JPH0127247Y2 - - Google Patents

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JPH0127247Y2
JPH0127247Y2 JP1985039571U JP3957185U JPH0127247Y2 JP H0127247 Y2 JPH0127247 Y2 JP H0127247Y2 JP 1985039571 U JP1985039571 U JP 1985039571U JP 3957185 U JP3957185 U JP 3957185U JP H0127247 Y2 JPH0127247 Y2 JP H0127247Y2
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JP
Japan
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state
circuit
relay
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transistor
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JP1985039571U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はリレー駆動回路、特に保持型リレーの
駆動回路に係る。
この保持型リレーとは通常セツト用、リセツト
科の2個の操作コイルを有し、双方のコイルに交
互に過渡的電流を流すことによつて接点の切換え
を行なうものであり、この保持型リレーは通常一
般のリレーに比して損失が少なく、またリレー駆
動用の電源が切れた場合にも、切れる直前の状態
が保持され、このためその用途は多分野に亘り、
例えばテレビジヨン受像機の電源をリモートコン
トロールによつてオン・オフ制御する場合にも用
いられている。
<従来の技術> ところでこのような保持型リレーを駆動する回
路として一般に第1図に示すようなリレー駆動回
路が用いられている。ここでReはセツトコイル
L1、リセツトコイルL2、及び接点SW1を有する
保持型リレーであり、該リレーReの各コイルL1
L2はそれぞれリレードライブ用トランジスタQ1
Q2のコレクタ回路に挿入されている。
そしていま入力端子T1にステツプパルス即ち
正の立上りを有するセツトパルスが供給される
と、該パルスはダイオードD1、抵抗R1、コンデ
ンサC1及び抵抗R2にて微分され、正極性のトリ
ガーパルスがリレードライブ用トランジスタQ1
のベースに印加される。このとき該トランジスタ
Q1は一時的にオン状態となり、一点鎖線で示す
ようにリレーReのセツトコイルL1には端子か
ら端子にセツト電流ISが流れ、この結果リレー
Reの接点SW1がリセツト状態(オフ状態)にあ
ればセツト状態(オン状態)に切換えられる。一
方リレーReの接点SW1が最初からセツト状態
(オン状態)にあつた場合には、接点SW1は切換
えられずセツト状態のまま保持される。
ところがいま入力端子にステツプパルスとして
負の立下りを有するリセツトパルスが供給される
と、このパルスがコンデンサC2及び抵抗R3によ
つて微分され、負極性のトリガーパルスがリセツ
トパルス増幅用トランジスタQ3のベースに印加
される。このとき該トランジスタQ3は一時的に
カツトオフ状態となり、これに伴つてリレードラ
イブ用トランジスタQ2は一時的にオン状態とな
り、このとき破線に示すようにリレーReのリセ
ツトコイルL2には端子から端子にリセツト
電流IRが流れる。この結果リレーReの接点SW1
はそれまでセツト状態(オン状態)にある場合に
はリセツト状態(オフ状態)に切換えられ、また
もともとリセツト状態(オフ状態)にある場合に
はそのままリセツト状態に保持される。
なおここで入力端子T1にセツトパルスまたは
リセツトパルスが印加された後の定常状態ではリ
セツトパルス増幅用トランジスタQ3のみが常時
オン状態にあり、他のリレードライブ用トランジ
スタQ1,Q2はともにカツトオフ状態にある。従
つてこのとき保持型リレーReの接点SW1は新た
に入力端子T1にステツプパルスが供給されるま
でセツト状態(オン状態)またはリセツト状態
(オフ状態)のまま継続的に保持されている。
<考案が解決しようとする問題点> 従来のリレー駆動回路では、上記のようにして
入力ステツプパルスを2つの微分回路で個々に微
分し、その立上り或いは立下りを検出して2つの
ドライブ用トランジスタQ1,Q2を交互に駆動し、
保持型リレーReの接点SW1を切換えるものであ
るが、このようなリレー駆動回路ではセツトコイ
ルL1とリセツトコイルL2とを駆動するために
別々の微分回路と別々のドライブ用トランジスタ
Q1,Q2とを必要とし、回路構成が複雑化してい
た。さらにまたこのようなリレー駆動回路では、
セツトコイルL1とリセツトコイルL2の2個の操
作コイルを有する保持型リレーは駆動できても、
単一の操作コイルを有する保持型リレーを駆動す
ることは不可能であつた。
単一の操作コイルを有する保持型リレーを駆動
するものとして実開昭50−68836号公報の「自己
保持形リードスイツチの駆動回路」が提案されて
いる。ところがこのようなリレー駆動回路におい
ても、やはり別個に微分回路を必要とするばかり
でなく、さらに正と負の2つの電源(+Vb,−
Vb)を必要とし回路構成が複雑化しコストアツ
プとなる欠点があつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、1個の微分回路だけでよく回路構成を簡素化
することができる保持型リレー駆動回路を提供す
るものである。
即ち、本考案では、単一の入力端を有するコン
プリメンタリ・シングルエンデイツドプツシユプ
ル(SEPP)回路に2個のコンデンサを結合する
ことにより、単一の操作コイルを有する保持型リ
レーをも駆動することができるリレー駆動回路を
提供するものである。
<実施例> 以下図面に示す実施例に従つて本考案を説明す
る。第2図は本考案の1実施例を示すものであ
り、ここでは極性の異なる第1、第2のトランジ
スタQ11,Q12の各ベース及び各エミツタをそれ
ぞれ共通接続し、第1のトランジスタのコレクタ
は正電源+Bに接続し、第2のトランジスタのコ
レクタは接地し、共通ベースは抵抗R13を介して
正電源+Bに接続するとともに第3のトランジス
タQ13のコレクタに接続し、該第3のトランジス
タQ13のエミツタは接地し、ベースは抵抗R11
介して第1、第2のトランジスタQ11,Q12の共
通エミツタに接続するとともに抵抗R12を介して
接地し、こうして周知のシングルエンデイツドプ
ツシユプル(SEPP)回路が構成されている。さ
らにここでは該SEPP回路の出力端、即ち第1、
第2のトランジスタQ11,Q12の共通エミツタ
に保持型リレーReの操作コイルL11の一端を上記
SEPP回路の出力端に接続し、他端をコンデン
サC12を介して正電源+Bに接続するとともにコ
ンデンサC13を介して接地したものである。
上記のように構成されるリレー駆動回路では、
入力端子T1にステツプパルスが供給されない定
常状態(Lレベル)では各トランジスタQ11
Q13には抵抗R11,R12,R13によつて決定される
一定のバイアス電流が流れ、出力端の電圧は一
定の値に保持されている。従つてこのような状態
では保持型リレーReの操作コイルL11には電流は
流れず接点SW1はそれまでの状態即ちセツト状態
(オン状態)またはリセツト状態(オフ状態)に
保持されている。
ところがいま入力端子T1に正の立上りを有す
るセツトパルス(Hレベル)が供給されると、該
パルスはコンデンサC11及び抵抗R11,R12によつ
て微分され、正極性のトリガーパルスがトランジ
スタQ13のベースに印加され、このとき該トラン
ジスタQ13のコレクタ電流が一時的に増大され
る。このためトランジスタQ11が一時的にカツト
オフとなる一方トランジスタQ12が一時的にオン
され、この結果一点鎖線に示すような流路で即ち
+B→コンデンサC12→操作コイルL11→トランジ
スタQ12→アースにセツト電流ISが流れる。従つ
てこのとき、リレーReの接点はそれまでリセツ
ト状態(オフ状態)にあつた場合にはセツト状態
(オン状態)に切換えられ、またセツト状態にあ
つた場合にはそのままセツト状態に保持される。
一方いま入力端子T1に負の立下りを有するリ
セツトパルスが供給される(HレベルからLレベ
ル転移)と、該パルスはコンデンサC11及び抵抗
R11,R12によつて微分されトランジスタQ13のベ
ースには負極性のトリガーパルスが印加される。
このため該トランジスタQ13のコレクタ電流が一
時的に減少され、これに伴つてトランジスタQ11
のエミツタ電流が一時的に増大され、このとき破
線で示すような流路で即ち+B→トランジスタ
Q11→操作コイルL11→コンデンサC13→アースに
リセツト電流IRが流れる。この結果リレーReの
接点SW1はセツト状態(オン状態)からリセツト
状態(オフ状態)に切換えられリセツト状態に保
持される。
こうして入力端子T1にステツプパルスが供給
されるごとに即ち入力信号がLレベルからHレベ
ルにまたはHレベルからLレベルに転移するごと
にそのステツプパルスの内容(立上り、立下り)
に応じて保持型リレーReの接点はセツト状態或
いはリセツト状態に切換えられたその状態が保持
される。
なお上記実施例において、コンデンサC12,C13
としては比較的大きな容量値をもつたものが用い
られ、コンデンサC12,C13の充放電時定数はトラ
ンジスタQ13のベースに印加されるトリガーパル
スのパルス幅に比べて充分に大きいため、従つて
操作コイルL11にセツト電流ISまたはリセツト電
流IRが流れた場合でもコンデンサC12とC13の接続
点の電位は余り変化しない。
<考案の効果> 本考案の保持型リレー駆動回路によれば、上記
のように単一の入力端を有し且つ極性の相異なる
2個のトランジスタの各エミツタを共通接続し各
コレクタをそれぞれ相異なる電源端に接続してな
るコンプリメンタリSEPP回路において、その出
力端に保持型リレーの操作コイルの一端を接続
し、該操作コイルの他端をそれぞれコンデンサを
介して異なる電源端に接続して構成しているた
め、上記SEPP回路の入力端より単一の微分回路
を介して各トランジスタのベースにステツプパル
スを供給するだけでそのステツプパルスの立上り
及び立下り時に操作コイルに一時的に互いに逆方
向の電流が流れ、保持型リレーの接点がオン・オ
フ切換えされるものである。
従つて本考案の保持型リレー駆動回路によれ
ば、1つの微分回路と1つのSEPP回路と1つの
電源によつて保持型リレーの単一の操作コイルを
駆動してその接点をオン・オフすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保持型リレー駆動回路の回路構
成図、第2図は本考案の1実施例の回路構成図で
ある。 Re……保持型リレー、L11……操作コイル、
SW1……接点、C12,C13……コンデンサ、……
SEPP回路出力端、T1……入力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単一の入力端を有し且つ極性の相異なる2個の
    トランジスタの各エミツタを共通接続して出力端
    とするとともに各コレクタをそれぞれ相異なる電
    源端に接続してなるコンプリメンタリ・シングル
    エンデイツドプツシユプル(SEPP)回路におい
    て、その出力端に保持型リレーの操作コイルの一
    端を接続し、該操作コイルの他端を第1のコンデ
    ンサを介して一方の電源端に接続すると共に第2
    のコンデンサを介してもう一方の電源端に接続
    し、上記SEPP回路の入力端より微分回路を介し
    て前記各トランジスタのベースにステツプパルス
    を供給し該ステツプパルスの立上り及び立下り時
    に保持型リレーの操作コイルに一時的に互いに逆
    方向の電流を流し、接点をオン・オフ切換えする
    ことを特徴とする保持型リレー駆動回路。
JP3957185U 1985-03-18 1985-03-18 保持型リレー駆動回路 Granted JPS60162349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3957185U JPS60162349U (ja) 1985-03-18 1985-03-18 保持型リレー駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3957185U JPS60162349U (ja) 1985-03-18 1985-03-18 保持型リレー駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162349U JPS60162349U (ja) 1985-10-28
JPH0127247Y2 true JPH0127247Y2 (ja) 1989-08-15

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ID=30547640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3957185U Granted JPS60162349U (ja) 1985-03-18 1985-03-18 保持型リレー駆動回路

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JP (1) JPS60162349U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068836U (ja) * 1973-10-24 1975-06-19

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JPS60162349U (ja) 1985-10-28

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