JPS5830912Y2 - 扉錠 - Google Patents

扉錠

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JPS5830912Y2
JPS5830912Y2 JP1976128643U JP12864376U JPS5830912Y2 JP S5830912 Y2 JPS5830912 Y2 JP S5830912Y2 JP 1976128643 U JP1976128643 U JP 1976128643U JP 12864376 U JP12864376 U JP 12864376U JP S5830912 Y2 JPS5830912 Y2 JP S5830912Y2
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JP
Japan
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latch
deadbolt
lock
handle
door lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976128643U
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English (en)
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JPS5346996U (ja
Inventor
恒雄 福地
Original Assignee
株式会社ゴ−ル
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、デッドボルトとラッチを備え、把手の操作に
よりラッチを作動し、シリンダーまたはサムターンの操
作によりデッドボルトを作動するようにした扉錠に関す
るものである。
従来の錠は第1図イの如く、ラッチAとデッドポル)B
は別個に配置される結、果、必然的に錠ケースの高□さ
寸法Hは大きくなる。
また第1図口に示される実開昭48−302961号公
報考案のものは、デッドポル)Bを等分に分割してラッ
チAの上下に配置したものであるが、この場合もデッド
ボルトBの全体の高さは第1図イと同じであり、第1図
イのものに比べて錠ケースの高さHは若干小さくはでき
るが、例えばテ゛ツドボルトBおよびラッチAの高さ各
々20 mm (強度上、通常20mmは必要である)
とすれば錠ケースの高さHを49 mm以下に設けるこ
とは不可能であった。
ところで第2図に示すアルミサツシは近年非常に多く使
用されており、その構成部材である縦框や横框は年々コ
ンパクト化されている。
特に住宅用サツシでは錠ケースが収納される□、横框D
り部のS寸法は49mm以下というコンパクトなものが
非常に多く、極端なものでは35 mm位のものがある
従って従来例のものはどれも・、錠ケースの高さを40
mni以下に設けることは不可能で上記のようなコン
パクトな住宅用サツシに取付けることはできなかった。
、、。また従来のものでは、ラ
ッチは錠ケースの前板Fの打ち抜き孔、部をガイドに作
動するが、この前板は1〜2mmと非常に薄いので、ラ
ッチの作動が不安定なうえ、閉扉時ラッチには側圧が作
用する関係上、ラッチの背面が前板の打ち抜き孔部に押
し付けられ、ラッチ背面の摩耗が激しく耐久性に劣ると
いう欠点があった。
本願考案ば上記の点に着目し、テ゛ツドボルトやラッチ
の強度は何ら低下させることなく・、上記従来の欠点を
全て解決した扉錠を提供することを目的とするものであ
る。
以下図示する実施例に基づいて説明すれば、第3図ない
し第7図は第1の実施例で、デッドボルト4は、ステン
レス鋼板などを板金加工により筒状に形成し、その高さ
方向を錠ケース2ρ側板2a、2aにガイドされると共
に、厚み方向を錠ケース2の底板2bおよびフタ板2.
Cにガイドされ進退し、錠ケース2の前板5に形成され
た窓6より出没するように:しである。
3は上記デッドボルト4内面にガイドされ、デッドポル
・ト4とは独立に進退するラッチで、斜面3aおよび背
面3bが設けである。
8.はラッチ3を突出方向に付勢するラッチバネであっ
て、錠ケース・2に固定した座板9とラッチとの間に働
かせである。
10はデッドボルト4の上辺部を延長させたデッドボル
ト柄、11はテ゛ツドボルト4を進退作動させるハブで
、その先端部11 aが上記テ゛ツドボルト柄10に設
けた孔10aに係入し、このハブ11の回動によりデッ
ドボルトが出没する。
尚デッドボルト柄10は、デッドボルト4に一体に設け
てもよく、また別体に作成に、これをデッドボルト4に
固着して一体に設けてもよい。
12はシリンダー操作杆またはサムターン操作杆で、ハ
ブ11の角孔11 bに係入し、シリンダー(図示せず
)またはサムターン(図示せず)の回動によってハブ1
1が回動する。
13は錠ケース2に固定の柱14に枢支され、一端を錠
ケース2に他端をハブ11に当接させたバネで、ハブ1
1を解錠状態(第3図)および施錠状態に安定させる為
のものである。
15はラッチ柄で、ラッチ3の側辺を延長させて設けで
ある。
15 a 、15 aはラッチ柄15に設けた段部で、
ラッチ操作用カム板16の操作部16a、16aが係合
し、カム板16の時計方向または反時計方向の回動によ
り、ラッチ3がバネ8に抗して後退する。
カム板16は、錠ケース2のフタ板2Cのハブ11を枢
着した曲成スリーブ2dの外周に、ラッチ柄15とフタ
板2Cの間に狭まれる状態に嵌装しである。
17はハブ11によるデッドボルト操作時、ハブ11が
当接しないようラッチ柄15に設けたニゲ穴である。
18は把手(図示せず)に一体固着の円弧状の操作片で
、カム板16に設けた円弧状の穴16bに係合し、把手
の回動によりカム板16を回動させ、操作部16 a
、16 aによりラッチ3を後退させる。
19は一端を錠ケース2に固定の柱20に、他端を座板
9に当接させた捩りバネで、前記把手操作片18に働か
せた把手復元バネである。
このバネ19と操作片18との関係は第8図のように、
バネ19の操作片18が係合せる部分の間隔イを、操作
片18の巾寸寸法口に等しいかそれより小さめになるよ
うに設け、操作片18の先端にテーパーを設は圧入する
ことにより、取付時操作杆18のアソビが解消できる。
つまり把手のアソビが解消できることになる。
この時カム板16の円弧状の孔の巾寸法ハは操作片18
の巾寸法口より大きく設ければよい。
尚このバネ19の働かせる方法は第9図のように、バネ
19をカム板19の突部16 C,16Cに働かせても
よく、その方法は任意である。
その化第10図は第2の実施例で、第1の実施例と同様
に筒状に形成したデッドボルト4の左右の一方に開口部
4aを設け、該開口部4aからラッチ3の背面部3bに
形成した突出部3Cを外部に望ませ、ラッチ3が受座に
係入した時、該突出部3Cを受座に当接するようにした
ものである。
また第11図に、デッドボルト4を、チャンネル状に形
成したものを示し、第11図イはコの字状に、第11図
口ではL字状に形成しである。
次に本願考案の作用効果を説明すると、デッドボルトを
鋼板の板金加工により筒状ないしはチャンネル形に形成
し、少なくともラッチの背面が該デッドボルトの内面を
ガイドに作動するようデッドボルトに嵌め込んであるの
で、例えばデッドボルトを厚さ4mmのステンレス鋼板
により形成し、ラッチの高さを従来と同じ20 mmと
すれば、デッドボルトとラッチ全体の高さは28mmと
なり、錠ケースの板厚を従来と同じ1.6mmとすれば
、錠ケースの高さは32 mmという極めてコンパクト
なものとすることができる。
次に従来のものと本願考案のテ゛ツドボルトの強度を比
較検討する。
第12図イは従来のラッチAおよびデッドボルトBを示
す正面図、第12図口は実願昭48−30296号公報
考案の同正面図である。
第13図イは本考案の同正面図で、第14図はデッドボ
ルト4の拡大図である。
公報考案の錠の、同正面図である。
■、従来の錠のデッドボルトBの強度について検討する
と ■−■デッドボルトの慣性モーメントを■とすると ■−■デッドボルトの曲げモーメントをMとすると 但しデッドボルトの材質は黄銅とし、黄銅の曲げ応力a
= 25 kg/mm2とする。
■■0次に本案のデッドボルト4の強度について検討す
る。
但し、ラッチ3は従来と全く同じ大きさのもので、デッ
ドボルト4を厚さ4mmとステンレス鋼板製とする。
II−■デッドボルト4の慣性モーメントを■4とする
と ところで 改シて II−■テ゛ツドボルト4の曲げモーメントM4とする
と 上記の通り、慣性モーメントおよび曲げモーメントの値
は従来のものより大業のデッドボルトの方が大きく、従
って本案のテ゛ツドボルトの強度の方が優れていること
が判る。
尚、L字状のチャンネル形の場合は、テ゛ツドボルトの
上辺(又は下辺)を「状に形成することによって、コの
字状の場合と強度は同程度となる。
また筒状形の場合はコの字状チャンネル形に対し若干強
度は強くなる。
以上の通り本願考案によれば、テ゛ツドボルトを鋼板な
どの板金加工により、少なくともラッチの背面を包囲す
る筒状形ないしチャンネル形に形威し、ラッチを該テ゛
ツドボルトに嵌め込み、ラッチの背面が該デッドボルト
の内面をガイドにして作動するようにしであるので、 ■ テ゛ツドボルトの高さ寸法を著しく小さくできるの
で、錠ケースの高さを極めて小さく設けることが可能で
、年々コンパクト化されているアルミサツシの横框にも
取付可能なコンパクトな扉錠を提供できる。
しかもデ゛ツドボルトの強度は従来のものに比べ劣るど
ころか、強いものを提供できる。
■ ラッチはデッドボルトの内面をガイドに作動するの
で、その作動は安定している。
しかも、従来の如くラッチ背面が前板の孔に当接しない
ので、閉扉時にラッチに側圧が作用してもラッチの背面
は摩耗せず、永年の使用に耐え得る。
■ デッドボルトは板金加工により形成できるので、従
来のように黄銅引抜材を切断加工して形成するものに比
べ、材料費や加工費が安価であり、しかも錠ケースもコ
ンパクト化され、全体として極めて安価な扉錠を提供で
きる。
など、従来のものでは奏し得なかった実用上の効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は従来の扉錠を示す。 第2図イはアルミサツシを示し、第2図口は第2図イの
A−A線の拡大断面図である。 第3図ないし、第9図は本考案の第1の実施例を示すも
ので、第3図は縦断平面図、第4図は第3図X−X線に
おける要部断面図、第5図は第3図X−X線における要
望断面図である。 第6図はデッドボルトが後退した状態の全体斜面図で、
第7図はテ゛ツドボルトが突出した状態の要部斜面図で
ある。 第8図、第9図は操作片18、カム板16およびバネ1
9との関係を示すもので、第3図X−X線における要部
拡大断面図である。 第10図ないし第11図は他の実施例を示す、要部斜面
図である。 第12図ないし、第14図は強度計算を行なうための参
考図で、第13図イ2口は従来の錠のデ゛ツドボルトB
、ラッチAを示す正面図で、第13図は本願考案の同上
正面図、第14図はテ゛ツドボルト4の拡大正面図であ
る。 1・・・・・・扉錠、2・・・・・・錠ケース、3・・
・・・・ラッチ、4・・・・・・デッドボルト、5・・
・・・・前板、11・・・・・・ハブ、10・・・・・
・テ゛ツドボルト柄、15・・・・・・ラッチ柄、16
・・・・・・カム板、18・・・・・・操作片、19・
・・・・・バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラッチ3お止びデッドボルト4を有する扉錠において、
    デッドボルト4を鋼板などの板金加工により□その形状
    を少なくとも・ラッチの背面を包囲するチャンネル形な
    い・しは筒状形に形威し、これにラッチを嵌め込み、ラ
    ッチの背面が該デッドボルトの内面をガイドに作動する
    ように設けて成ることを特徴とする扉錠。
JP1976128643U 1976-09-22 1976-09-22 扉錠 Expired JPS5830912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976128643U JPS5830912Y2 (ja) 1976-09-22 1976-09-22 扉錠

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JP1976128643U JPS5830912Y2 (ja) 1976-09-22 1976-09-22 扉錠

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Publication Number Publication Date
JPS5346996U JPS5346996U (ja) 1978-04-21
JPS5830912Y2 true JPS5830912Y2 (ja) 1983-07-08

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ID=28737888

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JP1976128643U Expired JPS5830912Y2 (ja) 1976-09-22 1976-09-22 扉錠

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59221283A (ja) * 1983-05-25 1984-12-12 愛知電機株式会社 電気缶切機
JP6153202B2 (ja) * 2014-03-14 2017-06-28 タキゲン製造株式会社 デッドボルト錠

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JPS4830296U (ja) * 1971-07-30 1973-04-13

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JPS5346996U (ja) 1978-04-21

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