい材料を選択して、両者間の寸法
変形の相違な突状体5の弾性によって吸収できるように
するのが望ましい。
突状体5は、一般に押出成形等によって得た後、凹溝部
内底部1′cの所定箇所に接着剤等によって接着しても
よいし、または、押出成形したものをバンパ本体の成形
用金型にあらかじめ挿入しておいてバンパの成形と一体
に固着してもよい。
また、突状体5の係合突部5aは、第3図または第4図
イに示すように、突状体5の上下面に溝5 a ′、5
a ’を形成して、該溝部分の幅Xよりも先端部5b
の幅yが大きくなるようにしてもよいし、あるいは特に
溝5a′を形成することなく、第4図口に示すように、
先端部5bの幅のみを大きくした、先太形状としてもよ
い。
次に、装飾モール体2は、通常型材といわれるものに用
いられる各種樹脂材料、例えば塩化ビニール樹脂等から
なる基体層2bの表面側に、金属箔または金属蒸着層等
の化粧面2aが形成されているものであって、七の背面
、換言すれば基体層2bには、前記突状体5の係合突部
5aに嵌合する取付溝7が形成されている。
そしてこの取付溝1が該突状体5の係合突部5aに嵌着
することによって、装飾モール体2は前記バンパ1の凹
溝1bに沿って埋込状に取り付けられるのである。
従ってこのモール体2の取付溝7は、突状体5の係合突
部5aと嵌合する形状であればどのような形状でもよく
、例えば突状体5の断面形状が第4図に図示するような
ものである場合には、装飾モール体2の背面に形成され
る取付溝7は、第5図に示すような内部の幅Wが入口の
幅Vより犬なる構造のものとなるであろう。
以上述べたように、この考案に係るパンパモールの取付
構造にあっては、表面部長子方向に開口部が内底部より
小さくない凹溝を有するゴムまたは合成樹脂よりなる弾
性バンパの前記凹溝内底部に、前部に係合突部を有する
弾性体よりなる突状体が固設され、背面側に取付溝を有
する装飾モール体が前記突状体の係合突部に嵌着されて
前記バンパの凹溝に沿って埋込状に取付けられるもので
あるから、まず、第一にバンパ本体にモール嵌着のため
の、開口部が内底部より小さい凹溝、換言すればアンダ
ーカット溝を設ける必要がなくなる。
と同時に、モールの取付溝形状に応じて任意の突状体を
選定固着すればよいので、パンパモールの使用許容範囲
が拡大する。
また装飾モール体はバンパの凹溝内において突状体の係
合突部に嵌着しているものであるから衝撃時にあっても
容易に離脱することがなく、すらに、突状体に永久固N
されていないので、バンパの長手方向に滑動カ可能とな
り、モール体と突状体との間に熱膨張の違いがあっても
、該熱膨張の差によるモール体の亀裂、剥離等の問題を
回避することができ、さらに、衝撃が加わった際に弾性
バンパ本体が変形した場合にも、モール体に対する応力
の集中を軽減することができ、また万一装飾モール体が
損傷、破壊しても、その取り外し、交換は極めて容易と
なる等、この考案構造の有する利点は極めて大きいもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、装飾モール体を取付けた弾性バンパの斜視図
、第2図は、第1図の中央縦断面図、第3図は、その要
部の拡大断面図、第4図は、突状体の実施例を示す断面
図、第5図は、装飾モール体の取付溝の実施例を示す断
面図である。 1・・・・・・弾性バンパ本体、1b・・・・・・凹溝
、1c・・・・・・凹溝内底部、2・・・・・・装飾モ
ール体、2a・・曲化粧面、2b・・・・・・基体層、
5・・・・・・突状体、係合突部、7・・・・・・取付
溝。 5a・・・・・・

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)表面部長手方向に開口部が内底部より小さくない
    凹溝を形成したゴムまたは合成樹脂よりなる弾性バンズ
    の前記凹溝内底部に、前部に係合突部を有する弾性体よ
    りなる突状体が固設され、背面側に取付溝を有する装飾
    モール体が前記突状体の係合突部に嵌装されて前記バン
    ズの凹溝に沿って埋込状に取付けられていることを特徴
    とするバンズモールの取付構造。
  2. (2)突状体がバンズ本体を構成する材質よりも弾性率
    の小さい材質よりなる実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載のバンズモールの取付構造1、
JP1977166661U 1977-12-12 1977-12-12 バンパモ−ルの取付構造 Expired JPS5833002Y2 (ja)

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JP1977166661U JPS5833002Y2 (ja) 1977-12-12 1977-12-12 バンパモ−ルの取付構造

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JP1977166661U JPS5833002Y2 (ja) 1977-12-12 1977-12-12 バンパモ−ルの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5490852U JPS5490852U (ja) 1979-06-27
JPS5833002Y2 true JPS5833002Y2 (ja) 1983-07-22

Family

ID=29166169

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48100825A (ja) * 1972-03-13 1973-12-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502040U (ja) * 1973-05-04 1975-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS48100825A (ja) * 1972-03-13 1973-12-19

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Publication number Publication date
JPS5490852U (ja) 1979-06-27

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