JPH0197779A - 空締めボルトを備えた錠金物 - Google Patents

空締めボルトを備えた錠金物

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JPH0197779A
JPH0197779A JP63223658A JP22365888A JPH0197779A JP H0197779 A JPH0197779 A JP H0197779A JP 63223658 A JP63223658 A JP 63223658A JP 22365888 A JP22365888 A JP 22365888A JP H0197779 A JPH0197779 A JP H0197779A
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JP
Japan
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bolt
slider
lock
shaft
doorknob
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Application number
JP63223658A
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English (en)
Inventor
Marcel Gagnoud
マルセル ガニュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Etab Drevet & Co
Original Assignee
Etab Drevet & Co
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B59/00Locks with latches separate from the lock-bolts or with a plurality of latches or lock-bolts

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、錠機構要素を作動させるため、特に、鏡面板
より突き出ているヘッドと錠箱内に収められている軸と
より成る空締めボルトを作動させるためのドアノブ口ま
たは鍵機構要素、もしくは、この両者を共に備えた制御
機構を内蔵し、さらに鏡面板と結合している錠箱を含む
錠金物に関する。
本発明は、特に建具用金物の分野で実用に供せられる。
その使用目的に応じて、様々な構造を有するいくつかの
錠金物が公知である。ところで、通常用いられる様々な
種類の錠金物のうち、特に錠前とクレモンボルト付き錠
前がよく知られている。その独自性は、この種の錠前の
制御機構が、例えば、複数個の回転ボルトのような複数
の鎖錠部材を有する単数または複数の三角ボルトを作動
させ得る点にある。そのうち、クレモンボルト付き錠前
は、数ケ所で扉を鎖錠するよう、戸、窓、その他の同類
物の枠に取り付けられている受け座と協働することがで
きる点に、その独自性がある。
これと反対に、錠前タイプの錠金物は普通、より複雑で
ない制御機構を持ち、限定された数の錠機構要素しか作
動させることができない、この様な錠機構要素は空締め
ボルトと本締めボルトであることが多い。
しかしながら、通常こうした公知の錠金物は、はぼ同様
に設計され、制御機構を内蔵している錠箱を具備し、そ
の制御機構は、例えば空締めボルト、本締めボルト、単
数または複数の三角ボルトのような、各種の錠機構要素
に作用を及ぼすドアノブ口もしくは鍵機構要素、または
この両者を含み得る。
そのほか、こうした錠金物が戸・窓もしくはその同類物
の扉の竪框にはめ込まれる時、その錠箱は多くの場合、
鏡面板と接合している2枚の被覆板より成るもので、こ
の鏡面板は扉の前小口にはめ込まれる。クレモンボルト
付き錠前では、鏡面板は通常、錠箱の上下に延びており
、かつ、単数または複数の三角ボルトと接合している錠
機構部材を貫通させる役割を果たす一定数の開口部を備
える。
ドアノブ口や鍵機構要素のほか、錠前またはクレモンボ
ルト付き錠前の制御機構には、その作動を円滑に行わし
めるために要する補助部材も備えられている。例えば、
弾性戻し構造は、使用者がノブを放せば、通常、空締め
ボルトと協働して、自動的に該空締めボルトを突出位置
に戻す。同様に、上記ドアノブも、ドアノブ口に作用す
る弾性構造によって、水平静止位置に戻ることができる
さらに、この制御機構はある種の場合、鍵機構要素の作
動下において空締めボルトに作用する中継構造を備えて
いる。その結果、該空締めボルトにおいて、錠箱に収め
られるそのボルトヘッド部分は、上記の中継構造と協働
し得るように加工しなければならない。こうした加工は
どうしても、錠金物製造に際し、材料の積比を多量に出
し、製造コストを上昇させることになり易い。
従って、鏡面仮と結合している錠箱を具備し、この錠箱
内に、空締めボルトと本締めボルトを作動させる制御機
構が収められている錠前は、公知である。
こうした錠前の範囲内において、空締めボルトは、鏡面
仮より突き出ているヘッド、および、このヘッドを錠箱
内に延長させる軸より構成される。
この軸は、錠箱の被覆板の1つと結合している軸受に滑
動するように取り付けられる。さらに、該軸にはめ込ま
れていて、上記軸受とも、この軸に取り付けられている
止め金具とも協働する弾性部材は、空締めボルトを突出
位置に保持することができる。
空締めボルトの制御は、使用者がノブを介して操作し得
るドアノブ口の作動によって、または、鍵機構によって
、行われる。そのため、上記ドアノブ口には、空締めボ
ルト軸の自由部分に備えられている第2止め金具と協働
する制御ピンが取り付けられている。そのほか、この軸
の前部はふくらんでいて、そこには溝があり、そのため
、鍵機構要素に結合している中継構造と空締めボルトと
の協働が可能になっている。
こうした錠前は、空締めボルトの特殊な形態に由来する
いくつかの不都合がある。
つまり、鍵機構要素と関連する中継構造と空締めボルト
軸との協働関係によって、一方では溝加工が可能なよう
に、当該軸の前部にふくらみを持たせなければならず、
そのため余分な材料が必要となる。他方では、上記の仲
継構造のため、比較的許容範囲の狭い設計をせまられる
ことになる。
また、加工して、空締めボルト軸に取りつけなければな
らない止め金具より、もう一つの不都合が生ずる。それ
は、こうした加工や取り付は作業がしばしば非常に困難
で、実施し難いということである。
このような様々な不都合が加わって全体として、たとえ
、複雑な構造より生ずる信頼性の低さを別にしても、錠
前の製造コストは比較的高くなる。
本発明の目的は、上記の不都合を全てにわたって改善す
ることで、つまり、必要な機能を確保しつつ、従来より
複雑でない制御機構を有する、錠前、クレモンボルト付
き錠前などのような、錠金物を提案することである。
その目的を達成すべく、本発明によれば錠機構要素を作
動させるため、特に、錠面板より突き出ているヘッドと
錠箱内に収められている軸とより成る空締めボルトを作
動させるため、ドアノブ口または鍵機構要素もしくは、
この両者を共に備えた制御機構を内蔵し、また鏡面仮と
結合している錠箱を含む錠金物であって、かつ該空締め
ボルトは、一方では、この空締めボルトの軸に、自由に
回転し得るように取り付けられているスライダより成る
制御機構を具備し、他方では、控えボルトより成る案内
・位置決め機構を具備し、上記スライダは、鍵機構要素
に結合している制御部材とドアノブ口に接合している制
御部材それぞれが作用を及ぼす、支持面を有しており、
さらに、上記案内・位置決め機構は、錠箱の被覆板と協
働する軸にスライダと同様に取り付けられ、該控えボル
トは、空締めボルトに対してもスライダに対しても、錠
箱内への案内の役割を果たすことを特徴とする、空締め
ボルトを備えた、錠前もしくはクレモンボルト付き錠前
のような、錠金物が提供される。
本発明によって得られる利点の基本的なものは、一方で
は、コストのかかる加工を避け、他方では、使用する原
材料を最小限に抑制することによって、空締めボルトの
設計を単純化することにある。
本発明に関するその他の目的や利点は、添付の図を参照
しながら行われる以下の説明に示すこととする。
以下の説明に関連する第1図は、この場合特に、本発明
に準拠した錠前タイプの錠金物を図示している。
しかしながら、本発明は、その発明の枠と本質から逸脱
しない限り、他のタイプの錠前、特にクレモンボルト付
き錠前にも適用され得るのは、明白である。
それは、以下に記すように、クレモンボルト付き錠前に
これを適用するため、本発明にほどこさなければならな
い最小限度の変更は、専門家にとっては可能な範囲内の
ものだからである。
例えば、第1図に示されており、しかも本発明に準拠し
た錠金物1は、基本的に、錠面板3と結合しており、か
つ、制御機構4を内蔵する錠箱2より成る錠前で、この
制御機構4は、錠機構要素5.6、ここでは特に参照番
号5の空締めボルトと参照番号6の本締めボルトを作動
させるものである。
戸、窓もしくはその類似品の扉の前竪框にはめ込むこと
ができる錠金物の枠内において、通常、その錠箱2は、
控えボルトによって互いに結合され、リベット締めまた
は溶接などによって錠面板3にはめ込まれる、2枚の被
覆板によって構成される。
この錠前の制御機構4は、回転すれば軸9と1体になり
、空締めボルト5と協働する、ドアノブ口8を備える。
軸9の中央部には、ノブ操作角状ステムが貫通する1つ
の正方形の穴がうがたれている。このノブ操作角状ステ
ムによって、利用者は、該ドアノブ口8に作用を及ぼす
ことができる。
また、注目すべきことは、第1図の枠内においては、こ
のドアノブ口8は空締めボルト5とのみ協働するという
ことである。クレモンボルト付き錠前の制御Ja Jr
rIiに介入するこの様なドアノブ口8は、回転ボルト
のような錠機構部材を有する、例えば単数または複数の
三角ボルトを作動させる複数の制御部材を備えているこ
ともある。
−殻内に、ドアノブ口8には、戸を閉めたり、開けたり
した後、操作ノブを静止位置に戻すことができる弾性戻
し構造が備えられている。例えば、現技術水準において
周知の実施方法に従って、錠箱2の一方の被覆板7に付
いている控えボルトもしくは突起とも、またドアノブ口
8とも協働している、螺旋バネのような弾性部材が軸9
の周囲に巻かれている。
そのほか、制御機構4には、内筒もしくはその他のもの
のような錠機構要素11が備えられ、この錠機構要素は
、制御部材12.13を介して、空締めボルト5と本締
めボルト6をそれぞれ作動させる機能を有している。
本発明の特徴の一つは、空締めボルト5の特性によって
、必要な機能を満たしながら、同時に制御機構4の複雑
性を緩和している点にある。
すなわち、本発明に従えば、空締めボルト5には、錠箱
2と協働する案内・位置決め構造14、空締めボルト5
を作動位置に自動的に戻す、つまり錠面板3より突き出
ている位置に戻す集中弾性戻し構造14、および、ドア
ノブ口8または鍵機構要素11もしくはこの両者と相互
作用する制御構造16が具備されている。
より正確には、空締めボルト5は、錠面板3内にうがた
れている孔18を通り錠面板3より出ているボルトの頭
部であるヘッド17より成る。このヘッド17は、案内
・位置決め構造14を具備し、錠箱2に収められている
、水平な軸19と接合している。
ここで特にとりあげた実施例では、上記案内・位置決め
構造14は、錠箱2の被覆板7に直角に配される控えボ
ルト20より成り、この控えボルトは、空締めボルト5
の軸19を貫通させる役割を果たす穴21をその中心に
有している。この控えボルト20は、錠箱2の取り付け
の後、被覆板7と結合される。そのため、この被覆板1
7は、舌状突起22がはめ込まれる溝を備えており、こ
の舌状突起22は、控えボルト20の上小口と下小口に
位置するもので、穴21内で軸19が滑動するとき、上
記控えボルトが絶対に動かないようにする役割を果たす
空締めボルト5の制御構造16は、軸19に自由に回転
し得るように取り付けられているスライダ23より成る
点で優れている。このスライダ23には、それぞれが鍵
機構要素11に結合し、かつドアノブ口8と接合してい
る2本の制御部材12 、16と協働する支持面24 
、25がある。
この場合特に、上記スライダ23には、横断側板28 
、29によって両端が画されている中央孔27がうがた
れており、この中央孔27は、控えボルト20や空締め
ボルト5の軸19を貫通させる役割を果たす。この軸1
9は、横断側板28 、29にあけられた穴30を通っ
て、該横断側板28 、29を貫通する。
組立て後、スライダ23の前部横断側板29は、ボルト
のヘッド17の内側面31に接触するようになることに
、注意してほしい。そのほか、上記スライダ23の後部
横断側板2Bと協働する、クリッピング構@23または
その他のものは、このスライダ23が転位するとこれを
動かなくすることができる。
かくして、空締めボルト5が制御される場合、スライダ
23は控えボルト20に対して転位する。
優れている点は、上記控えボルト20の中央側面小口3
4が、スライダ23の中央孔27の長手小口33と協働
し、その結果、錠箱2の内部にこのスライダ23を案内
できるということである。
スライダ23の支持面24 、25に関しては、この支
持面24 、25はそれぞれ、上記スライダ23の長手
小口37と接合し、かつスラスト受け面36を備えてい
る翼35より構成されている。かくして、i!機構要素
11を作動させると、特にスライダ23の翼35のスラ
スト受け面36および空締めボルト5と、その上部先端
が協働する、制御部材12を介して、空締めボルト5に
作用を及ぼすことができる。支持面24は、その形態上
、空締めボルト5と制御部材12との結合をかなり容易
にすることに、留意されたい。また、この制御部材12
の設計において、比較的幅の広い許容値をとれることに
も、注意されたい。
そのほか、上記ドアノブ口8に接合している制御部材2
6と、スライダ23の後部横断側板28とが協働するこ
とによって、ドアノブ口8が回転すると、空締めボルト
5が引き込まれる。
錠金物、特に空締めボルト5の良好な作動を確保するに
は、回転するときスライダ23をしっかり軸19に固定
させておくことが不可欠である。
そのため、この実施例では特に、制御部材26は、ドア
ノブ口8のヘッドを径方向に延長した2本の平方なブラ
ンチより成るフォーク39より構成される。
スライダ23と空締めボルト5の軸19とが結合してい
る上記2本のブランチは、これらのブランチ下部58に
おいて、上記スライダ23の厚59よりかなり広いが、
特に狭い間隔を保持している。この様な形態の利点は、
回転時にスライダ23が固定されることばかりでなく、
空締めボルト5が鍵機構要素11により制御される場合
、転位時にスライダ23の錠箱2内への案内が確保され
ることにもある。そのほか、このフォーク39があれば
、空締めボルト5の軸19にかかる応力をより良く分散
させることができる。それは、フォーク39の2本のブ
ランチが、上記軸19に対し左右対称に、スライダ23
の後部横断側板28と協働するからである。
錠箱2内への空締めボルト5の引き込みは、何らかの公
知の方法、たとえば、上記錠箱2と接合し、かつ、スラ
イド23と協働している止め金具によって、もしくは、
被覆板7を適当に改良することによって、制限すること
ができる。かくして、被覆板7には、その前小口40に
、空締めボルト5に直角に作られた凹部41があり、そ
の深さによって、錠箱2内への空締めボルトへ、ド17
の最大引き込み値が定まる(この実施例は、第1図に示
されている)。
空締めボルト5の設面板3よりの最大突出位置について
は、一部分、中央孔27の長さ42によって定まり、ま
た、錠箱2内の控えボルト20の位置やフォーク39の
ブランチの幅によっても左右される。
それは、最大突出位置において、上記フォーク39の前
小口43は控えボルト20に突き当たり、他方、該フォ
ーク39の後ろ小口44は後部横断側板28と協働する
からである。′ ここで特に採りあげられた実施例では、弾性戻し構造1
5は実質的に、軸19にはめ込まれている螺旋バネ45
によって構成されており、この螺旋バネは、その両端4
6 、47においてそれぞれ、スライダ23の前部横断
側板29と控えボルト20に突き当たる。かくして、利
用者がドアノブ口8もしくは鍵機構要素11を操作すれ
ば、空締めボルト5は錠箱2内で滑動し、控えボルト2
0に対してスライダ23を転位させ、その結果、螺旋バ
ネ45の収縮が起こる。上記ドアノブ口8もしくは上記
鍵機構要素11に実施した操作を解除すれば、この螺旋
バネ45は、スライダ23の前部横断側板29を押し戻
すことができ、また、空締めボルト5を設面板3に対し
て突出している位置に戻すことができる。
特殊な形状の故に、空締めボルト5の制御構造16、錠
箱2内の空締めボルト5の案内・位置決め構造14、お
よび、弾性戻し構造15は全体として、残りの制御機構
4の部分および錠箱2の部分から切り離され、その結果
、本発明に準拠するこのような錠金物1の組立てがかな
り容易になる。
こうした錠金物1はまた、空締めボルト5に180°の
回転を与える回転機構48を有し、上記空締めボルトの
可逆性を保証し、従って、錠金物1の可逆性も確保して
いる。回転機構48は、錠箱2の外部から、より正確に
は、扉の前小口から、また、空締めボルト5の軸19に
直角に錠箱2の後ろ小口50にあけられた開口部49か
ら、接触することができる点が優れている。
この実施例では特に、上記の回転機構48は弾性構造5
1より構成されているので、ヘッド17を設面板3にあ
けられた孔18から押し出すように、上記へラド17を
外側に向けて突出させることができる。軸19は、スラ
イダ23の横断側板28 、29の穴30と、控えボル
ト20にうがたれた穴21内をそれぞれ滑動するので、
上記の位置で、空締めボルト5に180°の回転を与え
ることができる。
弾性構造51は実質的に、後部横断側板28の後部54
に対し突き出している軸19の突出部53に巻かれてい
る螺旋バネ52より構成されている。このバネ52は、
軸19の軸端56に取り付けられている座金55とも上
記後面54とも同時に協働する。
かくして、軸19のヘッド17または軸端56にそれぞ
れ引張り力もしくは圧力がかけられるため、バネ52は
圧縮されて、空締めボルト5は水平に移動し、上記ヘッ
ド17を孔18の外に突出させる。180°の回転の後
、ヘッド17は、バネ52に作用する弾性戻し力のため
に、ふたたび上記孔18内に入り込む。
錠箱2の開口部49より行われるこの空締めボルト3の
回転は、軸19の軸端56に溝57が作られているため
、ねじ回しをそこに差し込んで行うことができ、容易に
なっている。
そのため、錠金物の組み立てに際し、空締めボルトの方
向に関する注意を払う必要がなくなる。
軸19の突出部53へのバネ52の取り付けを容易にす
るため、座金55は、この場合特に、軸19の軸端56
に備えられている端末ネックと協働する帯状クリップま
たはその同等物によって構成される場合がある。
スライダ22は、空締めボルトおよび、この場合特に、
ヘッドの案内を、これらの回転中に行うという機能を果
たすことが可能で、上記ヘッドの設面板3の孔18への
再導入を容易にする点が優れている。
このため、第1の実施例でば、スライダ23の前部横断
側板29の寸法は、孔18よりかなり大きくなっている
。その結果、バネ52が圧縮される時、横断側板29は
設面板3と協働し、この両者間に大きな摩擦力を発生さ
せる。これによって、空締めボルト5の回転時に上記孔
18に対するヘッド17のずれを避けることができる。
第2の実施例では、スライダ23の前部横断側板29の
寸法は、孔18の寸法よりかなり小さくなる。この場合
、バネ52の圧縮によって、孔18の外にヘッド17は
突出させ、られるばかりではなく、上記孔18内に前部
横断側板29を入り込ませる。その結果、孔18の長平
方向および横手方向の小口と、前部横断側板29の側面
小口60および下部・上部小口61間において、協働が
なされ、空締めボルト5が案内される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る錠金物の平面図である(被覆板
の1つは、取り除かれている)。 第2図は、第1図に示されている錠金物に取り付けられ
ている空締めボルトの一部の拡大詳細図である。 第3図は控えボルトの正面図である。 第4図は、空締めボルトの制御構造を構成するスライダ
の平面図である。 第5図は、第4図に示されているスライダの立面図であ
る。 2・・・錠箱、      3・・・設面板、17・・
・ヘッド、     19・・・軸、20・・・控えボ
ルト、  23・・・スライダ、24・・・支持面、 
   25・・・支持面、26・・・制御部材、   
 35・・・翼、36・・・スラスト受け面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、錠機構要素を作動させるため、特に、錠面板より突
    き出ているヘッドと錠箱内に収められている軸とより成
    る空締めボルトを作動させるため、ドアノブ口または鍵
    機構要素、もしくは、この両者を共に備えた制御機構を
    内蔵し、また錠面板と結合している錠箱を含む錠金物で
    あって、該空締めボルト(5)はスライダ(23)より
    成る制御機構(16)を具備し、このスライダ(23)
    は、上記空締めボルト(5)の軸(19)に、自由に回
    転し得るように取り付けられ、また上記軸(19)の貫
    通孔としての役割を果たす中央孔(27)を有し、この
    中央孔(27)は、穴(30)を有する横断側板(28
    、29)によってその両端が画されており、さらにこの
    横断側板(28、29)は、クリッピング機構等と協働
    し、また空締めボルト(5)に関連するヘッド(17)
    の内側面(30)とも協働し、該スライダ(23)が転
    位すると上記軸(19)上においてこのスライダ(23
    )を固定するものであり、前部横断側板(29)は、空
    締めボルト(5)のヘッド(17)を通過させるために
    錠面板(3)にうがたれた孔(18)または錠面板(3
    )と協働し、上記ヘッド(17)が該孔(18)から突
    き出した後、錠箱(2)内で空締めボルト(5)が回転
    すると、この空締めボルト(5)を案内し、また、上記
    スライダ(23)は、錠機構要素(11)に結合してい
    る制御部材(12)とドアノブ口(8)に接合している
    制御部材(26)がそれぞれ作用を及ぼす支持面(24
    、25)を有しており、一方の支持面(24)は、上記
    スライダ(23)の長手方向小口(37)に接合してい
    る、スライド受け面(36)を備えた翼(35)より成
    り、他方、ドアノブ口(8)の制御部材(26)が作用
    を及ぼす支持面(25)は、スライダ(23)の後部横
    断側板(28)より成ることを特徴とする、空締めボル
    トを備えた、錠前もしくはクレモンボルト付き錠前のよ
    うな、錠金物。 2、空締めボルト(5)は、軸(19)に取り付けられ
    、スライダ(23)の中央孔(27)内を通る控えボル
    ト(20)より成る案内・位置決め機構(14)を具備
    し、この控えボルト(20)は、一方では、錠箱(2)
    の被覆板(7)と、他方では、上記中央孔(27)の長
    手方向小口(23)と協働し、空締めボルト(5)とス
    ライダ(23)を同時に錠箱(2)内に案内することを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の錠金物。 3、ドアノブ口(8)の制御部材(26)は、該ドアノ
    ブ口(8)のヘッド(17)から径方向に延びた並行な
    2本のブランチより構成されるフォーク(39)より成
    り、このフォーク(39)の2本のブランチ間には、上
    記スライダ(23)の後部横断側板がフォーク(39)
    の前小口(44)と協働するように、スライダ(23)
    がはめ込まれ、該フォーク(39)の2本のブランチは
    、その両者間およびその下部(58)において、スライ
    ダ(23)の厚(59)よりいくらか大きいが、かなり
    狭い間隔を保ち、一方では、鍵機構要素(11)によっ
    て空締めボルト(5)が制御される時、該スライダ(2
    3)を案内し、他方では、回転すると、該スライダ(2
    3)を固定することを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項記載の錠金物。
JP63223658A 1987-09-09 1988-09-08 空締めボルトを備えた錠金物 Pending JPH0197779A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8712583A FR2620159B1 (fr) 1987-09-09 1987-09-09 Ferrure de verrouillage, telle que serrure ou cremone-serrure, comportant un pene demi-tour
FR8712583 1987-09-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0197779A true JPH0197779A (ja) 1989-04-17

Family

ID=9354790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63223658A Pending JPH0197779A (ja) 1987-09-09 1988-09-08 空締めボルトを備えた錠金物

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0308354B1 (ja)
JP (1) JPH0197779A (ja)
AT (1) ATE71694T1 (ja)
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