JPS5832567Y2 - 乗用田植機におけるマ−カ−装置 - Google Patents
乗用田植機におけるマ−カ−装置Info
- Publication number
- JPS5832567Y2 JPS5832567Y2 JP1978031765U JP3176578U JPS5832567Y2 JP S5832567 Y2 JPS5832567 Y2 JP S5832567Y2 JP 1978031765 U JP1978031765 U JP 1978031765U JP 3176578 U JP3176578 U JP 3176578U JP S5832567 Y2 JPS5832567 Y2 JP S5832567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- marker
- rice transplanter
- riding rice
- link mechanism
- operating lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、乗用田植機に懸架した植付部の上昇に連動し
て左右いずれの側に突出せるマーカーをも起立せしめ、
かつ単一の操作レバーによ−って左右どちらかのマーカ
ーを択一的に側方に突出せしめることのできるマーカー
装置に係るものである。
て左右いずれの側に突出せるマーカーをも起立せしめ、
かつ単一の操作レバーによ−って左右どちらかのマーカ
ーを択一的に側方に突出せしめることのできるマーカー
装置に係るものである。
一般に、乗用田植機には、機体の走行に伴って円面に次
回の走行位置をマークせしめる線引きマーカー、又はこ
のマーク或は既植付苗列をトレースして機体を走行させ
ることにより圃場に苗を整然と植付ける役割を果すため
のトレースマーカーなどのマーカーが装備されているが
、このものは通常機体の左右側方に突出するよう配設さ
れていて、苗植付時には左右いずれかのマーカーを倒伏
して側方に突出せしめ、機体の同行時には倒伏したマー
カーを起立せしめる一方、他方のマーカーを倒伏せしめ
て突出側を左右交互に変えてマークするものであった。
回の走行位置をマークせしめる線引きマーカー、又はこ
のマーク或は既植付苗列をトレースして機体を走行させ
ることにより圃場に苗を整然と植付ける役割を果すため
のトレースマーカーなどのマーカーが装備されているが
、このものは通常機体の左右側方に突出するよう配設さ
れていて、苗植付時には左右いずれかのマーカーを倒伏
して側方に突出せしめ、機体の同行時には倒伏したマー
カーを起立せしめる一方、他方のマーカーを倒伏せしめ
て突出側を左右交互に変えてマークするものであった。
しかしながら、従来、左右マーカーは夫々別々の操作レ
バーで起倒操作せしめていたから、たとえ植付部の上昇
に連動してマーカーを起立せしめるように構成したとし
ても、機体回行時における繁雑な回行操作中に左右側々
の操作レバーを選択操作しなければならず、従って上記
選択操作に誤りが生じる許りか運転にも誤操作が生じ作
業能率の低下をもたわしでいた。
バーで起倒操作せしめていたから、たとえ植付部の上昇
に連動してマーカーを起立せしめるように構成したとし
ても、機体回行時における繁雑な回行操作中に左右側々
の操作レバーを選択操作しなければならず、従って上記
選択操作に誤りが生じる許りか運転にも誤操作が生じ作
業能率の低下をもたわしでいた。
そこで、左右のマーカーを、単一の操作レバーの傾倒操
作によっていずれか一方のみ倒伏できるようにする試み
もあるが、このものは、左右マーカーを各別に起倒操作
せしめる左右の油圧機構を設け、この両油圧機構を単一
の操作レバーで切換操作するようにしたものであるため
、複雑な油圧作動機構が必要となるうえに、油圧ポンプ
、油圧シリンダ等を装備しなければならず、機体重量が
増大し大型化してしまう欠点がある。
作によっていずれか一方のみ倒伏できるようにする試み
もあるが、このものは、左右マーカーを各別に起倒操作
せしめる左右の油圧機構を設け、この両油圧機構を単一
の操作レバーで切換操作するようにしたものであるため
、複雑な油圧作動機構が必要となるうえに、油圧ポンプ
、油圧シリンダ等を装備しなければならず、機体重量が
増大し大型化してしまう欠点がある。
本考案は、上記の如き実状に鑑み、その欠点を一掃すべ
く創案されたものであって、植付部の上昇に連動して倒
伏位置から起立位置に変位する左右のマーカーを、植付
部下降時において、単一の操作レバーの切換操作によっ
て左右いずれか一方を選択的に倒伏せしめることができ
るものでありながら、左右マーカーの単一の操作レバー
による選択的な倒伏作動を、複雑な油圧作動機構を設け
ることなく行なうことができるようにして構造の簡略化
と機体重量の軽減化を図り得てコンパクト化することの
できる乗用田植機におけるマーカー装置を提供すること
を目的としたものである。
く創案されたものであって、植付部の上昇に連動して倒
伏位置から起立位置に変位する左右のマーカーを、植付
部下降時において、単一の操作レバーの切換操作によっ
て左右いずれか一方を選択的に倒伏せしめることができ
るものでありながら、左右マーカーの単一の操作レバー
による選択的な倒伏作動を、複雑な油圧作動機構を設け
ることなく行なうことができるようにして構造の簡略化
と機体重量の軽減化を図り得てコンパクト化することの
できる乗用田植機におけるマーカー装置を提供すること
を目的としたものである。
次に、本考案の構成を図面に示された一実施例について
説明すれば、1は乗用田植機の走行機体であって、該走
行機体1はエンジン2を搭載したフレーム3の後部両側
に駆動輪4を軸架すると共に、上記フレーム3の前部に
はハンドル5に連係された操向駆動輪6が軸架され、ハ
ンドル5の後方に操縦席7が装着されている。
説明すれば、1は乗用田植機の走行機体であって、該走
行機体1はエンジン2を搭載したフレーム3の後部両側
に駆動輪4を軸架すると共に、上記フレーム3の前部に
はハンドル5に連係された操向駆動輪6が軸架され、ハ
ンドル5の後方に操縦席7が装着されている。
8は機体後方に設けた昇降リンク機構であって、該昇降
リンク機構8はその前端部をフレーム3の後部両側に枢
着したアッパリンク8aとロアリンク8bとで平行ノン
ク機構を構成すると共に、アッパリンク8aとロアリン
ク8bの前端枢着部とは油圧シリンダ9で連結され、該
油圧シリンダ9を伸縮作動させることにより、昇降リン
ク機構8の後端部に装着された植付部10が昇降自在と
なっている。
リンク機構8はその前端部をフレーム3の後部両側に枢
着したアッパリンク8aとロアリンク8bとで平行ノン
ク機構を構成すると共に、アッパリンク8aとロアリン
ク8bの前端枢着部とは油圧シリンダ9で連結され、該
油圧シリンダ9を伸縮作動させることにより、昇降リン
ク機構8の後端部に装着された植付部10が昇降自在と
なっている。
そして、植付部10の苗植付装置用フレーム11には左
右往復移動する前傾状の苗載置台12、該フレーl、1
1と田面との間を一定の軌跡を描いて上下に往復循環連
動する植付杆13等を装着し、また上記フレーム11の
下部にはフロート11 aが装着されている。
右往復移動する前傾状の苗載置台12、該フレーl、1
1と田面との間を一定の軌跡を描いて上下に往復循環連
動する植付杆13等を装着し、また上記フレーム11の
下部にはフロート11 aが装着されている。
14はマーカーであって、マーカー14は植付部10の
後端に機体の左右側方に突出すべくその基部を回動自在
に枢支され、先端部には線引き片15が突設されている
。
後端に機体の左右側方に突出すべくその基部を回動自在
に枢支され、先端部には線引き片15が突設されている
。
そして、マーカー14の枢支軸14 a近傍にはワイヤ
ー16の装着部14bが突設されていて、枢支軸14a
を中心にワイヤー16を引張るとマーカー14は起立し
、弛めるとマーカー14の自重により倒伏して機体側方
に突出するよう構成されている。
ー16の装着部14bが突設されていて、枢支軸14a
を中心にワイヤー16を引張るとマーカー14は起立し
、弛めるとマーカー14の自重により倒伏して機体側方
に突出するよう構成されている。
一方ワイヤー16の他端側は、アウター止め16 aを
介在してアッパリンク8aの機体側枢支軸8Cに新曲部
が枢支されたベルクランク17の一側端に装着される。
介在してアッパリンク8aの機体側枢支軸8Cに新曲部
が枢支されたベルクランク17の一側端に装着される。
ベルクランク17の他端側は連結杆18を介して、操縦
席7近傍のマーカー操作装置19に配設された回動自在
の揺動アーム20の一側20 aに連結されている。
席7近傍のマーカー操作装置19に配設された回動自在
の揺動アーム20の一側20 aに連結されている。
即チ、起立位置にあるマーカー14が倒伏して側方に突
出すれば、ワイヤー16は第2図の如く矢印A方向に引
張られ、これに伴いベルクランク17は矢印イ方向に、
そして揺動アーム20は矢印A方向に回動することにな
る。
出すれば、ワイヤー16は第2図の如く矢印A方向に引
張られ、これに伴いベルクランク17は矢印イ方向に、
そして揺動アーム20は矢印A方向に回動することにな
る。
一方、ベルクランク17のワイヤー取付側の腕には係止
ピン21がアッパリンク8aの上方に位置して突設され
ており、アッパリンク8aが枢支軸8Cを中心に上方回
動すると、係止ピン21がアッパリンク8aに上方側か
ら接当してベルクランク17は矢印口方向に強制回動さ
れてマーカー14を起立せしめるとともに、揺動カーム
20を矢印B1方向に回動することになる。
ピン21がアッパリンク8aの上方に位置して突設され
ており、アッパリンク8aが枢支軸8Cを中心に上方回
動すると、係止ピン21がアッパリンク8aに上方側か
ら接当してベルクランク17は矢印口方向に強制回動さ
れてマーカー14を起立せしめるとともに、揺動カーム
20を矢印B1方向に回動することになる。
22は操縦席7近傍に装着された一対のU字状のブラケ
ットであって、該ブラケット22には係止杆23が抜差
し自在に貫装されている。
ットであって、該ブラケット22には係止杆23が抜差
し自在に貫装されている。
さらにブラケット22の内面間及び外側面外方には、係
止杆23に固着された止め板24.24’がそれぞれ配
設されると共に、止め板24とブラケット22との間に
はコイルバネ25が装着されている。
止杆23に固着された止め板24.24’がそれぞれ配
設されると共に、止め板24とブラケット22との間に
はコイルバネ25が装着されている。
26はスライド板であって、該スライド板26は、その
中央部が、取付ブラケット27の枢軸27 aに枢支さ
れたマーカー用の操作レバー28から突出したピン28
aに係合されて長手方向に移動自在に構成されている
。
中央部が、取付ブラケット27の枢軸27 aに枢支さ
れたマーカー用の操作レバー28から突出したピン28
aに係合されて長手方向に移動自在に構成されている
。
さらに、スライド板26の両端立上り部26 a26
aには上記係止杆23 、23が貫通されているが、係
止杆23.23の外側端には抜は止めピン23 aが装
着されており、一方向側端は揺動アーム20の作動部2
0 bに係止自在に装着されていて、起立位置にあるマ
ーカー14を係止固定するようになっている。
aには上記係止杆23 、23が貫通されているが、係
止杆23.23の外側端には抜は止めピン23 aが装
着されており、一方向側端は揺動アーム20の作動部2
0 bに係止自在に装着されていて、起立位置にあるマ
ーカー14を係止固定するようになっている。
そして、これら構成によってマーカー14の起立固定機
構Pが構成されている。
構Pが構成されている。
そして、操作レバー28を第3図の如く、矢印へ方向に
動かすと、スライド板26と共に係止杆23が移動して
揺動アーム20の係止杆23による係止が解除されるよ
うになっている。
動かすと、スライド板26と共に係止杆23が移動して
揺動アーム20の係止杆23による係止が解除されるよ
うになっている。
尚、実施例においてはマーカー14は苗植付装置に設け
られた線引きマーカーの例について説明しであるが、こ
れを機体側に設けてもよく、又、既植付苗をトレースす
るトレースマーカーであってもよい。
られた線引きマーカーの例について説明しであるが、こ
れを機体側に設けてもよく、又、既植付苗をトレースす
るトレースマーカーであってもよい。
次に叙上の如く構成された本考案の作用について説明す
る。
る。
走行機体1は、後方に懸架した苗植付装置を下降せしめ
て牽引する際にフロー) 11 aを田面に滑走させな
がら従来と同様に苗載置台12を左右に往復移動させ、
植付杆13を植付循環運動させて苗載置台12に収容載
置した集団苗を一株あて分割して取り出し、これを円面
に挿植するのであるが、この苗植付走行時と同時にマー
カー14によって次植付行程をマークする必要がある。
て牽引する際にフロー) 11 aを田面に滑走させな
がら従来と同様に苗載置台12を左右に往復移動させ、
植付杆13を植付循環運動させて苗載置台12に収容載
置した集団苗を一株あて分割して取り出し、これを円面
に挿植するのであるが、この苗植付走行時と同時にマー
カー14によって次植付行程をマークする必要がある。
そのためには、植付部が下降位置にある状態で、作業者
が操作レバー28を未植付側に傾倒せしめれば、傾倒側
のマーカー14が倒伏して機体側方に突出することにな
る。
が操作レバー28を未植付側に傾倒せしめれば、傾倒側
のマーカー14が倒伏して機体側方に突出することにな
る。
即ち、操作レバー28を矢印へ方向に傾倒すると、スラ
イド板26と共に係止杆23が移動して揺動アーム20
の係止杆23による係止が外れると、傾倒側のマーカー
14は、自重によって、ワイヤー16を矢印A方向に引
張ってベルクランク17を矢印イ方向に回動せしめると
ともに揺動アーム20を矢印A1方向に回動しながら倒
伏して機体側方に突出し、線引き操作をすることができ
る。
イド板26と共に係止杆23が移動して揺動アーム20
の係止杆23による係止が外れると、傾倒側のマーカー
14は、自重によって、ワイヤー16を矢印A方向に引
張ってベルクランク17を矢印イ方向に回動せしめると
ともに揺動アーム20を矢印A1方向に回動しながら倒
伏して機体側方に突出し、線引き操作をすることができ
る。
−古道のマーカー14を突出したい場合には、操作レバ
ー28を前記と逆方向に傾倒すればよい。
ー28を前記と逆方向に傾倒すればよい。
この倒伏状態では、傾倒側の係止杆23が揺動アーム2
0に接当して中立位置への復帰が阻止されるため、線引
作業時における操作レバーの誤操作を防止することがで
きる。
0に接当して中立位置への復帰が阻止されるため、線引
作業時における操作レバーの誤操作を防止することがで
きる。
また、走行機体1の回行時あるいは路上走行時等には倒
伏したマーカー14を起立する必要があるが、これには
、昇降リンク機構8を上昇作動して植付部10を上昇せ
しめると、これに伴って上方回動するアッパリンク8a
に係止ピン21が上方から係止してベルクランク17も
支点8Cを中心に矢印口方向に回動し、倒伏位置にある
マーカー14を植付部10の上昇に連動して自動的に起
立することができる。
伏したマーカー14を起立する必要があるが、これには
、昇降リンク機構8を上昇作動して植付部10を上昇せ
しめると、これに伴って上方回動するアッパリンク8a
に係止ピン21が上方から係止してベルクランク17も
支点8Cを中心に矢印口方向に回動し、倒伏位置にある
マーカー14を植付部10の上昇に連動して自動的に起
立することができる。
このとき、揺動アーム20は矢印B1方向に回動される
が、倒伏していたマーカー14が起立位置に上昇すると
、係止杆23の揺動アーム20−1の接当が解除され、
係止杆23は、コイルバネ25の復元力によって操作レ
バー28とともに中立位置に自動復帰して揺動アーム2
0に係止し、揺動アーム20の回動を規制して、マーカ
ー14を起立位置に固定することができる。
が、倒伏していたマーカー14が起立位置に上昇すると
、係止杆23の揺動アーム20−1の接当が解除され、
係止杆23は、コイルバネ25の復元力によって操作レ
バー28とともに中立位置に自動復帰して揺動アーム2
0に係止し、揺動アーム20の回動を規制して、マーカ
ー14を起立位置に固定することができる。
この様に、マーカー14が起立位置に達すると、操作レ
バー28は、係止杆23とともに中立位置に自動復帰し
て左右マーカー14を起立位置に固定するため、機体回
行後に植付部10を下降せしめてもマーカー14は倒伏
することがなく、操作レバー28の復帰忘れによるトラ
ブルを確実に防止することができる。
バー28は、係止杆23とともに中立位置に自動復帰し
て左右マーカー14を起立位置に固定するため、機体回
行後に植付部10を下降せしめてもマーカー14は倒伏
することがなく、操作レバー28の復帰忘れによるトラ
ブルを確実に防止することができる。
この様に本考案では、植付部10の上昇によって起立固
定されたマーカー14を、単一の操作レバー28で単独
下降できるようにしたものであるが、従来のように油圧
作動機構を用いることなくマーカー14自身の自重を利
用して行なうことか゛で゛きるため、構造の簡略化と機
体重量の軽減化を図ることができる。
定されたマーカー14を、単一の操作レバー28で単独
下降できるようにしたものであるが、従来のように油圧
作動機構を用いることなくマーカー14自身の自重を利
用して行なうことか゛で゛きるため、構造の簡略化と機
体重量の軽減化を図ることができる。
これを要するに、本考案は、乗用型走行機体の昇降リン
ク機構を介して植付部を懸架し、上記昇降ノンク機構と
左右マーカーとを、昇降リンク機構の上昇動に連動して
左右マーカーが倒伏位置から起立位置に変位するように
連動連結した乗用田植機において、上記起立位置に変位
した左右マーカーを、単一の操作レバーが自動復帰する
中立位置でそれぞれ固定する左右の起立固定機構に連動
連結し、上記左右の起立固定機構を単一操作レバーの切
換えに連動して起立位置にある片側マーカーのみの固定
を解除すべく構成したから、左右マーカーは、昇降リン
ク機構の上昇動を利用して自動的に起立位置に変位する
ことができるものでありながら、その起立位置では、単
一の操作レバーに連動する左右の起立固定機構によって
起立保持することができる。
ク機構を介して植付部を懸架し、上記昇降ノンク機構と
左右マーカーとを、昇降リンク機構の上昇動に連動して
左右マーカーが倒伏位置から起立位置に変位するように
連動連結した乗用田植機において、上記起立位置に変位
した左右マーカーを、単一の操作レバーが自動復帰する
中立位置でそれぞれ固定する左右の起立固定機構に連動
連結し、上記左右の起立固定機構を単一操作レバーの切
換えに連動して起立位置にある片側マーカーのみの固定
を解除すべく構成したから、左右マーカーは、昇降リン
ク機構の上昇動を利用して自動的に起立位置に変位する
ことができるものでありながら、その起立位置では、単
一の操作レバーに連動する左右の起立固定機構によって
起立保持することができる。
しかも、起立固定された左右マーカーは、単一の操作レ
バーの切換え操作によって一方の起立固定機構を選択的
に解除するだけで、解除されたマーカーは自重を利用し
て単独下降させて倒伏状態にすることができて、マーカ
ーの選択的な倒伏操作を、油圧作動機構のような複雑な
機構を設けることなく、構造が簡単で軽量化を図りなが
ら単一の操作レバーによって誤りなく確実に行なうこと
ができるものである。
バーの切換え操作によって一方の起立固定機構を選択的
に解除するだけで、解除されたマーカーは自重を利用し
て単独下降させて倒伏状態にすることができて、マーカ
ーの選択的な倒伏操作を、油圧作動機構のような複雑な
機構を設けることなく、構造が簡単で軽量化を図りなが
ら単一の操作レバーによって誤りなく確実に行なうこと
ができるものである。
図面は、本考案に係る乗用田植機におけるマーカー装置
の一実施例を示すものであって、第1図は乗用田植機の
全体側面図、第2図は要部側面図、第3図及び第4図は
作用を示す要部平面図、第5図は線引き用マーカーの要
部側面図である。 尚図中、1は走行機体、10は植付部、14はマーカー
、20は揺動アーム、23は係止杆、28は操作レバー
である。
の一実施例を示すものであって、第1図は乗用田植機の
全体側面図、第2図は要部側面図、第3図及び第4図は
作用を示す要部平面図、第5図は線引き用マーカーの要
部側面図である。 尚図中、1は走行機体、10は植付部、14はマーカー
、20は揺動アーム、23は係止杆、28は操作レバー
である。
Claims (4)
- (1)乗用型走行機体の昇降リンク機構を介して植付部
を懸架し、上記昇降リンク機構と左右マーカーとを、昇
降リンク機構の上昇動に連動して左右マーカーが倒伏位
置から起立位置に変位するように連動連結した乗用田植
機において、上記起立位置に変位した左右マーカーを、
単一の操作レバーが自動復帰する中立位置でそれぞれ固
定する左右の起立固定機構に連動連結し、上記左右の起
立固定機構を単一操作レバーの切換えに連動して起立位
置にある片側マーカーのみの固定を解除すべく構成した
ことを特徴とする乗用田植機におけるマーカー装置。 - (2)前記左右の起立固定機構を、操作レバーの中立位
置を中心とする左右いずれか一方への傾倒操作に連動し
て左右移動し、傾倒側の固定を解除する係止杆で構成し
た実用新案登録請求の範囲第1項記載の乗用田植機にお
けるマーカー装置。 - (3)@記左右の起立固定機構を、昇降リンク機構の下
降位置で、係止杆と、マーカー側に連結された揺動アー
ムとのどちらか一方の接当て中立位置への復帰を阻止可
能に構成した実用新案登録請求の範囲第2項記載の乗用
田植機におけるマーカー装置。 - (4)前記左右の起立固定機構を、昇降リンク機構の上
昇位置で、係止杆と、マーカー側に連結された揺動アー
ムとの接当を解いて中立位置に自動復帰可能に構成した
実用新案登録請求の範囲第2項または第3項記載の乗用
田植機におけるマーカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978031765U JPS5832567Y2 (ja) | 1978-03-13 | 1978-03-13 | 乗用田植機におけるマ−カ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978031765U JPS5832567Y2 (ja) | 1978-03-13 | 1978-03-13 | 乗用田植機におけるマ−カ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54135318U JPS54135318U (ja) | 1979-09-19 |
JPS5832567Y2 true JPS5832567Y2 (ja) | 1983-07-20 |
Family
ID=28883962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978031765U Expired JPS5832567Y2 (ja) | 1978-03-13 | 1978-03-13 | 乗用田植機におけるマ−カ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832567Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327541Y2 (ja) * | 1979-10-23 | 1988-07-26 | ||
JPS6334492Y2 (ja) * | 1979-12-28 | 1988-09-13 | ||
JPS6343842Y2 (ja) * | 1980-01-21 | 1988-11-15 | ||
JP2658613B2 (ja) * | 1991-04-11 | 1997-09-30 | 井関農機株式会社 | 田植機におけるマーカの起倒装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229821B2 (ja) * | 1972-10-25 | 1977-08-04 | ||
JPS5423815B2 (ja) * | 1973-09-10 | 1979-08-16 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5651692Y2 (ja) * | 1975-08-22 | 1981-12-03 | ||
JPS627054Y2 (ja) * | 1977-07-20 | 1987-02-18 |
-
1978
- 1978-03-13 JP JP1978031765U patent/JPS5832567Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229821B2 (ja) * | 1972-10-25 | 1977-08-04 | ||
JPS5423815B2 (ja) * | 1973-09-10 | 1979-08-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54135318U (ja) | 1979-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5832567Y2 (ja) | 乗用田植機におけるマ−カ−装置 | |
JPS627054Y2 (ja) | ||
JPS6327541Y2 (ja) | ||
JPS622969Y2 (ja) | ||
JPS6343843Y2 (ja) | ||
JPH0343927Y2 (ja) | ||
JPS6245531Y2 (ja) | ||
JPS643296Y2 (ja) | ||
JP2544261Y2 (ja) | 水田用歩行型移動農機の操作装置 | |
JPH0340091Y2 (ja) | ||
JPS6312657Y2 (ja) | ||
JP2554198Y2 (ja) | 水田作業機における機体固定装置 | |
JP2556806Y2 (ja) | 水田用移動農機におけるフロート支持装置 | |
JPS6029846Y2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JPH0242081Y2 (ja) | ||
JP2542351Y2 (ja) | 歩行型移動農機の操作装置 | |
JPH0328734Y2 (ja) | ||
JPS621862Y2 (ja) | ||
JPH074084B2 (ja) | 水田作業車におけるマ−カ装置 | |
JPS622970Y2 (ja) | ||
JPS5911Y2 (ja) | 田植機 | |
JP3016091B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP2583131Y2 (ja) | 水田作業機における油圧操作装置 | |
JPH0438658Y2 (ja) | ||
JPH0212808Y2 (ja) |