JPS5828402Y2 - パンタグラフにおけるシユ−の支持装置 - Google Patents
パンタグラフにおけるシユ−の支持装置Info
- Publication number
- JPS5828402Y2 JPS5828402Y2 JP1978030102U JP3010278U JPS5828402Y2 JP S5828402 Y2 JPS5828402 Y2 JP S5828402Y2 JP 1978030102 U JP1978030102 U JP 1978030102U JP 3010278 U JP3010278 U JP 3010278U JP S5828402 Y2 JPS5828402 Y2 JP S5828402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- pantograph
- pair
- trolley wire
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパンタグラフにおけるシューの支持装置に関す
るものである。
るものである。
パンタグラフ枠本体の上部に設けたシューとトロリー線
との接触によって集電するように構成した従来のパンタ
グラフにおいては、パンタグラフ枠本体の上部において
水平状に架設された軸にブラケットを揺動自在に取付け
、このブラケットにシューを固定し、前記パンタグラフ
枠本体の屈伸による弾性によってシューをトロリー線に
圧接させる構造であるため、繰り返し起る小さな振動、
特に微振動に対してシューがトロリー線より離れ易く、
追従性が悪いという問題点がある。
との接触によって集電するように構成した従来のパンタ
グラフにおいては、パンタグラフ枠本体の上部において
水平状に架設された軸にブラケットを揺動自在に取付け
、このブラケットにシューを固定し、前記パンタグラフ
枠本体の屈伸による弾性によってシューをトロリー線に
圧接させる構造であるため、繰り返し起る小さな振動、
特に微振動に対してシューがトロリー線より離れ易く、
追従性が悪いという問題点がある。
また、追従性が悪いため、シューとトロリー線間にスパ
ークが頻繁に発生し、このスパーク熱によってシューが
溶損し、シューの寿命が短いという問題点がある。
ークが頻繁に発生し、このスパーク熱によってシューが
溶損し、シューの寿命が短いという問題点がある。
本考案は上記の点に鑑み、パンタグラフ枠本体の上部に
設けるシューをゴム等を素材とする弾性支持板の弾性力
と、バネ杆の押圧力とによってトロリー線に圧接させる
ようにしてシューの追従性と、寿命の向上とを計るよう
にしたものである。
設けるシューをゴム等を素材とする弾性支持板の弾性力
と、バネ杆の押圧力とによってトロリー線に圧接させる
ようにしてシューの追従性と、寿命の向上とを計るよう
にしたものである。
即ち本考案は、パンタグラフ枠本体Ａの頂部架設された
水平状配置の軸１の両端部にバネ杆２の中央コイル部イ
を外嵌し、該コイル部イに連ら戒る傾斜杆部口の両端部
間に一対の支承軸３を架設し、この支承軸３でゴム等を
素材とする弾性支持板４の両端部を支持し、該弾性支持
板４の上面両端部には一対のブラケット５を接着等の手
段で固定すると共に、該ブラケット５の各々上山にシュ
ー６をボルト止め等の手段で固定したものである。
水平状配置の軸１の両端部にバネ杆２の中央コイル部イ
を外嵌し、該コイル部イに連ら戒る傾斜杆部口の両端部
間に一対の支承軸３を架設し、この支承軸３でゴム等を
素材とする弾性支持板４の両端部を支持し、該弾性支持
板４の上面両端部には一対のブラケット５を接着等の手
段で固定すると共に、該ブラケット５の各々上山にシュ
ー６をボルト止め等の手段で固定したものである。
パンタグラフ枠本体Ａは実施例の場合、取付ベース７の
両端部に一対のコ字形連結枠８の両端部を枢着すると共
に、該連結枠８の両側下部と対設連結枠８の両側面中央
部を下部アーム９で連結し、また各連結枠８の両側面上
部には一対の上部アーム１０の下端を枢着し、該上部ア
ーム１０の上端と相手方上部アーム１０の上端とを重ね
合せ、この重ね合せ部を水平に配置する軸１で連結し、
前記対の上部アーム１０間の各々中央部に架設した連結
軸１１と連結枠８の上端とにバネ１２を張設し、該バネ
１２の弾性力によってパンタグラフ枠本体Ａに屈伸方向
の弾性をもたせたものを図示したが、パンタグラフ枠本
体の形状は図示例に限定されるものではない。
両端部に一対のコ字形連結枠８の両端部を枢着すると共
に、該連結枠８の両側下部と対設連結枠８の両側面中央
部を下部アーム９で連結し、また各連結枠８の両側面上
部には一対の上部アーム１０の下端を枢着し、該上部ア
ーム１０の上端と相手方上部アーム１０の上端とを重ね
合せ、この重ね合せ部を水平に配置する軸１で連結し、
前記対の上部アーム１０間の各々中央部に架設した連結
軸１１と連結枠８の上端とにバネ１２を張設し、該バネ
１２の弾性力によってパンタグラフ枠本体Ａに屈伸方向
の弾性をもたせたものを図示したが、パンタグラフ枠本
体の形状は図示例に限定されるものではない。
本考案は上記の構造から成り、その使用は架設したトロ
リー線にシュー６を圧接し、このシュー６に流れる電流
を導線を介して取付ベース７に通電させ、この取付ベー
ス７より適宜の駆動部に給電するものであって、トロリ
ー線にシュー６を圧接させるに際しては、パンタグラフ
枠本体Ａを屈曲させ、この屈曲によるバネ１２の復元力
によってトロリー線にシュー６を圧接させるものである
。
リー線にシュー６を圧接し、このシュー６に流れる電流
を導線を介して取付ベース７に通電させ、この取付ベー
ス７より適宜の駆動部に給電するものであって、トロリ
ー線にシュー６を圧接させるに際しては、パンタグラフ
枠本体Ａを屈曲させ、この屈曲によるバネ１２の復元力
によってトロリー線にシュー６を圧接させるものである
。
シュー６をバネ１２の復元力によってトロリー線に圧接
させることにより、弾性支持板６を支承する一対のバネ
杆２の傾斜杆部口は水平状となるように変形し、この変
形によるバネ杆２の復元力はシュー６をトロリー線に圧
接させるように作用する。
させることにより、弾性支持板６を支承する一対のバネ
杆２の傾斜杆部口は水平状となるように変形し、この変
形によるバネ杆２の復元力はシュー６をトロリー線に圧
接させるように作用する。
また、シュー６がトロリー線に圧接する状態において、
シュー６が下方向に移動すると、該シュー６を支承する
弾性支持板４は圧縮変形し、この変形による復元力はシ
ュー６をトロリー線に圧接させるように作用する。
シュー６が下方向に移動すると、該シュー６を支承する
弾性支持板４は圧縮変形し、この変形による復元力はシ
ュー６をトロリー線に圧接させるように作用する。
従って、シュー６はその作用状態においてパンタグラフ
枠本体Ａの屈伸による弾性力と、バネ杆２の弾性力と、
弾性支持板４の弾性力とによってトロリー線に圧接され
るものであるから、該トロリー線に対する追従性は向上
して良好に密着すると共に、微振動に対してもトロリー
線より外れることはなく、離線時のスパークの発生も皆
無である。
枠本体Ａの屈伸による弾性力と、バネ杆２の弾性力と、
弾性支持板４の弾性力とによってトロリー線に圧接され
るものであるから、該トロリー線に対する追従性は向上
して良好に密着すると共に、微振動に対してもトロリー
線より外れることはなく、離線時のスパークの発生も皆
無である。
このため、スパーク熱によるシュー６の密損を防止する
ことができ、シュー６の寿命も向上させることができる
。
ことができ、シュー６の寿命も向上させることができる
。
また、シュー６を支持する弾性支持板４の両端間中央部
に薄肉厚部１４を設けたことによって、バネ杆２の弾力
で弾性支持板４が二つ折に変形し易く、トロリー線に対
するシュー６の追従性をより一層向上させることができ
る。
に薄肉厚部１４を設けたことによって、バネ杆２の弾力
で弾性支持板４が二つ折に変形し易く、トロリー線に対
するシュー６の追従性をより一層向上させることができ
る。
そのほか、パンタグラフ枠本体の頂部に架設した軸でバ
ネ杆を支持し、このバネ杆でシュー取付は用の弾性支持
板を支持した部品点数の少ない簡単な横取であるため、
組立ても容易である。
ネ杆を支持し、このバネ杆でシュー取付は用の弾性支持
板を支持した部品点数の少ない簡単な横取であるため、
組立ても容易である。
第１図は本考案に係る支持装置の一実施例を示す正面図
、第２図は同上の右側面図、第３図は第２図のＩ−Ｎ視
断面図である。 Ａ・・・・・・パンタグラフ枠、１・・・・・・軸、２
・・・・・・バネ杆、イ・・・・・・屈曲部、口・・・
・・・傾斜杆部、４・・・・・・弾性支持板、６・・・
・・・シュー １４・・・・・・薄肉厚部。
、第２図は同上の右側面図、第３図は第２図のＩ−Ｎ視
断面図である。 Ａ・・・・・・パンタグラフ枠、１・・・・・・軸、２
・・・・・・バネ杆、イ・・・・・・屈曲部、口・・・
・・・傾斜杆部、４・・・・・・弾性支持板、６・・・
・・・シュー １４・・・・・・薄肉厚部。
Claims (1)
- パンタグラフ枠本体の頂部において水平に架設された軸
の両端部に一対のバネ杆の中央コイル部を外嵌支持し、
この一対のバネ杆の両端部でゴム等の弾性体から成る弾
性支持板を支持し、上記弾性支持板の両端間中央部に薄
肉厚部を設け、この薄肉厚部を挟む両側位置に一対のシ
ューを取付けたパンタグラフにおけるシューの支持装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978030102U JPS5828402Y2 (ja) | 1978-03-08 | 1978-03-08 | パンタグラフにおけるシユ−の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978030102U JPS5828402Y2 (ja) | 1978-03-08 | 1978-03-08 | パンタグラフにおけるシユ−の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54133506U JPS54133506U (ja) | 1979-09-17 |
| JPS5828402Y2 true JPS5828402Y2 (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=28879118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978030102U Expired JPS5828402Y2 (ja) | 1978-03-08 | 1978-03-08 | パンタグラフにおけるシユ−の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828402Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5048304U (ja) * | 1973-08-30 | 1975-05-13 |
-
1978
- 1978-03-08 JP JP1978030102U patent/JPS5828402Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54133506U (ja) | 1979-09-17 |
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