JP6521765B2 - モール取付構造 - Google Patents

モール取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6521765B2
JP6521765B2 JP2015129449A JP2015129449A JP6521765B2 JP 6521765 B2 JP6521765 B2 JP 6521765B2 JP 2015129449 A JP2015129449 A JP 2015129449A JP 2015129449 A JP2015129449 A JP 2015129449A JP 6521765 B2 JP6521765 B2 JP 6521765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garnish
molding
lip
vehicle
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015129449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017013534A (ja
Inventor
亮 山中
亮 山中
貴史 田部
貴史 田部
山口 剛史
剛史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Daikyo Nishikawa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Daikyo Nishikawa Corp filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2015129449A priority Critical patent/JP6521765B2/ja
Publication of JP2017013534A publication Critical patent/JP2017013534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6521765B2 publication Critical patent/JP6521765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、車両のピラー部分の外面に装飾用のガーニッシュを固定し、ガーニッシュの端部の外面にモールを取り付ける際のモール取付構造に関する。
従来、自動車等の車両のクォーターピラー(またはCピラー)部分には、外表面を装飾するために、例えば特許文献1に記載のように、クォーターピラーガーニッシュと称される装飾部材が取り付けられ、このクォーターピラーガーニッシュの下端部には、フロントピラーおよびセンターピラーから連続するめっきが施された装飾用のモールを取り付けることが行われる。ここで、ガーニッシュは例えば凹凸の係止構造により車両のボデーに固定され、モール本体に設けられた凹溝にガーニッシュの下端部が嵌入されることにより、モールの下端が車体に接触するようにガーニッシュの下端部にモールが取り付けられる。
実開昭61−7449号公報(全文明細書の実施例および第1図〜第3図参照)
しかし、上記した従来のモール取付構造の場合、ガーニッシュに対してボデー方向に押さえつける外力が加わると、モールにもボデー方向へ変形させる力が加わってモールが変形し、例えばモールが弾性材から成るときには、モールの変形によってガーニッシュの下端部が嵌入したモールの凹溝が開き、ガーニッシュの下端部が凹溝から脱離し、ガーニッシュの下端部をモールの凹溝に再度嵌入させる作業が必要になる。一方、心金を有するモールの場合、モールが塑性変形して元の形状に戻らずに、ガーニッシュが脱離したままになるという問題がある。
本発明は、通常の使用では容易に外れず、かつ、不用意な外力がガーニッシュに加わってモールが一時的に外れても、再度装着して元の状態に戻し得るように、モールをガーニッシュに取り付けられるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のモール取付構造は、車両のピラー部分に凹凸の係止構造により前記車両の外面にガーニッシュを固定し、前記ガーニッシュの端部の外面にモールを取り付けるモール取付構造において、前記モールは、弾性材により形成され一端部が前記ガーニッシュの端部の外面に固着される基部と、前記基部の他端部の前記車両に面した内面側に一体形成されたリップ部と、前記基部と前記リップ部とにより形成され前記ガーニッシュの前記端部が嵌挿する凹溝とを備え、前記ガーニッシュの前記端部の内面側に突起が形成され、前記突起に係合される金属製の係合部材が設けられ、前記係合部材は、前記突起に係合する断面カップ状の係合部と、該係合部に一体形成され前記モールの前記リップ部の外表面に沿うように配設されて前記モールを支持する支持部とを備えることを特徴としている。
係る構成によれば、ガーニッシュの端部の内面側に形成された突起に、係合部材の係合部が係合し、この係合部の係合によって、係合部材の支持部がモールのリップ部の外表面に沿うように配設されてモールを支持するため、ガーニッシュに車体方向へ押し付ける外力が加わったときに、金属製の係合部材は変形することがなく、係合部材の支持部によりモールのリップ部が支えされてガーニッシュの端部のモールの凹溝からの脱離が防止される一方、弾性材から成るモールは一時的に変形してリップ部が係合部材の支持部を摺動して、係合部材の支持部がリップ部を支持しない状態になるが、外力が無くなると、一時的に変形したモールを押し込むことによりリップ部を元の状態、つまり係合部材の支持部によりモールのリップ部を支えた状態に戻すことができる。
本発明によれば、通常の使用ではモールが容易に外れることがなく、不用意な外力がガーニッシュに加わってモールが一時的に外れても、再度装着して容易に元の状態に戻すことができ、モールを確実に美麗にガーニッシュに取り付けることができる。
本発明に係るモール取付構造の一実施形態を採用した車両の側面図である。 図1の車両に取り付けられるガーニッシュを裏面側から見た図である。 図1の車両におけるモール取付構造のある位置での断面図である。 図1の車両におけるモール取付構造の異なる位置での断面図である。 図1の車両におけるモール取付構造のクリップの斜視図である。 図5のクリップの平面図である。 図6のX−X線における断面図である。 図6のY−Y線における断面図である。
本発明に係るモール取付構造の一実施形態について、図1ないし図8を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
図1は本実施形態におけるモール取付構造を採用した車両1を示す。図1の車両1のクォーターピラー(Cピラー、リアピラーともいう)P部分には、樹脂製のクォーターピラーガーニッシュ(以下、単に「ガーニッシュ」と称する)2が装飾用に取り付けられ、このガーニッシュ2の下端部の外面にモールが取り付けられる。
このとき、図2に示すように、ガーニッシュ2の裏面側には複数個(例えば、6個)のクリップ3が一体的に成形加工され、これらクリップ3と車両のボデー側の係止孔との凹凸の係止構造により、ガーニッシュ2がボデーに固定されるようになっている。また、ガーニッシュ2の裏面の下端部には、前後方向に長い突起4が一体的に成形加工されている。
そして、上記したガーニッシュ2の下端には、フロントピラーおよびセンターピラーから連続するめっきが施された装飾用のクォーターピラーモール(以下、単に「モール」と称する)6が、図3、図4に示すような取付構造により取り付けられる。図3、図4に示すように、表面にめっき7が施されたモール6は弾性材により形成され、上端部がガーニッシュ2の下端部の外面に両面テープ8により固着される基部6aと、基部6aの下端部のボデーBに面した内面側に一体形成された断面L字状を成すリップ部6bと、基部6aとリップ部6bとにより形成されガーニッシュ2の下端部が嵌挿する凹溝6cとを備えている。
更に、図5に示すように、ガーニッシュ2の下端部の突起4に複数箇所において係合する断面カップ状の係合部10aと、この係合部10aの中央下部に“し”字状に下方に延出して一体形成されモール6のリップ部6bの外表面に沿うように配設されてモールを支持する支持部10bとを備える金属製の係合部材10が設けられている。この係合部材10の係合部10aには、支持部10bを挟む2箇所の位置に、係合部10aの開放側が切り起こされた切起こし片10cが形成され、係合部10aがガーニッシュ2の突起4に係合されたときに両切起こし片10cが突起4に噛み込み、ガーニッシュ2の突起4の係合部10aからの抜けが阻止されている。
ところで、図3、図4に示すように、モール6とガーニッシュ2およびボデーBとの隙間には、防水用のゴムシール11,12が配設されて固着されている。
このように、ガーニッシュ2の下端部の内面側に形成された突起4に、係合部材10の係合部10aが係合し、この係合部10aの係合によって、係合部材10の支持部10bがモール6のリップ部6bの外表面に沿うように配設されてモール6を支持する(図3参照)ため、ガーニッシュ2にボデーB方向へ押し付ける外力が加わったときに、金属製の係合部材10は変形することがなく、係合部材10の支持部10bによりモール6のリップ部6bが下支えされてガーニッシュ2の下端のモール6の凹溝6cからの脱離が防止される一方、弾性材から成るモール6は一時的に変形してリップ部6bが係合部材10の支持部10bを摺動し、係合部材10の支持部10bがリップ部6bを支持しない状態になる。
しかし、ガーニッシュ2への外力が無くなると、モール6自体の弾性力によって、一時的に変形したモール6のリップ部6b部分を係合部材10の支持部10b側に押し込むことによりリップ部6bを元の状態、つまり係合部材10の支持部10bによりモール6のリップ部6bを支えた状態に簡単に戻すことができる。
ここで、係合部材10の係合部10aを係合するための前後方向に長い突起4がガーニッシュ2の変形を防止する補強体として機能するため、ガーニッシュ2に外力が加わっても、ガーニッシュ2の下端部の変形が抑制され、外力が加わってもガーニッシュ2の下端部が凹溝6cから容易に脱離することを防止できる。
したがって、上記した実施形態によれば、通常の使用ではモール6が容易に外れることがなく、不用意な外力がガーニッシュ2に加わってモール6が一時的に外れても、モール6のリップ部6b部分を係合部材10の支持部10b側に押し込むことによりリップ部6bを元の状態、つまり係合部材10の支持部10bによりモール6のリップ部6bを支えた状態に簡単に戻すことができ、従来のように、ガーニッシュの下端部をモールの凹溝に再度嵌入させたり、塑性変形したモールの形状を元の状態に戻したりする作業が不要になり、モール6を確実に美麗にガーニッシュ2に取り付けることができる。さらに、補強のために心金をモール6に設ける必要がなく、モール6も全体を弾性材により安価に形成できる。
また、係合部材10の係合部10aを係合するための前後方向に長い突起4がガーニッシュ2の下端部の補強体として機能するため、外力によるガーニッシュ2の下端部の変形を抑制することができ、ガーニッシュ2の下端部のモール6の凹溝6cからの脱離をより確実に防止することができる。
さらに、係合部材10の係合部10aに切起こし片10を形成したことにより、係合部10aがガーニッシュ2の突起4に係合されたときに切起こし片10cが突起4に噛み込み、これによりガーニッシュ2の突起4の係合部10aからの抜けを阻止することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、クォーターピラーPに設けられるガーニッシュ2にモール6を取り付けた例について説明したが、本発明はクォーターピラーP以外に固定されるガーニッシュであってモールを取り付ける場合にも適用できるのは勿論である。
また、上記した実施形態では、ガーニッシュ2の下端部に設ける突起4が前後方向に長い形状として説明したが、突起4はガーニッシュ2の下端部の前後方向に並んで複数個形成するようにしてもよい。
また、上記した実施形態では、ガーニッシュ2の下端部にモール6を取り付ける場合について説明したが、ガーニッシュ2の下端部以外の端部にモールを取り付ける場合にも本発明を適用することができる。
1 …車両
2 …ガーニッシュ
4 …突起
6 …モール
6a …基部
6b …リップ部
6c …凹溝
10 …係合部材
10a …係合部
10b …支持部
B …ボデー

Claims (1)

  1. 車両のピラー部分に凹凸の係止構造により前記車両の外面にガーニッシュを固定し、前記ガーニッシュの端部の外面にモールを取り付けるモール取付構造において、
    前記モールは、
    弾性材により形成され一端部が前記ガーニッシュの端部の外面に固着される基部と、前記基部の他端部の前記車両に面した内面側に一体形成されたリップ部と、前記基部と前記リップ部とにより形成され前記ガーニッシュの前記端部が嵌挿する凹溝とを備え、
    前記ガーニッシュの前記端部の内面側に突起が形成され、前記突起に係合される金属製の係合部材が設けられ、
    前記係合部材は、
    前記突起に係合する断面カップ状の係合部と、該係合部に一体形成され前記モールの前記リップ部の外表面に沿うように配設されて前記モールを支持する支持部とを備える
    ことを特徴とするモール取付構造。
JP2015129449A 2015-06-29 2015-06-29 モール取付構造 Active JP6521765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129449A JP6521765B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 モール取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129449A JP6521765B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 モール取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017013534A JP2017013534A (ja) 2017-01-19
JP6521765B2 true JP6521765B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=57829009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015129449A Active JP6521765B2 (ja) 2015-06-29 2015-06-29 モール取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6521765B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017013534A (ja) 2017-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014024526A (ja) 車両天井構造
US20080246303A1 (en) Mounting arrangement for mounting cladding to vehicle body
JP6401767B2 (ja) 車体構造
JP6521765B2 (ja) モール取付構造
US10137846B2 (en) Connector used for connecting vehicle parts and a vehicle employing the same
JP2008195198A (ja) 車両用外装部品
JP2011093367A (ja) モールの取付構造
JP6166132B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP6348960B1 (ja) 外装品の取り付け構造
JP5474912B2 (ja) 車両用窓板の装飾部材
JP2005247021A (ja) ウェザーストリップの取付構造
JP6027526B2 (ja) 車両用バイザ
JP6214264B2 (ja) 樹脂成形品の組付構造
JP5908799B2 (ja) ベルトモール
JP2020045023A (ja) 車両ルーフ構造
JP7480574B2 (ja) ピラーガーニッシュ
JP4456370B2 (ja) 自動車用バイザーの取付構造
JP5892379B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP5994546B2 (ja) 車両用内装構造
JP6045059B2 (ja) フィニッシャ取付構造
JP2008195197A (ja) 車両用外装部品
JP2018100021A (ja) 内装部品の取付構造
JP2014058214A (ja) ルーフモールの取付構造体
JP2016215882A (ja) フロントピラーの被覆構造
WO2019087230A1 (ja) 自動車用モール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6521765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250