JPH0446043Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446043Y2
JPH0446043Y2 JP1985199818U JP19981885U JPH0446043Y2 JP H0446043 Y2 JPH0446043 Y2 JP H0446043Y2 JP 1985199818 U JP1985199818 U JP 1985199818U JP 19981885 U JP19981885 U JP 19981885U JP H0446043 Y2 JPH0446043 Y2 JP H0446043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch bolt
retractor
engages
lock
case body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985199818U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62108470U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985199818U priority Critical patent/JPH0446043Y2/ja
Publication of JPS62108470U publication Critical patent/JPS62108470U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446043Y2 publication Critical patent/JPH0446043Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はドア錠に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 常時ラツチボルトがドアの端面から弾性的に突
出しており、ノブなどを回動することによつてド
アを開扉するようなドア錠が従来から広く実用さ
れている。
このようなドアのラツチボルトは、常態におい
て可及的に長く外部に突出するように構成するこ
とによつて、ドアの端面と柱、かまちなどの間隔
が大きくても確実にドアの閉成が可能であるが、
反面、開扉するさいにノブ、把手などを回動する
回動量が大きくなるので操作がやりにくくなるこ
とを免れない。
このような問題を解決する手段として、たとえ
ば、実開昭53−114599号、特公昭58−168775号公
報などに見るように、ノブなどの手動操作部材と
ラツチボルトとの間に、ラツクとピニオン、ベル
クランクなどの回動量増幅部材を配設して、少許
の回動によつてラツチボルトの変位を大きくする
ようなものが提案されている。
しかしながらこれら公知のものは、各部材がそ
れぞれ設計通りの位置を維持するかぎり所期の作
用を奏することが可能であるが、実際問題として
は、回動量増幅部材を支持するための軸、ピンな
どを錠本体のケースに固定するのが普通であり、
該ケースは通常薄板で形成されているために、ド
ア開閉の都度、増幅部材が回動し、これを支持す
るピン等を傾けるような力がかかることを免れな
いために、長期の使用に耐えるためには、ピン等
をケースに支持する部位の構造を強固にする必要
があつて、結局錠前装置の大型化、コストアツプ
となることを免れない欠点がある。
さらに増幅部材を別設しているので、全体とし
て錠前装置の厚みの増大を免れず、大型化せざる
を得ない。
本考案はこのような事態に対処すべくなされた
ものであつて、構成が簡単で錠前装置の大型化を
まねくおそれがなく、低コストの回動量増幅部材
をそなえたドア錠を提供することを目的とするも
のである。
(2) 考案の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本考案は、ケース
本体と、該ケース本体内に摺動自在に配設したラ
ツチボルトとこれと一体に設けたラツチプレート
と、前記ケース本体に形成した突部と前記ラツチ
ボルトとの間に配設してあつて前記ラツチボルト
を常時錠前から突出する方向に付勢するばねと、
ノブの操作によつて回動するハブと、該ハブの回
動によつてラツチボルトを錠前から没入する方向
に摺動するレトラクタとをそなえ、前記ラツチボ
ルトと前記レトラクタの間の空間部に配置してあ
り、一方の端部が前記ケースに設けた突部に係合
し、他方の端部が前記ラツチプレートに係合する
とともに、これら両端部の中間部適所が前記レト
ラクタに係合しているカムを有するドア錠装置で
ある。
このように構成することによつて、簡単な構成
によつて長期にわたつて安定作動し、さらに小型
で低コストの錠前を得ることができる。
(実施例の説明) 第1図,第2図は本考案によるドア錠装置の、
ケースを取り外して内部を示す図、第3図は要部
の分解斜視図、第4図は内部の可動機構部の組み
立て斜視図である。
第1図において、符合1は錠前Aのケース本体
であつて、該ケース本体に成形した孔1b,1b
(第3図参照)にはドア外のノブ、把手(不図示)
などと接続され、ノブ等の操作によつて回動する
角軸2、これとともに回動するハブ3が配設して
ある。
前記ハブ3にはその端部に突部3a,3bが形
成してあり、これら突部がレトラクタ4の二又状
に形成された両側脚部の端部に設けた切起し片4
a,4bに結合している。
前記ケース本体1には突部1a(第3図)が形
成してあり、該突部1aと、ラツチボルト7の錠
前内側端部適所との間にはばね9が配設してあつ
て、第1図に示すハブ3の施錠位置では、前記ば
ね9がラツチボルト7を外部に突出する方向に偏
倚している。前記ラツチボルト7は錠内部のラツ
チプレート8に取替されており、このラツチプレ
ート8には立上がり折曲部8aが形成してある。
前記レトラクタ4の、前記切り越こし片4a,
4bとは反対側端部には切越し片4c(第3図)
が形成してあり、この切越し片4cが、ラツチボ
ルト7と前記レトラクタ4の間の空間部に配設さ
れたカム5の中間部に位置する切欠5aに緩く係
合している。さらに該カム5の、図示上端部5c
は前記ラツチプレート8aに、下端部5bはケー
ス本体1に形成した突部6にそれぞれ係合してい
る。
このように構成してあるから、第1図に示すド
ア閉成位置から、これを解放すべく不図示のノブ
などを矢印B方向に回動すると、これによる角軸
2、ハブ3の回動によつてレトラクタ4が図示右
方に動き、これとともにレトラクタ4の切起し片
4cが移動する。
これによつて、該切起し片4cに係合するカム
5の下端部5bがケース本体に形成した突部6に
当接して図示時計方向に回動し、カムの上端部5
cがラツチプレート8の折曲部8aに当接してこ
れを図示右方に変位させるのでラツチボルト7が
第2図に示すように錠前内に没入する。
この場合、前記カム5の支点5bに対する力点
5a,4c、作用点5cの位置を適宜に設定する
ことによつて(図示の場合、5bと5cの間の距
離が、5bと5aの間の距離のほぼ2倍となつて
いる)ノブ等の、従つて角軸2の少量の回動によ
つてラツチボルト7の左右方向への変位を大きく
することが可能となる。
また、使用によつてカム5の他物に接触する部
位が摩耗しても、ばね9の作用によつてこれが補
償されるので長期のわたつて安定した作用が可能
となる。
さらに、第4図から判るように、カム5をラツ
チプレート8とレトラクタ4との間に位置するよ
うにすることによつて、レトラクタ4、カム5を
ほぼラツチボルト7の厚みの範囲内に組み込むこ
とができるので、錠前全体の厚みを薄くすること
が可能である。
(3) 考案の効果 以上説明したように、本考案によるときは、極
めて簡単な構成によつて、角軸2、ハブ3などの
操作部の少許の回動によつてラツチボルト7の大
きいストロークを得ることができ、部品の摩耗も
自動的に補償されるので長期の使用に耐えて常時
安定した作動が得られるとともに、全体として薄
型に構成出来て多種類のドアに対応することがで
き、コストダウンに資するところも大である。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案の実施態様を示す要部
断面図、第3図は同上分解斜視図、第4図は同上
要部の組み立て斜視図。 1……ケース本体、2……角軸、3……ハブ、
4……レトラクタ、5……カム、7……ラツチボ
ルト、9……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体と、該ケース本体内に摺動自在に配
    設したラツチボルトとこれと一体に設けたラツチ
    プレートと、前記ケース本体に形成した突部と前
    記ラツチボルトとの間に配設してあつて前記ラツ
    チボルトを常時錠前から突出する方向に付勢する
    ばねと、ノブの操作によつて回動するハブと、該
    ハブの回動によつてラツチボルトを錠前から没入
    する方向に摺動するレトラクタとをそなえ、 前記ラツチボルトと前記レトラクタの間の空間
    部に配設してあり、一方の端部が前記ケースに設
    けた突部に係合し、他方の端部が前記ラツチプレ
    ートに係合するとともに、これら両端部の中間部
    適所が前記レトラクタに係合しているカムを有す
    るドア錠装置。
JP1985199818U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0446043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985199818U JPH0446043Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985199818U JPH0446043Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62108470U JPS62108470U (ja) 1987-07-10
JPH0446043Y2 true JPH0446043Y2 (ja) 1992-10-29

Family

ID=31161794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985199818U Expired JPH0446043Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446043Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168775A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 国産金属工業株式会社 箱錠

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624773Y2 (ja) * 1977-02-18 1981-06-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168775A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 国産金属工業株式会社 箱錠

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62108470U (ja) 1987-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2002311099B2 (en) A mortice lock
US4662665A (en) Auxiliary lock with an extensible device
AU2002311099A1 (en) A mortice lock
US2296020A (en) Lock
KR900001947A (ko) 개선된 작동기를 갖는 자물쇠
JPH0446043Y2 (ja)
JPH027151Y2 (ja)
JP4596923B2 (ja) 錠前用サムターンの構造及びサムターンの組み合わせ方法
KR102149269B1 (ko) 도어 결속장치
JPH04221182A (ja) 彫込み錠装置
JP2605008Y2 (ja) 錠ケース
JPH0711256Y2 (ja) ロッカー等の施錠機構
JPH052761Y2 (ja)
JP3057737U (ja) ラッチ式鎖錠装置
JPH0233564Y2 (ja)
GB2281585A (en) Key actuated mechanism in window or door lock
JPS6020262Y2 (ja) プツシユ式鍵スイツチ
JP3149973B2 (ja) 回転操作用ノブの組付構造
KR960007044Y1 (ko) 슬라이딩 새시 도어용 걸쇠
JP3080786B2 (ja) 錠 前
JPH0524772Y2 (ja)
JPH0637183Y2 (ja) 文字合せ錠
JPH0197779A (ja) 空締めボルトを備えた錠金物
JPH0450374Y2 (ja)
JPH0341010Y2 (ja)