JPS5829628Y2 - フイルタ制御回路 - Google Patents

フイルタ制御回路

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Publication number
JPS5829628Y2
JPS5829628Y2 JP5503077U JP5503077U JPS5829628Y2 JP S5829628 Y2 JPS5829628 Y2 JP S5829628Y2 JP 5503077 U JP5503077 U JP 5503077U JP 5503077 U JP5503077 U JP 5503077U JP S5829628 Y2 JPS5829628 Y2 JP S5829628Y2
Authority
JP
Japan
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signal path
signal
filter
output terminal
control circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP5503077U
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English (en)
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JPS53129245U (ja
Inventor
末男 村上
吉勝 白石
睦雄 片岡
Original Assignee
沖電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、信号路において、信号路形成およびフィルタ
挿入の制御を電子スイッチで行なわせるフィルタ制御回
路に関するものである。
従来、信号路の形成およびフィルタの挿入を行なうフィ
ルタ制御回路は、一般に第1図に示す様な回路で構成さ
れていた。
同図に於て、Fはフィルタ、lはリレー接点であり、ま
たAは入力端子、Bは出力端子である。
リレー接点lが1個の場合は入力端子Aと出力端子Bと
は単に接点lのみを介して接続される。
また、リレー接点tを2個にすると、入・出力端子A−
B間にフィルタFが挿入される。
以上の動作で信号路の制御ができる。この様なリレー接
点によるフィルタ制御回路は次の様な多くの次点があっ
た。
(1) リレーを使用しているため、フィルタ挿入、
排除に時間がかかり、高速制御に適しない。
(2)接点の動作回数に信頼性の点で制限がある。
(3)入力信号が微小交流信号の場合は動作が不安定で
ある。
また、接点抵抗の影響を小さくするためには、接点にバ
イアス電流供給が必要になり、回路が複雑になる。
(4)リレー駆動電流を必要とするため小電力化が図れ
ない。
(5)機械的接点を用いているため集積化が図れない。
本考案の目的は上記の欠点を除去することにある。
本考案の構成は、信号路において信号路形成およびフィ
ルタ挿入の制御を行なわせる回路であって、入力端子か
ら能動フィルタおよび第1の抵抗減衰器を介して出力端
子に接続された第1の信号経路と、前記入力端子から第
2の抵抗減衰器を経て高入力インピーダンス、低出力イ
ンピーダンスである演算増幅器および半導体スイッチを
介して入力信号をバイパスさせて前記出力端子に接続さ
れた第2の信号経路とを備え、出力端子からみた第1の
信号経路の出力インピーダンスを第2の信号経路のそれ
に比べて十分大きくし、前記半導体スイッチをオンした
場合は第2の信号経路が有効になり、該半導体スイッチ
をオフした場合は第1の信号経路が有効になって前記能
動フィルタが信号路に挿入されるようにしたフィルタ制
御回路である。
以下、図面を参照して本考案について詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図である。
同図において、Aは入力端子、Bは出力端子、Fは能動
フィルタ、R1−R4は抵抗、Qlは信号を高インピー
ダンスで受け、低インピーダンスで次段に出すボルテー
ジホロワ構成の演算増幅器、Qlは制御端子Gによりス
イッチ動作する電界効果トランジスタである。
抵抗R3、R4は信号路A、B間の利得を合わせるため
と能動フィルタFに出力インピーダンスをもたせるため
のものであり、第1の抵抗減衰器を形成する。
また、電界効果トランジスタQ2のオン抵抗、オフ抵抗
を各々ryRとして、r < R3t R4。
R>R3、R4の条件に設定する。
入力端子A、能動フィルタF、第1の抵抗減衰器の抵抗
R3゜R4を経て出力端子Bに至り、第1の信号経路を
形成する。
また、抵抗R1,R2は入力信号を出力端子Bヘバイパ
スする場合のレベルを設定するための第2の抵抗減衰器
を形成する。
入力端子Aから第2の抵抗減衰器の抵抗R1,R2、演
算増幅器Q1.半導体スイッチQ2、出力端子Bまでを
含む経路が第2の信号経路を形成す−る。
次に第2図のフィルタ制御回路の動作を第3図に示す等
何回路を用いて説明する。
第3図において、Elは演算増幅器Q1の出力電圧、r
は電界効果トランジスタQ2のオン抵抗、Rは該電界効
果トランジスタQ2のオフ抵抗、Elは能動フィルタF
の信号出力である。
電界効果トランジスタQ2はゲートGに正電圧を印加す
ることによりオンする。
この場合、出力端子Bでの電圧はとなる。
ここで また、抵抗R3t R4は、r < R3t R4に設
定されているため、結局出力端子BにはElが出力され
、入力信号が能動フィルタFの影響を受けず、単に第2
の抵抗減衰器の抵抗R1と抵抗R2で分割された信号が
演算増幅器Q1の出力電圧F21として得られる。
なお、能動フィルタFが利得をもっていても演算増幅器
Q1が発振ループを阻止しているため発振はしない。
また、電界効果トランジスタQ2はゲートGに負電圧を
印加することによりオフする。
この場合、出力端子Bでの電圧は となる。
ここで また、抵抗R3,R4は、R>R3,R4の条件を満足
するように設定されているため、出力電圧は となり、第2の信号経路 の影響を受けることな(、能動フィルタFの出力電圧を
第1の抵抗減衰器の抵抗R3と抵抗R4で分割した信号
が得られる。
以上説明した如(、第2の信号経路のレベルは第2の抵
抗減衰器の抵抗R1,R2の分割で決められるので、電
界効果トランジスタQ2の信号スイッチに適したレベル
に設定し、また、フィルタ挿入時の信号路のレベルは能
動フィルタFの利得又はロスを含めて抵抗R3,R4で
決めることができるので、第2の信号経路のレベルと同
量に設定でき、その結果、第1の信号経路でも第2の信
号経路でも信号路A、B間の相対レベルを等しくできる
以上説明した様に、本考案によれば、半導体スイッチを
使用しているため高速かつ安定に制御が行なえ、フィル
タ制御のための電力は無視でき、動作回数での問題もな
く、全て集積化できる部品で簡単な回路構成を実現でき
、従来の欠点をことごと(解決できるという著大な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフィルタ制御回路の−91を示す回路図
、第2図は本考案のフィルタ制御回路の−実施例を示す
回路図、第3図は第2図の等何回路を示す回路図である
。 A・・・入力端子、B・・・出力端子、F・・・能動フ
ィルタ、R1−R4・・・抵抗、Ql・・・演算増幅器
、Q2・・・電界効果トランジスタ、El・・・演算増
幅器出力信号電圧、E2・・・能動フィルタ出力信号電
圧、r・・・電界効果トランジスタのオン抵抗、R・・
・電界効果トランジスタのオフ抵抗。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 信号路において、信号路形成およびフィルタ
    挿入の制御を行なわせる回路であって、入力端子から能
    動フィルタおよび第1の抵抗減衰器を介して出力端子に
    接続された第1の信号経路と、前記入力端子から第2の
    抵抗減衰器を経て高入力インピーダンス、低出力インピ
    ーダンスである演算増幅器及び半導体スイッチを介して
    入力信号をバイパスさせて前記出力端子に接続された第
    2の信号経路とを備え、出力端子からみた第1の信号経
    路の出力インピーダンスを第2の信号経路のそれに比べ
    て十分大きくし、前記半導体スイッチをオンした場合は
    第2の信号経路が有効になり、該半導体スイッチをオフ
    した場合は第1の信号経路が有効になって前記能動フィ
    ルタが信号路に挿入されるようにしたことを特徴とする
    フィルタ制御回路。
  2. (2)第1の信号経路の利得と第2の信号経路の利得と
    を同じにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のフィルタ制御回路。
JP5503077U 1977-05-02 1977-05-02 フイルタ制御回路 Expired JPS5829628Y2 (ja)

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JP5503077U JPS5829628Y2 (ja) 1977-05-02 1977-05-02 フイルタ制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS53129245U JPS53129245U (ja) 1978-10-13
JPS5829628Y2 true JPS5829628Y2 (ja) 1983-06-29

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ID=28950364

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